JPH06507602A - ペプチド - Google Patents

ペプチド

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JPH06507602A
JPH06507602A JP4504782A JP50478292A JPH06507602A JP H06507602 A JPH06507602 A JP H06507602A JP 4504782 A JP4504782 A JP 4504782A JP 50478292 A JP50478292 A JP 50478292A JP H06507602 A JPH06507602 A JP H06507602A
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タイラー,マイケル・ジェームス
ボウイ,ジョージ・ハミルトン
ストーン,デビッド・ジュームス・ムーア
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ルミニス ピーティーワイ リミテッド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ペプチド [発明の背景] 両生類の皮膚はペプチドの供給源として知られており、その数種類は補乳類の消 化管及び脳の生物学的活性ペプチドと相同性を有する。特に、マガイニン(ma gainins)として知られる抗菌性ペプチド群が、アフリカッメカエル(A frican clawed frog)であるキセノブス ラエビス(Xen opus 1aevis)から分離され得ることが知られている(B、W、Gi bson、 L、Pouter、 D、H,Williams及びJ、E、Ma ggio。
J、Biol、Chem。1986.261.5341; M、G、Giova nnini、 L、P。
ulter、 B、W、Gibson及びり、H,Williams Bioc hem、J、1987,243.113 ; M、Zasloff、Proc、 Natl、Acad、Sci、 U、S、A、 1987゜84.5449 ;  M Zasloff、 B、Martin及びH,C,Chen、Proc、 Natl、Acad、Sci、 U、S、A、 1988,85,910; A 、S、Terry、 L、Poulter、 D、H,Williams、 J 、C,Nutwing、 M、G、Giovannini、 C,H。
Moore及びB、W、Gibson、J、Biol、Chem、1988,2 63,5745; 0nited 5tates Department of  Health and Human 5erviceS、米国特許出願No、 21.493 1987年8月15日)。
マガイニンIIは次の構造を有する。
H2N−G l y−11e−G 1y−Lys−Phe−Leu−Hi 5− 3er−A 1 a−Lys−Lys−Phe−G 1 y−Lys−A l  a−Phe−Va 1−G 1 y−G l u−11e−Me t−Asn− 5er−OHこの新規な生物学的に活性なペプチドは、二種のオーストラリア種 のカエルの表皮あるいは腺に生じることが明かとされた。i)リトリアスプレン ディダ(Litoria sp1endida) ?グニフィセント ツリー  カエル(Magnificent Tree Frog) この種は、1977 年にアゾレイド及びメルボルンの大学からきた動物学者のグループにより発見さ れ、彼等により命名されたCM、J、Tyler、 M、Davies及びA、 A、Martin、 Trans、R,Soc、S、Au5t、1977、IO L、133)及びii)リドリア カエルレア(Litoria caerul ea)。
[発明の要約] 本発明の第一の特徴は、カニリン(Caerins)として知られているペプチ ド群で、一般に2300から2700の分子量をもつものを提供する。このペプ チド群の代表的なものは、リドリア スプレンディダ及びリトリアカエルレアの 表皮ないし腺から単離される。同様に、カニリジン(Caeridins)とし て知られる第2グループは、一般に1100〜1600の分子量を有する。この 第2グループのペプチド群の代表的なものは、前記同様にリドリア スプレンデ ィダ及びリドリア カエルレアから単離される。
本発明の第2の特徴は、前記ペプチドを、(a)カエルの表皮及び/または腺か ら抽出し、(b)一般的なペプチド合成法により、あるいは(c) D N A 組替え技術により、調製する方法を提供する。
本発明の第3の特徴は、本発明にかかるペプチドの少なくとも一つを投与するこ とにより、ヒトまたは動物を処理する方法を提供する。
本発明の第4の特徴は、本発明にかかるペプチドの少なくとも一つを含む薬学的 または獣医学的組成物を提供する。
[詳細な説明] A)本発明にかかるペプチドの第1グループは、カニリンとして知られている。
これらのペプチドは次の構造を有する。
W−Gly−Leu−X−Z 。
ここで、Wは水素、cL−8のアルキル基、C11−□。の。
アリル基、Cv−tsのアラルキル基あるいはC1−、。のアシル基;Xは20 〜23のアミノ酸残基より構成されるペプチド鎖;Zは水酸基、アミノ基、C1 −6のアルキルアミノ基、ジー(C,、アルキル)−アミノ基、C1−L@のア ルコキシ基あるいはcv−isのアラルコキシ基である。
好ましくは、Wは水素で、Zはアミノ基あるいは水酸基である。
一般的にカニリンは、2300〜2700の分子量を有する。
このペプチド群の代表的なものは、リドリア スブレンディダ及びリドリア カ エルレアの表皮あるいは腺から単離される。
特に、カニリン1は、次の構造を有する。
H−G 1 y−Leu−Le u−5er−Va l −Le u −G l  y−5er−Va l−A 1a−Lys−His−Val−Leu−Pro −His−Val−Val−Pro−Val−11e−Ala−Glu−His −Leu−NHz カニリン2は、次の構造を有する。
H−G 1y−Leu−Va l−5er−5er−11e−Gly−Arg− A 1 a−Leu−Gl y−G 1 y−Leu−Leu−A 1 a−A sp−Va 1−Va 1−Lys−3er−Lys−G 1y−Gln−Pr o−Ala−OH カニリン3は、次の構造を有する。
H−G 1 y−Leu−Trp−G 1 n−Lys−I 1e−Lys−A sp−Lys−A 1a−5er−G 1 u−Leu−Va l−5er−G  ly−11e−Va l−G 1u−G 1 y−Va 1−LYS−NHカ ニリジンは、次の構造を有する。
H−Gl y−Leu−Trp−G 1 n−Lys−11e−Lys−5er −A l a−A 1 a−Gly−Asp−Leu−A 1a−3e r−G  ly−11e−Va l−G 1u−Gly−Tie−Lys−3er−NH 。
他のペプチドは、カニリン1〜4に関連した構造を有する。
B)本発明にかかるペプチドの第2グループは、カニリジンとして知られている 。これらのペプチドは、次の構造を有する。
W−Gly−Leu−Y−Z ここで、Wは水素、cl−6のアルキル基、C,−、。のアリル基、C7−86 のアラルキル基あるいはCt−Z。のアシル基;Yは8〜13のアミノ酸残基よ り構成されるペプチド鎖;Zは水酸基、アミノ基、C□−6のアルキルアミノ基 、ジー(Ct−。アルキル)−アミノ基、C1−1sのアルコキシ基あるいはC 7−□、のアラルコキシ基である。
好ましくは、Wは水素で、Zはアミノ基あるいは水酸基である。
一般的にカニリジンは、1100〜1600の分子量を有する。
このペプチド群の代表的なものは、リドリア スプレンディダ及びリドリア カ エルレアの表皮あるいは腺から単離される。
特に、カニリジン1は、次の構造を有する。
H−G 1 y −Leu−Leu−Asp−G 1y−Leu−Leu−G  1 y−Th r−Leu−NHzカニリジン2は、次の構造を有する。
H−G 1 y−Leu−Leu−G 1 y−Me t−Va l −G l  y−3e r−Leu−Leu−G 1y−Gly−Leu−Gly−Leu −NHz他のペプチドは、カニリジン1及び2に関連した構造を有する。
C)両グループA)及びB)のペプチドは、リドリア スブレンディダあるいは りドリア カエルレア種のカエルの表皮及び/または線材料からメタノール/水 抽出され、その抽出物中に存在する各種ペプチドのHPLC分離により単離され る。このペプチドの構造は、たとえば高速原子衝撃マススペクトル法(firs t atom bombardment massspectrometry) と分解法(Edtnan degradation、 enzywicdige stion)の組合せにより決定される。
このペプチドは一般的な合成法によっても調製することができる。この場合、必 要により保護基とともにアミノ酸を用いて、正確な順番に結合させ、あるいはよ り小さなペプチドをより大きなユニットを形成するように結合させる。合成後、 存在する保護基は一般的な方法により除去される。
ペプチドは、通常次のように調製される。
a)保護されたα−アミノ基と活性化末端カルボキシル基を有するアミノ酸ある いはペプチドを、α−アミノ基がフリーなアミノ酸あるいはペプチドと縮合する 。
b)活性化α−アミノ基と保護されたカルボキシル基を有するアミノ酸あるいは ペプチドを、自由末端カルボキシル基と保護されたα−アミノ基を有するアミノ 酸あるいはペプチドと縮合する。
C)自由なカルボキシル基と保護されたα−アミノ基を有するアミノ酸またはペ プチドを、フリーのα−アミノ基及び保護されたカルボキシル基を有するアミノ 酸またはペプチドと縮合する。
カルボキシル基の活性化は、たとえば、カルボキシル基を酸ハライド、アジド、 アンハイドライドあるいはイミダゾリドに置換し、あるいはシアノメチルエステ ルあるいはp−ニトロ−フェニルエステル等の活性化エステルに置換する。
アミノ基は、たとえばアミノ基をリン酸アミドに置換することにより活性化でき る。
一般的に用いられるアミノ酸あるいはペプチドの縮合方法としては、カルボジイ ミド法、アジド法、アンハイドライド法及び活性化エステル法等、たとえばE、 5chroder及びに、Lubkei″THE PEPTIDES″Volu me 1.1965 (アカデミツクプレス)に記載されている方法を用いるこ とができる。さらに、メリフィールドの”固相法”とよばれる、J、Am、Ch em、Soc、85.2149(1963)に記載されている方法を本ペプチド の製造に用いることができる。
縮合反応に関与すべきでないアミノ酸あるいはペプチドのフリー機能基は、保護 基とよばれる、加水分解あるいは還元によりきわめて容易に除去できる基により 効率的に保護される。従って、たとえばカルボキシル基を、たとえばメタノール 、エタノール、四級ブタノール、ベンジルアルコールあるいはp−ニトロベンジ ルアルコールによりエステル化し、あるいはアミドを形成することにより、効果 的に保護することができる。しかしながら、後者の基は除去することが非常に困 難であるので、最終ペプチドの末端水酸基の保護にのみ用いることが好ましい。
N−保護基は一般的にアシル基であり、たとえば酢酸、クロロ酢酸、酪酸、安息 香酸、フェニル酢酸あるいはピリジン−カルボン酸等の脂肪族、芳香族、アラリ ファティック(araliphatic)あるいはへテロサイクリック酸から誘 導されたアシル基、エトキシ−カルボニル、ベンジロキシ−カルボニル、t−ブ トキシカルボニルあるいはp−メトキシ−ベンジロキシ−カルボニル等のカルボ ン酸から誘導されたアシル基、ベンゼンスルホン酸あるいはp−1ルエンスルホ ン酸等のスルホン酸から誘導されたアシル基等が挙げられるが、たとえばベンジ ル及びトリフェニル−メチル等の置換あるいは非置換アリルあるいはアラルキル 基のような他の基を用いることも可能である。
アルギニンのグアニジン基は、ニトロ基により保護されることが好ましい。ヒス チジンのイミノ基はベンジルあるいはトリチル基により保護されることが好まし い。
一般的に、四級ブチルエステルをカルボニル基の保護に用い、ブトキシカルボニ ル、ベンジロキシカルボニルあるいはトシル基をアミノ基の保護に用いることが 好ましい。
保護基は各種一般的な方法により切り離すことが可能であり、保護基の性質に基 づき、たとえばトリフルオロ酢酸により、あるいは水素と触媒としてのパラジウ ムまたは氷酢酸中のHBrのような温和な還元により、処理すればよい。
N−末端アミノ基がアルキル化、アリル化、アラアルキル化あるいはアシル化さ れたペプチドは、一般的方法により調製することができる。C−末端アミドとエ ステルは適当なアミンあるいはアルコールあるいはそれらの活性化誘導体との反 応により調製することができる。
組替えDNA技術も、本ペプチドを合成するために用いることができる。カニリ ンあるいはカニリジンをエンコードしたmRNA鎖をカエルから単離し、これか ら対応するcDNA鎖を調製し、適当な発現系でそのcDNA順列を発現させる 。また、カニリンあるいはカニリジンをエンコードした合成りNA順列を用いる こともできる。
本ペプチドの幾つかは強い生理学的活性を有する。たとえばカニリン1は、様々 なバクテリアに対して強い抗生活性を有する。ペプチドの幾つかは、抗ウィルス 活性を有し、また抗菌性を有することがある。
このため、本発明はこれらのペプチドの少なくとも一つを、そのままあるいは薬 学的ないし獣医学的組成物の形態でヒトないし動物に投与する方法に関する。
このペプチドは食品の保存にも用いることができる。
また、本発明はこれらの少なくとも一つのペプチドを含む薬学的あるいは獣医学 的組成物に関する。このペプチドはそのまま、あるいは(好ましくは)適当な担 体、アジュバントあるいは補助剤とともに用いることができる。組成物は錠剤、 糖衣剤、カプセル、坐剤、シロップ、乳化物、分散物あるいは溶液の形態とする ことができる。
好ましい賦形剤としては、溶剤、ゲル化剤、抗酸化剤、分散剤、乳化剤、消泡剤 、賦香ないし着色剤、保存料及び可溶化剤が挙げられる。
組成物は、経口、非経口及び直腸投与することができる。
本発明にかかる組成物の経口投与における好適な投与単位は、活性薬剤をラクト ース、シュークロース、ソルビトール、マンニトール、デンプン(ジャガイモデ ンプン、トウモロコシデンプンあるいはアミロペクチン等)、セルロース誘導体 、あるいはゼラチン等の固形粉末担体、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン 酸カルシウムあるいはポリエチレングリコールワックスなどの滑剤とともに混合 することで調製できる。混合物は錠剤形態に圧縮成型される。被覆錠剤は、この ような錠剤を、場合によりアラビアガム、ゼラチン、タルカムあるいは二酸化チ タンを含む濃縮ショ糖溶液により被覆し、あるいは前記錠剤を易揮発性有機溶媒 に溶解したラッカーにより被覆することで調製することができる。
ソフトゼラチンカプセルは、活性物質を植物性オイルに混合し、ソフトゼラチン シェルに封入することで調製できる。ハードゼラチンカプセルは、活性物質を、 ラクトース、シュークロース、ソルビトール、マンニトール、デンプン(ジャガ イモデンプン、トウモロコシデンプンあるいはアミロペクチン等)、セルロース 誘導体、あるいはゼラチン等の固形粉末担体に混合し、包含させて得られる。
直腸投与用の投与単位の調製は、活性物質を油脂ベースに混合して坐剤の形態と し、あるいは活性物質を植物性オイルあるいはパラフィンオイルに混合してゼラ チンカプセルの形態として調製することができる。
経口投与用の液状調製物は、活性物質のシロップ、溶液、乳化物、懸濁物とする ことができる。砂糖、香料及び着色剤が添加可能で、溶剤はたとえばエタノール 、水、グリセロール、プロピレングリコールあるいはこれらの混合物が用いられ る。
注射による非経口投与用の組成物は、活性物質の水溶液として調製することがで きる。このような溶液は安定化剤及び/または緩衝剤を含有することができ、利 便のため適正量単位のアンプルとして供給することができる。
以上、本発明の実施例について説明した。貼付されたクレームにより定義される ように、本発明の概念から単離しない範囲で当業者が改変ないし変更を行なうこ とができることは明らかである。
フロントページの続き (51) Int、 C1,5識別記号 庁内整理番号CO7K 7108 // C07K 99:00 (72)発明者 ボウイ、ジョージ・ハミルトンオーストラリア国 サウス オ ーストラリア 5000、アゾレイド、プルトニー ストリート10−20、キ ャピタ タワー、ファースト フローア (72)発明者 ストーン、デビット・ジュームス・ムーアオーストラリア国  サウス オーストラリア 5000、アゾレイド、プルトニー ストリート 1 0−20、キャピタ タワー、ファースト フローア

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.次の構造を有するペプチド。 W−Gly−Leu−X−Z, ここで、Wは水素、C1−5のアルキル基、C6−10のアリル基、C7−16 のアラルキル基あるいはC1−20のアシル基;Xは20〜23のアミノ酸残基 より構成されるペプチド鎖;Zは水酸基、アミノ基、C1−6のアルキルアミノ 基、ジ−(C1−6アルキル)−アミノ基,C1−18のアルコキシ基あるいは C7−18のアラルコキシ基である。
  2. 2.請求項1記載のペプチドにおいて、Wが水素であることを特徴とするペプチ ド。
  3. 3.請求項1または2記載のペプチドにおいて、Zはアミノ基または水酸基であ ることを特徴とするペプチド。
  4. 4.請求項1ないし3のいずれかに記載のペプチドにおいて、分子量が2300 〜2700であることを特徴とするペプチド。
  5. 5.次の構造を有することを特徴とするペプチド。 【配列があります】
  6. 6.次の構造を有することを特徴とするペプチド。 【配列があります】
  7. 7.次の構造を有することを特徴とするペプチド。 【配列があります】
  8. 8.次の構造を有することを特徴とするベプヂド。 【配列があります】
  9. 9.次の一段式で表されるペプチド。 W−Gly−Leu−Y−Z ここで、Wは水素、C1−6のアルキル基、C6−10のアリル基、C7−16 のアラルキル基あるいはC1−20のアシル基;Yは8〜13のアミノ酸残基よ り構成されるペプチド鎖;Zは水酸基、アミノ基、C1−6のアルキルアミノ基 、ジ−(C1−6アルキル)−アミノ基,C1−18のアルコキシ基あるいはC 7−18のアラルコキシ基である。
  10. 10.請求項9記載のペプチドにおいて、Wが水素であることを特徴とするペプ チド。
  11. 11.請求項9または10記載のペプチドにおいて、Zはアミノ基または水酸基 であることを特徴とするペプチド。
  12. 12.請求項9ないし11のいずれかに記載のペプチドにおいて、分子量が11 00〜1600であることを特徴とするペプチド。
  13. 13.次の構造を有することを特徴とするペプチド。 【配列があります】
  14. 14.次の構造を有することを特徴とするペプチド。 【配列があります】
  15. 15.請求項1〜14のいずれかに記載のペプチドを製造する方法であって、前 記ペプチドをカエルの表皮及び/または腺から抽出することを特徴とするペプチ ドの製造方法。
  16. 16.請求項15記載の方法において、カエルはリトリア スプレンディダまた はリトリア カエルレアであることを特徴とするペプチドの製造方法。
  17. 17.請求項15または16記載の方法において、(a)表皮及び/または腺材 料をメタノール/水抽出し、(b)該抽出物中に存在する各種ペプチドをHPL Cで分離し、 (c)所望のペプチドを単離する ことを特徴とするペプチドの製造方法。
  18. 18.請求項1ないし14のいずれかに記載のペプチドの製造方法において、適 正な順列に構成アミノ酸またはペプチドサブユニットを結合させることを特徴と するペプチドの製造方法。
  19. 19.請求項1ないし14のいずれかに記載のペプチドの製造方法において、D NA組替え技術を用いることを特徴とするペプチドの製造方法。
  20. 20.請求項19記載の方法において、前記ペプチドをエンコードしたmRNA 鎖をカエルから単離し、それから対応するcDNA順列を製造し、該cDNAを 適当な発現系で発現させることを特徴とするペプチドの製造方法。
  21. 21.請求項20記載の方法において、前記カエルはリトリア スプレンディダ またはリトリア カエルレアであることを特徴とするペプチドの製造方法。
  22. 22.請求項19記載の方法において、前記ペプチドをエンコードしたDNA順 列を合成し、該DNA順列を適当な発現系で発現させることを特徴とするペプチ ドの製造方法。
  23. 23.請求項1ないし14のいずれかに記載のペプチドを含む薬学的ないし獣医 学的組成物において、該ペプチドに適当な担体を共存させたことを特徴とする組 成物。
  24. 24.請求項1ないし14のいずれかに記載のペプチドを含み、抗生、抗バクテ リア、抗ウィルスあるいは抗菌活性を有し、該ペプチドに適当な担体と共存させ たことを特徴とする組成物。
  25. 25.請求項1ないし14のいずれかに記載のペプチドを含み、該ペプチドに適 当な担体を共存させたことを特徴とする食品保存組成物。
  26. 26.請求項1ないし14のいずれかに記載のペプチド、あるいは請求項23な いし24記載の組成物をヒトまたは動物に投与し、ヒトまたは動物のバクテリア 、ウイルス、及び菌性疾病を治療しあるいは予防する方法。
  27. 27.請求項1ないし14のいずれかに記載のペプチド、あるいは請求項25記 載の組成物を添加して、食品を保存する方法。
  28. 28.請求項1ないし14のいずれかに記載のペプチドが実質的に本願明細書に 記載されたものであることを特徴とするペプチド。
  29. 29.請求項15ないし22のいずれかに記載のペプチドの調製方法が、実質的 に本願明細書に記載されたものであることを特徴とするペプチドの調製方法。
  30. 30.請求項23ないし24記載の薬学的ないし獣医学的組成物が、実質的に本 願明細書に記載されたものであることを特徴とするペプチドの製造方法。
  31. 31.請求項25記載の食品保存組成物が、実質的に本願明細書に記載されたも のであることを特徴とするペプチドの製造方法。
  32. 32.請求項26に記載されたヒトまたは動物のバクテリア、ウイルス及び菌性 疾病の治療ないし予防方法が、実質的に本願明細書に記載されたものであること を特徴とする治療ないし処理方法。
  33. 33.請求項27記載の食品の保存方法が、実質的に本願明細書に記載されたも のであることを特徴とする食品の保存方法。
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