JPH06511141A - 植物マット及び方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 植物マット及び方法 発明の背景 この発明は、植物栽培用のマットに関し、また、マットにより土壌の浸食を抑制 することによって土壌を改良する方法に関する。

芝のような植物の成長は、種子の援助媒体を包含するマットの提供によって促進 され得ることは知られているところである。そして、そのマットは、土の上に置 かれる。これらのマットには、土の上に配置する前または後に種子が供給され、 そして、種子の速やかな発芽と植物の速やかな成長を促進する為に、水がまがれ 肥料がやられる等のことがされる。

このタイプのマットの為に成されてきた提案の中にはアレンの米国特許２９２３ ０９３号がある。これは、穴のある土台を形成するべく荒くもつれさせた繊維（ ｌｏｏｓｅｌｙ　ｍａｔｔｅｄ　ｆｉｂｅｒｓ）による底部層を有する「種まき マット」を提供している。その繊維は、織り混ぜられる（ｉｎｔｅｒｗｏｖｅｎ ）か、はぐされており（ｕｎｗｏｖｅｎ）　、この層の上部には、肥料や根おお いや種子を含んだ成長媒体の層があり、そしてこの層は、互いにもつれさせた、 目の荒い繊維によるカバ一層で覆われており、この繊維は、天然繊維か、合成品 か、プラスチックかグラスウールかのいずれかである。この３つの層は、互いに フェルト地にされており（ｆｅ！ｔｅｄ　ｔｏｇｅｔｈｅｒ）、完成されたマッ トは保存や輸送が可能であり、それ故に植物成長の為に野原に用いることができ る。完成された７７）は、取扱や配置の際の負荷により横方向に不安定である構 造上の層の故に、望ましい値より弱い強度を有している。

ギッジの米国特許４０６２１４５号は、根おおい（ｍｕｌｃｈ）のマットまたは カーペットを開示している。これは、すりつぶされた樹皮粒子軸ｒｏｕｎｄ　ｂ ａｒｋ　ｐａｒｔｉｃｌｅｓ）で形成され、一体にされ、樹脂ひもで個々にさや に入れられる（ｅｎｃａｐｓｕｌａｔｅｄ）上下の層の間に、織られたプラスチ ックのメツシュ層が供給されている。この織られたメツシュは、寸法的に安定で ない。

マルドナーの米国特許４１９０９８１号と、英国出願２０３３０１号は、芝生を 成長させるためのマットを提供しており、そのマットは、（１）生分解性を有す る（ｂｉｏｄｅｇｒａｄａｂｌｅ）　ｍ物、種子床、及び、基礎シートに粘着的 に固定され、乾燥されて圧縮された種子床上の泥炭（ｐｅａｔ）粒子、を備える 下部の基礎シートと、（２）種子床に粘着的に固定され、はぐされた（ｕｎｗｏ ｖｅｎ）　！ａｍ物材料による上部の層またはベールと、を含んでいる。マルド ナーの米国特許４３１８２４８号は、このタイプのマットを提供している。この マットでは、（１）生分解性を有する織物材料による下部の基礎シートと、（２ ）種子、脱水されたゲル材料、及び乾燥された泥炭粒子を、その上に含んで、基 礎シートに固着されるシート上の種子床と、（３）穴のある（ｐｏｒｏｕｓ）織 物材料の不織布（ｎｏｎ−ｗｏｖｅｎ）による上部ベールと、が提供されている 。これらのマットは、取扱いや輸送において望ましい程は強くなく、また寸法的 に不安定である点で不完全である。

マーサの米国特許３８４５５８４号は、牧草を成長させる方法を提供している。

その方法では、ネット又はメツシュ層が供給されており、これは、根の通らない 基台に繋がれ、その上に保持されており、その構造は、土地の上に敷かれ、後で 、種子や成長媒体が加えられる構造である。

ジャーマン特許２１５０７７０号は、上下の層または材料の間に、種子が供給さ れる種子カーペットを提供している。

ブラットの米国特許１９７１５０４号は、その上に水に溶ける肥料と種子を持っ た、崩壊可能な裏材または補強を有するマットを提供している。そのマットにお いて、種子は適所に粘着されているが、（種子に不運な影響を与えないよう肥料 の酸度を維持するように機能している）柔軟な材料による遮断片（ｂｒｅａｋｅ ｒ　５ｔｒｉｐ）によって肥料から隔てられている。裏材層は、好ましくは、綿 の編み物で出来ており、また、補強糸による紙でも良い。これは、強度や構造上 の安定性に欠けている。

ティーツらの米国特許２８７６５８８号は、プラスチックシートのように不浸透 の材料による下部層と、プラスチックシート上のバーラップ（ｂｕｒ　１ａｐ） の層と、泥炭ごけ（ｐｅａｔ　ｍｏｓｓ）層と、泥炭ごけ層の上の種子と、随意 の更なる泥炭ごけ層とを含んだ牧草マー／　トを提供している。更なるプラスチ ックフィルムが、頂部の上に供給され、全体の集合は、輸送のために巻けるよう になっている。このマットは、要求されるより強度が弱い。

スロブイッツらの米国特許４２１９６００号は、繊維質の層の上に木材バルブ繊 維を配置し、その後、その上に第２の繊維質を位置せしめ、第２の層または織布 を第１のものに繋ぎ、その後、生成物の一つの表面に不浸透のプラスチックフィ ルムが繋がれて形成される［湿気を帯びさせたマット（ｍｏｉｓｔｕｒｉｚｉｎ ｇ　ｍａｔ）Ｊを提供しているバロンの米国特許４３６４１９７号は、予め成長 させた芝生を作る方法を提供している。ここにおいては、芝の種子の層が、一方 が亜麻繊維で作られている二枚の不織布（ｎｏｎ−ｗｏｖｅｎ　ｃｌｏｔｈ）層 の間にサンドイッチされ、その層の間には、ポリスチレン（ｐｏｌｙｓｔｙｒｅ ｎｅ）粒子が随意に含まれている。その層は、プラスチック（ｐｌａｓｔｉｃ） シートの上に配置してもよい。

キングらの米国特許４３０９８４４号は、一対のポリウレタン（ｐｏｌｙｕｒｅ ｔｈａｎｅ）形のシートの間に、種子の層が供給されるマットが提供されている 。補強したネットのような層が、ポリウレタン（ｐｏｌｙｕｒｅｔｈａｎｅ）形 のシートの間に供給されても良い。ポリウレタンシートは、火炎成層（ｆｌａｍ ｅ　Ｉａｍｉｎａｔｉｏｎ）による溶解によって、互いに粘着されている。上に 開示されたマット構造は、（１）相対的に大きな強度を有する草を成長させるマ ットを提供する点において、（２）製作後の取扱い、及び／又は、輸送や保存の 為の巻き上げを許容する点において、（３）その後、水が種子に浸透することが できるようにする構造の物、また、根おおいを供給するまでの間、鳥に食べられ ることから種子を保護する構造の物、と−緒に土地の上に敷かれる点において、 それぞれ不足がある。

浸食を防ぐための、種々の構造をした土壌用マットを提供することは、従来より 提案されてきた。ジャーマン１１２６６３３は、山腹のような裸の土地に配置す る為の、既に成長した草を有する、芝マットの使用を開示している。このような マットは、極端に重く、それ故に、輸送したり用いるのが困難である。

ブラットの米国特許１９７１５０４号は、（１）肥料が載せられ、補強された紙 または綿の網による基礎と、（２）適当な粘着性のものによって遮断片（ｂｒｅ ａｋｅｒ　５ｔｒｉｐ）に付着された種子が載せられた柔軟性のある遮断片と、 を包含するマットを提供している。この構造は、巻くことができるが、反面、強 度に欠け、また有孔性に欠けている。同様に、多くの種子が鳥に食べら得るよう に種子がさらされることが許容されている。

ギッジの米国特許４０６２１４５号は、プラスチックメツシュの中間層と、すり つぶされた樹皮粒子（ｇｒｏｕｎｄ　ｂａｒｋ　ｐａｒｔｉｃｌｅｓ）で形成さ れた上下の層とから成る「草おおいカーペット」を提供している。樹皮粒子を相 互およびメツシュに粘着させる樹脂ひもによって、樹皮粒子は、さやに入れられ ている（ｅｎｃａｐｓｕｌａｔｅ）　、このマット穴は、植物の成長を妨げるよ うな穴である。

発明の概要 全て又はほぼ全てが天然繊維であり、それ故に生分解性を有する、不織布（ｎｏ ｎ−ｗｏｖｅｎ）繊維による上下部から成る、改善された強い強度の栽培マット が提供される。比較的大きなメツシュ寸法の、左右両側に安定で強い強度を有す る中間のメツシュが、これら不織布（ｎｏｎ−ｗｏｖｅｎ）層の間に挿入され、 針通しのような工程で構造上それらに繋がれる。その工程では、繊維とメツシュ が構造上お互いに保持されるよう、その繊維をメツシュを通して通過させながら 、それぞれの部分の繊維の端部を、他の部分にまで伝える。その７７）は、内部 に植物の種子を有しており、好ましくは、肥料と、コーンスターチ（ｃｏｒｎ　 ５ｔａｒｃｈ）のような水吸収材料とを内部に有している。

そのマットは、選択的に肥料と水吸収材料だけを含んでも良い。

土壌の浸食に抵抗する為のような、及び／又は、土壌を肥やす為のような、土壌 改良のための方法が提供される。その方法は、土壌の上にマットを敷く工程を備 えている。そのマットは、不織布（ｎｏｎ−ｗｏｖｅｎ）で生分解性を有する繊 維と、左右両側に安定で、構造上この繊維と結合される強力なメツシュ材料によ る中間層とで構成されている。このマットは、種子、肥料、及び水吸収材料が無 くても良く、或いは、種子を含んでも良く、肥料、及び／又は、水吸収材料を更 に含んでも良い。そのマットは、種子の発芽や植物の成長を促進するべく、土地 に配置された後で水が供給されても良い。或いは、種子無しのマットは、水一種 まき工程（ｈｙｄｒｏ−ｓｅｅｄｉｎｇ　５ｔｅｐ）などによって供給される種 子を持つこともできる。そのマットは、随意に、肥料及び／又は水吸収材料を含 んでいる。

このマットは、肥やすことにより土壌を改良するべく、鋤＜　（ｐｌ。

ｗ　ｕｎｄｅｒ）こともでき、これは、繰り返えされるサイクルで行われても良 い。

本発明の目的の中には、低価格で、強い強度で、横寸法の安定な、改良された植 物栽培マットを提供することがある。本発明の更に他の目的は、低価格かつ強い 強度で、また、種子を含み、加えて、迅速で増進された種子の成長のための糧食 を有している植物栽培マットを提供することにある。

本発明の更に別の目的は、優れた強度で、低価格で、種子の発芽と植物の成長の ための必要とされる最小の水を消費する植物栽培マットを提供することにある。

本発明の更なる目的は、低価格で強い強度のマットを利用して土壌を改良する方 法を提供することである。

他の目的は、生分解性を有する材料でほぼ作られた、低価格で強度が強く左右両 側に安定なマットによって、浸食の抑制が達成される土壌改良の方法を提供する ことにある。

更なる目的は、その方法では、低価格で強い強度のマットが利用され、また、植 物の成長とそれによる土壌へのマットの固定が（ａｎｃｈｏｒ　ｉｎｇ）たやず く成し遂げられる、土壌改良方法を提供することにある。

本発明の更に別の目的は、その方法では、強くて軽く、寸法的に横に安定で、た やすく輸送できるマットが土壌の上に敷かれ、また、迅速な種子の発芽と迅速な 植物の成長とが促進される、土壌改良の方法を提供することにある。

本発明の他の目的と、付随する利益の多くは、次に続く詳述とフレイムにより、 また添付図面への参照により、たやすく理解されるであろう。

図面の簡単な説明 図１は、本発明による改良された植物栽培マットを作る為の装置の、透視図によ る概略の実例である。

図２は、これの２−２線で得られる断面図である。

図２Ａは、種子を含まないマットの図２と同様の断面図である。

図２Ｂは、種子は含まないが肥料と水吸収体を含んだマットの図２と同様の断面 図である。

図３は、本発明による植物栽培マットが保存や輸送の為に巻かれた状態の図であ る。

図４は、本発明の土壌改良による方法を説明する透視図である。

図５は、本発明による土壌改良の代替方法の図である。

図６は、本発明による土壌改良の方法を説明する別の図である。

図６Ａは、本発明の方法に起因した植物成長を説明する図である。

好適な実施例の記述 さて、図１を参照すると、植物栽培用マットを製造する為の装置と方法とが示さ れている。そこには、矢印の方向に移動され、不織布（ｎｏｎ−ｗｏｖｅｎ）繊 維で作られている「第１の部分または本体」１０が提供されている。その繊維は 、好適には天然繊維であり、それ故に、それは生分解性を有している。本発明に したがって使用するのに適している天然繊維の中には、黄麻繊維、しゅろ繊維、 泥炭（ｐｅａｔ）、シサル麻、ココナツツ繊維、及び材木繊維がある。部分また は本体１０は、少ない割合の合成繊維を含んでも良いけれども、はぼ完全に、そ のような天然繊維で作られていることが理解されるであろう。合成繊維は、土地 に敷かれたときの完成マット３０の変質の割合を低下させる目的で供給される。

繊維の本体１０の上には、好適には１／２から３７４インチの寸法の網目を有す る中間プラスチックメツシュ１２がある。メツシュ１２は、左右両側に（ｂｉ− １ａｔｅｒａｌｌｙ）安定であり、一方向に張られているメツシュの要素が、横 断方向に張られている要素に、交差連結（ｃｒｏｓｓ　ｌｉｎｋｉｎｇ）または 溶解（ｆｕｓｉｏｎ）によってつながれているタイプのものが好適である。これ は、プラスチック材料のもので良い。

メツシュ１２は、不織布（ｎｏｎ−ｗｏｖｅｎ）繊維の本体１０に比べて実質的 に強い強度のものであり、本体１０に比べて実質的に引っ張り強度が強く、より 弾力性のあるものである。

本体１０とほぼ同一である本体１４は、メツシュ１２の上に供給される。本体１ ０の上には、肥料Ｆのための分配箱１６と、種子Ｓのための分配箱１８と、水吸 収材料ＷＡのための分配箱２０とがある。分配箱の順序は図示されたちの以外で も良く、より少ない分配箱を用いても良い。例えば、分配箱を用いなかったり、 種子分配箱１８だけ、又は、肥料分配箱１６及び水吸収体分配箱２０が該当する 。水の吸収材料ＷＡには、好ましくは、コーンスターチ（ｃｏｒｎ　５ｔａｒｃ ｈ）や合成ポリマー（ｓｙｎＬｈｅｔｉｃ　ｐｏｌｙｍｅｒｓ）がある。そして 、これと完成した植物成長マット３０に加えられる水を吸収するのに役立ち、種 子の発芽や植物の成長を援助するために、ゆっくりした割合で湿気を放出する。

プレート２４と、往復運動をする装＠２６と、多数のかかり（さかとげ）付き針 （ｂａｒｂｅｄ　ｎｅｅｄｌｅｓ）　２８とを含んだ「針を通すか（ｎｅｅｄｒ ｉｎｇ）フェルＩ地にする（ｆｅｌｔｉｎｇ）装置２２」が供給される。既知の 方法により、「針を通すかフェルト地にする装置２２」は、上部の不織布（ｎ　 ｏ　ｎ　−ｗ　ｏ　ｖ　ｅ　ｎ　）本体１４の繊維の幾つかの端を、メツシュ１ ２を通して、下部の不織布（ｎｏｎ−ｗｏｖｅｎ）本体１０に貫通するようにさ せ、下部本体１０を構成している繊維の幾つかの端を、メツシュ１２を通して、 上部本体１４に通るようにする。結果として、繊維とメツシュ１２とは、構造上 、結合され、軽くて強い植物栽培用のマットが提供される。このマットは、保存 の為にたやすく巻くことができ、保管でき、輸送でき、そして、ばらばらにする ことなく広げることができる。このことに加えて、必要があれば錨のようなもの で留めることにより、土地の上に配置し続けることができる。マット３０は、メ ンシュ１２によって与えられる特徴により、その横の寸法を変えることなく、配 置の必要に応じて、その端を引っ張り上げることができる。分配箱１８からの種 子Ｓは、それの頂部を下にしてマット３０の位置に配置される。それで、通常、 夜間において生じる低温や、届くところにある種子を食べる鳥から種子を保護す る為に、また、降雨や小降りのような水によって洗い流されることから種子を保 護する為に、種子の上に幾らかの不織布（ｎｏｎ−ｗｏｖｅｎ）繊維が置かれる 。

図２Ａには、メッシュ１２の上部１４と下部１０を含んだ、はとんど不織布（ｎ ｏｎ−ｗｏｖｅｎ）繊維とメツシュ１２とだけを包含していることを除くと図２ に示すマット３０とほぼ全く同じであるマット３０Ａが図示されている。しかし ながら、マツｌ−３０Ａには、種子や肥料や水吸収材料は供給されていない。こ のようなマットは、カー　−ベットの下敷きパッディング（詰め物）として使用 されて知られている。

そのようなカーペットの下敷きパッディングを作るための既知の機械の中で、コ ンベヤ上でランダムでほぐされた（ｕｎｗｏｖｅｎ）様式により、繊維を連続的 に置いてゆくために、幾らかのガーネッティング（Ｇａｒｎｅｔｔ　ｉｎｇ）機 械が供給される。下流のガーネッティング機械が、これに先行するガーネッティ ング機械で置かれた繊維の上にランダムな繊維を置いてゆき、コンベヤの長さに 沿った中間の位置（最初と最後の力゛−ネッティング機械を中間の位置）におい て、運ばれて来たほぐされた（ｕｎｗｏｖ６ｎ）本体の上にメツシュが置かれる 。メツシュが完成マントのほぼ中間レベルに位置するように、メツシュの置かれ る位置は、好ましくは、例えば、６個のガーネッティング機械の３番目のあとで ある。

図２Ｂには、種子Ｓを除いてマツ）３０と同じであるマット３０Ｂが図示されて いる。これは、下に示すように使用することができる。

図３は、丸められて縛られた、また、引き上げや移動のだめの引き上げ棒やロッ ドを挿入できる中心開口を有するマット３０が図示されている。マット３０Ａと ３０Ｂは、ともにこの方法で巻くことができる。

図４を参照すると、マット３０．３０Ａ及び／又は３０Ｂを利用する本発明にし たがった方法が示されている。マツ）３０，３０Ａ及び３０Ｂは、不織布（ｎｏ ｎ−ｗｏｖｅｎ）　′４ｍ維による上下部と、上下のほぐされた（ｕｎｗｏｖｅ ｎ）繊維本体に構造的に結び付けられている「中間にある左右両側に安定なメッ シュ１２」とを有して、図２、図２Ａまたは図２Ｂに示されるように構成されて いる。

このように、図４に示されるマットは、不織布（ｎｏｎ−ｗｏｖｅｎ）の、はぼ 全く天然の、土地Ｅに接触している生分解性を有する繊維を有しているだろう。

この上地Ｅは、しばしばハイウェイの建設で生じるような不毛な山腹のように図 示されている。このような場合には、他の場合と同様に、山腹から土を浸食する 傾向にあり、多分その土を道の土台や道路の上に置いてしまうだろう雨Ｒなどに よる浸食に対して、不毛な山腹が保護されることが非常に望ましい。マット３０ ．３ＯＡまたは３０Ｂの一部を形成する天然繊維は、土地とがみ合う（ｅｎｇａ ｇｅ）傾向にあるだろう。また、ランダムに置かれているマット３０．３０Ａ、 ３０Ｂの繊維は、その上に落ちてくる水の分配者として、水の力を減らし、下に ある土地を浸食する傾向を減らすのに役立つだろう。浸食に対する抵抗は、土地 の表面とかみ合っているマット３０．３０Ａ、３０Ｂの下部からの個々の繊維に よる、土地との錨止め（ａｎｃｈｏｒ　ｉｎｇ）によって強められるであろう。

マット３０が用いられる場合、マットの上に水がまかれるか、或いは、種子の発 芽や植物の成長のために水分が供給されるよう、マットが降水にさらされるであ ろう。マント３０Ａが用いられる場合には、マツ）３０Ａは、上述したような雨 の分散による土壌の固定化を含んで、土壌改良のためだけに提供される。あるい は、他の土地形状において、土地の上に敷いた後で種子を受けるために使用され るだろう。

土壌の保護と、種子無し７７）３０Ａまたは３０Ｂの利用に関連して、山腹につ いての図５に、複数のマット３０Δ、３０Ｂが示されている。そして、種子が水 様の本体に混合されてマットの上に吹きつけられるという、良く知られた水一種 まき（ｈｙｄｒｏ−ｓｅｅｄｉｎｇ）過程によって、種子がマントに加えられる 。マット３ＯＡ、３０Ｂは、頂部には相対的に少ないが、山腹の底部に集中した り下向きに流れることを防止しながら、種子を捕らえる傾向にある。また、マツ １−３０Ａ、３０Ｂは、水一種まき（ｈｙｄｒｏ−ｓｅｅｄｉＢ）材料の液体部 分の作用によって生じるかもしれない土壌浸食の危険も減らしている図６は、そ の上にマツ）３０　（又は３０Ａ、３０Ｂ）を有する土地Ｅと、水分の供給など により成長するようにされている草を図示している。７ツト３０．３０Ｂの中の 水吸収材料ＷＡの利用によって、利用しない場合に要求される水のほぼ５０％の 節約を果たしつつ、他の場合より相対的に少ない量の水が要求される。一般的に ４０で示される機械は、残った草の作物と、マットの残存部分を（マット３０を 作っている天然繊維は、時の経過により劣化するだろうことは理解される）働く （ρｌｏｗ　ｄｏｗｎ）のによく使われる。機械４０は、作物の残留物と残存す るマントをぶぢ切り、土地や土壌の上層の中に混合するのに役立つ。このように 、マットからの有機物質と、マットによりマットの上で成長した作物からの有機 物質との混合が、土壌を豊かにするであろう。マット上で成長した作物が年−回 の作物である場合、作物とマットを鋤＜　（ｐｌｏｗｉｎｇ　ｄｏｗｎ）工程は 、通常、成長した季節の終わりに果たされるであろう。そして、次の成長の季節 の為に、後続のマット層が土地の上に置かれ、成長の後に、すき（ｐｌｏｗｉＢ 　ｕｎｄｅｒ耕作）が繰り返される。このように、土壌を豊かにできるよう、マ ット配置、植物成長、及び耕作の繰り返しサイクルが存在する。十分に土壌が豊 かになれば、マットの適用は、もはや必要とされないであろう。

図６Ａには、土地または土壌Ｅの草Ｇのような典型的な作物が、土地の中に延び ている草Ｇの根と共に記載されている。認識されるように、根による土地への浸 透と、それらの後の腐食は、有機物質を提供することにより、その土地を豊かに する傾向にある。メツシュ１２の量は、土壌を肥やすことを妨げない程度に最小 であるだろう。

ここで開示されたマットは、芝を成長させるために、土地の上に置いたプラスチ ック敷布の上に配置しても良い。その中で成長している芝を有するマットは、そ の後、その永久的な用地に植えるべく移動される。芝は、構造上の要素としての 左右両側に安定なメツシュ１２を有しているので、芝による重さにもかかわらず 、取扱や移動や敷きつめによく耐える。

フレイムと明細書は、本発明を記述している。そして、フレイムに使用されてい る用語は、明細書中のそのような用語の使用からそれらの意味が引き出される。

先行技術で使用されている幾つかの用語は、ここで特に使用されているより、意 味において、広いかも知れない。先行技術において使用されているような、用語 のより広い定義と、ここでの用語のより特定された使用との間に疑問があるとき は何時でも、より特定された意味が意図されている。

補正書の写しく翻訳文）提出書 （特許法第１８４条の７第１項） 平成５年５月２４日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 特許請求するところは、 １．（ａ）天然繊維による上下部と、引っ張り強度と弾力性が天然繊維部より実 質上強い合成樹脂のメッシュ材料を下回らない引っ張り強度と弾力性を有する材 料による、左右両側に安定なメッシュの中間層と、で形成されており、 前記の天然繊維と前記のメッシュの層は、巻くこと輸送すること、そしてばらば らになることなく広げることが出来るに十分な強度を有する混成マットを形成す るように構造的に結合されている、マットを提供する工程と、 （ｂ）このマットを土地の上に敷く工程と、を備える土壌改良方法。 ２．クレイム１の方法において、前記の敷く工程は、傾斜している土地の上に直 接に敷かれ、 それにより、前記のマットは、雨のための土壌の侵食を減少させ、そして、少な くとも、前記の下部の天然繊維が劣化して土地と結合する土壌改良方法。 ３．クレイム１の方法において、提供され敷かれるマットは、種子を有しておら ず、土地の上に前記のマットを配置した後に、前記のマットに種子を加える工程 を、更に備える土壌改良方法。 ４．クレイム３の方法において、前記の種子は、前記の種子を含んだ散布液体に よって、前記のマットの上に加えられる土壌改良方法。 ５．クレイム３の方法において、前記の種子から植物を成長させ、その後、前記 の植物とマットを鋤く（ｐｌｏｗｉｎｇ　ｕｎｄｅｒ）工程を更に備える土壌改 良方法。 ６．クレイム５の方法において、その後は前記の土地にもう一枚のマットを配置 し、前記のマットで植物が成長させ、前記の２番目のマットと前記の２番目の植 物の成長とを鋤く（ｐｌｏｗｉｎｇ　ｕｎｄｅｒ）工程を更に備える土壌改良方 法。 ７．クレイム１の方法において、前記のマット提供の工程は、種子を含まず、肥 料と水の吸収材料との少なくとも一つを含んだマットの提供であり、土地の上に 前記のマットを配置した後で、前記のマットに種子を加える工程を更に備える土 壌改良方法。 ８．クレイム１の方法において、前記のマットを敷く工程に先立って、種子を有 する前記のマットを提供する工程を更に備える土壌改良方法。 ９．不織布で生分解性を有する繊維によってほぼ完全に構成される下部分と、 不織布で生分解性を有する繊維によってほぼ完全に構成される上部分と、 前記の上部分や下部分より実質上強い引っ張り強度と弾力性を持った要素を有す る左右両側に安定な中間のメッシュと、構造的に結合されている前記の上下部お よび前記のメッシュと、前記のマットの中に散布されている植物種子と、を備え る草または同様の植物を成長させるためのマット。 １０．クレイム９のマットにおいて、 前記のマットに前記の種子の為の肥料を更に備えるマット。 １１．クレイム１０のマットにおいて、前記のマットに水を吸収する材料を更に 備えるマット。 １２．クレイム９のマットにおいて、前記のマットに水を吸収する材料を更に備 えるマット。 １３．クレイム９のマットにおいて、前記の水吸収材料が、コーンスターチ（ｃ ｏｒｎ　ｓｔａｒｃｈ）または合成ポリマ（ｓｙｎｔｈｅｔｉｃ　ｐｏｌｙｍｅ ｒｓ）であるマット。 １４．クレイム９のマットにおいて、前記のメッシュがプラスチックでできてい るマット。 １５．クレイム１６のマットにおいて、前記の要素が交差連結（ｃｒｏｓｓｌｉ ｎｋｉｎｇ）や溶解（ｆｕｓｉｏｎ）により繋がれているマット。 １６．不織布で生分解性を有する繊維によってほぼ完全に構成される下部と、 不織布で生分解性を有する繊維によってほぼ完全に構成される上部と、 前記の上下部より実質上強い引っ張り強度と弾力性を持った要素を有する左右両 側に安定な中間のメッシュと、構造的に結合される前記の上下部と前記のメッシ ュと、前記のマットの中に与えられる、肥料と水吸収材料の少なくとも一方と、 を備える、草または同様の植物を成長させるためのマット。 １７．クレイム１６のマットにおいて、前記の水吸収材料がコーンスターチ又は 合成ポリマであるマット。 １８．クレイム１６のマットにおいて、前記のメッシュがプラスチックであるマ ット。 １９．クレイム１８のマットにおいて、前記の要素が相互連結か溶解により繋が れているマット。