JPH06509517A - 放電加工用ワイヤー電極の案内装置 - Google Patents

放電加工用ワイヤー電極の案内装置

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JPH06509517A
JPH06509517A JP4510595A JP51059592A JPH06509517A JP H06509517 A JPH06509517 A JP H06509517A JP 4510595 A JP4510595 A JP 4510595A JP 51059592 A JP51059592 A JP 51059592A JP H06509517 A JPH06509517 A JP H06509517A
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フリツク, ウイリアム・アール
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フオート・ウエイン・ワイヤ・ダイ・インコーポレーテツド
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B23H7/00Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
    • B23H7/02Wire-cutting
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 放電加工用ワイヤー電極の案内装置 技術分野 本発明は、移動ワイヤー電極を有する放電加工(EDM)装置の技術分野に関す る。より特別には、本発明は、動いているワイヤー電極を放電加工機の上方及び 下方のワイヤー案内組立体の間をある角度で案内しこれにより加工物をある角度 で切断し得る電極案内装置に関する。
背景技術 電極用の導電性移動ワイヤーを使用するEDM装置は、一般に、まずほぼ197 0年代に商業的に入手可能となった。これらの装置は、現在では、種々の導電材 料又は加工物の正確な切断及び成形に普通に使用される。典型的には、ワイヤー 電極は2個の回転スプールに巻かれこれらの間を移動し、更にワイヤーが通過移 動する1対のワイヤー案内又は案内組立体が、切断中の加工物に関して適正な位 置に正確に移動ワイヤー電極を設置し又は案内するために使用される。ワイヤー と加工物とは異なった電位に置かれ、ワイヤーと加工物との間を結ぶ管理された 電気火花が、所望のように加工物を侵食し切断し又は成形させる。
第1のワイヤー案内装置は、直交する2軸に沿って1個の平面内で加工物を動か し得る位置決め用テーブルを使用する。2軸の各に数値制御サーボモーターを設 けることにより、加工物に沿って所望のように直角切断を行予キめにワイヤー電 極に関して加工物を位置決めすることができる。
その後、ワイヤー電極式加工機はテーパー切断を行えるように改造された。始め に、上方のワイヤー案内組立体が軌道に乗せられ、所要のように、例えばポンチ と型との間に隙間を削り出すようにテーパー切断を行う。小角度の切断を行うよ うに作動される上方案内組立体は軌道に乗せられるが、より多くの材料を取り去 る必要のため、切断速度は非常に低下させられた。更に、テーパーは振動してい る案内のオフセットに制限された。
その後、上方ワイヤー案内を軌道に乗せることなしに上方案内を下方案内に関し て動かし、かつワイヤー電極を加工物に関しである角度に置くことで更に急角度 の切断ができるようになった。認められるように、角度切断のこの方法は有効で はあるが、これは歪められたワイヤーの通路により生ずる不正確さのため、より 小さな角度に制限される。この歪みは図I八に示され、これにおいては上方及び 下方の案内Gは互いに食い違い、更に案内の外側の面Sが、ワイヤーWを基準点 Rと交差している線の角度βでなくて角度αにおいて動かす。更に、ワイヤーW は曲げられ、希望経路を行き過ぎ更なる不正確が生ずる。
EDM角度切断に対する解決法は、上方及び下方のワイヤー案内組立体を機械的 に旋回させながら両組立体を加工物と平行な面内で同時に動かし、電極ワイヤー を一般にこれと同一線上で案内組立体に出入させることであった。かかるワイヤ ー案内組立体及び装置の例が米国特許第4667078号及び米国特許第475 1362号に示される。認められるように、これら組立体は角度切断を行うが、 案内組立体を旋回させる機械構成要素停i、1非常に複雑で維持が困難でありか つ一般に費用のかかるシステムを作る。
従って、一般に信頼でき低費用でしかも正確なシステムにより、従来の案内装置 と組み合った問題を解決しかつより大角度のEDM切断ができるワイヤー電極案 内装置に対する要求がある。
発明の開示 従来のEDMワイヤー案内装置と組み合わされた前述の欠点を克服することが本 発明の主要な目的である。
本発明は、案内組立体に出入するワイヤー電極と平行であるように旋回可能な案 内組立体に最終ワイヤー電極案内装置を設けることにより、従来の案内組立体と 組み合わされた欠点を克服する。本発明に従って、案内装置は、上方及び/又は 下方の案内組立体が加工物の平面内で動き得る放電加工機械により使用するよう に順応される。上方及び下方のワイヤー案内組立体が、ワイヤー電極をこの両組 立体間の角度にして互いに動いたとき(ただし、ワイヤー電極は正規のワイヤー 移動直線でワイヤー案内組立体を通って移動する)、本発明によるワイヤー案内 装置は、この正規のワイヤー移動直線に沿ったある点の周りを旋回し、放電加工 機械の案内装置上を移動しこの装置から垂直に出て他方の案内装置に向上力及び 下方の案内装置の旋回点の位置の関数である。
本発明により、案内装置は、ワイヤーの正規の移動直線と一般に同一直線の長手 方向中心線を持った貫通円孔を有する案内部材を備える。円孔は一方の端部にお いて直径が増加しかつ断面が曲線である。案内部材は、円孔の長手方向中心線に 沿った点の周りで旋回運動ができるように旋回可能に支持さ、科る。ワイヤー電 極がワイヤーの正規の移動直線に関しである角度で置かれると、案内部材は旋回 点の周りで旋回させられ円孔の曲線部分をワイヤー電極との接触状態に置く。切 断角度が大きくなると、円孔の曲線部分のより大きな部分がワイヤー電極との接 触状態に置かれる。
切断効率は切断領域のフラッシングにより増大する。これに関連し、ワイヤー案 内装置は、本発明により、適宜の所与の切断角度におけるワイヤー電極の周りの 流れの中に脱イオン水のような流体を吐出する。圧力流体は案内部材の複数の通 路を通ってワイヤー電極を囲んでいる円筒状の流体指向部分に向けられ、この部 分がワイヤー電極を囲みかっこれに沿った流れにおける流体を推進させる。
案内装置の寿命を長くするために、本発明により、円孔は、天然ダイアモンド、 ダイアモンドフィルム、合成ダイアモンド、サファイア、セラミック、カーバイ ド、又は立方窒化ボロンのような対摩耗性材料で形成される。大きな案内装置で は、円孔の曲線の直径の増大する部分を形成している一方の端部に第1の対摩耗 部材が設けられ、円孔の他方の開口に第2の対摩耗部材が設けられる。
本発明は、その1形式においては、案内部材を含んだEDMワイヤー電極案内装 置に向けられる。案内部材を通して円孔が設けられ、この円孔はその両端の第1 の開口と第2の開口及び長手方向中心線を持つ。円孔の直径は第1の開口に向か って増大する。長手方向中心線に沿ったある点の周りで案内部材及び円孔の旋回 運動ができるようにジンバル装置が設けられる。ジンバル装置の旋回運動は、ワ イヤーの正規の運動直線に関しである角度で移動するワイヤー電極により行われ る。
ジンバル装置、各中心線が互いに直交しかつワイヤーの正規の移動直線に直角で 更に旋回点においてワイヤーの正規の直線と交差する第1の回転中心軸及び第2 の回転中心軸の周りの案内部材の回転運動を許す。
ジンバル装置は、その1形式においては、ソケット組立体内に支持される球状の 案内体を持つ。第2の形式においては、ジンバル装置は、案内部材を第2の回転 中心軸周りに回転できるように第1のリング内で旋回可能に支持しながら第1の 回転中心軸周りに回転可能に支持される第1のリングを備える。
流体を指向させて案内部材を通過させ、ワイヤー電極を実質的に取り巻き加工物 に向けて出すフラッシングシステムが設けられる。フラッシング流体は、第2の 開口付近の円筒状流体指向部分への案内部材の通路に強制され、更にワイヤー電 極を実質的に囲みかつ加工物に向いて出される。
図面の簡単な説明 本発明の上述及びその他の特徴及び目的並びにこれらを得る方法は、付属図面を 参照し行われる本発明の実施例の以下の説明から、より明らかとなりかつ本発明 自体がよく理解されるであろう。
図IAは、経験した不正確さを示す従来の案内装置の図式的な断面図である。
図IBは、放電加工装置の図式的な側面図である。
図2は、従来技術の典型的なワイヤー案内組立体及びワイヤー案内装置の断面図 である。
図3は、本発明によるボール及びソケット式案内装置の分解断面図である。
図4は、組み紅てられた状態の図3に示されたワイヤー案内装置の断面図である 。
図5は、案内組立体の先端において支持されかつリング式ジンバルシステムを組 み入れた本発明によるワイヤー案内装置の断面図である。
図6は、図5に示された案内装置の断面図であり、ワイヤー電極により一つの回 転中心軸周りに回転させられる案内部材を示す。
図7は、図5に示された案内装置の平面図であり、ワイヤー案内組立体から分離 されて示される。
図8は、ボール及びソケット式ジンバルシステムを組み込みかつ案内組立体の先 端に支持された本発明によるワイヤー案内装置の断面図である。
図9は、図7に示されたワイヤー案内装置の線9−9に沿って得られた断面図で ある。
図面の各図を通して対応する番号は対応した部分を示す。
ここに説明される例は、本発明の1形式の本発明の好ましい実施例を説明するも のであり、かかる例示はいかなる方法においても開示の範囲又は本発明の範囲を 限定すると解釈すべきでない。
本発明を実施する最良の方式 図1に示されるように、一般に10で示された放電加工機は、スプール14に巻 かれたワイヤー電極12を用いる。スプール14は回転され、ワイヤー電極12 はスプール間を移動する。一般に16で示されたワイヤー案内組立体がアーム1 8の端部に取り付けられる。ワイヤー電極12は組立体16により受け取られこ れに案内される。一般に導電体製の加工物20はテーブル22上に保持され、動 いているワイヤー電極12により切断及びオ又は成形される。アーム18及び/ 又はテーブル22は相互に動かされ、従ってワイヤー電極12は加工物20を通 って移動しこれを予定の希望方法で切断又は成形する。切断は、加工物20とワ イヤー電極12とを異なった電位に置き両者間に火花を生じさせ、加工物20を 所望の状態に電気的に侵食させることにより達成される。アーム18は加工物2 0と同じ平面内で互いに変位させされ、従ってワイヤー電極12をある角度に置 き、これにより所与の角度で加工物20を切断する。
バレル24を有する典型的な組立体16が図2に示される。バレル24は上方の 円筒状部分及び案内体26を受け入れる下方の円錐台部分を持つ。案内体26は 複数の外側通路28及びその長手方向中心のワイヤー案内孔30を備える。案内 体26の一方の端部32においては、案内体26の端部32の凹所38内に固定 された焼結金属ニブ36内にダイアモンドの対摩耗部材34が取り付けられる。
対摩耗部材34はワイヤー案内孔30と連なる円孔を有し、ここを通過するワイ ヤー電極12を受け入れる。案内体26の上方には偏心円孔42を有する電流ピ ックアップ保持部材40が置かれる。内側接触壁46を有する電流ピックアップ 装置44が偏心円孔42内に受け入れられる。電流ピックアップ装置44に電圧 が加えられ、この電圧がワイヤー電極12と電流ピックアップ44の内側接触壁 46との間の物理的接触によりワイヤー電極12に伝えられる。
電流ピックアップ44は、電流ピックアップ保持部材4oの一方の端部において ねじ穴50内にねじ結合で受け入れられたナツト部材48により円孔42内屋保 持される。ナツト部材48内に固定された焼結金属ニブ54内に対声耗性の前方 案内部材52が取り付けられる。前方案内部材52は、ワイヤー電極12を通過 受は入れして、このワイヤー電極をワイヤーの正規移動直線において案内する円 孔を備える。
バレル24の端部のねじ穴58に保持用ナツト部材56がねじ結合で受け入れら れる。保持用ナツト部材56は、バレル24内で電流ピックアップ保持部材40 と案内体26との両者を保持するように作用する。
バレル24の他方の端部においては、バレル24にノズル60がねじ結合で受け 入れられる。ノズル60は、ワイヤー電極12が通過する出口62を持ち、かつ フラッシング流体を受け入れる。より特別には、脱イオン水のようなフラッシン グ流体が、圧力下でバレル24のポート64を通って受け入れられ、電流ピック アップ保持部材40を廻り案内体26の外側通路28を通ってノズル60内に至 り、ワイヤー電極12の周りで出口62から出る。流体が希望のようにのみ移動 できるように、0リング66が気密に封鎖するように作用する。
図3及び4に、本発明の1実施例が示される。案内体26は下方のねじ部分68 を有し、この部分はその上にキャップ70を受け入れねじ結合するようにされる 。より特別には、キャップ70はねじ穴72を有し、ここには、図4に示される ように、下方のねじ部分68をねじ結合で受け入れる。キャップ70と案内体2 6の下方端部とは、−緒にソケット組立体74を作り、この中にボール状の案内 部材76を保持する。ソケット組立体74は、案内体26の端部に形成された上 側の部分球の部分78及びキャップ70内に形成された下側の部分球の部分8o を持つ。以下説明されるように、電流ピックアップ44から(るワイヤー電極1 2を、これが最終案内部材に行く前に安定させるために、ニブ59内に取り付け られ力り貫−円孔61を有する第2の前方案内部材57が案内体26の上方端部 において使用される。
案内部材76は、ワイヤー電極12の貫通受は入れをする円孔82を備える。円 孔82は、その両端に第1の開口84及び第2の開口86を持つ。円孔82の長 手方向中心線は円孔の実質的中央に置かれる。円孔82は第1の開口84に向か って直径が増加し、断面は示されたように曲線である。更に詳細に後述されるよ うに、案内部材76は、互いに直角でかつワイヤーの正規の移動直線と直角であ り更に旋回点88においてワイヤーの移動直線と交差する2個の回転中心軸の周 りで旋回できる。
この実施例においては、この旋回点は図3及び4に示された球状の案内部材76 の中心にある。旋回点88は、上方及び下方のワイヤー案内組立体16の特定位 置を与えるワイヤー電極の基準移動直線に関するワイヤー電極12の角度を決定 する際の適正な基準点として使用される。円孔82の旋回角度が大きくなると、 円孔82の曲線部分の接触面積モまた増加することが注意される。好ましくは、 直交する2個の回転中心軸により作られかつその下の第2の開口86に向かう平 面における円孔の面は、ワイヤーの基準移動直線と平行である。
ワイヤー電極12がキャップ74から種々の角度で出られるように、キャップ7 0内に、下側の部分的な球状部分8oから離れると直径が大きくなる円錐台状の 開口90が設けられる。
図3における、ボール又は球状の外面を有する案内部材76は単一形式の材料で 作られる。好ましくは、この案内部材76は、天然ダイアモンド、合成ダイアモ ンド、サファイア、立方窒化ボロン、又はその他の同様な対摩耗性の材料のよう な対摩耗材料で作られる。図4において、案内部材76もまたボール又は球状の 外形を持つ。しがし、ここでは、対摩耗部材92.44ニブの外側の球状シェル 94内に取り付けられる。対摩耗部材92は、図3の案内部材76のものと同じ 材料で作られ、一方、ンエル94は硬鋼又は炭化タングステンでこれを作ること ができる。
図4に示されるように、案内部材76はソケット組立体74内に保持され、かつ 第1及び第2の回転中心軸の周りで自由回転する。ワイヤー電極12は、ワイヤ ー案内孔30、案内部材の円孔82を通って移動し、キャップ70の円錐台状の 開口90を通って出る。上方及び下方の案内組立体16が互いに垂直方向で整列 されたときは、ワイヤー電極12は案内部材76を旋回させることなく真っすぐ に通過して移動する。しかし、案内組立体16が互いにずらされて図4に示され たようにワイヤー電極12をある角度に置いたときは、ワイヤー電極12は第2 の開口86付近で円孔82に作用して、図示のように案内部材76を旋回させる 。
案内部材76の旋回運動は円孔82のより大きな部分をワイヤー電極12と接触 させて、ワイヤー電極12がここを通過して移動する際のその有害な効果を減ら す。案内部材76とソケット組立体74との間の摩擦力は最小であり、従って図 4に示されたように案内部材76の旋回を生ずるにはワイヤー電極12の一般的 な張力を要するだけである。
図8に示されたような別の実施例においては、案内部材76は、ソケット組立体 又は部材98内に支持された球状又はボール形の外側面96を持つ。ソケット部 材98は案内体26の端部において支持され、案内部材76の2個の回転中心軸 周りの回転を許す。
図8に示された案内部材76は、図3及び4に示されたものよりも大きく、更に 第1の開口84に向かって直径が増大する部分87に、円孔82を定める鳩1の 対摩耗部材10oを備える。第1の対摩耗部材1゜Oは案内部材7,6内に取り 付けられる。第2の開口86における円孔82を定める第2の対摩耗部材102 が焼結金属のニブ部分104内に取り付けられる。一方、ニブ104は案内部材 76内に置かれた円筒状の円孔106内に取り付けられる。両方の対摩耗部材1 00及び102は、図3に示された対摩耗部材76のものと同様な対摩耗材料で 作られる。
図3及び4に示された実施例に関して上述されたように、図8に示された案内部 材76は、円孔82の長手方向中心軸に沿って置かれた点88の周りを旋回させ られる。同様に、ワイヤー電極12がワイヤーの正規の移動直線からある角度に 置かれると、案内部材76は、第2の開口86に実質的に近い円孔82の壁に対 して作用するワイヤー電極12により点88の周りを旋回させられる。従って、 ワイヤー電極12はワイヤーの正規の移動直線において案内体26のワイヤー案 内孔30を通って移動し、その後、対摩耗部材100の曲線部分と接触し、案内 組立体16間に作られたワイヤー電極12の角度で案内部材76を出る。
更に、図8に示された案内装置は、流体を指向させて案内部材76を通過させ、 ワイヤー電極12を実質的に囲み加工物20に向かって出すフラッシング手段又 は組立体を備える。より特別には、複数の通路108が、円孔の第1の開口84 の付近から円孔の第2の開口86の付近の円筒状の流体指向用部分110までの 間を伸びる連通路を提供する。脱イオン水のような流体が圧力下でワイヤー案内 孔30内に供給され矢印で示されたように通路108を通ってワイヤー電極12 の周りの流体指向用部分110を通過して加工物20に向かう。
本発明の更に別の実施例が図5.6.7及び9に示される。ここでは、ボール及 びソ4wト式ジンバル手段ではなく、第1の回転中心軸への周りで回転でき4. ように第2のリング114上に旋回可能に支持された第1のリング112が設け られる。案内手段76は、第2の回転中心軸Bの周りで回転できるように第1の リング112内に旋回可能に支持される。従って、案内手段76は、先に説明さ れた実施例と実質的に同様な様相で、中心軸A及びBの周りで旋回運動できるよ うに自在に支持される。より特別には、第2のリング114はキャップ116に より案内体26の先端32において保持され、このキャップはキャップ70と同 様に案内体26にねじ結合で保持される。第2のリング114は、案内体26の 先端又は端部32に置かれた面118とキャップ116の下端を形成する環状の リング部分120との間に挟まれる。キャップ116と案内体26の先端部分と の間に円筒状の空洞部122が形成される。
リング114内に一般に同心に固定されたリング管路124が設けられ、これは 、図7に示されるように複数の窓126を経て、或いは必要に応じて上方部分全 体を経て空洞部122と連通ずる。
球状の外側面130とこれを通る円筒状の第1のオリフィス又は開口132とを 有する1対のグロメット128により、第1のリング112が固定リング114 に旋回可能に取り付けられる。球状の外側面130は、円筒状開口132が固定 リング管路124との連通を保った状態で、第1のリング112と固定リング1 14との間の円滑な回転運動を提供する。第1のリング112は、グロメット又 は旋回支持部材128の円筒状開口132と連通ずる第1のリング管路134を 持つ。図7及び9に示されるように、第2のグロメット又は旋回支持部材136 の対が、案内部材76と第1のリング112との間に設けられる。円筒状又は第 2のオリフィ10138が第2のグロメット136の対を通して設けられる。更 に、」クロメツト136はグロメット128と同様に球状の外側面140を持つ 。グロメット又は旋回支持部材136は、円筒状開口138が第1のリング管路 134との連通を保った状態で、案内部材76と第1のリング112との間の円 滑な回転運動を提供する。第2のリング管路142が案内部材76内に形成され 、かつ第2のグロメット136の対の円筒状開口138を経て第1のリング管路 134と連通する。
更に、第2のリング管路142は案内部材76内の複数の通路又は円錐台状の空 洞部144と連通し、従って円筒状の流体指向用部分110と連通する。このた め、この実施例においては、矢印で示されるように圧力下の流体が円筒状空洞部 122、窓126、固定リング管路124、グロメット128の円筒状間口13 2、第1のリング管路134、グロメット136の円筒状開口138、案内部材 76内の第2のリング管路142を通り、円錐台状空洞部144に降り、そして 最後にワイヤー電極12を実質的に囲みかつ加工物に向かって円筒状の指向用部 分110を通って出ることにより、フラッシングが行われる。リング112と案 内部材’/6との回転運動を提供する旋回連結は、気密に封鎖され、圧力下の流 体が上述のようにのみ移動することを許す。この実施例においては、対摩耗部材 100及び102は図8に示された実施例と実質的に同じ方法で置かれかつ機能 し、また案内部材76の旋回運動は図8に示された実施例に関して上述されたも のと同じ方法で起こされる。
本発明は特別な実施例を有するとして説明されたが、更なる実施例が可能である ことが理解されるであろう。従って、本明細書は、その一般原理に従ったいかな る変更、使用、又は順応も含むことを意図し、また本発明に固有でか)特許請求 の範囲内にある本技術において知られ又は通常の実務内にああ本発明からの発展 はこれを含むことを意図する。
「!−2−FTT;−4 五コ、3 F7酒−8 補正書の写しく翻訳文)提出書 (特許法第184条の8)平成5年lO月1日

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.放電加工機のワイヤー電極案内装置にして、案内部材; 前記部材を貫通し両端の第1の開口と第2の開口及び長手方向中心軸を有する円 孔であって、前記第1の開口に向かって直径の増大する円孔;及び ワイヤーの正規の移動直線に関してある角度で移動するワイヤー電極により前記 長手方向中心軸に沿ったある点の周りの前記案内部材及び円孔の旋回運動を許す ジンバル手段 を備えたワイヤー電極案内装置。
  2. 2.前記案内部材が、天然ダイアモンド、ダイアモンドフィルム、合成ダイアモ ンド、セラミック、カーバイド、サファイア又は立方窒化ボロンよりなるグルー プから選定された少なくも一つの対摩耗材料で作られる請求の範囲1のワイヤー 電極案内装置。
  3. 3.第1の対摩耗部材が前記直径の増大する部分における前記円孔を定め、かつ 第2の対摩耗部分が前記第2の開口における前記円孔を定める請求の範囲1のワ イヤー電極案内装置。
  4. 4.前記第1及び第2の対摩耗部分が、天然ダイアモンド、ダイアモンドフィル ム、合成ダイアモンド、セラミック、カーバイド、サファイア又は立方窒化ボロ ンよりなるグループから選定された少なくも一つの対摩耗材料で作られる請求の 範囲3のワイヤー電極案内装置。
  5. 5.各が互いに直角でありかつ前記ワイヤーの正規の移動直線と直角であり更に 各が前記点において前記ワイヤーの正規の移動直線と交差する第1及び第2の回 転中心軸周りの前記案内部材の旋回運動を、前記ジンバル手段が許す請求の範囲 1のワイヤー電極案内装置。
  6. 6.前記ジンバル手段がソケット組立体内に支持されたボール状の案内体を有す る請求の範囲5のワイヤー電極案内装置。
  7. 7.前記案内手段が、天然ダイアモンド、ダイアモンドフィルム、合成ダイアモ ンド、セラミック、カーバイド、サファイア又は立方窒化ボロンよりなるグルー プから選定された少なくも一つの対摩耗材料で作られる請求の範囲6のワイヤー 電極案内装置。
  8. 8.第1の対摩耗部材が前記直径の増大する部分における前記円孔を定め、かつ 第2の対摩耗部分が前記第2の開口における前記円孔を定める請求の範囲6のワ イヤー電極案内装置。
  9. 9.流体を、前記案内部材を通って加工物に向けて出すブラッシング手段を更に 備え、指向された流体はワイヤー電極を実質的に取り囲む請求の範囲6のワイヤ ー電極案内装置。
  10. 10.前記フラッシング手段が前記第1の開口の付近からワイヤー電極が通過移 動する前記第2の円孔開口の付近の円筒状の流体指向用部分に伸びる複数の通路 を備え、これにより圧力下の流体が前記通路及び前記円筒状流体指向部分を通り ワイヤー電極を実質的に囲み加工物に向くように強制される請求の範囲9のワイ ヤー電極案内装置。
  11. 11.前記ジンバル手段が前記第1の回転中心軸周りに回転できるように旋回可 能に支持されな第1のリングを備え、前記案内部材が前記第2の回転中心軸周り に回転できるように前記第1のリング内に旋回可能に支持される請求の範囲5の ワイヤー電極案内装置。
  12. 12.前記案内手段が、天然ダイアモンド、ダイアモンドフィルム、合成ダイア モンド、セラミック、カーバイド、サファイア又は立方窒化ボロンよりなるグル ープから選定された少なくも一つの対摩耗材料で作られる請求の範囲11のワイ ヤー電極案内装置。
  13. 13.前記直径の増大する部分における前記円孔を定める第1の対摩耗部材及び 前記第2の開口における前記円孔を定める第2の対摩耗部分を更に備える請求の 範囲11のワイヤー電極案内装置。
  14. 14.流体を、前記案内部材を通って加工物に向けて出すブラッシング手段を更 に備え、指向された流体がワイヤー電極を実質的に取り囲む請求の範囲11のワ イヤー電極案内装置。
  15. 15.前記フラッシング手段が 前記第1のリングの旋回支持部材内の第1のオリフィス開口;前記第1のオリフ ィス開口に連通し前記第1のリングを通る第1のリング管路; 前記案内部材と前記第1のリングとの間で前記旋回支持部材内の第2のオリフィ ス開口であって前記第1のリング管路と連通している前記第2のオリフィス開口 ; 前記第2のオリフィス開口と連通する前記案内部材内の第2のリング管路;及び 前記第2の流体管路と連通しかつワイヤー電極が通過移動する前記第2の円孔開 口付近の円筒状流体指向用部分に伸びている通路を備え、これにより圧力下の流 体が前記第1のオリフィス開口、第1のリング管路、第2のオリフィス開口、第 2のリング管路、前記通路、及び前記円筒状流体指向部分を通り、ワイヤー電極 を実質的に囲み加工物に向くように強制される請求の範囲14のワイヤー電極案 内装置。
  16. 16.流体を、前記案内部材を通って加工物に向けて出すように指向させるフラ ッシング手段を更に備え、指向された流体がワイヤー電極を実質的に取り囲む請 求の範囲1のワイヤー電極案内装置。
  17. 17.前記円孔の直径増大部分が実質的に曲線の断面である請求の範囲1のワイ ヤー電極案内装置。
  18. 18.前記直径増大部分が、天然ダイアモンド、ダイアモンドフィルム、合成ダ イアモンド、セラミック、カーバイド、サファイア又は立方窒化ボロンよりなる グループから選定された少なくも一つの対摩耗材料で作られる請求の範囲17の ワイヤー電極案内装置。
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