JPH06508344A - Apo AIポリペプチド、抗体及びイムノアッセイ - Google Patents

Apo AIポリペプチド、抗体及びイムノアッセイ

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JPH06508344A JP3511924A JP51192491A JPH06508344A JP H06508344 A JPH06508344 A JP H06508344A JP 3511924 A JP3511924 A JP 3511924A JP 51192491 A JP51192491 A JP 51192491A JP H06508344 A JPH06508344 A JP H06508344A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Apo A[ポリペプチド、抗体及びイムノアッセイ本発明は、診断方法及び血 液試料中のApo Al量を免疫学的に定量するのに有効なポリペプチドに関す る。更にこれらのポリペプチドは、ヒト患者においてLCAT仲介コレチロール エステル化及びコレステロールエステルの生成を増加するための治療方法及び組 成物に有効である。
背景 リポタンパク質は、血漿コレステロールの主要なキャリヤである。これらはコレ ステロール含有コアを取り囲む極性脂質と会合した1種以上のタンパク質からな る表面膜を有する脂質−タンパク質ミセル複合体(粒子)である。リポタンパク 質は、はじめに超遠心法によって測定された浮遊密度に基づいて分類された。
従って、主な4種の密度か確認されている二キロミクロン、超低密度リポタンパ ク!(VLDLI、低密度リポタンパク質LD[、及び高密度リポタンパク質( HDL)。
そこで多くの研究により、血漿HDLコレステロールレベルと冠状動脈疾患(C AD)の危険率との逆相関が確かめられた。即ち、HDL粒子に見られる血漿コ レステロールレベルの4二昇はCADの危険率低下と関係する。例えば、Gol dbourt等、Int。
J、 Ep idemio 1. I 5 :5l−55(+986 )参照。
同様に、そこで多くの研究により、HDLのタンパク質主成分であるアポリポタ ンパク質AI(Apo At )の血漿1ノへルもCADの危険率に逆に関係す ることが示された。
更に、Weisweiler等、C11n、Chem、、27:348(198 1)は、Apo A[レベルの情報がHDLコレステロールの予測値に加えられ ることを報告している。
CADと逆相関があるために、脂質代謝におけるApo Alの構造と機能に広 範囲にわたる研究がなされた。そこでApo Alは、機能的には組織からのコ レステロール除去を仲介すると思われる。
構造的には、精製ApoA!は高割合(55%)のα−ヘリックスを含むと記載 されており、HDL粒子のようにリン脂質と会合すると70%に増加する。Ap o Alの脂質結合特性は、一般にα−へリックス及び両染性のプロリン残基に よって中断される22個のアミノ酸残基の一連の縦列に繰り返されるセグメント の機能であると思われる。
そのままのApo Alの臭化シアノジエン−及びトリプシン−断片のtk1m an分解によってめられるApo Alのアミノ酸残基配列は、Brewer等 、Biochea Biophys、 Res。
Conu 、 80:623−630(1978)に記載されている。Brew er等によれば、Apo Alの臭化シアノジエン(CNBr)切断により、ア ミノ末端からカルボキシ末端までApo Al配列に沿って存在する順にCNB r1 、 CNBr2 、CNBr3及びCNBr4と称される4種の主な′  断片を作った。CNBr2及びCNB13を作るApo AT領領域アミノ酸残 基配列が本発明に特に関係があるので、図1に具体的に示される。
末変11po Al、即ちHDL粒子に見られるApo Alの免疫化学的確認 は、抗原的に不均一で不安定であるので、問題があった。Apo Alの抗原不 均一性は、そのままのHDL中の脂質によって隠されているいくつかのエピトー プ又は脂質あるいは他のHDL会合タンパク質によって影響されるApo Al 配座に依存するいくつかのエピトープの抗体−結合能の結果であると思われる。
限定された抗血清を用いて時間について変化する免疫反応性によって現れるAp o Alの抗原不安定性は、自己会合及び脱アミノ化のような現象のためである と思われ、その両方が試験管内で生じることが証明されている。Curtiss 等、リポタンパク質不均−性に関する研究会の議事録、L r ppe rによ る編集、National In5titutes of Health Pu blication N潤B 87−2646 、P、363−377(1987)参照。Milthorp等 、Arterio、、6:285−296(1986)によれば、未変傷po  At免疫反応性について貯蔵及ηaOH処理の影響は似ているが、同じではなく 、貯蔵中の免疫反応性のロスが大部分脱アミノ化によること力便に含まれること を示している。
Apo Alの抗原不均一性及び不安定性のため、患者の血液試料中のApo  Alを定量化するためのアッセイシステムを作ることは困難であった。これは、 特にそのようなシステムにはシステムの主要な抗−Apo Al抗体の免疫反応 性が患者の試料中のApo Alと非常に少しでも一致する、好ましくは等価で ある比較物質(標準)を必要とするためである。
最近、Apo Alの抗原均一性及び不安定性と関係がある問題点を克服する努 力は、その発現が特異的単離及び貯蔵条件下で一致あるいは“保存”されている 未変性Apo Alのエピトープを同定するモノクローナル抗体(MAR)を用 いることに集中してきた。そのようなエピトープを、本明細書では“保存未変性 エピトープ”と呼ぶ。
エピトープAと称する具体的な保存米麦ffJpo Alは、MjlthOrp e等、Arterio、、6:285−296(1986)によって、MAB  4H1ど免疫反応するApo AI CNBr1の部分であると定義された。こ れはc、c’及びCI+と称されるエピトープと対照的であり、全てApo A lのCNBr領域に位置し、それらの全てが“非保存”エピトープであることが 見出された。
モノクローナル抗体Al−4及びAl−11及びAl−18は、抗−Apo A l pan抗体、即ち血漿中のApo Al含有リポタンパク質粒子の全である いはほとんどの種類を結合する抗体として同定された。logle等、J、 L ipid、 Res、、29:1221−1229(1988)及びCurti ss等、”Biotechnology of Dy5lipOprOtein ellliaS:C11nical Appliモ≠狽奄盾獅■ in Diagnosis and Cntro1″、Lenfant等、ed s+pp、217−226 、 Raven Press(mew York)、1989参照。しかしながら、抗体Al−4及びAl−11が免疫 反応するApo Alの特異的エピトープは同定されていない。
またApo Alは、レシチン、コレステロールアシルトランスフェラーゼ(L CAT)−仲介コレスチロールエステル化を調節することが知られている。Po wnall等、Biochea Biophys、 Acta、793:149 −156(1984)による研究は、Apo AlとHDLの相互作用がコレス テロールエステル化を生じるLCAT活性化に必要であることを示している。更 に、LCATを活性化するApo Alの特異的領域が同定された。これらの領 域に対応するポリペプチド断片が合成され、LCAT活性化電位について試験さ れた。
Sparrow等、Ann、N、Y、Acad、Sci、 、348:187− 208(1980)によれば、Apo Al断片残基148−185は、LCA Tと脂質結合の両方の活性化に関係した。FukushinkL等、J。
Biol、 Cheu 255:10651−10657(1980)による類 似の研究では、Apo Al残基121−164に対応する合成ポリペプチドが コレステロールエステル化の活性化における未変出po Alの30%はど有効 であることを示している。
未変性Apo ATの物理特性によく似ている合成モデルポリペプチドによる更 に最近の研究は、ポリペプチドがFIDLと会合する場合にLCATの活性化が 生じることを示している。Pon5in等、Biochem、、23:5337 −5342(1984)。
発明の簡単な要約 そこでLCAT−仲介コレスチロールエステル化を調節するのに有効なポリペプ チドを定義するApo Alの3種のエピトープを発見した。更にこれらのエピ トープは、血液試料中のApo Alを検出するための診断方法に有効なポリペ プチドを定義する保存未変性エピトープを示す。
従って本発明は、約60個以下のアミノ酸残基からなり、式:にVQPYLDD FQKKWQEBによって示されるアミノ酸残基配列を含むApo Alポリペ プチドを提供する。
また約60個以下のアミノ酸残基からなり、式: PYLDDXQKKWQEB MBL、ここでXはE又はFである、によって示され、好ましくは: PYLD DXQ制曙諷LYRQKVEPによって示されるアミノ酸残基配列を含むポリペ プチドを提供する。
更に本発明は、少なくとも1つのアッセイを行うのに十分な量で、固体マトリッ クスに操作的に結合されている本発明のApo Alポリペプチドを含むキット 形態の診断システムを提供する。
関連の実施態様において、診断システムは更にここに開示されるキットのAp。
Alポリペプチドと免疫反応する抗−Apo Al抗体分子を含んでいる。
また更に (a)血液試料を (i)本発明の抗−Apo Al抗体及び(ii)抗体が免疫反応するApo  Alポリペプチド、該ポリペプチドは免疫反応混合物が液体相及び固体相の両方 を有するように固体マトリックスに操作的に結合されている、 と混合することによって免疫反応混合物を生成させ、(b)該免疫反応混合物を 固相中でApo Al含有免疫反応生成物を生成させるのに十分な時間維持し、 (c)工程(b)で生成した生成物の量をめる工程を含む血液試料中のApo  Al量をアッセイする方法が提供される。
また本発明のApo A[ポリペプチドのエステル化コレステロール増加量を患 者に投与する工程を含む患者におけるエステル化コレステロール量を増加させる 治療方法が提供される。
図面の簡単な説明 本開示の一部をなす図面において: 図1は、1文字コードを用いてアミノ酸残基位置85〜148のBrewer等 、BiocheuBiophys、 Res、 Com1.80 :623−6 30(1978)によって報告されるApo Alのアミノ酸残基を例示する。
位置86と112に位置するメチオニン(M)残基での分解によって生成される Apo AI CNBr2は、位置87〜I11の配列に対応し、カルボキシ末 端メチオニンはホモセリンラクトンに変換される。
位置112と148に位置するメチオニン(M)残基での分解によって生成され るApo AI CNBr3は、位置113〜147の配列に対応し、カルボキ シ末端メチオニンはホモセリンラクトンに変換される。
Apo Alの保存未変性エピトープは、MABAl−4全長CNBr断片2及 び3によって定義され、アミノ酸残基配列99〜114を含む。MARAr−1 1によって定義されるAp。
A1の保存未変性エピトープは、アミノ酸残基配列96−IllがらのCNBr 2に限定される。MARAl−18によって定義されるApo Alの保存未変 性エピトープは、アミノ酸残基配列95−105からのCNBr2に限定される 。
図2は、MARAl−11がAl96−111と免疫反応することを拮抗的に阻 害するApo AI/HDL、新鮮な血漿に存在するHDL及びポリペプチドA l96−111の能力を例示する。
タンパク質濃度は、Markwell等、Anal、 Biochem、 87 :206−220(1978)の方法に従ってめた。X−軸の単位は、アッセイ に用いられる3種の拮抗剤に関して線状に変化する。Apo Al/HDLのデ ータ点は、開始濃度1■/ml、次に5連続の2倍希釈度に対応する。新鮮な血 漿に存在するHDLのデータ点は、開始希釈度1:10次に6連続の2倍希釈度 に対応する。ポリペプチドAl96−111は、開始濃度1■/mlを有する血 漿に対して上記のように希釈される。
図3は、MARAl−4がApo Al/HDLと免疫反応することを拮抗的に 阻害するApo Al/HDL及びポリペプチドA194−125及びAl99 −121の能力を例示する。ポリペプチドA19O−III、A193−111 及びA196−111は、拮抗的阻害剤ではない。拮抗剤の濃度は、図2に記載 されるようにめたμgタンパク質/mlで示される。
図4は、図1に記載されるApo Alの一部のアミノ酸残基配列を例示する。
保存未変性エピトープはMABAl−4によって定義され、このエピトープはポ リペプチドAl99−121に免疫学的によく似ており、太線として示される。
また太線のポリペプチドA194−125及びAl99−121もMARAl− 4と免疫反応し、エピトープがよく似ている。
MAB Al−4と免疫反応せず、エピトープが似ていないApo Al由来ポ リペプチドは細線として示される。実際のApo Al配列による細い直線は、 Apo Alのアミノ酸残基配列に関して近似しており、細線ポリペプチドから なるアミノ酸残基の実際の長さは、数字で示される。
図5は、MAB AI−IIがAI)OAl/1(DLと免疫反応することを拮 抗的に阻害するAp。
Al/HDL及びポリペプチドA190−1比A193−111及びAl96− 111の能力を例示する。ポリペプチドAl99−121は、拮抗的阻害剤では ない。
図6は、図1に記載される^poAIの一部のアミノ酸残基配列を例示する。保 存未変性エピトープはMARAl−11によって定義され、このエピトープはポ リペプチドAl96−111に免疫学的によく似ており、太線として示される。
また太線のポリペプチドA184−111、^185−Ill、A190(11 、Al93−111. A194−111及びAl94−125もMARAI− 11と免疫反応し、エピトープがよく似ている。MARAl−11と免疫反応せ ず、エピトープが似ていないApo Al由来ポリペプチドは細線として示され る。MARAI−11と反応しないポリペプチドの直線は図4に記載される通り である。
図7は、実施例11に記載されるLCAT−仲介コレスチロールエステル化を阻 害する本発明の抗−Apo Alモノクローナル抗体の能力を例示する。
図8は、プロテオリポソームに結合する抗体の能力と実施例11に記載されるL CAT−仲介コレスチロールエステル化を阻害する能力との比較を示す。結合デ ータ(白抜き)は、LCATアッセイの条件を2回繰り返した液相イムノアッセ イから取った。Apo Atは220μg/m lの濃度で使用し、抗体は4倍 モル過剰量で加えた。
L[’DPuびB−メルカプトエタノールをLCATアッセイのように加えた。
棒線は2回繰り返した2実験の平均十/−S、 E、を示す。LCAT−介エス テル化(斜線)の阻害データは図7から取り、ここに阻害%として表される。
好ましい。しかしながら所望の機能特性がポリペプチドによって保持される限り 、いかなるし−アミノ酸残基も“D”異性体の残基に置き換えることができる。
NH,は、ポリペプチドのアミノ末端に存在する遊離アミノ基を意味する。C0 OHは、ポリペプチドのカルボキシ末端に存在する遊離カルボキシ基を意味する 。ポリペプチド標準命名法、J、 Biol、 chew 243:3552− 59(1969)を保つために、アミノ酸残基(7)略語を次の対応表で示す。
対応表 M Met メチオニン HHis ヒスチジン Q Gin グルタミン E Glu グルタミン酸 W Trp トリプトファン RArg アルギニン D Aap アスパラギン酸 N Aaロ アスパラギン CCys システィン 全てのアミノ酸残基配列は、本明細書中左右の向きがアミノ末端からカルボキシ 末端の従来の方向にある式によって示されることに留意しなければならない。更 にアミノ酸残基配列の始め又は終わりのダッシュは、更に1個以上のアミノ酸残 基配列へのペプチド結合又はカルボキシル又はヒドロキシル末端基への共有結合 を示すことに留意しなければならない。
τ生成されるポリペプチドの誘導カルボキシ末端メチオニン残基を意味する。ホ モセリンラクトンは通常タンパク質に見られず、本発明のポリペプチドに存在し ないことが好ましい。
中#Apo Al・会合脂質及びApo Alの他にIIDLに典型的に見られ るApo A11のような池のタンパク質の両方を実質的に含まないApo A lを示す。
ポリペプチド及びベブチド:ポリペプチド及びペプチドは、隣接残基のα−アミ ノとカルボキシルとのベブチi・結合によって1つの残基を他の残基につないだ アミノ酸残基の線状系列を示すために、本明細書中で同じ意味に用いられる用語 ないた約50個以I−のアミノ酸残基の線状系列を示ずt:めに本明細書で用い られる用語である、 合成ベブ壬1・ 天然ダンバク質及びその断片を含まないペプチド結合によって 一緒に結合されるアミノ酸残基の化学的に生成された鎖を意味する。
B、ポリベブ千1・ 本明細71て用いられる“Apo Alポリペプチド“は、アミノ酸残基配列か Apo At分子の一部に灯心、好ましくは同一であるポリペプチドを意味する 。
l実施態様において、本発明のApo Atポリベブ千l・は、約60個以下の アミノ酸残基、好ま(−べは約:32個以下のアミノ酸残基からなり、式 KV QPYLI′1DFQKKWQ開によ−)で示されるアミノ酸残基を3む、:の ポリペプチドは、モノクローナル抗体MARAll+と免疫反応するポリペプチ ドの能力によって定義されるApo Alの保存未変性エピトープを定義する( 即ちポリペプチドはMABAl−11エピトープを定義する)、、好ましい実施 態様において、ポリペプチドはQEMSKDL[:BVKAKVQPYLDDF QKKWQEE。
EMSKDLEEVKAKVQPYLDDFQKKWQEE。
LE8VKAKVQPYLDDFQKKWQEE。
VKAにVQPYLDDFQKKWQEE。
KAKVQPYLDDFQにKWQEB。
KAKVQPYLDDFQKKWQEEMBLYRQKVEPLRAE、及びK VQPYLDDFQKKWQEEM。
からなる群から選択される式によって示されるアミノ酸残基配列を有する。
MARAl−11エピトープを定義する関連Apo Alポリペプチドは、26 〜60個のアミノ酸残基、好ましくは27〜32個f7)アミノ酸残基からなり 、式: KVQPYLDDFQKKWQEEによって示されるアミノ酸残基配列 を含む。ポリペプチドは、QEMSKDLEEVKAKvQPYLDDFQKK WQEE。
EMSKDLEEVKAKVQPYLDDFQKKWQEE、及びKAKVQP YLDDFQKKWQEEMELYRQKVEPLRAE。
からなる群から選択される式によって示されるアミノ酸残基配列を有することが 好ましい。
MARAI−11エピトープを定義するもう1つの関連Apo Alポリペプチ ドは、約25個以下のアミノ酸残基、好ましくは22個以下のアミノ酸残基から なり、式: KVQPYLDDFQKKWQEEによって示されるアミノ酸残基 配列を含む。好ましい実施態様において、ポリペプチドは KVQPYLDDFQKKWQEE。
からなる群から選択される式によって示されるアミノ酸残基配列を有する。
もう1つの実施態様において、本発明のApo Alポリペプチドは、約60個 以Fのアミノ酸残基からなり、式: PYLDDXQKKWQEEMELここで XはB又はFである、によって示されるアミノ酸残基配列を含む。このポリペプ チドは、モノクローナル抗体MAB Al−4と免疫反応するポリペプチドの能 力によって定義されるApo Alの保存未変性エピトープを定義する(即ちポ リペプチドはMAB A14エピトープを定義する) 、 Apo Alポリペ プチドは、式: PYLDDXQKKWQEEMELYRQKVEP 1.m、 :、テXはB又はFである、によって示されるアミノ酸残基配列を含むことが好 ましい。。好ましい実施態様において、ポリペプチドはKAKVQPYLDDX QKKWQEElilEL。
KAKVQPYLDDXQKKWQEEMBLYRQKVBPLRAE。
QPYLDDXQKKWQEEMEL。
QPYLDDXQKKWQEEMELYRQKvEP。
PYLDDXQKKWQEElilEL、及びPYLDDXQKKWQEEME LYRQKVEP。
からなる群から選択される式によって示されるアミノ酸残基配列を有する。
もう1つの実施態様において、本発明のApo Alポリペプチドは、約40個 以下のアミノ酸残基からなり、式・AKVQPYLDDFQによって示されるア ミノ酸残基配列を含む。このポリペプチドは、モノクローナル抗体MARAl− 18と免疫反応するポリペプチドの能力によって定義されるApo Arの保存 未変性エピトープを定義する(即ちポリペプチドはMARAl−18エピトープ を定義する)。好ましい実施態様において、ポリペプチドは LEEVKAKVQPYLDDFQ。
LEEVKAKVQPYLDIIFQKKWQEE。
5KDLEEVKAKVQPYLDDFQ、及びAKVQPYLDDFQ。
からなる群から選択される式によって示されるアミノ酸残基配列を有する。
本発明のApo Atポリペプチドは、ホモセリンラクトンを含まないことが好 ましいう 好ましいApo Alポリペプチド、それらの呼称及びそれらのApo Alア ミノ酸残基位置は表1に示される。
表1 ポリペプチド呼称 アミノ酸残基配列 Ar84−111 QEMSKDLEEiVKAKVQPYLDDFQKKWQ EEAI85−111 8M5KDLBEVKAKVQPYLDDFQKKWQ BBA 187−111 5KDLBEvKAKVQPYLDDFQKKWQE BA 190−Ill LBEvKAKVQPYLDDFQKKWQEEAI9 3−1+1 VKAKVQPYLDDFQKKWQEBAI94−Ill KA KVQPYLDDFQKKWQEBAI94−1141 KAKVQPYLDD XQKKWQEEMELAI94−125’ KAKVQPYLDDXQKKW QEEMELYRQKVBPLRABAI96−111 KVQPYLDDFQ KKWQEBAI98−114’ QPYLDDXQKKWQBEMELA 1 98−121 ’ QPYLDDXQKKWQEEMELYRQKVEPAI9 9−114’ PYLDDXQKKWQEEMELA 199−121 ’ P YLDDXQKKWQEEMELYRQKVBPAI90−105 LEEVK AKVQPYLDDFQAI87−105 5KDLEEVKAKVQPYLD DFQAI95−105 AKVQPYLDDFQ1アミノ酸残基位置104の 丁は、グルタミン酸のE又はフェニルアラニンのFが残基位置104に存在する ことを示す。
本発明のApo Alポリペプチドは、更に実質的に全てHDLのApo Al によって発現されるエピトープ(抗原決定基)に免疫学的に似ている能力によっ て確認されることが好ましい。
種々の文法形として本発明で用いられる“免疫学的に似ている”とは、本明細書 で定義されるApo Alの保存未変性エピトープを確認する本発明の抗体と免 疫反応する本発明のApo Alポリペプチドの能力を意味する。
本ポリペプチドは、必要な配列を含み、本発明の抗体と免疫反応することができ る限り、Apo Alのアミノ酸残基配列と同一である必要がないことは理解す べきである。
本ポリペプチドは、ポリペプチドがApo Al未変性保存エピトープに免疫学 的に似ていることができる限り、アミノ酸残基配列が本明細書で示されるポリペ プチドのあらゆる類縁体、断片又は化学誘導体を含む。従って本ペプチドは、種 々の変更、置換、挿入及び欠除を受けることができ、そのような変化はその用途 において特定の利点を与える。
“類縁体”とは、1種以上の残基が機能的に類似した残基で保存的に置換されて おり、本明細書に記載されるApo Alに似ている能力を示す本明細書で詳細 に示される配列と実質的に同一のアミノ酸残基を有するあらゆるポリペプチドを 含む。
保存的置換の具体例としては、イソロイシン、バリン、ロイシン又はメチオニン のような1個の非極性(疎水性)残基を別のものに置換すること、アルギニンと りシン、グルタミンとアスパラギン、グリシンとセリンとの1個の極性(親水性 )残基を別のものに置換すること、リシン、アルギニン又はヒスチジンのような 1個の塩基性残基を別のものに置換すること又はアスパラキン酸又はグルタミン 酸のような1個の酸性残基を別のものに置換することを含む。
“保存的置換”とは、そのポリペプチドが必要な結合活性を示すならば、非誘導 残基の代わりに化学的誘導残基を使用することも含む。
“化学誘導体”は、側鎖官能基の反応によって化学的に誘導化される1個以上の 残基を有する本ポリペプチドを意味する。そのような誘導化分子としては、例え ばアミンヒドロクロリド、p−トルエンスルホニル基、カルボベンゾキシ基、t −プチルオキシ力ルポニル基、クロロアセチル基又はホルミル基を生成させるた めに遊離アミノ基を誘導化した分子がある。遊離カルボキシル基は、塩、メチル 及びエチルエステル又はエステルの他の種類又はヒドラジンを生成させるために 誘導化される。遊離ヒドロキシル基は、0−アシル又は叶アルキル誘導体を生成 させるために誘導化される。ヒスチジンのイミダゾール窒素は、N−im−ペン ジルヒスチジンを生成させるために誘導化される。また化学誘導体としては、2 0種の標準アミノ酸の1個以上の天然アミノ酸誘導体を含むペプチドが含まれる 。例えば4−ヒドロキシプロリンはプロリンに置換され、5化トロキシリジンは りシンに置換され、3−メチルヒスチジンはヒスチジンに置換され、ホモセリン はセリンに置換され、オルニチンはりシンに置換される。本発明のポリペプチド は、また必要な活性が維持される限り、1個以上の付加及び/又は欠除を有する あらゆるポリペプチド又は本明細書中で配列が示されるポリペプチドの配列に相 対する残基をも含む。
ポリペプチドは、ホモセリンラクトン又は他のアミノ酸の存在を示すことができ る通常のアミノ酸分析にかけた際、ポリペプチドに存在するホモセリンラクトン が検出されない場合ホモセリンラクトンを含まない。ホモセリンラクトンを検出 するのに適切なアミノ酸分析法は一般的に当業界でよく知られている。
“断片”とは、本明細書でアミノ酸残基配列が示されるポリペプチドより短いア ミノ酸残基配列を有するあらゆる本ポリペプチドを意味する。本発明のポリペプ チドは、1個以上の保存的又は非保存的置換が行われるためにApo ATの配 列と同一でない配列を有する場合、通常約30%以下、更に通常は20%以下、 好ましくは10%以下のアミノ酸残基が置換され、但し“リンカ−”を与えるた めにどちらかの末端に追加の残基が付加された位置99のプロリン残基は、置換 又は削除することができず、それによって本発明のポリペプチドは、標識又は固 体マトリックス又はキャリヤに便利に付加することができ、リンカ−残基はAp o Llエピトープを作成せず、即ちApo Alに構造が似ていない。本発明 のポリペプチドで用いることができる標識、固体マトリックス及びキャリヤは後 記される。
アミノ酸残基リンカ−は通常少なくとも1個の残基であり、40個以上の残基、 しばしば1〜IO個の残基であることができるが、Apo ATlエピトープ作 成しない。
リンキングに用いられる代表的なアミノ酸残基はチロシン、システィン、リシン 。
グルタミン酸及びアスパラギン酸等である。更に、本ポリペプチドは、特にこと わらない限り、Apo Alの天然配列と異なり、その配列は末端−冊、アシル 化、例えばアセチル化又は例えばアンモニア、メチルアミン等による末端−カル ボキシルアミノ化によるチオグリコール酸アミノ化によって修飾される。
キャリヤーハプテン複合体として当業界で知られているものを生成するためにキ ャリヤに結合する場合、本発明のApo Alポリペプチドは、Apo Al、 好ましくはHDL粒子の一部であるApo Al(Apo Al/HDL)と免 疫反応する抗体を誘発することができる。従って免疫交差−反応性の十分に確立 された原理により、本発明は表Iに示されるポリペプチドの抗原的に関係のある 変異体が予想される。“抗原的に関係のある変顕体゛とは、表1のポリペプチド 及びApo^Iと免疫反応する抗体分子を誘発することができる本ポリペプチド である。
本発明のいかなるペプチドも薬学的に許容しうる塩として用いられる。本発明の ベブ千]・と塩を生成することができる適切な酸としては、塩酸、臭化水素酸、 過塩参酸、硝酸、チオシアン酸、硫酸、リン酸、酢酸、プロピオン酸、グリコー ル酸、乳酸、ビルじン酸、シュ1゛ア酸、マロン酸、コハク酸、マレイン酸、フ マル酸、アントラニル酸、ケイ皮酸、+フ々!ノンスルホン酸、スルファニル酸 等の無機酸が挙げられる6、 本発明のベブチI・と塩を生成することがT゛きる適切な塩基としては、水酸化 すトす・”ツム、水酸化アンモニウム、水酸化カリウム等の無機塩基及びモノ− 、ジー及びトリーアルキル及びアリールアミン(例えばトリエチルアミン、ジイ ソプロピルアミン、メチルアミン、ジメチルアミン等)及び任意に置換されたエ タノールアミン(例えばエタノールアミン、ジェタノールアミン等)の有機塩基 が挙げられる3、 本明細書で本ポリベブ千l・とも呼ばれる本発明のApo Alポリペプチドは 、組換えDNA技術を含む当業考に知られているいずれの手法によっても合成す ることができる。1固相メリフイール!・型合成のような合成化学手法は、純度 、抗原特異性、望ましくない副生成物を含まない、製造の容易さ等の理由で好ま しい。使用できる多くの技術の優れt−概要は、固相ペプチド合成の場合、J、 M、Steward 、 J、D。
Young、 5olid Phase Peptide 5ynjt+esi s−1W、H,Freeman Co、、 San Fra獅■奄唐モ潤B 1969;!+4.Bodanszky等、”Peptide 5ynthes is”、 John Wiley & 5ons 、5ec盾獅■ Edition 、1976及び、J 、 Meienhofer、 Horm onal Proteins and Peptides”AVol。
2、p46、Acadcmic Press(New York)、1983及 び古典的な溶液合成の場合、E。
5chroder+に、Kubke 、ゴhe Peptides−、Vol、  l 、Academic Press(New Yorkj、 1965にμられ、各々をここに引用する。そのような合成に使用できる適切な 保護基は、I゛EE文献、1.F、W、Mcomie、”Projective  Groups in Organic Chemistry−P Plenum Press、 New York、1973にn+Jされ、これ をここに引用する。
一般にF想される固相合成法は、1個以上のアミノ酸残基又は適切に保護された アミノ酸残基を増大するペプチド鎖に連続付加を−ることからなる。通常、最初 のアミノ酸残基のアミノ又はカルボキシル基は、適切な選択的に除去される保護 基によって保護される。リジンのような反応性fi11鎖基を含むアミノ酸の場 合には別の選択的に除去される保護基が使用される。
内相合成を用いる具体例として、保護又は誘導アミノ酸は、保護されないカルボ キシル又はアミノ基を介して不活性固体支持体に結合される。次いでアミノ又は カルボキシル基の保護基は選択的に除去され、適切に保護された相補(アミノ又 はカルボキシル)基を有する配列の次のアミノ酸を混合し、固体支持体に既に結 合した残基とアミド結合を生成させるのに適切な条件下で反応させる。次いでア ミノ又はカルボキシル基の保護基をこの新しく付加したアミノ酸残基から除去し た後、次のアミノ酸(適切に保護された)等を付加する。全ての所望されるアミ ノ酸を適当な配列で結合させた後、残りのあらゆる末端及び側鎖保護基(及び固 体支持体)を連続的に又は同時に除去して最終ポリペプチドを生成させる。
Apo Alポリペプチドは、特に生体試料に存在するApo Alを検出する ために本発明の診断方法及びシステムで使用することができ、あるいはApo  ATのエピトープと免疫反応する抗体調製の本明細書で記載される接種物を調製 するために使用することができる。
更に、本発明のApo Alポリペプチドは、患者においてコレステロールのエ ステル化を増加させるために本発明の治療方法で使用することができる。
C7抗体及びモノクローナル抗体 種々の文法形の“抗体”は、集合語として本明細書で用いられ、免疫グロブリン 分子及び/又は免疫グロブリン分子の免疫学的に活性な部分、即ち抗体結合部位 又はパラトープを含む分子を意味する。
“抗体結合部位”は、抗体分子の構造部分が抗原を特異的に結合する重及び軽鎖 可変及び超呵変領域を含むことである。
本明細書で用いられる種々の文法形の“抗体分子”とは、そのままの免疫グロブ リン分子及び免疫グロブリン分子の免疫学的に活性な部分の両方を意味する。
本発明の診断方法及びシステムに用いられる具体的な抗体分子は、そのままの免 疫グロブリン分子、実質的にそのままの免疫グロブリン分子及びパラトープを含 む免疫グロブリン分子の部分であり、Fab 、Fab’、 F(ab’)y及 びF(V)として当業界で既知の部分を^む4、 抗体のFab及びF(abl)を部分(1、よく知られている方法による実質的 にそのままの抗体の各ケバパイン及びペプシンのタンパク質分解反応によって調 製される。
例えばThrof i Iopolous及びDixonの米国特許第4.34 2.566号参照。Fab’抗体部分もまたよく知られており、F(abJt部 分からつくられ、次いでジスルフィド結合を還元してメルカプトエタノールを用 いた場合重鎮2部分を結合し、次いで得られたタンパク質メルカプタンをヨード アセタミドのような試薬でアルキル化する。
そのままの抗体分子を含む抗体か好ましく、本明細書で例示として用いられる。
l実施態様におい−C1本発明の抗体、即ち抗−Apo Al抗体は、l )H DL粒子に存在するApo At(Apo Al/)IDL) 、2)、’4L 離Apo Al 3)Apo Al(CNBr2−CNBr3)及び4)| リペプチドPYLDDFQKKWQEEMHLと免疫反応することができ、1) Apo AI CNBr1及び2)ポリペプチド 5KDLEEVKAKVQPYLDDFQKKWQEE。
LEEVKAKVQPYLDDFQKKWQIEE、及びYRQKVEPLRA EL。
と免疫反応する抗体分子−を実質的に含まない場合に確認される。
もう1つの実施態様におい℃、抗−Apo Al抗体は、1)Apo Al/) IDL、2)単離Ap。
A1.3)Apo AI CNBr2及びi)ボリベブ千1−KVQPYI、D DFQKKWQEBと免疫反応することがてき、IMpo AI CNBr1. 2)Apo AI CNBr:3及び3)ポリペプチド5KDLEIEVKAK VQPYLDDEQKKWQEE。
5KDLEEVKAKVQPYLDDFQ、及びPYLDDFQKKWQIEピ MEL’i’RQKVEP。
と免疫反l、コ、4−る抗体分子を実質的に含まない場合に確認される。
、〜poAI2イf抗%iに、4:ろ抗体Fj、Ee:ti(は、当業界で既知 の種々の免疫的アッセイによ−)てt11定4−る、−ヒができる5、抗−Ap o Al抗体とCNBr断11との具体的な免疫反応は′L′、施例8に記載さ れる1、AI)[I Al/’H1)1.、星離^po Al(実施例4(こ記 載される通り調i〕)及び、’113OAtポリベブ千1・との直接結合は、実 施例9に記載さ4−する方法によって少なくとちア・ノ4ごイすることが下、・ きる。
本発明の抗体は、代表的にはA@乳aノ物を本発明のApo Atボリペグチト を含む接種物で免疫化してApo Alポリペプチドに対して免疫特異性を有す る抗体分子を哺乳動物に誘発させることにより産生される。次いで抗体分子を哺 乳動物から集め、例えばDEAE 5ephadexを用いるよく知られている 手法によって所望される程度まで単離してIgG画分を得る。
抗体の特異性を高めるために、抗体は固相−付着免疫化ポリペプチドを用いるイ ムノアフィニティークロマトグラフィーによって精製することができる。ポリペ プチドが抗体分子と免疫反応するのに十分な時間抗体を固相−付着免疫化ポリペ プチドと接触させて同相−(=1着免疫複合体を生成させる。結合した抗体は標 準手法によって複合体から分離される。
このように生成した抗体は、特に生体試料に存在するApo Atを検出するた めに本発明の診断方法及びシステムで使用することができる。例えば実施例9に 記載される方法参照。
種々の文法形の“接種物”は、Apo Alポリペプチドに対する抗体の調製に 用いられる有効成分として本発明のApo Alポリペプチドを含む組成物を記 載するために本明細書で用いられる。ポリペプチドを抗体を誘発させるために接 種物中で用いる場合、ポリペプチドは種々の実施態様で例えば単独で又はキャリ ヤに結合した複合体として又はポリペプチドポリマーとして使用することができ る。しかしながら、表現の容易さ及びポリペプチド接種物の関係において、本発 明のポリペプチドの種々の実施態様は、本明細書で集合的に“ポリペプチド及び その種々の文法形として呼ばれる。
約35個より少ないアミノ酸残基を含むポリペプチドの場合、抗体の産生を誘発 さ−けるためにギヤリヤに結合したペプチドを使用することが好ましい。
更に1個以上のアミノ酸残基は、ボリペブ干1・をキャリヤに結合するのを助け るためにポリペプチドのアミ八及びカルボキシー木端に(−=1加することがで きる。
ポリペプチドのアミノ−及びカルボキシー末端に付加したシスティン残基は、ジ スルフィド結合ににり複合体を生成させるのに特に有効である、ことが見られた うしかしながら、当業界でよく知らオlている!y合体の他の製造方法も用いる ことがで去る1、更に具体的なリンヤンク方法としては、用chael (i加 反応生成物、クルクルアルデヒドのようなノアルデヒド、Kl 1pstein 等、J、Infect、Dis、 、!47:318−326(+983 )等 の使用又はキャリヤに対するアミド結合を生成させるために水溶性カルボジイミ ドを使用するようなカルボジイミドテクノロジーの使用がある。タンパク質複合 又は活性化官能基によるカップリングの再検討の場合、AuruIeas等、5 cand、 J、 Imnun吐、lニア−23(1978)参照。
有効なキャリヤは、当業界でよく知られており、一般的にそれ自体タンパク質で ある。そのようなキャリヤの具体例は、キーホールリンペットヘモシアニン(K LH) 、エデスチン、チログロブリン、ウシ血清アルブミン(BSA)又はヒ ト血清アルブミン(H3A’)のようなアルブミン、ヒツジ赤血球(SRBC) のような赤血球細胞、破傷風トキソイド、コレラトキソイド及びポリ(D−リシ ン:D−グルタミン酸)のようなポリアミノ酸等である。
キャリヤの選択は、接種物の最後の用途に依存することが多(、本発明に特に関 係しない基準に基づく。例えば接種される個々の動物に都合の悪い反応を生じな いキャリヤを選択しなければならない。
本発明の接種物は、代表的にはキャリヤに結合した複合体として本発明のポリペ プチドの免疫原有効量を含有する。免疫化ポリペプチドに対する免疫応答を十分 誘発させる単位量当たりのポリペプチドの有効量は、特に接種される動物の種類 、動物の体重及び当業界でよく知られている接種法の選択による。接種物は、代 表的には接種(投与量)当たり約50ミクログラムから500ミリグラムのポリ ペプチド濃度、好ましくは投与量当たり約50ミクログラムから約50ミリグラ ムを含有する。
接種物に関係する“単位投与量”とは、動物に対する単位投薬として適切な物理 的に分離している単位を意味し、各単位は、必要な希釈剤、即ちキャリヤ又は賦 形剤と関係がある所望の免疫原作用を生じるように計算された所定量の活性物質 を含有する。本発明の接種物の新規な単位投与量は、明細書によって指示され、 本明細書で詳細に開示されるa)活性物質のユニークな特性及び達成される個々 の免疫作用及びb)そのような活性物質を動物における免疫用に配合する技術上 固有の制約に直接依存し、これらは本発明の特徴である。接種物は典型的には乾 燥固形ポリペプチド−複合体から、ポリペプチド−複合体を水、食塩水又はリン 酸塩緩衝食塩水のような生理的に許容しつる(受容しうる)希釈剤に分散させて 水性組成物を生成させることにより調製される。
接種物はまた、希釈剤の一部としてアジュバントを含むことができる。完全70 インドアジユバント(CFA) 、不完全フロインドアジュバント(IFA)及 びミョウバンのようなアジュバントは、当業界でよく知られている物質であり、 数個所から市販されている。
当業界で現在知られている活性化官能基によるポリペプチド複合又はカップリン グ手法は特に使用できる。例えば^urameas等、5cand、 J、 I nnunol、、Vol、8.5upp1.7:7−23(1978)及び米国 特許第4.493.795号、同第3.791.932号及び同第3、839. 153号参照。更に部位方向カップリング反応は、カップリング後ポリペプチド 配向のためあらゆる活性のロスを最小にするように行うことができる。例えばR odwell等、Biotech、、3:889−894(1985)及び米国 特許第4.671958号参照。
更に1個以上のアミノ酸残基は、ポリペプチドを結合して複合体を生成させるの を助けるためにポリペプチドのアミノ−又はカルボキシ−末端に付加することが できる。通常ポリペプチドのカルボキシ−末端に付加されるシスティン残基は、 ジスルフィド結合により複合体を生成させるのに特に有効であることが見られた が、当業界でよく知られている他の方法も用いられる。
好ましい抗−Apo Al抗体はモノクローナル抗体であり、本明細書で抗−A po Al抗体の具体例として用いられる。
ることができる抗体結合部位の1種だけを含む抗体分子の集団を意味する。従っ てモノクローナル抗体は、代表的には免疫反応するいかなるエピトープに対して も単一の結合親和性を示す。モノクローナル抗体は、従って各々が異種エピトー プに免疫特異性である多数の抗体結合部位を有する抗体分子、例えば二特異性モ ノクローナル抗体を含んでいる。
l実施態様において、モノクローナル抗体は、1)Apo Al/HDL、2) 単離Apo Al、3)Apo AI CNBr2−CNBr3及び4)ポリペ プチドPYLDDFQKKWQEEMELと免疫反応することができ、1)Ap o AI CNBr1及び2)ポリペプチド:5KDLEBVKAKVQPYL DDFQKKWQEE。
LEBVKAKVQPYLDDFQKKWQE8.及びYRQKVEPLRAE L。
と免疫反応する抗体分子を実質的に含まない場合に確認される。ATCC受託番 号HB8744を有するハイブリドーマAl−4によって産生されるモノクロー ナル抗体が特に好ましい。
もう1つの実施態様において、モノクローナル抗体は、1)Apo At/HD L、2)単離Apo At、 3)Apo AI CNBr2及び4)ポリペプ チドKVQPYLDDFQKKWQBBと免疫反応することができ、I)Apo  AI CNBr1.2)Apo AI CNBr3及び3)ポリペプチド:5 KDLEEVKAKVQPYLDDEQKKWQEB。
5KDLEEVKAKVQPYLDDFQ、 及ヒPYLDDFQKKWQEE MELYRQKVEP。
と免疫反応する抗体分子を実質的に含まない場合に確認される。この実施態様に おいてATCC受託番号HB9201を有するハイブリドーマAl−11によっ て産生されるモノクローナル抗体が特に好ましい。
モノクローナル抗体は、代表的には1種類の抗体分子だけを分泌する(産生ずる )ハイブリドーマと呼ばれる単一細胞のクローンによって産生される抗体からな る。ハイブリトーマ細胞は、抗体産生細胞とミエローマ又は他の自己−永存細胞 系を融合させてつ(られる。このような抗体の調製は、最初にKohler、  Milstein、 Nature 256:495−497(+975)によ って記載され、この説明を引用する。このように調製されたハイブリドーマは、 Apo ATポリペプチドと免疫反応する抗体分子の存在に対して又は本発明の Apo AlポリペプチドによるHDLへの結合阻害に対してスクリーンするこ とができる。
簡単には、モノクローナル抗体組成物を産生ずるハイブリドーマをつくるために 、ミエローマ又は他の自己−永存細胞系をApo Al含有リポタンパク質粒子 に存在するようなApo Al又は本発明のApo Atポリペプチドで高度免 疫化した哺乳動物の牌臓から得たリンパ球と融合させる。ポリペプチド−誘発ハ イブリドーマテクノロジーはNiman等、Proc、 Natl、 Sci、 、U、 S、 A、、80:4949−4953(1983)によって記載され ており、この説明をここに引用する。
ハイブリトーマを調製するために用いられるミエローマ細胞系は、リンパ球と同 じ種であることが好ましい。代表的には、129 GIX+株のマウスが好まし い哺乳動物である。本発明で用いられる適切なマウスミエローマとしては、ヒポ キサンチン−アミノプテリン−チミジン−感受性(HAT)細胞系P3X63− Ag8.653及びSp210−Ag14があり、これらは各々受託番号CRL I580及びCRL1581によってアメリカ牌細胞は、代表的にはポリエチレ ングリコール(PEG)1500を用いてミエローマ細胞と融合される。融合ハ イブリッドは、HATに対する感受性によって選択される。本発明のモノクロー ナル抗体を産生ずるハイブリドーマは、各々実施例IO及び9に記載されるラジ オイムノアッセイ(RIA)及び酵素結合免疫吸着剤アッセイ(ELISA)を 用いて同定される。
本発明のモノクローナル抗体は、適切なポリペプチド特異性の抗体分子を分泌す るハイブリドーマを含有する栄養培地からなるモノクローナルハイブリドーマ培 養を開始することによっても生産することができる。培養は、ハイブリドーマが 抗体分子を培地に十分分泌する条件及び時間で維持される。次いで抗体含有培地 が集められる。次いで抗体分子は、よく知られている手法によって更に単離する ことができる。
これらの組成物の調製に有効な培地は、共に当業界でよく知られ、市販されてお り、合成培養基、近文系マウス等がある。具体的な合成培地は、4.5gm/I グルコース、20m+グルタミン及び20%ウシ胎児血清で補足したダルベツコ の最小必須培地(DMEM:Dulbecco等、Virol、 8:396( 1959))である。具体的な近文系マウス株はBa1b/Cである。
本発明のモノクローナル抗体は、本明細書で開示した本発明の抗体と同じ方法で 使用することができる。
例えば、モノクローナル抗体は本明細書で開示されるApo Al含有免疫反応 生成物の生成が所望される診断方法及びシステムで使用することができる。
本モノクローナル抗体、即ちMARAl−4及びMAB At−IIを産生ずる のに有効なハイブリドーマは、各々1985年3月5日及び1986年9月16 田こブダペスト条約要件に従ってアメリカンタイプ力ルチュアコレクション、ロ ックビル、MD 20852U、 S、 A、に寄託されており、各々ATCC 受託番号HB8744及びHB9201が与えられている。
ハイブリトーマATCC1580は、当業界でよ(知られている通り、本モノク ローナル抗体を産生ずる他の不滅細胞系を産生ずることができ、従って本モノク ローナル抗体の産生は、ATCC)lB8744及nB9201それ自体による ハイブリドーマの培養に依存しない。
モノクローナル抗体、ハイブリドーマ細胞又はハイブリドーマ細胞培養の他の産 生方法もよく知られている。例えば、5astry等、Proc、 Natl、  Aead、 Sci、 86:572B−5732(+989)及び1(us e等、5cience、246:1275−1281(1981)によって記載 されている免疫レパートリ−からのモノクローナル抗体の単離方法参照。
またハイブリドーマ細胞及び本発明のモノクローナル抗体を産生する/Xイブリ ト−マ細胞を含む培養が本発明によって提供される。
D9診断システム 本発明は、液体試料中のApo A[又はApo Atポリペプチドの存在をア ッセイするための、好ま(バはキット形態の診断システムを記載する。診断シス テムは、少なくとも1アツセイに1−分な量で、本Apo Alポリペプチド及 び/又は本抗体又はモノクローナル抗体を別々にパッケージした免疫化学試薬と して含む。典型的にはパンケーン試薬の使用指示書も含められる。
本明細書で用いられる“パンケージ”とは、本発明のポリペプチド、ポリクロー ナル抗体又はモノクロ・−光ル抗体を所定の制限内で保持することができるガラ ス、プラスチック、紙、ホイル等の固体マトリラス又は材料を意味する。従って 具体的には、パッケージは予想されるポリペプチドのミクログラム量を含有させ るために用いられるカラスバイアルであったり、予想されるポリペプチドのミク ロ1グラム歇が操イ1的に+−1加された、即ち抗体によって免疫学的に結合す ることができるように結合されたミクロタイターブレートウェルであることがで きる。
“使用指示書”は、典型的には試薬濃度又は混合される試薬と試料の相対量、試 薬、・′試料混合物の維持時間、温度、バッファー条件等の少なくとも1ア・ソ セイ法を記載する確実な表現を含む。
l実施態様において、熊液、血漿又は直情のような試料中のApoAlの存在又 は定量を7”ツセイする診断システムは、少なくとも1種の本発明のApo A lポリペプチドを^むパッケージからなる。もう1つの実施態様では、試料中の Apo A[又はApoAIポリペブチ1−の存在又は量をアッセイする本発明 の診断システムは、更に本発明の抗−Apo Ar抗体岨成物を含む。具体的な 診断システムは、実施例9に記載される3、。
好ましい実施態様において、本発明の診断システムは、更に本発明のポリペプチ ド又は抗体分子を含む免疫複合体の産生をシグナル化することができる標識又は 指示手段を含む。
本明細書で用いられる“複合体”とは、抗原−抗体反応又はレセプター−リガン ト反応のような特異的結合反応の生成物を意味する。具体的な複合体は、免疫反 応生成物である。
本明細書で用いられる種々の文法形の“標識”及び“指示手段”とは、複合体の 存在を指示するために検出可能なシグナルの生成に直接又は間接に関係するシグ ナル原子及び分子を意味する。いかなる標識又は指示手段も本発明の抗体又はモ ノクローナル抗体組成物の一部である発現タンパク質、ポリペプチド又は抗体分 子に結合又は組み込まれるかあるいは別々に用いられ、それらの原子又は分子は 、単独で又は他の試薬と共に用いられる。そのような標識は、それ自体臨床診断 化学においてよく知られており、ほかの新規なタンパク質方法及び/又はシステ ムで使用される限りにおいてのみ本発明の一部を構成する。
標識手段は、有効な免疫蛍光トレーサーである蛍光色素(色素)を生成するため に抗体又は抗原にそれらを変性することなく化学的に結合する蛍光標識物質であ ることができる。適切な蛍光標識物質は、フルオレセインイソシアネート(FI C)、フルオレセインイソチオシアネート(FITC)、5−ジメチルアミン− 1−ナフタレンスルホニルクロリド(DANSC) 、テトラメチルローダミン イソヂオシアネーート(TRITC) 、リスサミン、ローダミン8200スル ホニルクロリド(R[l 200 SC)等の蛍光色素である。免疫蛍光分析法 の説明は、DeLuca、Immunof 1uoreseenceAnaly sis”、Antibody As a Tool、Marchalonis等 、eds、、Jhon Wiley & 5on刀@。
Ltd、、pp、 189−231(1982)に見られ、ここに引用する。
好ましい実施態様において、指示基は、西洋ワザビパーオキシダーセ(HRP) 、グルコースオキシダーゼ等の酵素である。主な指示基がHRP又はグルコース オキシダーゼのような酵素である場合には、他の試薬はレセプター−リガンド複 合体(免疫反応体)か生成した事実を可視化することが必要である。HRPの場 合そのような試薬としては、過酸化水素及びジアミノベンジジンのような酸化色 素前駆体が挙げられる。グルコースオキシダーゼに関して有効な試薬は、2.2 1−アジノージ−(3〜工千ルーベンズチアゾリン−6−スルホン酸)(ABT S)である。
放射性元素もまた有効な標識物質であり、本明細書で具体的に用いられる。具体 的な放射能標識物質は、γ線を放出する放射性元素である。それ自体1t4!、 1181、1!lj、 tstl及び5ICrのようなγ線を放射する元素は、 γ線放出放射性元素指示基の1種を示す。5Iが特に好ましい。もう1つの有効 な標識手段群は、それ自体ポジトロンを放射するIIc 、Up、0及び13N のような元素である。そのように放射されボントロンは、動物体内に存在する電 子とぶつかる際にγ線を放出する。’HのIl+インジウムのようなβ放射体も 有効である。
ポリペプチド及びクンバク質の標識結合、即ち標識化は、当業界でよく知られて いる。例えば、ハイブリトーマによって産生された抗体分子は、培養基に成分と してすえられた放射性同位元素含有アミノ酸の代謝取り込みによって標識化する ことができる。例えばGa1fre等、Meth、 Enzymoi、 73: 3−46(1981)参照。活性化官能基によるクンバク質複合又はカップリン グ技術は、特に使用できる。例えばAurameas等、5cand、 J、  b++muno1.、Vol、 85ul)pi、 7:7−23(197g) 、Rodwel兼凵A Biotech、3.889−894(1984)及び米国特許第4.493. 795号参照。
診断システムは、特異的結合剤を、好ましくは別個のパッケージとして含むこと もてきる。”特異的結合剤”は、本発明の試薬物質又はそのような物質を含む複 合体を選択的に結合する(ヒができる分子体であるが、それ自体本発明のポリペ −r千]・又はfA二体分子絹成物ではない4.具体的な特異的結合剤は、第2 抗体分子、補体々ンバ′7質又はその断片、3.7・”ルウスプロテインA等で ある。特異的結合Allは、物質が複合体の一部と(−1て存(rする場合、試 −影物質を結合することが好ま(−い、 f+i’tl−い゛1f施牲様におい−j’J、特異的結合剤は標識化される。
しかしながら、診1IYTぺ−1−ムが(ヤ識化されない特冗的結自N1を含む 場合1、−の物質は典型的には増幅[Y′べi i 、p’t $と(−7で用 いら4I6、これらの実施態様において、増幅手段かムけ;物′i″i眉1ゆ含 体i=L!i負−さ1ビ)場rマ、特ソ疼的(専識鈷合削は増幅手段夕特異的に 結合−4−ることが−C専る。
本発明の診断キットは、血液、血清又は血漿のような血液試料中のApo Al の量を検出するために“ELISA”フォーマットに使用することができる。E LISA″は、試料中に存在する抗原の量を検出及び定量するために固相に結合 した抗体又は抗原及び酵素−抗原又は酵素−抗体を使用する酵素結合免疫吸着剤 アッセイを意味する。ELISA法の説明は、1982年にLos Altos 、CAのLange Medical Publicationによって出版さ れたり、P、5ites等によるBa5ic and C11nical Io munologyの4版の第22章及び米国特許第3.654.090号、同第 3.850.752号及び同第4.016.043号に見られ、これらを全てこ こに引用する。
このように好ましい実施態様において、本発明のApo Alポリペプチド又は モノクローナル抗体は、本診断システム中のパッケージからなる固体支持体を生 成するために固体マトリックスに付加することができる。
試薬は、典型的には水性培地から吸着によって固体マトリックスに付加されるが 、当業者によく知られているタンパク質及びポリペプチドに応用できる他の付加 方式を使用することができる。
有効な固体マトリックスも当業界でよく知られている。そのような材料は、水に 不溶であり、Pharmaeia Fine Chemical(Piscat away、 NJ)から商標5EPHADBXとして入手できる架橋デキストラ ン、アガロース;North Chicago、ILのAbbotLabora  tor iesから入手できる直径約1ミクロンから約5ミリメートルのポリ スチレンビーズのビーズ、ポリビニルクロ1月、ポリスチレン、架橋ポリアクリ ルアミド、シート、ストリップ又はパドルのようなニトロセルロース−又はナイ ロンヘースのウェブ;又はポリスチレン又はポリビニルクロ1月・から生成され るようなチューブ、プレート又はウェルが挙げられる。本明細IFJ−記載され るあらゆる診断システムの試薬物質、特異的標識結合剤又は増幅試薬は、溶液、 液状分散液又は実質的な乾燥粉末、例えば凍結乾燥体として与えることができる 。指示手段が酵素である場合、酵素の基質はシステムの別個のパッケージとして Ljえることもてきるう前記ミク〔]]タイクープ1.−+のよ・)な固体支持 体及び1踵以−1二のバソーアア−も診断アワ+r(7/ステム中別個にバ・、 、)r−ノとしC含めることができる。
診断システムに関して本明細書で述べられるバソケ・−・7→・グ材料は、通例 診断2・ステムで使用されるものである。
“パッケーグとは、本発明のポリペプチド、抗体又はモノクローナル抗体のよう な診断試薬を所定の制限内で保持することができるガラス、プラスチック(例え ば、ポリエチレン、ポリプロピレン及びポリカーボネート)、紙、ホイル簿の固 体マトリックス又は材料を意味する。従って具体的には、パッケージはビン、バ イアル、プラスチック及びプラスチック−ホイル積層エンベロープ又は予想した 診断試薬を含有させるために用いられる類似の容器であることができ、あるいは 予想診断試薬のミクログラム量を操作的に付加した、即ち検出される抗体又はポ リペプチドによって免疫学的に結合することができるように結合されたミクロタ イタープレートであることができる。
E、アッセイ法。
本発明は、その量が試料中のApo Alの量に直接又は間接に関係する免疫反 応生成物を生成させる免疫化学試薬として本発明のポリペプチド、ポリクローナ ル抗体又はモノクローナル抗体を用いる生体液試料中のApo At量を定量す るための種々のイムノアッセイ法を提供する。多くのよく知られている臨床診断 化学方法があり、ここで本発明の免疫化学試料を、その量が生体試料に存在する Apo Al量に関係する免疫反応生成物を生成するために使用することができ ることを当業者は理解するであろう。
競合的又は非競合的な異種及び同種の種々のプロトコールを本発明のアッセイ法 を行うのに使用することができる。例えば本発明は、下記工程からなる血液試料 中のApo At量をアッセイするための競合的方法を提供する。
(a)血液試料を (i)本発明の抗体、好ましくはモノクローナル抗体及び(ii)工程(i)の 抗体と免疫反応することができる本発明のApo Alポリペプチドと混合する ことによって免疫反応混合物を生成させる。
血液試料は、既知量の血液又は血清又は血漿のような血液由来生成物として与え られることが好ましい。用いられる試料の種類にかかわらず、当業界で知られて いるように少なくとも約12時間絶食した人から得ることが好ましい。このよう な試料を“絶食”試料と呼ぶ。また血清又は血漿を試料として用いる場合、その 試料はアッセイされるApo Alエピトープの発現を変えるために変性又はカ オトロピック剤による処理にかける必要がないことは留意される。
l実施態様において、診断方法は血液試料を(i)l) Apo Al/HDL 、2)単離Apo Al、3)Apo AI CNBr2−CNBr3及び4) ポリペプチドPYLDDFQKKWQEEMBLと免疫反応し、1)Apo A I CNBr1及び2)ポリペプチド:5KDLEEVKAKVQPYLDDF QKKWQEE。
LBEVKAKVQPYLDDFQKKWQBE、及びYRQKVEPLRAE L ;及び と免疫反応する抗体分子を実質的に含まない抗−Apo Al抗体分子及び(i i)式: PYLDDXQKKWQEEMBLテ示されるアミノ酸残基配列を含 み、好ましくは式:PYLDDXQKKWQEEMBLYRQKYEP テ示さ れるアミノ酸残基配列を含む本発明(7)ApOAlポリペプチド と混合することによって免疫反応混合物を生成させることを含む。特に好ましい 実施態様において、抗体はATCC呼称HB 8744を有するハイブリドーマ 細胞系によって産生されるモノクローナル抗体であり、ポリペプチドはAl99 −121. Al94−125、A194−114、Al98−114、A19 8−121及びAl99−114からなる表!で示したポリペプチド群から選択 される。もう1つの実施態様において、免疫反応混合物は、血液試料を (i )l ) Apo Al量[(DL、2)単離Apo A[,3)Apo  AI CNBr2及び4)ポリペプチドKVQPYLDDFQKKWQEBと 免疫反応し、I)Apo AI CNBr1.2)Apo AI CNBr3及 び3)ポリペプチドニ5KDLEBVKAKVQPYLDDBQKKWQBE。
と免疫反応する抗体分子を実質的に含まない抗−ApOA■抗体分子及び(ii )式: KVQPYLDDFQKKWQBEt−示されるアミノ酸残基配列を含 む本発明(7)Apo Alポリペプチドと混合することによって生成される。
特に好ましい実施態様において、抗体はATCC呼称HB 9201を有するハ イブリドーマ細胞系によって産生されるモノクローナル抗体であり、ポリペプチ ドはAl96−111. Al93−111. Al84−111. Al85 −111 、A187−111、^194−Ill、 A194−125及びA l9O−111からなる表1で示したポリペプチド群から選択される。
混合される抗体の量は既知であることが好ましい。更に抗体が標識化、即ち酵素 、放射性核種等の指示手段に操作的に結合される実施態様が好ましい。
生成された免疫反応混合物が固相及び液相であるので、Apo Alポリペプチ ドは固体支持体の一部として存在させる、即ち固体マトリックスに操作的に結合 させることか好ましい。更に免疫反応混合物に存在させるポリペプチドの量が、 エピトープと免疫反応することができる免疫反応混合物に存在する抗体結合部位 の数に相対する過剰量のエピトープを生成させるのに十分な量である実施態様が 好ましい。
(b)免疫反応混合物は、生物アッセイ条件下約4〜45℃の温度において約1 0分から約16−20時間のような所定時間維持され、試料に存在するApo  Atがモノクローナル抗体に存在する抗−Apo Al抗体結合部位と免疫反応 (免疫学的に結合)してApo Al含有免疫反応生成物を生成させるのにその ような時間が十分である。実施態様において、ポリペプチドが固相である場合、 生成される免疫複合体もまた固相に存在する。
生物アッセイ条件は、本発明の免疫化学試薬及びアッセイされるために探索され るApo Alの生物活性を維持するものである。これらの条件としては、温度 範囲約4〜45℃、pH値範囲約5〜9及び蒸留水から約1モルの塩化ナトリウ ムまで変化するイオン強度がある。そのような条件を最適に使用する方法は、当 業界でよく知られている。
(C)工程(b)で生成したApo Al含有免疫反応生成物の量は、試料に存 在するAp。
Alの量を定量することによってめられる。
Apo Al含有免疫反応生成物の量を直接又は間接にもとめることにより、当 業界でよく知られているアッセイ法を達成することができ、典型的には用いられ る指示手段の種類に依存する。好ましい競合的アッセイ法において、工程(C) で定量した生成物の量は、血液試料の代わりに対照試料を用いて同様に生成及び 定量した免疫反応生成物の量に関係があり、ここで対照試料は本ポリペプチドの 既知量を含み、標準曲線がめられる。
Apo Atポリペプチドが固体マトリックスに操作的に結合される提供した競 合的診断アッセイの具体例は、実施例9に記載されるELISAである。
もう1つの実施態様において、本発明は、下記工程からなる二重抗体又は“サン ドイッチ”免疫アッセイを提供する。
(a)血液試料を第1抗体、好ましくはモノクローナル抗体と混合して第1免疫 反応混合物を生成させ、ここで試料に存在する抗体及びApo Al/HDLは 、本モノクローナル抗体と免疫反応することができる第1免疫反応生成物を生成 させることができる。第1抗体は、固体マトリックスに操作的に結合されること が好ましい。
(b)そのように生成した第1免疫反応混合物を生物アッセイ条件下で第1免疫 反応生成物を生成させるのに十分な時間維持する。次いで第1免疫反応生成物を 試料から分離することが好ましい。
(C)第1免疫反応生成物を第2抗体、好ましくはモノクローナル抗体と混合し て第2免疫反応混合物を生成させ、ここで第1免疫反応生成物に存在する第2抗 体及びApo Al/HDLは、第2免疫反応生成物を生成させることができる 。
(d)そのように生成した第2免疫反応混合物を生物アッセイ条件下で第2又は “サンドイッチ”免疫反応生成物を生成させるのに十分な時間維持する。
(e)第2免疫反応生成物の量を定量して試料中のApo Al量をめる。
工程(C)の本モノクローナル抗体は、好ましくは酵素で標識化されることが好 ましく、従って生成した第2免疫反応生成物は標識生成物である。
l実施態様において、生体試料中のApo Alポリペプチドの検出は、本明細 書で開示される治療方法に従って治療的に投与したApo Alポリペプチドの 成り行きをモニターするための手段として利用される。
また標識を使用せずに免疫反応生成物生成の存在を検出することができる免疫的 アッセイが提供される。そのような方法は“検出手段”を用い、その手段は、そ れ自体臨床診断化学においてよく知られており、ほかの新規なポリペプチド、方 法及びシステムで使用される限りにおいてのみ本発明の一部を構成する。具体的 な検出手段としては、バイオセンサーとして知られる方法があり、表面の反射率 の変化、光学繊維による消失波の吸収の変化又は表面音響波の伝播の変化の検出 に基づくバイオセンシンク法をふくむ。
F、治療組成物 本発明は、本明細書に記載される治療方法を行うのに有効な治療組成物を提供す る。本発明の治療組成物は、有効成分としてその中に溶解又は分散される本明細 書に記載されるApo Alポリペプチドと一緒に生理的に許容されるキャリヤ を含む。好ましい実施態様において、治療組成物は、治療のために哺乳動物又は ヒト患者に投与する場合免疫原ではない。
本明細書で用いられる“薬学的に受容しつる”薬学的に許容しつる”及びその文 法上の変化は、それらが組成物、キャリヤ、希釈剤及び試薬を指す場合同じ意味 で用いられ、それらの物質が嘔吐、めまい、胃の不調等の生理的に好ましくない 作用を起こさずに哺乳動物に投与することができることを示す。
有効成分がその中に溶解又は分散されている医薬組成物の調製は、当業界で十分 理解されている。そのような組成物は、代表的には液体溶液又は懸濁液のような 注射用剤として調製されるが、使用時には液体の溶液又は懸濁液に適切な固形体 も調製することができる。調製は、乳化することもできる。
有効成分は、薬学的に許容し且つ有効成分と適合しうる賦形剤と本明細書に記載 される治療方法で用いるのに適切な量で混合することができる。適切な賦形剤は 、例えば水、食塩水、デキストロース、グリセリン、エタノール等及びその組み 合わせである。更に、所望される場合、組成物は有効成分の有効性を高める湿潤 又は乳化剤、pH緩衝剤等の補助物質を少量含むことができる。
本発明の治療組成物は、その中に成分の薬学的に許容しうる塩を含めることがで きる。薬学的に許容しうる塩としては、例えば塩酸又はリン酸のような無機酸又 は酢酸、酒石酸、マンデル酸のような有機酸等と生成される酸付加塩(ポリペプ チドの遊離アミノ基と生成される)が挙げられる。遊離カルボキシル基と生成さ れる塩もまた例えばナトリウム、カリウム、アンモニウム、カルシウム、酸化第 二鉄のような無機塩基及びイソプロピルアミン、トリメチルアミン、2−エチル アミンエタノール、ヒスチジン、プロカイン等の有機塩基から誘導することがで きる。
生理的に許容しうるキャリヤは、当業界でよく知られている。液状キャリヤの具 体例は、有効成分と水の他に物質を含まずあるいは生理的1)H値のリン酸ナト リウム、生理的食塩水又はリン酸塩緩衝食塩水のようなバッファーを含む滅菌水 溶液である。また更に水性キャリヤは、1種以上のバッファー塩及び塩化ナトリ ウム及びカリウム、デキストロース、ポリエチレングリコール及び他の溶質のよ うな塩を含むことができる。
液状組成物は、水を加えた及び取り除いた液相を含むことができる。そのような 他の液相の具体例は、グリセリン、綿実油のような植物油及び水−油エマルジ本 発明のApo Alポリペプチドがレシチン:コレステロールアシルトランスフ ェラーゼ(LCAT)の酵素活性を調節する能力を有し、それによってヒト患者 におけるエステル化コレステロールのレベルを増加させることを発見した。LC ATの活性によって生じるコレステロールのエステル化は、本明細書で“LCA T−仲介コレスチロールエステル化”と呼ばれる。
従って本発明は、本発明のApo Alポリペプチドを含有する生理的に許容し うる組成物の治療的に有効な量を患者に投与することからなる患者におけるエス テル化コレステロールの増加方法を提供するものである。
治療的に有効な量は、所望の効果を得るように、即ち患者においてエステル化コ レステロールの量を増加させるように計算された所定の量である。治療的に有効 な量は、典型的には生理的に許容しつる組成物として投与した場合、血漿濃度約 0.1〜100μg/ml、好ましくは約1.0〜50μg/m l、更に好ま しくは少なくとも約2μg/ml及び通常5〜10μg/mlが十分得られる本 発明の^poAIポリペプチドの量である。
患者、特に血漿に存在し、リポタンパク質粒子と会合するエステル化コレステロ ールのレベルは、通常の臨床分析によって容易にめることができる。エステル化 コレステロールのレベルをモニターする具体的なアッセイは、実施例11に記載 される。更にエステル化コレステロールの変化は、投与したApo Alポリペ プチドの有効性を時間について定量する処理法でモニターすることができる。
従って本治療方法は、血清コレステロール上昇の徴候を示すかあるいは血清コレ ステロールの存在によって医学的に危険であるヒト患者においてエステル化コレ ステロールを生体内で増加させるための手段を提供するものであり、ここでコレ ステロールのエステル化によってコレステロールのレベルを低下させることは有 益である。
本発明のApo Alポリペプチドを含有する治療組成物は、例えば単位投与量 の注射によって通常静脈内に投与される。本発明の治療組成物について用いられ る場合“単位投与量”は、単位投薬として患者に適切な物理的に分離している単 位を意味し、各単位は、必要な希釈剤、即ち担体又は賦形剤と共に所望の治療効 果を生じるように計算された有効物質の所定量を含有する。
組成物は、投薬処方と適合する方法及び治療的に有効な量で投与される。投与量 は、治療される患者、有効成分を使用する患者の免疫系の能力及び所望される治 療効果の程度に依存する。投与に必要とされる有効成分の正確な量は、医師の判 断に依存し、各個人に固有である。全身系用に適切な投薬範囲は、本明細書に開 示され、投与経路に依存する。開始投与及びブースター注射に適切な用法も可変 的であるが、典型的には、開始投与後、1時間以上の間隔で次の注射又は他の投 与によって繰り返し投与される。また、生体内治療に特定される範囲に血中濃度 を十分維持する連続静脈内注入が予想される。
Apo Alポリペプチドの有効量の投与を助けるものとして、患者の血液中の ^pOAlポリペプチドを検出する本発明の診断方法は、投与された治療用組成 物の成り行きを確認するのに有効である。
更に1987年11月2田こ出願され、出願番号第116.248号を有する米 国特許第号で定義したMARAl−18エピトープを定義するApo Alポリ ペプチドもまたLCAT活性を調節する能力を有し、それによって本明細書に記 載される治療方法によるヒト患者のエステル化コレステロールのレベルを増加す ることを発見したのであり、この特許の教示をここに引用する。
実施例 下記実施例は、本発明を具体的に説明するものであるが、限定するものではない 。
1、ポリペプチド ポリペプチドへ184−1ll、A185−111、Al87−111 Al9 O−111,A193−111、Al94−111、Al94−114、A19 4−125、A[96−111,Al98−114、A198−121 A19 9−114、Al99−121、A19O−105、A187−105及びAl 95−105をModel 430A自動ペプチドシンセサイザー(Appli ed Biosystems 、 Foster C1ty 、 CA)による 使用に修正したMerrifield、Adv、 Enzymol、、32:2 21−96(1969)によって記載される古典的固相法を用いて合成した。ポ リペプチド樹脂は、フッ化水素によって切断し、抽出し、逆相C18カラム(W aters As5ociates、 Milford 、 MA)を用いる高 性能液体クロマトグラフィーによって純度を分析した。
上記で命名したポリペプチドのアミノ酸残基配列は表1に示される。
2、Apo At/HDLの調製 地域血液銀行(San Diego Plasma Center、San D iego 、 CA)の正常な絶食−ドナー血液のプラズマフォレシスによって 得られた血漿からHDLを単離した。この目的のために、そのようにして得られ た血漿を2ミリモル(−)ベンズアミジン、!4−エチレンジアミン四酢酸(ジ ナトリウム塩)(EDTA) 、20ミクログラム/ミリリツトル(μg/ml )ダイズトリプシンインヒビター、to、 ooo単位/mlアプロチニン、2 0μg/mlリママメトリプシンインヒビター、25μg/m Iポリブレン及 び1μ即−フェニルアラニル−1−プロリル−■−アルギニンクロロメチルケト ン(PPACK)の最終濃度を含むように調整した。次いでこの調節した血漿か ら密度調整用の固形臭化カリウム(KBr)を用いて連続超遠心分離によってH DLを単離した。
まず調整した血漿を186.000xg、摂氏4度(4℃)で18〜24時間遠 ノCルた。Apo−VLDLを含有する得られた上清の上層を取り出し、保持し た。上清の下層を回収し、密度が1.063グラム/ミリリツトル(g/ml) 以上になるまで固形KBr層と混合した。
次いで得られた混合液を密度1.063 g/n+IのKBrを含有する0、  1% II!DTA溶液によって油層し、186.000xgで24時間遠心し た。再び下層を回収し、密度が1.21 g/m1以上に調整されるまで固形K Brと混合した。この調整した層を密度1.21 g/mlのKBrを含有する 0、 1% EDTA溶液によッテ油層し、186.000xg、 4℃で約4 8時間以上遠心した。
次いで得られた上層を回収し、密度が1.063 g/m1以上になるまで固形 KBrと混合した。この調整した上層を密度1.C163g/mlのKBrを含 有する0、!%EDTA溶液によって油層し、また更に186,000xg、  4℃で約18〜24時間遠心した。
中間層を回収し、密度が1.21 g/+n1以上に調整されるまで固形KBr と混合した。
この調整した中間層を密度1.21 g/mlのKBrを含有する0、1%ED TA溶液によって油層し、300.000xg、 4℃で約18〜24時間遠心 した。密度1.063〜1.21 g/mlに等しい得られたHDL含有上層を 回収した。この回収したHDLをリポタンパク質ツク・ソファ−化LB;150 mM NaCl 、0.3mM EDTA、0.005%α−トコフェロール及 び油ベンズアミジンを含む水)に透析し、得られたApo Al/HDLを無菌 条件下で21日以上貯蔵した。八po Al/HDLのタンパク質濃度は、ウシ 血清アルブミン標準を用いてSDSの存在下で行った場合、Lowry法[Lo wry等、J、 Biol、 CheIL、193.265−275(195+ )]の変法により15〜25■/mlにあることがめられた。
3、脱脂Apo Alの調製 脱脂Apo Alは、脂質をApo Al/I(DLから有機的に抽出すること によって調製した。
実施例IB テ調製し?:Apo At/)IDL試料をまずpH値7.577 )0.01%EDTA j、ニー晩透析し、次に0.003%EDTAに約6時 間透析し、法にタンパク質10〜zθミリグラム/管に凍結乾燥した。各試験管 に無水エタノール:無水エチルエーテル(1:1)35ifを4℃において混合 した。混合した後、この溶液を一20℃で20分間維持した。次いでこの溶液を IOooxg、 0℃で30分間遠心し、上清を流し、Apo Al含有沈降物 を保持した。
エタノールエーテル抽出を上記のように2回行い全部で3回抽出した。次いで4 ℃において無水エーテル35m1を試料に混合した。この混合液を一20℃で3 0分間維持し、loooxg、−20℃で30分間遠心し、Apo Al含有沈 降物を回収し、窒素ガスを用いて乾燥して脱脂Apo Alを生成させた。脱脂 Apo AtはApo Alだけでなく、HDLと会合した他のタンパク質も含 むことは留意しなければならない。
4、単離Apo Alの調製 Apo Alは、Kinoshita等、J、 Biochem、、94:61 5−617(19B3)の方法に従い高圧液体クロマトグラフィー(HPLC) を用いてサイズ分画により脱脂Apo Atから単離した。
実施例3で調製した脱脂Apo Al約300μgを0.1%ドデシル硫酸ナト リウム(SDS)200 ミクロリットル(μl)、0.1M リン酸ナトリウ ム(pH7,0)に溶解し、Spherogel−TSK 3000 SW H PLCカラム(Beckman Instruments Inc、 、Ful lert盾氏A CA)でサイズ分画した。単離Apo Alを含有する両分を一20℃で貯蔵し た。
プールした正常なウサギ血液(Scripps C11nic and Re5 earch Foundation Vivarium、 La Jolla、  Ca1if、 )のプラズマフォレシスによって得た血漿からLDLを単離す る。そのようにして得た血漿を実施例2のApo Al/HDLの精製の記載の ように処理する。第2遠心分離後、LDLを含有する上層を回収し、HDLを含 有する下層を捨てる。上層を密度が1.063 g/m1以上に調整されるまで 固形KBrと混合する。
この調整した層を密度1.21 g/mlのKBrを含有する0、1%BDTA 溶液によって油層し、186.000xg、 4℃で18〜24時間遠心する。
次いで上層を回収し、密度が1.063 g/m1以上になるまで固形KBrと 混合する。
この調整した上層を密度1.063 g/mlのKBrを含有する0、1%ED TA溶液によって油層し、また更に250,000xg、 4℃で18〜24時 間遠心する。濃縮LDLを含有する上層を回収し、PBS(リン酸緩衝食塩水、 pH7,2)に透析し、−70℃で貯蔵する。
ポリペプチドAl84−111. Al85−111. Al90−111、A 193−111、八194−111. Al94−114、A194−125、 A196−111、Al98−114、Al98〜121 A199−114、 Al99−121を実施例1で記載したように合成する。各ポリペプチドを1, 5■詐酸ナトリウム、pH7,8に最終濃度6 mg/mlまで全容量5mlと して個別に溶解する。溶解したポリペプチドをペプチド:LDL比1000:I として2mg/ml LDL溶液及び訓酢酸ナトリウム溶液の各2.5mg/m lと混合する。このポリペプチドとLDL反応混合液にペプチドに対して2.7 モル過剰量のグルタルアルデヒドを用いる500mMグルタルアルデヒド溶液を 加える。この混合液を室温で10分間維持した後、最終濃度0.2dにナトリウ ムボロヒドリドの40蘭溶液を加える。その後、混合液を37℃で5〜8時間維 持し、次に分子量12.000〜14.000を有する透析管を用いて1日につ き2回バッファーを交換して5日間PBSに透析する。透析溶液を2500xg で10分間遠心し、得られた沈降物をPBS 5ifに浮遊させてペプチドルD L免疫原を生成させる。ペプチド−LDLは、上記免疫原調製プロトコールにお いて上記ペプチドの各々を用いて調製される。B、 B。
ポリクローナル抗血清の免疫化及び収集実施例5Aで調製したペプチド−LDL 免疫原をRibi Adjuvant System(Ribi Ianuno Chem Re5earch 、 Incl、Hamilton、 Monta na)を用いて製造業者の指示書に従い乳化し、ペプチド−LDL抗原を濃度3 00μg/mlのエマルジョンに混合する。前免疫血清試料を集めた後、2匹の ウサギに調製したエマルジョン1mlを注射する。1mlエマルジョン投与量を 次の通り投与する:皮肉0.30m1(6部位各々に0.05m1);筋肉内0 .40m1(各後脚に0.2m1);皮下0. l0m1(頚領域)及び腹腔内 0.20m10詳細な注射プロトコールに従って、ウサギに3週間隔で6回注射 する。6回の注射中2回目の1週間後に、下記5PRIAアツセイによる免疫原 として用いられる特異的ペプチドに対する抗体タイターをチェックするために血 液試料を集める。集めた血液試料を37℃オーブン中で1時間攪拌した後、その 試料を3000xgで20分間遠心する。界面を集め、ミクロフユージ中12゜ 000xgで5分間攪拌する。抗−ペプチド抗体を含有する上清を集め、−20 ℃に貯蔵する。
ペプチド抗体タイターは、実質的にCurtiss 、 Edgington、  J、Biol、Cheu、257・152+3−15221(+982)に記 載される固相ラジオイムノアッセイ(SPRIA)によってめる。簡単には、合 成ペプチド5μg/mlを含有するPBS 50μmをミクロタイタープレート のウェルに混合する。このプレートを4℃で一晩(約16時間)維持してペプチ ドをウェル壁に付着させる。ウェルを5PRIAバツフy (2,68m!il  KCL、1.47mM K)ltPoイ137mM NaC1,8,03mM  Nat)IPO,,0,05℃1ween−20,0,+11υ/mP Traysol 、0. I%BSA、0.015%NaN5)で4回洗浄した 後、3%の正常なりギ血清(NGS)及び3xウシ血清アルブミン(BSA)を 含有する5PRIAバツフア一200μmを各プレートに混合して過剰のタンパ ク質結合部位を遮断する。このプレートを20℃で30分間維持し、ウェルを振 盪して移し、トライプロットして固体−支持体、即ちAp。
A+/)IDLを操作的に付加した固体マトリックスを生成させる。
次いで各ウェルに血清試料50μlを混合して固−液相免疫反応混合液を生成さ せる。この混合液を37℃で2時間維持して固相免疫反応生成物を生成させる。
上記のようにウェルを洗浄した後、タンパク質0.25μg/mlのIt6I− 標識ヤギ抗−マウスIg050μmを各ウェルに混合して標識反応混合液を生成 させる。この混合液を37°Cで1時間維持して1151−標識固相免疫反応生 成物を生成させる。ウェルを1記のように洗浄した後各ウェルに結合した125 1−標識生成物の量をγシンチレーションでめる。非特異的ハックグラウンドの 測定値である前免疫化した正常なウサギ血清試料と比較して免疫化したウサギか ら集めた血清試料の特異的抗−ベプ千ト抗体タイターをめる。血清試料は、放射 性シグナルが正常なウサギ血清の5倍以−Eである場合に抗−ペブチトボリクロ ーナル抗体を含むとみなされるっ 6、モノクローナル抗体の調製 A184−111、Al85−111. Al9O−111,A193−111 . A194−111SA194−114、Al94−12T、 Al96−1比A198−114、A198−121、A199−114及びA l99−121を示すポリペプチドを実施例5Aに従って免疫原として調製する 。Ba1b/c ByJマウス(Scripps C11nic andRes earch Foundation vivarium、 La Jolla、  CA)に完全フロインドアジュバント(CFA)中調製ペプチドーLDL免疫 原50μgを腹腔内(i、 p、 )に免疫化し、第2及び第3免疫化は、各々 約3週間離して不完全フロインドアジュバント(IFA)中同じペプチド−LD L免疫原を用いる。融合4日前に標準食塩水中静脈内(i、v、)調製ペプチド 50μgの追加をマウスに注射し、■8後第2の同じ追加を潅流免疫する。
そのように処理した動物を犠牲にし、各マウスの牌臓を回収する。次いで牌細胞 浮遊液を調製する。次いでl000r、 p、 m、 、 23℃で約10分間 遠心分離して牌細胞浮遊液から牌細胞を抽出する。上清を除去した後、細胞沈降 物を5ifの冷却NH,CI溶解バッファーに再浮遊させ、約10分間インキュ ベートした。
溶解細胞浮遊液に10m1のダルベツコの改変イーグル培地(DMEMXGIB CO)とHEPES[4−(2−ヒドロキシエチル−)−1−ピペリジンエタン スルホン酸]バッファーを混合し、この混合液を100Or、 p、 rn、  、 23℃で約10分間遠心する。
上滑を傾瀉し、沈降物をDMEMと)IEPEsの15m1に再浮遊させ、10 00r、 p、m、 、 23℃で約10分間遠心する。上記方法を繰り返す。
次いで沈降物をDMEMとHEPESの5ifに再浮遊させる。次いで牌細胞浮 遊液の一部を計数用に取り出す。融合は、非分泌マウスミエローマ細胞系P3X 63Ag8.653. I、サブクローン系P3X63Ag 8.653(AT CCI580)を用いて次の方法で達成される。牌細胞に対するミエローマ比約 110又は1.5を用いると、十分量のミエローマ細胞が沈降物に遠心され、1 5+nlのDMEMと)IEPEsで2回洗浄し、]000r、 p、 m、  、 23℃で約10分間遠心する。
牌細胞とミエローマ細胞を15m1の丸底管で混合する。細胞混合液をl000 r、 p、 l 。
23℃で約10分間遠心し、上清を吸引により取り除く。その後、約37℃にお いて50X(重量/容量)の水性ポリエチレングリコール4000分子JiL( PEG;ATCCBaltimore 。
MD3200μmを1ifのピペットを用いて沈降物を破壊するために激しく攪 拌しながら混合し、細胞を15〜30秒穏やかに混合する。細胞混合液を70O r、 p、tn、で4分遠心する。
PEGを加える約8分間にDMEMとHEPBSバッファー5mlを細胞を妨害 せずにゆっ(りと沈降物に混合する。1分後、得られた混合液を1mlのピペッ トで分け、更に4分間インキュベートする。この混合液を100Or、 p、  uで約7分間遠心する。上清を傾瀉し、HT(ヒボキサンチン/チミジン)培地 5mlを沈降物にゆっ(りと混合し、混合液を5分間静かに維持する。次いで沈 降物を大きなかたまりにくずし、最終細胞浮遊液を予め7.5mlのHT培地を 入れたT75フラスコ(2,5ml/フラスコ)に入れる。得られた細胞浮遊液 を37℃でインキュベートして融合細胞を培養する。
245時間後にHT培地10m1をフラスコに混合し、6時間後に0.04−ア ミノプテリン0、3mlを混合する。融合48時間後にHAT(ヒポキサンチン /アミノプテリン/チミジン) l0m1をフラスコに混合する。
融合3日後に生存細胞をKennett等、Curr、Top、Microbi ol、 In+uno1..81ニア7(+978)に記載される)tATバッ ファー培地中約2XlO’生存細胞/ウェル(全768ウエル)で96−ウェル 組織培養プレートにのせる。融合7日後及び肝培地で必要とされたようにその後 約4−5日間隔で細胞にHAT培地を加える。培養は、顕微鏡的に行われ、約2 週間後に培養上清を集め、実質的にCurtiss 、 Edgington  、 J。
Biol、 Chem、、257:15213−15221(1982)に記載 される固相ラジオイムノアッセイ(RIA)によってHDL−特異的抗体の存在 をアッセイする。
簡単には、調製ペプチドルDL免疫原5μg/mlを含有するPBS 50μl をミクロタイタープレートのウェルに混合する。このプレートを4℃で一晩(約 16時間)維持してペプチドルDL免疫原をウェル壁に付着させる。ウェルを5 PRIAバツフアー(2,68+nM KCL 、 1.47mM Kl(!P O4,137mM NaCl、8. Oa+nM NatHPOa、0.05% sween−20, 0、IKIU/ml Traysol 、0. I%BSA、0.015%Na N5)で4回洗浄した後、3xの正常なりギ血清(NGS)及び3%ウシ血清ア ルブミン(BSA)を含有する5PRIAバツフア −200μlを各プレート に混合して過剰のタンパク質結合部位を遮断する。このプレートを20℃で30 分間維持し、ウェルを振盪して移し、ドライブロットして固体−支持体、即ちペ プチド−LDL免疫原を操作的に付加した固体マトリックスを生成させる。
次いで各ウェルにハイプリドーマ組織培養上清50ulを混合して固−液相免疫 反応混合液を生成させる。この混合液を37℃で2時間維持して固相免疫反応生 成物を生成させる。上記のようにウェルを洗浄した後、タンパク質0.25μg /mlのH8H−標識ヤギ抗−マウスIgG 50μmを各ウェルに混合して標 識反応混合液を生成させる。この混合液を37℃で1時間維持して11111− 標識固相免疫反応生成物を生成させる。ウェルを上記のように洗浄した後各つヱ ルに結合した…I−標識生成物の量をγシンチレーションでめる。
ハイブリドーマは、抗−ペプチド抗体をそれらの培養基に分泌するハイブリドー マ培養から選択され、更にここに記載されるように確認される。
B−典 研究室呼称611AV63C2,Illをもち、Al−4を示すパラトビツク分 子を分泌するハイブリドーマを実施例2で記載したApo/VLDLで免疫化し たBa1b/cvウス(ScrippsClinic and Re5earc h Foundation Vivarium、 La Jolla、 Ca1 if、 )の牌細胞■Z 合から得た。実施例6で記載した標準融合プロトコールを用いた。そのように調 製したハイブリドーマを選別し、ペプチド−LDL免疫原の代わりにApo A l/HDLを被覆基質として使用した以外は前記のようにアッセイした。このハ イブリドーマを特許手続き上の微生物の寄託の国際承認に関するブダペスト条約 に従って1985年3月5田こATCC受入れ番号HB8744としてアメリカ ンタイプ力ルチュアコレクション、ロックビル、扁、に寄託した。
C,Alユし 研究室呼称H103D8.10+ 1をもち、Al−11を示すパラトビツク分 子を分泌するハイブリドーマを実施例2で記載したApo/HDLで免疫化した Ba1b/cマウス(ScrippsClinic and Re5earch  Foundation Vivarium、 La Jolla、 Ca1i f、 )の牌細胞■Z 合から得た。実施例6で記載した標準融合プロトコールを用いた。そのように調 製したハイブリドーマを選別し、ペプチド−LDL免疫原の代わりにApo A I/HDLを被覆基質として使用した以外は前記のようにアッセイした。このハ イブリドーマを特許手続き上の微生物の寄託の国際承認に関するブダペスト条約 に従って1986年9月I6日にATCC受託番号HB9201としてアメリカ ンタイプ力ルチュアコレクション、ロックビル、顯、に寄託した。
D、Al−18 ^r−18を示すパラトビツク分子を分泌するハイブリドーマを1987年11 月2日こ出願され、出願番号第116.248号を有する米国特許第 号に記載 されるようにして得、この特許をここに引用する。このハイブリドーマを特許手 続き上の微生物の寄託の国際承認に関するブダペスト条約に従って1987年l O月14日にATCC受託番号HB9570としてアメリカンタイプカルチュア コレクション、ロックビル、嗣、に寄託した。
E、モノクローナル抗体の調製及び精製鉱油0.3mlで開始し、呼称611  AV63C2,Ill 、H103D8. +011及びHB9570をもっ5 xlO’ハイブリドーマ細胞を腹腔内に注射した別々の組の生後10週のBa1 b/cマウスから腹水を得た。腹水発生の平均時間は9日であった。15.00 0xg、 23℃で15分間遠心して清澄化した後、ハイブリドーマによって生 じた腹水をプールし、−20℃で凍結貯蔵した。
ハイブリドーマからの精製Al−4、Al−11及びAl−18モノクローナル 抗体をPharmcia Mono Q HR515アニオン交換カラム(Ph armacia Fine Chemicals 、Piscataway、  NJ)を用いる高速タンパク質液体クロマトグラフィー(FPLC)により10 dTris、 pH8,0中0−0.5モル(M)Nacl勾配を用い、カラム に備えられた説明書に従って調製した。精製したMabをAm1con撹拌限外 ろ過細胞(Danvers、 MA;PM 30膜)を用いて濃度1mg/ml まで濃縮し、PBS(リン酸塩緩衝食塩水、pH7,2)に透析し、−70℃で 貯蔵した。
実施例6Aに記載される抗−ペプチド抗体を分泌するハイブリドーマを上記生? &lO週のBa1b/cマウスに注射して腹水を得る。精製抗−ペブチトモツク ローナル抗体を上記FPLCによって調製する。精製晩すをAm1con攪拌限 外ろ過細胞で濃縮し、上記のように貯蔵する。
7、放射性ヨウ素標識 )IDL 、 Apo Al及び免疫化学的に精製したヤギ抗−マウスIgの放 射性ヨウ素標識をlodogenヨウ素標識方法及びPierce Bioch emicalsから入手したIodogenを用いて行った。lodogenヨ ウ素標識を用いて下記で述べられる固相ラジオイムノアッセイ用の抗原及び抗体 を確認した。
8、Apo Al−臭化シアノジエン断片持異性MARAl−4、MAB Al −11及び1ilAB Al−18のApo AI CNBr断片持異性をCu rtiss等、Proceeding of the Workshop on  Lipoprotein I(eterogeneity SEd、Li垂垂 ■戟@。
NIHPublication No、 87−26461)、 363−37 7(1987)の方法によるウェスタンプロットついて行った。CNBrを13 .000モル過剰量で加え、反応混合液を約20℃で15時間維持シタ。凍結乾 燥1.り後、得うfLりCNBr断片ヲL%SDS 、 0.01M Tris 、 pH8,21:可溶化し、CLIrtiSS等、J、 Biol、 Che m、、260:2982−93(1985)によって記載されるように8m素及 び2xアンフオリン(pH4〜pH6)を含む6xポリアクリルアミドスラブゲ ル中等電点電気泳動にがけた。電気泳動的に分離したタンパク質を別のモノクロ ーナル抗体との免疫反応のためにニトロセルロースに移した。免疫反応生成物の 生成を放射性ヨウ素標識ヤギ抗−マウスIg次いでオートラジオグラフィーによ り検出した。
これらの研究の結果は、MARAl−4がApo AI CNBr断片CNBr 1. CNBr2 、CNBr3及びCNBr4と免疫反応しないがCNBr2 −CNBr3と免疫反応することを示す。これらのCNBr免疫反応物の結果は 、MAB Al−4も単111iApo Alと免疫反応することを示す。
これらの研究の結果は、MARAl−11がApo AI CNBr断片CNB r1. 、 CNBr3及びCNBr4と免疫反応しないがCNBr2と免疫反 応することを示す。これらのCNBr免疫反応物の結果は、MARAf−11も 単離Apo Alと免疫反応することを示す。
これらの研究の結果は、MARAl−18がApo AI CNBr断片CNB r1. 、 CNBr3及びCNBr4と免疫反応しないがCNBr2と免疫反 応することを示す。これらのCNBr免疫反応物の結果は、MARAl−18も jlltApo Alと免疫反応することを示す。
9、固相ポリペプチドEIJSA Apo AlポリペプチドA184−1比Al85−111. A19O−11 1,A193−111、A[94−1比A194−125、A[96−111, Al99−111及びAl99−1.14を直接結合ELISA G、:おいて モノクローナル抗体AI−Ifとの免疫反応性について試験した。アッセイにお いて、各ポリペプチド50μg/mlをPBSに溶解してペプチドコーティング 溶液を生成させ、その150μmを可撓性塩化ポリヒニルミクロタイタープレー ト(Ia+ulon)のウェルに混合した。次いでウェルを4℃で約16〜20 時間維持してペプチドをウェルの壁に(コ−ト)吸収させた。ペプチドコーティ ング溶液を振盪して除去した後、ウェルを洗浄バッフy −(Ig/l BSA  、 0.5ml/I Tween20及び2μl/lアプロチニンを含むPB S)350 μl 71回洗浄した。阻止バッフy −(3%BSAを含むPB S)200 μlを各ウェルに混合し、ウェルを37℃で1時間維持し、振盪し て阻止バッファーを除去し、次いで上記のようにウェルを3回洗浄することによ って過剰のタンパク質結合部位を遮断した。次いでプレートを37℃で1時間乾 燥した後、0.5μg/mlのワサビパーオキシダーセ複合Al−11抗体を含 むPBS 100μmを加えて固−液相免疫反応混合液を生成させた。得られた 固−液相免疫反応混合液を20℃で1時間維持して固相ポリペプチド含有免疫反 応生成物を生成させた。次いでウェルを洗浄バッファーで3回洗浄して非結合抗 体を除去した。
次いでOPD基質200μmを各ウェルに混合して発現反応混合液を生成させる ことによって固相に存在する免疫反応生成物の量をめた。この混合液を約20℃ で30分間維持した。次いで、4N H,30,50μlを各ウェルに混合して 発現反応を停止させ、生成した免疫反応生成物の量を検出するためにミクロタイ タープレートリーダー(Dynatech)を用いて450ナノメートルの吸光 度について得られた溶液をアッセイした。
Apo AlポリペプチドAl85−111、A194−125及びAl96− 111は、上記直接結合ELISAにおいてモノクローナル抗体Al−11と特 異的に免疫反応することが見られた。Ap。
A+ポリペプチドAl9O−111,Al93−111及びAl94−111も 抗体によって確認されたが特異性は低下した。Apo AlポリペプチドAl9 9−111は、抗体によって結合されなかった。
Apo A1合成ポリペプチドに結合するAl−11の相対的有効性を定量する ために、試験合成ポリペプチドとしてAl96−111を用い、Apo Al含 有血清及び精製Apo AIIHDLと比較して競合EIJSAを行った。ミク ロタイタープレートを上記のようにAl96−Illで被覆した。上記アッセイ の乾燥工程後、アッセイされる液体試料(即ちAp。
A1含有液体試料)又は標準(即ちApo Alポリペプチド)50μmをポリ ペプチドA196−III被覆ウェルにHRPO複合Al−11抗体50μIと 同時に混合して免疫反応混合液を生成させた。ここに記載したアッセイにおいて 、Al−11が被覆したAl96−111ポリペプチドに結合するのに拮抗する 能力について希釈範囲にわたって3拮抗剤を試験した。別々の被覆ウェルにおい て開始濃度1■/mlでポリペプチド^196−Illを加え、最終濃度0.0 156■/mlまで2重の連続6回希釈した。実施例2で記載した血清試料を開 始希釈度1:10で加え、最終希釈度1:320まで2重の連続6回希釈した。
実施例2で記載したApo Al/FIDLを開始濃度1■/mlで加え、最終 濃度0.031■/mlまで2重の5回希釈した。次いでプレートを室温で30 分間インキュベールた。
プレートを洗浄し、アッセイを上記のように展開して生成した免疫反応生成物の 量及びそれによって添加した液体試料に存在する拮抗剤の量をめた。
図2に示されるこのアッセイの結果は、MARAl−11が液体試料に存在する Al96−111と免疫反応するが、血清及び精製HDL中の未変tfJpo  Alに対する親和性の方が高いことを示す。
米麦t4=Apo Al/HDLのMARAl−4及び種々の合成ポリペプチド の免疫反応性を次の通り行われる競合RIAによって試験した:Apo Al/ HDL 10 μg/mlを含有するPBS(0,15M NaC1,0,OI M NaPO* 、pH7,2)100μlをミクロタイタープレートのウェル に混合した。プレートを回転台に20℃で1時間維持してApo Al/HDL をウェルに付着させ、固体支持体を生成させた。ウェルの過剰液体を吸引した後 、阻止溶液(PBS中3%BSA、 3%NGS)200tt1を各ウェルに混 合し、ウェルを回転台に20℃で30分間維持した。次に、阻止溶液を吸引によ って除去し、ウェルを5PRIAバツフアーで3回洗浄した。
次いで各ウェルに最初に3%BSAを含むPBS 50μmと種々の濃度の拮抗 剤抗原、即ちApo Al/HDLペプチドを混合し、次ニ3!% BSAを含 むPBS中1:11.25xlO’ ニ希釈した清澄化腹水としてのMARAl −450μmを混合して競合免疫反応混合液を生成させた。対照ウェルにおいて は、相対する抗原又は抗体を3% BSAを含むPBSに置き換えた。
免疫反応混合液を回転台に4℃で約16時間維持して固相免疫反応生成物を生成 させた。上記のように洗浄した後、125■−標識ヤギ抗−マウスIg(3重% BSAを含むPBS中100μm当たり1分間に2xlO’のトリクロル酢酸で 沈澱し得られる崩壊まで希釈された451−標識ヤギ抗−マウスIg)100μ mを各ウェルに混合した。そのように生成させた標識化免疫反応混合液を回転台 に4℃で4時間維持した。次いでウェルを上記のように5PRIAバツフアーで 洗浄し、生成した+2fil−標識固相免疫反応生成物の量をγカウンターでめ た。
!1tAB A14がApo Al/HDLと免疫反応する能力をApo Al /HDLと拮抗剤として種々の合成ペプチドを用いることにより上記RIAにお いて比較した。この研究の結果を図3に示す。B/Boは、増加濃度の競合に対 してプロツルた修正CPMをμg/mlとして示す。B/Bo値は、次式でめら れる:(拮抗剤試料CPM −0% CPM)(100%CPM −0%CPM ) 式中0%CPMは、RIAで得られたCPMに基づ(非特異的バックグラウンド の測定値であり、ここでApo Al/HDLで被覆したウェルは、第1抗体と 拮抗剤を存在させずに標識化第2抗体と反応させる、また100%CPMは、ウ ェルに被覆した基質に対する第1抗体の最大非競合結合の測定値である。拮抗剤 が第1抗体に結合する効率が高くなるにつれてB/Bo値は低くなる。図3にお けるアッセイ結果は、Apo Al/HDL−被覆ウェルに結合するAl−4M ARの方がAl99−121又はApo Al/HDL自体より良好な拮抗剤テ アルコトヲ示す。ペプチドAl9O−111,A193−111及びAl96− 111は、競合アッセイにおいて無効であり、従ってAl−4MABと免疫反応 しない。
ここに記載される競合RIAにおいてAl−41i!ABと免疫反応する能力に ついて他のベブチ]・を評価した。ペプチドA194−114及びAl99−1 14は、一部反応性を示した。
ペプf l’Al79−95 、A168−105、A[74−105、Al8 7−105、Al87−111. Al9O−105、AlX3 −101、A195−105、A196−101、A10O−105、Al0I −111,A1105−116及びAl115−126は、Al−4MARと反 応しなかった。
を記競合RIAに従ってMARAl−4と免疫反応するApo Alポリペプチ ドは、図4にまとめられる。MAB Al−4によって定義される保存未変性エ ピトープは、ペプチドAl99−11.1がMARAl−4と免疫反応したので 最小限位置99−114のアミノ酸残基を含む。
しかしながら、Apo Al/HDLとほぼ同様にMARAl−4と免疫反応し たAl99−121は、ApoAIの好ましいエピトープを定義することを示す 。診[rELISA又はRIAに有用な特に好ましいポリペプチドは、ペプチド Al94−125である。
残基位置104の通常の残基Fの代わりにEを有するペプチドAl99−121 を調製し、MARAl−4と免疫反応することを示した。従って、位置+04に E又はFを有す6MARAl−4によって定義されるApo Alペプチドは、 MARAl−4と免疫反応し、MARAl−4と共に用いた場合診断方法に有効 である。
B、MARAl−11 米麦t[Jpo Al/HDLのIMAB Al−11及び種々の合成ポリペプ チドの免疫反応性を実施例+OAで記載した競合RIAによって試験した。これ らのアッセイの結果を図5に示す。ペプチドAl96−111、Al9O−11 1及びAl93−111は、Apo Al/HDLに結合するAI−II MA Rの競合阻害剤であるが未変性タンパク質自体より有効ではない。ペプチド刀9 9−121は、Al−11MARに結合しない。競合RIAにおいてAl−11 MAR免疫反応する能力について他のペプチドを評価した。ペプチドAl84− 111. Al94−Ill及びAt94−125を上記競合RIAで試験し、 これらもまたMARAl−11とApo Al/HDLとの免疫反応性を阻害し た。ペプチドAl79−95 、Ar87−105、A187−皿位置1041 7)F残基の代わりにEを有する) 、A19O−105、Al93−101.  A195−105、Al96−101. Al99−121、Al10O−1 05、All0I−111、Al105−11.6 及ヒA1115−126は 、Al−11MARと免疫反応しない。
上記競合RIAに従ってMARAl−11と免疫反応するApo Alポリペプ チドは、図6にまとめられる。MARAI−11によって定義される保存未変性 エピトープは、ペプチドAl96−111が!i!AB Al−11と免疫反応 したので、位置96−IIIのアミノ酸残基を含む。
免疫反応性を実施例10Aのように行われる競合RIAによって試験した。結果 は、MARAI−18がペプチドA19O−105、Al9O−111,Al8 7(05及びAl95−105)免疫反応性と同等であることを示す。更に、! i!ABA+−18のAl95−105、Al95−105(〜P)及ヒAl9 5−105(G/P)に対する比較がら、位置99のプロIルの存在がMARA I−18によって確認される保存Apo Ar−エピトープのペプチドによる発 現に必要であることを示す。
Il、 Apo^I特異抗体によるLCAT−仲介コレスチロールエステル化の 阻害レシチン、l4−C−コレステロール及びApo Alを含むプロテオリポ ソームを下記の方法で調製した。ホスファチジルコリン(卵黄レシチン)7.7 ■を13xlOQのガラス試験管で窒素ガスの下で乾燥した。エタノール中1■ /ml溶液のコレステロール116μgと比活性0.04mC1/mlを有する ベンゼン中0.29■/mlのl4−C−コレステロール78.3μgを同じ試 験管で乾燥レシチンと接触しないように乾燥した。この試験管にTris HC Iバッファー(10mlJ Tris、 140酬NaC1,lI[#1lED TA−四ナトリウム塩、pH7,2)中胆汁酸ナトリウムの725酬溶液9.3 ml 、Tris HCIバッファ −2,5ml及びTris HCIバッフ ァー中精製Apo Alの1■/ml溶液0.8mlを加えた。この混合液を6 0秒攪拌した後、室温で1時間回転ホイールで混合した。この混合液を5回交換 したTris HCIバッファー500n+lに一晩透析した。透析後、プロテ オリポソームを容量4mlに調整し、冷蔵庫で貯蔵した。プロテオリポソーム4 mlは、9.78XIO−’モルレシチン、3.0xlO−’モルコレステロー ル、2.01xlO−’モルl4−C−:]コレステロールび3.14XIO− ’モルApo Alを含有した。レシチン:コレステロール: Apo Alの モル比は250・12.5・0.8であった。
抗−Apo へl抗体を用いるエステル化を含むLCAT−仲介コレスチロール エステル化アッセイは、2回ずつ行った。ねじ蓋付きガラス管にプロテオリポソ ーム調製溶液1007d 、Tris HCIバッファー中ヒト血清アルブミン の2%溶液125μl 、 15.6〜500μg/管量のモノクローナル抗体 及びTris HCIバッファーを最終容量455μmまで加えた。管の蓋を閉 め、攪拌し、37℃水浴中で30分間維持した。LCAT源としてTris H CIバッファー中メルカプトエタノール100m溶液25μmとリポタンパク質 除去血漿(LPDP130μmを管に加えた。再び管の蓋を閉め、撹拌し、37 ℃水浴中で30分間維持した後、1タノ一ル2mlを加えて酵素反応を停止させ た。アッセイ用対照には、LPDPを含む2本ずつの管とLPDPを含むが抗体 を含まない2本ずつの管を含め、これは100%エステル化を生じるであろう。
コレステロール16μg/ml及びリノール酸コレステリル16μg/m lを 含むヘキサン5mlを各々の管に加えてコレステロールとコレステロールエステ ルを反応物から抽出した。混合液を20秒間攪拌し、上層を13X100のガラ ス管に取り出した。元の反応混合液にヘキサン/コレステロール/リノール酸コ レステリル3mlを更に加えた。この混合液を攪拌し、上層を取り出し、最初の 抽出液に加えた。両方の抽出液の内容物を窒素ガスの下で乾燥するか又は−晩蒸 発させた。
抽出物質を含む管の内容物をクロロホルム50μmに溶解し、B+npore博 層クロマトグラフィーシート(TLC)にスポットした。管を更に50μlです すぎ、最初のスポットに加えた。TLCシートをヘキサン:エチルエーテル比6 0:40の溶媒で展開させた。シートを風乾し、ヨウ素と反応させてスポットを 可視化させた。次いでシートをKodak X−(mTネオ−ラジオグラフィー に一晩入れた。フィルムの放射性シグナルに対応するTLCシートの領域を切断 し、シンチラント(トルエン中PPD−PDPDP)3mlを含むシンチレーシ ョンバイアルにいれた。14−C放射性標識をβカウンターで検出した。分数の エステル化割合(FBR)をシンチレーションカウントからめ、ここでFERは コレステロールとコレステリルエステルcpmに関するコレステリルCpH1と して表される。
5種のモノクローナル抗体、Al−4、Al−9、Al−11、Al−16及び Al−18をコレステロールエステル化を阻害する能力について試験したLCA T−仲介コレスチロールエステル化アッセイの結果を図7に示す。
精製MARAl−4及びAl−11を実施例6Cに記載されるように調製した。
精製MARAI−9、Al−16及びAl−18は、実施例6Cに記載される方 法と同様にApo At/HDLで免疫化したマウスの牌細胞の融合から生成し た。1.cAT−仲介コレスチロールエステル化アッセイにおける対照MARと してMARAl−9及びAl−16を使用し、これらは、各々CNBr4及びA po Alアミノ酸残基配列Al1−5と免疫反応することが既知である。
MARAl−18は、Apo Alアミノ酸残基配列Al95−105と免疫反 応する。
このアッセイにおいて、各抗体250μgを評価した。この量において、抗体と Apo Alは等モル濃度とした。各モノクローナル抗体のデータは、対照の% として表され、ここで対照は、抗体を存在させないがLPDPを存在させるFE Rである。結果として対照FIERの範囲は、0.0626〜0.0948/時 間である。各々の棒線は、2実験からのデータを示し、各実験は、2回ずつ行わ れる。モノクローナル抗体Al−11は、コレステロールエステル化の最も効果 的な阻害剤であり、次がAl−4であった。
モノクローナル抗体Al−160及びAl−18は、同量でエステル化を阻害し た。モノクローナルAl−9は、コレステロールエステル化を阻止するのに無効 であった。
LCAT仲介コレステロールエステル化の抗体阻害の度合いが各抗体がプロテオ リポソームのApo Atに結合することができる度合いの反映であるかどうか を決定するために、我々は抗体結合の程度を試験した。これは、LCAT活性化 活性ノアイ(実施例比A)で用いたものと同じ組成を有する放射能標識プロテオ リポソームを用いて二重抗体液相ラジオイムノアッセイにおいて測定した。
液相イムノアッセイは、LCATアッセイの抗体/抗原相互作用の条件を再現す るように計画した。Apo Al48μg7ml及び約300.0OQC911 1/管を含むプロテオリポソームを4倍モル過剰量の各抗体及びI!%ISAと 37℃で30分間インキュベートした。メルカプトエタノールとLPDPを加え て更に37℃で1時間インキュベートした。抗体結合の程度は、更にTachi sorb M(Calbiochem、 La Jolla、 CA)2mlと 振盪台上で室温において60分間インキュベートシて沈澱させることにより評価 した。次いで管を1500xgで20分間遠心した。上清を吸引し、沈降物を冷 PBS 1a+1と洗浄し、再遠心した。沈降物の放射能をl5o−Data  20/20シリーズγカウンターで計数した。非特異的結合をTachisor b Mにのみ反応させた試料で評価し、全ての場合に10%以下であった。デー タはB/Bo比として表され、ここでBOは非特異的結合が少ないTAC沈澱可 能cpm(全Cpfflの90−100%)であり、Bは非特異的結合が少ない 抗体の存在下で結合したCpH1である。データを図8に示す。
図8ではLCATアッセイに正確に似せた条件下で4倍モル過剰量の抗体による プロテオリポソームの結合の程度(B/Boとして示される)を4倍モル過剰量 の抗体によるLCAT活性化の阻害の程度(阻害にとして示される)と比較され る。結合度とLCAT阻害度との直接の関係は、抗体Al−11、Al−4及び Al−18で明らかである。
しかしながら、この関係は抗体Al−16、Al−9及びAl−10では見られ ず、ここでプロテオリポソームに対する抗体結合は、LCAT−仲介コレスチロ ールエステル化の阻害より著しく増加した。これらの結果は、LCATのApo  AI活性化の抗体阻害が全ての抗体ではないがいくつかの、即ちAl−4、A l−11及びAl−18に特異的であることを示した。おもしろいことに、抗体 Al−4、Al−11及びAl−18の場合、LCATはプロテオリポソームに 対する結合より著しく増加した。
まとめると、これらのデータから、MAR^I−4及び鵬B Al−18特にM AB^l−11によって確認されるApo Alエピトープは、Apo A1分 子の一部がらなり、Apo ATが通常コレステロールのエステル化を増加する 方法にこれが関係することを示す。従ってMARAl−4、MAB A118又 はMAB Al−11によって定義されるエピトープに免疫学的によく似ている ポリペプチドは、コレステロールのエステル化を増加させる能力においてApo  Alの類縁体として機能する有効なApo Alポリペプチドを示す。
即ち、本発明のApo Alポリペプチドは、コレステロールエステル化を増加 させるApo Al自体と同様に使用することができる。
特定の実施態様及び実施例を含む上記明細書は、本発明を具体的に説明するもの であり、限定するものではない。本発明の真の精神及び範囲を逸脱することなく 他の多くの変更や修正を行うことができる。
サ 光学濃度 490 0、:5 1.0 3.0 10 30 100 300trdl (lLq/ m1) FIG、 5 ■I−コレステロールエステル化 国際調査報告 PCT/us91/の4のコ8 ^ttachment ^ +contxnumtzan Of Part V I+VL 0BSERVATIONS WHERE UNITY OF INV ENTION Is LACKINGl、+cantinued+ フロントページの続き (51) Int、 C1,5識別記号 庁内整理番号// C07K 99: 00 (72)発明者 バンカ キャロル エルアメリカ合衆国 カリフォルニア州 92131 サン ディエゴ ピノ ノワールサークル 10881 I (72)発明者 ポネット ディヴイッド ジェイアメリカ合衆国 カリフォル ニア州 92064 ボーウェイ ウッドハロー レーン14177 (72)発明者 スミス リチャード ニスアメリカ合衆国 カリフォルニア州 92014 デル マー ヴイア ドナーダ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.60個以下のアミノ酸残基からなり、式:KVQPYLDDFQKKWQE E、ここで該ポリペプチドはホモセリンラクトンを含まない、によって示される アミノ酸残基配列を含むApo AIポリペプチド。 2.該ポリペプチドが 【配列があります】及び 【配列があります】 からなる群から選択される式によって示されるアミノ酸残基配列を有する請求項 1記載のポリペプチド。 3.約60個以下のアミノ酸残基からなり、式:PYLDDXQKKWQEEM EL、ここでXはE又はFである、によって示されるアミノ酸残基配列を含むA po AIポリペプチド。 4.該ポリペプチドが式:PYLDDXQKKWQEEMELYRQKVEPに よって示されるアミノ酸残基配列を含む請求項3記載のApo AIポリペプチ ド。 5.該ポリペプチドが 【配列があります】及び 【配列があります】 からなる群から選択される式によって示されるアミノ酸残基配列を有する請求項 3記載のポリペプチド。 6.少なくとも1つのアッセイを行うのに十分な量のApo AIポリペプチド を含むキット形態の診断システムにおいて、該ポリペプチドが、60個以下のア ミノ酸残基からなり、式:KVQPYLDDFQKKWQEE、ここで該ポリペ プチドはホモセリンラクトンを含まない、によって示されるアミノ酸残基配列を 含む診断システム。 7.該ポリペプチドが 【配列があります】及び 【配列があります】 からなる群から選択される式によって示されるアミノ酸残基配列を有する請求項 6記載の診断システム。 8.該ポリペプチドが固体マトリックスに操作的に結合されている請求項6記載 の診断システム。 9.更に少なくとも1つのアッセイを行うのに十分な量の抗体を含み、該抗体が 、(a)Apo AI/HDL、 (b)単離Apo AI、 (c)Apo AI CNBr2及び (d)ポリペプチドKVQPYLDDFQKKQEEと免疫反応するが、(e) Apo AI CNBr1、 (f)Apo AI CNBr3及び (g)ポリペプチドSKDLEEVKAKVQPYLDDEQKKWQEE、( h)ポリペプチドSKDLEEVKAKVQPYLDDFQ及び(i)ポリペプ チドPYLDDFQKKWQEEMELYRQKVEPと免疫反応しない抗−A po AI抗体分子を含む請求項6記載の診断システム。 10.該抗体分子がATCCHB9201を有するハイブリドーマによって産生 されたものである請求項9記載の診断システム。 11.少なくとも1つのアッセイを行うのに十分な量のApo AIポリペプチ ドを含み、該ポリペプチドが、約60個以下のアミノ酸残基からなり、式:PY LDDXQKKWQEEMEL、ここでXはE又はFである、によって示される アミノ酸残基配列を含む、キット形態の診断システム。 12.該ポリペプチドが 【配列があります】及び 【配列があります】 からなる群から選択される式によって示されるアミノ酸残基配列を有する請求項 11記載の診断システム。 13.該ポリペプチドが固体マトリックスに操作的に結合されている請求項6記 載の診断システム。 14.更に少なくとも1つのアッセイを行うのに十分な量の抗体を含み、該抗体 が、(a)Apo AI/HDL、 (b)単離Apo AI、 (c)Apo AI CNBr2−CNBr3及び(d)ポリペプチドPYLD DFQKKWQEEMELと免疫反応するが、(e)Apo AI CNBr1 、 (f)ポリペプチドSKDLEEVKAKVQPYLDDFQKKWQEE、( g)ポリペプチドLEEVKAKVQPYLDDFQKKWQEE及び(h)ポ リペプチドYRQKVEPLRAELと免疫反応しない抗−Apo AI抗体分 子を含む請求項11記載の診断システム。 15.該抗体分子がATCCHB8744を有するハイブリドーマによって産生 されたものである請求項9記載の診断システム。 16.(a)血液試料を (i)(1)Apo AI/HDL、 (2)単離Apo AI、 (3)Apo AI CNBr2及び (4)ペプチドKVQPYLDDFQKKWQEEと免疫反応するが、(5)A po AI CNBr1、 (6)Apo AI CNBr3、 (7)ポリペプチドSKDLEEVKAKVQPYLDDEQKKWQEE、( 8)ポリペプチドSKDLEEVKAKVQPYLDDFQ及び(9)ポリペプ チドPYLDDFQKKWQEEMELYRQKVEPと免疫反応しない抗体分 子を含む抗−Apo AI抗体及び (ii)60個以下のアミノ酸残基からなり、式:KVQPYLDDFQKKW QEEによって示されるアミノ酸残基配列を含み、免疫反応混合物が液相及び固 相の両方を有するように該ポリペプチドが固体マトリックスに操作的に結合され るApo AIポリペプチド と混合することによって免疫反応混合物を生成させ、(b)固相中にApo A I含有免疫反応生成物を生成させるのに十分な時間該免疫反応混合物を維持し、 (c)工程(b)で生成した生成物の量を求める工程からなる血液試料中のAp o AI量をアッセイする方法。 17.該Apo AIポリペプチドが 【配列があります】及び 【配列があります】 からなる群から選択される式によって示されるアミノ酸残基配列を有する請求項 16記載の方法。 18.該抗体分子がATCC呼称HB9201を有するハイブリドーマによって 産生される請求項16記載の方法。 19.(a)血液試料を (i)(1)Apo AI/HDL、 (2)単離Apo AI、 (3)Apo AI CNBr2−CNBr3及び(4)ペプチドPYLDDF QKKWQEEMELと免疫反応するが、(5)Apo AI CNBr1、 (6)ポリペプチドSKDLEEVKAKVQPYLDDFQKKWQEE、( 7)ポリペプチドLEEVKAKVQPYLDDFQKKWQEE及び(8)ポ リペプチドYRQKVEPLRAELと免疫反応しない抗体分子を含む抗−Ap o AI抗体及び (ii)60個以下のアミノ酸残基からなり、式:PYLDDXQKKWQEE MELによって示されるアミノ酸残基配列を含み、免疫反応混合物が液相及び固 相の両方を有するように該ポリペプチドが固体マトリックスに操作的に結合され ているApo AIポリペプチド と混合することによって免疫反応混合物を生成させ、(b)固相中にApo A I含有免疫反応生成物を先成させるのに十分な時間該免疫反応混合物を維持し、 (c)工程(b)で生成した生成物の量を求める工程からなる血液試料中のAp o AI量をアッセイする方法。 20.該Apo AIポリペプチドが 【配列があります】及び 【配列があります】 からなる群から選択される式によって示されるアミノ酸残基配列を有する請求項 19記載の方法。 21.該抗体分子がATCCHB8744のハイブリドーマによって産生された ものである請求項19記載の方法。 22.患者におけるエステル化コレステロールの増加方法であって60個以下の アミノ酸残基からなり、式:KVQPYLDDFQKKWQEEによって示され るアミノ酸残基配列を含むApo AIポリペプチドのエステル化コレステロー ル増加量を該患者に投与することからなる方法。 23.該Apo AIポリペプチドが 【配列があります】及び 【配列があります】 からなる群から選択される式によって示されるアミノ酸残基配列を有する請求項 22記載の方法。 24.患者におけるエステル化コレステロールの増加方法であって、60個以下 のアミノ酸残基からなり、式:PYLDDXQKKWQEEMEL、ここでXは E又はFである、によって示されるアミノ酸残基配列を含むApo AIポリペ プチドのエステル化コレステロール増加量を該患者に投与することからなる方法 。 25.該ポリペプチドが 【配列があります】及び 【配列があります】 からなる群から選択される式によって示されるアミノ酸残基配列を有する請求項 24記載の方法。 26.患者におけるエステル化コレステロールの増加方法であって、40個以下 のアミノ酸残基からなり、式:AKVQPYLDDFQによって示されるアミノ 酸残基配列を含むApo AIポリペプチドのエステル化コレステロール増加量 を該患者に投与することからなる方法。 27.該ポリペプチドが 【配列があります】及び 【配列があります】 からなる群から選択される式によって示されるアミノ酸残基配列を有する請求項 26記載の方法。
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