JPH01127703A - 砂入り人工芝 - Google Patents
砂入り人工芝Info
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- JPH01127703A JPH01127703A JP28437287A JP28437287A JPH01127703A JP H01127703 A JPH01127703 A JP H01127703A JP 28437287 A JP28437287 A JP 28437287A JP 28437287 A JP28437287 A JP 28437287A JP H01127703 A JPH01127703 A JP H01127703A
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Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は表面が硬化せず、かつ雑草、かび、虫などを防
止し、さらには好ましい香りを発する砂入り人工芝に関
する。
止し、さらには好ましい香りを発する砂入り人工芝に関
する。
コンクリートやアスファルト等の安定基盤上に人工芝を
敷設し、その芝目内に砂を投入することにより運動競技
用のグランドを造ることばすでに知られている（特公昭
６Ｏ−４６２０３）。
敷設し、その芝目内に砂を投入することにより運動競技
用のグランドを造ることばすでに知られている（特公昭
６Ｏ−４６２０３）。
この砂入り人工芝グランドは従来の人工芝グランドに比
べ、すべりが少なく、また適当な弾性を有し、競技者に
疲れを与えないため、実際に普及しつつある。
べ、すべりが少なく、また適当な弾性を有し、競技者に
疲れを与えないため、実際に普及しつつある。
従来の砂入り人工芝では、バーミキュライト等の吸水性
粒子も通常の砂と混合されているため水分保持機能が十
分発揮できないのが現状である。
粒子も通常の砂と混合されているため水分保持機能が十
分発揮できないのが現状である。
また、このような土、砂を入れた人工芝は永年使用して
いると雑草の種が飛来し、雑草が一面に生え出す。また
、鳥の糞等の異物からかびが生え、それらにつれてあら
ゆる種類の虫が飛来する。
いると雑草の種が飛来し、雑草が一面に生え出す。また
、鳥の糞等の異物からかびが生え、それらにつれてあら
ゆる種類の虫が飛来する。
このような状態になると人工芝の特性が失われ、単なる
野原と化す危険性があった。 ・本発明は、このような
砂入り人工芝の問題を解決し、表面が固化せず、雑草、
かび、虫などが発生しない砂入り人工芝を提供すること
を目的とするものである。
野原と化す危険性があった。 ・本発明は、このような
砂入り人工芝の問題を解決し、表面が固化せず、雑草、
かび、虫などが発生しない砂入り人工芝を提供すること
を目的とするものである。
上記目的を達成するため本発明は次の手段をとる。
即ち、本発明の砂入り人工芝は基材に合成樹脂フィルム
ヤーンのパイル糸を植毛した人工芝を安定基盤上に敷設
し、その芝目内に砂を入れた砂入り人工芝において、該
砂として硅酸分が８５％以上の天然珪砂を敷きつめ該砂
層に抗苗剤、除草剤、防かび剤、防虫剤、香料の少なく
とも１種を存在させたことを特徴とするものである。
ヤーンのパイル糸を植毛した人工芝を安定基盤上に敷設
し、その芝目内に砂を入れた砂入り人工芝において、該
砂として硅酸分が８５％以上の天然珪砂を敷きつめ該砂
層に抗苗剤、除草剤、防かび剤、防虫剤、香料の少なく
とも１種を存在させたことを特徴とするものである。
本発明における人工芝は従来から知られているものを用
いることができる。つまり、織物、不織布等の基材にナ
イロン、ポリプロピレン、ポリエステル等の合成樹脂か
らなるパイル糸を植毛し、表面をカット状あるいはルー
プ状にした人工芝であり、中でもパイル糸の素材はナイ
ロンが好ましい。つまりナイロンパイルは耐摩耗性に冨
み、また適度の吸湿を有し、吸湿時に膨張するため、砂
を動かし、固化を防止するからである。
いることができる。つまり、織物、不織布等の基材にナ
イロン、ポリプロピレン、ポリエステル等の合成樹脂か
らなるパイル糸を植毛し、表面をカット状あるいはルー
プ状にした人工芝であり、中でもパイル糸の素材はナイ
ロンが好ましい。つまりナイロンパイルは耐摩耗性に冨
み、また適度の吸湿を有し、吸湿時に膨張するため、砂
を動かし、固化を防止するからである。
安定基盤とはコンクリートやアスファルト等、グランド
の基礎になるものであり、好ましくは水を吸わないもの
である。
の基礎になるものであり、好ましくは水を吸わないもの
である。
芝目内に投入する砂は天然珪砂が好ましく選ばれる。天
然珪砂は硅酸分が８５％以上必要である。
然珪砂は硅酸分が８５％以上必要である。
また、かかる砂には必要により吸湿性合成樹脂粒子を混
用することができる。
用することができる。
かかる吸湿性合成樹脂粒子としてはポリアクリル酸ソー
ダ、ポリビニルアルコール、さらにはグラフト重合によ
り変性した合成樹脂等吸湿性のものが選ばれる。
ダ、ポリビニルアルコール、さらにはグラフト重合によ
り変性した合成樹脂等吸湿性のものが選ばれる。
これらの粒子に常に水を保持させる必要がある場合には
この粒子の下層に吸水性物質を敷くことができる。かか
る吸水性物質としてはパーライト、軽石、吸湿性合成樹
脂粒子あるいは砂の表面に吸水性物質を被覆した粒子等
、ポーラスでそれ自体吸湿性でなくとも吸水性、即ち、
水分保持率の大きなものであれば良い。
この粒子の下層に吸水性物質を敷くことができる。かか
る吸水性物質としてはパーライト、軽石、吸湿性合成樹
脂粒子あるいは砂の表面に吸水性物質を被覆した粒子等
、ポーラスでそれ自体吸湿性でなくとも吸水性、即ち、
水分保持率の大きなものであれば良い。
このように下層に吸水性物質を敷くことにより、上層の
天然珪砂および／または吸湿性合成樹脂粒子の水分率を
常に適度に保つことができる。
天然珪砂および／または吸湿性合成樹脂粒子の水分率を
常に適度に保つことができる。
このような砂が充填されたグランドは経時とともに鳥類
のふん等の異物からかびが生えなり雑草が育ったりする
ことがある。そこで本発明においては、これらの層に除
草剤、防かび剤、防虫剤等を１種以上存在させるもので
ある。
のふん等の異物からかびが生えなり雑草が育ったりする
ことがある。そこで本発明においては、これらの層に除
草剤、防かび剤、防虫剤等を１種以上存在させるもので
ある。
除草剤としては一般に市販されているものが通用される
が、たとえばカーバメート系、酸アミド系のものがあり
、酸アミド系のものが人工芝をいためずに好ましい。
が、たとえばカーバメート系、酸アミド系のものがあり
、酸アミド系のものが人工芝をいためずに好ましい。
防かび剤としてはピリチオン鉛系のものがあるが、一般
に使用される防かび剤が適用され得る。
に使用される防かび剤が適用され得る。
香料としては、通常の香水やエステル系化合物などが使
用できる。かかる香料を混用することにより、されやか
な気分でプレーすることができる。
用できる。かかる香料を混用することにより、されやか
な気分でプレーすることができる。
防虫剤としてはピペロニルブトキサイドがあるが一般に
使用される防虫剤が適用され得る。
使用される防虫剤が適用され得る。
これらの薬剤は上層、下層のいずれに存在させても良い
が耐久性の点で下層に存在させた方が好ましい。
が耐久性の点で下層に存在させた方が好ましい。
薬剤を存在させる方法としては粒状薬剤を混入する方法
、カプセルを混入する方法、湿水性物質に含浸させる方
法、粒子に塗布する方法等、−いずれでも良く、特に限
定されない。
、カプセルを混入する方法、湿水性物質に含浸させる方
法、粒子に塗布する方法等、−いずれでも良く、特に限
定されない。
薬剤は除草剤、防かび剤、防虫剤のいずれでも良く、ま
た、これらを組合せても良いが、少なくとも除草剤を存
在させることが好ましい。
た、これらを組合せても良いが、少なくとも除草剤を存
在させることが好ましい。
本発明の人工芝グランドは吸水性物質により、常に適当
な水分を保持し、固化しないため、雑草等が繁殖しやす
い条件となるが、砂層に存在する薬剤により、人工芝の
特性を長期間維持できるものである。
な水分を保持し、固化しないため、雑草等が繁殖しやす
い条件となるが、砂層に存在する薬剤により、人工芝の
特性を長期間維持できるものである。
アスファルト基盤の上にナイロンフィルムヤ−ンのカッ
トパイルを有する人工芝を敷設し、その芝目内に、酸ア
ミド系化合物からなる除草剤（モンサンド社“ラッソー
”）を含浸させた軽石砂を敷き、その上に天然珪砂を入
れて人工芝グランドを造った。
トパイルを有する人工芝を敷設し、その芝目内に、酸ア
ミド系化合物からなる除草剤（モンサンド社“ラッソー
”）を含浸させた軽石砂を敷き、その上に天然珪砂を入
れて人工芝グランドを造った。
このグランドを造成して６力月（３〜９月）後に観察し
たが雑草の育成は見られなかった。
たが雑草の育成は見られなかった。
一方、比較のために該グランドの横に防草剤を混用しな
いほかは同じ構造の砂入り人工芝を造成したがこのグラ
ンドには３力月目に雑草があっちこっちに生え始めた。
いほかは同じ構造の砂入り人工芝を造成したがこのグラ
ンドには３力月目に雑草があっちこっちに生え始めた。
本発明の砂入り人工芝グランドは自然の芝グランドに近
い状況を確保しながら、雑草、かびが繁殖せず、虫も飛
来しないため、競技専用グランドとして最適である。
い状況を確保しながら、雑草、かびが繁殖せず、虫も飛
来しないため、競技専用グランドとして最適である。
代理人 弁理士 小 川 信 −
Claims (1)
- 基材に合成樹脂製のパイル糸を植毛した人工芝を安定基
盤上に敷設し、その芝目内に砂を入れた砂入り人工芝に
おいて、該砂として硅酸分が８５％以上の天然珪砂を敷
きつめ、該砂層に抗菌剤、除草剤、防かび剤、防虫剤、
香料の少なくとも１種を存在させたことを特徴とする砂
入り人工芝。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28437287A JPH079081B2 (ja) | 1987-11-12 | 1987-11-12 | 砂入り人工芝 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28437287A JPH079081B2 (ja) | 1987-11-12 | 1987-11-12 | 砂入り人工芝 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01127703A true JPH01127703A (ja) | 1989-05-19 |
| JPH079081B2 JPH079081B2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=17677728
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28437287A Expired - Lifetime JPH079081B2 (ja) | 1987-11-12 | 1987-11-12 | 砂入り人工芝 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH079081B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2244648A (en) * | 1990-05-21 | 1991-12-11 | Milliken Denmark | Pile mat for the elimination of insects on pets |
| US8568852B2 (en) * | 2004-06-17 | 2013-10-29 | Ten Cate Thiolon B.V. | Artificial grass turf and infill for sports fields |
| US8986807B2 (en) | 2011-04-18 | 2015-03-24 | Tarkett Inc. | Fire resistant artificial turf |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7361231B2 (ja) * | 2022-01-27 | 2023-10-13 | 東レ・アムテックス株式会社 | 人工芝 |
-
1987
- 1987-11-12 JP JP28437287A patent/JPH079081B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2244648A (en) * | 1990-05-21 | 1991-12-11 | Milliken Denmark | Pile mat for the elimination of insects on pets |
| GB2244648B (en) * | 1990-05-21 | 1993-10-27 | Milliken Denmark | Pile mat for the elimination of vermins on pets |
| US8568852B2 (en) * | 2004-06-17 | 2013-10-29 | Ten Cate Thiolon B.V. | Artificial grass turf and infill for sports fields |
| US8986807B2 (en) | 2011-04-18 | 2015-03-24 | Tarkett Inc. | Fire resistant artificial turf |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH079081B2 (ja) | 1995-02-01 |
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