JPH06508386A - 高モジュラスの強化ポリアミド組成物 - Google Patents
高モジュラスの強化ポリアミド組成物Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
高モジュラスの強化ポリアミド組成物
発明の背景
1、発明の分野
本発明は、衝撃強さに優れ、そして、曲げモジュラスの高いポリアミド組成物に
関する。
2、情報の開示に関する説明
強化熱可塑性ポリアミド組成物は公知である。例えば、ポリアミド母材及び−以
上の特定のポリマーの0.01乃至10ミクロンの範囲内の粒子を含む一以上の
その他の相を開示している米国特許第4.174.358号を参照されたい。
米国特許第4.350.794号は、ポリアミド樹脂とハロブチルエラストマー
の溶融混合により製造されるポリアミド組成物を開示している。
それでも、ポリアミドの高い曲げモジュラスを実質的に損なうことなく、ポリア
ミド組成物の衝撃強さを改善する必要性がある。
ポリアミド組成物にある種のポリマーを組入れることにより、ポリアミドの高い
曲げモジュラスの実質的な低下を伴わないで衝撃強さをの優れた強化ポリアミド
組成物を製造できることが今や明らかにされた。
発明の概要
本発明に基づき、(1)ポリアミド、及び(2)(A) C4乃至C7のイソモ
ノオレフィンとアルキルスチレンのコポリマー、C4乃至C7のイソモノオレフ
ィンとアルキルスチレンのハロゲン含有コポリマー、及びそれらの混合物からな
る群から選ばれるコポリマー、及び(B)不飽和カルボン酸、不飽和カルボン酸
の誘導体及びそれらの混合物からなる群から選ばれる不飽和有機化合物、から誘
導されたグラフトポリマー、のポリマーブレンドを含む熱可塑性組成物を提供す
る。
本発明のその他の実施態様によれば、この熱可塑性組成物はさらにポリオレフィ
ンポリマーを含む。
発明の詳細な説明
ポリアミド成分
適切な熱可塑性ポリアミド(ナイロン)は、ポリマー連鎖内に反復アミド単位を
持つコポリマー及びターポリマーなどの結晶性又は樹脂状の、高分子量の固体ポ
リマーを含む。ポリアミドは、カプロラクタム、ピロリドン、ラウリルラクタム
、及びアミノウンデカンラクタムのようなイプシロンラクタム又はアミノ酸の一
種類以上の重合により、又は二塩基酸とジアミンの縮合により製造することがで
きる。繊維形成用及び成型品級のナイロンは共に適切である。このようなポリア
ミドの例は、ポリカプロラクタム(ナイロン−6)、ポリラウリルラクタム(ナ
イロン12)、ポリヘキサメチレンアジパミド(ナイロン−6,6)、ポリヘキ
サメチレンアジパミド(ナイロン−6,9)、ポリへキサメチレンセバヵミド(
ナイロン−6,10)、ポリへキサメチレンイソフタラミド(ナイロン−6、I
P)、及び11−アミノウンデカン酸の縮合酸生物(ナイロン−11)、次の構
造式を持つポリアミドのような、メタキシレンジアミンとアジピン酸の重縮合に
より製造される部分的に芳香族のポリアミドである。
さらに、部分的に芳香族のポリアミドは、例えば、ガラス繊維により補強されて
よい。満足すべきポリアミドの例は、カーク−オスv −(Kirk−Othm
er)の、エンサイクロペディア・オブ・ケミカルテクノロジー(Encyc
1o−pedia of Chemical Technology) 10巻
、919頁及びエンサイクロペディア・オブ・ポリマー・サイエンス・アンド・
テクノロジー(Encyclopedia of Polymer 5cien
ceand Technology) 、10巻、392〜414頁に記載され
ている。
市販の熱可塑性ポリアミドは本発明の実施に有利に使用できるが、軟化点又は溶
融点が160℃乃至275℃のものが好ましい。
グラフトポリマー成分
グラフトポリマー成分はコポリマー(反応体A)と不飽和有機化合物(反応体B
)の反応生成物である。
反応体A−コポリマー
本発明のポリマーを製造するための反応体として使用するのに適切な、C4乃至
C7のイソモノオレフィンとモノ又はポリアルキルスチレンのいずれかのアルキ
ルスチレンとのコポリマーは、0.5重量%以上のアルキルスチレン部分を含む
。ゴム弾性コポリマー生成物の場合、アルキルスチレン部分は、コポリマーの約
0.5重量%乃至約20重量%、好ましくは、約1乃至約20重量%、より好ま
しくは、約2乃至約20重量%の範囲内でよい。好ましいコポリマーは、C4乃
至C7のイソモノオレフィンとp−アルキルスチレンのコポリマーである。
本発明の反応体Aとして適切なイソモノオレフィンとp−アルキルスチレンのコ
ポリマーは、1989年5月26日出願の欧州特許出願第89305395.9
号(公開第0344021号、公開日1989年11月29日)に開示されてい
るような、炭素原子数4乃至7のイソモノオレフィンとp−アルキルスチレンの
コポリマーを含む。コポリマーは、組成が実質的に均一であり、次式で表される
p−アルキルスチレン部分を含む:
■
式中、R及びR1は独立に、水素、好ましくは炭素原子数が1乃至5のアルキル
、第一ハロアルキル、好ましくは炭素原子数が1乃至5の第二ハロアルキル、及
びそれらの混合物からなる群から選ばれる。
好まし、いイソモノオレフィンは、イソブチレンを含む。
好ましいp−アルギルスチレンはp−メチルスチレンを含む。イソモノオレフィ
ンとp−アルキルスチレンの適切なコポリマーは、数平均分子量(M )が約2
5.000以上、好ましくは約30.000以上、より好ましくは約100.0
00以上のコポリマーを含む。コポリマーはまた、数平均分子量(M )に対す
る重量平均分子量(Mw)の比、すなわち、M /M が約6未満であり、好ま
しくは約4未W n
責、より好ましくは約2.5末滴、最も好ましくは約2未満である。これらの特
定のモノマーをある規定された重合条件の下に重合することにより製造されたイ
ソモノオレフィンとp−アルキルスチレンの臭素化されたコポリマーによって、
直接反応生成物(すなわち、重合されたままの形の)を含み、そして、予想外に
組成が均質で一様なコポリマーの製造がやっと可能になる。そこで、本書に記載
する重合方法を用いることにより、本発明の実施に適切なコポリマーを製造でき
る。これらのコポリマーは、ゲルパーミェーションクロマトグラフィー(G P
C)により測定して、狭い分子量分布及び実質的に均一な組成分布、すなわち
、その組成物の全範囲にわたる組成の一様性を示す。コポリマー生成物の約95
重量%以上は、組成物全体に対する平均のp−アルキルスチレン含有率に関し約
10重量%以内、好ましくは約7重量%以内のp−アルキルスチレン含有率を持
ち、そして、好ましくは約97重量%以上が、組成物全体に対する平均p−アル
キルスチレン含有率に関し、約10重量%以内、好ましくは、約7重量%以内の
p−アルキルスチレン含有率を持つ。このような実質的に均質な組成物の一様性
は、組成物間の分配に特に関係がある。すなわち、どのように選ばれた分子量部
分の間に特定されるコポリマーにおいても、その中のp−アルキルスチレンの百
分率又はイソオレフィンに対するp−アルキルスチレンの比はすでに述べたよう
に実質的に同じである。
さらに、p−アルキルスチレンのイソブチレンのようなイソオレフィンとの相対
的反応性は1に近いから、これらのコポリマーの組成物間の分配も実質的に均一
である。すなわち、これらのコポリマーは本質的にランダムコポリマーであり、
そしてどの特定のポリマー連鎖においてもp−アルキルスチレン及びイソオレフ
ィン単位は、その連鎖全体にわたって本質的にランダムに分布する。
本発明のポリマー製造用反応体Aとして使用するのに適切なC4乃至C7のイソ
モノオレフィンとp−アルキルスチレンのハロゲン含有コポリマーは、前述のイ
ソモノオレフィン−アルキルスチレンコポリマーに対応するハロゲン含有コポリ
マーを含み、このコポリマーは前述のコポリマーをハロゲン化することにより製
造できる。適切なハロゲン含有コポリマーは、0.5重量%以上のアルキルスチ
レン部分を含む。ゴム弾性コポリマー生成物の場合、アルキルスチレン部分は、
コポリマーの約0.5重量%乃至約20重量%、好ましくは、約1乃至20重量
%、より好ましくは、約2乃至20重量%の範囲内でよい。コポリマーのハロゲ
ン含有率は、ゼロより多く約7.5重量%まで、好ましくは約0.1乃至約7.
5重量%の範囲内でよい。
本発明の実施において有用なハロゲン含有コポリマーは、組成が実質的に均一で
あり、そして次式で表されるp−アルキルスチレンを含む:
式中、1989年5月26日出願の欧州特許出願第8930595.9号(公開
第0344021号、公開日1989年11月29日)のように、R及びR1は
独立に、水素、好ましくは炭素原子数1乃至5のアルキル、第一ノ〜ロアルキル
、好ましくは炭素原子数1乃至5の第二ノ為ロアルキル及びそれらの混合物から
なる群から選ばれ、そして、Xは臭素、塩素及びそれらの混合物からなる群から
選ばれる。ハロゲンが臭素であるのが好ましい。
当該欧州の出願に記述されているように、各種の方法をイソモノオレフィンとp
−アルキルスチレンのコポリマーの製造に用いてよい。重合は、ターボミキサー
又はプロペラ及びドラフトチューブのような効率の良い攪拌手段、重合の熱を除
去するための外部冷却ジャケット及び内部冷却コイル又はその他の手段、モノマ
ー、触媒及び希釈剤用の入口管、温度感知手段、及び保持容器又は消滅タンクに
至る流出液オーバーフローを取付けた邪魔板付きタンク形式の反応器を用い、一
般的な連続式重合方法により連続的に行うのが好ましい。反応器から空気及び水
分をパージし、そして反応器に乾いた、精製溶媒又は溶媒の混合物を装入してか
らモノマー及び触媒を導入する。
ブチルゴムの重合に一般的に用いられる反応器は概して、本発明の方法に用いる
のに適切な所望のp−アルキルスチレンコポリマーを製造する重合反応に使用す
るのに適切である。重合温度は、マイナス約35℃乃至マイナス約100℃、好
ましくはマイナス約40乃至マイナス約80℃の範囲内である。
コポリマーの製造方法は、使用する希釈剤中に生成するポリマーのスラリーの形
で又は均一な溶液方法として行うことができる。しかし、スラリーの方法を使用
するのが好ましい。何故なら、その場合、反応器内で低粘度の混合物が生成され
、そのため、40重量%ポリマーまでのスラリー濃度が可能であるからである。
イソモノオレフィンとp−アルキルスチレンのコポリマーは、希釈剤及びルイス
酸触媒の存在の下に共重合条件下共重合反応器内でイソモノオレフィンとp−ア
ルキルスチレンを混合することにより製造できる。
単独で又は混合物として使用して良い希釈剤の代表例は、プロパン、ブタン、ペ
ンタン、シクロペンタン、ヘキサン、トルエン、ヘプタン、イソオクタン等及び
塩化メチレン、クロロフォルム、四塩化炭素、塩化メチル等の本書において特に
有利な各種のハロ炭化水素溶媒を含むが、塩化メチルが特に好ましい。
コポリマーの製造において重要な要素は、重合反応器から不純物を除去すること
である。すなわち、不純物はもし存在すれば、触媒毒、過度の分子量低下、触媒
との錯体形成、又はイソモジオレフィン又はp−アルキルスチレンとの共重合を
もたらし、ひいては、本発明の実施に有用なパラ−アルキルスチレンコポリマー
生成物の製造を妨げる。特に、これらの不純物は、触媒毒物質、水分及び例えば
、m−アルキルスチレンなどのような別の共重合可能なモノマー等を含む。これ
らの不純物を系内に入れてはならない。
適切なコポリマーの製造において、p−アルキルスチレンの純度は95.0重量
%以上であり、好ましくは97.5重量%、最も好ましくは99.5重量%であ
り、イソモノオレフィンの純度は99.5重量%以上であり、好ましくは99.
8重量%以上であり、そして使用する希釈剤の純度は99重量%以上であり、好
ましくは99.8重量%以上である。
最も好ましいルイス酸触媒は、エチルアルミニウムジクロリドであり、そして、
好ましくはエチルアルミニウムジクロリドとジエチルアルミニウムクロリドの混
合物である。そのような触媒の使用量は、製造するコポリマーの所望の分子量及
び所望の分子量分布によって異なるが、一般的には、重合されるモノマーの全量
を基準にして約20ppm乃至1重量%、そして好ましくは約0.01乃至0.
2重量%の範囲である。
ポリマーのハロゲン化は、凝集相(例えば、溶融相)又は溶液又は微細に分散し
たスラリーのいずれかにおいて行うことができる。凝集ハロゲン化は、適正な混
合を与え、ハロゲン及び反応の腐食性副生物を取扱うため適切に改造された押出
し機、又はその他の密閉式ミキサーにより行うことができる。このような凝集ハ
ロゲン化方法の詳細は、引用によって本書に組込まれている米国特許第4.54
8.995号に記載されている。
溶液ハロゲン化のための適切な溶媒には低沸点の炭化水素(C4乃至C7)及び
ハロゲン化炭化水素が含まれる。
p−メチルスチレンは沸点が高いためそれを従来の蒸留により除去するのは実際
的でないから、そして、溶媒の臭素化を完全に防止するのは困難であるから、溶
液又はスラリーハロゲン化を用いようとする場合、希釈剤及びハロゲン化条件を
選択して希釈剤のハロゲン化を避けること及び残留p−メチルスチレンを容認で
きる水準まで減少させておくことが非常に重要である。
p−メチルスチレン/イソブチレンコポリマーのハロゲン化の場合、環の炭素を
ハロゲン化することは可能であるが、生成物はむしろ不活性であり重要性が薄い
。
しかし、このp−メチルスチレン/イソブチレンコポリマーに、ポリマーの過度
の分解、架橋又はその他の望ましくない副反応を伴わないで、高い収率で、そし
て実際的な条件の下にハロゲンの望まれる官能基を導入することが可能である。
本発明を実施するためのコポリマーに結合されたp−メチルスチリル部分のラジ
カル臭素化を、非常に特異的に行うことができ、殆ど排他的に置換をp−メチル
基において起こさせ、所望のベンジル臭素の官能基を獲得できることは注意すべ
きである。臭素化反応の高い特異性は、反応条件の広い範囲にわたりこのように
保たれるが、イオン反応を促進する要因が避けられることを条件とする(すなわ
ち、極性の溶媒、フリーデル−クラフト触媒等)。
適切なp−メチルスチレン/イソブチレンコポリマーのペンタン、ヘキサン又は
ヘプタンのような炭化水素溶媒中の溶液は、ラジカルハロゲン化の促進剤として
光、熱または選ばれたラジカル開始剤(条件により異なる、すなわち、用いる特
定の温度条件に対し適正な半減期を持つ特定のラジカル開始剤を選ばなければな
らないが、一般的に、高いハロゲン化温度においてはより長い半減期が好ましい
)を用い選択的に臭素化され、パラ−メチル基上における置換を経て、連鎖の分
断及び/又は架橋をあまり伴うことなく、殆ど排他的にベンジル臭素の官能基を
産出できる。
この反応は光化学的又は熱的に(増感剤を使用するか使用せずに)臭素原子の生
成により開始され、又は使用されるラジカル開始剤は、臭素原子又は溶媒又はポ
リマー(すなわち、水素の引抜きにより)と無差別に反応するものでなく臭素分
子と好んで反応するものであればよい。引用する増感剤は、それ自身は低いエネ
ルギーの光子を吸収し、そして解離し、これにより、結局臭素の解離を起こさせ
る光化学的増感剤であって、ヨウ素のような物質が含まれる。そこで、望まれる
反応条件の下で約0.5乃至2500分の半減期を持つ開始剤を用いるのが好ま
しいが、約10乃至約300分のものがより好ましい。
開始剤の使用量は、コポリマーに対する重量で0.02乃至1%の範囲が通常で
あるが、約0.02乃至0.3%が好ましい。好ましい開始剤は、アゾビスイソ
ブチロニトリル(A I BN) 、アゾビス(2,4ジメチルバレロ)ニトリ
ル、アゾビス(2メチルブチロ)ニトリル、及び類似物のようなビスアゾ化合物
である。その他のラジカル開始剤も使用できるが、しかし、水素の引抜きが比較
的弱く、その結果、コポリマー又は溶媒と反応してアルキル基を生成するのでな
く臭素分子と好んで反応して臭素原子を生成するラジカル開始剤を使用するのが
好ましい。そのようにしないと、生成するコポリマーの分子量が減少し、架橋の
ような望ましくない副反応が促進されやすい。
p−メチルスチレン/とイソブチレンのコポリマーのうジカル臭素化反応は非常
に選択的なものであり、所望のベンジル臭素官能基を殆ど排他的に生成できる。
事実、発生すると考えられる唯一の主要な副反応は、ジブロモ誘導体を産出する
、p−メチル基におりる二置換である。
しかし、この反応と言えども、結合されたp−メチルスチリル部分の約60%以
上が一置換されるまで起こらない。
それ故、モノブロモの形のベンジル臭素官能基が、p−メチルスチレン含有量の
約60モル%までは所望の量で前述のコポリマーに導入できる。
長い、迅速なラジカル連鎖反応が起こるように、そして停止に起因する副反応を
最少にして、各開始ごとに多くのベンジル臭素が導入されるように、臭素化中の
停止反応を最少化することが望ましい。それ故、系の純度が重要であり、そして
定常状態のラジカル濃度を、激しい再結合及び可能性のある架橋を避けるのに十
分なだけ低く維持しなければならない。臭素が消費されると直ぐ、二次反応(臭
素不在時の)をもたらすラジカル反応がそれ以後続かないように反応を停止させ
ることも必要である。停止は、冷却、光源の遮断、希釈苛性の添加、ラジカル捕
捉剤の添加又はそれらの組合わせにより達成できる。
結合されたp−メチルスチリル部分と反応又は置換する臭素の1モルあたり1モ
ルのHBrが生成するから、それが望まれない副反応に関与するかその反応の触
媒とならないようにするため、このHBrを反応中に又は少なくともポリマーの
回収中に中和又は除去するこ2:も望ましい。そのような中和又は除去は、一般
的にHBrに関しモル過剰の苛性を用いる反応後の苛性洗浄により達成できる。
別の方法と17で、炭酸カルシウム粉末のような粒子状の塩基(これは臭素とあ
まり反応し、ない)を分散状態にして臭素化反応中に存在させ、HBrの生成と
同時にそれを吸収させることにより中和を達成できる1、HB rの除去はまた
、不活性ガス(例えば、N2)を用い、好ましくは高温においてストリッピング
することにより達成できる。
臭素化され、急冷され、そして中和された、p−メチルスチレン/イソブチレン
コポリマーは従来の方法により回収され、仕上げされ、そして、非常に望ましく
、用途の広い機能性飽和コポリマーを産出するため適正な安定剤が加えられる。
要するに、本発明において有用なコポリマーを製造するためのハロゲン化は、イ
ソブチレン/p−メチルスチレンコポリマーを、臭素を用い、ビスアゾ開始剤、
例えば、AIBN又はVAZO(登録商標) 52 : 2.2’−アゾビス(
2,4−ジメチルペンクンニトリル)を用いるノルマルアルカン(例えば、ヘキ
サン又はヘプタン)溶液において、約55乃至80℃で、約4.5乃至約30分
の間ハロゲン化し引き続き苛性急冷を行うことにより達成するのが好ましい。回
収されたポリマーは塩基性の水洗浄及び水/イソプロパツール洗浄により洗浄さ
れ、回収、安定化、そ17で乾燥される。
反応体B−不飽和有機化合物
コポリマーとの反応体として用いるのに適切な不飽和有機化合物は不飽和カルボ
ン酸、不飽和カルボン酸誘導体及びそれらの混合物を含む。カルボン酸は好まし
くは炭素原子数3乃至12のモノ又はポリカルボン酸でJ−い。
例として述べると、不飽和カルボン酸は、マレイン酸、フマル酸、シトラコン酸
、メサコン酸、イタコン酸、ヒミン酸(himie acid) 、アセチレン
ジカルボン酸及びそれらの混合物でよい。好ましいカルボン酸はマレイン酸であ
る。不飽和カルボン酸誘導体は、環式酸無水物、アミド、イミド、エステル及び
それらの混合物でよい。適切な環式酸無水物は、無水71ツイン酸、無水シトラ
コン酸、無水イタコン酸、及び無水ヒミン酸を含む。好ましい無水物は無水マレ
イン酸である。
適切なエステルは、すでに記載した二酸のモノ−及びジ−エステル、例えば、モ
ノメチルマレエート、ジメチルマレエート、ジエチルマレエート、ジフェニルマ
レエート、ジブチルフマレートを含む。
適切なアミドは、すてに記載した二酸のモノ−及びジ−アミド、例えば、マレイ
ンアミド酸、N−メチルマレインアミド酸、マレインアニリド酸を含む。
適切なイミドは、すでに記載した二酸のイミド、例えば、マレイミド、N−メチ
ルマレイミド、N−フェニルマレイミドを含む。
好ましいカルボン酸誘導体は無水マレイン酸、ジアルキルマレエート、無水イタ
コン酸、無水ヒミン酸、アルキルマレアミド、N−アルキルマレアミド、アルキ
ルマレエート及びそれらの混合物からなる群から選ばれる。
反応体(B)誘導部分は、本発明のグラフトポリマー成分中に、グラフトポリマ
ー生成物の1グラムあたり約0.5乃至o、 ooiミリモル(mmole)
、好ましくは約0.2乃至0、002mmole、より好ましくは約0.1乃至
0.005mmoleの範囲内の量で存在してよい。
本発明のグラフトポリマー成分は、コポリマー、すなわち、前述の反応体Aを、
不飽和有機化合物、すなわち、前述の反応体Bと、反応域におけるグラフト反応
条件下において遊離ラジカル開始剤の存在の下で反応させることにより製造でき
る。
コポリマー(反応体A)を酸誘導体と反応させる代わりにコポリマー(反応体A
)の上に酸又は無水物の誘導体をグラフトしたいとき、コポリマー(反応体A)
を不飽和のカルボン酸又は無水物と反応させ、そして生成するカルボン酸グラフ
ト−又は無水カルボン酸グラフト−ポリマーを引続き、所望の官能基含有化合物
と反応させてよい。例えば、無水マレイン酸のグラフトされたコポリマーを、次
の概略式に示すようにアミン、RNH2と反応させてよい・
(式中−MM−はポリマー連鎖を示し、Rはアルキル基である。)
イソブチレンとアルキルスチレンのコポリマー又は対応するハロゲン化コポリマ
ー(反応体A)は、化合物又は放射線のいずれかの遊離ラジカル開始剤の存在下
に反応体Bと接触する。適切な遊離ラジカル開始剤は、(1)アゾ化合物又は有
機過酸化物のようなラジカルを生成する熱的に分解可能な化合物、(2)光化学
的に又は酸化還元方法のような非熱的方法により遊離ラジカルを生成する化合物
、(3)分子の酸素のような生来ラジカルの性格を持つ化合物、又は(4)X線
、電子ビーム、可視光線、紫外線のような電磁放射線を含む。
適切な有機過酸化物化合物は、ヒドロパーオキシド、ジアルキルパーオキシド、
ジアシルパーオキシド、パーオキシエステル、パーオキシジカルボネート、パー
オキシケタール、ケトンパーオキシド及び有機スルホニルパーオキシドを含む。
遊離ラジカル開始剤が、反応温度において、用いられる反応/滞留時間の10分
の1未満の半減期を持つ有機の過酸化物化合物であるのが好ましい。
遊離ラジカル開始剤が化合物であるとき、遊離ラジカル開始剤化合物の反応体B
に対するモル比は、0.001+ 1乃至1:1、好ましくは0.01:1乃至
0.1:1の範囲でよい。
グラムあたりのmmole数で表す反応体Bのモル量は、接触域においては、最
終のグラフトコポリマー中に望まれるこれらの成分のモル量の1乃至10倍であ
るのが望ましい。そこで、グラフトコポリマー中のBのモル量が製品ポリマーの
グラムあたり0.05i++ooleであるとき、反応域に導入されるBの量は
、反応混合物中の成分Aプラス成分Bのグラムあたり約0.05乃至約0.5m
moleであるのが適切である。
グラフト反応は、希釈剤の存在下で又は不存在下で行ってよい。
希釈剤が反応域に存在する場合、適切な希釈剤は飽和脂肪族炭化水素、芳香族炭
化水素、及び過ハロゲン化炭化水素を含む。
本発明のグラフトポリマー成分を製造するグラフト反応は希釈剤の不在の下で、
コポリマー(反応体A)が溶融相にある溶融相において行うのが好ましい。反応
温度は、使用する開始剤に適正であるように選ぶ。
適切な反応条件は、約0℃乃至約300℃の範囲の温度を含む。適切な反応温度
は使用する遊離ラジカル開始剤によって変化する。アゾ化合物を開始剤として用
いるとき、適切な温度は一般的に約25乃至100℃の範囲である。
有機過酸化物を開始剤として用いるとき、適切な温度は約25乃至約250℃の
範囲である。別の種類の遊離ラジカル開始剤に対してはより高い温度を用いてよ
い。反応を希釈剤の存在の下で、すなわち溶液方法で行うとき反応温度は一般的
に150℃未満である。溶融相の方法(すなわち、凝集相の方法)において、反
応温度は、従来の電子ビーム照射装置におけるような約25℃からポリマー混合
装置におけるような約250℃まで変化してよい。本発明のグラフトポリマー製
造方法は、バッチ方法として又は連続方法として行ってよい。
反応は適切な反応域において行われる。すなわち、反応域は、溶融相ポリマーに
対してはバンバリーミキサ−1単−又は多軸スクリュー押出し機のようなポリマ
ー混合装置でよく、又は希釈剤の存在するときは、ガラスフラスコ、金属タンク
又は管でよい。
溶融コポリマーそれ自身が反応媒体であるとき、予備分散により又は反応器内に
適切な混合要素を組入れる(例えば、押出し機の中に混合スクリュ一部分を組入
れる)ことによりグラフト剤及び開始剤の一様な分散を達成するのが好ましい。
電磁線照射を用いるとき、開始剤の分散はコポリマー又はコポリマー溶液のすべ
ての部分をビームに一様に暴露することを含む。
好ましい実施態様において、本発明のグラフトポリマー製造のためのグラフト方
法は、スクリュー要素の噛み合った二輪スクリュー押出し機で行われ、そしてこ
の押出し機は、(i)ポリマーを剪断及び圧縮により望まれる反応温度まで又は
その付近まで加熱し、■コポリマーをグラフト剤と反応温度において又はその温
度付近で混合し、0グラフト剤含有コポリマーを開始剤と混合し、6ウ グラフ
ト反応に適正な滞留時間を与え、(イ)未反応のグラフト剤及び開始剤副産物の
排出を可能にし、(vD所望の安定剤又は添加剤の混合を可能にして、(ハ)反
応済みの、ガス抜きされ、安定化されたポリマーを適正な仕上げ装置(例えば、
容器詰め装置、荷造機、造粒機等)に押出す。
本発明の組成物において、ポリアミド成分は、ポリマーブレンドの重量%を基準
にして、約15乃至約95重量%、好ましくは約65乃至約85重量%の範囲内
の量で存在でき、グラフトポリマー成分は約5乃至約85重量%、好ましくは約
15乃至約35重量%の量で存在するのが適切である。
本書で用いる「ポリマーブレンド」という用語は、一種以上のポリアミド、一種
以上のグラフトポリマー及び組成物の成分となり得るその他の選択的ポリマー(
エラストマー又は非エラストマー)のブレンドを意味する。
本発明の組成物は選択的に追加されるポリオレフィンポリマー成分を含んでよい
。
選択的ポリオレフィンポリマー成分
適切な選択的ポリオレフィン成分は次のものを含む:(i) グラフトポリマー
成分の反応体(A)、すなわち、前述の04乃至C7のイソモノオレフィンとア
ルキルスチレンのコポリマー、好ましくはC4乃至C7のイソモノオレフィンと
p−アルキルスチレンのコポリマー、より好ましくは、イソブチレンとp−メチ
ルスチレンのコポリ■ ポリエチレン又はポリプロピレンのようなポモポリマー
、又はC2乃至Cl 6のα−オレフィンのようなより高炭素のα−オレフィン
、例えば、プロピレン、1−ブテン、1−−ペンテン、1−ヘキセン、1−オク
テン、1−ドデセン及びそれらの混合物のようなものの1以上とエチレンのコポ
リマーであるヘテロポリマーでよいポリオレフィンポリマー。好ましいヘテロポ
リマーはエチ1ノンとプロピlノンのコポリマーである。
■ (i)及び00の混合物。
選択的ポリオレフィンは高密度ポリエチレンのような高密度ポリ第1ノフインで
あってよい。
好ましい選択的ポリオレフィンポリマーは、前述のグラフトポリマー成分の反応
体(^)及びポリエチレン、ポリプロピレン及びLヂレンープロピレンコポリマ
ー及びそれらの混合物を含む。
より好ま17い選択的ポリ第1ノフインポリマーはイソブチレン、J:p−メチ
ルスチレンのコポリマーである。
3種以上のポリマー成分を含む組成物に対するポリマーブレンドの適切な組成範
囲は次ぎのちのを含む=1、約60乃至約99重量%の範囲のポリアミド成分。
2、約1乃至約40重量%の範囲のグラフトポリマー成分。
3.0より多く約39重量%までの範囲のポリオレフィンポリマー成分。
3−ポリマー成分のブレンドに対する好ましい組成範囲は次ぎを含む:
1o約70乃至約95重量%の範囲のポリアミド成分。
2、約5乃至約30重量%の範囲のグラフトポリマー成分。
3、約0乃至約25重量%の範囲のポリオレフィンポリマー成分。
ポリマーブレンドに対するより好ましい組成範囲は次ぎを含む:
1、約80乃至約90重量%の範囲のポリアミド成分。
2、約10乃至約20重量%の範囲のグラフト・ポリマー成分。
3、約0乃至約15重量%のポリオレフィンポリマー成分。
本発明のポリマーブレンドは全体組成物の約25乃至約100%を構成してよい
。
ポリマー成分に加えて、本発明の組成物は、酸化防止剤、オゾン亀裂防止剤、安
定剤、ゴムプロセス油、潤滑剤、ワックス、発泡剤、難燃剤、顔料、及びその他
公知の処理助剤のようなフィラー及び添加剤を含んでよい。
顔料及びフィラーはポリマー成分プラス添加剤に基づく全体組成物の30重量%
までを構成してよい。
本発明の組成物は、ポリアミド成分、グラフトポリマー及び選択的な他のポリマ
ーを、ポリアミド成分及び他の選択的ポリマーを軟化させるのに十分な温度、例
えば、ポリアミドの少なくとも溶融点付近の温度において、ブラベンダー(登録
商標)ミキサー又は押出し機のような従来の混合装置で混合することにより製造
できる。成分の混合を剪断条件下に押出し機により行うのが好ましい。非ポリマ
ー成分は混合1稈のいづれの段階で加えてよく、すなわち、ポリで−の混合前で
も混合中でもその後でもよい1゜
熱可塑性組成物の割線曲げモジュラスは、1%歪度におけるASTMD790に
よる測定値で、約15.000kg lcl乃至約60.000kg lcl
1好ましくは約20.000kg /ad乃至約30、000kg/cdの範囲
でよい。
好ましい実施態様
次の実施例は本発明の説明のために示すものである。
本書の部及び百分率は特記しない限りすべて重量による。
実施例1.及び2において、本発明に基づく組成物及び比較組成物を、押出し機
出口にストランド・ダイを備える0、8”のウエルディングエンジニャーズ(W
eldingEngineers)の対向回転二軸スクリュウー押出し機により
混合した。次に、押出し機ストランドを水浴中で冷却した後造粒機により約1/
8″X l/8”のべ1ノツトに細かくした。配合する前に、ポリアミド樹脂を
真空の下で150°Fで4時間以上乾燥させた。すべてのベレット化組成物を同
じ乾燥機で同じ条件の下で4時間以上乾燥させて、表面水を除いた後、15トン
のボーイ(Boy) (登録商標)射出成型機を用いて各種の供試体に成型1.
た。
次の実施例において用いた略語及び/又は商標を第1表に示す。性質を測定する
ため用いた試験方法を第■表第1表は、ポリアミド6.6の4種類の組成物を示
す。
組成物Aはセラニース(Ce1anese)ナイロン1001及び本書にてコポ
リマーTと呼ぶイソブチレンとp−メチルスチレンのマレエート化コポリマーの
80/ 20のブレンドであった。組成物Bは、セラニースナイロン1001を
他の商標のPA6,6ジテル(Zytel) 101に取替えた同じブレンドで
あった。組成物Cは、セラニースナイロン1001及び本書でコポリマーYと呼
ぶイソブチレンとp−メチルスチレンのコポリマーの80/ 20ブレンドであ
った。組成物りは、改質しないセラニースナイロン1001の対照であった。各
ブレンドに対し、劣化を最少にするため少量の熱安定剤、イルガノックス(Ir
ganox) B−215を加えた。
組成物C及びDの比較は、コポリマーYを用いたPA6.6の改質は衝撃に対す
る改良を与えないことを示す。
組成物AとBの比較において、20%のコポリマーTの添加は、室温ノツチ付ア
イゾツトの数値を10倍増加させたが、280,000 psiの範囲(すなわ
ち、19.700kg lcl ”)の高い曲げモジュラス、即ちポリアミド成
分の曲げモジュラスの約70%を維持していた。
コポリマーTは、1グラムあたり0.10ミルモル(+mole)又は1.0重
量%の、無水マレイン酸からの誘導部分及び10重量%の、p−メチルスチレン
からの誘導部分を含んでいた。
コポリマーYは、2.4モル%の、p−メチルスチレンからの誘導部分を含み、
ムーニー粘度(1+8)は125℃において31であった。
組成物A及びBは本発明の組成物である。
実施例2
第■表はポリアミド6の5種類の組成物を示す。組成物Eは、カプロン(Cap
ron)商標のPA6の、コポリマーTとの80/ 20のブレンドであった。
組成物Fにおいて、5%のコポリマーTを同量のコポリマーYと取替え、そして
組成物Gにおいては、10%のコポリマーTをコポリマーYと取替えた。組成物
Hは20%すべてのコポリマーTをコポリマーYで取替えたことを示す。最後に
コポリマー1は改質されないPA6であった。分解を最少にするため、各ブレン
ドに少量の熱安定剤、イルガノックスB−215を加えた。組成物H及び■は、
やはりコポリマーYのみでは耐衝撃性改良剤として適切でないことを示した。一
方において、コポリマーT及びコポリマーTとコポリマーYの組合わせはPA6
に対し非常に良好な耐衝撃性改良剤であった。組成物ESF及びGにおいて耐衝
撃性の改良が、曲げモジュラスの対応する減少という犠牲をともなって成された
ものではないことに注意すべきである。20%のコポリマーT又はコポリマーT
とコポリマーYの混合物の添加は僅かに曲げモジュラスを減少させただけであり
、380,000 psi (すなわち、26.700kg/ad)から約31
0.000 psi (すなわち、21.800kg /cgf )まで、即ち
ポリアミド成分の曲げモジュラスの約80%以上が保持された。
セラニース1001 80 80 10Qジチル101 80
コポリマ T 20 20
コポリマ Y 20
イルガノックス−82150゜1 0.1 0.1性質
引張り
引張り応力@Y、Kpsi 7.5 7.6 8.2 11.5引張り応力@B
、Kpsi ?、3 7.2 8 12伸び@Y、% 6.6 7.3 8.2
8伸び@B、駕 23 31 19.3 50曲げモジュラス、Kpsi 2
84 294 335 420ノツチ付アイゾツト、 1/8”、 ft−1b
/in室温 12.9 9.5 1.2 1
0℃ 2.7 2.7
−20℃ 1.9 1.9 0.6 0.6第■表−コポリマーT/PA 6ブ
レンド組成物 EFGHI
カプロン8209F 80 80 80 80 100コポリマ T 20 1
5 10
コポリマ Y 5 10 20
イルガノックスB−2150,10,10,10,1箆l
引張り
引張り応力@Y、Kpsi 7.7 7.5 7.7 7.6 10.5引張り
応力@B、Kpsi 6.3 6.1 6.3 6.9 7.4伸び071%
7.3 7.3 7J 7.3 8.5伸び089% 49 107 78 1
6 480曲げモジュラス、Kpsi 323 322 311 255 38
0ノツチ付アイゾツト、178”、 ft−1b/in室温 14.4 16
15.1 2 1.10℃ 2.8 3.1 3 1.6 1.6−10℃ 2
.3 2.5 2.3
−20℃ 1.7 2.3 1.9 1.3 0.7−30℃ 1.6 1.9
1.6
第■表−路語及び商標
セラニース ポリアミド6.6 (PA 6,6)ナイロン1001
ヘキストーセラニース(Hoechst−Ceianese)ジチル・101
ポリアミド6.6 (PA 6.6)E、 1.デュポン(E、1.Dupon
t)カプロン8209F ポリアミド6 (PA 6)アライドシグナル(^1
lied Signal)イルガノックス イルガノックス1010とイルガフ
オB−215ス168の33/67ブレンドチバーガイギー(Ciba Gei
gy)イルガノックス テトラキス(メチレン(3,5−ジー1010 ter
t−ブチル−4−ヒドロキシーチバーガイギー ヒドロシンナメート)メタンイ
ルガフオス トリス(2,4−ジーtert−ブチル−(Irgafos) 1
68 フェニル)ホスフエートチバーガイギー
引張り強さ、psi ASTII D−638伸び、% ASTM D−638
曲げモジュラス、psi ASTM D−790ノツチ付アイゾツト
衝撃、ft−1b/in ASTil D−256ム一ニー粘度 ASTM D
−1646実施例3
ポリアミド6(アライド・カプロン8209F)をオーブン中で100℃におい
て一夜乾燥させた。乾燥済みポリアミド(200g)を300m1のブラベンダ
ーミキサーに装入し、内部混合と外部加熱を組合わせて約250℃まで加熱した
。
コポリマーT(50g)を加え、250℃において3分間混合を続けた。取出し
たブレンドをデシケータ−中で室温まで冷却させ、それから粉砕した。ボーイ(
登録商標)射出成型機を用い供試体を製作した。このブレンドの室温におけるア
イゾツト衝撃強さは10.7 ft、lbs/inであり、0℃において2.5
ft、1bs/inであった。曲げモジュラスは295 Kpsi(すなわち
、20.700kg /cd )であった。この組成物(J)は本発明に基づく
ものである。
実施例4
次の組成物を実施例1の方法に従い、0.8”ウェルディングエンジニャーズの
二軸スクリュウ押出し機により混合した。ポリアミド6、カプロン8209F、
(80%)、コポリマーT(15%)、エクソン・ケミカルズ(Exxon(:
hemicals) 、米国、製の高密度ポリエチレン、グレードHD 670
5.39 (5%)及びイルガノックスB −215(0,1phr)。
ボーイ(登録商標)射出成型機を用い供試体を製作した。本書において組成物に
と呼ぶこのブレンドのノツチ付アイゾツト衝撃強さは、15.5 ft、1bs
/inであった。
前述の組成物E及びFのデータと比較すると、高密度ポリエチレンは本発明の選
択的ポリオレフィンポリマーとして有効であり、効果はコポリマーYに匹敵した
ことが明らかである。本発明に基づく組成物である組成物にの曲げモジュラスは
293Kpsi (すなわち、20.600kg /ad ’)であった。
国際調査報告
国際調査報告
フロントページの続き
(72)発明者 ウアン、ジエン−シャンアメリカ合衆国、ニュー・シャーシー
州08820、エディソン、ウィッチイア・ストリート 14
Claims (21)
- 1.(1)ポリアミド、及び
- (2)(A)C4乃至C7のイソモノオレフィンとアルキルスチレンのコポリマ ー、C4乃至C7のイソモノオレフィンとアルキルスチレンのハロゲン含有コポ リマー、及びそれらの混合物からなる群から選ばれるコポリマー、及び (B)不飽和カルボン酸、不飽和カルボン酸の誘導体及びそれらの混合物からな る群から選ばれる不飽和有機化合物、 から誘導されたグラフトポリマー のポリマーブレンドを含む熱可塑性組成物。 2.当該ポリアミドが、当該ポリマーブレンドを基準にして、約15乃至約95 重量%の範囲の量で存在し、当該グラフトポリマーが約5乃至約85重量%の量 で存在する、請求項1の熱可塑性組成物。
- 3.当該ポリアミドが、当該ポリマーブレンドを基準にして、約65乃至約85 重量%の範囲の量で存在し、当該グラフトポリマーが約15乃至約35重量%の 範囲の量で存在する、請求項1の熱可塑性組成物。
- 4.当該ポリアミドがナイロン6、ナイロン6,6、ナイロン11及びそれらの 混合物からなる群から選ばれる、請求項1の熱可塑性組成物。
- 5.当該不飽和有機化合物Bから誘導された部分が当該グラフトポリマー中に、 当該グラフトポリマーの1グラムあたり約0.5乃至0.001ミリモルの範囲 の量で存在する、請求項1の熱可塑性組成物。
- 6.当該コポリマー(A)がイソプチレンとp−メチルスチレンのコポリマー、 イソプチレンとp−メチルスチレンのハロゲン含有コポリマー、及びそれらの混 合物からなる群から選ばれる、請求項1の熱可塑性組成物。
- 7.当該コポリマー(A)がイソブチレンとp−メチルスチレンのコポリマーで ある、請求項1の熱可塑性組成物。
- 8.当該コポリマー(A)がイソブチレンとP−メチルスチレンの臭素含有コポ リマーである、請求項1の熱可塑性組成物。
- 9.当該不飽和有機化合物が、C3乃至C12のモノカルボン酸、C3乃至C1 2のポリカルボン酸、及びそれらの混合物からなる群から選ばれる、請求項1の 熱可塑性組成物。
- 10.当該カルボン酸が、マレイン酸、フマル酸、シトラコン酸、メサコン酸、 イタコン酸、ヒミン酸、アセチレンジカルボン酸、及びそれらの混合物からなる 群から選ばれるポリカルボン酸である、請求項9の熱可塑性組成物。
- 11.当該不飽和有機化合物が、環式酸無水物、アミド、イミド、エステル、及 びそれらの混合物からなる群から選ばれるカルボン酸誘導体である、請求項1の 熱可塑性組成物。
- 12.当該カルボン酸誘導体が、無水マレイン酸、無水ヒミン酸、無水イタコン 酸、ジアルキルマレエート、N−アルキルマレイミド、ジアルキルフマレート、 及びそれらの混合物からなる群から選ばれる、請求項11の熱可塑性組成物。
- 13.当該コポリマー(A)がイソプチレンとp−メチルスチレンのコポリマー であり、当該不飽和有機化合物(B)が無水マレイン酸、N−エチルマレイミド 及びそれらの混合物からなる群から選ばれる、請求項1の熱可塑性組成物。
- 14.当該不飽和有機化合物から誘導された部分が、当該グラフトポリマー中に 、当該グラフトポリマーの1グラムあたり約0.5乃至0.001ミリモルの範 囲の量で存在する、請求項13の熱可塑性組成物。
- 15.さらにポリオレフィンを含む、請求項1の熱可塑性組成物。
- 16.当該ポリオレフィンがC4乃至C7のイソモノオレフィンとアルキルスチ レンのコポリマーである、請求項15の熱可塑性組成物。
- 17.当該C4乃至C7のイソモノオレフィンとアルキルスチレンのコポリマー がイソブチレンとp−メチルスチレンのコポリマーである、請求項16に記載の 熱可塑性組成物。
- 18.当該ポリオレフィンがポリエチレンである、請求項15の熱可塑性組成物 。
- 19.フィラー、ゴム配合添加剤、及びそれらの混合物からなる群から選ばれる 成分をさらに含む、請求項1の熱可塑性組成物。
- 20.ゴムプロセス油、可塑剤、及びそれらの混合物からなる群から選ばれる成 分をさらに含む、請求項1の熱可塑性組成物。
- 21.当該組成物の1%の歪度においてASTMD790により測定するとき、 当該組成物の割線曲げそジュラスが約15,000乃至約60,000kg/c m2の範囲である、請求項1の熱可塑性組成物。
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