JPH0650982A - 回転数変化率測定装置 - Google Patents
回転数変化率測定装置Info
- Publication number
- JPH0650982A JPH0650982A JP22510792A JP22510792A JPH0650982A JP H0650982 A JPH0650982 A JP H0650982A JP 22510792 A JP22510792 A JP 22510792A JP 22510792 A JP22510792 A JP 22510792A JP H0650982 A JPH0650982 A JP H0650982A
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- Japan
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- revolutions
- rotation speed
- rotation
- change rate
- changing rate
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 比較的大型の回転体の回転試験において、計
器の目視に頼っていた回転数の変化率の測定を精度良く
行え、かつ回転数変化率を連続的に記録することが可能
な装置を提供すること。 【構成】 回転体の回転パルスを受けて回転数を演算し
表示する手段（１〜６）と、演算された回転数と前回演
算された回転数との差を演算する手段（７〜９）と、演
算された回転数の差から回転数変化率を演算しデジタル
表示する手段（１２，１３）と、回転数変化率をアナロ
グ表示するとともに回転数変化率に比例したアナログ信
号を出力する手段（１４〜１７）とを備えてなるもの。
器の目視に頼っていた回転数の変化率の測定を精度良く
行え、かつ回転数変化率を連続的に記録することが可能
な装置を提供すること。 【構成】 回転体の回転パルスを受けて回転数を演算し
表示する手段（１〜６）と、演算された回転数と前回演
算された回転数との差を演算する手段（７〜９）と、演
算された回転数の差から回転数変化率を演算しデジタル
表示する手段（１２，１３）と、回転数変化率をアナロ
グ表示するとともに回転数変化率に比例したアナログ信
号を出力する手段（１４〜１７）とを備えてなるもの。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、発電用タービン、大型
ファン等の比較的大型の回転体の回転試験において回転
数の変化率を精度良く測定及びモニタするための回転数
変化率測定装置に関し、ガバナテスト等において定格負
荷に整定したか否かを判定するのにも適用することがで
きる。
ファン等の比較的大型の回転体の回転試験において回転
数の変化率を精度良く測定及びモニタするための回転数
変化率測定装置に関し、ガバナテスト等において定格負
荷に整定したか否かを判定するのにも適用することがで
きる。
【０００２】
【従来の技術】発電用タービンや大型ファン等の比較的
大型の回転体の回転試験において、回転上昇率あるいは
回転降下率の測定は、一般に回転計を目視し、一定時間
の回転数の差から求めている。また、発電用タービンの
負荷遮断試験における負荷遮断後の回転数の整定は、回
転計の目視により、回転数の変化の状態を見て判定して
いる。
大型の回転体の回転試験において、回転上昇率あるいは
回転降下率の測定は、一般に回転計を目視し、一定時間
の回転数の差から求めている。また、発電用タービンの
負荷遮断試験における負荷遮断後の回転数の整定は、回
転計の目視により、回転数の変化の状態を見て判定して
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】発電用タービンや大型
ファン等の比較的大型の回転体の回転試験において、回
転数の変化率の測定は、回転上昇速度あるいは回転降下
速度を監視したり、回転数の安定を判定する上で重要な
測定項目である。これらを監視する従来の方法は、一般
にモニタ計器として常設の回転計を目視し、一定時間の
回転数の差から、回転数の変化率を求めている。また、
回転数の安定を判定する方法も、回転計の目視により、
回転数の変化の状態を見て判定している。このように従
来の方法は、人手による目視記録が主体となっているた
め、測定精度が悪く応答性が遅い等の欠点がある。
ファン等の比較的大型の回転体の回転試験において、回
転数の変化率の測定は、回転上昇速度あるいは回転降下
速度を監視したり、回転数の安定を判定する上で重要な
測定項目である。これらを監視する従来の方法は、一般
にモニタ計器として常設の回転計を目視し、一定時間の
回転数の差から、回転数の変化率を求めている。また、
回転数の安定を判定する方法も、回転計の目視により、
回転数の変化の状態を見て判定している。このように従
来の方法は、人手による目視記録が主体となっているた
め、測定精度が悪く応答性が遅い等の欠点がある。
【０００４】本発明は、このような事情に鑑みて提案さ
れたもので、回転数の変化率を精度良く測定し、オシロ
グラフ等の記録に必要なアナログ信号の出力及び回転数
変化率の監視を１台の装置で可能とした回転数変化率測
定装置を提供することを目的とする。
れたもので、回転数の変化率を精度良く測定し、オシロ
グラフ等の記録に必要なアナログ信号の出力及び回転数
変化率の監視を１台の装置で可能とした回転数変化率測
定装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的に対し、本発明
によれば、回転体の回転パルスを受けてその回転数を演
算する回路と、演算された回転数を表示する手段と、回
転パルスに同期して演算された回転数をメモリに記憶更
新する際に前回記憶された回転数との差を演算する回路
と、演算された回転数の差から回転数の変化率を演算す
る回路と、演算された回転数変化率をデジタル表示及び
アナログ表示する手段と、回転数変化率に比例したアナ
ログ信号を出力する端子とを備えた回転数変化率測定装
置が提供される。
によれば、回転体の回転パルスを受けてその回転数を演
算する回路と、演算された回転数を表示する手段と、回
転パルスに同期して演算された回転数をメモリに記憶更
新する際に前回記憶された回転数との差を演算する回路
と、演算された回転数の差から回転数の変化率を演算す
る回路と、演算された回転数変化率をデジタル表示及び
アナログ表示する手段と、回転数変化率に比例したアナ
ログ信号を出力する端子とを備えた回転数変化率測定装
置が提供される。
【０００６】
【作用】上記手段によれば、回転数演算回路が時々刻々
と変化する回転体の回転数を演算し、回転数表示手段に
よりデジタル表示し、この回転数は演算毎に前回演算さ
れた回転数との差を演算する回路を介し回転数変化率演
算回路にて回転数の変化率が演算され、変化率表示手段
によりデジタル表示される。また、回転数変化率の様子
が一目で分るようにアナログ表示手段にも表示される。
更に、回転数変化率のオシログラフ記録に必要な信号を
アナログ信号の形で出力する。
と変化する回転体の回転数を演算し、回転数表示手段に
よりデジタル表示し、この回転数は演算毎に前回演算さ
れた回転数との差を演算する回路を介し回転数変化率演
算回路にて回転数の変化率が演算され、変化率表示手段
によりデジタル表示される。また、回転数変化率の様子
が一目で分るようにアナログ表示手段にも表示される。
更に、回転数変化率のオシログラフ記録に必要な信号を
アナログ信号の形で出力する。
【０００７】
【実施例】図１及び図２は、本発明による回転数変化率
測定装置の一実施例を示すもので、図１は本装置の回路
構成を示すブロック図、図２は本装置の前面操作パネル
における表示器及び入力端子等の配置例を示す正面図で
ある。
測定装置の一実施例を示すもので、図１は本装置の回路
構成を示すブロック図、図２は本装置の前面操作パネル
における表示器及び入力端子等の配置例を示す正面図で
ある。
【０００８】これらの図において、１は回転パルス入力
端子、２は波形整形回路、３は計数回路、４は基準発振
器、及び５は回転数演算回路で、これらによって回転数
演算回路を構成している。６は回転数表示器である。７
は演算された回転数を一時記憶するバッファメモリ、８
は引算回路、９は回転数を記憶するメモリ、１０はメモ
リカウンタ、１１はメモリカウンタの初期設定用デジタ
ルスイッチ、１２は変化率演算回路であり、これらによ
って回転数変化率演算回路を構成している。１３は回転
数変化率表示器、１４はＤ／Ａ（デジタル−アナログ）
変換器、１５は増幅器、１６はアナログメータ、１７は
アナログ信号出力端子であり、これらによって回転数変
化率を表示する手段を構成している。
端子、２は波形整形回路、３は計数回路、４は基準発振
器、及び５は回転数演算回路で、これらによって回転数
演算回路を構成している。６は回転数表示器である。７
は演算された回転数を一時記憶するバッファメモリ、８
は引算回路、９は回転数を記憶するメモリ、１０はメモ
リカウンタ、１１はメモリカウンタの初期設定用デジタ
ルスイッチ、１２は変化率演算回路であり、これらによ
って回転数変化率演算回路を構成している。１３は回転
数変化率表示器、１４はＤ／Ａ（デジタル−アナログ）
変換器、１５は増幅器、１６はアナログメータ、１７は
アナログ信号出力端子であり、これらによって回転数変
化率を表示する手段を構成している。
【０００９】図１において、回転体から出力される回転
パルスは、回転パルス入力端子１に供給される。回転パ
ルスは一旦波形整形回路２で波形を矩形波に整形して、
計数回路３に入力される。計数回路３には、又基準クロ
ックとして１〜１０ＭHz程度の安定した周波数ｆ0Hzを
発振する基準発振器４からのクロック信号が入力されて
いる。計数回路３は、基準発振器４のクロック周波数ｆ
0に同期して回転パルスの間隔をカウントする。計数回
路３のカウント数ｎを受けた回転数演算回路５は、時々
刻々と変化する回転数ＲＰＭを０.０５ｒｐｍ程度の精
度で下に示す式 ＲＰＭ＝（ｆ0／ｎ）×６０×２０・・・・・（０.０５ｒｐｍ単位） にて即座に演算する。この回転数ＲＰＭは、回転数をモ
ニタする回転数表示器６と回転数を一時的に記憶するバ
ッファメモリ７とに分岐される。
パルスは、回転パルス入力端子１に供給される。回転パ
ルスは一旦波形整形回路２で波形を矩形波に整形して、
計数回路３に入力される。計数回路３には、又基準クロ
ックとして１〜１０ＭHz程度の安定した周波数ｆ0Hzを
発振する基準発振器４からのクロック信号が入力されて
いる。計数回路３は、基準発振器４のクロック周波数ｆ
0に同期して回転パルスの間隔をカウントする。計数回
路３のカウント数ｎを受けた回転数演算回路５は、時々
刻々と変化する回転数ＲＰＭを０.０５ｒｐｍ程度の精
度で下に示す式 ＲＰＭ＝（ｆ0／ｎ）×６０×２０・・・・・（０.０５ｒｐｍ単位） にて即座に演算する。この回転数ＲＰＭは、回転数をモ
ニタする回転数表示器６と回転数を一時的に記憶するバ
ッファメモリ７とに分岐される。
【００１０】バッファメモリ７の内容は回転数が演算さ
れる毎に更新しながら、一定時間Δｔ秒毎にメモリ９と
引算回路８とに分岐される。メモリ９の容量はデジタル
スイッチ１１で表示される最大数値と同じである。メモ
リカウンタ１０は、デジタルスイッチ１１にて設定され
た数値Ｋを最大値として１〜Ｋの間を一定時間Δｔ秒に
同期してループ式に１，２，・・・，Ｋ，１，２，・・
・のようにカウントする。メモリ９はメモリカウンタ１
０にてカウントされた番地に最新の回転数を書き込み、
更新するが、ここで回転数を書き込む前に、その番地に
記憶されていた以前の回転数を引算回路８へ出力する。
れる毎に更新しながら、一定時間Δｔ秒毎にメモリ９と
引算回路８とに分岐される。メモリ９の容量はデジタル
スイッチ１１で表示される最大数値と同じである。メモ
リカウンタ１０は、デジタルスイッチ１１にて設定され
た数値Ｋを最大値として１〜Ｋの間を一定時間Δｔ秒に
同期してループ式に１，２，・・・，Ｋ，１，２，・・
・のようにカウントする。メモリ９はメモリカウンタ１
０にてカウントされた番地に最新の回転数を書き込み、
更新するが、ここで回転数を書き込む前に、その番地に
記憶されていた以前の回転数を引算回路８へ出力する。
【００１１】一方、引算回路８は、バッファメモリ７と
メモリ９とからそれぞれの回転数を受け、下に示す式 回転数の差（ΔＲＰＭ）＝バッファメモリの内容−メモ
リ９の内容 にて時間ｔ＝Δｔ×Ｋ秒間に変化した回転数の差（ΔＲ
ＰＭ）を演算する。更に変化率演算回路１２は、引算回
路８にて演算された回転数の差（ΔＲＰＭ）とデジタル
スイッチ１１にて設定された数値Ｋとを受け、下に示す
式 回転数変化率（ＲＰＭ／秒）＝回転数の差（ΔＰＲＭ）
／（Δｔ×Ｋ） にて演算する。ここで演算した回転数変化率は、デジタ
ルにてモニタするための回転数変化率表示器１３により
表示される。
メモリ９とからそれぞれの回転数を受け、下に示す式 回転数の差（ΔＲＰＭ）＝バッファメモリの内容−メモ
リ９の内容 にて時間ｔ＝Δｔ×Ｋ秒間に変化した回転数の差（ΔＲ
ＰＭ）を演算する。更に変化率演算回路１２は、引算回
路８にて演算された回転数の差（ΔＲＰＭ）とデジタル
スイッチ１１にて設定された数値Ｋとを受け、下に示す
式 回転数変化率（ＲＰＭ／秒）＝回転数の差（ΔＰＲＭ）
／（Δｔ×Ｋ） にて演算する。ここで演算した回転数変化率は、デジタ
ルにてモニタするための回転数変化率表示器１３により
表示される。
【００１２】一方、演算結果は、Ｄ／Ａ変換器１４を介
してオシログラフ記録等に必要なアナログ信号としてア
ナログ信号出力端子１７へ出力するとともに、更に増幅
器１５を介してアナログメータ１６にも出力される。
してオシログラフ記録等に必要なアナログ信号としてア
ナログ信号出力端子１７へ出力するとともに、更に増幅
器１５を介してアナログメータ１６にも出力される。
【００１３】
【発明の効果】本発明による回転数変化率測定装置によ
れば、以下のような効果を奏することができる。 （１）発電用タービンや大型ファン等の比較的大型の回
転体の回転試験において、回転数の変化率の測定は、こ
れまで常設の回転計を目視し、一定時間の回転数の差か
ら回転数の変化率を求めていたため、精度が悪く、短時
間の回転数変化率の測定には無理があったが、本発明装
置の採用により、上記懸案事項が解消され、精度良い回
転数変化率の測定ができ、更に時々刻々と変化する回転
数変化率を連続的に記録することができる。 （２）又、回転体の回転数の安定、整定等の判定は、こ
れまで常設の回転計を目視し、回転数の変化が少なくな
った時点を安定、整定と判定していたため、判定の時期
が不正確になりがちであったが、本発明装置の採用によ
り、回転数変化率をアナログメータにて拡大表示するこ
とにより、回転数の変化の状態が良く分り、メータの針
がゼロに収斂した時点を安定、整定と判定できるため、
判定の時期が正確になる。
れば、以下のような効果を奏することができる。 （１）発電用タービンや大型ファン等の比較的大型の回
転体の回転試験において、回転数の変化率の測定は、こ
れまで常設の回転計を目視し、一定時間の回転数の差か
ら回転数の変化率を求めていたため、精度が悪く、短時
間の回転数変化率の測定には無理があったが、本発明装
置の採用により、上記懸案事項が解消され、精度良い回
転数変化率の測定ができ、更に時々刻々と変化する回転
数変化率を連続的に記録することができる。 （２）又、回転体の回転数の安定、整定等の判定は、こ
れまで常設の回転計を目視し、回転数の変化が少なくな
った時点を安定、整定と判定していたため、判定の時期
が不正確になりがちであったが、本発明装置の採用によ
り、回転数変化率をアナログメータにて拡大表示するこ
とにより、回転数の変化の状態が良く分り、メータの針
がゼロに収斂した時点を安定、整定と判定できるため、
判定の時期が正確になる。
【図１】本発明による回転数変化率測定装置の回路構成
例を示したブロック図である。
例を示したブロック図である。
【図２】本発明による回転数変化率測定装置の前面操作
パネルを例示した図である。
パネルを例示した図である。
１ 入力端子 ２ 波形整形回路 ３ 計数回路 ４ 基準発振器 ５ 回転数演算回路 ６ 回転数表示器 ７ バッファメモリ ８ 引算回路 ９ メモリ １０ メモリカウンタ １１ 初期設定用デジタルスイッチ １２ 変化率演算回路 １３ 回転数変化率表示器 １４ Ｄ／Ａ変換器 １５ 増幅器 １６ アナログメータ １７ アナログ信号出力端子
Claims (1)
- 【請求項１】回転体の回転パルスを受けてその回転数を
演算する回路と、演算された回転数を表示する手段と、
回転パルスに同期して演算された回転数をメモリに記憶
更新する際に前回記憶された回転数との差を演算する回
路と、演算された回転数の差から回転数の変化率を演算
する回路と、演算された回転数変化率をデジタル表示及
びアナログ表示する手段と、回転数変化率に比例したア
ナログ信号を出力する端子とを備えた回転数変化率測定
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22510792A JPH0650982A (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 回転数変化率測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22510792A JPH0650982A (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 回転数変化率測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0650982A true JPH0650982A (ja) | 1994-02-25 |
Family
ID=16824095
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22510792A Withdrawn JPH0650982A (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 回転数変化率測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0650982A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101280568B1 (ko) * | 2011-04-06 | 2013-07-02 | 주식회사 마린디지텍 | 선박 추진제어 원격운용장치 |
-
1992
- 1992-07-31 JP JP22510792A patent/JPH0650982A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101280568B1 (ko) * | 2011-04-06 | 2013-07-02 | 주식회사 마린디지텍 | 선박 추진제어 원격운용장치 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991005 |