JPH06508966A - 線路シミユレーシヨン装置用回路装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 線路シミュレーション装置用回路装置 本発明は、ディジタル信号を伝送する線路、特にｌ５ＤＮ回路網内で作動可能な バス線路の伝送特性をシミュレーションするための線路シミュレーション装置用 回路装置に関する。

冒頭に記載したシステム内の回路網終端、線路およびそれに接続されている端末 装置から成るバス線路の伝送特性を検査するためには、線路の伝送パラメータが シミュレーションされなければならない、このような線路シミュレーションによ り、システム内で作動したとえばディジタル信号を伝送するバスの伝送特性の忠 実なシミュレーションが可能となる。

線路シミュレーションのための従来知られているＣＣＩＴＴ基準は使用される線 路の種々の構成形態に関して不完全である。なぜならば、線路はなかんずく１０ ０ｋＨｚよりも上の周波数においては非常に異なる伝送特性を有し、またＣＣＩ ＴＴ基準に相応して９６ｋＨｚの周波数においてのみ同種性を有するからである 。

本発明のＩＪ題は、異なる構成形式の線路に対して線路シミュレーションを簡単 な仕方で実現し得る回路装置を提供することにある。この課題は、本発明によれ ば、 ａ）線路シミュレーション装置が、シミュレーションすべき線路の最大長さの整 数部分に相応する数の部分線路ンミュレーションユニットを含んでおり、ｂ）部 分線路ノミュレーンヨンユニットがモジュール状に構造化されており、またそれ ぞれ、変成器結合され入力側で第１のコンデンサユニットにより橋絡されている 回路部分Ａと、変成器結合され中央タップで第２のコンデンサユニ、トにより橋 絡されている回路部分Ｂと、線路平面内で直流抵抗を入力および出力側でそれぞ れ第３のコンデンサユニットにより橋絡している回路部分Ｃと、この回路部分Ｃ の出力側に鏡像的な順序で接続されている別の回路部分Ｂ８よびそれに続く別の 回路部分Ａとから構成されており、Ｃ）変成器結合されている回路部分Ａがそれ ぞれ、Ｎ１から成る第１のインダクタンスに並列に接続されている直列抵抗を有 しており、ｄ）変成器結合され中央タップを設けられている回路部分Ｂがそれぞ れ、Ｎ２＋Ｎ３から成る第２のインダクタンスに並列に接続されている別の直列 抵抗を有しており、 ｅ）回路部分への並列接続された直列抵抗が等しい値であり、ｒ）回路部分Ｂの 並列接続された直列抵抗が等しい値であり、ｇ）第１のコンデンサユニットおよ び第３のコンデンサユニットが等しい値であり、 ｈ）第２のコンデンサユニットが第１のコンデンサユニットの２倍のキャパシタ ンス値を有する ことを特徴とする線路シミュレーション装置用回路装置により解決される。

本発明により構造化された回路装置により、単位長さあたりの抵抗Ｒ′″　（Ω ／ｋｍ）　、単位長さあたりのインダクタンスＬ　”　（Ｈ／　ｋ　ｍ　）およ び単位長さあたりのキャパシタンスＣ”　（Ｆ　／　ｋ　ｍ　）についての線路 メーカーにより作成された仕様から特定の線路構成形式に対する抵抗、インダク タンスおよびキャパシタンスに対スるすべての値がエボリューノヨンーストラテ ジーの公知の手段によって決定され得る。これについての一層詳細な説明は文献 「エボリューションーストラテジー」インゴ・レノヒエンヘルク、フロマンーホ ルツポーク、シュトウノトガルトーカンンユタノト、１９７３年および「ファラ デーイー・フオルトシュリノトヘリヒテ１９８２Ｊマルチン・ルノベルトに記載 されている。線路のさまざまな構成形式は抵抗ＲＯ，Ｒ１ないしＲ４、インダク タンスＬ１、Ｒ２およびキャパシタンスＣＩないしＣ３の値の相応にさまざまな 組み合わせを生ずるが、その際に個々の構成部分は常に本発明により構造化され た装置のなかで組み合わされる。こうして線路シミュレーションは線路のさまざ まな構成形態の伝送特性をシミュレーションし、従って直接にケーブル巻胴にお ける測定は省略され得る。

それぞれ特定の長さの線路に関する標準化された部分線路シミュレーション装置 を相応に幾重にも用いることにより線路シミュレーションがさまざまな線路長さ に対して実現可能であることは本発明にとって重要である。この関連で、部分線 路ノミュレーンヨン装置を幾重にも用いることとならんで、実際上ユニバーサル な線路シミュレーションがさまざまな長さを有する線路のさまざまな構成形態に 利用され得るように抵抗、インダクタンスおよびキャパシタンスに対する個別値 を相応の回路的措置により変更可能に構成することも考えられる。

実施例に示されている回路は３つの異なる回路部分Ａ、ＢおよびＣから成ってお り、その際に回路部分Ｃは出力側で鏡像的な順序で別の回路部分Ｂおよびそれに 続く別の回路部分Ａに接続されている。前記のように、単位長さあたりの抵抗Ｒ ”　（Ω／ｋｍＬ単位長さあたりのインダクタンスＬ　”　（Ｈ／　ｋ　ｍ　） および単位長さあたりのキャパシタンスＣ”　（Ｆ／ｋｍ）についてのメーカの 仕様から本発明による回路装置の抵抗、キャパシタンスおよびインダクタンスに 対するそのつどの個別値がめられる。単位長さあたりのキャパシタンスＣ０に対 しては下式が成り立つ。

Ｃ”　（Ｆ／ｋｍ）Ｘｌ、Ｅ／２　（ｋｍ）＝Ｃｇ＝ＣＩ＋Ｃ２＋Ｃ３ｃｔ＝ｃ ３であるから、Ｃ２＝Ｃｇ−（Ｃ１＋Ｃ３）となる。

単位長さあたりの抵抗Ｒ′″については下記の関係がある。

直流抵抗ＲＯ“と、これに直列に接続されている２つの部分インダクタンスＬｌ ”およびＬ２’″と、これらに並列に接続されている交流抵抗Ｒ１”およびＲ２ ″とから成る等価回路から出発して、Ｚ　”　Ｒ’　１Ｍ＋　＋　Ｊ　ｗ　Ｌ　 ′ｌｂ＋１となる。

エポリューンヨンーストラテジーを用いて、それから直流抵抗Ｒ０１、交流抵抗 Ｒ１”、Ｒ２′″およびインダクタンスＬ１”、Ｌ２”がめられる。その際にＲ １”／ｗＬｌ−≦Ｒ２”／ｗＬ２”が成り立つ。

直流抵抗については、ＲＯ＠＝ＲＯ−１＋ＲＯ−２が成り立つ。

交流抵抗については、 Ｒ１′″＝２Ｒ１＋２Ｒ３ Ｒ２”　＝２Ｒ２＋２Ｒ４ が成り立つ。

インダクタンスについては、 ＬビーＬｇ−２（Ｎ１＋Ｎ＋　）”　Ａｌ　＝２　（４Ｎ＋ｔＡｌ）Ｌ２°＝　 Ｌ　ｇ　＝　２　（ＮｔｆＮ□＋Ｎｚ　＋Ｎｓ　）　ｔＡｌが成り立つ。

すべての個別値は完全に特定の線路長さに対する単一の部分線路シミュレーショ ン装置ＬＥに関するものである。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. １．ディジタル信号を伝送する線路、特にＩＳＤＮ回路網内で作動可能なバス線 路の伝送特性をシミュレーションするための線路シミュレーション装置用回路装 置において、 ａ）線路シミュレーション装置が、シミュレーションすべき線路の最大長さの整 数部分に相応する数の部分線路シミュレーションユニット（ＬＥ）を含んでおり 、 ｂ）部分線路シミュレーションユニット（ＬＥ）がモジュール状に構造化されて おり、またそれぞれ、変成器結合され入力側で第１のコンデンサユニット（Ｃ１ ）により橋絡されている回路部分（Ａ）と、変成器結合され中央タップで第２の コンデンサユニット（Ｃ２）により橋絡されている回路部分（Ｂ）と、線路平面 内で直流抵抗（Ｒ０−１）または（Ｒ０−２）を入力および出力側でそれぞれ第 ３のコンデンサユニット（Ｃ３−１）または（Ｃ３−２）により橋絡する回路部 分（Ｃ）と、この回路部分（Ｃ）の出力側に鏡像的な順序で接続されている別の 回路部分（Ｂ）およびそれに続く別の回路部分（Ａ）とから構成されており、 ｃ）変成器結合されている回路部分（Ａ）がそれぞれ、Ｎ１から成る第１のイン ダクタンスに並列に接続されている直列抵抗（Ｒ１）または（Ｒ３）を有してお り、 ｄ）変成器結合され中央タップを設けられている回路部分（Ｂ）がそれぞれ、Ｎ ２＋Ｎ３から成る第１のインダクタンスに並列に接続されている別の直列抵抗（ Ｒ２）または（Ｒ４）を有しており、ｅ）並列接続されている直列抵抗（Ｒ１） および（Ｒ３）が等しい値であり、ｆ）並列接続されている別の直列抵抗（Ｒ２ ）および（Ｒ４）が等しい値であり、ｇ）第１のコンデンサユニット（Ｃ１）お よび第３のコンデンサユニット（Ｃ３）が等しい値であり、 ｈ）第２のコンデンサユニット（Ｃ２）が第１のコンデンサユニット（Ｃ１）の ２倍のキャパシタンス値を有する ことを特徴とする線路シミュレーション装置用回路装置。
2. ２． ｉ）回路部分（Ａ）内の変成器結合が、各線路平面内に配置され変成器のインダ クタンスを有するコイルにより置換されていることを特徴とする請求の範囲１に 記載の回路装置。