JPH06507710A - スライドガラス上に置かれた組織標本を染色するための方法および装置 - Google Patents

スライドガラス上に置かれた組織標本を染色するための方法および装置

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JPH06507710A JP4510377A JP51037792A JPH06507710A JP H06507710 A JPH06507710 A JP H06507710A JP 4510377 A JP4510377 A JP 4510377A JP 51037792 A JP51037792 A JP 51037792A JP H06507710 A JPH06507710 A JP H06507710A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 スライドガラス上に置かれた組織標本を染色するための方法および装置 本発明は請求項1の上位概念に従う、スライドガラス上に置かれた組織標本(プ レパラート)を染色するための方法に関する。
組織標本を顕微鏡で検査する場合、細胞や組織の構造をきめ細かに、くっきりと 見えるようにする、最もよく用いられる方法の1つは染色である。染色過程を適 切に制御することによって、各構造を選択的に際だたせることができる。
顕微鏡検査用の組織標本を染色する場合、特定の染料との組合せに関する細胞お よび組織の構造の物理的および化学的特性が利用される。組織学的染色には、天 然染料が利用されるが、多くの場合、合成染料が利用されている。大抵は、ダイ アクロムであり、すなわちこれは可視光線の範囲においては吸収し、他の範囲で は紫外線によってようやく光る、蛍光染料である。染色にとっては染料の電荷が 重要である。電気的に陰性、陽性、中性がある。複数の染料を用いる場合、これ らは順に、または同時に染料溶液に与えられる。
これまで、組織標本の染色は、まだ80%までが、健康に害を及ぼす危険性のあ る手作業で実施されており、完全に自動化されているのはわずか20%である。
これは、市場に出−は前記第1檜に沈められる。この原則に従ってスライドガた 1つの染色法にしか使えず、染色法を変える場合には、装備の変更やプログラム の変更が必要になるということが原因となっている。
’ m e d t t e″社の有名な染色自動装置は、組織標本を有するス ライドガラスがあるスライドガラスホルダーのための常に繰り返される搬送運動 の原則に従って働くものである。
この搬送運動の場合、スライドガラスホルダーは、順に配置されている23個ま での処理ステーションに運ばれる。搬送レールの第1位置に吊り下げられたスラ イドガラスホルダーは、搬送レールによって一定の経路で処理ステージlンまで 運ばれ、そこで試薬の入った第1槽に沈められる。その場合、処理時間中に、さ らに上下運動(攪半)を実施することができる。続いて、このスライドガラスホ ルダーは、前記槽中に完全に沈められ、搬送レールはスライドガラスホルダーの キャリングストラップ下において前記経路を戻る。出発位置に達するとすぐに、 続けて第2スライドガラスホルダーが搬送レールの前記第1位置に進むことがで きる。
この方法ステップを実施した後、搬送レールが前記第1スライドガラスホルダー を試薬から上げて、前もって選択することができる、滴をきるための時間に合わ せて、前記第1スライドガラスホルダーを前記層上に保持し、次いで次の処理ス テーションまで進む。そこで、前記第1スライドガラスホルダーは第2槽に沈め られ、前記第2スライドガラスホルダラスホルダーは全処理ステーションを連続 して進行し、続いて、この牛ヤリッジの端部で取り外すことができる。この搬送 運動の時間間隔は設定された範囲内で自由に選択することができ、すべての処理 ステーションについて同一である。同ら、この染色プログラムを同時に進めるこ とはできない。
最後に、”5akura”社の染色自動装置の場合は、処理ステージ9ンがマト リックス状に配置されており、これらの処理ステーションを3座標軸制御によっ て作動させることができる。染色プロセスを任意の順序で実施することができる よう、それぞれの処理ステージ嘗ンへのアクセスがあるが、現在のところ、1つ の染色法しか実施できない。
本発明は、種々の染色方法に従って、顕微鏡標本を並列的に処理することができ る前提条件を作られるところまで、スライドガラス上に置かれた組織顕微鏡標本 の染色方法を改良するという課題に基づくものである。
この課題は、請求項1の上位概念に従った方法において、特徴部に記載されてい る特徴によって解決される。
本発明に従った方法は、その都度たった1つの染色方法しか今のところ実施する ことができない周知の染色自動装置の限界を取り払うものである。この場合、ス ライドガラスがある処理ステーションにとどまっている処理時間は、1つまたは 複数のさらに別のスライドガラスを、他の処理ステージ5ンに運ぶために利用さ れる。従って、各スライドガラスホルダー中にある標本に別の染色方法を施すこ とが可能である。
しかしながら勿論、周知の染色自動装置において可能であるように、同じ染色方 法によって標本を染色するために、複数のスライドガラスホルダーを順に同じ処 理ステーションに運ぶこともできる。
スライドガラスホルダーは完全に搬送装置から切り離されているので、他のスラ イドガラスホルダーを、選択された染色法によって定められるそれぞれの処理ス テージ璽ンに運ぶことができるようになる。本発明に従った方法によって、比較 的にあまり適用されない染色法に従って染色しなければならず、かつこれまで、 染色自動装置を変更することがそれだけの価値のあるものと思われなかった標本 についても染色プロセスの経済的な実施が可能になる。
さらに、様々な標本の染色に費やされる総時間も、複数の染色プロセスを並行し て実施でき、相互に妨害し合わないので、かなり短縮することができる。
それぞれの選択可能な染色法について、搬送時間、処理時間、必要な処理温度、 および処理ステーションを含むプログラムパターンが記憶される。種々の染色法 のプログラムの開始は、重複せずに並列的実行ができるように自動的に計算され る。
このようにして、複数の種々の染色法が使用される場合には、必要な時間につい ての最適化が行われる。
の経過は、まず搬送すべきスライドガラスホルダーを、静止状態からゆっくりと 加速し、続いて一定の速度で走行させ、最後にゆっくりとプレー牛をかけて停止 させることも考慮されている。
この方法は非常に慎重な搬送を達成するもので、滴り落ちる試薬が他の処理ステ ーションに入り、この処理ステーシコンを汚染しつるスライドガラスホルダーの 大きな左右の揺れを防止する。それにもかかわらず、処理ステーシヨンから次の 処理ステーションまでの進行する搬送路が長い場合には、短い搬送時間が保証さ れる。これによって、さらにまた、種々の染色法のプログラムの開始を、1つの 染色プロセスが開始した後に、後続の染色プロセスをできる限り早い時点で開始 できるように設定することが可能となる。
さらにまた別の態様においては、スライドガラスホルダーは、液体試薬を有する 1つの処理ステーションを去り、独立した滴きりゾーンを介して次の処理ステー ションに運ばれるようになっている。
周知の染色自動装置の場合、スライドガラスが液体試薬を有する処理ステーシラ ンから取り出された後に、まだ付着している試薬が滴が落ちきるまで待っていな ければならないので、搬送に遅延が生じる。他の処理ステーションの汚染を甘受 できない場合には、次の処理ステーションの開始はようやくその後で行えるだけ である。上述のさらに別の態様の場合、搬送路は、他の処理ステーションを介し てではな(、滴きりゾーンを介して通じている搬送路が設けられている。従って 、いづれにせよ滴下のために必要な時間を、搬送のために利用することができる 。
1つの実施態様においては、スライドガラス上に置かれた、染色すべき組織標本 は、スライドガラスホルダーにおいて、実施される染色法に従って切り離され、 フィードステーションに設置される。ある制御プログラムではこのフィードステ ーションにおける位置は選択される染色法と結びついている。
次に、並行した処理の工程が保証されるやいなや、スライドガラスホルダーは、 順にこのフィードステージ目ンから処理ステーションまで運ばれ、処理措置が実 施された後に、このスライドガラスホルダーは取出ステージ重ンに回される。
この措置は、染色すべき標本を有する複数のスライドガラスホルダーを同時にフ ィードステーションに置(ことができるという利点を有する。従って、すぐ後の スライドガラスホルダーが設置できるようになる前に、スライドガラスホルダー が工程の推移の中に組み込まれてしまうまで待たなければならないということも ない。同様に、処理された標本の取り出しのために、それぞれの完結した処理工 程の後に、該当するスライドガラスホルダーを取り出すことも不要である。むし ろ、すべてのスライドガラスホルダーが処理プロセスを実施し終えてから、すべ てを−緒に取り出し、別の検査に引き渡すまで待つことが可能である。特に、こ れによって、装置を開けた後の、健康を害する試薬の蒸気が漏れる可能性のある 時間が短縮化される。さらに、必要に応じて、1つもしくは複数のスライドガラ スホルダーを取り出すことも可能である。
さらにまた、取出ステージ曹ンのスライドガラスホルダーは同じ位置に置かれて おり、フィードステーシコンにも同じ位置に入れられることも考慮されている。
このようにして、取り扱われるスライドガラスホルダーの一義的配置が達成され る。また、選択される染色法に従ってその配置をその都度特徴づける必要もない 。むしろ、フィードステーションに入れられた位置が記憶されれば十分である。
従って、取り違えの起こる危険性は回避されるさらに別の態様は、スライドガラ スホルダーは側面からフィードステーションに置かれ取出ステーシランから取り 出されるようになっている。
この措置によって、スライドガラスホルダー上の処理されるべき標本を装置内に 設置する場合、または処理された後に取り出す場合に、処理ステーシランの、多 くの場合揮発しやすい試薬が周囲に漏れない、またはわずかの量しか漏れないと いうことが達成される。
標本の処理ならびにそのフィードと取出はこの装置の周囲に向かった上端部にお いて実施される。また、試薬蒸気は吸引される。
この方法によって、装置の内部における試薬蒸気の濃度は低下するので、従って 、上昇する試薬蒸気は、フィードステーションおよび取出ステージタンの深部を 介して流出するのではなく、好適なことに上端部の下方の空間に蓄積する。
さらにまた、別の実施態様は、液体の試薬を宵する処理ステーシランでは、処理 時間中試薬の循環が行われるようになっている。
この措置は、周知の染色自動装置における、スライドガラスホルダーの上下運動 によって達成される、試薬による標本の洗浄に代わるものである。この場合も、 処理時間中、スライドガラスホルダーは処理ステージ3ンに動かないでとどまっ ているにもかかわらず、効果的な洗浄が達成される。また、攪はんにより試薬の より優れた混合が達成されるので、標本表面の間近における濃度の変動を回避す ることができる。
さらにまた、この処理は加熱された処理ステーシランにおいても実施が可能であ る。
この方法によって、処理時間は、部分的に、かなり短縮される。
さらにまた、試薬中における個々の処理の前、および/またはその後に、熱処理 が実施されるようになっている。
この種の措置は、スライドガラス上の標本を乾燥し、または、準備された標本の 場合には、熱の作用によって、最初に塗布されていたワックス層を溶かし、スラ イドガラスに同時にこの標本を固定することの役に立つ。
本発明はさらにまた、請求項11の上位概念に従った、スライドガラス上に置か れた組織標本を染色するための装置に関する。
これに関して、種々の染色法を並行して実施することを可能とする装置を作ると いう課題がその基礎にある。
この課題は、請求項11の上位概念に従った装置の場合、特徴部に記載されてい る特徴によって解決される。
本発明に従った装置は、さしあたり、わずか1つの染色法の実施に制限されない 。むしろ、スライドガラスホルダーが1つの処理ステーシランに置かれ、そこで 処理される時間に、1つまたは複数の他のスライドガラスホルダーが自由な処理 ステーションに導かれ、標本はそこで、対応する措置を受けることができる。し かも、進行する染色プロセスの間に、個々に異なった染色法に従って、種々の標 本を有する複数のスライドガラスホルダーが処理される。従って、自動染色工程 は、他の染色法と比べて比較的あまり利用する必要がない染色法であって、その ためには、これまでは、染色自動装置に装備を変更することが必要であった染色 法にとっても経済的である。
この装置が有する制御装置は、それぞれの選択可能な染色法について、搬送時間 、処理時間、必要な処理温度および処理ステージ3ンを含むプログラムパターン が記憶されている記憶部を含んでいる。また、重複せずにプログラムの並列実行 を行うために、種々の染色法のプログラムの開始を制御する計算機が設けられる 。
従って、種々の染色法の複数の染色工程を、相互に妨害し合うことなく、互いに 入り組ませて実行することが可能となる。双方の染色工程の妨害のない実行が保 証されるやいなや、1つの染色工程を実行しているときに、次の染色工程を開始 することができるので、複数の種々の染色工程を実行するたガラスホルダーがそ の最初の処理ステーションに到達し、搬送装置が、すぐ後のスライドガラスホル ダーを受け入れ、組み込まれた染色法によって設定されている最初の処理ステー ションに運ばれる状態になっていれば、このことがいえる。
さらにまた好適な態様は、この制御装置は、各処理ステー212間においての搬 送装置の運動の推移が、搬送すべきスライドガラスホルダーがまず静止状態から ゆっくりと加速され、続いて一定の速度で走行し、最後にゆっくりと減速される ように制御する制御部材を有すものとなっている。
この運動の推移は非常に慎重に行われるが、ある処理ステージ9ンからすぐ後の 処理ステーションへと、迅速な搬送が行われる。ゆっくりとした加速と減速とに より、スライドガラスホルダーの旋回運動を十分に妨げる。さもなくば、この旋 回運動により、付着している試薬が滴り落ち、隣接の処理ステーシリンに飛び散 り、この隣接の処理ステーションの汚染を導くおそれがある。それにもかかわら ず、この搬送は隔たりのある処理ステーション間でさえも、非常に速く行われる ので、後続の染色プロセスのプログラムは遅滞なく開始される。
本装置の実施例においては、滴きりゾーンは別に設けられており、スライドガラ スホルダーは、液体試薬を有する処理ステーションを離れた後、このゾーンを介 してすぐ次の処理ステーションに運ばれる。
この滴きりゾーンを介する搬送によって、液体試薬を有する処理ステーシコンか らスライドガラスホルダーを引き抜いた後に、まだ付着している試薬の滴をきる ことができるので、周知の染色装置の場合には必要であった待機時間が避けられ る。このために費やされる時間は、むしろ経済的な方法で搬送に利用される。こ の方法では、搬送行程において他の処理ステーシリンを横切らなければならない ということが回避される。わずかの滴をきる時間の後でさえもまだ付着している 試薬滴が、他の処理ステーションを汚染するということi!、もはやあり得ない 。
好適な実施例においては、本装置は、スライドガラス上に配置された染色すべき 組織標本を実施すべき染色法に従って切り離して配置するためのフィードステー ションを有する。
さらにまた、処理ステップ実施の後にスライドガラスホルダーが配置される取出 ステーションが設けられて(Xる。制御プログラムにおいては、処理ステージマ ンの位置は選択される染色法と結びついており、フィードステーションカ)ら処 理ステーションまでのスライドガラスホルダーの連続した搬送ζよ、並行した処 理の工程が保証されるように制御される。
フィードステーションおよび取出ステーションによって、染色プロセスの実施の ために、複数のスライドガラスホルダーを同時に装置内に置(ことが可能となる 。従って、次のスライドガラスホルダーを挿入することができるようになる前に 、搬送装置が最初のスライドガラスホルダーを取り除くまで、もはや待機する必 要がない。むしろ、スライドガラスホルダーの自動取り出しと、その後のスライ ドガラスホルダーの設置が行われる。
さらにまた、プログラムパターンをそのとき進行中の染色工程のプログラムパタ ーンと最も好都合につなぐことができるスライドガラスホルダーを、複数の準備 のできたスライドガラスホルダーからその次のスライドガラスホルダーとして選 択することができる。この方法では、複数の染色法が異なった進行をする場合、 全染色プロセスの合計時間数を最小限に減らすことができる。
さらにまた、フィードステーションおよび取出ステーションにはスライドガラス ホルダーを入れて置(ための位置があり、搬送装置は、取出ステーションのスラ イドガラスホルダーが同じ位置に置かれ、フィードステーションにもその位置に 入れられるように制御される。
この方法では、進行中の染色法に対し標本の配置は一元的なものとなるので、ス ライドガラスホルダーの位置だけを記憶するだけでよく、スライドガラスホルダ ーのマーキングを別にしたり、名称付など等を省(ことができる。この方法では 、取り違えの危険性もなく、取扱いが容易である。
好適には、フィードステーションと取出ステーションとは本装置を取り囲むハウ ジングの前面に入口を有する。
このタイプの入口は試薬蒸気の過度の漏洩を防止する。通常、試薬蒸気は、その 比重が空気よりも小さいために上方に昇るので、ハウジングの上部領域では下部 領域よりも高い濃度となる。従って、比較的高い濃度の試薬蒸気も本装置の内部 に残っている。
さらにまた別の例では、フィードステーションおよび取出ステーションは、水平 な慴動可能な引き出しを有し、この引き出しが押し込まれた状態では、スライド ガラスホルダーを搬送装置がつかむことができるようになっており、一方、引き 出された状態ではスライドガラスホルダーは手動で組み込まれ、または手動で取 り出される。
この引き出しはこのような形状であるので、スライドガラスホルダーは上方から この引き出しへと好適に組み込むことができ、そして作動中、組み込まれたスラ イドガラスホルダーのすべてが本装置内に押し込まれる、またはスライドガラス ホルダー中のすでに処理された標本を本装置から取り出すことができる。上方か らの組み込みによって、スライドガラスホルダーの位置決めがより簡単に行える 。さらに、新規フィードと取り出しのために必要な本装置の開放時間を少なくす ることができ、このことは染色プロセスの経済的進行に寄与し、それにまた試薬 蒸気の漏洩を最小にとどめることができる。
この引き出しの好適なさらに別の例においては、平行ガイドが用意されている。
これは2つのラックから成るもので、このラックは共通のシャフト上に配置され た歯車で嵌合されている。
引き出しの挿入の深さが浅い場合、この平行ガイドは、全く傾かないので、申し 分のない引き出しと押し込みとが保証される。
実施例においては、この引き出しは、スライドガラスホルダーがフィードステー ションおよび取出ステーションに備えられる槽のための台架面を有する。さらに また、この引き出−しは、押し込まれた状態において本装置のハウジング内の開 口部を閉じる垂直な外壁を有する。さらにまた、引き出しの垂直な外壁とハウジ ング内の開口部を持つ壁面領域との間にパツキンを配置することができる。
引き出しが押し込まれた状態においては、この垂直な外壁の働きによって、ハウ ジング全体が完全に閉じられ、従って外部に向けて試薬蒸気が制御されずに出る ことができないようになっている。その場合、引き出しは、外壁による完全な閉 鎖が達成され、従事者が誤って服を引っかけることがないいように、空間に突出 した部分がない形状になっている。
さらに別の形状は、ハウジング内の開口部と上部カバーとの間に垂直および/ま たは傾斜した壁面領域が設けられており、この壁面領域は、残りの壁面領域およ び上部カバーと共に引き出しが引き出された状態において試薬蒸気捕集室を形成 する。
空気よりも比重の小さい試薬蒸気は上方に昇り、引き出しが引き出されている場 合、比較的具にある開口部を通して流出するのではなく、好適にも捕集室に捕集 される。結果的に、従事者は試薬蒸気にさらされる負担が周知の染色自動装置の 場合よりも、および特に手動染色装置の場合よりも、ずっと少なくて済む。
好適に、この収集室は吸引装置と連結している。この吸引装置は、捕集室の試薬 蒸気の濃度が飽和限界以下となり、それによって下方領域においてより高い濃度 となることを防止することを考慮している。従って、新たに処理すべき標本を組 み込むために、または染色された標本を取り出すために引き出しを開けなければ ならない場合に、流出する試薬の濃度が大きく低下するので、このことは好適に 作用する。
本発明に従った装置は、乾燥室、ならびに試薬を有する檜がある処理ステーシコ ンを有する。
この檜には、浄化液および洗浄液または染料も配置されている。しかるべき染色 法の実施にとっては、配置の仕方ではなく、制御プログラムのための配置情報が 重要であるので、その詳細な配置は基本的には重要性は低い。従って、処理ステ ーションのスライドガラスホルダーでの滞留時間は、個々に制御されるので、同 じ試薬を有する複数の処理ステージ薗ンを設けることは、通常不要である。それ ぞれの異なる染色法のための試薬が個々の処理ステージ9ンにある限り、すべて の染色法を選択的にプログラムし、実施することができる。
本装置における、処理ステーションの好適な配置は、処理ステーションがハウジ ング中に2列に平行に配置されることを予定している。
これによってコンパクトな構造が達成され、互いに斜めに位置している処理ステ ーシランの好ましくない搬送のための搬送路を減らすことができる。
さらに別の実施例の場合、2列の平行な処理ステーションの間に独立した滴きり ゾーンが配置される。
この配置の場合、一方の列の処理ステージ9ンにおける処理の措置だけではなく 、他方の列の処理ステーションにおける処理の措置も意のままにできるので、た だ1つの滴きり装置で済ますことができる。特に、搬入すべき処理ステーション を一方の列から他方の列に切り換えなければならない場合、滴きりステーション の搬入は全く迂回したものにはならない。
分離した滴きりゾーンは通水室として目的に合致した形に作られる。
従って、スライドガラスホルダー上の標本をこの通水室においても洗浄すること ができ、また、簡単な方法で滴り落ちる試薬を装置から除去することができる。
さらに別の態様においては、これに関連して、この通水室は取水口と排水口とを 有する。
従って、特に、この通水室が洗浄目的のために利用される場合には、水を絶えず 交換することによって高い純度が達成される。
処理ステーションにおけるスライドガラスホルダーの受け入れのために支持部材 を設けることができる。これらは、好適な態様の場合、槽ないしは乾燥室の対向 する2つの内壁に、開かれた袋状溝として形成される。この袋状溝において、ス ライドガラスホルダーの連結部材の突出した腕部が、スライドガラスホルダーを 組み込む場合、わきにスライドする。
この袋状溝は、サイドならびに奥行の固定に役立つ。これら2種の固定によって 、搬送装置における、取り外されたスライドガラスホルダーの再連結および次の 処理ステーションへの引き渡しが容易になる。
さらにまた、内壁上に、この槽および乾燥室はスペーサ細板および/またはガイ ド細板を有する。
これらのスペーサ細板および/またはガイド細板もまた、それぞれの処理ステー ションのスライドガラスホルダーの定められた状態を考慮している。さらにまた 、これらは、試薬の付いた標本、または乾燥空気を有する乾燥室内の標本の利用 が妨げられないように標本と内壁との間の距離を確保している。
これらのスペーサ細板および/またはガイド細板は両内壁上に対になって、目的 にかなうように配置される。
この方法によって、槽または乾燥室内のスライドガラスホルダーが傾くことが防 止される。このスペーサ細板および/またはガイド細板を対にして導入すること によって、スライドガラスホルダーの組み込みに従う配置状態の精度が改善され る。
さらに別の態様は、このスペーサ細板および/またはガイド細板は上縁から突き 出ており、導入傾斜部を有するようになっている。
この導入傾斜部は、処理ステーションに搬入するときに搬送装置が位置をわずか に誤った場合や、処理ステーション中の槽をわきに移し換える場合、スライドガ ラスホルダーが槽または乾燥室に申し分な(すべりこむことを考慮している。
さらにまた、搬送装置のゆっくりと減速された後の、スライドガラスホルダーの わずかの振動がまだ鎮められていない場合にはスライドガラスホルダーを下げて おくことができる。
さらに別の態様は、槽は非磁性材料からなり、槽底部には、攪はんブレード用の 深鍋状の区画が配置されているようになっている。
この攪はんブレードによって、スライドガラスホルダーがじっと固定部にとどま っており、搬送装置によって上下に動かされなくとも、槽内での試薬の攪はんが 可能にな4゜非磁性材料で作ることによって、攪はんブレードの磁気駆動装置の ための前提条件が作られる。
これに関して、更なる態様は、弱い磁性材料または永久磁石型の攬はんブレード 電機子に統合するようになっている。
こうすることによって、攬はんブレードは同時に磁気的連結部または槽外に配置 可能な駆動装置のロータを形成している。磁気的連結部の利点は、槽の壁面を貫 通する回転可能な部分をもつ必要がないという点にある。これによって、好まし くないほどに回転モーメントの消耗が高く、時間の経過によっての摩滅により気 密性を失うパツキン部材を省くことができる。
好適には、処理ステーション内の槽の下部に攪はん駆動装置は配置され、これは 攪はんブレードの電機子または永久磁石と磁気的に連結される。
この配置によって、個々の槽を除去しなければならない場合、または他のものと 交換しなければならない場合、駆動装置をじっとハウジング内部にとどめておく ようにすることができる。使い果たした試薬の充填または交換がかなり簡素化す る。
さらなる態様では、1つまたは複数の処理ステーションを加熱することが可能と なっている。
加熱によって、種々の試薬について、いろいろな温度に調節することが可能とな り、従って、若干の処理ステーシコンにおいて、進行速度が比較的速いことから 、標本の滞留時間を少なくすることが可能となる。この特徴もまた、1つまたは 複数の染色法を利用する場合の必要な総時間数の短縮をもたらす。
実施例においては、加熱可能な処理ステーションが隣接して配置される。
従って、放射に起因する好ましくないエネルギーの損失を低減することができ、 とりわけ、加熱されるべきではない処理ステーシランへの熱の伝導を避けること ができる。処理ステーションは搬送装置を介して選択的に搬入することができ、 従ってどの順で、加熱された試薬を伴う、または伴わない処理の措置が行われる べきかは重要ではない。従って、加熱可能な処理ステーションが集中しているゾ ーンの調整が可能となる。加熱可能な処理ステーションが配置されるゾーンは、 電子構造部に対する電気的妨害放射をできる限り少なくするという観点に基づい て選択することができる。
発熱体は、ハウジング内において、檜の下に選択的に配置することができ、熱的 に槽と連結させるが、槽そのものに配置することができる。
第1案は、加熱可能な処理ステーションの槽は、加熱ができない処理ステーショ ンの槽と、構造的に同じとすることができ、従って交換がたやすいという利点が ある。
第2案は、特別の槽が必要であるが、発熱体と檜との間の熱的連結を容易にする 。
第2案の更なる態様においては、発熱体は、底部の下側と壁の外側とに配置され る。
こうすることで、発熱体と槽との間の特に狭い熱連結が行われ、従って熱エネル ギーを周囲に放射せず、試薬に効果的に伝導することが可能となる。底部だけで なく、壁の外壁にも配置することによって、均一な分布が保証され、従って試薬 の均一な加熱が保証される。大きな面積の熱伝導によって、発熱体を目的とする 加熱温度よりも大幅に高い温度にまでする必要がな(なる。
発熱体は底部および/または壁内に一体化することもできる。
そうすることで、熱エネルギーの試薬内へのいっそう優れた熱連結が行われる。
実施例においては、温度センサーとこの温度センサーおよび発熱体に連結した制 御スイッチとが設けられる。この温度センサーは、底部および槽の壁と熱的に連 結している。
これによって、各処理ステーションについて、個々の温度が調整され、気化、放 射、またはスライドガラスへの熱伝導によって生じる熱の損失を、個々に、且つ 速やかに埋め合わせることができ、したがって、最適の処理の進行のために必要 な温度が常に保証される。
好適には、発熱体と1度センサー区間の下の槽の下部に空間をあけておく。
これにより、加熱可能な槽の場合にも駆動装置と攬はんブレードとの間の申し分 のない磁気的連結が得られる。
搬送装置の好適な実施例は、横方向に移動可能な第1キヤリツジが設けられてお り、これには並列駆動装置が設けられている。前記第1キヤリツジ内には、長手 方向に移動可能な第2キヤリツジが配置されている。この第2キヤリツジは、つ り上げ、引き下げ装置を有する。
この搬送装置によって、スライドガラスホルダーをそれぞれの所望の方向に動か し、位置づけることができる。第1キヤリツジの並行駆動装置は、走行レールは 互いに離れて位置しているにも拘らず、誤りが全く生じることなく、正確な位置 に到着するように考慮されている。
前記つり上げ、引き下げ装置は、連結部材用の2つのガイドバーから成る平行ガ イドを有する。
これによって、搬送すべきスライドガラスホルダーが片側に装備されていても、 または片側に荷重がかかっていても、連結部材は、水平のまま保たれる。
本発明の更なる態様および好適な態様が、請求の範囲、詳細な説明、および一実 施例を具体的に説明する図から明らかとなる。
図において、 図1 本発明に従った装置の部分的に切り欠いた斜視図であり、 図2 図1に従った装置の縦断面図であり、図3 図1に従った装置の横断面図 であり、図4 引き出しの縦断面図であり、 図5 引き出しの横断面図であり、 図6 槽の縦断面図であり、 図7 槽の横断面図であり、 図8 檜の平面図であり、 図9 スライドガラスホルダーの立面図であり、図10 スライドガラスホルダ ーの側面図であり、図11 加熱装置を備えた槽の横断面図であり、図12 加 熱装置を備えた槽のさらなる横断面図である。
図1から図3はスライドガラス上に配置された組織標本の染色のための装置を示 す。
本装置は複数の処理ステージジン16を有するハウジング42を有する。処理ス テージ曹ン16には、予備処理と染色のための試薬を有する槽48と乾燥室64 とがある。
処理ステーション16は、ハウジング42内において2つの平行な列66と68 とを形成し、これらの列の間に、通水室70として形成される滴きりゾーン36 がある。処理ステージ9ン16の上には、搬送装置18が配置されている。さら に、ハウジング42の前方領域には、フィードステーション38と取出ステージ 讐ン40とがあり、水平に移動可能な引き出し44がこの取出ステージせン40 に備えられる。
搬送装置18により、3座標軸における搬送運動が可能となる。従って、処理ス テーシプン16には、それぞれの任意の順序で搬入することができる。第1搬送 キヤリ、2ジ120は、横方向に走行可能である。このキャリッジはハウジング 側面の2本のレール上にあり、2本のレール上での同じ動きを保障する並列駆動 装置が装備される。
この第1搬送キヤリツジ120上に、長手方同運動のための第2キヤリツジ12 2が配置される。この第2搬送キヤリツジ122のスパンは比較的小さいので、 これは並列駆動装置なしですませている。他方、この第2搬送キヤリツジ122 は、つり上げ、引き下げ装置124を有する。これら2つの搬送キャリッジ12 0と122ならびにつり上げ、引き下げ装置124は、駆動装置30.32、お よび34によって駆動されるが、これらの駆動装置はステップモータとして、制 御直流電動機として、またサーボモータとして形成されている。到達した位置は センサーを介して把握されるが、図面をわかりやすくするという理由から、ここ では図示していない。こういった態様によって、非常に正確に再現可能な位置決 めが可能となる。
これらの駆動装置30,32.34は、制御装置24の構成要素であり、この制 御装置はこの他に計算機28と記憶部26とを有する。
特に、図3に明らかなように、つり上げ、引き下げ装置124は連結部材2oの ための平行ガイドを有する。連結部材20は、キャリアプレート128と間隔を あけて配置された2つの平行なりランプ130からなっている。
これらのクランプ130は、スライドガラスホルダー14の側面の対応する連結 部材22に適合されている。連結部材22は、図9およびIOに図示されている 。図より明らかなように、連結部材22はこのスライドガラスホルダー14の取 っ手によって形成されている。
スライドガラスホルダー14の連結部材22とクランプ130との連結は、受は 入れられるべきスライドガラスホルダー14はまず長手側から搬入され、この場 合、クランプ130はスライドガラスホルダー14の連結部材22よりも深く位 置するまで沈められることにより行われる。クランプ130と連結部材22が一 直線に並んだならば、つり上げ・引き下げ装置124が上に上げられ、対応する スライドガラスホルダー14の取っ手がクランプ130の凹部に位置し、共に持 ち上げられることによって連結が行われる。
2つの搬送キャリッジ120および122を適切に動かすことによって、スライ ドガラスホルダー14を前もっテ定められた位置まで動かすことができる。所望 の位置に到達した後、つり上げ・引き下げ装置124は、スライドガラスホルダ ー14が処理ステーション16の取付具に納まるまで沈められる。
次に、クランプ130は、取っ手がクランプから解放されるまで、さらにまだ少 し下に進む。その後、第2キヤリツジ122が再び動かされ、続いて同様の方法 で別のスライドガラスホルダー14を受け入れることができる。
搬送装置1118の操作は、制御装置24によって行われる。
記憶部26には、搬送時間、処理時間、および搬入すべき処理ステージタン16 を含んだプログラムパターンが記憶されている。選択された染色法に従って、駆 動装置30.32.34を介して運動の推移を制御することを計算機28に指示 する記憶部の中の一定のプログラムパターンが選択される。
複数の異なった染色法が同時に進行する場合には、記憶されたプログラムパター ンに基づいて、プログラムパターンの重複しない並行実行ができるように、異な った染色法のプログラムの開始が制御される。例えば、第1スライドガラスホル ダー14についての染色工程が開始される場合、進行している染色プロセスにつ いての染色法のプログラムパターンとさらに先の染色工程についてのプログラム パターンとに基づいてプログラムが次の染色工程を開始することができる開始時 間をめる。この開始時間になるとすぐに、次のスライドガラスホルダー14が工 程の推移の中に入れられる。
染色工程の準備のために、図10に示されているように、橋本12はスライドガ ラスホルダー14中のスライドガラス10上に置かれ、スライドガラスホルダー 14はフィードステーション38に配置される。このフィードステーション38 から、スライドガラスホルダー14は搬送装置18によって順に自動的に取り出 され、選択された染色法に基づくプログラムによって定められている処理ステー ション16に供給される。染色工程が終了した後、スライドガラスホルダー14 は取出ステーション40に置かれる。
フィードステーション38と取出ステーション40とは、ハウジング42側面の 開口部を通じてアクセスすることができる。準備されたスライドガラスホルダー 14の設置、あるいは処理されたスライドガラスホルダー14の取す出しは、図 4および5に詳細に示した、水平に可動な引き出し44を、介して行われる。
この引き出し44は、スライドガラスホルダー14用の槽48を上に置くことが できる台架面46を育する。左側には、スライドガラスホルダー14がフィード ステーション38の中へと達していく位置A、BSC,およびDが示されており 、一方布側には、処理されたスライドガラスホルダー14が取出ステーション4 0に置かれる対応する位置A’ 、B’ 、C°及びD′が記されている。この プログラムによって、染色工程の実施後、スライドガラスボルダ−は、フィード ステーション38に入れられるのと同じ取出ステーション4oの位置に置かれる ように配慮されている。
引き出し44は、搬送装置18がスライドガラスボルダ−14に利用できるよう になっており、一方引き出し44が引き出された状態では、手動でスライドガラ スホルダー14の設置と取り出しができる。共通の回転軸に配置された歯車がか みあっている2つのラック52.54は、自動操作ならびに手動操作における引 き出し44の平行ガイドを配慮したものになっている。
引き出し44は、押し込まれた状態において本装置のハウジング42の開口部を 閉じる、まっすぐな、この場合は垂直である外壁50を有する。引き出し44と ハウジング42の開口部を宵した壁面領域の間には、パツキンも配置されている 。
図1示した引き出し44の詳細に通り、ハウジング42の開口部と上部カバー5 6との間に垂直の壁58がある。この壁が残りの壁面領域および上部カバー56 と共に、引き出し44が引き出された状態においても、試薬蒸気の捕集室6゜の 境をなしている。
引き出しが閉じられた状態では、開口部はいずれにせよ密閉され、従って試薬蒸 気が外部に出ることはできないが、スライドガラスホルダー14の設置、取り出 しのために開かれた状態であっても、試薬蒸気が無制限に漏洩することは防止さ れる。空気と比較して、その比重は小さいために、試薬蒸気は上に上昇し、捕集 室60に集められるので、従って、ハウジング42の下部領域では、比較的低い 濃度の蒸気が滞留しているだけで、開口部からの漏洩は極度に低下されている。
ハウジング42の背部に配置された、捕集室6oと連結した吸引装置62によっ て、さらにまた、捕集室6oの試薬の濃度も低下され、従って、引き出し44が 開けられた場合の試薬蒸気の目立った漏洩は減少されている。図3にある吸引装 置62は、入口に炭素フィルタ134を備えた空気流路132と1つまたは複数 の換気装置136から成る。吸い込まれた蒸気は、炭素フィルタ134でさらに 浄化された後、背面で連結された管を介して戸外へ銹導される。
本装置のハウジング42中の処理ステーション16は、制御装置の制御プログラ ムにも記憶されている精密に定められた場所に位置している。従って、これらの 処理ステージ璽ンの搬入は適切に行うことができる。処理ステーション16に備 えられる槽48は、試薬として、清浄剤、洗浄剤、ならびに染色剤そのものを有 する。処理ステージせン16はすべて、短時間に搬入することができ、どの処理 ステーション16も常に手早く着手されるので、処理ステーション16における 、プログラムの進行と関連した、試薬の特別の順序が必要ではない。それでもや はり、頻度の高い染色法のための試薬を伴う処理ステーション16は、各ステー ション間で短い搬送路が達成できるように配置することは意味がある。
この短い搬送路は、特に処理ステーション16が平行な2列66.68に配置さ れ、処理ステーション16間に滴きりゾーン36を設けることによって達成され る。この滴きりゾーン36は好適には通水室7〇七して形成され、取水ロア2と 滴り落ちる試薬によって汚染された水を交換することができる排水口を有する。
この通水室70は、滴きりゾーンとしての機能の他に、スライドガラスを伴った スライドガラスホルダーを水に浸す、追加の処理ステーションとして利用するこ ともできる。
選択されたこの配置の利点は特に、1つの処理ステーション16から次の処理ス テーション16に搬送する場合、搬送路は常に滴きりゾーン36を介して通じる ものにすることができるので、従って、次の処理ステーション16への試薬の持 ち込みとこの処理ステーション16の汚染の危険性が防止される点にある。また 、搬送路は、その開に付着しているスライドガラスの試薬の滴をきることができ るように利用される。従って、周知の染色法の場合に必要である待機時間は、処 理ステーションが異物によって汚染されることを防止するために、必要がないよ うになっている。
乾燥室64は試薬を伴わない特別な処理ステーションを有する。これは後部左の 壁面にあり、温風送風機138と連結している。温風送風機138は図2に見ら れるように、ハウジング42の左の領域に配置されている。温風送風機138は 、本来の送風機140と空気路中にある放熱体142とから成る。温熱空気の温 度は温度センサーにより感知され、計算機28を介しても形成することが可能な 制御回路によって制御できる。
従来の染色自動装置で利用されているような、よく知られた染色槽とは異なり、 ここで利用される槽48は構造上特別な特徴を示す。図6.7および8に明らか なように、槽48は、設置されるスライドガラスホルダー14のための保持部材 76を含む。この保持部材76は、壁面82.84の向かい合った2つの内部領 域の、上部に開放された袋状溝78.80から成る。この袋状溝78.80にお いて、スライドガラスホルダー14の横に突き出た腕部86.88が、設置の際 にわきがら滑り込む。押し込まれた状態においては、スライドガラスホルダー1 4のこの腕部86.88は袋状溝78.80の下端部にある。この突き出た腕部 86.88は連結腕部を介して上方に連結しており、取っ手を形成している。同 時に連結部材としても働くこの取っ手は、これが搬送装置18によって、特にそ のクランプ130で適切につかむことができるように、強制的にまっすぐな位置 で固定されている。
さらにまた図から明らかなように、壁面90.92の他の内部領域にスペーサ細 板および/またはガイド細板94.96.98.100が両内壁90.92上に 対になって配置されている。これらはスライドガラスホルダー14が槽48の中 に、または乾燥室64に正確に位置するように配慮している。そうすることによ って、搬送装置を介しての取り外し、受は入れが容易になり、またスライドガラ スホルダー14と槽48との壁面間に、必要があれば試薬を攪はんさせることも でき、およびスライドガラス10上の標本12に妨害なく到達できるように、空 きが残されている。
槽48へのスライドガラスホルダー16の設置を容8にするために、スペーサ細 板および/またはガイド細板94.96.98.100は、上端部を突き抜けて いる導入斜面102を有する。設置の際にわずかの変位が生じた場合には、導入 斜面102がこの位置の誤りを埋め合わせるよう配慮する。
スライドガラスホルダー14は腕部86.88によって袋状溝78.80に正確 に滑り込む。
しかしながら、位置の誤りがまったく生じないとしても、搬送装置18が停止し ている場合、スライドガラスホルダー14の往復運動が減衰するまで待つ必要は ないので、プロセスの進行の加速に導入斜面102が貢献する。むしろ、スライ ドガラスホルダー14は処理位置に到達した後に直接引き下げることができる。
スペーサ細板および/またはガイド細板94.96.98.100に導入斜面1 02を介して入り込んできた場合に往復運動が開始する。
さらにまた、槽48の詳細な図より分かるように、槽48は、底部104に編状 の区画106を有する。この区画106に、攪はんブレード108が配置されて いる。この攪はんブレード108によって、必要な場合には試薬を循環させるこ とができ、従って、スライドガラスホルダー14が停止している場合にも、試薬 による標本の効果的な洗浄を行うことができる。
槽48は非磁性材料からなり、槽48の下方には、攪はん駆動装置112が配置 される。攪はんブレード108は一体化された永久磁石110を含んでおり、攪 はん駆動装置112と磁気的に連結している。攪はん駆動装置112は機械的駆 動装置として、または回転磁界付与装置として磁気的連結部を装備している。ハ ウジングに固定配置された可動部材をなくすことができるので、回転磁界付与装 置としての実施が好ましい。
攪はん駆動装置112は、つねにその場所にとどまっていることができるので、 槽48は、試薬を使いきった場合、または試薬を交換する場合に、簡単に取り外 して、また設置すること、または交換することができる。その場合、攪はんブレ ード108から駆動装[112を切り離す措置は不要であ染色プロセスの中には 適温にされた試薬が必要なものがある。そのために、い(つかの処理ステーショ ンは加熱可能なものとされている。加熱可能な処理ステージ言ン16は好適には 合い並んで配置され、それによって、加熱されない処理ステーションに熱が伝導 されずにすみ、加熱可能な処理ステージジンを集中させることによって全エネル ギー消費が少な(される。また、一体化された制御回路の制御経過に基づく電気 的な妨害信号源も、そうすることによって、1つの領域に集めることができ、そ の領域を適切な配置にすることによって、他の構成群に、例えば搬送装置用制御 装置に妨害が及ぶことを最小限にすること、または取り除くことができる。
図11および12は、加熱可能な槽の実施例を示している。
図11は槽48の横断面を示し、発熱体114は底部104の下側と壁面82. 84の外側に配置されている。この配置によって、槽および槽の中にある試薬へ の均一な熱伝導が達成される。発熱体114は、本装置のハウジング42中に固 定して納められ、従って、槽48は電気的連結を切り離すことなく取り出すこと ができる。実施例の場合、発熱体114は槽48に外側からしっかりと固定され 、従ってすぐれた熱エネルギーの連結が行われる。この実施例には、槽48は構 造的な変更措置を加えずに、加熱可能な処理ステーションも、加熱されない処理 ステージ冒ンも同じ方法で使用することができるという利点を有している。
図12に示したような、他の実施例では、発熱体114は、底部104および壁 面82.84.90,92に一体化されている。ここでは、確かに槽48は特殊 な形態が必要となっているが、発熱体l14から試薬への熱伝導は改善されてお り、周囲への放射は低下している。
さらにまたべつの態様においては、底部104、または壁面82.84.90. 92、または槽48の内側、には温度センサー116が配置されている。制御回 路118によって、発熱体114は、一定の温度に合わせておくことができるよ うに制御される。この温度は各種48ごとにそれぞれ合わせることができ、従っ て、標本の所望の処理品質と処理時間の最適化を行うことができる。これは、周 知の染色自動装置と比べて本質的な改善であり1、周知の染色自動装置の場合に は、染料槽は共通の水浴を介して加熱可能となっており、従って単一の加熱しか 行えない。
区画106下方の槽48の下部領域は、発熱体と温度センサーによって空けられ ている。従って、加熱可能な槽48の場合も、駆動装置112と攪はんブレード 108との間の申し分のない磁気連結が確保される。
前記装置の構成にあたっては、市販の材料および構成部品を使用することができ 、従って、その製造および各部の製造は非常に好都合に行える。本装置によって 、通常の研究作業で生じる型どおりの染色はすべて行うことができる。この装置 の場合、染色行程における、研究員の試薬や標本との接触は避けられ、行程が自 動的に進むことによって、高い、一定の品質が達成される。
処理措置の実施については、以下のように進行する。標本12を有したスライド ガラスlOはまずスライドガラスホルダー14に押し込まれ、次いでスライドガ ラスホルダー14は引き出し44の対応する位置A、B111.に置かれ、引き 出し44をフィードステーション38の中に押し込むことによって運ばれる。続 いて、各位置についての所望の染色ブログラムがプログラムされる、またはプロ グラムされ記憶された染色プログラムが呼び出される。ここで、搬送装置18に よって、スライドガラスホルダー14はフィードステーション38から次々と取 り出され、特定の処理ステーション16に供給される。その場合通常は、まず乾 燥室64、次に前処理浴(バス)および染料浴(バス)を通過する。処理ステー ション16から別の処理ステーション16に搬送する場合、また、複数の処理ス テーションに飛び移る場合も、スライドガラスホルダー14は、前に通過した処 理ステーション16のまだ付着している滴によって試薬相互の汚染を防止するた めに、滴きりゾーンを介した2列に配置された処理ステーシラ216間の中央に 案内される。すべての前処理浴および染料浴において、液体の循環を起こすため に攬はんブレード108を稼働させることができる。これは固定した駆動装置を 介して接触せずに駆動させる。
処理が続行している間、計算機28によって進行中のプロセスのプログラムパタ ーンが、次の処理プロセスのプログラムパターンと比較され、並行した処理の進 行が保証されるや否や、次のスライドガラスホルダー14がフィードステーショ ン38から取り除かれる。取り除かれた第1のスライドガラスホルダーの染色プ ロセスが、たとえまだ終了しなくともフィードステーション38中に置かれるス ライドガラスホルダー14はすべて順に適切な処理ステーション16に誘導する ことができる。処理プロセスが推移した後、取出ステーション40のスライドガ ラスボルダ−14はフィードステーション38中にも置かれた位置と同じ位置に 置かれる。これで、これらのスライドガラスホルダー14は、引き出し44を引 き出すことによって次の研究のために取り出すことができる。
FIG、3 FIG、4 FIG、 8 補正書の写しく翻訳文)提出書(特許法第184条の8)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.スライドガラスホルダー内で搬送装置によって、処理ステーションに搬送さ れ、そこで選択可能な染色法に応じた処理措置を受ける、スライドガラス上に配 置された組織標本の染色方法であって、 該搬送装置は、該スライドガラスホルダーが該処理ステーション中に置かれた後 、該スライドガラスホルダーから切り離され、該処理ステーションにおいて処理 措置が続行している間、選択された染色法に関係した別のスライドガラスホルダ ーが、任意の処理ステーションに搬送され、それぞれの選択可能な染色法につい て、搬送時間、処理時間、必要な処理温度、および処理ステーションを含むプロ グラムバターンが記憶され、異なる染色法のプログラムの開始が、プログラムバ ターンの重複しない並行実行という意味において、定められていることを特徴と する染色方法。 2.個々の前記処理ステーション間における搬送装置の運動の推移が、搬送され るべきスライドガラスホルダーが静止からまずゆっくりと加速され、続いて一定 の速度で走行し、最後にゆっくりと停止するように制御されることを特徴とする 、請求項1に記載の方法。 3.前記スライドガラスホルダーは、液体試薬を有する処理ステーションを離れ た後、独立した滴きりゾーンを介して次の処理ステーションに搬送されることを 特徴とする請求項1または2に記載の方法。 4.前記スライドガラス上に配置された染色されるべき組織標本が、行われるべ き染色法のに従って、前記スライドガラスホルダーに入ったままで切り離され、 フィードステーションに置かれ、該フィードステーションにおける位置が、制御 プログラムにおいて選択された染色法と結びついており、並行した処理の推移が 保証されるや否や、該スライドガラスホルダーが該フィードステーションから該 処理ステーションに搬送され、前記処理措置が行われた後に、該スライドガラス ホルダーが取出ステーションに置かれることを特徴とする請求項1から3までの 1つまたは複数の請求項に記載の方法。 5.前記スライドガラスホルダーは、前記取出ステーションにおいて、前記フィ ードステーション中で置かれた位置と同じ位置に置かれることを特徴とする、請 求項4に記載の方法。 6.前記スライドガラスホルダーは、前記フィードステーション、取出ステーシ ョン、および処理ステーシコンを取り囲んでいるハウジングの前面を介して該フ ィードステーションに運ばれ、該取出ステーションから取り出されることを特徴 とする請求項4または5に記載の方法。 7.前記処理措置および前記スライドガラスホルダーの前記フィードならびに取 り出しは、前記ハウジングの上側端部において行われ、かつ試薬蒸気は吸引され ることを特徴とする、請求項1から6までの1つまたは複数の請求項に記載の方 法。 8.液体試薬を有する前記処理ステーションにおいて、処理時間中に前記試薬の 攪はんが行われることを特徴とする請求項1から7までの1つまたは複数の請求 項に記載の方法。 9.前記処理は少なくとも部分的には、加熱された前記処理ステーションにおい て行われることを特徴とする請求項1から8までの1つまたは複数の請求項に記 載の方法。 10.試薬における各処理措置の前および/または後に熱による処理措置が実施 されることを特徴とする請求項1から9までの1つまたは複数の請求項に記載の 方法。 11.スライドガラスホルダー(14)、処理ステーション(16)、および搬 送装置(18)から成り、該搬送装置を介して、該スライドガラスホルダー(1 4)が該処理ステーシコン(16)に運ばれ、そこで、選択可能な染色法に応じ た処理措置を受ける、スライドガラス(10)上に配置された組織標本(12) の染色のための装置であって、該搬送装置(18)および該スライドガラスホル ダー(14)は連結部材(20、22)を含み、該連結部材(20、22)は該 スライドガラスホルダー(14)が該処理ステーション(16)に置かれた後に 、該搬送装置(18)から該スライドガラスホルダー(14)を選択的に切り離 すこと、および他のスライドガラスホルダー(14)との連結を可能にし、かつ 該搬送装置(18)は制御装置(24)を含み、該制御装置は該処理ステーショ ン(16)において処理措置が続行している間、選択された染色法に関係した別 のスライドガラスホルダー(14)の任意の処理ステーション(16)への搬送 を制御し、その場合、該制御装置(24)は記憶部(26)を含み、前記記憶部 には選択可能な各染色法について、搬送時間、処理時間、必要な処理温度、およ び処理ステーション(16)を含むプログラムバターンが記憶され、該制御装置 (24)は、異なる染色法のプログラムの開始をプログラムバターンの重複しな い並行実行という意味において制御する計算機(28)をさらに含むことを特徴 とする装置。 12.前記制御装置(24)が駆動装置(30、32、34)を含み、個々の前 記処理ステーション(16)間における搬送装置(18)の運動の推移が、搬送 されるべき前記スライドガラスホルダー(14)が静止からまずゆっくりと加速 され、続いて一定の速度で走行し、最後にゆっくりと停止するように制御される ことを特徴とする、請求項11に記載の装置。 13.独立した滴きりゾーン(36)が設けられており、該独立した滴きりゾー ンを介して、前記スライドガラスホルダー(14)は、液体試薬を有する前記処 理ステーション(16)を離れた後に、次の処理ステーション(16)に搬送さ れることを特徴とする請求項11または12に記載の装置。 14.スライドガラス(10)上に配置された染色されるべき組織標本(12) を、行われるべき染色法に従って、別個に配置するためのフィードステーション (38)、および処理措置が実施された後に前記スライドガラスホルダー(14 )を置く取出ステーション(40)を有し、制御プログラムにおいては、該フィ ードステーション(38)における位置が、選択された染色法と結びつけること が可能であり、該フィードステーション(38)から該処理ステーション(16 )への該スライドガラスホルダー(14)の搬送が、並行した処理の推移が保証 されるように、制御されることを特徴とする請求項11から13までの1つまた は複数の請求項に記載の装置。 15.前記フィードステーション(38)および前記取出ステーション(40) は、前記スライドガラスホルダー(14)の格納、設置のための位置(A、B、 C、D;A′、B′、C′、D′)を有し、前記搬送装置(18)は、該スライ ドガラスホルダー(14)が、該取出ステーション(40)において、該フィー ドステーション中(38)でも置かれた位置と同じ位置に置かれるように制御さ れることを特徴とする、請求項14に記載の装置。 16.前記フィードステーション(38)および前記取出ステーション(40) は、本装置を取り囲んでいるハウジング(42)前面に入口を有することを特徴 とする請求項14または15に記載の装置。 17.フィードステーション(38)および取出ステーション(40)は、水平 に移動可能な引き出し(44)を含み、該引き出し(44)が押し込まれた状態 において、前記スライドガラスホルダー(14)を搬送装置(18)がつかみ取 ることが可能で、一方、該引き出し(44)が引き出された状態においては該ス ライドガラスホルダー(14)の設置および取り出しを手動で行うことが可能で あることを特徴とする請求項16に記載の装置。 18.前記引き出し(44)が、前記スライドガラスホルダー(14)のための 、または前記フィードステーション(38)および前記取出ステーション(40 )における前記スライドガラスホルダー(44)が設置される槽(48)のため の台架面(46)を含むことを特徴とする請求項17に記載の装置。 19.前記引き出し(44)が、2つのラック(52、54)から成る平行ガイ ド板を含み、該ラック(52、54)は共通のシャフトに配置されている歯車と かみ合っていることを特徴とする、請求項17に記載の装置。 20.前記引き出し(44)は、引き出しが押し込まれた状態において、本装置 のハウジング(42)中の開口部を閉鎖している垂直な外壁(50)を有するこ とを特徴とする請求項17から19までの1つまたは複数の請求項に記載の装置 。 21.前記引き出し(44)の前記垂直外壁(50)と前記ハウジング(42) 中の前記開口部を有する壁面領域との間にバッキンが配置されていることを特徴 とする請求項20に記載の装置。 22.前記ハウジング(42)の前記開口部と上部カバー(56)との間に、垂 直および/または斜めの壁面領域(58)が設けられ、該壁面領域は、残りの壁 面領域および該上部カバー(56)と共に、前記引き出し(44)が引き出され た状態においても試薬蒸気用の捕集室(60)の境をなしていることを特徴とす る請求項20または21に記載の装置。 23.前記捕集室(60)は吸引装置(62)と連結していることを特徴とする 請求項22に記載の装置。 24.前記処理ステーション(16)は試薬を有する槽(48)、ならびに乾燥 室(64)を含むことを特徴とする請求項11から23までの、1つまたは複数 の請求項に記載の装置。 25.前記処理ステーション(16)はハウジング(42)中で平行な2列(6 6、68)に配置されていることを特徴とする請求項11から23までの、1つ または複数の請求項に記載の装置。 26.前記独立した滴きりゾーン(36)は、平行な2つの処理ステーション( 16)列(66、68)の間に配置されていることを特徴とする請求項13から 25までの、1つまたは複数の請求項に記載の装置。 27.前記独立した滴きりゾーン(36)は、通水室(70)として形成されて いることを特徴とする請求項13から26までの、1つまたは複数の請求項に記 載の装置。 28.前記通水室(70)は取水口(72)および排水口を有することを特徴と する請求項27に記載の装置。 29.前記処理ステーション(16)にある槽(48)または乾燥室(64)が 、設置された前記スライドガラスホルダー(14)のための保持部材(76)を 含み、該保持部材(76)は該槽(48)ないしは該乾燥室(64)の2列の対 向した壁面(82、84)の上部に開放した袋状溝(78、80)として形成さ れており、設置に際しては該スライドガラスホルダー(14)の連結部材(22 )のわきに突き出た腕部(86、88)が、該袋状溝(78、80)の中に滑り 込むことを特徴とする請求項24から28までの、1つまたは複数の請求項に記 載の装置。 30.前記槽(48)および前記乾燥室(64)は前記壁面(90、92)の他 の内側に、スペーサ細板および/またはガイド細板(94、96、98、100 )を有することを特徴とする請求項29に記載の装置。 31.前記スペーサ細板および/またはガイド細板(94、96、98、100 )が、前記壁面(90、92)の内側に2つの対になって配置されていることを 特徴とす請求項30に記載の装置。 32.前記スペーサ細板および/またはガイド細板(94、96、98、100 )が、上端部を突き抜け、および導入斜面(102)を有することを特徴とする 請求項30に記載の装置。 33.前記槽(48)は非磁性材料からなり、前記槽(48)の底部(104) には、攪はんプレード(108)用の鍋状区画(106)が配置されていること を特徴とする請求項24から32までの、1つまたは複数の請求項に記載の装置 。 34.前記攪はんプレード(108)中に、弱い磁性材料または永久磁石(11 0)からなる電機子が統合されていることを特徴とする請求項33に記載の装置 。 35.前記処理ステーション(16)には、前記槽(48)の下方に攪はん駆動 装置(112)が配置されており、前記攪はん駆動装置(112)は攪はんプレ ード(108)の電機子または永久磁石(110)と磁気的に連結していること を特徴とする請求項34に記載の装置。 36.1つまたは複数の前記処理ステーション(16)が加熱可能であることを 特徴とする請求項11から35までの、1つまたは複数の請求項に記載の装置。 37.前記加熱可能な処理ステーション(16)が隣接して配置されていること を特徴とする請求項36に記載の装置。 38.前記ハウジング(42)中の発熱体(114)が前記槽(48)の下方に 配置され、前記槽(48)と熱的に連結していることを特徴とする請求項36ま たは37に記載の装置。 39.前記槽(48)に発熱体(114)が配置されていることを特徴とする請 求項36または37に記載の装置。 40.前記発熱体(114)が、前記底部(104)の下側および/または前記 (82、84)の外側に配置されていることを特徴とする請求項39に記載の装 置。 41.前記発熱体本(114)が前記底部(104)および/または前記壁面( 82、84、90、92)中に一体化されていることを特徴とする請求項40に 記載の装置。 42.温度センサー(116)、および該温度センサー(116)ならびに発熱 体(114)と連結した制御回路(118)が設けられており、該温度センサー (116)が前記槽(48)の前記底部(104)または前記壁面(82、84 、90、92)と熱的に連結していることを特徴とする請求項38から41まで の、1つまたは複数の請求項に記載の装置。 43.前記ハウジング(42)中と前記槽(48)の前記鍋状の区画(106) 下方の下側の領域が、前記発熱体と前記温度センサーによって空いていることを 特徴とする請求項39から41までの、1つまたは複数の請求項に記載の装置。 44.前記搬送装置(18)は、横方向に走行可能な第1キャリッジ(120) を含み、該キャリッジには並列駆動装置が設けられており、該搬送装置は該第1 キャリッジ(120)内で縦方向に走行可能な第2キャリッジ(122)を含み 、該第2キャリッジ(122)には、つり上げ、引き下げ装置(124)が配置 されていることを特徴とする請求項11から42までの、1つまたは複数の請求 項に記載の装置。 45.前記つり上げ、引き下げ装置(124)は、2本のガイド棒(126)か らなる、前記連結部材(20)のための平行なガイドを有することを特徴とする 請求項44に記載の装置。 46.前記連結部材(20)は、支持板(128)と2つの間隔をあけて配置さ れた平行なフック(130)からなることを特徴とする請求項45に記載の装置 。
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