JPH06510558A - 水に可溶な部分および疎水性部分を有するシラン - Google Patents

水に可溶な部分および疎水性部分を有するシラン

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JPH06510558A JP5507677A JP50767793A JPH06510558A JP H06510558 A JPH06510558 A JP H06510558A JP 5507677 A JP5507677 A JP 5507677A JP 50767793 A JP50767793 A JP 50767793A JP H06510558 A JPH06510558 A JP H06510558A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 に口゛な および を るシラン る 、八 との 1、本願と同時に出願提出された、本願と同一発明者による米国特許出願第 号 、“木材処理用の、シロキサン類を含有する安定な水溶液”および、2、本願と 同時に出願された、fen Hsuan Chang、 MarvinL、 K aufmansおよびEdvard E、 McEntireの米国特許出願第 一号、′ビニルポリマーラテックス系”がある。
良肌立宵l え肌立光工 本発明は、少なくとも1つのアニオン性または非イオン性の水に可溶な(親水性 )部分および少なくとも1つの疎水性部分を有する新規なシランに関する。この 新規シランは、約5重量%を越える割合の該シランを含有する、安定な水溶液ま たは分散体を調製するのに好適である。
支11血旦■旦 日本の公開特許S1+069(1985)−42437号公報は、シリカ含有化 合物を得るための、シリカとアミ7基を宵するシランカップリング剤との反応お よび、その反応に引き続く、前記反応生成物と酸無水物による反応を開示する。
Plueddemannは、米国特許第4.718.944号で、シランを含有 するが疎水性部分または中和された部分を有しない酸アミド生成物を得るための 、無水マレイン酸とジアミン官能性シラン化合物との反応生成物を開示する。H o1ubらの米国特許第3.755.354号は、中和された部分を有しないイ ミド置換有機シランおよび酸アミド中間体に関連している。これらの参考文献は いずれも、少なくとも1つの中和されたアニオン性または非イオン性の水に可溶 な部分および少なくとも1つの疎水性部分を有する新規なシラン(この新規なシ ランは約5重量%を越える割合の該新規なシランを含有する安定な水溶液または 分散体を得るために適している)に関していない。
及匪至11 少なくとも1つのアニオン性または非イオン性の水に可溶な部分および少な(と も1つの疎水性部分を有する、ここで特許請求されている新規なシランは、以下 の構造9式によって定義され得る: ここで、 R1は、6個から30個の炭素原子、好ましくは7個から20個の炭素原子を有 する一価の有機部分、例えば、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、ア ルカリール基またはアラルキル基を表し、この基は必要に応じて、1個またはそ れ以上のへテロ原子(例えば、O,N、またはS)および官能基(例えば、OH ,CO2、エーテル、アミン、アミドまたは炭素−炭素二重結合)を含有する; R2は、二価の有機部分、例えば、アルキリデン基、シクロアルキリデン基、ア ルキリデン基、アルカリール基ン基またはアラル牛すデン基を表し、この基は必 要に応じて、1個またはそれ以上のへテロ原子(例えば、0、N1 またはS) および官能基(例えば、OH,CO2、エーテル、アミン、アミドまたは戻素− 炭素二重結合)を含有する。ただし、R’+R2の炭素原子の合計数は少なくと も5、好ましくは少なくとも7、最も好ましくは7から26である;R3は、2 個から30個の炭素原子、好ましくは2個から6個の炭素原子を有し、ケイ素に 直接結合する炭素を有する二価の有機基、例えば、エチリデン、プロピリデン、 ヘキシリデンまたはフェニレンを表し、これらは1個またはそれ以上のへテロ原 子(例えば、O,N、またはS)および官能基(例えば、OH,CO2、エーテ ル、アミン、アミドまた↓よ炭素−炭素二重結合)を含有し得る; R4は、Hおよび低級アルキルからなる群より選択される基、好ましくはCH3 を表す; Wは、A2およびO(CH2CHR50)−からなる群より選択される部分を表 し、ここでR5はHまたは低級アルキル、例えば、CH3であり、好ましくはH である;Aは、CO2およびSO3からなる群より選択される基を表す; Zは、NR’R7R”R”およびアルカリ金属(例えば、NaおよびK)からな る群より選択される基、好ましくはNaを表す。ここでR6はHまたは低級アル キル(例えばs CH3)を表し、そしてR7、R8およびR9は、独立して、 Hおよび1個から3個の炭素原子を有する低級アルキルからなる群より選択され る基、好ましくはメチルおよびエチルを表す。ここで、上記アルキル基は、水酸 基を含有し得る。ただし、R7、R11およびR9の式量を合わせると、合計が 約300未満、好ましくは約200未満である; Xは、ハライド、例えば、CIまたはBr、好ましくはC11またはORl i 1基を表すが、ORI Q基が好ましい;R1″は、R51個から3個の炭素原 子を有する低級アルキル(好ましくはメチルおよびエチル)、6個から10個の 炭素原子を育するアソールまたはアルカリール有機基またはRI +は、1個か ら2個の炭素原子を有する低級アルキル、好ましくはメチルを表す; n+は、0または1の整数である; R2は、1から3までの整数、好ましくは1または2であるR3は、0または1 の整数である; R4は、1または2の整数、好ましくは1である;R5は、0または1の整数、 好ましくはOである;aは、0または1の整数、好ましくは0である;そしてm は、5から約70、好ましくは約10から約55の範囲の整数である。
少なくとも1つの水に可溶な部分および少なくとも1つの疎水性部分を有する、 こ9で特許請求されている好適な新規なシランは、以下の構造式(11)および (Ill)によって定義され得る: Rl 2は、H,1個から20個の炭素原子を有するアルキル基、6個から10 個の炭素原子を有するシクロアルキル基、6個から10個の炭素原子を有するア リール基、7個から20個の炭素原子を有するアルカリール基または7個から2 0個の炭素原子を有するアラルキル基を表す。酸基は、必要に応じて、1個はア ミド)を含有する)または6個から26個の炭素原子、好またはそれ以上のへテ ロ原子(例えば、0、N1 またはS)および官能基(例えば、OH% CO2 、エーテル、アミン、7ミドまたは炭素−炭素二重結合)を含有する;R′3は 、二価の有機部分、例えば、アルキリデン基、シクロアルキリデン基、アルキリ デン基、アルカリーリデン基またはアラルキリデン基を表し、これは、必要に応 じて、1個またはそれ以上のへテロ原子(例えば、0%N1 またはS)および 官能基(例えば、OH,CO2、エーテル、アミン、アミドまたは炭素−炭素二 重結合)を含有する。ただし、RI2およびRI2の炭素原子の合計数は約30 未満、好ましくは約25未満である; bは、0または1の整数である; A%Z、R3、R1、a、R2、およびR4は、上記と同様に定義される; R14は、5個から26個の炭素原子、好ましくは7個から20個の炭素原子を 有する疎水性の一価のアルキル有機基(これは、1個またはそれ以上のへテロ原 子(例えば、O,N、 またはS)および官能基(例えば、OH,CO2、エー テルまたジン部分がある。「ポリオキシエチレン部分」とは、高分子ましくは7 個から20個の炭素原子を有するシクロアルキル、了り−ル、アルカリールまた はアラルキル有機基(酸基は、必要に応じて、官能基(例えば、エーテル、アミ ドまたはエステル)を含有する)を表す; RI5は、Hまたは低級アルキル(’iA1えば、CH3)を表す;R3、R′ 、R5、X、a、bおよびR4は、上記で定義したとおりである。
Kirk−Othmer、 Encyclopedia of Che+5ic al Technology、 Th1rd Edition、 Volume  8. John Wiley & 5ons、 New York、 NY( 1979)の910ページ〜に記載された方法に規定されるように、上記で定義 された化合物を水に溶解する場合、各化合物のHLB[親水性(水に可溶な部分 )−親油性(疎水性部分)バランス]は常に、少な(とも10であると考えられ る。HLBは、化合物(乳化剤など)の水および油に対しての(または、二相の 乳化系に対しても考えられる)相対的な同時親和性を意味する。このようにHL Bが10′″であるという必要性により、疎水性部分に関連して非イオン性の親 水性部分が更に規定される。
上記で、「疎水性部分」とは、水と反発し、ミセル形成を促進できる部分を包含 することを意図する。「水に可溶な部分」とは、極性の有機基または無機基であ る部分を包含することを意図する。これらの例として、カルボン酸塩またはスル ホン酸塩のような、中和された酸基およびポリオキシエチレンの、主としてポリ オキシエチレンユニットを意味し、少量のポリオキシプロピレンユニット内に点 在していてもよい。
その少量のポリオキシプロピレンユニットは、ポリオキシエチレン−ポリオ牛ジ プロピレン高分子鎖の合計の約20重量パーセント以下からなる。「溶液」とは 、透明な水を意味し、例えば、1つ以上の化合物(例えば、上記で定義された化 合物)が溶けている水である。「分散体」とは、可視光下で濁っているか、また は白濁している液体を意味する。この水性系は、水のような担体液体内に均一に 分散された、粒子サイズが約10から200ナノメータの範囲の粒子を有する液 体、または固体を、通常、含んでいる。
2つ以上の加水分解可能な基を有するケイ素を含むシランは、高濃度、すなわち 、約5〜60重量パーセント、またはそれよりも高い濃度で水に加えられるとき 、過剰の水の存在下では不安定であると、長年にわたって信じられていた。特定 の構造的特徴を有するいくつかのシラン、すなわち、アミノプロピルシラン類だ けが、ある種の限定された状況では、実験条件に応じて、安定な溶液または不安 定な組成物を形成することが知られていた。しかし、これらのシランは疎水性部 分も、水に可溶な部分も有していなかった。従って、多くの低分子量シランは、 高度に希釈(水中で、約5重量パーセントより低い)されて工業的に使用されて いる。従って、例えば、上記で参照された、米国特許第3.973,057号に 記載されているように、これらのシランは、無機繊維を処理して、これらの繊維 を、有機高分子、プラスチックまたは樹脂と化学的に結合するために、接着促進 剤として使用されることが多い。我々の新規なシランは、約5重量パーセントを 超える量で、実際には約60重量パーセントという高濃度で、水中に導入し得、 そして、例えば、約100日またはそれ以上の長期yにわたってなお、安定性を 保持する組成物が得られるということが見い出された。「安定性」とは、シラン を含有する水性混合物が、ゲル化も凝固もしないことを意味する。このような安 定性は、非常に望ましい。なぜなら、安定性があるので、生成物中のシランの濃 度をより高くすることができるため、最低限の運賃でその生成物を出荷すること が可能であり、そして、長期間の保存も可能となるためである。これらの水性生 成物は、当然、従来の有機シランのようには、水分に対して敏感ではない。従来 の非水性シランは、大気中の水分にさらされると、水と反応して縮合物を形成し 、その結果、不溶性物質を生じる。この不溶性物質は、塗布装置(スプレーガン など)を詰まらせるか、またはこのシランを入れた口の開いた容器内に被膜を生 じる結果となり得る。本発明の新規のシランを用いて調製された水性溶液は、こ のような適用上の不利益を被らない。特異な特性の組合せにより、ここで特許請 求されている新規のシランを用いて調製された水性溶液または分散体は、水に加 えた後、粘性を減少させるための有機溶媒を必要としない。それゆえ、従来の、 溶媒から生じた( 5olvent−borne)シランよりも、環境のために より好ましい。
この水性溶液を、木材および類似の製品の処理に用いると、驚くべきことに、我 々の物質は、この木材および類似の製品を風化(脱色、黒ずみ、変色、繊維また はリグニンの分解、および光分解など)に対して安定化させる。
■ ここで特許請求されている新規のシラン化合物は容8に得られる。上記のグ ループ(I)のうちアニオン性含有(ani。
nic−eontainfng)化合物を得るために有用な反応成分は、有機無 水物および以下のような、−置換または二置換アミンのいずれかを有するアミノ シランを包含する。
[CH)t1*Yv’lJ 。
ここで、上記の各パラメータは、MおよびB以外は既に定義されたのと同様であ り、そしてMはcとoまたはso2であり、そしてBは、塩基、例えば、アンモ ニア、アミン、例えば、トリエチルアミン、N、N−ジメチルエタノールアミン 、エタノールアミン、水酸化テトラエチルアンモニウム、水酸化ナトリウム、ナ トリウムメトキシドおよびカリウム t−ブトキシドである。
アミノシランおよび無水物を添加する順序は重要ではないが、塩基Bをいつ加え るかは、その塩基が無水物に対して反応性である場合のみ重要である。例えば、 アンモニアのような非三級アミン塩基(1モル)を、無水物(1モル)に添加す ることによって、無水物官能性の破壊に至る反応がおこり得、これは次にトリエ チルアミンの反応に用いることができない。トリエチルアミンはこの無水物と反 応せず、それゆえ、アミノシランの添加に先だって、この無水物と混合すること も可能である。当業者なら、本発明の好ましい化合物を生成するための適切な試 薬の混合方法を知ることができるであるう。
有機無水物およびアミンシランとの反応は、自発的であることが多く、加熱を必 要としない。しかし、反応を加速するために熱を加え得る。典型的には、著しい 発熱を防ぐために・ひとつの反応成分を、攪拌しながら徐々に他の反応物に加え 得る。発熱によって、上記で参照された、米国特許第3.755゜354号でH o1ubらによって論じられたように、 (R12がHのとき)環式イミドの形 成を引き起こし得る。イミドの存在は、ここで定義されている化合物の重要な用 途である木材を安定化させる有用な性質に有害ではないけれども、顕著な量のイ ミドの形成を防ぐためには、反応温度は、一般的には、約1゜OoCよりも低く なければならない。イミド対アミド−酸の比が、ある比(例えば、約2: 1) を超え始めると、この化合物を水に導入した場合、不安定で不溶性になる。なぜ なら、アミド−酸および(水に可溶な基を有しない)イミドの両方を可溶にする のには不十分な童の、水に可溶な基しか存在し得ないからである。
塩基Bとアミド−酸中量体との反応は、塩基Bをアミド−酸に加えることによっ て達成され得る。この中和は一般的に、発熱反応である。あるいは、アミド−酸 は、塩基Bを含む水に加えられ得、これにより、即座に、本発明の組成物が形成 され得る。
塩基Bの選択は、過剰の水に加えられた組成物の安定性に影響を与える。安定し た生成物を得るためには、試行錯誤法が用いられなければならない。トリエチル アミンによって中和された組成物が、水に加えられたとき、良好な安定性を有し 得るのは格別なことではない。しかし、同じ組成物が、同じ固形分重量パーセン ト(weight percent 5olids)で、アンモニアによって中 和された場合、水中での分散の安定性は低くなる。このような場合、安定した組 成物を得るために、より多くの水を用い得る。好ましいアミンは、一般的に、ト リエチルアミンおよびN、N−ジメチルエタノールアミンである。
アミノシランと無水物とのモル比は、変更し得る。正確な化学量論は重要ではな く、モル比は、約O,S:tから約1:0.5の範囲内であり得、約0.8:1 から約1対0.8が好ましい。特許請求された化合物中に存在するケイ素の量は 、その化合物が木材を処理するために使用されるとき重要となる。良好な性能の ために必要な量は、約0.1から約12重量パーセントの範囲であり得、約1. 0から約8重量パーセントが好ましい。 [(I+)前駆物質]のR3またはR 12が、−NH−のような反応性のへテロ原子基を含む場合、1モルを超える付 加的な無水物が、アミノシラン中のこの第三位のアミンと反応させるために加え られ得る。この過剰の無水物は、初めに用いられた無水物と同一である必要はな い。
反応は、典型的には、溶媒のない状態で行われるが、極性の非プロトン性触媒( 例えば、酢酸エチルまたはテトラヒドラフラン)のような、水に相溶性で、かつ 非反応性のあらゆる溶媒が、粘性を減少させるために用いられ得る。トリエチル アミンのような三級で水酸基を有しないアミンは、反応溶媒および中和剤の両方 として用いられ得る。溶媒は、記載された反応の後、除去し得、または保存し得 る。従って、γ−7ミノブロピルトリメトキシシランを、オクテニルコハク酸無 水物と反応させ、必要な部分−m−カルボン酸部分(アニオン性部分)、オクテ ニル部分(疎水性部分)およびメトキシ基を含むシラン(加水分解可能な部分) −m−を含む混合物を生成し得る。その組成物は、更に、付加的な部分−−−ア ミド、炭素−炭素二重結合−−−を含み、モしてイミドを含み得る。γ−アミノ プロビルジエトキシシランおよびメチルへキサヒドロフタル酸無水物は、上記と 同様の必要な部分を有する組成物を生じる。St上のエトキシ基は、加水分解可 能である。
同様に、2−スルホ安息香酸環状無水物およびγ−アミノプロピルトリエト牛ジ シランは、スルホン酸部分(アニオン性部分)、ベンジリデン部分(疎水性部分 )および付加的なアミド部分を有する混合物を生じる。ケイ素上のエトキシ基は 、加水分解可能である。
RI6がHである場合の非イオン性化合物(II+)は、以下の構造の、インシ アネート末端を有するシランを、HLB約10以上20以下の、水酸基含有非イ オン性界面活性剤と反応させることによって調製され得る。
ここで、各パラメータは、上記の定義と同じであり、典型的には、1,4−ジア ゾビシクロ[2,2,2]オクタンのような三級アミン、またはジブチルスズジ ラウレートまたはオクタン酸スズのようなスズ化合物であるウレタン触媒が、反 応時間または反応温度を低減するために用いられ得る。こららの触媒は、重量基 準でインシアネートに対して約0.01から約1の範囲の量で有用である。反応 温度は、広範囲に変更し得るが、実際には、室温から約100℃までの範囲であ る。典型ある。圧力は、典型的には、大気圧(ambient)である。極性ま たは非極性の、水酸基を含まない溶媒が使用し得るが、一般的には不必要である 。従って、40モルのエチレンオキシドを含むノニフェノールのエトキシレート を、γ−インシアナトプロピルトリエトキシシランと反応させて、ポリエチレン オキシド、水に可溶な部分およびノニフェニル疎水性部分と共に、加水分解可能 なエトキシ基を有するアルコキシシラン部分を含む組成物を生成し得る。存在す る付加的な部分は、ウレタンである。イオン性基は存在しない。
(以下余白) しい の菅 案m A、窒素スパージャ−1滴下漏斗、および攪拌機を装備した2リツトルフラスコ に、747グラムのドデセニルコハク酸無水物を仕込んだ。452.8グラムの 1−アミノプロピ/?トリメトキシシランを1.8時間かけて攪拌しながら滴下 して加えた。混合物の温度は添加中に60℃に達した。発熱が鎮静化した後の酸 価は128、アミン当量は616oであった。酸無水物は赤外分析によっては全 く検出されず、1635cm−’および1705cm−’にC=O吸収が存在し 、そのことにより、アミド基および酸基の存在が示された。320.2グラムの 上記生成物に74.0グラムのトリエチルアミンを加えた。生成物の密度は8, 224ポンド/ガロンであり、そして固形分含量は73.0重量パーセントであ った。
疎水性のドデセニル部分およびアニオン性の水に可溶な部分(カルボン酸アミン 塩)を含有する上記生成物(350グラム)を、284.3グラムの水に加えて 、透明な水溶液を得た。この水溶液は45重量パーセントのここで特許請求され る新規生成物を含有していた。これは加水分解されて、5i−O−3i結合を有 する40.2重量パーセントの理論量の固形物の溶液となる。
B、ガラス反応器中で、1モルのドデセニルコハク酸無水物および1モルのγ− アミノプロピルトリメトキシシランを混合し発熱させた。温度は約90℃に達し た。生成した酸をトリエチルアミン(1グラム当量(eg、)の酸に対して1グ ラム当量(eg、))で中和した。生成物を水中ζこ注0で45%水溶液を得た 。Gardner−Holdt粘度はY−であり、そして酸価は48.3であっ た。
L立史又 116.85グラムのイソオクタデセニルコノ\り酸無水物および59.77グ ラムのγ−アミノプロピルトリメトキシシランを、攪拌しながら反応器中で合わ せ、そして発熱させた。混合物が室温に達したとき、33.73グラムのトリエ チルアミンをそれに加えた。得られた生成物は、Gardner−Haldt粘 度V゛、Gardner color3−4、酸価50.6を有して(また。こ のことは酸基が存在していることに矛盾して一為なかった。生成物の赤外スペク トルは無水物が残っていなt)ことを示した。得られた生成物は加水分解性メト キシ基を有する、アミンで中和されたアミド−酸シランであった。I−1<つめ )の環式イミドも存在するようであった。インオクタデセニル基は疎水性部分と して機能し、中和された酸は水に可溶な基として機能する。
L立且ユ 窒素が充填されたフラスコに291.8グラムのメチルへキサヒドロフタル酸無 水物を仕込み、次t)で308.2グラムのγ−アミノプロピルトリメトキシシ ランを4時間かけて攪拌しながら滴下して加えた。発熱状態の最高温度は66℃ であった。最終酸価は130.6であり、そしてアミン当量は2308であった 。赤外スペクトルは無水物が残っていないことを示した。反応により生成した酸 をトリエチルアミンで中和した。得られた生成物はアミンで中和されたアミド− 酸シランであった。メチルシクロへキシリデン部分は疎水性部分として機能し、 アミンで中和された酸部分は水に可溶な基として機能する。
灸五且工 250ミリリツトルのフラスコに、121グラム(0,05モル)のIgepa l Co 970 Cノニルフェノキシポリ(エチレンオキシ)エタノール、こ れはGAF Corporationから得られ得る]を加え、その内容物を窒 素下で55℃まで加温した。次いで、12.35グラムのインシアナトプロピル トリエト牛ジシランを攪拌しながら加えた。この次に、Q、133グラムのジブ チルスズジラウレート触媒を加え、そしてこの混合物を90°−95℃まで加熱 し、そしてこの温度レベルで約2時間維持した。赤外分析によれば、インシアネ ートは存在しなかった。室温まで冷却した生成物はワックス状の固体であった。
得られた化合物は水に可溶なポリ(オキシエチレン)基を含有するウレタン−シ ランであった。ノニルフェニル基は疎水性部分として機能する。
26.3グラムの上記化合物に26.3グラムの水を加え、そしてこの混合物を 攪拌し、そして化合物が溶解するよう加温した。以下の希釈物を得た。
表」− 上記混合物 水の 固形分の 旦しユ互激 LiAJjL 11に 10.0 2.25 40 S、 0 5. O25 5、13119715 s、 o so s これらの各溶液が安定であることは、120”Fで27日間の貯蔵で、溶液の物 理状態の変化は起こらなかったことから見い出された。
L五五工 窒素雰囲気下のガラス反応器に62.4グラムのベンジルアミンを仕込み、50 ℃まで加熱した。次いで、137.6グラムのグリシドキシプロピルトリメチル シランを2時間かけて滴下して加えた。加熱を50°Cで3時間継続したとき、 温度は80°Cまで上昇した。80°Cから85℃で1時間放置後のエポキシ当 量は4031であった。30℃で195グラムの上記生成物に、121.9グラ ムのオクテニルコハク酸無水物を1.6時間かけて滴下して加えた。反応液は発 熱し、温度は40℃まで上昇した。温度が35℃まで降下したとき、内容物を6 0℃から65℃まで1時間で加熱した。次に20゜6グラムのインプロパツール を加えて粘度を減少させ、そしてこの生成物を冷却した。酸価は96.0であり 、赤外スペクトルは無水物が残っていないことを示し、アミン当量は1378で あった。
20グラムの上記溶液を3.46グラムのトリエチルアミンと23.5グラムの 脱イオン水との攪拌混合物に加えた。
固形分が40重量パーセントであり、そして100パーセント中和された、透明 な溶液が得られた。
上記溶液と同様の溶液は、120・Fで3日間の高温貯蔵による加速安定性試験 に明らかな変化なしで合格した。トリエチルアミンの代わりにアンモニアを中和 剤として使用し、固形分40重量パーセントの代わりに固形分10重量パーセン トであること以外は同様の分散体は、非常に流動性が高かったが、125°Fで 3日間の保存後、密閉された広口ビンの底にいくらかの沈澱物が残った。ゆえに 、この比較によりトリエチルアミン中和剤は、アンモニアよりも、より安定な生 成物を得るために有効である。
爽鳳史工 382グラムのビス(トリメトキシシリルプロピル)アミンに、148グラムの 無水フタル酸を24℃と70℃との間で1.5時間かけて一部ずつ加えた。初期 段階で発熱反応を開始するように少し加熱した。次いで、ごくわずかに加熱しな がら無水フタル酸を加えることにより、反応速度および55°Cから70℃の温 度を維持した。次いで、この生成物を冷却し、その後33.2グラムのインプロ パツールを加えて、粘度を減少させた。生成物は酸価102.9、アミン当量1 7を有していた。赤外によれば無水物は存在しなかった。
反応生成物を23.3グラムの水および3.71グラムのトリエチルアミン中に 分散させて、濁った分散体(固形分は40重量パーセントで、100パーセント 中和されている)を作成した。これは、約2分でゲル化した。トリエチルアミン の代わりにアンモニアを使用した分散体は、さらに劣悪な分散体であり、これも またゲル化した。10重量パーセントの固形分であるにもかかわらず、この分散 体は劣悪であった。
このことから6個の炭素原子で構成される疎水性基を有するアミノジシランでは 安定な水溶液が得られないことがわかる。
実」1列1− 攪拌機を装備したフラスコ中で、そして窒素雰囲気下で、223グラムのN(β −アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメト牛ジシランに、50重量パーセ ントの無水マレイン酸の酢酸エチル溶液196グラムを4時間かけて滴下して加 えた。添加中、138.2グラムの酢酸エチルを加えて、粘度を減少させた。最 高温度は43°Cであった0次いで、2粘度を抑えた。添加の約半分の時点で、 158グラムの追加53グラムのドデセニルコハク酸無水物を1.5時間かけて 滴下して加えた。0.5時間を越えた後も無水物はまだ存在し、アミン含量は0 .69meq/グラムであった。この反応混合物を50℃から55℃まで加熱し 、4.75時間維持した。無水物は残っておらず、残留アミン含量は0.34m eq/ダラムであった。酸価は137であった。
100.64グラムの上記組成物を21.1グラムのトリエチルアミン(84パ ーセント中和)と混合し、発熱的に反応させてアミン−酸塩を得た。次いで、9 3.4グラムの水を加丸た。試料を混合したとき、混合物は再び発熱し、最高温 度はまた約45℃であった。生成物は理論的には固形分38.8重量パーセント 固形分(約1グラムの試料を110℃で1時間蒸発させて測定した固形分の実測 値は3764重量パーセント)であった。Gardner−■oldt粘度は後 日測定したとき、Aであった。
実」1列」− 攪拌機、環流冷却器、熱電対を装備した、窒素雰囲気下の2リットル反応器に、 223グラムのN(β−アミノエチル)−γ−アミノプロピルートリメトキシシ ランを仕込んだ。滴下漏斗によって、443グラムのドデセニルコハク酸無水物 を、5.75時間かけて攪拌しながら滴下して加えた。発熱により温度は最高4 6°Cになった。添加中、約3分の1の添加終了後、91グラムの乾燥酢酸エチ ルを加えて、上昇するるまで続いた。生成スラリーの酸価は104.2であった 。
の酢酸エチルを加えた。添加完了の30分後、アミン含量は0.7meq/グラ ムであり、そして少量の無水物が残っていることが赤外スペクトルにより観察さ れた。50℃まで1゜25時間かけて加熱した後、無水物は残っておらず、アミ ン含量は0.65meq/グラムであった。酸価は91.0であった。
106.0グラムの上記生成物および20.9グラムのトリエチルアミン(89 パーセント中和)を混合した。次に93.0グラムの水をそこに加えて混合した 。混合による最高温度は40°Cであった。生成物を混合した翌日、透明な褐色 の溶液は、Gardner−Holdt粘度B1分析された固形分含量32゜1 重量パーセント(110℃/1時間)を有していた。
爽丘且ユ 23.4グラムのγ−アミノプロピルトリメトキシシランおよび13.2グラム のトリエチルアミンを含む窒素ブランケット下の反応器に、攪拌しながら9.3 2グラムのスルホ安息香酸無水物を一部ずつ加えた。混合物はおだやかな発熱が 示す通りゆっくりと反応した。次に39.9グラムのアセトニトリルを加えて、 ヘテロ相の混合物を除去した。し力)しながら、スラリーは残った。スルホ安息 香酸無水物の一部ずつの添加は、55°C程度の高温の発熱状態で約1.5時間 力)けて合計27.4グラムの0−スルホ安息香酸無水物を加えMCI滴定によ るアミン含量は0.85meq/グラムであった。
19.1グラムの脱イオン水に、29.66グラムの上記溶液を攪拌しながら加 えた。橙褐色の透明な溶液が得られた。
溶液はpHは8,25、および(約1グラムの試料を110℃で1時間蒸発させ ることによる)測定された固形分含量31.2重量パーセントを有していた。
実1u江上」一 本発明のシロキサン木材防腐剤を含有する染料を、以下の成分を一緒に攪拌する ことによって調製した:上記実施例IBに記載の生成物15.0グラム、脱イオ ン水90.4グラム、 消泡界面活性剤’0.35グラム、 以下に記載する色彩ペースト4.0グラム。
(以下余白) 色1:亡二とΣ 色彩ペーストを、以下の成分を一緒に粉砕することにより調製した: 8重量部のカーボンブラック、 270重量部の黄色酸化鉄、 50重量部の赤色酸化鉄、 185重量部の脱イオン水、 7.4重量部の消泡界面活性剤1. 1.4重量部のTinuvin 11302光安定剤、200重量部の水性ベー スのアクリル粉砕樹脂(acryife grind resin)’。
’5urfynol 104、アセチレン性ジオール、Air Product s力)ら入手可能。
2Ciba−Giegyから入手可能。
’約12重1パーセントのアクリル酸を含有するアクIJ )し系ホリマーの3 9重量%f−セント水溶液。
マツのブロック(4″x12″Xビ)およびラワンのブロック(6’ xi 2 ” xビ)に米国特許第4.404.239号の実施例2と同様にして約30秒 間防腐処理を行った。次(Xで、−夜排水と乾燥を行った後、プロ・1りの片側 に、 (1)上g己で調製したシロキサン防腐剤含有染料、(2)シラン溶媒お よび米国特許第4.913.972号の実施例8t)lこ記載のベース(bas ed)染料、または(3)シリコン組成物を含まず、比較用の染料のみを吹きつ けた。上記の吹きつけにより、約4ミルの湿った状態の膜厚が得られ、この塗膜 は急速に木材に浸透した。
室温で一夜放置後、トップコートを(上記染料によって処理された板の表面に) 以下のようにして行った:米国特許第4.913.972号の実施例3で使用の 溶液と同様のポリウレタン前駆物質溶液を、固形分40重量パーセントおよび固 形分56重量パーセントで調製した。希釈用に用いられる溶媒は、メチルアミル ケトン、キシレン、および酢酸オキシヘキシルであった。40重量パーセント固 形分のポリウレタン組成物溶液を第1の塗装として、湿った状態の膜厚1゜5− 2ミルで吹きつけ、これを室温で10分間おき、次いで同様のポリウレタン組成 物の56重量パーセント溶液を吹きつけた。次いで、板を室温で10分間おき、 次いで120”Fで20分間ウレタン処方物を焼き、硬化させた。このようにし て、シロキサン防腐剤またはシラン防腐剤を含む場合と含まない場合とで、2種 類の木材を同様に処理した。それぞれのタイプの2枚の板を処理し、静置してさ らした。
上記のマツおよびラワンの板に対し比較用のシランもシロキサンも含有しない処 理を施したコントロール板とともに、フロツグで南回き45度で2年間さらした 後、以下の結果を得た: マツ コントロール シラン シロキサン せ阪1号 1 欠損なし、塗膜はもとの状態のまま良好2 板および塗装にクラック発生 マツ 日のシロキサンによ 11豆 1 欠損なし、良好な塗膜特性 2 欠損なし、良好な塗膜特性 マツ 4913972 のシラン(こよ乱l旦 1 欠損なし、良好な塗膜特性 2 欠損なし、良好な塗膜特性 1 かび発生により、試験継続不可 2 かび発生により、試験継続不可 ラワン 日のシロキサン(こよ 板11号 l 欠損なし、良好な塗膜特性 2 欠損なし、良好な塗膜特性 ラワン 493972 のシランによ 仮JL号 1 かび発生により、試験継続不可 2 かび発生により、試験継続不可 本発明の生成物については、塗膜が元の状態であり、良好であることが認められ 、塗膜の欠損は記録されなかった。ラワンに対する今回の試験では、上記シロキ サン処理された板は、米国特許第4.913.972号に記載のシランにより処 理した板に比べていっそう長持ちした。
明らかに、上記のように本発明の修正および変更は、意図および範囲を変えるこ となく、行われ得る。そのため、単なるそのような限定は、添付した請求の範囲 に示されるように、行われるべきである。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.以下の構造式を有する新規なシランであって、少なくとも1つのアニオン性 または非イオン性の水に可溶な部分および少なくとも1つの疎水性部分を有する 、新規なシラン:(I)▲数式、化学式、表等があります▼ここで、 R1は、6個から30個の炭素原子を有するアルキル基、シクロアルキル基、ア リール基、アルカリール基およびアラルキル基からなる群より選択される一価の 有機部分を表し;R2は、アルキリデン、シクロアルキリデン、アリーリデン、 アルカリーリデンおよびアラルキリデンからなる群より選択される二価の有機部 分を表し、R1+R2の炭素原子の合計数は少なくとも5であり、; R3は、ケイ素に直接結合する炭素を有する二価の有機基を表し; R4は、Hおよび低級アルキルからなる群より選択される基を表し; Wは、AZおよびO(CH2CHR5O)mからなる群より選択される部分を表 し、ここでR5はHまたは低級アルキルであり; Aは、CO2およびSO3からなる群より選択される基を表し; Zは、NR6R7R8R9およびアルカリ金属からなる群より選択される基を表 し、ここでR6はHまたは低級アルキルを表し、そしてR7、R8およびR9は 、Hおよび低級アルキルからなる群より選択される基を表し、R7+R8+R9 の式量は約300未満であり; Xは、ハライド、またはOR10基を表し、ここでR10は、H、低級アルキル 、アリールまたはアルカリール有機基または▲数式、化学式、表等があります▼ を表し、ここでR11は低級アルキルを表し;n1は、0または1の整数であり ; n2は、1または3の整数であり; n3は、0または1の整数であり; n4は、1または2の整数であり; n5は、0または1の整数であり; aは、0または1の整数であり;そしてmは、5から約70の範囲の整数である 。
  2. 2.R1、R2およびR3の少なくとも1つが、少なくとも1個のヘテロ原子お よび少なくとも1個の官能基を含有する、請求項1に記載のシラン。
  3. 3.前記ヘテロ原子が、O、NおよびSからなる群より選択され、そして前記官 能基が、OH、CO2、エーテル、アミン、アミドおよび炭素−炭素結合からな る群より選択される、請求項2に記載のシラン。
  4. 4.R1+R2の炭素原子の合計数が、少なくとも7である、請求項1に記載の シラン。
  5. 5.R1+R2の炭素原子の合計数が、7から26である、請求項1に記載のシ ラン。
  6. 6.WがAZ部分を表す、請求項1に記載のシラン。
  7. 7.Wが、O(CH2CHR5O)m部分を表す、請求項1に記載のシラン。
  8. 8.ZがNR6R7R8R9基を表す、請求項6に記載のシラン。
  9. 9.Zがアルカリ金属を表す、請求項6に記載のシラン。
  10. 10.AがCO2およびSO3からなる群より選択される基を表す、請求項6に 記載のシラン。
  11. 11.以下の構造式(II)および(III)を有する新規なシランであって、 少なくとも1つのアニオン性または非イオン性の水に可溶な部分および少なくと も1つの疎水性部分を有する、新規なシラン: (II)▲数式、化学式、表等があります▼ここで、 R12は、H、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アルカリール基ま たはアラルキル基を表し;R13は、アルキリデン、シクロアルキリデン、アリ ーリデン、アルカリーリデンおよびアラルキリデンからなる群より選択される二 価の有機部分を表し、R12+R13の炭素原子の合計数は約30未満であり、 ; R3は、ケイ素に直接結合する炭素を有する二価の有機基を表し; R4は、Hおよび低級アルキルからなる群より選択される基を表し; Aは、CO2およびSO3からなる群より選択される基を表し; Zは、NR6R7R8R9およびアルカリ金属からなる群より選択される基を表 し、ここでR6はHまたは低級アルキルを表し、そしてR7、R8およびR9は 、Hおよび低級アルキルからなる群より選択される基を表し、R7+R8+R9 の式量は約300未満であり; Xは、ハライドまたはOR10基を表し、ここでR10は、H、低級アルキル基 、アリール基またはアルカリール基または▲数式、化学式、表等があります▼ を表し、ここでR11は低級アルキルを表し;n2は、1または3までの整数で あり;n4は、1または2の整数であり; aは、0または1の整数であり; bは、0または1の整数である;および(III)▲数式、化学式、表等があり ます▼ここで、 R14は、疎水性の一価のアルキル、シクロアルキル、アリール、アルカリール またはアラルキル有機基を表し;R5は、Hまたは低級アルキルを表し;R15 は、Hまたは低級アルキルを表し;R3は、ケイ素に直接結合する炭素を有する 二価の有機基を表し; R4は、Hおよび低級アルキルからなる群より選択される基を表し; Xは、ハライド、またはOR10基を表し、ここで、R10はH、低級アルキル 、アリールまたはアルカリール有機基または ▲数式、化学式、表等があります▼ を表し、ここでR11は低級アルキルを表し;mは、5から約70の範囲の整数 であり;aは、0または1の整数であり; bは、0または1の整数であり;そしてn4は、1または2の整数である。
  12. 12.以下の構造式で定義される、請求項11に記載のシラン: (II)▲数式、化学式、表等があります▼ここで、 R12は、H、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アルカリール基ま たはアラルキル基を表し;R13は、脂肪族基、芳香族の二価の有機基、アラル キル基またはアルカリール基を表し; R3は、ケイ素に直接結合する炭素を有する二価の有機基を表し; R4は、Hおよび低級アルキルからなる群より選択される基を表し; Aは、CO2およびSO3からなる群より選択される基を表し; Zは、NR6R7R8R9およびアルカリ金属からなる群より選択される基を表 し、ここでR6はHまたは低級アルキルを表し、そしてR7、R8およびR9は 、Hおよび低級アルキルからなる群より選択される基を表し、R7+R8+R9 の式量は約300未満であり; Xは、ハライドまたはOR10基を表し、ここでR10は、H、低級アルキル基 、アリール基またはアルカリール基または▲数式、化学式、表等があります▼ を表し、ここでR11は低級アルキルを表し;n2は、1から3までの整数であ り; n4は、1または2の整数であり; aは、0または1の整数であり;そしてbは、0または1の整数である。
  13. 13.R12およびR13の少なくとも1個が、少なくとも1個のヘテロ原子お よび少なくとも1個の官能基を含有する、請求項12に記載のシラン。
  14. 14.前記ヘテロ原子が、O、NおよびSからなる群より選択され、そして前記 官能基が、OH、CO2、エーテル、アミン、アミドおよび炭素−炭素二重結合 からなる群より選択される、請求項13に記載のシラン。
  15. 15.以下の構造式で定義される、請求項11に記載のシラン: (III)▲数式、化学式、表等があります▼ここで、 R14は、疎水性の一価のアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アルカ リール基またはアラルキル有機基を表し; R5は、Hまたは低級アルキルを表し;R15は、Hまたは低級アルキルを表し ;R3は、ケイ素に直接結合する炭素を有する二価の有機基を表し; R4は、Hおよび低級アルキルからなる群より選択される基を表し; Xは、ハライド、またはOR10基を表し、ここで、R10はH、低級アルキル 、アリールまたはアルカリール有機基または▲数式、化学式、表等があります▼ を表し、ここでR11は低級アルキルを表し;mは、5から約70の範囲の整数 であり;aは、0または1の整数であり; bは、0または1の整数であり;そしてn4は、1または2の整数である。
  16. 16.R14が、少なくとも1個のヘテロ原子および少なくとも1個の官能基を 含有する、請求項15に記載のシラン。
  17. 17.前記ヘテロ原子が、O、NおよびSからなる群より選択され、そして前記 官能基が、OH、CO2、エーテル、アミン、アミドおよび炭素−炭素結合から なる群より選択される、請求項16に記載のシラン。
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