JPH0248122A - ワイヤ放電加工装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はワイヤ放電加工装置に係り、狩にワイヤ電極
に給電しつつガイドをする電極送給部分に設けられた導
入手段に関するものである。

〔従来の技術〕

第２図は従来のワイヤ放電加工装置を示す正面図であり
、図において、（１）は上部Ｎ極案内部分、（２）は本
発明に係わる下部電極案内および電極送給部分である。

又第８図は従来のｗｔ電極送給部分示す図であり、図に
おいて、（３）はワイヤ電極、（４）はワイヤ電極を案
内するノスルであり、（５）はガイドである。（６）は
主駆動ローラであり、（７）は従駆動のピンチローラで
ある。（８）はピンチローラを文えるｌｚバーチする。

（９）は支持金であり、この支持金には主駆動ローラ（
６）、ピンチローラ（７）によりワイヤ電極（３）が送
り込まれる通路となる重要な案内溝ａＯが配設されてい
る。支持金（９）は取付ネジ０１）により絶縁板（ハ）
に固定されている。（ハ）は支持金（９）とレバ（８）
を連結するヒンジであり、主駆動ローラ（６）とピンチ
ローラ（７）の接触圧力は、α匂の圧力調整ネジ、Ｏｅ
のバネ受けを介して調節バネαＧにより保持されるよう
になっている、ａ７）はワイヤ電極（３）が案内溝αＯ
を通過し、ワイヤ回収部へ向う導入口に当る導入管であ
り、０引ま導入管αηに連繋されるワイヤ回収管である
。第４スは従来の導入管Ｑ７）の詳細を示す図であり、
０１は案内面である。従来の電極送給部分は以上の様に
構成されている。

次に動作について説明する、ワイヤ放電加工装置はワイ
ヤｒＩｌ極と被加工物とを所要の放電間隙を隔てて対向
させ、該放電間隔に加工液を介在させＴコ状態で通電す
ることζこまり前記被加工物に放電を加える装置である
ことは周知の事実である。

被加工物には材質、板厚、使用ワイヤ１！極等において
最適条件にて安定し１こ加工を行い精度の高い加ニジす
る必要がある。この１こめ機械装置、電源、制御および
ソフト技術あるいは要素に様々な工夫が施されている。

安定加工紮すべき要素の一つとしてワイヤ送給系があり
、この送給安定を如何に円滑に行うかという事は、加工
速度、加工精度品質等を考慮し１こ場合、重要要素とし
て考慮の対象として欠くことはできない、 次にそのワイヤ送給系について説明する。上部電極部分
（すより供給され１こワイヤＷ！を極（３）は加工ワク
との間に放電に供され、ノズル（４）、ガイド（５）に
導かし主駆動ローラ（６）、ピンチローラ（７）にヨリ
駆動され案内溝（１Ｇより導入管αηに入り、案内面０
９を経由してワイヤ回収管（至）に至り、最終的には使
用済ワイヤの回収箱に収容されるワイヤ電極を如何に円
滑に回収するかは機械の性能を発揮させるに重要な要因
といわざるを得ない。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来のワイヤ放電加工装置は以上の様に構成されている
ので電極送給部分の導入管は、いずれも単に導入管内部
にテーパ状の案内面を有するのみであり、特にこの案内
面性状はワイヤ電極が接触して通過する観点から面粗度
が細かく、鏡面に近い性状が望ましい。特に放電痕が発
生し１こワイヤ電極は主駆動ローラ（６）およびピンチ
ローラ（７）により圧接され、少なからずカール性状に
なり特に導入管部分αηで座折を発生し１こりするＴこ
め、この事象がワイヤ断線あるいはワイヤ電極のはみだ
し逸脱現象を招く結果となり、機械稼動率を低下させる
という問題点があつ１こ。

この発明は上記の様な問題点を解消するためになされｆ
こものであり、［極送給部分におけるワイヤ送給を円滑
に行うことができるワイヤ放電加工装置を得ることを目
的とする。

〔課題を解決するＴコめの手段〕

この発明に係るワイヤ放電加工装置は、ワイヤ電極の送
給経路に設けられ、加工に供し１こ上記ワイヤ電極を回
収部分に送り込む導入手段を備えＴコワイヤ放電加工装
置において、上記導入手段は、上記ワイヤ電極を挿通さ
せる挿通孔を有した第１の導入手段と、該第１の導入手
段の挿通孔の出口側に密着して設けられ、上記挿通孔の
出口に所定間隙を介してその開口部を有し、−上記挿通
孔から送り出されるワイヤ電極ケ挿通させて、上記回収
部に送り出す挿通孔を有した第２の導入手段と、上記第
１及び第２の導入手段間に設けられ１３通路であって、
上記所定間隙と連通ずると共に、上記第２の導入手段の
挿通孔開口部方向に圧縮高圧気体を供給する気体通路と
からなるものである。

〔作用〕

この発明においては、気体通路から第２の導入手段の挿
通孔開口部方向に供給される圧縮１献圧気体が、第１及
び第２の導入手段＋Ｃ挿入され１こワイヤ電極を容易に
回収部分方向に送り出す。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の一実施例を図ζこついて説明する。第
１図において、翰は第１の導入手段に相当する左導入管
、シ１）は右導入管でありワイヤ回収管（至）と一体と
な−て第２の導入手段を構成している、（イ）は右導入
管に連らなる空気導入口である。空気導入口（２）から
は圧縮高圧空気（２２りが入り、通気口＠を通り、空気
溜り（ハ）に流入する。（ハ）は左導入管翰と右導入管
い１とで構成される極小間隙のオリフィスである。（２
５ａ　Ｊは通気口−，空気溜り（ハ）。

オリフィス（イ）からなる気体通路である。■は空間で
ある。

次にその動作について説明する。当初、ワイヤ電極（３
）が下部１［ｆ極送給部分にセ、・・トされる際は空気
導入口（イ）より圧縮高圧空気か入り、通気口（イ）。

空気溜り（ハ）を経てオリフィス（ハ）を通過する。そ
の際、圧縮高圧空気は急激に極小隙間のオリフィス（２
５を通過する１こめ、通過空気の流速か速くなる。

この１こめ空間（イ）が負圧状態に到達する。

この時、案内溝α０２通り、左導入管？】の案内面Ｑｇ
ｔを経１こワイヤ電極（３）は、負圧になつ１こ空間（
至）よりワイヤ回収管０８）に吸い込まれる様に案内さ
れる。

この結果、ワイヤ電極（３）は従来の如く第８肉に示す
導入管Ｑ７）部分で部折し１こり、案内面０９に引掛る
事象より（ロ）避される効果か付カロされる。ま１こ少
なくとも案内面０９で構成される空間孕加工液で満にす
ことζこより、ワイヤＶｊ　ｍ　（３）が加工ｉｉご案
内されより一層通り易くなることはいうまでもない。

〔発明の効果〕

以ｔの様昏こ、この発明によれば第１の導入手段と第２
の導入手段間に設けられ１こ気体通路から、第２の導入
手段の挿通孔開口部方向に圧縮高圧気体を供給する様に
構成しｙ、＝ので、導入手段へのワイヤ電極の挿入１挿
通が円滑に行われ、機械運転時の稼動率が向上するとい
う効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例（こよろ導入手段を示す断
面１図、第２図は従来のツイヤ放″シ加工装置を示す構
成図、第３図は従来の電極送給部分ヶ示す構造図、第４
因は従来の導入手Ｆ２を示すＷ１面図である。 図において、（３月まワイヤ電・極、（至）（よりイヤ
回収管、（イ）は左導入′尚′、１２１１は右導入管、
（２２ｕ）は圧縮高圧空気、（２５ａ）（ま気体通路、
（へ）は空間である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ワイヤ電極の送給経路に設けられ、加工に供した上記ワ
   イヤ電極を回収部分に送り込む導入手段を備えたワイヤ
   放電加工装置において、上記導入手段は、上記ワイヤ電
   極を挿通させる挿通孔を有した第１の導入手段と、該第
   １の導入手段の挿通孔の出口側に密着して設けられ、上
   記挿通孔の出口に所定間隙を介してその開口部を有し、
   上記挿通孔から送り出されるワイヤ電極を挿通させて、
   上記回収部に送り出す挿通孔を有した第２の導入手段と
   、上記第１及び第２の導入手段間に設けられた通路であ
   つて、上記所定間隙と連通すると共に、上記第２の導入
   手段の挿通孔開口部方向に圧縮高圧気体を供給する気体
   通路とからなることを特徴とするワイヤ放電加工装置。