JP2722213B2 - 整合装置 - Google Patents
整合装置Info
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- JP2722213B2 JP2722213B2 JP63195924A JP19592488A JP2722213B2 JP 2722213 B2 JP2722213 B2 JP 2722213B2 JP 63195924 A JP63195924 A JP 63195924A JP 19592488 A JP19592488 A JP 19592488A JP 2722213 B2 JP2722213 B2 JP 2722213B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H7/00—Multiple-port networks comprising only passive electrical elements as network components
- H03H7/42—Balance/unbalance networks
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はローカル・エリア・ネットワーク（LAN）に
おける２線式撚線対電話線によるデジタル通信に関する
ものであり、特に、オフイスの壁に埋め込まれた被覆さ
れていない24ゲージの典型的撚線対電話線でアメリカ電
気、電子通信学会（IEEE）規格802、３（エーテル網）
に定められた直流から4MHz以上に亘る帯域幅を有する信
号や好ましくは約10MHzより大きく約20MHzより小さい帯
域幅内の信号の送信に関するものである。
おける２線式撚線対電話線によるデジタル通信に関する
ものであり、特に、オフイスの壁に埋め込まれた被覆さ
れていない24ゲージの典型的撚線対電話線でアメリカ電
気、電子通信学会（IEEE）規格802、３（エーテル網）
に定められた直流から4MHz以上に亘る帯域幅を有する信
号や好ましくは約10MHzより大きく約20MHzより小さい帯
域幅内の信号の送信に関するものである。
オフイスでの通信における目標の１つは、直流から10
MHz以上に亘る帯域にあるデータ信号を信号の反射を発
生させることなく既存のオフイス通信網内で有効に送信
することである。非平衡信号を直流と低周波数で広帯域
幅媒体中で伝送することが大きな課題である。従つて、
非平衡信号を平衡信号と整合させてオフイスの同軸ケー
ブルのランを撚線対のランに交換できるような装置が必
要である。
MHz以上に亘る帯域にあるデータ信号を信号の反射を発
生させることなく既存のオフイス通信網内で有効に送信
することである。非平衡信号を直流と低周波数で広帯域
幅媒体中で伝送することが大きな課題である。従つて、
非平衡信号を平衡信号と整合させてオフイスの同軸ケー
ブルのランを撚線対のランに交換できるような装置が必
要である。
先行技術における電話タイプの撚線対網1MBS以上のス
ピードで信号を伝送する装置は、有効な部品すなわちバ
ス無しの方法（例えば、スターラン（STARLAN）やアイ
・ビー・エム（IBM）の撚線対線路上のトークンリン
グ、アストラネツト（ASTRANET）の機器、アイ・ビー・
エム（IBM）の撚線対線路上のトークンリング用のオナ
ン（ONAN）のタイプ３の媒体フイルタ、ムクスラブス
（MUX LABS）3270共軸ケーブル交換器）を利用した高価
な装置によつて、高周波インピーダンスの測定の困難さ
を克服し様々なタイプの伝送網の異なるインピーダンス
を整合させていた。ムスク ラプス（MUX LABS）3270共
軸ケーブル交換器（カナダケペツク州モントリオールの
ムスクラプス社（MUX LABS）製）は直流を伝送すること
ができる１対１の絶縁変成器である。この装置は１点か
ら１点への接続をおこなう目的しか使用されない。オナ
ン（ONAN）タイプ３媒体フイルタ（ミネソタ州ミネアポ
リスのオナン（ONAN）電力会社製）は4MBSのトークリン
グ（アメリカ電気、電子通信学会（IEEE）802、５）シ
ステム用の基本的に低周波数通過フイルタであり、共通
モードを阻止する変成器である。しかしオナン（ONAN）
の装置は明らかに、撚線対伝送網を同軸ケーブルに整合
させることができるようには設計されていない。たとえ
ば、その設計はリングの伝送端子において平衡接続点が
おこなわれそしてインピーダンス整合が行われているこ
とを前提としている。すなわち、必要なものは、ローカ
ル・エリア・ネットワーク（LAN）において、アメリカ
電気、電子通信学会（IEEE）規格802、３（エーテル
網）の50オーム非平衡信号を50オームから200オームの
範囲の未知のインピーダンスを有する電話タイプの平衡
線対伝送網に整合させられる低コストでバスタイプ（単
一対）の伝送網装置である。
ピードで信号を伝送する装置は、有効な部品すなわちバ
ス無しの方法（例えば、スターラン（STARLAN）やアイ
・ビー・エム（IBM）の撚線対線路上のトークンリン
グ、アストラネツト（ASTRANET）の機器、アイ・ビー・
エム（IBM）の撚線対線路上のトークンリング用のオナ
ン（ONAN）のタイプ３の媒体フイルタ、ムクスラブス
（MUX LABS）3270共軸ケーブル交換器）を利用した高価
な装置によつて、高周波インピーダンスの測定の困難さ
を克服し様々なタイプの伝送網の異なるインピーダンス
を整合させていた。ムスク ラプス（MUX LABS）3270共
軸ケーブル交換器（カナダケペツク州モントリオールの
ムスクラプス社（MUX LABS）製）は直流を伝送すること
ができる１対１の絶縁変成器である。この装置は１点か
ら１点への接続をおこなう目的しか使用されない。オナ
ン（ONAN）タイプ３媒体フイルタ（ミネソタ州ミネアポ
リスのオナン（ONAN）電力会社製）は4MBSのトークリン
グ（アメリカ電気、電子通信学会（IEEE）802、５）シ
ステム用の基本的に低周波数通過フイルタであり、共通
モードを阻止する変成器である。しかしオナン（ONAN）
の装置は明らかに、撚線対伝送網を同軸ケーブルに整合
させることができるようには設計されていない。たとえ
ば、その設計はリングの伝送端子において平衡接続点が
おこなわれそしてインピーダンス整合が行われているこ
とを前提としている。すなわち、必要なものは、ローカ
ル・エリア・ネットワーク（LAN）において、アメリカ
電気、電子通信学会（IEEE）規格802、３（エーテル
網）の50オーム非平衡信号を50オームから200オームの
範囲の未知のインピーダンスを有する電話タイプの平衡
線対伝送網に整合させられる低コストでバスタイプ（単
一対）の伝送網装置である。
本発明によれば、伝送網には10MHzにおいて約85〜130
オーム特性インピーダンスを有する非被覆２線式撚線対
がローカル・エリア・ネットワーク（LAN）の伝送媒体
として使用されており、端子間の長さは約76.2メートル
（250フィート）を越えることはなく、各端子の終端イ
ンピーダンスは、各端子の据え付けや移動の際に測定さ
れ、また各端子でインピーダンスの正確な整合が為され
るのでその端子で接続する平衡伝送網媒体と非平衡媒体
のインピーダンスとが整合する。据え付け時点でのイン
ピーダンス整合を行うことによつて各端子で装置のイン
ピーダンスの正確な整合が為されるにもかかわらず据え
付けは簡単で低コストになる。さらに本発明によれば、
インピーダンスを整合し且つ線路を整合する装置は撚線
対のインピーダンスを直流から約10MHz以上に亘る帯域
幅において公称50オームに整合させるものである。その
整合装置は、第１ポートで50オーム規格BNCコネクタに
接続すると共に第２ポートで直流阻止コンデンサ（信号
の直流要素の短絡を防止するため）を伴つた単巻変成器
に接続した低周波通過フイルタを有していてインピーダ
ンス整合と平衡から非平衡への変換を行い、この単巻変
成器は共通モードインダクタに接続しており、このイン
ダクタは撚線対ケーブルの各側の端子に接続している。
共通モードインダクタは全周波数領域中のすべての共通
モード信号を波し、全周波数スペクトラムに亘つての
差信号のみを通過させる。
オーム特性インピーダンスを有する非被覆２線式撚線対
がローカル・エリア・ネットワーク（LAN）の伝送媒体
として使用されており、端子間の長さは約76.2メートル
（250フィート）を越えることはなく、各端子の終端イ
ンピーダンスは、各端子の据え付けや移動の際に測定さ
れ、また各端子でインピーダンスの正確な整合が為され
るのでその端子で接続する平衡伝送網媒体と非平衡媒体
のインピーダンスとが整合する。据え付け時点でのイン
ピーダンス整合を行うことによつて各端子で装置のイン
ピーダンスの正確な整合が為されるにもかかわらず据え
付けは簡単で低コストになる。さらに本発明によれば、
インピーダンスを整合し且つ線路を整合する装置は撚線
対のインピーダンスを直流から約10MHz以上に亘る帯域
幅において公称50オームに整合させるものである。その
整合装置は、第１ポートで50オーム規格BNCコネクタに
接続すると共に第２ポートで直流阻止コンデンサ（信号
の直流要素の短絡を防止するため）を伴つた単巻変成器
に接続した低周波通過フイルタを有していてインピーダ
ンス整合と平衡から非平衡への変換を行い、この単巻変
成器は共通モードインダクタに接続しており、このイン
ダクタは撚線対ケーブルの各側の端子に接続している。
共通モードインダクタは全周波数領域中のすべての共通
モード信号を波し、全周波数スペクトラムに亘つての
差信号のみを通過させる。
簡単なインピーダンス測定装置は正確だが低コストの
装置であり、インピーダンスを決定し据え付け時にイン
ピーダンス整合を保証する。
装置であり、インピーダンスを決定し据え付け時にイン
ピーダンス整合を保証する。
本発明は以下の詳細な説明を図面と合わせて参照する
ことでより理解されるであろう。
ことでより理解されるであろう。
第１図は本発明のローカル・エリア・ネットワーク
（LAN）10の構成ブロツク図である。この構成は単に伝
送媒体の接続関係を示すものである。なんとなれば、他
の構成も多数具体化できるからである。このタイプの伝
送網媒体はローカル・エリア・ネットワーク（LAN）回
路構成に影響することを理解してもらいたい。
（LAN）10の構成ブロツク図である。この構成は単に伝
送媒体の接続関係を示すものである。なんとなれば、他
の構成も多数具体化できるからである。このタイプの伝
送網媒体はローカル・エリア・ネットワーク（LAN）回
路構成に影響することを理解してもらいたい。
第１図に示す実施例においては、たくさんのパーソナ
ルコンピユータ12,14,16及び18を１つのハイブリツト撚
線対及び同軸回路網に接続でき、端子間ランの長さは該
伝送媒体の最大許容直流ループ抵抗値や最大許容交流減
衰値によつて予め決められた値以下である。代表的な系
においては、最大の長さは単一24ゲージ撚線対の場合、
約76.25メートル（250フイート）を越えることはない。
電気的に並列に適当に24ゲージ撚線対を２組接続して直
流ループ抵抗を減少させることにより、前記交流制限値
と直流制限値内で媒体の長さを伸ばすことは可能であ
る。
ルコンピユータ12,14,16及び18を１つのハイブリツト撚
線対及び同軸回路網に接続でき、端子間ランの長さは該
伝送媒体の最大許容直流ループ抵抗値や最大許容交流減
衰値によつて予め決められた値以下である。代表的な系
においては、最大の長さは単一24ゲージ撚線対の場合、
約76.25メートル（250フイート）を越えることはない。
電気的に並列に適当に24ゲージ撚線対を２組接続して直
流ループ抵抗を減少させることにより、前記交流制限値
と直流制限値内で媒体の長さを伸ばすことは可能であ
る。
例えば、第１パーソナルコンピユータ12は第１同軸テ
イ−コネクタ20によつて接続されおり、該コネクタ自身
は第１端子22によつて終結する。第１同軸テイ−コネク
タ20は第１同軸ケーブルセグメント24に接続しており、
セグメント24は第１同軸プラグ26に接続している。本発
明において、第１同軸プラグ26は第１整合装置32の非平
衡ポート30において第１同軸ジヤツク28に接続してい
る。平衡ポート34は第１撚線対セグメント36に接続する
ため供給される。第１撚線対セグメント36は十分な平衡
状態にあり、同軸セグメントの特性インピーダンスとは
全く異なる特性インピーダンスを有しており、これらが
整合されないと無線周波数において興味深く重大な信号
反射が生じる。第１撚線対セグメント36は第２整合装置
38に接続し、且つ非平衡ポート30と平衡ポート34とを有
する。第２整合装置38の平衡ポートは第２同軸セグメン
ト40に接続し、このセグメントは高インピーダンスタツ
プ（テイ−コネクタ）において第１トランシーバー42に
接続する。第３同軸セグメント44は第３整合装置46に接
続する。第３整合装置46は十分な長さのランを有する第
２撚線対セグメント48を介して第４整合装置50に接続す
る。第４整合装置50は非平衡ポート30において同軸ジヤ
ツク52に接続する。同軸ジヤツク52はテイ−コネクタ58
に接続した第４同軸セグメント56の同軸プラグ54に接続
す。テイ−コネクタ58は端子60で終結する。テイ−コネ
クタ58は第２パーソナルコンピユータ14に接続する。
イ−コネクタ20によつて接続されおり、該コネクタ自身
は第１端子22によつて終結する。第１同軸テイ−コネク
タ20は第１同軸ケーブルセグメント24に接続しており、
セグメント24は第１同軸プラグ26に接続している。本発
明において、第１同軸プラグ26は第１整合装置32の非平
衡ポート30において第１同軸ジヤツク28に接続してい
る。平衡ポート34は第１撚線対セグメント36に接続する
ため供給される。第１撚線対セグメント36は十分な平衡
状態にあり、同軸セグメントの特性インピーダンスとは
全く異なる特性インピーダンスを有しており、これらが
整合されないと無線周波数において興味深く重大な信号
反射が生じる。第１撚線対セグメント36は第２整合装置
38に接続し、且つ非平衡ポート30と平衡ポート34とを有
する。第２整合装置38の平衡ポートは第２同軸セグメン
ト40に接続し、このセグメントは高インピーダンスタツ
プ（テイ−コネクタ）において第１トランシーバー42に
接続する。第３同軸セグメント44は第３整合装置46に接
続する。第３整合装置46は十分な長さのランを有する第
２撚線対セグメント48を介して第４整合装置50に接続す
る。第４整合装置50は非平衡ポート30において同軸ジヤ
ツク52に接続する。同軸ジヤツク52はテイ−コネクタ58
に接続した第４同軸セグメント56の同軸プラグ54に接続
す。テイ−コネクタ58は端子60で終結する。テイ−コネ
クタ58は第２パーソナルコンピユータ14に接続する。
並列結合は異なるラン上で行われる。第３パーソナル
コンピユータ16は同軸テイ−コネクタ62に接続してお
り、このコネクタ自身は端子64によつて終結する。同軸
テイ−コネクタ62は第５同軸ケーブルセグメント66に接
続し、このセグメントは同軸プラグ68に接続する。本発
明において同軸プラグ68は第５整合装置72の非平衡ポー
ト30において同軸ジヤツク70と接続する。平衡ポート34
は第３撚線対セグメント74に接続する。第３撚線対セグ
メント74は十分平衡であり、且つ同軸セグメント特有の
インピーダンスとは全く異なる特有のインピーダンスを
有しており、これらが整合されないと無線周波数におい
て興味深く重大な信号反射が生じる。第３撚線対セグメ
ント74は第６整合装置76に接続しており、且つ非平衡ポ
ート30と平衡ポート34を有する。第６整合装置76の平衡
ポート34は第６同軸セグメント78に接続しており、この
セグメント78は高インピーダンスタツプ（テイ−コネク
タ）において第２トランシーバー80に接続する。第３同
軸セグメント82は第７整合装置84に接続する。第７整合
装置84は十分な長さの第２撚線対セグメント86を介して
第８整合装置88に接続する。第８整合装置50は非平衡ポ
ート30において同軸ジヤツク90に接続する。同軸ジヤツ
ク90は端子98で終結するテイ−コネクタ96に接続した第
４同軸セグメント94上の同軸プラグ92に接続する。テイ
−コネクタ96は第４パーソナルコンピユータ18に接続す
る。２つの終端セグメントはトランシーバー42及び80に
接続したリピータ100を介して結線されるが、これはエ
ーテル網セグメント間リンクの伝統的な方法である。リ
ピータ100,トランシーバー42及び80そして整合装置38,4
6,76,及び84はビルの中央部にある電話回線室内にまと
まりよく設置されている。撚線対セグメント36,48,74,
及び86は最長の信号路であり、一方パーソナルコンピユ
ータとの接続は部屋の例えば壁箱へ同軸配線接続とな
る。回線室内で同軸ケーブルは、バスシステムの各ルー
プの回線用接続に使用される。トランシーバー42及び80
とリピータ100はローカル・エリア・ネットワーク（LA
N）内の接続のための伝統的装置である。本発明におい
て、本発明の整合装置32は他の整合装置と接続されてお
り、同軸ケーブルランに置換したと同じ働きを有する配
線接続をおこなう。
コンピユータ16は同軸テイ−コネクタ62に接続してお
り、このコネクタ自身は端子64によつて終結する。同軸
テイ−コネクタ62は第５同軸ケーブルセグメント66に接
続し、このセグメントは同軸プラグ68に接続する。本発
明において同軸プラグ68は第５整合装置72の非平衡ポー
ト30において同軸ジヤツク70と接続する。平衡ポート34
は第３撚線対セグメント74に接続する。第３撚線対セグ
メント74は十分平衡であり、且つ同軸セグメント特有の
インピーダンスとは全く異なる特有のインピーダンスを
有しており、これらが整合されないと無線周波数におい
て興味深く重大な信号反射が生じる。第３撚線対セグメ
ント74は第６整合装置76に接続しており、且つ非平衡ポ
ート30と平衡ポート34を有する。第６整合装置76の平衡
ポート34は第６同軸セグメント78に接続しており、この
セグメント78は高インピーダンスタツプ（テイ−コネク
タ）において第２トランシーバー80に接続する。第３同
軸セグメント82は第７整合装置84に接続する。第７整合
装置84は十分な長さの第２撚線対セグメント86を介して
第８整合装置88に接続する。第８整合装置50は非平衡ポ
ート30において同軸ジヤツク90に接続する。同軸ジヤツ
ク90は端子98で終結するテイ−コネクタ96に接続した第
４同軸セグメント94上の同軸プラグ92に接続する。テイ
−コネクタ96は第４パーソナルコンピユータ18に接続す
る。２つの終端セグメントはトランシーバー42及び80に
接続したリピータ100を介して結線されるが、これはエ
ーテル網セグメント間リンクの伝統的な方法である。リ
ピータ100,トランシーバー42及び80そして整合装置38,4
6,76,及び84はビルの中央部にある電話回線室内にまと
まりよく設置されている。撚線対セグメント36,48,74,
及び86は最長の信号路であり、一方パーソナルコンピユ
ータとの接続は部屋の例えば壁箱へ同軸配線接続とな
る。回線室内で同軸ケーブルは、バスシステムの各ルー
プの回線用接続に使用される。トランシーバー42及び80
とリピータ100はローカル・エリア・ネットワーク（LA
N）内の接続のための伝統的装置である。本発明におい
て、本発明の整合装置32は他の整合装置と接続されてお
り、同軸ケーブルランに置換したと同じ働きを有する配
線接続をおこなう。
第２図について説明すると、これは本発明による整合
装置32の第１実施例である。整合装置32は３つの部分を
有しており、それらの名前は第１すなわち非平衡ポート
30を有する低周波通過フイルタ部102と、単巻変成器部1
04,及び第２すなわち平衡ポート34を有する共通モード
電流阻止部106である。
装置32の第１実施例である。整合装置32は３つの部分を
有しており、それらの名前は第１すなわち非平衡ポート
30を有する低周波通過フイルタ部102と、単巻変成器部1
04,及び第２すなわち平衡ポート34を有する共通モード
電流阻止部106である。
共通モード電流阻止部106は直流通路を形成するとと
もに、信号周波数（1MHz〜10MHz）で高い共通モードイ
ンピーダンスを示し、かつ中間周波数（10KHz〜500KH
z）では低インピーダンスとなつて誘導電流阻止を行
う。単巻変成器部104は調整可能なインピーダンスの整
合と、非平衡信号を平衡信号に変換する機能を有する。
もに、信号周波数（1MHz〜10MHz）で高い共通モードイ
ンピーダンスを示し、かつ中間周波数（10KHz〜500KH
z）では低インピーダンスとなつて誘導電流阻止を行
う。単巻変成器部104は調整可能なインピーダンスの整
合と、非平衡信号を平衡信号に変換する機能を有する。
低周波通過フイルタ部102は非平衡入力ポート30上に
存在する不用な残りの無線周波信号を完全に除去する。
これは、平衡側に存在し得る必要のない電圧が非平衡側
に接続した精巧な回路を破壊する可能性に対する過電圧
防護のためである。
存在する不用な残りの無線周波信号を完全に除去する。
これは、平衡側に存在し得る必要のない電圧が非平衡側
に接続した精巧な回路を破壊する可能性に対する過電圧
防護のためである。
低周波通過フイルタ部102は、第１インダクタL1と、
非平衡ポート30において特性抵抗インピーダンス値50オ
ームを有する第１キヤパシタC4とを有する、線形受動Ｌ
−Ｃフイルタを有している。上記非平衡ポートは中心コ
ンダクタ側110と共通ノード112を有する。キヤパシタC4
と直列で且つ非平衡ポート30と並列の50オームに設定さ
れた第１抵抗器R4は、高周波領域における負荷インピー
ダンスを希望の特性インピーダンスとして維持する。第
２抵抗器R5は第２キヤパシタC5に直列に接続し、第１イ
ンダクタL1と共通ノード112の間に設置される。第２イ
ンダクタL2は、第１インダクタL1と自動変成器部104の
第２ポートとの間に接続され、高周波固定負荷114（抵
抗器R6とキヤパシタC6）と並列関係にあり且つ第１タツ
プ116に接続している。過電圧防護はL1とL2から共通ノ
ード112に至る間に設けたダイオードD1,D2及びツイナー
ダイオードD3によつて行われる。ダイオードの寄生キヤ
パシタンスは低周波通過フイルタ部102のキヤパシタン
ス値の決定に際し考慮しなければならない。
非平衡ポート30において特性抵抗インピーダンス値50オ
ームを有する第１キヤパシタC4とを有する、線形受動Ｌ
−Ｃフイルタを有している。上記非平衡ポートは中心コ
ンダクタ側110と共通ノード112を有する。キヤパシタC4
と直列で且つ非平衡ポート30と並列の50オームに設定さ
れた第１抵抗器R4は、高周波領域における負荷インピー
ダンスを希望の特性インピーダンスとして維持する。第
２抵抗器R5は第２キヤパシタC5に直列に接続し、第１イ
ンダクタL1と共通ノード112の間に設置される。第２イ
ンダクタL2は、第１インダクタL1と自動変成器部104の
第２ポートとの間に接続され、高周波固定負荷114（抵
抗器R6とキヤパシタC6）と並列関係にあり且つ第１タツ
プ116に接続している。過電圧防護はL1とL2から共通ノ
ード112に至る間に設けたダイオードD1,D2及びツイナー
ダイオードD3によつて行われる。ダイオードの寄生キヤ
パシタンスは低周波通過フイルタ部102のキヤパシタン
ス値の決定に際し考慮しなければならない。
単巻変成器部104は、R6とC6とから成る高周波固定負
荷114と、多タツプ巻線120を有する単巻変成器コイル11
8と、もつと小型で上記巻線120から離れている巻線122
とを有しており、この多タツプ巻線は基準ノード126か
らみて上記巻線122と同じ巻数を数えた位置に第１タツ
プ124を有しており、これにより共通モード電流阻止部1
06の中央コンダクタ側130上に出力部128が設置されてい
る。巻線122の極性は多タツプ巻線120の極性（極性黒印
によつて指示される）に合致する。巻線122は、一端で
通常ノード112と接続し、他端で共通ノード電流阻止部1
06の共通信号側132に接続する。多タツプ巻線120は、た
とえば各巻きごとに第１タツプ116と接続するための多
数のタツプ接続点を有している。１つのタツプ増加はイ
ンピーダンスに８％の変化を与えることになり、これに
よつてインピーダンス整合が±４％の許容範囲で行うこ
とができる。
荷114と、多タツプ巻線120を有する単巻変成器コイル11
8と、もつと小型で上記巻線120から離れている巻線122
とを有しており、この多タツプ巻線は基準ノード126か
らみて上記巻線122と同じ巻数を数えた位置に第１タツ
プ124を有しており、これにより共通モード電流阻止部1
06の中央コンダクタ側130上に出力部128が設置されてい
る。巻線122の極性は多タツプ巻線120の極性（極性黒印
によつて指示される）に合致する。巻線122は、一端で
通常ノード112と接続し、他端で共通ノード電流阻止部1
06の共通信号側132に接続する。多タツプ巻線120は、た
とえば各巻きごとに第１タツプ116と接続するための多
数のタツプ接続点を有している。１つのタツプ増加はイ
ンピーダンスに８％の変化を与えることになり、これに
よつてインピーダンス整合が±４％の許容範囲で行うこ
とができる。
直流ブロツクキヤパシタC1は、共通ノード112（巻線1
22の上）と出力部128の基板126の間に、第１補償抵抗器
R7を介して設置される。第１補償抵抗器R7の値は100オ
ームの低いオーダーである。第１タツプ116は第３イン
ダクタL3と第２補償抵抗器R8を介して基板126に接続す
る。高周波補償キヤパシタC7は基板126とブロツクキヤ
パシタC1の間に設置され、非平衡ポート30と平衡ポート
34との間での高周波の減衰を最小限にする。直流ブロツ
クキヤパシタC1と第３インダクタL3は過渡周波数を決定
するもので、インピーダンス整合はこの過渡周波数より
高い周波数でおこなわれる。補償キヤパシタC7と補償抵
抗器R7及びR8は、印加される電圧のステツプ変化に応答
して生じるリンギングを最小限にするためのダンピング
を与える。
22の上）と出力部128の基板126の間に、第１補償抵抗器
R7を介して設置される。第１補償抵抗器R7の値は100オ
ームの低いオーダーである。第１タツプ116は第３イン
ダクタL3と第２補償抵抗器R8を介して基板126に接続す
る。高周波補償キヤパシタC7は基板126とブロツクキヤ
パシタC1の間に設置され、非平衡ポート30と平衡ポート
34との間での高周波の減衰を最小限にする。直流ブロツ
クキヤパシタC1と第３インダクタL3は過渡周波数を決定
するもので、インピーダンス整合はこの過渡周波数より
高い周波数でおこなわれる。補償キヤパシタC7と補償抵
抗器R7及びR8は、印加される電圧のステツプ変化に応答
して生じるリンギングを最小限にするためのダンピング
を与える。
平衡ポート34と中央コンダクタ部130と信号共通部132
とを有する共通モード電流阻止部106は、第１変成器T2
と第２変成器T3とを有しており、その第１変成器T2は第
１巻線W1と第２巻線W2とを有している。第１巻線W1は第
１平衡ポート端部134に接続しており中央コンダクタ部1
30の側に設置され、異なる信号を平衡ポート34の第１端
部134へ伝送する。また、第２巻線W2は平衡ポート34の
コネクタの第２端部136に接続しており、共通信号部132
の側に設置され差働信号を伝送する。第１変成器T2は約
1MHzより高い高周波領域において大きな共通モードイン
ピーダンスを示す。
とを有する共通モード電流阻止部106は、第１変成器T2
と第２変成器T3とを有しており、その第１変成器T2は第
１巻線W1と第２巻線W2とを有している。第１巻線W1は第
１平衡ポート端部134に接続しており中央コンダクタ部1
30の側に設置され、異なる信号を平衡ポート34の第１端
部134へ伝送する。また、第２巻線W2は平衡ポート34の
コネクタの第２端部136に接続しており、共通信号部132
の側に設置され差働信号を伝送する。第１変成器T2は約
1MHzより高い高周波領域において大きな共通モードイン
ピーダンスを示す。
第２変成器T3は第３巻線W3と第４巻線W4とを有してい
る。第３巻線W3は中央コンダクタ側130の側に設置され
第１巻線W1と接続して差働信号を前記の第１巻線W1へ伝
送する。また第４巻線W4は信号共通部132の側に設置さ
れ、第２巻線W2と接続して差働信号を前記の巻線W2へ伝
送する。第２変成器T3は約10KHz〜約1MHzの間の中間周
波数領域において大きな共通モードインピーダンスを示
す。
る。第３巻線W3は中央コンダクタ側130の側に設置され
第１巻線W1と接続して差働信号を前記の第１巻線W1へ伝
送する。また第４巻線W4は信号共通部132の側に設置さ
れ、第２巻線W2と接続して差働信号を前記の巻線W2へ伝
送する。第２変成器T3は約10KHz〜約1MHzの間の中間周
波数領域において大きな共通モードインピーダンスを示
す。
第４インダクタL4は、第１巻線W1の中央コンダクタ部
と非平衡ポート30の共通ノード112の間で、抵抗器R9及
び第２直流ブロツクキヤパシタC2と直列に接続してお
り、第３巻線W3のインダクタンス値を整合するインダク
タンス値を有しており、それによつて第３巻線W3からの
電流をインダクタL4に流入させ、これによつて第３巻線
W3内の共通モードオフセツト電流を打消す。
と非平衡ポート30の共通ノード112の間で、抵抗器R9及
び第２直流ブロツクキヤパシタC2と直列に接続してお
り、第３巻線W3のインダクタンス値を整合するインダク
タンス値を有しており、それによつて第３巻線W3からの
電流をインダクタL4に流入させ、これによつて第３巻線
W3内の共通モードオフセツト電流を打消す。
さらに、共通モード電流阻止部106は第１抵抗器R1と
第２抵抗器R2と第１接続キヤパシタC3とを有している。
第１抵抗器R1は、前記第２巻線W2の信号共通部132と共
通ノード112の間に接続される。第２抵抗器R2は、前記
第１巻線W1の中央コンダクタ部130と共通ノード112の間
に、第１接続キヤパシタC3を介して接続され平衡ポート
34を介して外部よりはいつてくる容量結合ノイズの影響
を減少させる。
第２抵抗器R2と第１接続キヤパシタC3とを有している。
第１抵抗器R1は、前記第２巻線W2の信号共通部132と共
通ノード112の間に接続される。第２抵抗器R2は、前記
第１巻線W1の中央コンダクタ部130と共通ノード112の間
に、第１接続キヤパシタC3を介して接続され平衡ポート
34を介して外部よりはいつてくる容量結合ノイズの影響
を減少させる。
第３図は本発明の第２の実施例で整合装置32′を示
す。この実施例は、第２図の実施例と、第２変成器T3が
低周波通過フイルタ部102と単巻変成器部との間に接続
されている点が異なつており、このことによつて第２変
成器T3共通モード電流阻止部106の１部分ではなくなる
感じがする。しかしその電気的機能は第２図の実施例と
全く同一であり、換言するならば中間周波数領域で大き
な共通モードインピーダンスを示す。低周波通過フイル
タ部102の第２ポートに第２変成器T3を設置することの
利点は、第１に、変成器の巻線の長さにかかわらずイン
ピーダンスは固定しているので、単巻変成器のタツプセ
ツトの変化に伴う巻線の長さの変化は必要ないことであ
る。第２に、低周波通過フイルタ部102の第２ポートの
インピーダンスは隣の第１変成器T2よりもはるかに小さ
く、この結果規格にかなつたバイフアイラー磁石線が第
２ポートで50オームの特性インピーダンスに容易に整合
する巻線に使用することができる。
す。この実施例は、第２図の実施例と、第２変成器T3が
低周波通過フイルタ部102と単巻変成器部との間に接続
されている点が異なつており、このことによつて第２変
成器T3共通モード電流阻止部106の１部分ではなくなる
感じがする。しかしその電気的機能は第２図の実施例と
全く同一であり、換言するならば中間周波数領域で大き
な共通モードインピーダンスを示す。低周波通過フイル
タ部102の第２ポートに第２変成器T3を設置することの
利点は、第１に、変成器の巻線の長さにかかわらずイン
ピーダンスは固定しているので、単巻変成器のタツプセ
ツトの変化に伴う巻線の長さの変化は必要ないことであ
る。第２に、低周波通過フイルタ部102の第２ポートの
インピーダンスは隣の第１変成器T2よりもはるかに小さ
く、この結果規格にかなつたバイフアイラー磁石線が第
２ポートで50オームの特性インピーダンスに容易に整合
する巻線に使用することができる。
以上、実施例を参照して本発明を説明した。他にも実
施例があることはこの技術の通常の熟練者には明らかで
あろう。従つて、本発明は特許請求の範囲に示された以
外の範囲で限定されることはない。
施例があることはこの技術の通常の熟練者には明らかで
あろう。従つて、本発明は特許請求の範囲に示された以
外の範囲で限定されることはない。
第１図は、本発明に関するローカル・エリア・ネットワ
ーク（LAN）のブロツク図、第２図は、本発明に関する
第１のインピーダンス整合装置の略図、第３図は、本発
明に関する第２のインピーダンス整合装置の略図を示
す。 12,14,16,18……パーソナルコンピユータ、30……非平
衡ポート、32,38,46,50,72,76,84,88……整合装置、34
……平衡ポート、42,80……トランシーバー、100……リ
ピータ、102……低周波通過フイルタ、104……単巻変成
器部、106……共通モード電流阻止部。
ーク（LAN）のブロツク図、第２図は、本発明に関する
第１のインピーダンス整合装置の略図、第３図は、本発
明に関する第２のインピーダンス整合装置の略図を示
す。 12,14,16,18……パーソナルコンピユータ、30……非平
衡ポート、32,38,46,50,72,76,84,88……整合装置、34
……平衡ポート、42,80……トランシーバー、100……リ
ピータ、102……低周波通過フイルタ、104……単巻変成
器部、106……共通モード電流阻止部。
Claims (1)
- 【請求項１】第１の特性インピーダンスを有する非平衡
の端子を第２の特性インピーダンスを有する実質的に平
衡している端子に、直流から約10MHzに亘って整合させ
て結合する整合装置であって、 帯域幅を通信系の通過帯域幅に制限する低域通過フィル
タ手段にして、前記第１の特性インピーダンスを有し且
つ中心コンダクタ側に結合された中心コンダクタ及び共
通ノードに結合された共通信号路を有する非平衡線の終
端に適した第１のコネクタに接続された第１のフィルタ
ポートを有し、単巻変成器手段に接続された第２のフィ
ルタポートを有していて、前記通信系の通過帯域幅に亘
って前記第１の特性インピーダンスに実質的に等しい入
力インピーダンスを有する低域通過フィルタ手段を備
え、 前記単巻変成器手段は、前記低域通過フィルタ手段の第
２のフィルタポートに結合された不平衡信号ポートと、
平衡信号ポートと、前記共通ノードに結合された第１の
直流阻止キャパシタとを有し、インピーダンス整合と平
衡／非平衡の信号変換を行い、 更に、前記単巻変成器手段の前記平衡信号ポートに結合
し、前記第２の特性インピーダンスを有する実質的平衡
線の終端に適する第２のコネクタに結合し、少なくとも
前記通信系の通過帯域幅に亘って共通モード電流阻止を
行う共通モードインダクタ手段を備えた ことを特徴とする、整合装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/083,499 US4766402A (en) | 1987-08-06 | 1987-08-06 | Apparatus for matching unbalanced R. F. baseband signals to balanced signals on a twisted two-wire line |
| US083,499 | 1987-08-06 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6471205A JPS6471205A (en) | 1989-03-16 |
| JP2722213B2 true JP2722213B2 (ja) | 1998-03-04 |
Family
ID=22178742
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63195924A Expired - Fee Related JP2722213B2 (ja) | 1987-08-06 | 1988-08-05 | 整合装置 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4766402A (ja) |
| EP (1) | EP0302162B1 (ja) |
| JP (1) | JP2722213B2 (ja) |
| CA (1) | CA1285623C (ja) |
| DE (1) | DE3853561T2 (ja) |
| DK (1) | DK131888A (ja) |
| NO (1) | NO880580L (ja) |
Families Citing this family (77)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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