JPH06507594A - 大容積の蓋付き容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 大容積の蓋付き容器 本発明は、流動性若しくは固形の危険な充填物品を貯蔵若しくは搬送するための 熱可塑性のプラスチックから成る大容積の吹込成形された蓋付き容器（広口容器 ）、例えば蓋付き樽であって、はぼ錐形、すなわち円錐若しくは角錐の容器本体 を有しており、容器本体が上側の容器充填開口の隣接範囲で外壁に、上側から係 合する緊定リングを用いて容器蓋をガス密及び液密に固定するための環状の１つ の周面フランジを備えており、上側の三分の−の範囲で容器本体の外壁にこの種 の錐形の複数の蓋付き容器の積み重ねのための積み重ね縁部が設けられている形 式のものに関する。

本発明は、射出成形される錐形の小容器、例えばペイント容器若しくは類似のも のに関するものではない錐形の蓋付き容器は空の状態で内外に積み重ね可能であ って、従って高張る寸法にも拘わらず荷積みスペース及びコストのわずかな輸送 及び空の蓋付き容器の相応の在庫を可能にするという利点を有している。

冒頭に述べた形式の錐形のプラスチック製の蓋付き容器は公知であり、この場合 、容器本体が上側の三分の−の範囲に急な段状の直径拡大部を備えており、容器 壁が直径拡大部から上側の容器充填開口まで筒形に構成されている。急な壁膜に 基づき外側の積み重ね縁部が形成されており、それぞれ下側の蓋付き容器内に積 み重ねられる上側の蓋付き容器が下側の蓋付き容器の容器充填開口の上側の容器 縁部に支えられ、これによって、積み重ねられた複数の蓋付き容器が互いに取り 外し不能に締め付けられ、若しくは大きなカを出してしか互いに外されなくなる ようなことは避けられる。このような蓋付き容器は適当な壁厚さの安定的な構造 で多目的使用に役立っている。しかしながら、壁厚さの減少せしめられた軽量容 器においては充填された蓋付き容器の積み重ねの際の積み重ね負荷が制限される 。

錐形の別の産業容器は上側の壁範囲に互いに隔てて配置されて外側へ突出するよ うに成形された複数の球欠部を備えており、球欠部が下側縁部に軸線方向のスト ッパを積み重ね縁部として有している。これによって容器内壁に相応のポケット 若しくは部分的な凹所が生じることになり、このようなポケット若しくは凹所は 容器残留物排出の際の欠点となり、それというのはポケット内に付着力のある充 填物品の残留物が残り、蓋付き容器の多目的使用のたの洗浄が困難になるからで ある。

さらに、全体的に錐形の容器本体を有するプラスチック・雨水桶が公知である。

このようなプラスチック・雨水容器は安定的な容器であるものの、特に危険な流 動性若しくは固形の充填物品の搬送には適していない。それというのはプラスチ ック・雨水容器はしっかりと閉じられないからである。充填開口の最上縁部がほ ぼ直角に外側へつば出しされて、充填開口内にはめ込まれ最上縁部に支えられる 容器蓋のための支持部を形成しているが、しかしながら容器蓋はシール性の不足 及びつば出しされた最上縁部と蓋縁部との間の直径の差異によって緊定リングを 用いて液密に充填開口に固定されるものではない。容器蓋を液密に充填開口に固 定する必要はなく、それというのは容器蓋は受容しようとする雨水のための閉じ ることのない中央の流入開口を有していて、例えば雨水欄内への落ち葉若しくは 別の小片の侵入を防止するために用いられているに過ぎないからである。

本発明の課題は、熱可塑性のプラスチックから吹込成形された錐形の蓋付き容器 を提供し、空の蓋付き容器の積み重ね、及び充填されてそれぞれ蓋及び緊定リン グによって堅く閉じられた蓋付き容器の積み重ね、並びに多目的使用のための後 からの問題のない内部洗浄を可能にし、かつ使用するプラスチック素材を節減し て容器壁の減少を軽量容器構造で可能にすることである。

前記課題を解決するために本発明の構成では、積み重ね縁部がほぼ半径方向に突 出する完全な環状の第２の周面フランジ、すなわち積み重ね縁部・周面フランジ として構成されている。容器外壁に付加的な構成部分、すなわち半径方向に突出 する第２の周面フランジを設けたことによって、容器本体全体において直径の差 異及び容器壁の部分的な変形部がなくなる。空の複数の蓋付き容器の積み重ねの 際の第２の周面フランジにかかる比較的わずかな負荷にとっては、第２の周面フ ランジが容器壁のほぼ半分の厚さから２倍の厚さを有していると十分である。

有利には、第２の周面フランジが１つの作業過程によって直接に吹込型内で中空 体形成に際して型スライダを用いて容器壁の材料から一体に圧縮成形される。

しかしながら原理的には周フランジはあらかじめ成形した別個の射出成形品とし て容器壁に接着若しくは溶着されてよい。さらに、周面フランジを完全に環状に 構成するのではなく、中断して、若しくはもっばらセグメント状に錐形の容器本 体の外壁に設けることも考えられる。付加的な周面フランジは比較的薄い容器本 体に、充填された複数の蓋付き容器の積み重ねのための高い積み重ね強度及び半 径方向強度を与える。

有利には錐形の容器壁が上側の第１の周面フランジから下側へ容器底部の隣接範 囲内まで容器軸線方向の全周にわたって直線的に構成されており、このような容 器形状によって容器壁が連続的に一様に下側に向かって錐形に延びていて、軸線 方向の圧縮負荷若しくは積み重ね荷重に対する高い強度を有し、かつ比較できる 公知の錐形の蓋付き容器の例えばほぼ７　、５　ｍ　ｍ　の通常の壁厚さに比べ て減少せしめられた例えば５．５ｍｍの容器壁厚さである。

本発明の蓋付き容器は半径方向に突出する第２の局面フランジの下側縁部で以て 積み重ね縁部として、下側に積み重ねられる蓋付き容器の容器上側縁部に支えら れる。容器本体の内壁が本発明の別の構成では特に第１の周面フランジ及び第２ の周面フランジの範囲で一貫して直線的にかつ滑らかに膨らみのないように構成 されているので、本発明に基づく蓋付き容器の再利用のためのりコンディショニ ング（Ｒｅｋｏｎｄｉ−ｔｉｏｎｉｅｒｕｎｇ）も著しく簡単でかつ問題ない。

本発明の主目的はとりわけ必要な容器壁厚さの減少にあるので、有利には容器本 体が下側で錐形の容器壁から容器底部内への移行範囲に安定的にかつ中実に構成 された環状の底部ローラリングを有している。従って、充填された蓋付き容器を 傾斜させられた状態、若しくは傾けられた状態で作業員によって転がす際に、外 側の容器底縁部の部分的な圧力負荷が広い周範囲に分配され、容器底部と支持面 、例えば床面との点状の接触箇所のへこみ、ひいてはプラスチック材料のこね作 用が確実に避けられる。

本発明に基づく蓋付き容器の容器本体は横断面で見て、角隅に丸味の付けられた 方形若しくは正方形の容器形状状を有している。これによって、スペース利用の 際の著しい利点が得られ、蓋付き容器が例えばパレット上に若しくは規格コンテ ナ内に互いに密に並べて積み込まれて搬送される。

技術的には、蓋固定のための上側の第１の周面フランジ、第２の周面フランジ、 及び又は底部ローラリングを別個の射出成形品としてあらかじめ成形して、錐形 の容器本体に接着若しくは溶着することも可能である。しかしながら本発明の別 の構成では、周面フランジ並びに底部ローラリングが吹込型内にある型スライダ を用いた圧縮によって吹込成形に際して同時に熱可塑性のプラスチック・ホース 若しくは容器壁から一体的に中実に形成されている。これいよって、容器本体が 環状の３つのフランシリング、すなわち周面フランジ及び底部ローラリングと一 緒に１つの作業過程で同質な材料から製造される。このことは蓋付き容器の安定 性及び落下強度にとって有利である。

図面の説明 第１図は本発明に基づく錐形の蓋付き容器の部分破断じて示す側面図、第２図は 第１図の上右側部分の拡大断面図、第３図は第１図の下左側部分の拡大断面図、 第４図は積み重ねられた空の３つの蓋付き容器の部分破断して示す側面図、第５ 図は容器壁の第２の周面フランツの範囲の拡大断面図、第６図は本発明に基づ（ 蓋付き容器の容器壁の第２の周面フランジの範囲の別の実施例の拡大断面図、第 ７図は本発明に基づく蓋付き容器の容器壁の第２の周面フランジの範囲のさらに 別の実施例の拡大断面図、第８図は本発明に基づく蓋付き容器の容器壁の第２の 周面フランジの範囲のさらに別の実施例の拡大断面図、第９図は容器壁から容器 底部への移行範囲の拡大断面図、及び第１０図は本発明に基づく横断面方形の蓋 付き容器の平面図である次に本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する符号 １０で熱可塑性のプラスチックから成る大容量の蓋付き容器（例えば容量１５０ ｊ！、１６ＯＮ、若しくは２００１の広口容器）の容器本体が示しである。

搬送を目的として空の蓋付き容器の相互の積み重ねを可能にするために、錐形、 すなわち円錐若しくは角錐の容器壁が上側の第１の周面フランジ２０から下側へ 容器底部１８の隣接範囲内まで周囲全体にわたってかつ容器軸線方向で直線的に 構成されており、上側の部分の−３４の範囲で容器本体１０の外壁に第２の周面 フランジ１２が積み重ね縁部として配置されている。

第２の周面フランジ、すなわち積み重ね縁部・周面フランジは高い軸線方向強度 を保証している。この場合、容器本体１０の内壁３６が特に上側の周面フランジ ２０及び第２の周面フランジ１２の範囲でも、底部ローラリング３８の範囲でも 直線的に滑らかに一貫して構成されている。このことは、残物排出及び、容器の 多目的使用の際の内部洗浄のために特に有利である。

半径方向強度を高めるために、容器本体１０が有利な構成では下側で錐形の容器 壁１４から容器底部１８への移行範囲に、図３の拡大断面図から明らかなように 、中実な環状の底部ローラリング３８を有している。軽い錐形の容器壁１４は底 部ローラリング３８に向かう下側の範囲で容器本体１０の上側の範囲よりも大き な角度を成していて、底部ローラリング３８の直径が小さく構成されており、容 器底部１８の底部中央が軽（内側へ反らされ、若しくは凹面状に構成されている ものの、しかしながら容器底部は第４図に示すように滑らかにかつ平らに構成さ れていてよい。

第２図からより明らかなように、容器蓋２２が容器充填開口１６内に係合する内 側の蓋リング及び、容器上縁部２４上に係合する外縁部を有しており、外縁部が 半径方向に突出する外フランジ２６を備えている。

内側の蓋リングと蓋外縁部との間に残されたリングノツチ内に、シールリング２ ８を配置してあり、シールリングが緊定リング３０を用いて容器蓋２２を緊定す る際に容器充填開口１６をリングノツチ内に係合する容器上縁部２４の容器上縁 部ヘリ３２に対して密閉する。

有利には、緊定リング３０が等脚として構成されていて、特に位置決めに注意す ることなしに任意に容器本体１０の周面フランジ２０上及び、容器蓋２２の外フ ランジ２６上にはめられ、緊定される。

第４図では、内外に積み重ねられた３つの空の蓋付き容器が示しである。これか ら明らかなように、積み重ねられた上側の蓋付き容器が第２の周面フランジ１２ の下面で、それぞれ下側に積み重ねられた蓋付き容器１０の上側の容器上縁部２ ４に支えられており、この場合、空隙が外側で下側の蓋付き容器の内壁と上側に 積み重ねられた内側の蓋付き容器の外壁との間に残されており、その結果、蓋付 き容器の、真空若しくは負圧形成、ひいては取り外しの困難を伴う相互の楔結合 作用、及び吸引作用が避けられている。

第４図には、本発明に基づ（積み重ね縁部・外側フランジの別のバリエーション が示しである。この場合、第２の周面フランジ１２は一貫して構成されているも のの、上下に積み重ねられた空の複数の蓋付き容器の互いの引き離しに際して直 接に第２の周面フランジ１２に上側の蓋付き容器のつかみのための係合可能性を 与えるために、第２の周面フランジ１２が直径方向で相対する少な（とも２つの 、有利には４つの箇所でセクター状に一部分を上方へずらして構成されている。

第２の周面フランジは原理的には同様に波形に延びていてよい。従って、上方へ 引き込まれたセグメント部分（波形山部）にそれぞれ係合切欠き４６が形成され ているのに対して、下側のセグメント部分（波形谷部）４８がそれぞれ下側に重 ねられる容器本体のための積み重ね縁部、すなわち積み重ね支持部を形成してい る。この場合、係合切欠き４６の長さは周方向でほぼ８Ｑｍｍと１２０ｍｍとの 間にある。

第５図は容器壁１４の第２の周面フランジ１２若しくは積み重ね縁部の範囲の拡 大断面を示している。この場合、容器壁は周面フランジ１２の上側で容器本体の 上側の三分の−において錐形ではなく、純粋に筒形に構成されており、第２の周 面フランジの下側で容器壁は直線的に錐形に延びている。半径方向に突出する周 面フランジ１２は中実に構成され、はぼ三角形の横断面を成していて、容器壁に 対して上方へ傾斜する上面６２と容器壁に対して下方へ傾斜する下面（積み重ね 支持面）６４とを備えている。第２の周面フランジは外側で容器壁厚さとほぼ同 じ厚さを有していてかつ、内側で容器壁厚さのほぼ二倍の厚さに構成されている 。破線で概略的に下側に積み重ねられる蓋付き容器の容器上縁部２４が示してあ り、この容器上縁部に上側に積み重ねられる蓋付き容器の周面フランジ１２が下 面６４で以て支持される。

錐形の蓋付き容器の第６図に示す変化例においては、容器本体が周面フランジ１ ２の上側の三分の−の範囲で軽く外側へ膨らまして（凸面状に湾曲して）構成さ れている。さらに第７図に示された容器変化例においては、容器壁が上から下ま で一貫して連続的に直線的に延びている。この場合、第２の周面フランジは別の 有利な構成で取り扱いリング５４として形成されている。取り扱いリング（支持 及び搬送リング）５４はほぼＬ字形の横断面を成して、外側の垂直な脚部５０と 内側の水平な脚部５２とを有しており；水平な脚部５２が直接に容器壁１４に結 合されている。容器グリッパ−のグリッパ−爪の係合のために、垂直な脚部５０ が内側に垂直な接触面５８を有し、かつ水平な脚部５２が下側に接触面５６を有 しており、この接触面が空の蓋付き容器を積み重ねる際に積み重ね支持部として 役立つ。

第８図には別の可能な容器変化例が示しである。この場合、容器壁が取り扱いリ ング５４若しくは第２の周面フランジ１２の上側で直線的に錐形にかつ第２の周 面フランジ１２の下側で軽く外側へ膨らまして（凸面状に湾曲して）さらに錐形 に構成されている。ここに示しである取り扱いリング５４は、はぼ方形の横断面 を成していて、容器グリッパ−のグリッパ−爪の係合のために同じく下側の水平 な接触面５６及び内側の垂直な接触面５８を備えている。ここでは、取り扱いリ ング５４は直接にではなく、ある程度弾性的な結合ウェブ６０を介して容器壁１ ４に結合されており、結合ウェブ６０の下側が下側に積み重ねられる別の蓋付き 容器の容器上縁部２４のための積み重ね縁部といて役立っている。

第７図及び第８図に示す取り扱いリングは有利には少なくとも１つの箇所に雨水 の流出のための孔を備えている。容器底部の縁部の補強構造のための別の可能性 が第９図に示しである。意図的なノズル制御によって容器底部縁部の範囲に材料 隆起部が生ぜしめられ、吹込成形された容器本体の特別な構造によって、充填さ れた容器の傾いた状態での転勤に際の改善された半径方向強度が得られる。この 場合、容器底部１８が完全に外側に、若しくは錐形の容器壁が完全に下側に面取 りされた狭い転動縁部６６を有している。容器底部は中央を内側へ反らされて（ 凹面状に湾曲されて）若しくは軽く上方へ引っ込められており、従って転動縁部 に続いて比較的狭い平らな周面のみが蓋付き容器のためのスタンド面６８として 残されている。

さらに第１０図は蓋付き容器の本発明に基づ〈実施例の平面を示しており、この 場合、容器本体が横断面で見て、角隅４４に丸味の付けられた方形の容器形状を 有している。もちろんこの蓋付き容器は正方形の基本形を有していてよい。

記載しかつ図示した特徴は本発明の範囲内で任意に変更され若しくは組合わされ る。熱可塑性のプラスチックから成る新規な錐形の蓋付き容器の本発明に基づ（ 特徴により、充填された蓋付き容器の積み重ねの際の積み重ね強度を維持すると 共に容器壁厚さを小さくすること（軽量構造）が可能である。■ＤＰＥ−プラス チックから成る本発明に基づく蓋付き容器の容器本体は１５０Ｉ！の容量でほぼ ５．３　ｋｇの重量であるのに対して、対応する公知の錐形の蓋付き容器はほぼ ６．９ｋｇの重量である。

ＦＩＧ、　５　ＦＩＧ、６ ＦＩＧ、７　ＦＩＧ、　８ ＦＩＧ、１０ フロントページの続き （８１）指定国　ＥＰ（ＡＴ、ＢＥ、ＣＨ，ＤＥ。

ＤＫ、ＥＳ、ＦＲ，ＧＢ、ＧＲ，ＩＴ、ＬＵ、ＭＣ，ＮＬ、ＳＥ）、０Ａ（ＢＦ 、ＢＪ、ＣＦ、ＣＧ、ＣＩ、ＣＭ、ＧＡ、ＧＮ、ＭＬ、ＭＲ，ＳＮ、ＴＤ、ＴＧ ）、ＡＵ、　ＢＧ、　ＢＲ，ＣＡ、　ＦＩ、　ＨＵ、ＪＰ、　ＫＰ、　ＫＲ。

ＬＫ、ＭＷ、Ｎｏ、ＰＬ、Ｒ○、　ＲＵ、　ＳＤ、　ＵＳ

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．流動性若しくは固形の危険な充填物品を貯蔵若しくは搬送するための熱可塑 性のプラスチックから成る大容積の吹込成形された蓋付き容器であって、ほぼ錐 形の容器本体（１０）を有しており、容器本体が上側の容器充填開口（１６）の 隣接範囲で外壁に、上側から係合する緊定リング（３０）を用いて容器蓋（２２ ）をガス密及び液密に固定するための環状の１つの周面フランジ（２０）を備え ており、上側の三分の一（３４）の範囲で容器本体（１０）の外壁にこの種の錐 形の複数の蓋付き容器の積み重ねのための積み重ね縁部が設けられている形式の ものにおいて、積み重ね縁部がほぼ半径方向に突出する完全な環状の第２の周面 フランジ（１２）として構成されていることを特徴とする大容積の蓋付き容器。
2. ２．錐形の容器壁（１４）が上側の第１の周面フランジ（２０）から下方へ容器 底部（１８）の隣接範囲で容器軸線方向に全周にわたって直線的に延びており、 容器本体（１０）の内壁（３６）が上側の第１の周面フランジ（２０）及び第２ の周面フランジ（１２）の範囲で直線的に滑らかに一貫して構成されている請求 項１記載の蓋付き容器。
3. ３．軽く錐形の容器本体の容器壁（１４）が付加的に第２の周面フランジ（１２ ）の上側及び又は下側で外側へ軽く膨らむように構成されている請求項１記載の 蓋付き容器。
4. ４．容器本体（１０）が下側で錐形の容器壁（１４）から容器底部（１８）への 移行範囲に環状の底部ローラリング（３８）を有している請求項１、２又は３記 載の蓋付き容器。
5. ５．軽く錐形の容器壁（１４）が底部ローラリング（３８）に向いた下側の範囲 に容器本体（１０）の上側におけるよりも強い角度の錐形部を有していて、底部 ローラリング（３８）の円の直径が小さく構成されており、底部ローラリング（ ３８）の外側縁部（４２）が上側の軽い錐形の容器壁（１４）の延長線（４２） 内に位置している請求項１、２、３又は４記載の蓋付き容器。
6. ６．第２の周面フランジ（１２）が一貫しているが、直径方向で相対する少なく とも２つの箇所にセグメント状に一部分が上方へずらして構成されており、セグ メント状に上方へずらされた一部分にそれぞれつかみのための切欠き（４６）が 設けられている請求項１から５までのいずれか１項記載の蓋付き容器。
7. ７．容器本体（１０）が横断面で見て、角隅（４４）に丸味の付けられたほぼ方 形の容器形状を有している請求項１から６までのいずれか１項記載の蓋付き容器 。
8. ８．蓋固定のための上側の第１の周面フランジ（２０）、第２の周面フランジ（ １２）及び又は底部ローラリング（３８）が吹込成形型内での型スライダを用い た圧縮によって容器壁から一体に構成されている請求項１から７までのいずれか １項記載の蓋付き容器。
9. ９．第２の周面フランジ（１２）がほぼＬ字形の横断面を成し、外側の垂直な脚 部（５０）及び内側の水平な脚部（５２）を有しており、内側の水平な脚部（５ ２）が直接に容器壁（１４）に結合されている請求項１から８までのいずれか１ 項記載の蓋付き容器。
10. １０．第２の周面フランジ（１２）が横断面で見てほぼ方形の取り扱いリング（ ５４）として構成されていて、下側の水平な接触面（５６）及び内側の垂直な接 触面（５８）を備えており、取り扱いリング（５４）が下方へ傾斜して延びる結 合ウエブ（６０）を介して容器壁（１４）に結合されており、結合ウエブ（６０ ）が積み重ね縁部として用いられている請求項１から９までのいずれか１項記載 の蓋付き容器。