JPH06507444A - 潤滑剤、プラスチック、塗料、インクおよびグリース用の添加剤としてのオーバーベース化天然油 - Google Patents

潤滑剤、プラスチック、塗料、インクおよびグリース用の添加剤としてのオーバーベース化天然油

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JPH06507444A
JPH06507444A JP5515656A JP51565693A JPH06507444A JP H06507444 A JPH06507444 A JP H06507444A JP 5515656 A JP5515656 A JP 5515656A JP 51565693 A JP51565693 A JP 51565693A JP H06507444 A JPH06507444 A JP H06507444A
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ニコルス,ウィリス ピー.
シュロエック,カルビン ダブリュー.
バーラー,ダニエル イー.
クイン,ロバート イー.
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ザ ルブリゾル コーポレイション
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 &コヱし【粗 潤滑剤、プラスチック、塗料、インクおよびグリース用の添加剤としてのオーバ ーベース化天然油 乱豆旦立亘 本発明1t、金属オーバーベース化組成物およびその調製方法に関する。この組 成物は、食品等級の包装用のPVC安定剤として、または潤滑剤用の添加剤とし て有用であり、ゲル化したときには、塗料、インクおよびグリース用のレオロジ ール制御剤として有用である。
良豆立互盈 PvCの通常の処理には、熱安定剤の使用カタ必要である。これらの安定剤は、 一般に、11′リウム塩、カドミウム塩、カルシウム塩および/または亜鉛塩お よび適切な担体として、pvc+こ加えられる。
食品用途では、PvC包装の使用が望まれるの(二伴って、食品と接触している PvC中の添加剤は、FDAの認可物質であることが必要になっている。
本発明の目的は、−P7C安定剤として有用な組成物を形成することにある。こ の組成物の新規性は、天然ζこ生じるオイル、6を出発物質になっていることに ある。加えて、この組成物+1、ゲル化されて、レオロジー制御剤を生成し得る 。
米国特許第3.147,232号(ノーマン(Norman)ら、1964年9 月1日)は、熱および光に対する安定性を増したプラスチック組成物に関する。
さらに特定すると、この引例は、プラスチック組成物に上記安定性を与えること ができる程度に比較的多量のアルカリ土類金属を含有する組成物に関する。
この引例の油溶性組成物は、多量のアルカリ土類金属を含有し、(A)アルコー ル、(B)脂肪族モノカルボン酸、および(C)該酸化合物1当量あたり、1当 量より多い塩基性アルカリ土類金属化合物の混合物を反応させ、該混合物を酸性 ガスで処理してその粘度を下げることにより、調製される。
米国特許第3,242,079号(マクミラン(McMi 11en)、196 6年3月22日)は、濃縮した鉱油組成物、およびその調製方法に関する。さら に特定すると、この特許は、高い塩基性度に特徴がある均一なグリース組成物に 関する。この組成物は、スルホン酸およびカルボン酸からなるクラスから選択さ れた酸であって少なくとも約12個の脂肪族炭素原子を有する酸の炭酸化した塩 基性アルカリ土類金属塩(該塩は、少なくとも4.5の金属比を有する)を約1 0%〜約70%、および低級脂肪族カルボン酸、水および水−アルコール混合物 からなるクラスから選択された活性水素化合物を、該金属塩をベースにして、約 1%〜約80%で含有する流動性鉱油溶液を、約25°Cと還流温度の間の温度 で混合することにより、調製される。
米国特許第3.384.585号(マクミラン(McMillen)、1968 年5月21日)および第3.492.231号(マクミラン(McMillen )、1970年1月27日)は、以下の非ニユートン性コロイド分散系と組み合 わせて、重合体樹脂(例えば、ポリオレフィン樹脂、ポリアミド樹脂、アクリル 樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリスルフィド樹脂、ポリエーテル樹脂、ポリエステ ル樹脂、メラミン樹脂、アルキッド樹脂など)を含有する樹脂組成物を開示して いる:この非ニユートン性コロイド分散系は、(2)分散媒体に前分散した(1 )固体の金属含有コロイド粒子、および(3)第三の必須成分として、該分散媒 体に溶解性の少な(とも1種の有機化合物を含有する。該有機化合物の分子は、 疎水性部分および少な(とも1種の極性置換基に特徴がある。
米国特許第3.558.539号(アイリッジ、S (Irtsh)、1971 年1月26日)は、5成分のポリ塩化ビニル安定剤系に関し、この系は、長鎖モ ノ力ルボキンル脂肪酸の金属塩、エポキシ化有機物質、トリ置換オルガノモノホ スファイトおよびトリ置換オルガノポリホスファイトを使用する。得られた配合 物は、容器のような製品を製造するために加熱して溶融したとき、優れた加工安 定性を示す。
米国特許第4.436.855号(ヒギンス(Higgins)ら、1984年 3月13日)および第4.443.577号(ヒギンス(Higgins)ら、 1984年4月17日)は、以下の非ニユートン性コロイド分散系を含有するウ レタン塗装組成物を開示している:この非ニユートン性コロイド分散系は、(2 )少なくとも1種の不活性有機液体の分散媒体に前分散した(1)固体の金属含 有コロイド粒子、おょび(3)第三の必須成分として、該分散媒体に実質的に溶 解性の有機化合物からなるクラスから選択される少なくとも1種の構成要素を含 有する。該有機化合物の分子は、極性置換基および疎水性部分に特徴がある。前 者の特許は、2成分のウレタン塗装系に関し、これは、さらに、有機多官能性イ ンシアネート、およびリン酸の酸性エステルを含有する。後者の特許は、1成分 の湿潤硬化性のウレタン塗装組成物に関し、これは、さらに、イソシアネート末 端プレポリマーを含有する。
發旦’2JAL 本発明は、以下の(A)および(B)を包含する組成物に関する(A)次式のト リグリセリドを含有する少な(とも1種の天然ここで、R1、R2およびR3は 、独立して、約8個〜約24個の炭素原子を含有するヒドロカルビル基である; および(B)金属酸化物(MO)、水酸化物(MOH)またはアルコキシド(R ’OM)を包含する金属塩基:ここで、該金属Mは、アルカリ金属またはアルカ リ土類金属を包含し、R4は、約1個〜約24個の炭素原子を含有するヒドロカ ルビル基であって、L、−1,−で、(A):(B)の当量比は、ケン化中間体 を形成するために、0.90〜10二1であり、形成したケン化中間体1当量あ たり、2〜11当量の(B)が加えられ、そして過剰の(B)は以下の(C)と 反応する: (C)二酸化炭素、二酸化イオウまたは三酸化イオウを包含する酸性ガス。
適切な担体中で成分(A)、(B)および(C)を反応させることにより形成さ れる組成物は、酸に対する金属の当量比が1より大きいことに特徴がある「二ニ ートン」系(D)である。この「ニュートン」系からは、ゲル化状態の成分(D )を含有する非ニユートン性分散系が調製され得る。
1豆旦見凰至り五 本発明の金属オーバーベース化組成物である「ニュートン」系(D)は、(A) トリグリセリドを含有する天然油と、(B)金属酸化物(MO)、水酸化物(M OH)または金属アルコキシド(R’OM)とを反応させて、(A)によるケン 化中間体を形成し、そして適切な有機担体中にて、過剰の(B)または追加の( B)と(C)酸性ガスとを反応させることにより、調製される。
ロムし1皿 本発明を実施する際に、次式のトリグリセリドの動物油または植物油である天然 油が使用される二構造(+)では、R1、R2およびR3は、独立して、約8個 〜約24個の炭素原子を含有するヒドロカルビル基である。ここで用いられる「 ヒドロカルビル基」との用語は、分子の残部に直接結合した炭素原子を有する基 を表わす。本発明の文脈内では、このヒドロカルビル基は、主として、脂肪族炭 化水素の特性を有する。このような脂肪族炭化水素基には、以下が挙げられる: (1)脂肪族炭化水素基;すなわち、アルキル基(例えば、ヘプチル、/ニル、 ウンデシル、トリデシル、ヘプタデシル);単一の二重結合を含有するアルケニ ル基(例えば、ヘプテニル、ノネニル、ウンデセニル、トリデセニル、ヘプタデ セニル、ヘプタデセニル);2個または3個の二重結合を含有するアルケニル基 (例えば、11.11−ヘプタジェニルおよび8、11.14−へブタトリエニ ル)。これらの全ての異性体は含まれるが、直鎖基が好ましい。
(2)置換した脂肪族炭化水素基;すなわち、非炭化水素置換基を含有する基で あって、本発明の文脈内では、主として、基の炭化水素的性質を変化させない基 である。適切な置換基は、当業者に知られている;例には、ヒドロキシ、カルボ アルコキシ(特に、低級カルボアルコキシ)およびアルコキシ(特に、低級アル コキシ)があり、「低級」との用語は、7個以下の炭素原子を含有する基を表わ す。
(3)へテロ基;すなわち、本発明の文脈内では、主として脂肪族炭化水素的性 質を有しながら、鎖または環の中に存在する炭素以外の原子を含有するが、その 他は脂肪族炭素原子で構成されている基である。適切なヘテロ原子は当業者に明 らかであり、例えば、酸素およびイオウを包含する。
このヒドロカルビル基は、飽和または不飽和または両者の混合物であり得る。好 ましいトリグリセリドは、R1、R2およびR3で表される脂肪族基が、約8個 〜約24個の炭素原子を有するものである。現発明で使用される典型的なトリグ リセリドには、やし油、サフラワー油、ひまわり油、なたね油(高エルカ酸含有 のものおよび低エルカ酸含有のものの両方)、高オレイン酸ひまわり油、綿実油 、落花生油、とうもろこし油、ひまし油、レスクレラ(lesquerella )油、大豆油、パーム油、ごま油、ベルノニア(vernon ia)油、およ び所定の構造式(+)を有する動物油脂(例えば、ラード油および牛脂)が挙げ られる。このトリグリセリドは、植物油であるのが好ましい。
天然に生じるトリグリセリドは、化学的に純粋ではない。
すなわち、大豆油は、構造(+>のパラメータ(ここで、R’、R2およびR3 は、約8個〜24個の炭素原子を含有する)を満たすものの、大豆油は、トリグ リセリド構造内に含まれる異なる炭素長の脂肪酸混合物を含有する。表■は、ト リグリセリドである少数の天然油の組成を概説する。
(以下空白) 本発明の好ましい植物油には、高オレイン酸ひまわり11111I(コレハ、ひ まわり(ヘリアンサス()Ieliaruhus) sp、)がら得られ、sv oエンタープライズ社(イーストレイク、オハイオ)から、サンニル(Suny l)■高オレイン酸ひまわり油として入手できる)、大豆油、ひまし油およびベ ルノニ7 (lernonia)油力ある。ベルノニア油は、天然に生じるエポ キシ化油であるために、好ましい。
しかしながら、天然にはエポキシ化されていない天然に生じるオイルを合成エポ キシ化することもまた、本発明の範囲内である。すなわち、天然油は、当業者に 周知の方法で、過酢酸水溶液と反応されるか、または過酸化水素および酢酸と反 応され得る。この合成エポキシ化した天然油のエポキシド含量は、エポキシ化反 応の完結度および天然油のトリグリセリド中に存在する不飽和量と共に変わる。
特徴的には、このようなエポキシ化オイルは、少なくとも3%、好ましくは、5 〜15%のオキソシン(oxirane)酸素含量を有する。エポキシ化オイル の1例には、エポ牛/化大豆油があり、エポ牛ン化大豆油のlplには、次式の 化合物がある:B 塩基 MO、(MO)I 、または アルコキシドR’OM 成分(B)は、(MO)、(MOH>または(R’OM)を包含する金属塩基で あり、ここで、Mは、アルカリ金属またはアルカリ土類金属である。このアルカ リ金属は、リチウム、ナトリウムまたはカリウムを包含し、ナトリウムが好まし く、このアルカリ土類金属は、カルシウムまたはバリウムを包含し、好ましいア ルカリ土類金属はカルシウムである。(R’OM>が使用されるとき、R’O− はアルコール残基であり、R4は、1個〜約18個の炭素原子、好ましくは、1 個〜約10個の炭素原子、最も好ましくは、1個〜約4個の炭素原子を含有する ヒドロカルビル基である。このヒドロカルビル基は、直鎖または分枝鎖であり得 る。
成分(A)および(B)が共に反応するとき、このトリグリセリドの加水分解が 起こり、ケン化中間体が形成される。
上の反応は、出発トリグリセリドの100%ケン化を示している。
しかしながら、100%より低いケン化は起こり得、それにより、「ニュートン 」系〈D)にオーバーベース化したときに、有用す生成物が得られる。
ケン化が100%より低いとき、モノ置換グリセリドおよびジ置換グリセリドが 得られる: ケン化中間体を形成する際には、このトリグリセリドは、促進剤として作用する アルコールまたはアルコール混合物の存在下にて、成分(B)と反応する。ケン 化度は、この反応物が還流状態またはそれに近い状態で保持されている時間量の 関数である。
ケン化度に影響を与える他の要因は、使用される成分(B)の量である。(B) 1当量あたり、1当量より少ない(A)(例えば、0.90:1)が使用される とき、適切な温度条件が存在すれば、100%のケン化が起こり得る。(B)1 当量に対し、1当量より多い(A)が用いられるとき、100%のケン化は起こ り得ない。
このケン化度は、少なくとも10%(すなわち、(A):(B)の当量比が10 :1〜1(1)、好ましくは、少なくとも50%(すなわち、2: l〜2)、 最も好ましくは、少なくとも75%(すなわち、1.33: 1〜1.33)で あるのが好ましい。
E」11江五 本発明で使用される酸性ガスには、二酸化イオウ、三酸化イオウおよび二酸化炭 素がある。これらのうち、二酸化炭素が好ましい。
使用される酸性ガスの量は、ある点では、当該生成物の所望の塩基性度に依存し 、また、使用される成分(B)の量に依存する。
ケン化中間体が得られた後、追加の成分(B)が加えられ、表面下から酸性ガス が吹き込まれて、オーバーベース化生成物が得られる。さらに、ケン化後および /またはオーバーベース化後に、追加の成分(A)が加えられる。
「オーバーベース化された」、[スーパーベース化された」および「ハイパーベ ース化された」との用語は、周知のクラスの金属含有物質に一般的な技術用語で ある。これらのオーバーベース化物質はまた、「錯体」、「金属錯体」、「高金 属含冑塩」などと呼ばれる。オーバーベース化物質は、金属、およびその金属と 反応する有機化合物の化学量論に従って、存在するであろう量よりも過剰の金属 含量に特徴があり、例えば、トリグリセリドが水酸化カルシウムでケン化される とき、形成される生成物の1種は、金属塩(R’C00)zca + ([12 C00)2ca + (R3COO)zcaの混合物である。これは、各当量の 酸に対し1当量のカルシウムを含有するので、「正の」金属塩と考えられる。し かしながら、当該技術分野で周知のように、化学量論量より多い金属を含有する 生成物の不活性宵機液体溶液を得るための種々の方法が利用可能である。これら の生成物の溶液は、ここでは、オーバーベース化物質、すなわち、「ニュートン 」系(D)と呼ばれる。これらの方法に従って、「ニュートン」系(D)は、酸 を中和するのに必要な量より過剰な量の金属、例えば、正塩中に存在する金属の 4.5倍の金属または3.5当量過剰の金属を含有する。金属の実際の化学量論 的な過剰量は、反応条件、工程条件などに依存して、かなり変えられ得、例えば 、約1. O55部〜約12当量またはそれ以上である。本発明の分散系を調製 する際に有用なオーバーベース化物質は、一般に、オーバーベース化される物質 の各当量に対し、約20当量〜約12当量またはそれ以上の金属を含有する。
「金属比」との用語は、周知の化学反応性および2種の反応物の化学量論に従っ て、オーバーベース化され得る有機物質と金属含有反応物(例えば、水酸化カル シウム、酸化ナトリウムなど)との間の反応の結果として得られると予想される 生成物中の金属の化学当量に対する、オー1<−ベース化物質(例えば、金属カ ルボン酸塩)中の金属の全化学当量の比を表わすために、先行文献およびここで 用いられる。それゆえ、上で述べたカルボン酸カルシウム正塩では、金属比は1 であり、オーバーベース化カルボン酸塩では、金属比は4.5である。明らかに 、オーバーベース化され得る物質中に、金属と反応できる1種より多い化合物( 例えば、トリグリセリドの混合物)が存在するなら、その生成物の「金属比」は 、このオーバーベース化生成物中の金属の当量数を、単一成分またはこのような 全成分の配合物に対し存在すると予想される当量数と比較できるかどうかに依存 する。
このケン化中間体が得られるとき、グリセロールもまた形成される。遊離のグリ セロールはまた、ケン化反応の最初の時点で、促進剤として加えられ得る。促進 剤は、オー/(−ベース化方法において、大過剰の金属の混合を促進するために 、用いられる。グリセロールのほかに、他の促進剤には、フェノールを含めたフ ェノール物質;アルコール(例えば、メタ/−ル、2−プロパ/−ル、ブチルア ルコール、アミルアルコール リセリド;アミン(例えば、アニリンおよびドデシルアミンなど)のような化合 物が挙げられる。過剰の成分(B)が成分くC)と反応するとき、このグリセロ ールl離のグリセロールおよび形成されたグリセロール)は、希釈剤および接触 剤の両方として作用し、組成物中に残留する。
(以下空白) 以下の実施例は、本発明の金属オーバーベース化天然油、すなわち「ニュートン 」系(D)の調製を例示する。これらの実施例は、本発明の組成物をいかに製造 し使用するかを当業者に教示するために、提供されている。これらの例示は、本 発明者がその発明とみなしている範囲に関し、一定の限定として解釈されない。
用いる数値(例えば、量、温度など)に関して、精度を確保する努力がなされて いる。他に指示がなければ、部は重量部、温度は摂氏であり、そして圧力は、こ こで述べている場合、ミリメートル水銀である。
K亘立工 3リツトルの4ソロ樹脂フラスコに、大豆油584部(2.0当量)、lso− Par G (エクソンケミカル社から入手できる食品等級のミネラルスピリッ ツ)600部、およびグリセリン65部を充填する。このフラスコに、ステンレ ス鋼製のバナナ刃攪拌機、ステンレス鋼製の表面下の気体導入管、ステンレス鋼 製のサーモウェル、およびガラス製冷却器付きの枝管を備え付ける。
これらの内容物を60℃まで加熱し、水酸化カルシウム82.5部(2.2当量 )を加え、温度を還流状態(約155℃)まで上げる。
中和価が約lOの塩基性になるまで(約2時間)、還流状態を維持する。このバ ッチを601Cまで冷却し、そしてインプロピルアルコール100部および水酸 化カルシウム127部(3.4当量)を加える。温度を50℃〜60℃の間に維 持しつつ、中和価が7〜12の間になるまで、1時間あたり2立方フイートの割 合で、表面下から二酸化炭素を泡立たせる。7〜12の間の中和価ニなるまで、 1時間あたり2立方フイートの割合で二酸化炭素を吹き込みつつ、イソプロピル アルコール50部および水酸化カル/ラム12フ部(34当量)を用いて、この 手順をさらに2回繰り返すが、最後の追加では、二酸化炭素を5立方フイート以 下まで吹き込む。これらの内容物を、1時間あたり1立方フイートの割合で窒素 を吹き込みつつ、その後、20ミリメートル水銀の減圧下にて、70°Cまで加 熱することにより、水およびアルコールをストリッピングする。分析値: Ca 5Oa灰分45.9%および全塩基価38o0 支敷皿主 攪拌機、サーモウェル、泡トラツプおよび水冷却器を備えた2リツトルの4ツロ フラスコに、460部(1,47当量)のトリサン(Trisun) 80.3 9部(105当l)の水酸化カルシウム、33部のグリセロールおよび500部 のキシレンを充填する。これらの内容物を、140°Cの還流状態まで加熱し、 その状態で2時間保持する。この還流期間の最後には、中和価はゼロになり、こ れは、未反応の水酸化カルシウムが存在しないことを示す。
これらの内容物を60°Cまで冷却し、イソプロピルアルコール100部および 水酸化カルシウム74部(2,0当量)を充填する。
中和価が7の塩基性になるまで、1時間あたり1立方フイートの割合で表面下に て二酸化炭素を吹き込む。これらの内容物を、窒素散布して130°Cまでスト リッピングし、その後、150℃および30ミリメートル水銀までストリッピン グする。この減圧ストリッピングの間、上部空間が現れるにつれて、希釈剤とし て、500部のトリサン(Trison) 80を加える。これらの内容物を1 00℃まで冷却し、理論収量の5%のケイソウ土濾過助剤を用いて濾過すると、 139の全塩基価および16.47%のCa5Oa灰分を有する所望生成物が得 られる。
L立五主 実施例2と同じ装置を備えた2リツトルの410フラスコに、低エルカ酸含量の なたね油449部(1,4当量)、水酸化カルシウム37部(1,0当量)、グ リセロール33部、および1so−ParG ミネラルスビリノッ500部を充 填する。これらの内容物を、162°Cまでの還流状態まで加熱し、そして3時 間保持する。
この還流期間の最後には、中和価はゼロになる。60”Cで、イソプロピルアル コール100部、および水酸化カルシウムの第一の追加量65部(1,76当量 )を充填する。これらの内容物を、中和価がOになるまで、1時間あたり1立方 フイートの割合で0.7時間にわたり、表面下から炭酸化する。追加量の水酸化 カルシウム65部を2部分加える。各追加量を、中和価が0になるまで、1時間 あたり1立方フイートの割合で0.7時間にわたり炭酸化する。これらの内容物 を、1時間あたり0.5立方フイートの割合で窒素を吹き込みつつ、150℃ま でストリッピングし、そして5%濾過助剤を用いて濾過する。得られた生成物は 、以下の分析値を有する: CaSO4灰分37.1%および全塩基価307゜ 寒11先 実施例2と同じ装置を備えた2リツトルの4ノロフラスコに、低エルカ酸含量の なたね油449部(1,4当量)、水酸化カルシウム37部(10当量)、グリ セロール33部、および1so−Par G 400部を充填する。これらの内 容物を、168℃の還流状態まで加熱し、そして還流状態で8.5時間保持して 、6.6の塩基性の中和価を得る。室温にて、イソプロピルアルコール100部 および水酸化カルシウム86部(2,32当量)を加える。4.7の塩基性の中 和価になるまで、1時間あたり1立方フイートの割合で1.2時間にわたり、表 面下から二酸化炭素を吹き込む。第二および第三の追加量86部もまた、5より 低い塩基性の中和価になるまで炭酸化する。これらの内容物をストリッピングし 、そして濾過して、以下の分析値を有する生成物が得られる: CaSO4灰分 38.6%および全塩基価324゜K1五l なたね油をひまし油436部(l、4当量)に置き換えたこと以外は、実施例3 の方法を繰り返す。分析値: caso、灰分54.5%および全塩基価451 ゜ L五五立 オーバーベース化の際の溶媒として、キシレン500部も用いたこと以外は、実 施例5の方法を繰り返す。分析値: Ca5Oa灰分35.6%および全塩基価 307゜ 寒1に一 実施例2と同じ装置を備えた3リツトルの420フラスコに、綿実油574部( 2,0当量)、グリセロール50部、l5o−ParG400部、および100 部のメチルアルコールに溶解した水酸化ナトリウム40部(1,0当量)を充填 する。これらの内容物を加熱してメチルアルコールを除去し、次いで、140  ’Cの還流状態まで加熱して、3時間保持する。ao”cで、イソプロピルアル コール150部および水酸化ナトリウム60部(1,5当量)を充填し、これら の内容物に、中和価が5以下の塩基性になるまで、1時間あたり1立方フイート の割合で二酸化炭素を吹き込む。
5より低い中和価になるまで、引き続いて炭酸化しつつ、追加の水酸化ナトリウ ム60部を充填する。これらの充填物を、150℃および30ミリメートル水銀 までストリッピングし、5%の濾過助剤を用いて濾過して、所望の4.0の金属 比の組成物が得られる。
叉11」よ 5リツトルの4ツロフラスコに、大豆油900部(3,x当jl)、l5o−P ar G 1800部、およびグリセリン85部を充填する。このフラスコに、 ステンレス鋼製のバナナ刃攪拌機、ステンレス鋼製の表面下の気体導入管、ステ ンレス鋼製のサーモウェル、およびガラス製冷却器付きの枝管を備え付ける。こ れらの内容物を60°Cまで加熱し、水酸化カルシウム95部(2,57当量) を加え、温度を還流状態(約155°C)まで上げる。中和価が約10の塩基性 になるまで(約2時間)、還流状態を維持する。。
このバッチを60’Cまで冷却し、そしてイソプロピルアルコール98部および 水酸化カルシウム168部(4,54当重)を加える。
温度y5−50℃〜60’Cの間に維持しつつ、中和価が7〜12の間になるま で、〕時間あたり2立方フイートの割合で、表面下から二酸化炭素を泡立たせる 。7〜12の間の中和価になるまで、1時間あたり2立方フイートの割合で二酸 化炭素を吹き込みつつ、イソプロピルアルコール98部および水酸化カルシウム 168部(4,54当量)を用いて、この手順をさらに2回繰り返すが、最後の 追加では、二酸化炭素を5フイート以下まで吹き込む。次いで、大豆油125部 を加え、これらの内容物を120℃まで加熱することにより、アルコールおよび 水をストリッピングする。50℃にて、3100部のへ牛サンに溶解し、得られ た溶液を180ORPMで1時間遠心分離することにより、これらの内容物を透 明にする。液体を固体からデカントし、次いで、その液体内容物を、20ミリメ ートル水銀で130℃までストリッピングする。分析値: CaSO4灰分41 .5%および全塩基価342゜他の実施態様では、本発明は、非二ニートン性の コロイド分散系の形成を示す。本実施態様の出発物質は、上の成分〈D)である 液状分散媒体、および該分散媒体に溶解性の有機化合物であり、該有機化合物の 分子は、疎水性部分および少な(とも1個の極性置換基に特徴かあるう 本明細書および請求の範囲で用いられる[゛分散系」との用語は、コロイドまた はコロイド溶液、例えば、F”ある大きさおよび状態の分散物質を含有する均一 な媒体」 (ジャージエン・/ンズ(Jir4ensons)およびx h ラ ウ7 = ス(Straumanis)ノ「コロイド化学の/ミートチ訃スト」  (2版)、マクミラン(Macmillan)社、ニューヨーク、1962年 、1・(−ジ)において一般的な用語である。しかしながら、本発明の特定の分 散系は、この広範なりラスの分散系内で亜属を構成I1.この亜廣は、い(っか の重要な特徴により、特徴づけられろ。
ごの亜属は、その中に分散している粒子の少なくとも一部が、その場で形成され た固体の金属含有粒子である分散系から構成される。少なくとも約10%〜約5 0%はこのタイプの粒子であり、好ましくは、該固体粒子の実質的に全てがその 場で形成される。
この固体粒子は、コロイド粒子として分散媒体に分散したままの状態である限り 、その粒子サイズは重要ではない。通常、これらの粒子は、約500OAを越え ない。 (「A」との略語は、オングストロームを意味する)。しかしながら、 最大の単位粒子サイズは、約1000 Aより小さいことが好ましい。本発明の 特に好ましい局面では、この単位粒子サイズは、約40OAより小さい。約50  A〜30OAの範囲の単位粒子サイズを冑する系は、優れた結果を与える。最 小の単位粒子サイズは1、一般に、少なくとも約20 Aであり、好ましくは、 少なくとも約30 Aである。
「単位粒子サイズ」との言葉は、この分散媒体の全体に存在する固体の金属含有 粒子の平均粒子サイズを示すことを意図している。すなわち、この単位粒子は、 この金属含有粒子の平均サイズに相当するサイズの粒子であり、不連続のコロイ ド粒子として、この分散系に独立して存在できる。これらの金属含有粒子は、こ の分散系にて、2種の形状で見いだされる。個々の単位粒子は、それだけで媒体 全体に分散し得るか、または単位粒子は、この分散系に存在している他の物質( 例えば、他の金属含有粒子、分散媒体など)と組み合わせて、集塊を形成し得る 。これらの集塊は、「金属含有粒子」として、系全体に分散している。明らかに 、この集塊の「粒子サイズ」は、単位粒子のサイズより実質的に大きい。さらに 、この集塊のサイズは、同じ分散系内においても、広範囲に変化することも同様 に明らかである。この集塊のサイズは、例えば、この単位粒子を分散する際に使 用されるせん断作用の程度で変わる。すなわち、この分散系の機械的な攪拌によ り、この集塊が個々の成分に破壊され、そしてこの個々の成分は分散系に分散さ れる傾向がある。固体の金属含有粒子のそれぞれが、個々に媒体中に分散される とき、分散の最終段階に達する。従って、この分散系は、単位粒子サイズに特徴 があり、この単位粒子サイズは、系内に独立して存在し得る固体の金属含有粒子 の平均サイズを表わすということが当業者に明らかである。この系内の固体の金 属含有粒子の平均粒子サイズは、粒子がその場で形成されるとき、分散系の形成 中において、現存する系にせん断作用を適用することにより、単位粒子サイズの 値に近似され得る。有用な分散系を得るには、最高の粒子分散体が存在する必要 は必ずしもない。このオーバーベース化物質および転化剤の均一化に関連Iまた 撹拌により、充分な粒子分散体が生成する。
本発明の組成物で用いられる非ニユートン性コロイド分散系は、転化剤およびオ ーバーベース化「ニュートン」系(D)を均一化することにより、調製される。
好ましくは、還流温度または還流a度より僅かに低い温度にて、2[の成分を激 しく攪拌することにより、均一化が達成される。この還流温度は、通常、この転 化剤の沸点に依存する。しかしながら、均一化は、25°Cまたはそれより僅か に高いa度で、達成され得る。通常、約150℃を越えても、実質的に有利な点 はない。
このオーバーベース化物質を転化するのに必要な転化剤の濃度は、通常、不活性 の有機溶媒およびそこに存在する促進剤の重量を除いたオーバーベース化物質の 重量を基準にして、約1%〜約80%の範囲内である。好ましくは、少な(とも 約10%で、通常、約60%より少ない濃度であり、これ以上でも、さらに有利 な点はないものと思われる。
ここで用いられる「転化剤」との用語は、この「二ニートン性」の均一なオーバ ーベース化率−相(D)を、非二ニートン性のコロイド分散系に転化できる性質 を有する、非常に多様なりラスの物質を記述することを意図している。転化が行 ゎれる機構は、完全には理解されていない。しかしながら、二酸化炭素を除いて 、これらの転化剤は全て、活性水素を有する。これらの転化剤には、低級脂肪族 カルボン酸、水、脂肪族アルコール、環状脂肪族アルコール、アリール脂肪族ア ルコール、フェノール、ケトン、アルデヒド、アミン、ホウ素含有酸、リン含有 酸および二酸化炭素が挙げられる。これらの転化剤の2種またはそれ以上の混合 物もまた、有用である。
特に有用な転化剤を以下に記述する。
低級脂肪族カルボン酸とは、分子内に約8個より少ない炭素原子を含有するもの である。このクラスの酸の例には、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、 イン吉草酸、イソ酪酸、カプリル酸、ヘプタン酸、クロロ酢酸、ジクロロ酢酸、 トリクロロ酢酸などがある。ギ酸、酢酸およびプロピオン酸は好ましく、酢酸は 特に適切である。これらの酸の無水物もまた有用であり、本発明の明細書および 請求の範囲の目的上、酸との用語は、酸それ自体および酸の無水物の両方を包含 することを意図していることが理解されるべきである。
有用なアルコールには、脂肪族、環状脂肪族およびアリール脂肪族のモノヒドロ キシアルコールおよびポリヒドロ牛ジアルコールが挙げられる。約12個より少 ない炭素を有するアルコールは、特に有用であり、低級アルカノール、すなわち 、約8個より少ない炭素原子を有するアルカノールは、この工程における経済性 および効率の理由から、好ましい。例には、例エバ、メタノール、エタノール、 インプロパツール、n−プロパツール、イソブタノール、第三級ブタ/−ル、イ ンオクタツール、ドデカ/−ル、n−ペンタノールなどのようなアルカノール; シクロペンタノール、シクロヘキサノール、4−メチルシクロベキサメール、2 −シクロヘキシルエタノール、シクロペンチルメタノールなどにより例示される シクロアルキルアルコール;ベンジルアルコール、2−フェニルエタノールおよ びシンナミルアルコールのようなフェニル脂肪族アルカノール;約6個までの炭 素原子を有するアルキレングリコールおよびそれらのモノ低級アルキルエーテル (例えば、エチレングリコールのモノメチルエーテル、ジエチレングリコール、 エチレングリコール、トリメチレングリコール、ヘキサメチレングリコール、ト リエチレングリコール、1.4−ブタンジオール、1.4−シクロへ牛サンジオ ール、グリセロールおよびペンタエリスリトール)がある。
水および1種またはそれ以上のアルコールの混合物を使用することは、このオー バーベース化物質をコロイド分散系に転化するのに特に効果的である。このよう な配合物は、しばしば、この工程に必要な時間を短くする。任意の水−アルコー ル配合物は効果的であるが、非常に効果的な配合物は、1種またはそれ以上のア ルコールおよび水の混合物であって、水に対するアルコールの重量比が約0.0 5: 1〜約24:lであるものである。好ましくは、これらの水−アルカノー ル混合m中のアルコール成分には、少なくとも1種の低級アルカノールが存在す る。アルコール部分が1種またはそれ以上の低級アルカノールである水−アルカ /−ル混合物は、特に適切である。
転化剤としての使用に適切なフェノールには、フェノール、ナフトール、オルト −クレゾール、パラ−クレゾール、カテコール、クレゾールとバラー第三級ブチ ルフェノールと他の低級アルキル置換フェノールの混合物、メタポリイソブチン (M、 W、−350)置換フェノールなどが挙げられる。
他の有用な転化剤には、低級脂肪族アルデヒドおよびケトン、特ニ、低級アルキ ルアルデヒドおよび低級アルキルケトン(例えば、アセトアルデヒド、プロピオ ンアルデヒド、ブチルアルデヒド、アセトン、メチルエチルケトン、ジエチルケ トン)が挙げられる。種々の脂肪族アミン、環状脂肪族アミン、芳香族アミンお よび複素環アミンもまた、少なくとも1個の活性水素が結合した少なくとも1個 のアミ7基を含有するという条件で、有用である。これらのアミンの例には、モ ノアルキルアミンおよびジアルキルアミン、特に、モノ低級アルキルアミンおよ びジ低級アルキルアミン(例えば、メチルアミン、エチルアミン、プロピルアミ ン、ドデシルアミン、メチルエチルアミン、ジエチルアミン); シクロアルキ ルアミン(例えば、シクロへ牛ジルアミン、シクロペンチルアミン、および3− メチルシクロへ半ジルアミンのような低級アルキル置換シクロアルキルアミン)  ; 1,4−シクロヘキシレンジアミン;アリールアミン(例えば、アニリン 、モノ−、ジーおよびトリー低級アルキル置換フェニルアミン、ナフチルアミy 、1.4−フェニレンジアミン):低級アルカノールアミン(例工ば、エタノー ルアミンおよびジェタノールアミン):アルキレンジアミン(例えば、エチレン ジアミン、トリエチレンテトラミン、プロピレンジアミン、オクタメチレンジア ミン);および複素環アミン(例えば、ピペラジン、4−アミノエチルピペラジ ン、2−オクタデシルイミダシリンおよびオキサゾリジン)がある。ホウ素含有 酸もまた、有用な転化剤であり、ボロニン酸(例えば、アルキル−B(OH)2 マたハフリール−B(OH)2)、ホウ酸(すなわち、)13BO3)、テトラ ホウ酸、メタホウ酸、およびこのようなホウ素含有酸のエステルが挙げられる。
リン含有酸は、有用な転化剤であり、種々のアルキルおよびアリールホスフィン 酸、亜ホスフィン酸、ホスホン酸および亜ホスホン酸が挙げられる。低級アルカ ノールまたは不飽和炭化水素(例えば、ポリイソブチン)と酸化リンおよび硫化 リン(例えば、P2O5およびP2S5)との反応により得られるリン含有酸は 、特に有用である。
転化剤としては、二酸化炭素が使用できる。しかしながら、この転化剤は、1種 またはそれ以上の先の転化剤と組み合わせて用いるのが好ましい。例えば、水お よび二酸化炭素の組合せは、このオーバーベース化物質をコロイド分散系に変化 させる転化剤として、特に効果的である。
先に述べたように、このオーバーベース化物質(D)は、単−相の均−系である 。しかしながら、このオーバーベース化物質を調製する際の反応条件および反応 物の選択に依存して、時には、生成物中に、不溶な不純物が存在する。これらの 不純物は、通常、未反応の塩基性物質(例えば、酸化カルシウム、酸化ナトリウ ム、水酸化カルシウム、水酸化ナトリウム)または他の成分(B)塩基性金属物 質である。このような不純物が、オーバーベース化物質(D>を転化剤でゲル化 する前に除去されるなら、より均一なコロイド分散系が得られることが分かる。
従って、オーバーベース化物質中のいずれの不溶な不純物を、オーバーベース化 物質をコロイド分散系にて転化する前に、除去するのが好ましい。このような不 純物は、常法(例えば、濾過または遠心分離)により、容易に除去される。
から望ましいものの、本発明の絶対的に必須の局面ではな(、不溶な不純物を含 有するオーバーベース化物質がコロイド分散系に転化されるときも、有用な生成 物が得られることが理解されるべきである。
この転化剤またはその一部は、このコロイド分散系に保持され得る。しかしなが ら、この転化剤は、これらの分散系の必須成分ではなく、通常、できる限り少量 の転化剤を分散系に保持するのが望ましい。これらの転化剤は、あるタイプの化 学結合によって永久的に結合するような様式では、このオーバーベース化物質と は反応しないので、通常、主要割合の転化剤、一般に、実質的に全ての転化剤を 除去することは、簡単なことである。ある種の転化剤は、この分散系から容易に 除去できるような物理的性質を有する。それゆえ、i1離の二酸化炭素のほとん どは、均−化工程中またはその後の放置期間において、この分散系から徐々に逃 げていく。液状転化剤は、一般に、この分散系の残りの成分より揮発性であるの で、通常のストソノピング方法(例えば、加熱、減圧下での加熱など)により、 容易に除去できる。この理由のために、この分散系の残りの成分の沸点より低い 沸点を有する転化剤を選択するのが望ましい。このことは、低級アルカノール、 それらの混合物、および低級アルカ/−ルー水混合物が好ましい転化剤である他 の理由である。
また、全ての転化剤を分散系から除去することは、必須ではない。実際には、本 発明の組成物中での使用に有用な分散系は、転化剤を除去することなく、得られ る。しかしながら、むらのない結果を得るという見地から、一般には、特に、転 化剤が揮発性の場合に、この転化剤を除去するのが望ましい。
ある場合には、液状の転化剤は、このコロイド分散系と、本発明の組成物の他の 成分との混合を促進し得る。このような場合、この分散系がこのような成分と混 合されるまで、この転化剤を分散系に残しておくのが有利である。その後、この 転化剤は、望ましくは、通常のストリッピング方法により、このような組成物か ら除去され得る。
この分散系は、以下の3つの必須成分に特徴がある:(l)その場で形成される 固体の金属含有粒子、(2)分散媒体として機能する不活性の非極性有機液体、 および(3)この分散媒体に溶解性の有機化合物であって、その分子は、疎水性 部分および少なくとも1個の極性置換基に特徴がある。好ましい系では、成分( 1)は、約50 A〜約30OAの範囲の単位粒子サイズを有する固体の炭酸カ ルシウムコロイド粒子を含有する;成分(2)は、食品等級のミネラルスピリッ ツ、鉱油または芳香族溶媒を含有する希釈剤である。食品等級のミネラルスピリ ・ノッが好ましい:成分(3)は、以下の構造により表される:C00M ここで、Rは、約8個〜約24個の炭素原子、好ましくは、約12個〜約22個 の炭素原子を含有するヒドロカルビル基である。
(3)に対する(1)のモル比は、好ましくは、約12までの範囲である。
成分(3)は、ケン化中間体を調製する際に用いられる金属塩基(13>および トリグリセリド(A)の反応生成物と同じ化学組成を有する。それゆえ、その場 で形成される成分(3)の実際の化学的な同定は、使用される特定の金属塩基、 およびそれと反応する特定のトリグリセリド物質の両方に依存する。例えば、こ のケン化中間体を調製する際に用いられる金属塩基が水酸化カルシウムであり、 このトリグリセリドがオレイン酸およびパルミチン酸の混合物なら、その場で形 成される金属含有粒子は、オレイン酸カルシウムおよびパルミチン酸カルシウム ということになる。
しかしながら、常法によりその場で形成される粒子の物理的特性は、転化を受け る均一なオーバーベース化率−相(D)中のいずれの粒子の物理的特性とも大き く異なっている。特に、粒子サイズおよび構造のような物理的特性は、極めて異 なっている。このコロイド分散系の固体の金属含有粒子は、X線回折による検出 に充分な大きさを有する。転化前のオーバーベース化物質(D)は、これらの検 出可能な粒子の存在には特徴がない。
その場で形成されるこれら固体の金属含有粒子が生じるとき、これらの粒子は、 この分散系の他の成分全体にわたって本質的に均一に分布している予備湿潤され 予備分散した固体粒子として、現わされる。このような予備湿潤した分散粒子を 含有する液状分散媒体は、本発明の組成物に容易に混合され、それゆえ、このよ うな組成物の全体にわたる粒子の均一な分布を促進する。その場で形成される固 体の金属含有粒子の予備湿潤され予備分散した特性は、それゆえ、この分散系の 重要な特徴である。
先の好ましい系では、この分散系の東三の成分(例えば、分散媒体に溶解性であ り疎水性部分および極性置換基を有する分子に特徴がある有機化合物)は、以下 の構造の金属カルボン酸塩である: 。。で、Rは、脂肪族基であり、好ましくは、約8個〜約24個の炭素原子、よ り好ましくは、約12個〜約22個の炭素原子を含有スるヒドロカルビル基であ る;そしてMは、アルカリ金属またはアルカリ土類金属である。この場合、この 分子の疎水性部分は、炭化水素部分(すなわち、R基)である。この極性置換基 は、以下の金属塩部分である: この有機化合物の疎水性部分は、一般に、ヒドロカルビル基または実質的に少な くとも約8個の脂肪族炭素原子を含有するヒドロカルビル基である。通常、この 炭化水素部分は、脂肪族基である。この有機化合物の疎水性部分は、オーバーベ ース化される有機物質から極性置換基を引いた残部である。
例えば、オーバーベース化され得る物質がカルボン酸であると、その疎水性部分 は、酸官能性を除去することにより得られる酸の残部である。これは、このオー バーベース化工程で用いられる溶媒およびその後の分散媒体に、この有機化合物 を溶解性にする分子の疎水性部分である。
この分散系の第三の成分の同定は、このオーバーベース化物質を調製する際に用 いられる出発物質(すなわち、オー/イーベース化され得る物質および金属塩基 (B))の同定に依存する。これらの出発物質が一旦確認されると、このコロイ ド分散系の第三の成分の同定は、自動的に確立される。それゆえ、最初の物質の 確認により、この分散系の第三の成分の疎水性部分は、その物質から、そこに結 合した極性置換基を引いた残部であるとして、容易に同定される。この第三の成 分の極性置換基は、化学上の問題として同定される。オーバーベース化され得る 物質上の極性基が、この金属塩基(B)との反応を受けるなら、最終生成物中の 極性置換基は、最初の置換基および金属塩基の反応生成物に相当する。
本発明のゲル化組成物の調製では、この非二ニートン性コロイド分散系の塩基性 度が、酸部分を含有する塗装組成物に適切な貯蔵寿命を与えるのに充分な程度に 低いことが必須である。この分散系の塩基性度は、中和塩基価により決定される 。最終の分散系の中和塩基価は、フェノールフタレイン指示薬を参照すると、約 50またはそれ以下、好ましくは、約20またはそれ以下である。特に好ましい 分散系は、約0の中和塩基価を有するものである。
以下の実施例は、非二ニートン性のコロイド分散系の調製を例示する。
1亘五工 1.5ガロンの二枚刃ステンレス鋼ミキサーに、実施例8の物質1250部およ びl5o−Par G 2950部を充填する。適切な速度で混合しつつ、これ らの内容物を55°Cまで加熱する。イソプロピルアルコール1200部および 水600部を充填する。この中和価は1.0である。温度は65〜70°Cまで 上昇し、還流温度より僅かに低い。最終的なゲル化が起こるまで(約25時間) 、この温度で混合を続ける。この時点で、中和価は約Oになる。温度をゆっくり と最大で120℃まで上げつつ、1時間あたり3立方フイートの割合で窒素を吹 き込んで、イソプロピルアルコール−水混合物をストリッピングする。もはや水 の発生が認められなくなると、115℃および110 ミリメートル水銀で内容 物をストリッピングする。分析値: CaSO412,3%および全塩基価98 ゜ 支五五皿 1.5ガロンの二枚刃ステンレス鋼ミキサーに、実施例8の物質1366部を充 填する。これらの内容物を加熱し、35〜38°Cまで攪拌し、そしてl5o− Par G 1432部を加え、続いて、水酸化カルシウム31部(0,84当 量)およびイソプロピルアルコール738部を加える。中和価は15である。温 度を60〜63℃まで上げ、水369部を加え、次いで、温度を68〜71″C まで上げる。95%のゲル化が起こるまで(約13時間)、この温度で混合を続 ける。
この時点で、中和価は約0になる。このミキサーに、l5o−Par G 12 95部を加え、1時間あたり5立方フイートの割合で窒素を吹き込みつつ、これ らの内容物を121〜126°Cまでストリッピングして、イソプロピルアルコ ールおよび水を除去する。
分析値: Ca50415.9%および全塩基価128゜PVCの通常の処理に は、熱安定剤を使用する必要がある。これらの安定剤は、一般に、鉱油中のバリ ウム塩、カドミウム塩、カルシウム塩および/または亜鉛塩として、Pvcに加 えられる。しかしながら、食品用途にPvCを使用することを望むなら、食品と 接触する添加剤を調製するためには、FDAの規制に適合した基質を使用する必 要がある。本発明の金属オーバーベース化組成物(D)、最も好ましくは、カル シウムオーバーベース化組成物は、特に、食品と接触するPVC中の添加剤とし て、PvCに有用な熱安定剤であることが分かつている。
この金属オーバーベース化組成物(D)は、PvC処理の熱安定剤として用いら れるとき、約011重量%から約4重量%までの活性化学種(この組成は、希釈 油または溶媒を含まない)、好ましくは、約0.2重量%から約3重量%まで、 最も好ましくは、約0.2重量%から約2重量%までの活性化字種で、存在する 。
この非二ニートン性コロイド分散系は、従来のゲル化オーバーベース化スルホン 酸塩が効果がないかまたは充分に動かないとき、系(例えば、オイル、スチレン 、エポキシ樹脂、アミン含有系、を料、インキ、グリースなど)のチクソトロピ ー性を改良することにより、独特のレオロジー特性を与える。本発明の非ニユー トン系は、毒性成分を含有しないチクソトロープを与え、FDAの規制に適合し た生成物、すなわち、環境上安全な生成物を生成し得る。さらに、これらの非二 ニートン系は、独特の摩擦特性および負荷支持特性を与える。
本発明の非二ニートン性分散系を使用するとき、約0.05重量%から約25重 量%までの活性化字種が使用され、好ましくは、約0.25重貢%から約10重 量%、最も好ましくは、約0.5重量%から約4重量%までの活性化字種が使用 される。
本発明は、その好ましい実施態様に関連して説明されているものの、それらの種 々の変更は、この明細書を読めば、当業者に明らかなことが理解されるべきであ る。従って、ここで開示の本発明は、添付の請求の範囲に入るようなこのよう変 更を含むべく意図されていることが理解されるべきである。
補正書の写しく翻訳文)提出書(特許法第184条の7第1項)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.以下の(A)および(B)を包含する金属オーバーベース化組成物: (A)次式のトリグリセリドを含む動物油または植物油を包含する少なくとも1 種の天然油: ▲数式、化学式、表等があります▼ ここで、R1、R2およびR3は、独立して、約8個〜約24個の炭素原子を含 有する飽和または不飽和脂肪族ヒドロカルピル基である;および (B)金属塩基酸化物(MO)、水酸化物(MOH)またはアルコキシド(R4 OH):ここで、該金属は、アルカリ金属またはアルカリ土類金属を包含し、R 4は、約1個〜約24個の炭素原子を含有するヒドロカルピル基であって、ここ で、(A):(B)の当量比は、ケン化中間体を形成するために、0.90〜1 0:1であり、形成したケン化中間体1当量あたり、2〜11当量の(B)が加 えられ、そして過剰の(B)は、以下の(C)と反応する:(C)二酸化炭素、 二酸化イオウまたは三酸化イオウを含有する酸性ガス。 2.前記天然油が植物油を包含する、請求項1に記載の組成物。 3.前記植物油が大豆油、なたね油、ひまわり油、高オレイン酸ひまわり油、や し油、ひまし油、レスクエレラ(Iesquerella)油またはベルノニア (vernonia)油を包含する、請求項1に記載の組成物。 4.R1、R2およびR3が、独立して、約12個〜約22個の炭素原子を含有 する、請求項1に記載の組成物。 5.前記植物油が大豆油またはやし油である、請求項3に記載の組成物。 6.(A):(B)の当量比が、前記ケン化中間体を形成するために、1〜2: 1である、請求項1に記載の組成物。 7.(A):(B)の当量比が、前記ケン化中間体を形成するために、1〜1. 33:1である、請求項6に記載の組成物。 8.前記アルカリ金属がリチウム、ナトリウムまたはカリウムを包含する、請求 項1に記載の組成物。 9.前記アルカリ金属がナトリウムである、請求項6に記載の組成物。 10.前記アルカリ土類金属がカルシウムまたはバリウムを包含する、請求項1 に記載の組成物。 11.前記アルカリ土類金属がカルシウムである、請求項10に記載の組成物。 12.(B)が水酸化カルシウムである、請求項1に記載の組成物。 13.前記酸性ガスが二酸化炭素である、請求項1に記載の組成物。 14.(B):前記ケン化中間体の追加当量比が約2〜8:1である、請求項1 に記載の組成物。 15.(B):前記ケン化中間体の追加当量比はが3〜7:1である、請求項1 4に記載の組成物。 16.前記ケン化中間体を形成した後および/または前記酸性ガスを過剰の(B )と反応させた後、追加の(A)を加える、請求項1に記載の組成物。 17.(A)が大豆油、(B)が水酸化カルシウム、(A):(B)の当量比は 、前記ケン化中間体を形成するために、1〜1.33:1であり、(B):前記 ケン化中間体の追加当量比は、3〜7:1であり、そして(C)は二酸化炭素で ある、請求項1に記載の組成物。 18.以下の(A)および(B)を包含する金属オーバーベース化組成物: (A)次式のトリグリセリドを含む動物油または植物油を包含する少なくとも1 種のエポキシ化天然油:▲数式、化学式、表等があります▼ ここで、R1、R2およびR3は、独立して、約8個〜約22個の炭素原子を含 有する飽和または不飽和脂肪族ヒドロカルビル基である;および (B)金属塩基酸化物(MO)、水酸化物(MOH)またはアルコキシド(R4 OM):ここで、該金属は、アルカリ金属またはアルカリ土類金属を包含し、R 4は、約1個〜約24個の炭素原子を含有するヒドロカルビル基であって、ここ で、(A):(B)の当量比は、ケン化中間体を形成するために、0.90〜1 0:1であり、形成したケン化中間体1当量あたり、2〜11当量の(B)が加 えられ、そして過剰の(B)は以下の(C)と反応する:(C)二酸化炭素。 19.前記天然油が植物油を包含する、請求項18に記載の組成物。 20.前記エポキシ化天然油がベルノニア(vernonia)油を含有する天 然に生じるエポキシ化油である、請求項18に記載の組成物。 21.前記エポキシ化天然油が合成により調製したエポキシ化油である、請求項 18に記載の組成物。 22.前記植物油が大豆油、なたね油、ひまわり油、高オレイン酸ひまわり油、 やし油、レスクエレラ(lesquerella)油およびひまし油を包含する 、請求項18に記載の組成物。 23.R1、R2およびR3が、独立して、約12個〜約22個の炭素原子を含 有する、請求項18に記載の組成物。 24.前記植物油が大豆油である、請求項22に記載の組成物。 25.(A):(B)の当量比が、前記ケン化中間体を形成するために、1〜2 :1である、請求項18に記載の組成物。 26.前記アルカリ金属がリチウム、ナトリウムまたはカリウムを包含する、請 求項18に記載の組成物。 27.前記アルカリ土類金属がカルシウムまたはバリウムを包含する、請求項1 8に記載の組成物。 28.(B)が水酸化カルシウムである、請求項18に記載の組成物。 29.(B):前記ケン化中間体の追加当量比が約2〜8:1である、 請求項18に記載の組成物。 30.前記ケン化中間体を形成した後および/または前記酸性ガスを過剰の(B )と反応させた後、追加の(A)を加える、請求項18に記載の組成物。 31.(A)がエポキシ化大豆油、(B)が水酸化カルシウム、(A):(B) の当量比は、前記ケン化中間体を形成するために、1〜2:1であり、(B): 前記ケン化中間体の追加当量比は、2〜8:1である、請求項18に記載の組成 物。 32.約50またはそれ以下の中和塩基価に特徴がある非ニュートン性コロイド 分散系を包含する組成物であって、該系は、以下の(1)、(2)および(3) を含有する:(1)以下の(2)に分散された固体のアルカリ金属炭酸塩および アルカリ土類金属炭酸塩である固体の金属含有コロイド粒子であって、ここで、 その少なくとも約10%は、その場で形成され、 (2)液状分散媒体;および (3)該分散媒体に溶解性の少なくとも1種の有機化合物であって、該有機化合 物の分子は、疎水性部分および少なくとも1個の極性置換基に特徴があり、該有 機化合物は、以下の(A)と(B)とを反応させることにより、生成する:(A )次式のトリグリセリドを含む動物油または植物油を包含する少なくとも1種の 天然油: ▲数式、化学式、表等があります▼ ここで、R1、R2およびR3は、独立して、約8個〜約24個の炭素原子を含 有する飽和または不飽和脂肪族ヒドロカルビル基である;および (B)金属塩基酸化物(MO)、水酸化物(MOH)またはアルコキシド(R4 OM):ここで、該金属は、アルカリ金属またはアルカリ土類金属を包含し、R 4は、約1個〜約24個の炭素原子を含有するヒドロカルピル基であって、ここ で、(A):(B)の当量比は、ケン化中間体を形成するために、0.90〜1 0:1であり、形成したケン化中間体1当量あたり、2〜11当量の(B)が加 えられ、そして過剰の(B)は以下の(C)と反応する:(C)二酸化炭素。 33.前記固体の金属含有コロイド粒子(1)が炭酸カルシウムを含有する、請 求項32に記載の組成物。 34.前記有機化合物(3)が以下の構造により表される請求項32に記載の組 成物: RCOOM ここで、Rは約8個〜約24個の炭素原子を含有するヒドロカルビル基である。 35.(3)に対する(1)のモル比が約12までの範囲である、請求項32に 記載の組成物。 36.前記中和塩基価が約20またはそれ以下である、請求項32に記載の組成 物。 37.前記天然油が植物油を包含する、請求項32に記載の組成物。 38.前記植物油が大豆油、なたね油、ひまわり油、高オレイン酸ひまわり油、 やし油、ひまし油、レスクエレラ(lesquerella)油またはベルノニ ア(vernonia)油を包含する、請求項32に記載の組成物。 39.R1、R2およびR3が、独立して、約12個〜約22個の炭素原子を含 有する、請求項32に記載の組成物。 40.前記植物油が大豆油またはやし油である、請求項38に記載の組成物。 41.(A):(B)の当量比が、前記ケン化中間体を形成するために、1〜2 :1である、請求項32に記載の組成物。 42.(A):(B)の当量比が、前記ケン化中間体を形成するために、1〜1 .33:1である、請求項41に記載の組成物。 43.前記アルカリ金属がリチウム、ナトリウムまたはカリウムを包含する、請 求項32に記載の組成物。 44.前記アルカリ土類金属がカルシウムまたはバリウムを包含する、請求項3 2に記載の組成物。 45.前記アルカリ土類金属がカルシウムである、請求項44に記載の組成物。 46.(B)が水酸化カルシウムである、請求項32に記載の組成物。 47.(B):前記ケン化中間体の追加当量比が約2〜8:1である、 請求項32に記載の組成物。 48.(B):前記ケン化中間体の追加当量比が約3〜7:1である、 請求項47に記載の組成物。 49.前記液状分散媒体が食品等級のミネラルスピリッツ、鉱油または芳香族溶 媒を含有する希釈剤である、請求項32 に記載の組成物。 前記ケン化中間体を形成した後および/または前記50.酸性ガスを過剰の(B )と反応させた後、追加の(A)を加える、 請求項32に記載の組成物。 51.(1)が炭酸カルシウム、(2)がミネラルスピリッツであり、そして前 記有機化合物(3)は、(A)大豆油、(B)水酸化カルシウムを含有し、(A ):(B)の当量比は、前記ケン化中間体を形成するために、1〜1.33:1 であり、そして(B):前記ケン化中間体を形成するために、1〜1.33:1 であり、そして(B):前記ケン化中間体の追加当量比は、3〜7:1である、 請求項32に記載の組成物。
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