JPH06506864A - 電荷局在単鎖非燐脂質表面活性剤を用いた小ラメラ脂質小胞 - Google Patents

電荷局在単鎖非燐脂質表面活性剤を用いた小ラメラ脂質小胞

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JPH06506864A JP2513089A JP51308990A JPH06506864A JP H06506864 A JPH06506864 A JP H06506864A JP 2513089 A JP2513089 A JP 2513089A JP 51308990 A JP51308990 A JP 51308990A JP H06506864 A JPH06506864 A JP H06506864A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 電荷局在単鎖非燐脂質表面活性 1を いたハラメラ6 ハ [肛」J 本発明は、脂質二重層の主要構造物質として電荷局在単鎖非燐脂質双性イオンな いしアニオン表面活性剤を有する小ラメラ脂質小胞の製造に関する。更に特定す るに、本発明は大きな水充填もしくは有機液体充填無定形中心腔を有する小ラメ ラ脂質小胞の製造方法並びに小胞そのものに関する。
脂質小胞は、高い脂質含分を有する物質例えば表面活性剤ないし燐脂質から作ら れた実質上球形構造である。これら球形小胞の脂質は脂質二重層の形状で組織さ れる。脂質二重層は、その多重上ねぎ様殻間に散在して典型的多重ラメラ脂質小 胞(rMLVJ )を形成する水容量を封入し、或は水容量は無定形中心腔に含 まれる。
無定形中心腔に水性媒体を充填させた普通脂質は単ラメラ脂質小胞である。大き な単ラメラ小胞(rrLUVJ)は一般に約1μより大きな直径を有し、小さな 単ラメラ脂質小胞(rsUVJ )は一般に0.2μより小さな直径を有する。
小ラメラ脂質小胞(PLV)は、MLV及びLUV両方の特徴を有するハイブリ ッドである。PLVは大きな未組織中心腔を囲繞する周辺二重層2〜10を有す ることを特徴とする。
リポソームの潜在的実用性は広く認識されている。
水容量及び(または)親油性物質を封入するその能力はそれらをして、巨大分子 及び薬物を含む分子の全スペクトル、ワクチン並びに他の治療用組成物を輸送す るのに魅力的なデバイスとする。加えて、リポソームの類を用いてウィルスの如 き過分子構造を封入することができる。いくつかのタイプの脂質小胞は補助薬と して或は油基剤物質の担体または貯蔵デバイスとして作用する能力を示してきた 。
各タイプの脂質小胞は、それが最もよく適合される特定用途を有するように思わ れる0例えば、典型的KLVの多重膜ねぎ様脂質二重層はこの脂質小胞に高めら れた耐性と、そして酵素分解からの保護をもたらす、多重膜は、MLVの二重層 に水溶液を封入させるのに有効な容量を大幅に減少する。MLVはこれまで、そ の二重層に組み込むことのできる親油性物質を担持するのに最も有利とみなされ てきた。しかしながら、MLV二重層に組み込むことのできる最大量の親油性物 質があり、該量を超えると二重層は不安定になって、これら小胞は破断する。そ れとは対照的に、LUVの単膜は、より大容量の水性物質の封入を許容するが、 しかしそれらの単脂質二重層構造の故に、LUVは物理的にMLVはど耐性でな い、SUVはMLVまたはLUVの脂質もしくは水容量を有さないが、それらの 小寸法の故に細胞ないし組織への最も容易な到達性を有する。
PLVは、他タイプの脂質小胞と比べ多くの用途で輸送ビヒクルとしての利点を 有するように思われる。特に、それらの大きな未組織中心腔の故に、PLVは水 基剤物質の大量輸送に容易に適合される。しかしながら、それらの多脂質二重層 はPLVに、LUVの単脂質二重層との比較時付加的物理強度及び分解抵抗を付 与するのみならず、それら二重層における親油性物質の担持能力をも付与する。
加えて、本出願及び米国特許出願4,911.928に例示する如<、PLVの 中心腔は無極油もしくはワックスで全体的ないし部分的に充填され得、次いで疎 水性物質の輸送もしくは貯蔵用ビヒクルとして使用しつる。かくして、無極コア ーを有するPLVにより輸送しつる疎水性物質の量は、典型的MLVによって輸 送しつる量よりはるかに多い。
初期の脂質小胞ないしリポソームの研究は、主に燐脂質が天然膜の主要構造成分 である故に二重層の脂質給源として燐脂質を用いた。しかしながら、人工膜とし て燐脂質を用いることに関連するいくつかの問題がある。先ず、単離された燐脂 質は多種の酵素による分解を受けやすい。第二に、最も入手しやすい燐脂質は、 自触媒過酸化を受けやすいポリ不飽和アシル鎖を含有する天然給源例えば卵黄レ シチンからのものである。過酸化が生じるとき、脂質構造は破断し、封入物質の 早期解放と有毒な過酸化副生物の形成をきたす、この問題は水素化により回避し つるが、水素化はコスト高なプロセスであり、それによって出発物質のコストが 上昇する。
コストは燐脂質の大規模な使用に伴う三つ目の問題である。薬理学的リポソーム の製造に十分純粋な卵黄レシチン1キログラムの高コストは給源物質としての燐 脂質の使用に過酷な制限を課す。
然るに、市販の表面活性剤を用いて種々の脂質小胞に脂質二重層を形成しうるこ とは知られている(例えば、米国特許第4,217,344号及び同第4.85 5.090号明細書並びに米国特許出願4,911,928を参照のこと)、親 木性囲碁に親油性アシルないしアルキル基少なくとも一つを結合させた表面活性 剤及び燐脂質はいずれも両親媒性物質である。囲碁は、エステル、エーテルまた はアミド結合によって親油性鎖一つ以上に結合する。市販表面活性剤はポリオキ シエチレン脂肪酸エーテルのBRIJ類、5PANソルビタンアルキルエステル 及びTWEENポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルを含み、これらは すべて、プラウエアー州つィルミントン所在のICI・アメリカズ社より入手さ れる。燐脂質とは異なり、これら表面活性剤は一般に非イオンであり、また電荷 生成性両親媒性物質の添加は通常、凝集を肪止し且つ水溶性物質の封入度を高め るのに必要とされる。もしも、サルコシンアミドの場合の如く、主要壁脂質がア ニオンであるなら、電荷生成性両親媒性物質は必要でない。
加えて、脂質二重層の創生に用いられる親油性相でのステロールもしくはステロ ール様分子の存在はしばしば、二重層と、それ故にまた小胞の安定性を高めるの に重要であることが見出されている。
1982年、村上等は、天然産燐脂質の構造に似せて合成されるカチオン及び双 性イオン二重鎖両親媒性物質を用いて水容量を封入しつる小さな(0,05〜0 ゜2μ)単壁ないし多重壁小胞の調製を開示した。これら小胞の水担持能力はそ の構造及び安定性と同様に知られていない。村上はこれらイオン脂質の油封入も しくは単鎖変種の可能性を記述していない。
シャンプーの如き洗剤中の洗浄剤ないしコンディショニング剤としてのアニオン もしくは双性イオン表面活性剤の使用は斯界に証拠書類が提出されている(例え ば、米国特許第4,075.131号及び同第4,832.872号明細書を参 照のこと)#シかしながら、洗剤組成物中それらの現今処方物において、これら 表面活性剤は小胞形状で存在しない。
最近、市販の合成非イオン表面活性剤を用いる大きな水容量MLV及びPLVの 改良された創生方法が発見された。米国特許第4,855,090号明細書及び 米国特許出願4,911,928は、従来法より迅速で且つ高いコスト効率とい う利点を有するこの新規な方法を開示している。PLV及び大きな水容量MLV を創生ずるこの改良方法(特定の表面活性剤にのみ適用しりる)は、典型的技法 の分(min)ないし時間(hr)よりむしろ秒未満で小胞を形成する。その上 、改良方法は、溶剤を使用せず且つ分離性ラメラ相を形成せずに小胞を形成せし める。これらの技法及び該技法を利用するデバイスは上記特許とその関連出願に 記載されているに過ぎなかった。それとは対照的に、多重ラメラ脂質小胞な製造 する典型的方法は十分な証拠書類が斯界に提出されている。例えば、Grego riadjs G、編集、Li osome Techno−匣(CRC,Bo ca Raton、 FL)、Vol、 1−3 (1984)並びにDous ett and Douste −Blzay (Les Li osomes 、 Pu1−sieux and Delattre編集、 ’ ues et  Documenta−tion Lavoirser、 Paris、p、4 1−73(1985)を参照されたい。
MLVまたはPLVがどんなに形成されていようと、一度作られたなら、プロセ スの有効性を決定することが必要である。脂質小胞への物質の封入の有効性を決 定するのに通常用いられる二つの測定値は対人質量及び捕獲容量である。対人質 量は脂質の単位質量当り封入される物質の質量であり、しばしば%で示される。
捕獲容量は、小胞内にトラップされた水性相の量を小胞構造中の脂質量で除した 商と定義され、液体、mρ/脂質、gで通富示される。
本明細書中に開示する、単鎖電荷局在非燐脂質双性イオンないしアニオン表面活 性剤から形成される小ラメラ脂質小胞の製造方法及び原料物質はすべて、水ない し油容量を封入することのできる安定な小胞を生成する。
従って、本発明の一つの目的は、電荷局在非燐脂質単鎖表面活性剤から安定な小 ラメラ脂質小胞を提供することである。
本発明の別の目的は、迅速であり且つ比較的安価な物質を用いる上記小ラメラ脂 質小胞の製造方法を提供することである。
本発明の他の目的は、電荷局在非燐脂質単鎖双性イオンないしアニオン表面活性 剤より本質上形成される水溶性ないし油筒溶性物質の輸送用ベヒクルを提供する ことである。
これら及び他の目的ないし本発明の特徴は詳細な説明及び請求の範囲の記載から 明らかとなろう。
l孔匹11 本発明は、主要脂質二重層構造物質が親水性もしくは疎水性物質の担体として用 いられるベタインないしアニオンサルコシンアミドの如き単鎖電荷局在非燐脂質 物質である小ラメラ脂質小胞を特徴とする。「電荷局在」分子を本明細書で定義 するとき、それは、陽電荷が分子の一方の部分に位置し且つ陰電荷が異なる部分 に位置するように電荷の分離を含む分子、例えば、双性イオン分子または、関連 した対応イオンを有するイオン分子である。
小ラメラ脂質小胞を作るための本発明方法は、単鎖非燐脂質双性イオンまたはア ニオン表面活性剤と該表面活性剤に溶解しうる小胞の二重層に組み込まれる任意 の他の脂質可溶物質の燐脂質層を形成する工程を有する。
双性小ラメラ脂質小胞は好ましくは、構造:[式中R2は長鎖脂肪酸エステルで ある]を有するベタイン類よりなる群から選ばれる表面活性剤から作られる。好 ましいベタインは、R2が構造:CHm−(CH*1y−CH:C)I−(CH s)y−C−0−(CHm)s−を有するオレイルプロピルベタインである。
本発明番コ好ましいアニオン表面活性剤は、式:鎖脂肪酸のカルボニル誘導体で ある〕を有するサルコシンアミド類よりなる群から選ばれる。好ましいサルコシ ンアミド類は、ラウリン酸、炭素原子14〜20個を有する脂肪酸またはこわら のa合物のメチルサルコシンアミド類例えば椰子油のフラクション3のメチルサ ルコシンアミドである。
コレステロールもしくはヒドロコルチゾンまたはこれらの類似物ないし誘導体の 如き電荷生成性物質及び(または)ステロールを含有しつる親油性相を水性緩衝 剤及び封入すべき任意の水溶性物質よりなる水性相と剪断混合条件下でブレンド して小ラメラ脂質小胞を形成する。「剪断混合」は、脂質を水和化し且つ脂質小 胞を形成する適当な混合をもたらす乱流ないし剪断条件下での、親油性相と水性 相との混合と定義される。「剪断混合」は、1mmオリフィスを通る約5〜30  m / s e cの混合相の相対流量にほぼ等しい液体剪断によって達成さ れる。
本発明は更に、小ラメラ脂質小胞内の油溶性ないし油分散性物質の封入を特徴と する。この封入は、油ないしワックスに封入すべき物質を分散さゼで油性相を形 成することを以て開始する。油ないしワックスは、油類、ワックス類、天然もし くは合成トリグリセリド、アシルエステル類及び石油誘導体並びにこれらの類似 物ないし誘導体よりなる群から選ばれろ水非混和性油溶液である。用語「分散す る」または「分散」を本明細書で用いるとき、これらは、流動相を生じさせる溶 解または懸濁物もしくはコロイドの形成を包含する。油分散性物質を含有する油 相と脂質相とを混合し、−緒になった油−脂質相を水性相との剪断混合条件下で ブレンドする。封入プロセスに有用な表面活性剤は、上記の水充填率ラメラ脂質 小胞を作るのに用いられるものと同じである。
本発明の小ラメラ脂質小胞を形成するのに必要な適当なブレンドを達成するため に、物質はすべて通常流動性状態である。これは、親油性相を流動性にするため に該相の温度を高め次いで親油性相と水性相との剪断混合を、両相が液体である 温度で実施することにより容易に達成される0本発明の表面活性剤は、流動性を 得るのに1和な加熱のみが要求される如きものとする0両相に同じ温度を用いる ことはしばしば望ましいけれども、これは必ずしも不可欠でない。
女 い の t ! 本発明は双性イオンないしアニオン小ラメラ脂質小胞の製造及び双性イオンない しアニオン小ラメラ脂質小胞そのものに関する。単鎖非燐脂質電荷局在表面活性 剤物質を主要構造成分として有するこれら脂質小胞は、各々実質状球形の脂質膜 を分離する小さな水容量の脂質二重層2〜10を有し、また該二重層により大き な無定形中心腔が囲繞されていることを特徴とする。中心腔は油(ワックスを包 含)、水基剤溶液またはこれらの混合物で充填することができる。
特定の用途に、電荷生成性両親媒性物質またはステロールの混入が望ましい、好 ましい電荷生成性両親媒性物質は燐酸ジセチル、硫酸セチル、長鎖脂肪酸、レチ ン酸、カルボン酸、第四アンモニウム化合物及びこれらの誘導体を包含する。コ レステロールまたはその誘導体の一つは好ましいステロールである。
小ラメラ脂質小胞は剪断混合に十分高い剪断をもたらす種々のデバイスによって 作ることができる。バイオテクノロジー・デベロップメント社製品の如きミクロ 流動化装置、「フランス」式プレス、或は高い十分な剪断力及び加熱率粘性脂質 を取り扱う能力を供する他のいくつかのデバイスを含む多種の市販デバイスがあ る。もしも非常に高い剪断装置を用いるなら、粉末脂質をその標準融点を下回る 温度で圧力下ミクロ乳化させ、しかもなお本発明の脂質小胞な形成することがで きる。
本発明の脂質小胞を作るのに特に有用なデバイスは、ニューシャーシー州ヴイネ ランド所在のミクロ・ヴエシキュラー・システム社によって開発されており。
更に米国特許出@4,985,452に記載されている。概括するに、このデバ イスは接線方向に位置づけられた入ロオリフィス少なくとも一つを有するほぼ円 筒形の混合チャンバーを有する。一つもしくは二つ以上のオリフィスは親油性相 (もしも脂質−コアPLVを形成すべきなら油相と混合される)の貯蔵器に通じ 、また他のオリフィスの少なくとも一つは水性相用貯蔵器に結合している。別異 の相は円筒形チャンバーにポンプ例えば容量形ポンプによって駆動され、チャン バー内に乱流を形成する如き態様で交差する。小ラメラ脂質小胞は迅速に例えば 1秒未満で形成し、軸線上に位置づけられた排出オリフィスによりチャンバーか ら取り出される。好ましい具体化では、四つの、接線方向に位置づけられた入口 オリフィスがあり、脂質ないし水性相が容量形ポンプによって貯蔵器から別のオ リフィスに引き出される。接線オリフィスを通る流体流れは各入口ないし注入オ リフィスから排出オリフィスへと螺旋形流路で案内される。流路は、液体の流れ の交差により混合帯域を創生ずる如き入口ないし注入オリフィスの配置もしくは 布置によって制御される。ポンプの速度並びにオリフィス及び供給ラインの直径 は脂質小胞形成に適当な剪断混合を達成すべく選択される。注目される如く、は とんどの状況で、適当な混合をもたらすのに乱流が選ばれる。
本発明及びその多くの用途は下記の非制限的例から一層明らかになろう。
昨−」: 本例では、三つの異なるサルコシンアミドを、コレステロールないしオレイン酸 の存在または不存在で小ラメラ脂質小胞を形成する能力並びに水溶液を封入する 能力に関しテストする。
表1に、使用物質と結果を列挙する。コレステロール(C)の存在または不存在 は正(+)または負(−)の記号で示す、すべてのサルコシンアミドはR,T、 ヴアンデルビルト社 (コネチカット州ノーウオーク所在)から得られ、Van seal LS (rLsJ)はラウリン酸のサルコシンアミド、Vansea l O3(rosj)はオレイン酸のサルコシンアミド、Vanseal CS  (rcsj)は椰子油(大部分飽和したC 14− C*。カルボン酸の混合 物)から誘導された脂肪酸のメチルサルコシンアミドである0反応は、60%未 満のカルボキシル基が解離する如きpH(pH範囲3〜5.5)を有する溶液中 で行なう0本例及び後記例では、シリンジを用いて剪断混合をもたらすが、しか し剪断混合をもたらす剪断発生装置であれば、いずれも用いることができる。
表面活性剤(と、添加剤が存在するとき核剤と)で形成される1mlの親油性相 を10m1のシリンジに入れ、表面活性剤の融点より高い温度、45℃に加熱す る。親油性成分の加熱及びブレンドの後に生成する親油性相を4mlの水性相に 三方停止コックを介して強制的に注入する。水性相(本例では4mlの水)は1 0m1のシリンジに入れ、同じく45℃に加熱する。水性相への親油性相の注入 は5秒未満とする0次いで、得られた混合物を、約1mm径のオリフィスを通し て8〜12m/ s e cの綿流量でシリンジの間に繰り返し押し込む。
混合物を二つのシリンジ間で約2分間継続的に行きつ戻りつさせて、小ラメラ脂 質小胞を作るのに必要な剪断混合をもたらす、小ラメラ脂質小胞を含む乳白色の 懸濁液が生成する。脂質小胞をベックマン・インストラメンタル社のJ−21遠 心分離檀中10.00Orpmで15分間の遠心分離により分離させて水性相頂 部に低密炭層を形成する。
表−−1 LS + 3. 0 0. 3 LS 4. 0 0. 45 O5+ 3. 0 0. 35 O34,00,60 C3+ 3. OO,26 C32,50,40 肚滅:表面活性剤/コレステロール−33■M/ 11 mM表1に列挙した結 果から明らかなように、これらの表面活性剤はすべて、コレステロールが存在し てもしな(でも水封入小胞を形成する。直径及び封入容量は、表面活性剤単独で 小胞を形成したときの方が大きい。
鮭−ス: 本例では、鉱油(Drakeol 19)を用いて本発明の小ラメラ脂質小胞の 油封入効率を示す。先行例の如く、テストする表面活性剤は、ラウリン酸、オレ イン酸及び椰子油脂肪酸のサルコシンアミドであり、そして親油性相は添加剤を 用い或は用いずに形成される。
表2に使用物質と結果を列挙する。表1の如(、添加剤の有無を土ないし−で示 す。
例1の如く、表面活性剤(と、コレステロールが存在するときこのものと)を1 0m1のシリンジに入れ、表面活性剤の融点より高い温度、45℃に加熱して1 mlの親油性相を形成する1次いで、この表面活性剤混合物を一連の実験で後封 入油飽和に達するまで種々の量の鉱油とブレンドする0次いで、この脂質と油の 親油性相を、例1のシリンジ法を用いて4mlの水とブレンドする。
表2から明らかなように、これらの表面活性剤はすべて、コレステロール及びオ レイン酸が存在してもしなくても油を封入しつる0例1の如(、直径及び封入容 量は、小胞を表面活性剤単独で形成するときの方が大きい。
C3+ 10 0.68 C3180,84 LS + 7 0.34 LS 12 0.50 Q3 + 7 0.16 O870,30 肚滅:表面活性剤/コレステロール=33+++M/11+wM本例では、オレ オイルプロピルベタインの、水ないし鉱油(Drakeol 19)封入能力を 測定する。使用物質と割合を表3に列挙する。
大−一」。
オレオイルプロピルベタイン 33mMコレステロール 15mM 全脂質 1m1 本例は、本質上例1及び例2と同じプロトコールに従い実施する。水性相は2m lの水である。
表4に列挙した結果は、オレオイルプロピルベタインの水ないし油容量封入能力 を明示する。
以上の説明は例示に過ぎず、当業者は、同じ結果を達成する他の物質及び方法を 見出しつる。かかる他の物質は下記請求の範囲に包含される。
国際調査報告

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.水充填小ラメラ脂質小胞の調製方法にして、A.ベタイン及びアニオンサル コシンアミドよりなる群から選ばれる単鎖電荷局在非燐脂質表面活性剤と、前記 脂質小胞に組み入れるべき任意の脂質可溶物質を含む無溶剤非水親油性相を備え 、 B.水性溶剤と、封入すべき任意の水可溶物質から形成される水性相を備え、そ して c.前記非水親油性相と、実質的過剰の前記水性相とを剪断混合条件下車一工程 で一緒にする 諸工程から本質上なり、而してそれにより水充填小ラメラ脂質小胞が分離性ラメ ラ相の形成を伴わない、方法。
  2. 2.ベタインが、構造: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中R2は長鎖脂肪酸エステルである]を有するベタインを含む、請求項1の 方法。
  3. 3.R2が構造: ▲数式、化学式、表等があります▼ を有するプロピルオレエートである、請求項2の方法。
  4. 4.サルコシンアミドが、構造: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R1▲数式、化学式、表等があります▼は炭素原子12〜20個を有す る長鎖脂肪酸のカルボニル誘導体である]を有するサルコシンアミドを含む、請 求項1の方法。
  5. 5.R1がラウリン酸、炭素原子14〜20個を有する脂肪酸及びこれらの混合 物よりなる群から選ばれる、請求項4の方法。
  6. 6.親油性相が更にステロールを含む、請求項1の方法。
  7. 7.ステロールがコレステロールを含む、請求項6の方法。
  8. 8.親油性相が更に電荷生成性両親媒性物質を含む、請求項1の方法。
  9. 9.無定形中心腔に水非混和性油状物質を有する油充填小ラメラ脂質小胞の調製 方法にして、A.ベタイン及びアニオンサルコシンアミドよりなる群から選ばれ る電荷局在単鎖非燐脂質表面活性剤と、前記脂質小胞に組み入れるべき任意の脂 質可溶物質を含む無溶剤非水脂質相を備え、 B.水性溶剤と、前記脂質小胞に組み入れるべき任意の水可溶物質から形成され る水性相を備え、c.水非混和性油状物質と該物質に可溶な、前記脂質小胞に組 み入れるべき任意の物質の油相を備え、D.前記脂質相と前記油相をブレンドす ることにより親油性相を形成し、そして E.前記親油性相と、実質的過剰の前記水性相とを剪断混合条件下単一工程で一 緒にする 諸工程から本質上なり、而してそれにより、無定形中心腔に水非混和性油物質を 有する単鎖電荷局在非燐脂質小ラメラ脂質小胞が分離性ラメラ相の形成を伴わず に形成される方法。
  10. 10.ベタインが、構造: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中R2は長鎖脂肪酸エステルである]を有するベタインを含む、請求項9の 方法。
  11. 11.R2が構造: ▲数式、化学式、表等があります▼ を有するプロピルオレエートである、請求項10の方法。
  12. 12.サルコシンアミドが構造: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R1▲数式、化学式、表等があります▼は炭素原子12〜20個を有す る長鎖脂肪酸のカルボニル誘導体である]を有するサルコシンアミドである、請 求項9の方法。
  13. 13.R1がラウリン酸、炭素原子14〜20個を有する脂肪酸及びこれらの混 合物よりなる群から選ばれる、請求項12の方法。
  14. 14.親油性相が更にステロールを含む、請求項9の方法。
  15. 15.ステロールがコレステロールを含む、請求項14の方法。
  16. 16.親油性相が更に電荷生成性両親媒性物質を含む、請求項9の方法。
  17. 17.水性相により分離された実質状球形殻の形状をなす脂質二重層2〜10よ りなる水充填小ラメラ脂質小胞にして、前記脂質二重層が主要脂質としてベタイ ン及びアニオンサルコシンアミドよりなる群から選ばれる単鎖電荷局在非燐脂質 表面活性剤と、前記脂質小胞二重層に組み込まれるべき任意の脂質可溶物質とを 含む、小ラメラ脂質小胞。
  18. 18.ベタインが構造: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中R2は長鎖脂肪酸エステルである]を有するベタインを含む、請求項17 の小ラメラ脂質小胞。
  19. 19.R2が構造: ▲数式、化学式、表等があります▼ を有するプロピルオレエートである、請求項18の小ラメラ脂質小胞。
  20. 20.サルコシンアミドが、構造: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R1▲数式、化学式、表等があります▼は炭素原子12〜20個を有す る長鎖脂肪酸のカルボニル誘導体である]を有するサルコシンアミドを含む、請 求項17の小ラメラ脂質小胞。
  21. 21.R1がラウリン酸、炭素原子14〜20個を有する脂肪酸及びこれらの混 合物よりなる群から選ばれる、請求項20の小ラメラ脂質小胞。
  22. 22.親油性相が更にステロールを含む、請求項17の小ラメラ脂質小胞。
  23. 23.ステロールがコレステロールを含む、請求項22の小ラメラ脂質小胞。
  24. 24.親油性相が更に電荷生成性両親媒性物質を含む、請求項17の小ラメラ脂 質小胞。
  25. 25.水性相により分離された実質状球形殻の形状をなす脂質二重層2〜10よ りなる油充填小ラメラ脂質小胞にして、前記脂質二重層が実質上油充填無定形中 心腔を囲繞し、前記脂質二重層が主要脂質としてベタイン及びアニオンサルコシ ンアミドよりなる群から選ばれる単鎖電荷局在非燐脂質表面活性剤と、前記脂質 小胞二重層に組み込まれるべき任意の脂質可溶物質とを含む、小ラメラ脂質小胞 。
  26. 26.ペタインが構造: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中R2は長鎖脂肪酸エステルである]を有するベタインを含む、請求項25 の小ラメラ脂質小胞。
  27. 27.R2が構造: ▲数式、化学式、表等があります▼ を有するプロピルオレエートである、請求項26の小ラメラ脂質小胞。
  28. 28.アニオンサルコシンアミドが、構造:▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R1▲数式、化学式、表等があります▼は炭素原子12〜20個を有す る長鎖脂肪酸のカルボニル基である]を有するサルコシンアミドを含む、請求項 25の小ラメラ脂質小胞。
  29. 29.R1がラウリン酸、炭素原子14〜20個を有する脂肪酸及びこれらの混 合物よりなる群から選ばれる請求項28の小ラメラ脂質小胞。
  30. 30.親油性相が更にステロールを含む、請求項25の小ラメラ脂質小胞。
  31. 31.ステロールがコレステロールを含む、請求項30の小ラメラ脂質小胞。
  32. 32.親油性相が更に電荷生成性両親媒性物質を含む、請求項25の小ラメラ脂 質小胞。
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