JPH06509654A - 電子ブック - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 電子ブック 関連出願 本願は、同一出願人によって１９９１年４月１５日付けで提出され、本願と同時 係属している米国特許出願第０７７６８５．２７８号の一部継続出願であり、こ の米国特許出願第０７／６８５．２７８号は、現在は放棄された同一出願人によ る１９８９年８月２１日に提出の米国特許出願第０７／３９６．１２９号の一部 継続出願である。

発明の背景 発明の分野 本発明は、情報を表示するための音響信号と視覚信号を連結するための装置およ び方法の一般的な領域に関する。本発明は、特に、印刷物の提示に伴って視覚お よび音声メツセージを連結することによって、ブックの中に表示された情報の理 解および記憶を強化するための装置および方法に関する。

九止艮人葛説所 印刷物を理解することは、現代社会における最優先の教育目的である。全ての印 刷物の理解は、ある情報に関して以前に修得された知識に基づき、視覚的に捕ら えられたその情報を解釈する能力に左右される。従って、理解と同化の能力を改 良するために、このような視覚的に捕らえられた情報を解釈するプロセスの強化 を補助するにあたって、様々な試みがなされている。

先行技術に見られる様々な装置の中で、Ｌｉｐｐｓに対する米国特許第４．０２ １．９３２号（１９７７）　、Ｃｈａｔｌｔｅｎに対する米国特許第４゜１８９ ．８５２号（１９８０）　、Ｒｏｓｓに対する米国特許第４．２７３．５３８号 （１９８１）　、Ｉ）ｏｒｉｎＨに対する米国特許第４．４２５．０９８号（１ ９８４）　、Ｓｈｉｍｉｚｕに対する米国特許第４．７５２．２３０号（１９８ ８）　、Ｗｅｉｎｅｒに対する米国特許第４．７７８．３９１号（１，９８８） 　、およびにＪｅｎｇ対する米国特許第４．８０９．２４６号（１９８９）によ り、娯楽の目的または読者の理解および記憶を改良するために、印刷物を効果的 に強調するために使用される様々なアプローチが開示されている。

特に、米国特許第４．８０９．２４６号は、見開かれているページ上の印刷物の 記述の音声レコーディングを誘発するページ感知素子を用いる音声表示ブックを 教示している。

米国特許第４．７０３．５７３号（１９８？）において、Ｍｏｔｇｏｍｅｒｙら は音声および視覚要素を備え、開かれたシート上に表示された情報を確認するた めの音声および電子イメージの組合せを、電子工学的に生成し送信するための電 子ブック装置を開示している。制御回路はシート上に設置され、印刷物の解釈を 高めるのに適していると見なさる予め決定された順序に従って、音声および視覚 表示の機能を調整している。同様に、Ｗｉｌｂｕｒに対する米国特許第４．３６ ３，０８１号（１９８２）は、グリーテイングカードの図柄および他の印刷を強 調するために、光放射ダイオード（ＬＥＤ）を使用することを開示している。

更に、Ｋａｕｆ　ｆｍａｎに対する米国特許第４．２０９．８２４号（１９８０ ）は、ページ上に印刷された図の領域を照明するために、ページ毎に電気回路お よび光放射素子を有する開口部を含むブックを開示している。Ｚａｄｉｇに対す る米国特許第３．５９２．０９８号は、インク回路を破壊せずに、インクが印刷 されているシートをインクを挟んで折り曲げることを可能にする柔軟な導伝性イ ンクを教示している。米国特許第１．５４５．２１７号（１９２５）および第１ 、６７０．２５４号（１９２Ｂ）において、ＴｈｕｒｂｅｒおよびＧｏｗｉｎは 、単一シートをアフーディオン型に折り曲げることによる、従来の非電子ブック の形成を示している。最後に、ＧｒａｎｔおよびＫｎｉｚｎｉｃｋに対する米国 特許第２．２７７．３１８号（１９４２）および第２，４４４、３５５号（１９ ４８）によって、複数の７−トを半分に折り、ブックの背に折り目を向けてそれ らを綴じることによる従来のブックの製法が示される。

従来技術を再検討すると、現在までに開発された大抵の装置は、ページ上に示さ れた印刷事項の音声による説明または印刷事項の照明を単に提示しているだけで あることがわかる。

他の装置においては、音声および／または視覚による理解向上は、単に印刷され た言葉または印刷された図柄のためだけに限定されているようである。しかし、 最も重要なことは、必要とされる視覚向上のために、ＬＥＤまたは液晶表示装置 （ＬＣＤ）のような従来の照明装置を使用する際に必要な空間のために、先行技 術で用いられる様々な装置は綴じ本の形態に対（、では実用的ではないというこ とである。更に、音声および視覚表示の両方の機能を制御するための、先行技術 で教示されたアプローチは、各ページにおける要求に対して固有である。それゆ え、ブックの背を通して各ページから中央制御板に延びる二重になった平行回路 に付随する空間が過度に必要とされるため、それらのアプローチは多数の様々な ページの適用に対しては適さない。最終的には、現存する電子ブックは、視覚お よび音声メソセージを読者と相互に作用し合うように使用して、印刷物を提示し ようとはしないといえる。

したがって、ブックのページ上の何らかの特性またはイメージ形態（以下では、 一般的に印刷物、マテリアルまたは情報と呼ぶ）において提示される視覚情報が 、規則的に情報と同期する音声および光表示によって、説明され、強調され、ま たはともかくも強化されて、情報の意味を強調し、読者側の理解と記憶を向上し ようとする実用的な装置が今なお必要とされている。特に、経済的でかつ実用的 な方法で、多数のページを１つの綴じ本にまとめるために適したコンパクトな製 造方法が望まれている。

発明の要旨 前記記載に鑑みて、本発明の主要な目的は、印刷された情報の視覚的および聴覚 的向上を提供する電子ブック装置を提供することである。

本発明の他の目的は、ブックの中に印刷された情報を強調し注意を引（ために、 その情報の表示に関連する視覚信号を形成する電子ブック装置を提供することで ある。

本発明の更なる到達点は、情報に対する読者の認識および理解を描写して容易に し、更にページ上のその情報の存在を強調するために、ブックの中に印刷された 情報の表示に関連する音響信号またはメンセージを形成する電子ブック装置を提 供することである。

本発明の池の到達点は、関心の特定部分に、視聴者の注意を明確に引き寄せ、か つ視聴者の視覚される情報の理解を高めるために、印刷された情報のいかなる部 分にも関連１５た音声および視覚信号の間の同期を提供することである。

本発明の更に他の目的は、教育または娯楽の目的のために適切に選択された予め 決定されたスケジュールに従って、同期された音声および視覚信号を連続的にに 放出することである。

本発明の関連した目的は、そのブックの読者が、読者に最も適するように二者間 で選択することかでき、その結果、ブックの情報を通じて視覚的進展に直接間わ ることにより、読者の関心が更に高められ得るような相互に作用するシステムで ある１゜ 発明の更なる目的は、異なる種類の印刷情報に対してめられるであろう異なる実 施形態に適するように、同じ一般概念を多様な設計および実施態様に適用させる ことである。該目的のため、記載した装置はモジュール形態でも実施可能であり 、その場合、ブックの各ページは装置全体のモジュール素子の一つを形成する。

発明の更なる目標は、量の大きい形態での製造に適した装置であり、各ページの 視覚および音声表示が中央制御板から直接また他ページと独立に制御される。

本発明の更なる目的は、上記の目標を経済的かつ商業的に可能な方法で実現する ことである。このことは、すでに市場入手可能または競争力を有する価格で開発 可能であるような簡素な部品および製造方法を用いることにより行われる。

これらおよび他の目的に対応して、本発明の１実施態様は、情報の印刷された複 数のページと、組織だった順序で該情報を同定するための視覚信号手段と、視覚 信号手段と同時に該情報を説明または更に同定するための同期した音響信号手段 と、各特定のページが開かれたときにこれらの信号の発生および伝達を電気的に 制御するための電気的または感光手段とを備えている電子ブックを提供する。前 記電子ブックの各ページは、印刷された材料が配置された積層シートと、該積層 シートを通して表示される視覚信号手段を有する電子バックドロップとを備えて いる。ブックの背部の回路は、各ページの電気的または感光制御手段を含む電子 バックドロップをつなぎ、照光回路をオンするイテリジェント電子手段および音 声合成器とを独立させる。該インテリジェント電子手段および該音声合成器は、 ページ上で鑑賞されている印刷された事柄を視覚的および音声的に同時に高める ように同期されかつ順序づけられている。本装置は、題材の理解を高めかつ所望 ならば娯楽を提供するために適切であると思われる所定の順序で、プレゼンテー ンコンを制御する。発明の好ましい実施態様において、使用者は各ページにおい て特定のシーケンスを繰り返すかブックを読み進んで行くかのどちらがの選択肢 を与えられる。

本発明の他の様々な目的および利点は、続く明細書中の説明および付属のクレー ムで明確に指摘した新規な特徴から明らかになるであろう。上記の目的の達成の ため、本発明は、これより図中で説明され、好ましい実施態様の詳細な説明中で 充分に説明され、クレームで明確に指摘される特徴からなる。然しなから、その ような図面および説明は、発明が実施され得る様々な方法のうちの一つのみしか 開示しないものである。

簡単な図の説明 図１は、電子ブックの全体的な構成を示し、アルファベット文字及び関連主題の 絵図のある見開きを示している、本発明の実施態様の全体的な特徴の斜視図であ る。

図２は、視覚情報のある上部シートと下部補助シートとにはさまれた回路基板層 を露出した本のページの層構造の図である。

図３は、本発明による電子ブックのインテリジェント回路の電子部品のブロック 図である。

図４は、本発明の一実施態様での電子ブックのリーフを形成するために使用され る連続したコアシートの斜視図である。

図５は、ブックリーフの形状に組み立てた後の連続したコアシートの斜視図であ る。

図６は、電子ブックのページ上への直接の発光ダイオードの構成を示す、本発明 のコアシートの一部分の断面図である。

図７は、本発明の他の実施態様での電子ブックの２つの向かい合ったページに対 応する１つのリーフを形成するのに使用するモジュラコアシートの斜視図である 。

図８は、モジニラブックリーフに組み立てた後の図７のモジュラコアシートの斜 視図である。

図９は、接続のための中央の折り目を通って、本の背を通って、本の表紙の中に 納めされているインテリジェント電子回路へつながっている導線を示す、図７の モジュラコアシートにプリントされた回路基板の一例の平面図である。

図１０は、電子ブックの制御回路への対応する接続を含む羽根の間にある、図８ の各ブックリーフを受け入れるための、ファン状の背部の斜視図である。

図１１は、図８及び図１０に示す、背部及びモジコラリーフ方法により製造され た本発明の一実施態様の斜視図である。

図１２は、隣接するモジコラブックスプレノドを形成するために使用される他の 種類のコアシートの斜視図である。それぞれは、本発明のさらに他の実施態様で の電子ブックの、向き合った２つのページに対応している。

図１３は、ブックリーフ及び２つの対応するブックスプレッドに組み立てられた 後の図１２のモジューラコアシートの斜視図である。

図１４は、電子ブックの制御回路への対応する接続部を含む羽根の間での図８の ブックリーフを形成するために組み合わされている、各モジュラブックスプレ、 ドを受け入れるための、図のために背部が一部除かれている、ファン型背部の斜 視図である。

図１５は、図１２の電子ブックの回路を、本発明の最後のブックスプレッドモジ ュールからターミナルボードに通すために使用する電子通路の図である。

図１６は、図１２に示すコアシートの実施態様の回路基板層の正確なレイアウト を示す図である。

図１７は、図１６の回路基板層と同じ接続部を特徴づける、本発明の好ましい実 施態様の７ングルシートラストセグメントの回路基板層の正確なレイアウトを示 す図である。

発明の詳細な説明 本発明の中心は、大部の出版に使用され、コンパクトな形式で画像及び音響信号 回路の組合せを可能にする、電子ブックの新規な製造方法にある。一実施態様に おいて、電子ブックは、アコーデオン状に折られた連続した回路シートからなり 、一方の端でリーフまたは対応するページを形成するために綴じられている。好 ましい実施態様において、一対の向かい合うページ（スプレ、ド）、または、各 ブックリーフに対応する回路は、電子ブックの背部の中にある柔軟なプリント回 路を通して電子ブックの頂部の制御電子装置類に接続することで機能するモジュ ールを構成する。

同一部分は同一の番号及び記号で表されている図面を参照すれば、図１は、本発 明による電子ブック１００の実施態様の外観形状を示している。電子ブックは、 背部１４０を形成するためのインサイドマージン１３０にて綴じられた多数の積 層リーフ１２０を覆い、かつ綴じるための表紙１１０を有している。表紙１１０ は、電子ブックの電子制御回路（インテリジェント電子回路）（図１では不図示 ）、電池収納部１５２、及びスピーカー１５４を含んでいる。図２に示されるよ うに、電子ブック１００の各ページ１２２はラミネートされた部品からできてい る。ラミネートされた部品の中の上部シート１２４は、プリントされたイメージ 、アルファベット文字、または、ブックベージに付けるのに適した他の素材の形 態で、視覚情報１２６を有している。底部シートすなわちコアシート１２１は、 そのシート自信の表面に付着した回路基板層１２３を有しており、ページ１２２ がラミネート状に組み立てられたときに見えるようにするための上部シートにあ る半透明の部分または開口部１２８に対応する発光ダイオード（ＬＥＤ）１２５ を有する。この図では見えないが、図２の後ろ側のページは同一の構造要素から なり、２つのシートで覆われた構成すなわち上部シートがプリントされた情報を 有し、かつ、同一コアシートの反対側にあり、通常は反対側のページを形成する 底部シートが対応する回路基板層を有しているという構成を有している。

同時係属出願及び多数の先行技術で詳しく説明されているように、回路基板層１ ２３は、電子ブックの対応するページが開かれたときに電子ブック１００の動作 を開始するための、上部シート１２４を通って延びた電子機械的接触スイッチ要 素１２７を有している。等価な圧力または光感応スイッチ要素が、同じ機能を達 成するために使用され得る。よって、圧力を加えたり、または、電子ブックを開 けるときに光に当てたりすることでスイッチを作動させることができる。ページ 上のスイッチ要素１２７は、電子的に識別信号（たとえば、開いたまたは閉じた 回路信号）を生成し、そのページの回路基板層１２３を通して電子ブックの頂部 １５０に納められている別の電子回路要素１６０へ転送する。図３のブロック図 にあるように、この回路要素は、電源１６２（１ｉ子ブツクの区画１５２に納め られる電池という形態で供給される）を有しているが、これは、ページの中のス イッチ要素１２７により、シーケンサ手段１６４、シンクロナイザ一手段１６６ 、及び通常スピーカー１５４（図１に図示）で構成される音響手段１７０に接続 された音声シンセサイザ一手段１６８、とに電圧を加える。電源１６２及び音響 手段１７０は、電子ブックの頂部１５０に目立たないように組み込むことが好ま しく、以下に示す適当な相互接続回路要素により、電子回路１６０及び各ページ の回路基板層１２３に電気的に接続されている。音響手段１７０は、電子ブック の内容を見ながら個人的に聴取するためのヘッドホン（不図示）から構成されて いるだろう。動作中に、例えば接触スイッチ素子を用いることによって、図１に 示されるようにブック１００が見開きの隣接する２ペ一ジ間で開かれる場合には 常に、隣接する２ページ」−のスイッチ素子１２７間の接触が自動的に中断され るので、電子回路１６０へ信号が送られ、その見開きの左ページに示される題材 に関連する視覚および音響信号のシーケンスを開始するだめの制御機能を起動す る。図１の対向ページ上のスイッチ素子によって示されるように、起動している スイッチ素子１２７は厳密には接触によって機能し得るので、ページを開くこと によって、そうでない場合には常閉のスイッチアセンブリを形成する隣接構成要 素を分離することによって、開放回路が生成される。一方、各スイッチ素子１２ ７は、対応するページでブックを開くことによってトリガされる板バネ又は感圧 性スイッチング素子から構成されることができる。或いは、ブックが開かれた時 に受け取る光に応答する光電素子からなることもできる（もちろん、この実施例 は、暗闇では機能しない）。以下に説明される好ましい実施例において示される ように、各スイッチ素子１２７は、単純に、各ページの回路に組み込まれ、見る 人によって手動で操作されてそのページの音響および視覚機能を起動する圧力ス イッチからなることもできる。一方、任意の箇所でブックを開き、それによって 隣接するページの見開きの内容を光にあてることによって起動が自動的に達成さ れる場合には、その隣接するページ上の一対のスイッチ素子１２７は、先ず、左 ページ上の回路の動作をトリガする。シーケンサ１６４およびシンクロナイザ１ ６６は、そのページ上の印刷事項１２６の隣に位置する対応するＬＥＤＩ　２５ を用いて、その事項の選択部分を識別および強調させる。同時に、それらは、音 声シンセサイザ１６８および音響手段１７０を介して印刷事項の識別および説明 をさらに行うための音声メソセ・−ジを送出ざゼる。

これら全てが、電子回路１６０においてプログラムされているプレゼンテーショ ンの所定の順番および間隔に従っている。

駆動している左ページに対応する回路基板層１２３のレイアウトは、ＬＥＤによ って生成され、このページの上部シート１２４の透明部分または穴１２８を通し て見られる視覚信号の、このページにおける正確な物理的な位置を決定する。も ちろん、これらの位置は、表示される材料に対する特定の要求に応じて、同−で あるかまたはページによって異なる。事実、シーケンサおよびシンセサイザは、 集積回路技術において公知の方法に従って、マイクロチップ集積回路を通してプ ログラムされて、提示される材料を最大限に向上させるように、視覚信号と音響 信号との組合せのシーケンスを行う。さらに、プログラムされた表示は、視聴者 の選択に応じて相互作用的、二者択一的または連続的なシーケンスを含み、この シーケンスは、各ページの回路基板層１２３に導入された圧力スイッチ１２９に よって実行される。従って、例えば、信号伝送のシーケンスのある特定の時点に おいて、可聴メツセージは、圧力スイッチ１２９を通じて読者により伝えられる （表示された印刷材料における認識可能な特徴に対応し得る）特定の命令に応答 して、読者に二者択一的な進行選択を知らせる。例えば、ページ上の熊の印刷画 像の表示に関連する連続した光信号および音響信号の後、視聴者には、繰り返す 場合には一回、ゲームをする場合には二回熊の鼻を押し、または次のページに移 る場合には押さないというメツセージが聞こえる。ゲームは、所望の目的に適切 な任意の光信号と音響信号との組合せからなり、すべてのレベルの相互作用は、 ページ全体の目的の点に対応するように同様に配置された他の圧力スイッチ１２ ９を通して適切な応答を要求することによって、プログラムされたシーケンスに 設計され得る。これらの種々の選択は、各本の音響および視覚内容に関する設計 上の問題である。これらの実行は、スピーチ合成および連続的な発光技術におい て公知であり、本明細書の発明範囲内でない方法および装置による、特定の所望 目的で設計される電子回路のプログラミングの問題である。従って、このような 実行の詳細は、本願では言及しない。

本に設計される特定のプログラムによって決定されるように、左ページの可能性 のあるロジックが使い果たされると、シーケンサ１６４は、その印刷材料に関連 した、隣の右ページ用の同様の連続した音響信号および視覚信号を自動的に開始 する。各ページの信号のシーケンスは、プログラムされた命令に従って、同一で あるかまたは異なる。しかし、シーケンスは常に、読者の理解および印刷材料の 保持を最大にするように設計された音響信号および視覚信号を含んでいる。右ベ ージのシーケンスが完了すると、装置は、新たな一対のスイッチ素子１２７が本 の別のページを開くことによって駆動されるまで（左ページについて上述したよ うな可能な選択に応答して、読者によって強制的に繰り返されなければ）停止す る。

上記の表示に類似した音響および視覚表示は、当該技術分野において公知である が、本発明の方法および装置は、特に、複数リーフを含むコンパイルに適切であ る。本願で使用されるアプローチは、各ページの回路基板層１２３と、インテリ ジェント電子回路１６０とを接続する新規の方法を用いており、その結果として 、よりコンパクトな設計およびさらなる多様性が得られる。さらに、新規なアプ ローチとして、ＬＥＤが、各ページの回路基板層に配置されて、製造コストは減 少し、ＬＥＤによって占有されるページ間の空間は最小になる。

本発明の第１の実施態様を示す図４に例示されるように、本全体の連続した回路 基板層１８６は、柔軟な導電インクによって、連続したコアシー）　１８０の一 方の側（図４の頂部側）に印刷されている。そして、コアシート１８０は、アコ ーデオン形態で同等のセグメントに折り曲げられて、対になった隣接セグメント を含む本のリーフを形成１、ている。その本の内側折り目１８４は連結されて、 本の背を形成している。一方、外側折り目１８２は、本ページの外側縁部を形成 している。図５は、連続したシート１８０が本リーフの形態に形成される様子を 例示する。

図４および５に示されるように、端末基板１８８は、コアシート１８０の最終セ グメントＬ１まで貫通し、回路基板層１８６と、本カバーの頭部１５０に収容さ れるインテリジェント電子回路１６０とを接続するように設けられている。端末 基板１８８の機能は、複端末回路１６０との都合のよい接続点を提供することで ある。この接続は、回路内の電子素子との直列接続か、またはこのような素子を 含み、端末基板１８８との接続用端末リード線を有するマスター基板（図示され ていない）との接続のいずれかである。ＬＥＤ１２５、接触もしくは感光スイッ チ１２７および圧力スイノチ１２９は、図２に示される個別のページの応用と同 様に、連続した回路基板層１８６に導入されている。すなわち、各ページの回路 は、個別の導電路によって、電子回路１６０にそれぞれ接続されている。これら の導電路は、挿入されているコアシート全体を通じて、特定のページから最終セ グメントＬ１まで連続して延長している。そして、最終セグメントＬ１は、末端 基板１８８を介して電子回路１６０に接続されている。

最後に、連続したコア１８０を折り曲げてアコーデオン形態に形成した各ページ は、本の回路基板層中の各ＬＥＤに対応する透明部分または穴１２８を有する整 合プリント材料でラミネートされる。従って、回路基板層１８６は、印刷材料お よびその下に存在する各ＬＥＤ用の透明部分または穴１２８を有するシート１２ ４によって、本全体にわたって覆われる。明らかに、従来技術において教示され ているように、連続したコア１８０は、柔軟な導電性インクを受容可能な非導電 性材料で形成されなければならない。破れないように折り曲げられる、例えば、 紙または薄いプラスチックのような、本のリーフを形成するのに適切な任意の材 料が受容可能である。通常、折れ目線は、製本技術で「リビングヒンジ（ｌｉｖ ｉｎｇ　ｈｉｎｇｅ）　Ｊと呼ばれるものにより与えられる。この技術では、切 れ目を入れることによって、または本のリーフを構成する材料に押しつけること によって、ヒンジ線を形成する。使用される材料は、純粋な紙から純粋な合成物 質に至るまで、様々な複合材料を含み得る。例えば、Ｐａｐｅｒ　５ｏｕｒｃｅ ｓ　ＩｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌからｒｃｈｒｏｍｏｌｕｘＪの商標名で１およ びＣｈａｍｐｉｏｎ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ　Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎか らｒ　Ｃｒｏｍｅｋｏｔｅ」の商標名で販売されている製品は、一層の合成材料 で両面をコーティングされ、全体の厚さが約１０００分の６インチから約１００ ０分の１８インチの紙から構成される。Ｋｉｍｂｅｒｌｙ−Ｃ１ａｒｋ　Ｃｏｒ ｐｏｒａｔｉｏｎにより、ｒ　ＫｉｍｄｕｒａＪの商標名で市場に出されている 製品は、合成紙、ポリプロピレン材料で全体が構成され・その厚さは、約１００ ０分の３インチから約１０００分の１２インチの範囲である。Ｓｐｒｔｎｇ　Ｈ ｉｌｌ　Ｐａｐｅｒ　Ｃｏｍｐａｎｙによりｒ　Ｃ１ａｙｃｏａｔＪの商標名で 、英国のＩｃＩ　ＣｏｍｐａｎａｙからｒＭｅｌｉｎｅｘＪの商標名で市場に出 されている製品は、ポリエステル基板がら構成されている。これらの製品はすべ て、本発明を実施するのに適し、リビングヒンジによって長期耐久可能に折り曲 げられる。

図示されていないが、第１の実施態様と同様の形態の本発明の第２の実施態様で は、回路基板層１８６は、連続したコアシート１８０の後側に印刷されて、ペー ジに対応する各コアセグメントの前側ではなく裏側全体に配置されている。この 場合、回路は、各リーフの内部のページ間に挟まれ、その結果、ＬＥＤには、前 側から直接接近できない。この前側では、印刷材料を有する頂部シートは、コア シートにラミネートされる。従って、各ＬＥＤに対応するコアシートに穴をあけ る必要がある。それ故、ＬＥＤは、コアシートおよび印刷された情報を有する頂 部シートから見える。この形態により、基板のセグメント間に挟まれているため 回路基板層の隣接部分が互いに直接接触するので、０１ｉｎ　Ｃｏｒｐｏｒｔａ ｉｏｎ　ｏｆ　０ｎｔａｒｉｏ、　Ｃａ１ｉｆｏｒｎｉａの子会社である０１ｔ ｎ　Ｈｕｎｔ　５ｐｅｃｉａｌｔｙ　Ｐｒｏｄｕｃｔｓ　Ｉｎｃ、により、ｒ　 ３７ＡＣ２２ＵＶ　Ｃｕｒａｂｌｅ　５ｐａｃｅｒＪの商標名で市場に出されて いる製品、または等価の絶縁性材料等の、一層の柔軟な誘電性塗料でコーティン グすることにより、回路基板層を保護する必要がある。　７−ケンサ１６４およ びシンセサイザ１６６の回路素子は、商業上入手可能な構成要素であるため、本 願ではその詳細を記載しない。例えば、Ｍｏｔｏｒｏｌａ　Ｃｏｒｐｏｒａｔｉ ｏｎ　ｏｆ　Ｃｈｉｃａｇｏ、　１１１ｉｏｎｏｉｓから販売されているような ３つの１６−ｔｏ−１アナログマルチプレクサは、本発明を実施するのに必要な シーケンサおよびシンセサイザの機能を提供するのに全く適している。当業者に 公知で、当該技術分野で公知の技術によると、シーケンシングおよび同期制御機 能が、単一な集積マイクロプロセッサに含まれ得ることに留意すること。同様に 、音響シンセサイザ１６８は、スピーチコードを記憶するためのメモリおよび視 覚信号を表示するための制御コードを記憶するためのメモリを有するマイクロプ ロセッサの使用を必要とするいくつかの入手可能なスピーチシンセサイザの１つ であり得る。後述されるように、本発明の好ましい実施態様では、シーケンサ、 シンセサイザおよびシンセサイザ機能は、Ｓｉｇｎｅｔｉｃｓ　ＣＤ６９４０６ ７デコーダ／マルチプレクサ／拡張シーケンサおよび１０ＭＨｚ同期水晶と組み 合わされて、Ｔｅｘａｓ　Ｉｎ５ｔｒｕｎ＋ｅｎｔｓ　ＴＳＰ−５０Ｃ−１１ス ピーチシンセサイザにより提供される。これらは、本願に記載のパッケージング により各ページの回路が駆動されるような所望の機能を果たすようにプログラム される。

例えば従来技術の装置で市販のＬＥＤ、例えば支持するページにＬＥＤを固定す るような従来技術の装置中でのＬＥＤは、約２０〜５０×ｌＯ３インチの厚さの ものが入手可能である。たとえばカリフォルニア州ＢｒｅａのＩｎｓｔｒｕｍｅ ｎｔｓ　Ｄｅｓｊｇｎ　Ｅｎｇｉｎｅｅｒｊｎｇ　Ａｓ５ｏｃｉａｔｅｓ、　Ｉ ｎｃ、は約５０Ｘ１０３インチ（１，３ｍｍ）の、本発明の実施に適したＬＥＤ を販売している。より薄い、即ち本発明により適したＬＥＤは、日本のＣ１ｔｉ ｚｅｎｓ　Ｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃ　Ｃｏｍｐａｎｙがら部品Ｎｏ。

ＣＬ−１９０ＹＧ−Ｘとして販売されており、約２０Ｘ　１０３インチの厚さで あるとされている。

電子ブ、りの組立に採用されるいかなる構成の実施にも適した本発明のもう一つ の新規な特徴は、回路基板層１８６中のＬＥＤ構造の製造方法にある。この方法 において、各ＬＥＤ素子はブックのコアノートに直接形成される。市販のＬＥＤ を回路ネットワーク中に実装するかわりに各ＬＥＤ１２５を各ページの回路基板 層に直接構成することは、製造コストの大幅な低下およびページ全体の厚さの減 少につながることがわかった。このようにして、図６に示すコアシート１リーフ 中のＬＥＤ部位の超拡大断面図に示すように、ＬＥＤの大量生産に用いられる公 知の方法に似た方法で、半導体タイチップ１９２は連続コアノート１８ｏの回路 基板層１８６中の各ＬＥＤ部位に直接設置される。まず、回路基板層１８６中の 各ＬＥＤ端子−’ｔ　７　）に亘って導電性テープ１９１を配することにより、 各ＬＥＤのベースを用意する。テープ１９１は両面が粘着性を有し、上面には銅 箔１９３か、電気的に分離した２つの銅片を形成するように真中に傷をつけて積 層されている。

この種の銅電粘着テープは、例えば銅箔裏打の９７０３　Ｔｒａｎｓｆｅｒ　Ｃ ｏｎｄｕｃｔｉｖｅ　Ａｄｈｅｓｉｖｅの様な、Ｍｉｎｎｅｓｏｔａ州５ａｉｎ ｔ　Ｐａｕｌの３ＭＣｏｍｐａｎｙの製造する様々な形態で市販されている。各 ＬＥＤ部位上に用いられるテープ片は、各銅片が回路基板層１８６の端子の一つ を覆うような方向で配されている。テープ１９１の導電性は、方向的に限られて おり、電流はテープ面を横切る方向には流れるがテープ面に沿った方向には流れ ない。ゆえに、２つの銅片１９３は最初は電気的に絶縁されているが、テープ１ ９１を介して対応する、すなわちその上に乗っている、回路基板層端子に接続さ れる。このようにして、半導体ダイを回路基板層に集積するのに適した電極を形 成する。半導体ダイチップ１９２は、カソード側に置かれ、そしてアノード側に 配されかつ該ダイチップに接触するように伸びるエポキシ樹脂１９５によって、 アノード側に電気的に結合されかつ接続される。実施に於ては、この結合過程は 、テープ上の複数のダイチ、ブ上て同時に行われ、テープはその後、切断されて 個々のＬＥＤ素子を形成する。各素子は、その後、回路基板層のＬＥＤ部位の端 子に電気的に適切な方向で固定され、充分な量の非導電性エポキシ樹脂１９６に よって覆われ、コアシート１８０および回路基板層１８６の導電性インクに接続 される。また、該部位を覆う樹脂１９６は発光ダイオードを覆うレンズを形成す るような曲率を有する傾向があり、そのことにより視覚信号をブックの読者に伝 える効果を更に高める。上述したように、回路基板層１８６がコアシート１８０ の裏面に印刷されることによって各ＬＥＤがぺ−ジを構成する各セグメント（図 ６に示されるように）の裏面に構成される場合、コアシート上の近接するセグメ ント上の対応する穴１９４（両セグメントがブックの１リーフを形成する）が、 ＬＥＤを該近接するセグメントの表側から見えるようにするために必要となる。

この場合、視覚表示の機能を適切にコープイネイトするために、回路および各ペ ージに対応するＬＥＤは、反対側のページのコアシートのセグメントの裏面（す なわち、近接するセグメントの裏面）に設置されなければならない。

このようにして、ＬＥＤは、属しているページ（すなわち近接するセグメント上 のページ）に配された穴１９４を通して見えるようになる。ＬＥＤ製造産業は、 本発明の上述のように回路基板層上に直接置かれたＬＥＤを製造するのに適した 機器を提供しているｏ　Ｐｅｎｎ５ｙｌｖａｎｉａ州Ｗｉｌｌｏｗ　Ｇｒｏｖｅ のＫｕｌｉｃｋｅ　５ｏｆｆａ　１ｎｄｕｓｔｒｉｅｓ、ＩｎｃはＭｏｄｅｌ　 ６４９０および６４９１などの幾つかのダイポンダを提供しており、これらは作 業に適していることが判明した。

本発明の好ましい実施態様に用いられる導電性テープ１９１と銅箔１９３とを組 み合わせた物質（上述の３Ｍ　９７０３　Ｔｒａｎｓｆｅｒ　Ｃ。

ｎｄｕｃｔｉｖｅ　Ａｄｈｅｓｉｖｅ）の厚さの平均は、約１．４Ｘ　１０−３ インチであり、Ｈｅｖｌｅｔｔ−Ｐａｃｋａｒｄ％Ｎａｔｉｏｎａｌ　Ｓｅｍ１ ｃｏｎｄｕｃｔｏｒ　、および他の会社から市販されている製品である、半導体 ＬＥＤタイチップ１９２は、用いられた特定の製品に依存するが、厚さか５Ｘ　 １０弓インチより小さく、そしてＫｕｌｉｃｋｅ　ａｎｄ　５ｏｆｆａ　Ｉｎｄ ｕｓｔｒｉｅｓから入手し得るＬＥＤ配線結合物質を用いて形成された導電性構 成要素１９５はまた、配置される方法に依存するが、厚さが約５〜ｌ０ＸＩＯ” ３インチである。他の部品の集成材を覆うために用いられる、非導電性保護樹脂 １９６（やはりＫｕｌｉｃｋｅ　ａｎｄ　５ｏｆｆａＩｎｄｕｓｔｒｉｅｓから 入手し得る）は、必要に応じて厚みが変動する。従って、そのようにして構築さ れたＬＥＤ全体としての厚さは、保護レンズ１９６の変動する厚さを含めても、 約１０〜２０Ｘ１０−３インチである。これは、はとんどの標準的なＬＥＤの厚 さに関Ｉ−で、厚さを減少する要素であり、各ページの厚さ全体を減少し得、大 量のページ数を含む電子ブックの構築を可能にする。

本発明の第３の実施例においては、各ページの回路基板層は、各ブックのリーフ の構成に対するモジュール方式のアプローチによって、更に簡素化される。回路 基板層が各ページに対するコアシートのフロントサイドに印刷されるかバック号 イトに印刷されるかに依存して、このアプローチは異なる形状を取り得る。図７ に示されるように、フロントサイドに印刷された場合、ブックの各校は、図にお いて、従来のベーンナンバリングを参照して奇数および偶数に対してＯおよびＥ と示された、同一リーフ上の２つの向き合うページに対応する１コアシート１１ ６からなる。各コアシート１１６は、図４の連続コアシート１８０に関して上記 された特性と同一の一般的な特性を有し、２つのページ０およびＥの固有の表示 要求に対応する回路基板層１１２を有する。即ち、（Ｌ　Ｅ　Ｄ　１２５、スイ ッチ素子１２７および圧力スイッチ１２９を含む）各ページの回路はそれ自身に 含まれ、他の全てのべ一部における回路に依存し、（コアノートを折り曲げた後 、２つの向き合うページ間の共通エツジとなり、ブックの形態にまとめられた後 、ブックの背の一部になる）モジュール方式のコアシートの中央の折り目１１４ を覆う接続１１３に起源する導電性経路を通じて、分離インテリジェント電子回 路１６０に接続している。それゆえ、各ページの回路は、各他のページの回路に 平行な電子回路１６０に接続し、分離接続端子を通して回路１６０によって直接 制御される。

各コアシート１１６を後ろを背に２つに、即ち矢印Ａ１およびＡ２の方向に中央 の折り目１１４に沿って折り曲げることによって、ブｌりのリーフ１１Ｇが形１ 戊され、中央の折り目１［４に対応するエノンか、各向き合うページ０およびＥ の内マージン（および折り曲げられたモ、／、−ルの共通上、／）を形成腰回８ に図示されたように、各ベー・・か印刷物質に適合する回路基板層１１２の半分 を含む。回路基板層１１２の折り目１１４に及ふ接続１１３を適切に位置つける ことにより、ブノクカ／イーのヘッド部１５０に収納されたインテリジェント電 子回路１６０１こ対する導電路として、ブックの特別に組立てられた背２２１（ 図１０に示される）の対応する接続２２３を通し、てこれらの接続が用いられ得 る。このような回路基板層１１２の一例が図９に示され、各ＬＥＤ位置か２つの ■、ＥＤと共に示される。

図１０に例証するように、特別に構築されたファン状の背部２２１が、フラップ ２２２とうじの間に挟持されたブ・ツクのリーフ１１６のそれぞれを受けるため に提供され、該フラップはそれぞれのリーフの接続部材１１３に対応し、そして 連結するよう１こ配置され、最終セグメントＬ２（図４および５に示すコアシー ト１８０の最終セグメン）Ｌｌに等しい）を介するブックの主要な頭脳への導電 性経路を形成する。連続コアシート１８ｏのように、融通性の導電性インクを用 いて単一のシート上に、セグメントＬ２に収束する連続的な回路基板層２８６を 印刷することによって背２２１が構築され、該セグメン）Ｌ２は、ブックのカバ ーの頭部１５０に端末基板１８８を介して収納された知的電子回路構成１６０に 連結するように設計されている。背２２１の連続シートは、（セグメントＬ２以 外は）等しい狭いセグメントまたはフラップ２２２の中にアコーデオン状態で畳 み込まれ、図１０に示す背２２１を形成する。特異的な導電性経路がそれぞれの 接続部材２２３から出て、アコーデオン状に畳み込まれた背を介して最終セグメ ン１−Ｌ２に達しており、それは共通の端末基板１８８への経路を規定する。従 って、各モジュールのブックリーフ１１６の接続部材１１３が、背の中に挿入さ れ、各一対のフラップの間の接続部材２２３に連結されると同時に、背２２１の 連続コアシート上に印刷された連続回路構成を介［２て末端基板１８８に（従っ て電子回路構成１６０に）直接接続される。従って、すべてのモジコールが制御 回路基板１６０に、対応する接続部材２２３を介して連結され、そして、その回 路基板層１１２中に含まれる、対応するスイッチ部材１２７が、対応する場所で ブックを開くことによって起動したとき、各モジュールは独立した機能を得る。

それは当然、上述のように、電子回路構成１６０が、左のく偶数の）ベーン上で 回路を最初に活性化し、次に右の（奇数の）ぺ−ジ上で活性化したときに起こる 。

図１１は、本発明に記載された背およびモジュラリーフを用いる方法によって製 造された実施態様２００の透視図である。

このモジュラ方式の利点の１つは、各リーフの両側のページＯおよびＥの６対は 本の残りの部分から独立して設計され得、制約は背部２２１を通る接続部２２３ の点のみであることである。さらに、本のすべてのページに対して同じ視覚表示 構成が使用される場合は、モジュラ方式では本全体に対して同じコアシート（例 えば１１６）を使用することが可能である。これは１つの識別用接続部１１３以 外はすべての点で同じであり、異なるページに対しては異なる印刷材料が貼り合 わされ、従って各ページに対して個別の回路基板層を印刷するコストが大幅に低 減される。これに対して、第１の実施例のアコーデオン方式では、全ページに対 するすべての電気通路が連続コアシートを通って累積され最後のページまで至り 、ここで端末ボード１８８と接続するという必要条件により多様性が制限される 。つまり、各個別ページの複雑さが最後のページに向かって段階的に蓄積される 回路に確実に反映され、最後のページで端末ボードとの接続のためにすべてが集 束される。従って、各ページの回路の複雑さは対応する物理的スペースの必要性 によって確実に制限される。さらに、アコーデオン方式では、回路基板層１８６ が変更されると、単に１枚のコアシート１１６ではなく、連続コアシート全体に 対して製造上の変更を行う必要が生じ、これは明らかにコストおよび多様性にお いて不利である。

図１２に示す本発明の第４の実施例では、モジュラ方式を、回路基板層を各ペー ジに対してコアシートの裏面にプリントして使用すると、本の各見開き（リーフ ではない）は隣接したリーフの対向する２ページに対応する１つのコアシート２ １６よりなる。図では従来のページ番号付けに従って偶数および奇数に対応する Ｅおよび０と記する。従って、対向するページの裏面が接続して回路基板層２１ ２の各々の部分を間に挟むようにコアシートモデュール２１６の６対を接続する ことによって、図１３に示すようにリーフ２１５が形成される。当然ながら、視 覚用に、間に挟まれた各ページの裏面上の各ＬＥＤに対応する穴部２２７が提供 されなければならない。図１３の右側のページに示すように、次に、印刷物およ び光間口部２２８（または対応する半透明部）を有するトップシート２２４を各 ページに貼り付けて貼り付はアセンブリを完成される。

モジュラ方式のこの構成では、各モジュラコアシー１−２１６（本の見開き）は 、ここでも図４の連続コアーシートに対して上述の同じ一般特性を有する、対応 するページの特定の表示の必要条件に対応する回路基板層２１２を有する。各コ アーシート２１６を、矢印Ａ３およびＡ４の方向に、および図１２に示すように 中央折り目２１４に沿って２つに前方に折り畳むことによって、および図１３に 示すように隣合ったモデュールを接続することによって、本のリーフ２１５は、 中央折り目２１４が各対向するページＥおよび０の内側のマージンを構成し、ま た各ペーシノ裏面が、反対側のページの印刷物に関係する回路基板層２１２の半 分を含むように形成される。従って、各見開きの裏面にプリントされた回路基板 層の各半分が、各中央折り目２１４の外縁部に対応する折り目に沿った接続部２ １３によってもう一方の半分に接続される。例えば、図１２に示すように、図中 左側のモデュールの奇数ページ０の裏面の回路は、右側のモデュールの偶数ペー ジＥの前面の印刷物に対応する。同様に、右側のモデュールの偶数ページＥの裏 面の回路（図示せず）は、左側のモデュールの奇数ページ０の前面の印刷物（同 様に図示せず）に確実に対応する。この構成は、本のリーフを形成するために隣 接した見開きの部分間に挟まれるため、隣接したコアーシートの回路基板層の一 部が互いに直接接続するために、上述の製品、０１ｉｎ　Ｈｕｎｔのｒ３７ＡＣ ２２ＵＶ　Ｃｕｒａｂｌｅ　５ｐａｃｅｒ」、またはこれと同等の絶縁材料など の柔軟な誘電性塗料層で回路基板層をコートすることによりこれを保護すること が必要であり得る。

−ｈ述の方法と同等の方法で、各回路基板層２１２の接続部２１３を適切に配置 して対応する接続部２２３（図１０参照）とオーバラップさせることによって、 各コアーシート２１６はモジュラ形態で、図１０の背部２２１に等しい適合する 背部２２０（図１４参照）にはめ込まれ得る。図１４では、図解のために背部２ ２０を一部のみいくつかのコアーシ−トにより編目状にして示しているが、当然 ながら、図１４に示すように、フラップ群間で受け取られた各モデュールは、対 向するページの１つのリーフではなく、対向スるページの１つの見開きよりなる 。本の背部は各ページのための接続点を保持し、また背部の各接続部２２３は、 背部の最後の部分Ｌ３を通って端末ボード１８８（図１４では図示せず）に通じ る導電性通路に接続し、次に端末ボードは本のカバーのヘッド部１５０に収容さ れたインテリジェント電子回路１６０に接続する。

第３の実施例のモジュラリーフ方式について、このモジュラ方式の利点は、各見 開きの両側のページＥおよび０の６対は本の残りの部分からは独立して設計され 得、制約は背部を通る接続点のみであることである。さらに、本のすべての見開 きに対して同じ回路基板層レイアウトが使用される場合は、モジュラ方式では本 全体に対して同じコアシート２１６を使用することが可能である。これは識別の ために各回路基板層に１つの異なる接続部２１３を有し、異なるページに対して は異なる印刷材料が貼り合わされ、従って個別の回路基板層を印刷するコストか 大幅に低減される。

本発明のさらに別の第５の実施例では、隣接したモデコールの接続部２１３（ま たは１１３）が互いにオーバラップする場合は、上記に参照番号２２０（または ２２１）として示したアコーデオン方式の背部を本の構造から物理的に排除し得 る。何故なら、接続されると、当接する接続部２１３（または１１３）が十分に 電気接触を行い、回路の最後の部分（２つの実施例では各々Ｌ３およびＬ２とし て図中に示す）まで必要な電気通路を形成するためである。従って、図１５に示 すように、背部アセンブリ２２０および２２１は、最後のモデ二−ル２１６（ま たは１１６）上の各接続部２１３（または１１３）を端末ボード１８８と接続す る電気通路３８６を含む単一シートの最後の部分Ｌ４によって機能的に置換され 得る。図１５は、１つのモジュラ見開き２１６の電気接続部２１３と最後の部分 Ｌ４の対応する接続部３１３との間の接続を示す。

ここでは、明瞭化のために接続部間を僅かに離して示す。当然ながら、隣接する モデニールの他のすべての接続部２１３（または１１３）はまた、当接する接続 部２１３（または１１３）間の接触によって端末ボード１８８に接続される。す なわち、すべてのモデュールが電子回路１６０に並列に接続される。単一ンート 部分Ｌ４はまた、端末ボード１８８またはモデュールをインテリジェント電子回 路１６０と接続するために使用される同等の端末レイアウトを本の背部の接続部 ２１３（または１１３）に直接接続することによって完全に除去し得る。

本発明のこの第５の実施例の当接する接続部２１３（または１１３）間の接触を 向上させるためには、異方性導電性材料を本発明の本を構築するために使用する ことが有用であることが分かっている。この材料は、業界ではＺ軸導電性膜とも 呼ばれるが、厚さくＺ軸）方向の方向性導電性、および他の方向における絶縁特 性を有するという特徴がある。これは、３）Ａ　Ｃｏ＋ａｐａｎｙ　ｏｆ　Ｓｔ 、　Ｐａｕｌ、　Ｍｉｎｎｅｓｏｔａにより市販される５ｃｏｔｃｈ　Ｂｒａｎ ｄ　９７０３　Ｃｏｎｄｕｒｔｉｖｅ　Ａｄｈｅｓｉｏｎ　Ｔｒａｎｓｆｅｒ　 Ｔａｐｅなど、テープ形管で、または０１ｉｎ　Ｈｕｎｔ　Ｃｏｍｐａｎｙ　ｏ ｆ　０ｎｔａｒｉｏ、Ｃａ１ｉｆｏｒｎｉａにより市販されるＡｎｉｓｏｔｒｏ ｐｉｃ　Ｈｅａｔ−Ｓｅａｌ　Ｃｏａｔｉｎｇ　４１ＤＪＢ１３０として液状形 態で入手可能である。いずれの形態においても、異方性導電性材料が回路基板層 ２１２（または１１２）上に配置され接続部２１３（または１１３）を覆い、ま たモデール間に挟まれることで、隣接した回路と電気短絡を起こさずに当接する 接続部の各対間の電気接触を提供する。これら製品のいくつが（例えば、５ｃｏ ｔｃｈ　）ランスファーテープ）はテープとして回路基板層に配置され、回路板 の所望の位置を覆うように切断される。他のものく例えば、０１ｉｎ　Ｈｕｎｔ コーティング）は塗料の薄層またはグルー（厚さ０．５〜１．５　ｎ１ｌｓ）と して散布され、次に加熱硬化して必要な異方性特性を有する膜が形成される。

いずれの場合にも、異方性導電性材料を用いる場合も用いない場合も、本発明の 本は従来の製本の方法に従って、モジュラリーフまたは見開きをまとめて保持す る背部を形成するために、接着剤（通常製本用に使用するポリウレタン製のグル ーなど）を用いて製本される。

本の他の変形例でも、本発明の表示に使用される発光ダイオードのいくつかによ ってサーモクロミックプリントを使用し得る。サーモクロミックプリントは既知 の技術であり、１層のサーモクロミック塗料またはインクをスクリーンプリント し、次にスクリーンプリント可能な炭素などの１層の導電性材料を支持台の２本 の導電性リード間に重ねておくことによって行われる。接続するリードから電流 が導電性材料を通過するとき、電流によって生成される熱によりサーモクロミッ ク塗料が、通常は控え目なグレーから好みの明るい色に変色する。従って、この 方法は本発明のためのＬＥＤの使用を補充するまたは置き換えるのに特に適切で ある。上述のようにおよびＬＥＤのための図６に示すように、２層のサーモクロ ミック塗料および導電性材料は回路基板層１８６の各端末群を交差して配置され 得、サーモクロミック要素を形成する。スクリーンプリント可能なサーモクロミ ック塗料は、Ｍｕｒｆｉｎ　Ｄｉｖｉｓｉｏｎ　ｏｆ　ｔｈｅ　Ｍｅｎａｓｈａ 　Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ　ｏｆ　Ｎｅｅｈａ、　Ｗｉｓｃｏｎｓｉｎから様々 な色で入手可能であり、またスクリーンプリント可能な炭素は、名称ｒＡｄｖａ ｎｃｅｄ　Ｔｈｅｒｍｏｓｅｔ　Ｐｏｌｙｍｅｒ　Ｔｈ１ｃｋ　Ｆｉｌｒｒｒ　 ＩＬ−Ｉ　Ｇｒａｐｈｉｔｅ　ＣｏｎｄｕｃｔｏｒＪの下で０１ｉｎ　Ｈｕｎｔ から入手可能である。

サーモクロムインクは通常２つのフォーマットにおいて提供される。１つのフォ ーマットにおいては、インクは一定の温度以上に加熱されると色が変化し、冷却 されると元の色に戻る。もう一方のフォーマ、トにおいては、インクは加熱によ りほぼ透明な状態に変形され、冷却されると元の色に戻る。

そのサイクルは温度か上昇または下降する度に繰り返され、ある色から他の色、 および有色から無色のどちらを選択してもこのサイクルは同じである。異なるタ イプのサーモクロムインクかいくつかあり（Ｍｅｎａｓｈａから１２種出ている ）、しきい温度が一３°Ｃから５８°Ｃのものまである。同様に元の色および変 化した色としては幅広い範囲の色から選択出来、後者としては無色を選択し得る か、それは元の色の下に印刷されたデザインを露出させるために用いられ得る。

さらに、サーモクロムインクは通常印刷が可能な面であればほとんどのものに印 刷され得る。

（以下余白） 本発明を実行するに好適である別の応用例は、ＬＥＤおよびサーモクロム印刷に 関し、詳述した同様の方法で本発明の回路基板層のターミナル間に塗り得る、電 気発光インクを用いる。

このインクは回路基板層１８６を形成するために用いるインクと同様に導電性で あるが、電流が流れた時に発光するものである。よって、様々に変化する色彩で 本に印刷されたものを照らす簡便な手段が提供される。様々な色の電光インクが 、例えばＭｅｎａｓｈａ社のＭｕｒｆｉｎ課から入手可能である。

図１２から１５に示すモジュール法は、２つの向き合うページに対し視覚強調の ために１つのソース（ＬＥＤ、サーモクロム素子、または電気発光インク）を用 いるさいに適切なものである。向き合うページの２つの穿孔２２７の間に視覚強 調ソースを差し込み、それを両ページの回路構成に接続させることにより、同一 のソースが各ページの回路基板層の機能に利用されるようになる。図６に示す非 導電性エポキシ樹脂１９６を用いて形成したタイプのレンズを、穿孔２２７を介 しての損傷から視覚強調ソースを保護するために視覚強調ソースの両側に用いる べきである。サーモクロム素子の場合、両側に異なる色彩を作り出すために、２ つの異なる塗料が１つの導電性の炭素構成要素の回りに用いられ得る。明らかに 、本明細書に記載のどの特徴をも損なうことなく、ＬＥＤ、　１１気発光インク 、およびサーモクロム要素のどのような組み合わせをも本発明の回路基板層全体 に用いることが出来る。

さらに、上で示唆したように、所定のページを開いた時に自動的に一連の映像表 示および音声表示を開始するスイッチ素子１２７を、ページの回路基板層１１２ または２１２に導入された圧力スイッチ１２９のような、手動で作動するスイッ チに置き換えてユーザーが随意に作動させるようにしてもよい。図１６は、この 場合に好適である、（すなわち、第４および第５実施例に記載のモジュール構成 において用いた）回路基板層２１２の正確なレイアウトを示している。好適な実 施態様においては、各ページのスイッチ素子１２７ａおよび１２７ｂは、一枚の リーフからなる向き合うページの回路基板層中の対応するパッドに隣接するよう に設計された導電性パッドからなり、その２つのパッドは、上述の０１ｉｎ　Ｈ ｕｎｔ　３７ＡＣ２２ＵＶ　Ｃｕｒａｂｌｅ　５ｐａｃｅｒ製品のような、感圧 誘電性媒体により分離されている。その誘電体は導電性表面の間にグリッド状に 置かれる。グリッドの密度によっては、導電性表面はそれを押し付けることによ り、誘電性グリッドを介しての接触を強制され得る。適切なグリ・ラドを選択す ることにより、それに対し一定のレベルの圧力が働いた時、誘電性媒体は導電性 になり（または、より正確には、絶縁機能が作動しなくなり）、結果２つのパッ ドを接続し、それらによって形成されたスイッチを作動させる。本発明の目的の ためには、誘電体を、プリント回路基板層の上で、インチ当り約７オンスの圧力 がかかれば導電性になるグリッドの中でふるいにかけることが望ましい。よって 、スイッチ素子の対１２７ａおよび１２７ｂによって形成された２つのスイッチ を、そのリーフの奇数および偶数ページのそれぞれを作動させる圧力スイッチと して利用する。観察者によって制御された相互的なシーケンスに対する圧力スイ ッチ１２９もまた回路基板層の各半分に導入された圧力スイッチ素子１２９ａお よび１２９ｂによって作動される。よって、図１２および１３に示す方法で隣接 するモジュールを結合することにより、図１６の回路基板層２１２は各リーフ２ １５にはさまれたスイッチ１２７および１２９を形成するが、それらはそのリー フの各ページに対してプログラムされた種々の表示機能の進行を作動および制御 するために電気制御回路構成１６０と相互作用させるために用いられる。

好適な実施態様では、ＬＥＤ１２５を（または、同等である、上述の他の視覚信 号手段のいずれかを）回路基板層の一方の半分のみに搭載し、各ＬＥＤをそれが はさまれているリーフの向き合うページの両方に対して用いる。ＬＥＤの両側の 穿孔または半透明部分２２７により両方のページが見れるようになる。よって、 図１６に示す一般的しイアウドが本発明の好適な実施態様における全てのモジュ ールに対して用いられる。モジュール間の唯一の違いは、最後のセグメントＬ４ において個々のマツチング接続点３１３と結合させ、それによってインテリジェ ント電気回路構成１６０の異なるターミナルと結合させる（各モジュールが接続 され、独立して作動され得るように）ための接続点２１３が異なる点にある。第 ５実施例において記載した結合技術を用いて（ファン状の背部を用いない）、全 ての隣接するモジュール中の接続点を、それがその特定のモジュールの回路基板 層をターミナル板に接続させる通路として用いられるモジュールの対応する接続 点に隣接させる工程の間中、各モジュールの自由接続点２１３のそれぞれが（例 えば、図１６において、２５個の接続点が、自由な、すなわち回路基板層２１２ に接続していないものとして示されている）ブリッジとして機能する。

よって、全てのモジュールは、接続点２１３の一群として全く同じ特色を示すが 、各モジュールはインテリジェント回路構成と結合する際には１つのそれぞれに 異なる接続点を用いている。図１７に本発明の好適な実施態様における最後のセ グメン）Ｌ４の正確なレイアウトを示すが、これは図１５に示すようにモジュー ル２１６と結合する接続点２１３の一群として全く同じ特徴を示すものである。

多重圧力スイッチ素子１２９もまた回路構成に加えられる。全てのスイッチ素子 １２９を上述の感圧誘電体媒体で覆い、またセグメントＬ４を中心折り目３１４ にそって折りたたむことにより、スイッチ素子１２９のマツチング対は手動で作 動する圧力スイッチを形成し、各スイッチの上に重ね合わされた印刷されている ものの認識を高める機会を観察者に与える。例文ば、１つのスイッチの上に置か れた文字Ｂを押せば熊などの絵と結合された文字Ｂを示すために、前に本に用い られた音声表示の繰り返しを開始出来る。

本発明を最も実用的で好適であると思われる形で本明細書において示し、説明し てきたが、本発明の範囲を逸脱することなく別の形で用い得る。本発明は、同等 の装置を得るために、本明細書に開示の内容に制限されず、請求項の範囲にのみ 制限される。

ＦＩＣｙ、３ Ｆｌθ５６ Ｆ／６．　グｌ Ｆ／Ｇ、ｌ５ ＦＩ６．Ｉ６

Claims (39)

【特許請求の範囲】
1. １．印刷情報を視覚信号によって順次系統的に識別および強調するための電子ブ ックであって、該電子ブックは、（ａ）多数のモジュラコアシートであって、可 撓性を有する導電性インクによってプリントされており、隣接するモジュラコア シートの対応する電気的接続に重なる関係で配置された複数の電気的接続を有す る回路板層をそれぞれ有するモジュラコアシート、 （ｂ）該モジニラコアシート上にラミネートされており、視覚情報をユーザに伝 えるための複数の印刷情報シート、（ｃ）該回路板層内に組み込まれており、該 印刷情報シートを通してユーザに視認可能な多数の視覚信号手段、（ｄ）バワー 供給源、 （ｅ）該視覚信号手段に連結されており、ユーザによって見られる該印刷情報を 所定のシーケンスに従って強調するように該視覚信号手段に順次パワーを供給す るためのシーケンス制御手段、 （ｆ）該バワー供給源および該シーケンス制御手段に電気的に接続されており、 ユーザによって見られる印刷情報を強調および説明するように該シーケンス制御 手段を起動するための該回路板層内のスイッチング手段、並びに（ｇ）該多数の モジュラコアシートを多リーフのブック形式に製本するための手段 を備えており、 隣接するモジュラコアシートの対応する電気的接続に重なる関係で配置された該 電気的接続が集まってブックの背部を形成するように全てのモジュラコアシート を結合することによって、該多数のモジュラコアシートがブック形式に組み立て られ、 該ブックの背部における該隣接するコアシートの対応する電気的接続に電気的に 連結された該電気的接続が、該パワー供給源、該シーケンス制御手段、および同 期制御手段に接続される端子への連続した電気経路を形成する、電子ブック。
2. ２．印刷情報を音響信号によって順次系統的に識別および説明するための電子ブ ックであって、該電子ブックは、（ａ）多数のモジュラコアシートであって、可 撓性を有する導電性インクによってプリントされており、隣接するモジュラコア シートの対応する電気的接続に重なる関係で配置された複数の電気的接続を有す る回路板層をそれぞれ有するモジュラコアシート、 （ｂ）該モジュラコアシート上にラミネートされており、視覚情報をユーザに伝 えるための複数の印刷情報シート、（ｃ）バワー供給源、 （ｄ）該印刷情報に対応する音響情報が入っている音声合成手段、 （ｅ）該音声合成手段に連結されており、該音声合成手段からの駆動信号に応答 して、ユーザへ該音響情報を伝えるための音響信号手段、 （ｆ）該音声合成手段に連結されており、ユーザによって見られる該印刷情報を 所定のシーケンスに従って識別および説明するように該音声合成手段を順次起動 するためのシーケンス制御手段、 （ｇ）該パワー供給源および該シーケンス制御手段に電気的に接続されており、 ユーザによって見られる印刷情報を識別および説明するように該シーケンス制御 手段を起動するための該回路板層内のスイッチング手段、並びに（ｈ）該多数の モジュラコアシートを多リーフのブック形式に製本するための手段 を備えており、 隣接するモジニラコアシートの対応する電気的接続に重なる関係で配置された該 電気的接続が集まってブックの背部を形成するように全てのモジュラコアシート を結合することによって、該多数のモジュラコアシートがブック形式に組み立て られ、 該ブックの背部における該隣接するコアシートの対応する電気的接続に電気的に 連結された該電気的接続が、該パワー供給源、該シーケンス制御手段、および同 期制御手段に接続される端子への連続した電気経路を形成する、電子ブック。
3. ３．印刷情報を視覚信号によって順次系統的に識別および強調し、さらに該印刷 情報を同期した音響信号によって識別および説明するための電子ブックであって 、該電子ブックは、（ａ）多数のモジュラコアシートであって、可撓性を有する 導電性インクによってプリントされており、隣接するモジュラコアシートの対応 する電気的接続に重なる関係で配置された複数の電気的接続を有する回路板層を それぞれ有するモジュラコアシート、 （ｂ）該モジュラコアシート上にラミネートされており、視覚情報をユーザに伝 えるための複数の印刷情報シート、（ｃ）該回路板層内に組み込まれており、該 印刷情報シートを通してユーザに視認可能な多数の視覚信号手段、（ｄ）パワー 供給源、 （ｅ）該印刷情報に対応する音響情報が入っている音声合成手段、 （ｆ）該音声合成手段に連結されており、該音声合成手段からの駆動信号に応答 して、ユーザへ該音響情報を伝えるための音響信号手段、 （ｇ）該視覚信号手段および該音声合成手段に連結されており、ユーザによって 見られる該印刷情報を所定のシーケンスに従って強調するように該視覚信号手段 に順次パワーを供給し、該印刷情報を説明するように該音声合成手段を起動する ためのシーケンス制御手段、 （ｈ）該視覚信号手段、該音声合成手段および該シーケンス制御手段に連結され ており、該視覚信号手段へのパワー供給と該音声合成手段の起動とが所定の送出 スケジュールに従って同期するように該シーケンス手段の動作を同期させるため の同期制御手段、 （ｉ）該バワー供給源、該シーケンス制御手段および該同期制御手段に電気的に 接続されており、ユーザによって見られる印刷情報を強調および説明するように 該シーケンスおよび同期制御手段を起動するための該回路板層内のスイッチング 手段、並びに （ｊ）該多数のモジュラコアシートを多リーフのブック形式に製本するための手 段 を備えており、 隣接するモジニラコアシートの対応する電気的接続に重なる関係で配置された該 電気的接続が集まってブックの背部を形成するように全てのモジュラコアシート を結合することによって、該多数のモジュラコアシートがブック形式に組み立て られ、 該ブックの背部における該隣接するコアシートの対応する電気的接続に電気的に 連結された該電気的接続が、該パワー供給源、該シーケンス制御手段、および該 同期制御手段に接続される端子への連続した電気経路を形成する、電子ブック。
4. ４．前記多数のモジュラコアシートが、ブック形式に組み立てられた多数のブツ クリーブからなり、各リーフは、後方に完全に折り畳まれて、その折り目部分の 共通エッジによって分割される２つの反対側向きのブックベージを形成する１枚 のモジュラコアシートを有しており、さらに、前記回路板層は、可撓性を有する 導電性インクによって該モジュラコアシートのそれぞれの前面にプリントされ、 該２つの反対側向きのベージ間の該共通エッジを横切る電気的接続を有しており 、該電気的接続が隣接するモジュラコアシート間では重なる関係で配置されてい る、請求項３に記載の電子ブック。
5. ５．前記多数のモジュラコアシートが、ブック形式に組み立てられた多数のブッ ク見開きベージからなり、各見開きページは、前方に完全に折り畳まれて、共通 の中央折り目によって分割される２つの対面するブックベージを形成する１枚の モジュラコアシートを有しており、さらに、前記回路板層は、可撓性を有する導 電性インクによって該モジニラコアシートのそれぞれの裏面にプリントされ、該 ２つの対面するベージ間の共通の中央折り目に相当する外側エッジを横切る電気 的接続を有しており、該電気的接続が隣接するモジュラコアシート間では重なる 関係で配置されている、請求項３に記載の電子ブック。
6. ６．前記多数のモジュールコアシートが、隣接する一対のセグメントを形成する ようにアコーディオン式に折り畳まれた単一の連続するコアシートを形成するよ うに組み合わされており、該連続するコアシートの内側の折り目部分はブックの 背部を構成するように結合され、外側の折り目部分はブックのベージの外側エッ ジを構成し、さらに、単一の連続する回路板層が、可撓性を有する導電性インク によって該連続するコアシートの片側にプリントされている、請求項３に記載の 電子ブック。
7. ７．前記連続する回路板層が、可撓性を有する導電性インクによって前記連続す るコアシートの前側にプリントされている、請求項６に記載の電子ブック。
8. ８．前記連続する回路板層が、可撓性を有する導電性インクによって前記連続す るコアシートの後ろ側にプリントされており、前記多数の視覚信号手段の部位が 前面から視認できるように、それら部位に一致するようにパーフォレーションを 該コアシートに設ける、請求項６に記載の電子ブック。
9. ９．前記モジュラ回路板層に組み込まれており、前記印刷情報シートを通してユ ーザに視認可能な前記多数の視覚信号手段のそれぞれが、発光ダイオード、サー モクロミック（ｔｈｅｒｍｏｃｈｒｏｍｉｃ）素子、および電気発光（ｅｌｅｃ ｔｒｏ−ｉｌｌｕｍｉｎａｔｉｎｇ）インクからなるグループから選択される、 請求項１、２、３、４、５、７、又は８に記載の電子ブック。
10. １０．前記モジュラ回路板層に組み込まれており、前記印刷情報シートを通して ユーザに視認可能な前記視覚信号手段が、半導体ダイチップを該回路板層にボン ディングすることによって製造される発光ダイオードからなる、請求項９に記載 の電子ブック。
11. １１．前記モジュラコアシート上にラミネートされており、ユーザに視覚情報を 伝えるための前記印刷情報シートが、前記多数の視覚信号手段に重なる開口を有 しており、それによって、該視覚信号手段が、該開口を通してユーザに視認可能 となる、請求項１、２、３、４、５、７、又は８に記載の電子ブック。
12. １２．前記開口が、前記多数の視覚信号手段を覆う前記印刷情報シートの透明部 分によって置き換えられ、それによって、該視覚信号手段が、該透明部分を通し てユーザに視認可能となる、請求項１１に記載の電子ブック。
13. １３．前記シーケンス制御手段との接続のために前記回路板層に組み込まれてい る多数の圧力スイッチをさらに有しており、該圧力スイッチに対応する前記印刷 情報シートの認識可能な特徴に圧力を印加することによって選択される所定の代 替的進行オプションをユーザに提供する、請求項１、２、３、４、５、７、又は ８に記載の電子ブック。
14. １４．前記モジュラコアシート間に挟まれた前記電気的接続を覆うように前記回 路板層上に配された異方性の導電性材料をさらに備えており、前記背部の当接す る接続の各対間に電気的コンタクトを提供する、請求項１、２、３、４、５、７ 、又は８に記載の電子ブック。
15. １５．可撓性を有する導電性回路がプリントされており、前記多数のモジュラコ アシートを支えるためのファン状背部をさらに有しており、各コアシートは該背 部の対応するフラップ間に挟まれており、各コアシート中の前記電気的接続が該 ファン状背部の対応する電気的接続と連結されており、さらに、該ファン状背部 の可撓性を有する導電性回路が、前記パワー供給源、シーケンス制御手段および 同期制御手段への連続する電気経路を形成する、請求項１、２、３、４、又は５ に記載の電子ブック。
16. １６．前記パワー供給源が、バッテリからなる、請求項１、２、３、４、５、７ 、又は８に記載の電子ブック。
17. １７．前記音声合成手段に連結されており、ユーザへ前記音響情報を伝えるため の前記音響信号手段が、スピーカーからなる、請求項２、３、４、５、７、又は ８に記載の電子ブック。
18. １８．前記音声合成手段に連結されており、ユーザへ前記音響情報を伝えるため の前記音響信号手段が、ヘッドホンからなる、請求項２、３、４、５、７、又は ８に記載の電子ブック。
19. １９．ユーザによって見られるベージで前記シーケンス制御手段を起動するため の前記スイッチング手段が、前記回路板層から、前記コアシート上にラミネート された前記印刷情報シートを通して延びている電気機械的スイッチからなり、そ のベージが開かれると電子ブックの動作を開始する、請求項１、２、３、４、５ 、７、又は８に記載の電子ブック。
20. ２０．ユーザによって見られるベージで前記シーケンス制御手段を起動するため の前記スイッチング手段が、前記回路板層から、前記コアシート上にラミネート された前記印刷情報シートを通して延びている感光性スイッチからない、そのペ ージが開かれると電子ブックの動作を開始する、請求項１、２、３、４、５、７ 、又は８に記載の電子ブック。
21. ２１．印刷情報を視覚信号によって順次系統的に識別および強調し、さらに該印 刷情報を同期した音響信号によって識別および説明するための電子ブックを構成 するための方法であって、該方法は、 （ａ）多数のモジュラコアシートを設けるステップ、（ｂ）隣接するモジュラコ アシートの対応する電気的接続に重なる関係で配置された複数の電気的接続を有 する回路板層を、可撓性を有する導電性インクによって該モジュラコアシート上 にプリントするステップ、 （ｃ）視覚情報をユーザに伝えるための複数の印刷情報シートを、該モジュラコ アシート上にラミネートするステップ、（ｄ）該印刷情報シートを通してユーザ に視認可能な多数の視覚信号手段該を回路板層内に組み込むステップ、（ｅ）バ ワー供給源を設けるステップ、（ｆ）該印刷情報に対応する音響情報が入ってい る音声合成手段を設けるステップ、 （ｆ）該音声合成手段に連結されており、該音声合成手段からの駆動信号に応答 して、ユーザへ該音響情報を伝えるための音響信号手段を設けるステップ、 （ｇ）該視覚信号手段および該音声合成手段に連結されており、ユーザによって 見られる該印刷情報を所定のシーケンスに従って強調するように該視覚信号手段 に順次バワーを供給し、該印刷情報を説明するように該音声合成手段を起動する ためのシーケンス制御手段を設けるステップ、（ｈ）該視覚信号手段、該音声合 成手段および該シーケンス制御手段に連結されており、該視覚信号手段へのパワ ー供給と該音声合成手段の起動とが所定の送出スケジュールに従って同期するよ うに該シーケンス手段の動作を同期させるための同期制御手段を設けるステップ 、 （ｉ）該パワー供給源、該シーケンス制御手段および該同期制御手段に電気的に 接続されており、ユーザによって見られる印刷情報を強調および説明するように 該シーケンスおよび同期制御手段を起動するためのスイッチング手段を該回路板 層内に設けるステップ、並びに （ｊ）該多数のモジュラコアシートを多リーフのブック形式に製本するステップ を包含しており、 隣接するモジュラコアシートの対応する電気的接続に重なる関係で配置された該 電気的接続が集まってブックの背部を形成するように全てのモジュラコアシート を結合することによって、該多数のモジュラコアシートがブック形式に組み立て られ、 該ブックの背部における該隣接するコアシートの対応する電気的接続に電気的に 連結された該電気的接続が、該パワー供給源、該シーケンス制御手段、および該 同期制御手段に接続される端子への連続した電気経路を形成する、方法。
22. ２２．前記多数のモジュラコアシートが、ブック形式に組み立てられた多数のブ ックリーフからなり、各リーフは、後方に完全に折り畳まれて、その折り目部分 の共通エッジによって分割される２つの反対側向きのブックベージを形成する１ 枚のモジュラコアシートを有しており、さらに、前記回路板層は、可撓性を有す る導電性インクによって該モジュラコアシートのそれぞれの前面にプリントされ 、該２つの反対側向きのベージ間の該共通エッジを横切る電気的接続を有してお り、該電気的接続が隣接するモジュラコアシート間では重なる関係で配置されて いる、請求項２１に記載の方法。
23. ２３．前記多数のモジュラコアシートが、ブック形式に組み立てられた多数のブ ック見開きベージからなり、各見開きべージは、前方に完全に折り畳まれて、共 通の中央折り巨によって分割される２つの対面するブックベージを形成する１枚 のモジュラコアシートを有しており、さらに、前記回路板層は、可撓性を有する 導電性インクによって該モジュラコアシートのそれぞれの裏面にプリントされ、 該２つの対面するベージ間の共通の中央折り目に相当する外側エッジを横切る電 気的接続を有しており、該電気的接続が隣接するモジュラコアシート間では重な る関係で配置されている、請求項２１に記載の方法。
24. ２４．前記多数のモジュールコアシートが、隣接する一対のセグメントを形成す るようにアコーディオン式に折り畳まれた単一の連続するコアシートを形成する ように組み合わされており、該連続するコアシートの内側の折り目部分はブック の背部を構成するように結合され、外側の折り目部分はブックのベージの外側エ ッジを構成し、さらに、単一の連続する回路板層が、可撓性を有する導電性イン クによって該連続するコアシートの片側にプリントされている、請求項２１に記 載の方法。
25. ２５．前記連続する回路板層が、可撓性を有する導電性インクによって前記連続 するコアシートの前側にプリントされている、請求項２４に記載の方法。
26. ２６．前記連続する回路板層が、可撓性を有する導電性インクによって前記連続 するコアシートの後ろ側にプリントされており、 前記多数の視覚信号手段の部位が前面から視認できるように、それら部位に一致 するようにパーフォレーションを該コアシートに設ける、請求項２４に記載の方 法。
27. ２７．前記モジュラ回路板層に組み込まれており、前記印刷情報シートを通して ユーザに視認可能な前記多数の視覚信号手段のそれぞれが、発光ダイオード、サ ーモクロミック（ｔｈｅｒｍｏｃｈｒｏｍｉｃ）素子、および電気発光（ｅｌｅ ｃｔｒｏ−ｉｌｌｕｍｉｎａｔｉｎｇ）インクからなるグループから選択される 、請求項２１、２２、２３、２５、又は２６に記載の方法。
28. ２８．前記モジュラ回路板層に組み込まれており、前記印刷情報シートを通して ユーザに視認可能な前記視覚信号手段が、半導体ダイチップを該回路板層にボン ディングすることによって製造される発光ダイオードからなる、請求項２７に記 載の方法。
29. ２９．前記モジュラコアシート上にラミネートされており、ユーザに視覚情報を 伝えるための前記印刷情報シートに開口を設けるステップをさらに包含しており 、該開口が前記多数の視覚信号手段に重なっており、それによって、該視覚信号 手段が、該開口を通してユーザに視認可能となる、請求項２１、２２、２３、２ ５、又は２６に記載の方法。
30. ３０．前記モジュラコアシート上にラミネートされており、ューザに視覚情報を 伝えるための前記印刷情報シートに透明部分を設けるステップをさらに包含して おり、該透明部分が前記多数の視覚信号手段に重なっており、それによって、該 視覚信号手段が、該透明部分を通してユーザに視認可能となる、請求項２１、２ ２、２３、２５、又は２６に記載の方法。
31. ３１．前記シーケンス制御手段との接続のために前記回路板層に組み込まれてい る多数の圧力スイッチを設けるステップをさらに包含しており、該圧力スイッチ に対応する前記印刷情報シートの認識可能な特徴に圧力を印加することによって 選択される所定の代替的進行オプションをユーザに提供する、請求項２１、２２ 、２３、２５、又は２６に記載の方法。
32. ３２．前記電気的接続を覆うように前記回路板層上に異方性の導電性材料を記す るステップ、および前記モジュラコアシート間に該異方性の導電性材料を挟まス テップとをさらに包含しており、それによって前記背部の当接する接続の各対間 に電気的コンタクトを提供する、請求項２１、２２、２３、２５、又は２６に記 載の方法。
33. ３３．可撓性を有する導電性回路がプリントされており、前記多数のモジュラコ アシートを支えるためのファン状背部を設けるステップ、および各コアシートを 該背部の対応するフラップ間に挟むステップをさらに包含しており、各コアシー ト中の前記電気的接続が該ファン状背部の対応する電気的接続と連結されており 、さらに、該ファン状背部の可撓性を有する導電性回路が、前記パワー供給源、 シーケンス制御手段および同期制御手段への連続する電気経路を形成する、請求 項２１、２２、又は２３に記載の方法。
34. ３４．前記パワー供給源が、バッテリからなる、請求項２１、２２、２３、２５ 、又は２６８に記載の方法。
35. ３５．前記音声合成手段に連結されており、ユーザへ前記音響情報を伝えるため の前記音響信号手段が、スピーカーからなる、請求項２１、２２、２３、２５、 又は２６に記載の方法。
36. ３６．前記音声合成手段に連結されており、ユーザへ前記音響情報を伝えるため の前記音響信号手段が、ヘッドホンからなる、請求項２１、２２ミリ２３、２５ 、又は２６に記載の方法。
37. ３７．ユーザによって見られるベージで前記シーケンス制御手段を超勤するため の前記スイッチング手段が、前記回路板層から、前記コアシート上にラミネート された前記印刷情報シートを通して延びている電気機械的スイッチからなり、そ のベージが開かれると電子ブックの動作を開始する、請求項２１、２２、２３、 ２５、又は２６に記載の方法。
38. ３８．ユーザによって見られるベージで前記シーケンス制御手段を起動するため の前記スイッチング手段が、前記回路板層から、前記コアシート上にラミネート された前記印刷情報シートを通して延びている感光性スイッチからない、そのベ ージが開かれると電子ブックの動作を開始する、請求項２１、２２、２３、２５ 、又は２６に記載の方法。
39. ３９．２個の開放端子、カソード端子およびアノード端子からなる発光ダイオー ド部位を有する回路板層を有するコアシートを有する電子ブックのベージに発光 ダイオードを組み込む方法であって、 （ａ）該回路板層中に各発光ダイオード部位間にわたって長い導電性テープを置 くステップであって、該テープは両面が接着性であり、上面が銅ホイルでラミネ ートされており、中央に切り目が適切に入れられて２本の電気的に分離した銅ス トリップを形成し、該テープは、各銅ストリップが該部位の端子のうち１つを覆 うように配向されている、ステップ、（ｂ）該回路板層の各部位の該カソード端 子へ、半導体ダイチップを直接載置し、該アノード端子上に導電性エポキシ樹脂 のストランドを堆積し該ストランドを伸張して該ダイチップにコンタクトさせる ことによって、該ダイチップを該アノード端子へ電気的に接続およびボンディン グするステップ、（ｃ）十分な量の非導電性エポキシ樹脂で該部位を覆って各構 成要素を該コアシートおよび該回路板層にポンドすることによって、適切な電気 的方位で各構成要素を該回路板層のプリント回路へ貼り付けるステップ を包含する方法。