JPH06509310A - 物品の組分け - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 物品の組分は 技術分野 本発明は物品を組分けするための手段に関し、一般にリムを有する容器（例えば 、飲料又は食料を入れるための缶）のような物品を−まとめに組分けしかつ保持 するための手段に関する。

背景技術 現在、飲料又は食料の缶は、弾力性を有するプラスチック類の組分は部材を用い て、組分けする場合が多゛い。

一般に、この組分は部材は、４個の飲料又は食料の缶とそのリムのすぐ下側に設 けられた凹みに沿って係合するようにした４つの円形開口を画定し、それにより 前記缶が組分けされてまとめて保持されるようになっている。

この組分は部材は通常使用後に廃棄されるが、プラスチック材料で形成されてい るため、環境に対して害を及ぼす可能性があり、容易に処分することができない 。

発明の開示 そこで、本願発明者は、物品を組分けする手段を改良する発明を行った。本発明 によれば、並列に配列される複数の物品を組分けするための手段を形成するシー ト状のブランク材が提供され、該ブランク材には、それぞれに１個の前記物品を 受容するのに適した形状及び寸法を有する複数のカラーが得られるように、対応 する複数の切り抜き部分が設けられている。前記ブランク材は、複数の折り目線 を有し、それによって折り曲げたときに、隣接する物品の中間に少なくとも１個 の補強及び離隔用の突出部が、前記シート材の他の部分からなる一般面から下向 きに延出するように形成される。

一般に、前記切り抜き部分によって画定される前記カラーに受容される物品とし ては、飲料又は食料の缶やこれらの類似物のような容器があるが、本発明による 組分は手段の実施例の中には、特に卵、特定の果物又はこれらの類似物のような 他の物品を組分けする際に使用するのに適したものがある。本明細書に於いて、 容器に関連して説明される組分は手段の有利な側面は、他の物品に関しても同様 の利点が得られるものと解される。

前記ブランク材を折り曲げたときに、下向きに延長する補強及び離隔用の前記突 出部が、隣接する前記物品の中間を前記各物品を結ぶ線を横切る方向に延出して いると好都合である。

通常、各突出部を形成するための折り目線は概ね平行をなし、かつ折り曲げを容 易にするように切れ目を入れたり孔を開けることができる。前記補強及び離隔用 突出部は、通常互いに接触する前記ブランク材の部分、又は中心の折り目線の両 側の互いに接合される部分によって構成される。

各突出部が、折り曲げたときに折り曲げ部の隣接する面が互いに接着されるよう な３本の折り目線がらなり、隣接する各物品の間から下向きに延長する前記シー ト材料の２倍の厚さの突出部が形成されると好都合である。

前記ブランク材の切り抜き部分が、物品が縦列及び横列の配列に組分けされるよ うに構成されていると好都合である。折り目線は、その各組について縦列又は横 列の各列の中間に補強及び離隔用の突出部が設けられるように構成すると好都合 である。

特に、縦列及び横列の各列の各物品とそれに隣接する物品との中間に下向きの突 出部が形成されるように前記折り目線の各組が設けられ、それによって少なくと も２木の相互に概ね直交する軸に沿って補強及び離隔用突出部が設けられるよう になっていると好都合である。

第１の実施例では、前記切り抜き部分が物品の断面形状と略同じ形状を有し、前 記物品がブランク材の表面から突出するようになっている。

一般に、この実施例では、各切り抜き部分に受容さ、れる物品は通常円形の断面 を有する容器であり、従って前記ブランク材の切り抜き部分によって形、成され るカラーは通例円形、八角形、六角形又は円形断面の容器を受容することができ る適当な形状である。特に、各カラーは少なくとも部分的に弧状をなし、かつ少 なくとも部分的に各容器の対応する弧状部分の周囲に延在するように構成される 。ある実施例では、前記切り抜き部分は、予め適当な形状のカラーに形成するこ とができる。しかしながら、ある変形実施例では、前記ブランク材の角部を丸く 形成するように、その自由端部を重なり合うような構成に配置することができる 非ユニタリ型（ｎｏｎ−ｕｎｉｔａｒｙ）即ち単−的又は一元的でない境界部材 が、前記切り抜き部分によって画定される。この変形実施例では、前記非ユニタ リ型境界部材の上縁部が、使用時に容器の上側周辺リムの最下部分と接するよう に配置され、好適にも、前記ブランク材のカバ一部分によって少なくとも部分的 に前記容器の上端部が覆われるように設けられる。

一般に、本実施例では、前記容器の上側周縁リムの離隔された他の部分を受容・ しかつそれと係合するように、前記ブランク材に追加の切り抜き部分が設けられ ている。

円形容器は通常、外向きに突出するリム又は舌部を有し、飲料用缶について一般 に認められるように、前記リムのすぐ下側に隣接して関連する凹みを有する。従 って、各切り抜き部分の縁部に、各容器のリム即ち舌部のすぐ下側に於て該容器 と係合するための係合手段を設けると好都合である。

ある実施例では、前記係合手段は、各切り抜き部分の縁部から外向きに延長する ように前記ブランク材に間隔をもって設けられた複数のスリットによって形成す ることができる。これらスリットによって、各切り抜き部分について弾性を有す る周辺リムを効果的に設けることができる。前記切り抜き部分によって形成され るカラーが円形の場合には、前記係合手段は、各切り抜き部分の縁部から放射方 向外向きに延長するように前記ブランク材の円周方向に間隔をもって形成される 複数のスリットとすることができる。

切り目を入れた折り目線を、各切り抜き部分の前記リムから離隔してかつその周 囲に設け、前記スリットの領域における前記切り抜き部分の弾性を有する周辺リ ムの形成が容易になると好都合である。切り日を入れた前記折り目線が、各切り 抜き部分の周囲に該切り抜き部分の形状に対応した形状を有すると有利である。

ある好適実施例では、４個の概ね円形又は八角形のカラーが設けられる。この実 施例では、前記折り目線が、折り曲げると２本の突出部の軸線が相互に実質的に 直交するように構成されると好都合である。第２の実施例では、６個の概ね円形 又は八角形のカラーが設けられる。

この実施例では、前記折り目線が、折り曲げると２本の突出部の軸線が互いに概 ね平行をなし、かつ第３の突出部の軸線がそれに対して概ね直交するように構成 されると好都合である。一般に、これらの実施例では、突出部の各軸線に、２本 の直交する軸線の交点に関して離隔して該軸線上に２つの突出部が設けられる。

上述した変形実施例では、通常前記ブランク材に設けられた非ユニタリ型境界部 材、好適には前記ブランク材に設けられた前記追加の切り抜き開口の上縁部が、 前記係合手段である。

追加の折り目線が、複数の容器全体の外周を画定するように設けられると好都合 である。これら追加の折り目線によって、前記容器の周囲に概ね正方形又は矩形 の周辺部が画定され、かつ前記折り目線に沿って折り曲げると、前記ブランク材 の他の部分の平面から概ね直角に下向きに延長するフラップを形成する周辺フラ ップ部分が、前記ブランク材に画定されるようになっていると好都合である。少 なくとも４個のフラップが画定され、個々のフラップがそれぞれ他の１個のフラ ップに結合され又は接着されて、前記容器の固定用外周部を形成するようになっ ていると好都合である。一般に、前記外周部は、前記ブランク材を組み立てたと きに、複数の物品全体の周囲を実質的に取り巻くように実質的に連続する外壁の 形状をなす、この実質的に連続する外壁部が、実質的に相互に横切るように直交 する方向に延長する複数の壁部分から構成されると有利である。

上述した変形実施例では、前記外周部分が前記非ユニタリ型境界部材からなり、 使用時に重なり合うように配置されて、前記ブランク材の角部が、丸く前記容器 の下向きに延長する面と接するように形成される。

前記外周部を構成する１個又は２個以上の前記フラップ部分は、該フラップ部分 の最外縁に向けて、好適にはその縁部まで孔開き線を設けると好都合である。特 に、前記矩形又は正方形の外縁部を構成する各壁部分には、各フラップ部分の最 外縁部まで延長する少なくとも１本の孔開き線を設けるーと好都合である。

一般に、前記ブランク材は、硬質又は半硬質材料のシート材で形成され、例えば 板紙、紋紙（ｃａｒｄ）で形成することができる。

前記ブランク材は、該ブランク材を組分は手段に形成したときに、ハンドル手段 を画定するようなハンドル形成部が設けられていると有利である。ある実施例で は、該ハンドル形成部が、上向きに突出するハンドル手段が得られるように、そ れぞれ選択した切り抜き部分の中間部に設けられた複数の折り目線の組からなる 。別の実施例では、前記ハンドル手段が、好適には下向きに延長する前記ブラン ク材のフラップ部分から構成され、該フラップ部分によって通例、前記ブランク 材を組み立てたときに指を入れるための孔の境界が画定される。一般に、上向き に突出する前記ハンドル手段には、人が（単数又は複数の）指を入れて、物品群 をまとめて持ち運ぶことができるような形状及び寸法の貫通孔がそれぞれ設けら れる。

図面の簡単な説明 以下に、添付図面を参照しつつ実施例を用いて本発明の詳細な説明する。

第１図は、本発明によるブランク材の第１実施例を示す平面図である。

第２図は、複数の容器を組分けする際に使用される第１図のブランク材の斜視図 である。

第３図は、本発明による第１変形例のブランク材の平面図である。

第４図は、本発明による第２変形例のブランク材の平面図である。

第５図は、第４図のブランク材と同様に変形したブランク材の斜視図である。

第６図は、本発明による第３変形例のブランク材の平面図である。

第７図は、２個の容器を組分けするように構成された本発明による第４変形例の ブランク材の平面図である。

第８図乃至第１０図は、それぞれ３個、４個又は６個の容器を組分けするように 構成された第７図に示されるブラング材と同様のブランク材の変形例を示す平面 図である。

第１１図は、複数の卵を組分けするように構成された本発明によるブランク材の 更に別の実施例を示す平面図である。

第１２図は、本発明によるブランク材の別の実施例を示す平面図である。

第１３図は、本発明によるブランク材の更に別の実施例を示す平面図である。

第１４図は、本発明によるブランク材の別の実施例を示す平面図である。

第１５図は、本発明によるブランク材の更に別の変形例を示す平面図である。

第１６図は、６個の物品を組分けするように構成された第１５図に示されるブラ ンク材と同様のブランク材の平面図である。

発明を実施するための最良の形態 添付図面、特に第１図に於て、参照符号ｌで示されるブランク材は、半硬質の紋 紙又は板紙材料で形成されており、４個の円形「切り抜き」開口２ａ、２ｂ、２ ｃ、２ｄを有する。

これら４個の開口２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄには、その周縁部に放射方向に延長す る複数のスリット３が、以下に説明するような目的で設けられている。第５の概 ね正方形の「切り抜き」部分４が中央に設けられており、それによって後述する ような「組分は手段」が形成されるようにブランク材ｌを適当に折り曲げること ができる。

前記開口は、互いに直交する横列２ａ、２ｂ及び２　ｃ。

２ｄと縦列２ａ、２ｄ及び２ｂ、２ｃとに構成されている。

開口２の周囲には切れ目を入れた折り目線５ａ、５ｂ。

５ｃ、５ｄが設けられて、前記ブランク材の周囲が概ね正方形に画定され、それ によって使用時には、缶又はその類似物を組分けするための手段の概ね平坦な上 面が形成される。各隣接する対の開口２の中間には、それぞれ連続する３本の切 り目を入れた折り目線６ａ、６ｂ、６Ｃが設けられ、それぞれ２本の周辺折り目 線５と概ね平行に、垂直方向の周辺折り目線５がら中央の「切り抜き」部分４ま で延長している。各周辺折り目線５ａ、５　ｂ。

５ｃ、５ｄは、切断線８ａ、８ｂ１８ｃ１８ｄによって２個のフラップに分割さ れたフラップ部分７ａ、７ｂ。

７ｃ、７ｄを有する。

前記ブランク材１は、各折り目線６ａ、６ｂ、６ｃに沿って折り曲げることによ り、折り曲げられた各部分の折り曲げ縁部６ａ、６ｃが、中間の折り目線６ｂを ブランク材１の他の部分に関して下向きに押し下げるように接近させることによ って、缶又はその類似物を組分けするための手段が形成される。このようにして 、前記折り曲げ部分の面９ａ、９ｂを接触させ、それらの間に接着剤を塗布して 折り曲げ部を所定位置に固定すると、折り曲げられた下向きの突出部ｌＯが形成 される（第２図参照）。４組全ての折り目線６ａ、６ｂ、６ｃを同様に折り曲げ かつ接着することによって、開口群２ａ、２ｂ。

２Ｃ１２ｄの中心位置に於て直交する２本の軸線Ａ、Ｂ上に９０°の間隔で離隔 された４個の下向き突出部ｌＯが形成される。

上述したように折り目線６ａ、６ｂ、６ｃを一旦折り曲げて接着すると、各容器 、本実施例では各飲料用臼２０ａ、２０ｂ１２０ｃ、２０ｄが、各開口２　ａｓ 　２　ｂｓ２Ｃ１２ｄの中に下側から挿入され、それにより挿入時に缶ｌＯのリ ム１１の周囲に於いてスリット３が弾性的に変形し、かつそれが元に「回復」し て、カラーのように前記缶のリムのすぐ下側の凹みに係合するようになっている 。このようにして、前記缶２０は、ブランク材ｌによって確実に組分けされかつ 保持される。孔開けされ又は切り目を入れた変形折り目線１４（便宜上、開口２ Ｃの周囲のみを図示した）が、前記ブランク材の前記スリットを設けた部分の弾 性変形を容易にするために設けられている。更に、確実に缶２０を固定して組分 けるために、フラップ部分７を各周辺部の折り目線戸に沿って折り曲げ、隣接す るフラップ７が、適当な接着剤を用いてタブ部分１３を接着することによって、 隣接するフラップ７と固定されるようにして、組分は手段のための外壁部即ち外 周部を形成する。切断線８ａ１８ｂ、８ｃ。

８ｄによって、突出部１０を形成する際に２個のフラ：ソプ７を互いにスライド させることができ、それによってさもなければ生じるであろうフラップ７の座屈 を防止している。

第１図に良く示されるように、隣接するフラップ７によって形成される数個のフ ラップ部分は、前記周辺折り目線５から各フラップ７の最外縁に向けて外向きに 延長する孔開き線１５が設けられている。使用の際に、飲料用臼のような容器は 、その下部を外向きに引っ張ることによってパッケージの状態から取り外そうと すると、前記ブランク材が孔開き線１５に沿って引き裂かれて、前記容器の取り 外しが容易なる。

第３図に於て、変形ブランク材の第１図に示されるブランク材に対応する特徴部 分には、同様の参照符号が付されている。図示される変形例では、それぞれに外 向きに延長する一連のスリットを有する八角形の受入れ口２ａ、２ｂ、２ｃ、２ ｄが周辺部に設けられて６ｓる。これらは、第１図に示される対応する開口と同 様の機能を有し、容器を前記パッケージの状態に保持するとともＧこ、切り目を 入れた折り目線１４（添付図面は便宜上、開口２ｂのみを図示）が、各開口２の 周囲のスリツトを設けた前記部分の弾性を増加させている。

前記ブランク材は、第１図のブランク材と同様にして折り曲げられかつ固定され 、各容器を前記パッケージの他の部分に関してこじるようにして、各孔開き線１ ５＆こ沿って前記パッケージを引き裂くことによって、各容器を同様に取り外す ことができる。

第４図に示されるブランク材では、図示されるブランク材の特徴部分が概ね第３ 図に示されるブランク材の特徴部分と同一であり、第１図及び第３図のブランク 材と同様の作用により折り曲げかつ固定される。この実施例では、同様に八角形 の受入れ口２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄには、第１図及び第３図に関して上述したよ うに、前記パッケージの容器の保持及び固定を容易にするために、孔開き線１４ 及び外向きに延長するスリット３が設けられている。更に、前記開口の八角形の 頂点には交互に溝２２が設けられており、容器が前記開口内に挿入されたときに 、これらの点に生じる応力を減少させることによって前記ブランク材の表面の座 屈を防止する機能を有する６　更に、三角形の切り抜き部分２１が、３本の「突 出部形成用」折り目線６ａ、６ｂ、６ｃの領域に設けられている。前記ブランク 材を一旦折り曲げて容器を挿入すると、三角形の切り抜き部分２１によって、フ ラップ７によって形成される前記外壁部のすぐ背後に凹みが形成され、該凹みの 中に指を挿入しかつ壁部７と容器との間に押し入れることによって、前記パッケ ージを持ち運ぶことができる。

第５図には、組み立てた状態のブランク材１が示され（周辺フラップ７は便宜上 図示せず）開口２ａ、２”ｂ。

２ｃ１２ｄ及びそれらの中間に設けられた下向きの突出部１０が明確に図示され ている。

第６図に関して、前述した図面の示した構成部分に対応する変形ブランク材の構 成部分には、同様の参照符号が付されている。この実施例に於て、切り抜き部分 ２３によって、自由端部即ちフラップ２４（切断線２４ａによって切り離される ）からなる非ユニタリ型の境界が画定され、該フラップは、使用時には、各容器 の部分を包み込みかつそれによって受容するのに適したカラーを形成するように 、重なり合うように（図示せず）構成することができる。このような構成では、 前記自由端部即ちフラップ２４が重なり合いかつ固定されて、ブランク材１の角 部に丸い境界壁が画定される。前記ブランク材を組み立てたとき、下向きに延長 する前記境界壁が、重なり合いかつ固定された前記自由端部即ちフラップ２４か ら構成されて、前記容器群全体の周囲に沿って延在し、それにより確実に前記容 器がしっかりと組分けられて固定され、かつ組み立てられたブランク材に剛性が 付加されるようになっている。

第７図に於て、図示されるブランク材１は、概ね矩形の板紙から切断されまたは 打ち抜かれて、斜線部分が除去されている。折り目線の組６ａ、６ｂ１６ｃは上 述した変形ブランク材について前述した折り目線の組と同様のものであり、この 実施例では、切り抜き部分３７．３８を除去することによって、中間部に隣接す るカバ一部分３０ａ、３０ｂが形成されている。

使用時には、カバ一部分３０ａ、３０ｂが組分けして配列された各容器の上部を 覆うようになっている。前記ブランク材を切り抜く際に非ユニタリ型の周辺境界 部材３１．３２．３３．３４が形成され、カラ一部分３０ａ。

３０ｂに関して下向きにかつ前記容器（一般に断面円形）の周囲に概ね折り曲げ られ、その６対３１．３３及び３２．３４の端部が重なり合って適当な接着剤で 互いに固定される。その結果、使用時には前記容器の湾曲した外壁と接触する外 周壁部が形成される。前記非ユニタリ型境界部材の縁部３１　ａ、３２　ａ１３ ３　ａ、３４　ａが、使用時に前記外周壁部の最上部の壁を形成し、かつ容器の リムの下縁部と係合し、前記容器のリムの上級部が、カバ一部分３０ａまたは３ ０ｂと各縁部３１ａ、３３ａまたは３２ａ、３４ａとの間の把持される容器のリ ムの下縁部と接するようになっている。更に、前記ブランク材には切り抜き開口 ３５．３６が設けられており、その長手方向の開口縁部が、前記容器の上側リム の遠い方の部分を受容しかつ保持するように構成されている。

第８図に示されるブランク材は、概ね第７図に示されるブランク材と同様であり 、カバ一部分３０ａ、３０ｂが、切り抜き部分３７．３８を除去することによっ て形成されるが、第３のカバ一部分３０ｃが設けられて、３個の缶を横１列に組 分けできるようになっており、かつ切り抜き開口３９．４０．４１．４２が、中 間の前記容器のリムを把持するために設けられると共に、端部の前記容器を上述 したと同様にして、カバ一部分３０ａ、３０ｂと外周壁部を構成する各非ユニタ リ型の境界部材３１．３２．３３．３４の縁部との間に保持するようになってい る。

第９図及び第１０図には、第７図に示されるブランク材と同様のブランク材が示 されているが、これらの場合には、容器をそれぞれ４個又は６個の配列に組分け するように構成されている。

第１１図に於て、折り曲げたときに６個の新鮮な卵を受容するためのブランク材 ５０が、折り曲げない状態で示されている。ブランク材５０は、容器を受容する ためのブランク材の折り曲げに関連して上述したと概ね同様に折り曲げられ、折 り目線５１　ａ、５　ｌ　ｂ、５１　ｃに沿って折り曲げることによって４（１ １の下向きに延長する突出部が形成される。前記ブランク材には切り抜き部分（ 斜線部分）が設けられており、参照符号５２．５３．５４．５５．５６．５７に よって示される切り抜き部分によって卵（図示せず）を受容するためのカラーが 画定される。各円形開口によって各カラーが画定され、それには、放射方向に延 長するスリットが設けられ、該スリットによって、その中に挿入された６卵を受 容するように構成された弾性変形可能なカラー状のリムが設け・られるようにな っている。カバ一部分５８．５９を折り目線６０に沿って折り曲げると、前記組 分は手段の上部カバー及び底部カバーが画定される。周辺フラップ６１を下向き に折り曲げ、互いに（又は各カバ一部分５８．５９に）接着させると、前記組分 は手段のための固い外壁が得られる。最後に、各カラー開口５２．５３．５４． ５５．５６．５７に卵を挿入した状態で、前記組分は手段は、カラー開口５２ａ 、５３ａ、５４　ａ、５５　ａ、５６ａ、５７ａを、各カラー開口５２、５３、 ５４．５５．５６．５７から突出する前記卵の上部に適合させて、軸線ｘ−ｘに 沿って折り曲げられる。

第１２図には、第６図に示されるものと同様のブランク材が示されており、各切 り抜き部分６３．６４．６５．６６．６７．６８．６９．７０によって画定され る各カラーに８個の容器が（同様にして）組分けされるようになっている。上述 したように、使用時に隣接する容器の中間に位置する下向きに延長する突出部が 、各組の３本の折り目線６ａ、６ｂ、６ｃによって画定される。この実施例に於 て、ブランク材ｌには、追加の切り抜き部分（追加の斜線部分）及び折り目線７ １．７２．７３が設けられ、前記ブランク材を折り曲げたときにその一般面から 上向きに（即ち第１２図の紙の平面から外向きに）延長し、それによって前記組 分は手段を持ち運ぶことができるようなハンドル部分７４が画定されるようにな っている。

第１３図には、第６図に関連して説明したと同様のブランク材が示され、同様の 部分には同じ参照符号が示されている。図示される実施例では、中央の「切り抜 き」部分４に周辺フラップ８０が設けられており、これは、前記ブランク材を組 み立てたときに下向きに延長して、　。

前記パッケージを持ち上げることができるような指を入れるための中心孔の周縁 を画定している。第１３図に示される実施例は、複数組の折り目線８１が所定の 端部２４に設けられ、保持される前記容器の外面形状に対応するように各角部の 湾曲した境界壁部を形成することがより容易にできる点に於て、第６図に示され る実施例と異なる。

第１４図では、図示されるブランク材が、第７図乃至第１０図に関連して説明し たブランク材と概ね同様である、ブランク材ｌには、中央の［切り抜き」部分４ の周囲にフラップ部分８１が設けられている。これらのフラップ部分は、　（前 記ブランク材を組み立てたときに）切り目を入れた折り目線８２に関して下向き に変形して、前記パッケージを持ち上げるための指を入れる孔を形成するように 構成されている。また、前記ブランク材には、その性質及び目的に於て第１３図 に関連して上述したものと同様の複数組の折り目線８１が設けられている。

第１５図及び第１６図に示されるブランク材については、第１５図に示されるブ ランク材が４個の容器を受容するようになっており、かつ第１６図に示されるブ ランク材が６個の容器を受容するようになっている点を除いて、互いに同一であ る０両ブランク材は、構造的に第６図に示されるブランク材と概ね類似している が、本実施例では、切断線２４ａが角度を付けた一対の折り目線９０．９１に置 き換えられており、それによって実際には隣接するフラップ２４が互いに結合さ れるようになっている。組立時には、フラップ２４を折り目線９０，９１に沿っ て折り曲げることによって、中間部分９２が、接着剤で固定されて連続的に下向 きに垂下する外壁を形成する隣接するフラップ部分間に挟装されるようになって いる。隣接するフラップ２４が介在する切断線２４ａ（第６図参照）によって分 離されないので、他のブランク材よりもブランク材を機械的に組み立てることが より実行し易くなっていることが分かる。

Ｆｉｇｕｒｅ　１０ Ｆｉｇｕｒｅ　１３ Ｆｉｇｕｒｅ　１４ 補正書の翻訳文の提出書（特許法第１８４条の８）平成６年　１月２４日

Claims (16)

【特許請求の範囲】
1. １．並列に配置される複数の物品を各けするための手段を形成するためのシート 材料からなるプランク材であって、複数の切り抜き部分が、それぞれに１個の前 記物品を受容するのに適した対応する複数のカラーを形成するような形状及び寸 法で設けられ、折り曲げると、隣接する各物品の中間にかつ前記シート材料の他 の部分の一般面から下向きに延長する少なくとも１個の補強及び離隔用突出部を 形成し得るように、複数の折り目線を有することを特徴とするプランク材。
2. ２．前記折り目線が、互いに概ね平行をなし、かつ切り目が付され又は穿孔され ていることを特徴とする請求項１に記載のプランク材。
3. ３．折り曲げたときに、折り曲げ部の隣接する面が互いに接着されて、前記シー ト材料の２倍の厚さの突出部を形成するように、３本の前記折リ目線が設けられ ていることを特徴とする請求項１又は２に記載のプランク材。
4. ４．前記プランク材の前記切り抜き部分が、縦列及び横列からなる配列に前記物 品を各けし得るように構成されていることを特徴とする請求項１乃至３のいずれ かに記載のプランク材。
5. ５．前記折リ目線が、前記各横列又は縦列の中間にそれぞれ補強及び離隔用突出 部を形成するように構成されていることを特徴とする請求項４に記載のプランク 材。
6. ６．前記カラーが少なくとも部分的に弧状をなし、かつ少なくとも部分的に各物 品の対応する弧状部分の周囲に延在することを特徴とする請求項１乃至５のいず れかに記載のプランク材。
7. ７．前記補強及び離隔用突出部が、少なくとも２木の概ね相互に直交する軸線に 沿って設けられることを特徴とする請求項１乃至６のいずれかに記載のプランク 材。
8. ８．前記カラーが、各物品が前記一般面を通つて突出するように構成されている ことを特徴とする請求項１乃至７のいずれかに記載のプランク材。
9. ９．前記切り抜き部分によって画定される前部カラーが各容器を受容するように なっていることを特徴とする請求項１乃至８のいずれかに記載のプランク材。
10. １０．前記切リ抜き部分の縁部に、各物品とそれに設けられたリム又は舌部のす ぐ下側に於て係合するための係合手段が設けられていることを特徴とする請求項 １乃至９のいずれかに記載のプランク材。
11. １１．前記係合手段が、前記プランク材に設けられかつ切り抜き部分の縁部から 離反する向きに延長する複数の離隔されたスリットからなることを特徴とする請 求項１０に記載のプランク材。
12. １２．前記各切り抜き部分のリムから離隔してかつその周囲に切り目を付した折 り目線が設けられていることを特徴とする請求項１乃至１１のいずれかに記載の プランク材。
13. １３．追加の折り目線が設けられており、該追加の折り目線によって前記ブラン ク材の周辺部のフラップ部分が画定され、前記追加の折り目線に沿って折り曲げ ると、前記シート材の他の部分の前記一般面から下向きに垂下する前記物品のた めの外周部が形成されるようになっていることを特徴とする請求項１乃至１２の いずれかに記載のプランク材。
14. １４．前記プランク材を組み立てたとき、前記外周部によって、前記複数の物品 の全体の周囲に沿って延在する概ね連続する外壁が形成されることを特徴とする 請求項１３に記載のプランク材。
15. １５．１個又は２個以上の前記周辺フラップ部分に、前記フラップ部分の最外縁 に向けて延長する孔開き線が設けられていることを特徴とする請求項１３又は１ ４に記載のプランク材。
16. １６．前記各け手段のハンドル手段を画定するための形成部が設けられているこ とを特徴とする請求項１乃至１５のいずれかに記載のブランク材。