JPS6072831A - ベシクル用組成物 - Google Patents
ベシクル用組成物Info
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- JPS6072831A JPS6072831A JP58181629A JP18162983A JPS6072831A JP S6072831 A JPS6072831 A JP S6072831A JP 58181629 A JP58181629 A JP 58181629A JP 18162983 A JP18162983 A JP 18162983A JP S6072831 A JPS6072831 A JP S6072831A
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- carbon atoms
- group
- ion
- vesicles
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/10—Dispersions; Emulsions
- A61K9/127—Liposomes
- A61K9/1271—Non-conventional liposomes, e.g. PEGylated liposomes, liposomes coated with polymers
- A61K9/1272—Non-conventional liposomes, e.g. PEGylated liposomes, liposomes coated with polymers with substantial amounts of non-phosphatidyl, i.e. non-acylglycerophosphate, surfactants as bilayer-forming substances, e.g. cationic lipids
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- Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はベシクル用組成物に関し、更に詳細には長期間
に渡って安定なベシクルを調製することのできるベシク
ル用組成物に関する。
に渡って安定なベシクルを調製することのできるベシク
ル用組成物に関する。
生体膜の重要な構成成分であるリン脂質、特にレシチン
が水中においてリボゾームと呼ばれる二重膜中空小胞体
を形成することは既によく知られている。このリボゾー
ムは、中空脂質二重脱珪であり、内腔に種々の化学物質
を包含することができる等その構造が赤血球に酷似して
いるため、赤血球のモデルあるいは細胞モデルとして研
究され、生体膜研究に1要な役割りを果たしている。
が水中においてリボゾームと呼ばれる二重膜中空小胞体
を形成することは既によく知られている。このリボゾー
ムは、中空脂質二重脱珪であり、内腔に種々の化学物質
を包含することができる等その構造が赤血球に酷似して
いるため、赤血球のモデルあるいは細胞モデルとして研
究され、生体膜研究に1要な役割りを果たしている。
また、近年、このリボゾームは薬物の生体内運搬体とし
て注目されている。すなわち、内腔に種々の化学物質を
包含することのできるリボゾームは一種のカプセルと見
なすことができ、薬物をリポゾーム内部に入れて投与す
ると、薬物の生体内代謝が抑制され長期間生体内に留っ
て薬効を持続したり(例えばFEBS Letters
、 35巻、3号。
て注目されている。すなわち、内腔に種々の化学物質を
包含することのできるリボゾームは一種のカプセルと見
なすことができ、薬物をリポゾーム内部に入れて投与す
ると、薬物の生体内代謝が抑制され長期間生体内に留っ
て薬効を持続したり(例えばFEBS Letters
、 35巻、3号。
292頁、1973年)、薬物の副作用、例えばアレル
ギー性が抑制されたり(例えばFEBSLetters
、 45巻、1号、71頁、1974年)、薬物の各種
臓器への分布が変化したりする(例えばEur、 J、
Biochem、、 47巻、179頁、 1974
年)ことが報告されている。この様にリボゾームは薬物
の生体内運搬体として優れた諸性質を示すのであるが、
中でも薬物の臓器分布を変化させ得る性質は薬物を疾患
臓器へ選択的に作用させ得る可能性を有しており、所謂
リボゾームによる標的効果として注目を集めている。例
えば制癌剤は癌細胞のみならず健康な正常細胞にも作用
するため副作用の伴なうことが多いが、制癌剤をリボゾ
ームに入れて投与することにより癌組織に選択的に作用
させることができれば極めて有用であると考えられる。
ギー性が抑制されたり(例えばFEBSLetters
、 45巻、1号、71頁、1974年)、薬物の各種
臓器への分布が変化したりする(例えばEur、 J、
Biochem、、 47巻、179頁、 1974
年)ことが報告されている。この様にリボゾームは薬物
の生体内運搬体として優れた諸性質を示すのであるが、
中でも薬物の臓器分布を変化させ得る性質は薬物を疾患
臓器へ選択的に作用させ得る可能性を有しており、所謂
リボゾームによる標的効果として注目を集めている。例
えば制癌剤は癌細胞のみならず健康な正常細胞にも作用
するため副作用の伴なうことが多いが、制癌剤をリボゾ
ームに入れて投与することにより癌組織に選択的に作用
させることができれば極めて有用であると考えられる。
実際、その様な試みが良好な結果を得ている場合がある
(例えば日本癌学会講演要旨集。
(例えば日本癌学会講演要旨集。
8頁、1976年)。
また、二重膜部分にアルキルアミン等の適当な伝導性物
質を包埋し、リボゾームの内液に第2銅イオン等の光還
元性物質を、リボゾームの外液にアスコルビン酸等の光
酸化性物質を入れ、これに光を照射することにより二重
膜に包埋した伝導性物質の性質に応じて、特定のイオン
を外液から内液に濃縮することが可能であり、たとえば
海水からある特定の元素イオンを取出して資源化するこ
とができる。この様にリボゾームは薬物投与等に画期的
な新しい手法をもたらすものであるが、リボゾームを形
成し得るリン脂質が生体由来物質のためその化学構造が
極めて制限されており各種機能の付与に不便であること
、また、比較的化学的安定性に乏しいこと等の欠点があ
った。
質を包埋し、リボゾームの内液に第2銅イオン等の光還
元性物質を、リボゾームの外液にアスコルビン酸等の光
酸化性物質を入れ、これに光を照射することにより二重
膜に包埋した伝導性物質の性質に応じて、特定のイオン
を外液から内液に濃縮することが可能であり、たとえば
海水からある特定の元素イオンを取出して資源化するこ
とができる。この様にリボゾームは薬物投与等に画期的
な新しい手法をもたらすものであるが、リボゾームを形
成し得るリン脂質が生体由来物質のためその化学構造が
極めて制限されており各種機能の付与に不便であること
、また、比較的化学的安定性に乏しいこと等の欠点があ
った。
そこで、リン脂質リボゾームのかかる制約を取り除くた
めに、最近合成界面活性剤を原料とするりボゾーム型小
胞体、すなわちベシクルを形成せしめるための研究がな
され、現在までに数種類の界面活性剤にベシクル形成能
があることが確認されている。そしてかかる界面活性剤
のベシクルもリボゾームと同様に、二重膜中空小胞体構
造を有しており、上記の薬物運搬体等に適用され得るも
のである。
めに、最近合成界面活性剤を原料とするりボゾーム型小
胞体、すなわちベシクルを形成せしめるための研究がな
され、現在までに数種類の界面活性剤にベシクル形成能
があることが確認されている。そしてかかる界面活性剤
のベシクルもリボゾームと同様に、二重膜中空小胞体構
造を有しており、上記の薬物運搬体等に適用され得るも
のである。
しかしながら、これら界面活性剤のベシクルは、いずれ
も界面活性剤のみを水中に分散せしめ、これに例えば超
音波を照射することにより得られるもので、そのベシク
ル構造が不安定であり、長期間の保存に耐えられないの
が現状である。例えば、本発明で用いるジアシルキルグ
リセリルエーテル誘導体について叙上の方法でベシクル
を得てもベシクル構造は数日以内に壊れ、溶液は白濁若
しくはゲル状を呈するようになる。
も界面活性剤のみを水中に分散せしめ、これに例えば超
音波を照射することにより得られるもので、そのベシク
ル構造が不安定であり、長期間の保存に耐えられないの
が現状である。例えば、本発明で用いるジアシルキルグ
リセリルエーテル誘導体について叙上の方法でベシクル
を得てもベシクル構造は数日以内に壊れ、溶液は白濁若
しくはゲル状を呈するようになる。
したがって、界面活性剤ベシクルを薬物運搬体やその他
の目的に利用するためにはこの安定性を改善することが
不可欠であり、そのだめの技術が強く要望されているの
が現状であった。
の目的に利用するためにはこの安定性を改善することが
不可欠であり、そのだめの技術が強く要望されているの
が現状であった。
斯る現状に鑑み、本発明者らは長期間に渡って安定なベ
シクルを得べく鋭意研究をおこなった結果、ベシクル形
成能を有する特定の第四級アンモニウム塩、ある種の界
面活性剤及び水を配合した系より得たベシクルは長期間
に渡って安定に存在し得ることを見出し、本発明を完成
した。
シクルを得べく鋭意研究をおこなった結果、ベシクル形
成能を有する特定の第四級アンモニウム塩、ある種の界
面活性剤及び水を配合した系より得たベシクルは長期間
に渡って安定に存在し得ることを見出し、本発明を完成
した。
すなわち、本発明は次の2成分(A)及び(B)を含有
し、(A)成分と(B)成分の重量比が100:1〜1
00:100であるベシクル用組成物を提供するもので
ある。
し、(A)成分と(B)成分の重量比が100:1〜1
00:100であるベシクル用組成物を提供するもので
ある。
(A)一般式(I)
式中、各記号は次のものを意味する
R、及びR2:炭素数10〜24の炭化水素基R3及び
R4:炭素数1〜4の炭化水素基若しくはヒドロキシ炭
化水素基又はベンジル基xe:第四級アンモニウムイオ
ンの対イオンとなるアニオン で表わされる二本鎖型第四級アンモニウム塩(B)一種
又は二種以上の、次の式(a)〜翰Rs O(AO)、
H(b) HO(AO) (C5Ha ) (AO)、rH(d)
p q しt−t2すh R6COO(A O) n Rlo 位)CH20R6 CHORlt Φ) ■ CH20R,。
R4:炭素数1〜4の炭化水素基若しくはヒドロキシ炭
化水素基又はベンジル基xe:第四級アンモニウムイオ
ンの対イオンとなるアニオン で表わされる二本鎖型第四級アンモニウム塩(B)一種
又は二種以上の、次の式(a)〜翰Rs O(AO)、
H(b) HO(AO) (C5Ha ) (AO)、rH(d)
p q しt−t2すh R6COO(A O) n Rlo 位)CH20R6 CHORlt Φ) ■ CH20R,。
CH200CR?
CHORa (i)
■
CH,0R9
CH20(A O)tCOR6
CHO(AO)mH(j)
■
CH20(A O) n H
16
■
R15−N−+O(m)
17
3
0 R4
(11)
I6
■
Rla−N$−(A)、Cooe(0)17
R+5NH(A)I C00M (1))16
R15−一−(A)tS03° (q)■
I7
式中、各記号は次のものを示す。
R5:炭素数1〜4の炭化水素基若しくはヒドロキシ炭
化水素基又はベンジル基 R6:炭素数8〜36の炭化水素基 R7:炭素数5〜23の炭化水素基 R8、R9及びR13: 水素原子又は炭素数6〜24
のアシル基(ただし、−分子中にR7とR8を両方含む
場合、そのうち少なくとも一方は水素原子である) R11及びR12:水素原子又は炭素数6〜24の炭化
水素基(ただし、少なくとも一方は水素原子である) R13:炭素数9〜23の炭化水素基 (12) R14:炭素数1〜24の炭化水素基若しくはヒドロキ
シ炭化水素基又はベンジル基 R15、R16及びR17:炭素数1〜24の炭化水素
基 A:炭素数2〜4のアルキレン基 M:アルカリ金属イオン、モノエタノールアンモニウム
イオン、ジェタノールアンモニウムイオン又はトリエタ
ノールアンモニウムイオン 1、m及びn:0又は1〜150の整数p、q及びr:
1〜150の整数 t:1〜4の整数 Xe:前記と同じ で表わされる化合物群から選ばれた界面活性剤。
化水素基又はベンジル基 R6:炭素数8〜36の炭化水素基 R7:炭素数5〜23の炭化水素基 R8、R9及びR13: 水素原子又は炭素数6〜24
のアシル基(ただし、−分子中にR7とR8を両方含む
場合、そのうち少なくとも一方は水素原子である) R11及びR12:水素原子又は炭素数6〜24の炭化
水素基(ただし、少なくとも一方は水素原子である) R13:炭素数9〜23の炭化水素基 (12) R14:炭素数1〜24の炭化水素基若しくはヒドロキ
シ炭化水素基又はベンジル基 R15、R16及びR17:炭素数1〜24の炭化水素
基 A:炭素数2〜4のアルキレン基 M:アルカリ金属イオン、モノエタノールアンモニウム
イオン、ジェタノールアンモニウムイオン又はトリエタ
ノールアンモニウムイオン 1、m及びn:0又は1〜150の整数p、q及びr:
1〜150の整数 t:1〜4の整数 Xe:前記と同じ で表わされる化合物群から選ばれた界面活性剤。
(A)成分である二本鎖型第四級アンモニウム塩がベシ
クルを形成することはすでに公知であり、例えば特開昭
53−134784号公報に開示され、また、学術雑誌
J、 Am、 Chern、 Soc、、 99巻、
3860頁、(1977年) J、 Co11oid
Interface Set、。
クルを形成することはすでに公知であり、例えば特開昭
53−134784号公報に開示され、また、学術雑誌
J、 Am、 Chern、 Soc、、 99巻、
3860頁、(1977年) J、 Co11oid
Interface Set、。
65巻、1号、155頁、(1978) J、 A+n
、 Chetn。
、 Chetn。
Soc、、 101巻、4030頁、(1979年)等
に報告されている。しかしながら、(A)成分に(B)
成分を配合することによりベシクルが長期間安定に保た
れることは全く知られておらず、このことは本発明者ら
の研究によって初めて明らかにされたものである。
に報告されている。しかしながら、(A)成分に(B)
成分を配合することによりベシクルが長期間安定に保た
れることは全く知られておらず、このことは本発明者ら
の研究によって初めて明らかにされたものである。
本発明(A)成分の具体例としては、例えばジデシルジ
メチルアンモニウム塩、ジドデシルジメチルアンモニウ
ム塩、ジオクタデシルジメチルアンモニウム塩、ジオク
タデシルジメチルアンモニウム塩、ジオクタデシルジメ
チルアンモニウム塩、ジドデシルジメチルアンモニウム
塩、ジデシル−N−ヒドロキシエチル−N−メチルアン
モニウム塩、ジドデシル−N−ヒドロキシエチル−N−
メチルアンモニウム塩、ジグトラデシル−N−ヒドロキ
シエチル−N−メチルアンモニウム塩、シヘキサデシル
ーN−ヒドロキシエチル−N−ノー1−ルアンモニウム
塩、ジオクタデシル−N−ヒドロキシエチル−N−メチ
ルアンモニウム塩、シェイクシル−N−ヒドロキシエチ
ル−N−メチルアンモニウム塩等をあげることができる
。壕だ、(A)成分の対イオンについては、特に制限は
ないがハロゲンイオン、メチル硫酸イオン、エチル硫酸
イオンが好ましい。
メチルアンモニウム塩、ジドデシルジメチルアンモニウ
ム塩、ジオクタデシルジメチルアンモニウム塩、ジオク
タデシルジメチルアンモニウム塩、ジオクタデシルジメ
チルアンモニウム塩、ジドデシルジメチルアンモニウム
塩、ジデシル−N−ヒドロキシエチル−N−メチルアン
モニウム塩、ジドデシル−N−ヒドロキシエチル−N−
メチルアンモニウム塩、ジグトラデシル−N−ヒドロキ
シエチル−N−メチルアンモニウム塩、シヘキサデシル
ーN−ヒドロキシエチル−N−ノー1−ルアンモニウム
塩、ジオクタデシル−N−ヒドロキシエチル−N−メチ
ルアンモニウム塩、シェイクシル−N−ヒドロキシエチ
ル−N−メチルアンモニウム塩等をあげることができる
。壕だ、(A)成分の対イオンについては、特に制限は
ないがハロゲンイオン、メチル硫酸イオン、エチル硫酸
イオンが好ましい。
また、本発明の(B)成分の界面活性剤は、ベシクルを
安定に保つ作用を有するものと考えられており、このう
ち(a)は陽イオン性界面活性剤に、υ)〜(1n)は
非イオン性界面活性剤に、(n)〜(q)は両性界面活
性剤にそれぞれ属するものである。これらの)成分のう
ち、υ)〜6′n)の非イオン性界面活性剤に付加する
アルキレンオキサイドとしては、エチレンオキサイドが
好ましい。
安定に保つ作用を有するものと考えられており、このう
ち(a)は陽イオン性界面活性剤に、υ)〜(1n)は
非イオン性界面活性剤に、(n)〜(q)は両性界面活
性剤にそれぞれ属するものである。これらの)成分のう
ち、υ)〜6′n)の非イオン性界面活性剤に付加する
アルキレンオキサイドとしては、エチレンオキサイドが
好ましい。
本発明のベシクル用組成物においては、(A)成分と(
B)成分の配合重量比が重要であり、(A)成分と(B
)成分の比が100:1〜100:10017)範囲で
あることが必要である。配合重量比がこの範囲を外れた
場合、ベシクルが生成しないか又はベシクルが生成して
も不安定となる。
B)成分の配合重量比が重要であり、(A)成分と(B
)成分の比が100:1〜100:10017)範囲で
あることが必要である。配合重量比がこの範囲を外れた
場合、ベシクルが生成しないか又はベシクルが生成して
も不安定となる。
本発明のベシクル用組成物を製造するには公知の方法に
従い、(A)成分及び(’B)成分を、これら両方を溶
解し得る溶媒に溶解し、攪拌して均一とし、次いで溶媒
を除去すれば良い。
従い、(A)成分及び(’B)成分を、これら両方を溶
解し得る溶媒に溶解し、攪拌して均一とし、次いで溶媒
を除去すれば良い。
斯くシて得られた本発明のベシクル用組成物からベシク
ルを得るには、ベシクル用組成物を水に懸濁させ、これ
に超音波を照射すれば艮い。しかしながら、この方法の
みに限らず、例えば水に可溶なエタノールの様な溶媒に
ベシクル用組成物を溶解させ、この水溶液を水中に強く
射出する方法や水溶性の界面活性剤で可溶化し、次いで
透析でその界面活性剤を除去しながら作成する方法等も
利用し、ベシクル溶液を得ることができる。
ルを得るには、ベシクル用組成物を水に懸濁させ、これ
に超音波を照射すれば艮い。しかしながら、この方法の
みに限らず、例えば水に可溶なエタノールの様な溶媒に
ベシクル用組成物を溶解させ、この水溶液を水中に強く
射出する方法や水溶性の界面活性剤で可溶化し、次いで
透析でその界面活性剤を除去しながら作成する方法等も
利用し、ベシクル溶液を得ることができる。
本発明のベシクル用組成物により調製されるベシクル溶
液は、その濃度が1〜50重量%C以下単に係で示す)
が好ましく、より好ましくは5〜30%である。溶液の
ベシクル濃度が50%を越えると粘度が高くなり過ぎ、
ベシクルの調製工程及びベシクルの使用時において不都
合の生じることがある。また、濃度が1%未満の場合、
f!A製及び使用には何ら支障はないが、ベシクル溶液
の輸送費や容器の面でコストが一ヒ昇し、経済的ではな
い0 このようにして調製されたベシクル溶液中のベシクルを
確認するための現在知られている最も確かな方法はネガ
テイヴ染色法による電子顕微鏡観察である。ネガティヴ
染色法とはリンタングステン酸や酢酸ウラニールによっ
てベシクルを形成シ得る界面活性剤等の親水基部分の電
子密度を高くし、その部分を黒く染色する方法である。
液は、その濃度が1〜50重量%C以下単に係で示す)
が好ましく、より好ましくは5〜30%である。溶液の
ベシクル濃度が50%を越えると粘度が高くなり過ぎ、
ベシクルの調製工程及びベシクルの使用時において不都
合の生じることがある。また、濃度が1%未満の場合、
f!A製及び使用には何ら支障はないが、ベシクル溶液
の輸送費や容器の面でコストが一ヒ昇し、経済的ではな
い0 このようにして調製されたベシクル溶液中のベシクルを
確認するための現在知られている最も確かな方法はネガ
テイヴ染色法による電子顕微鏡観察である。ネガティヴ
染色法とはリンタングステン酸や酢酸ウラニールによっ
てベシクルを形成シ得る界面活性剤等の親水基部分の電
子密度を高くし、その部分を黒く染色する方法である。
本発明においてはこの方法によってベシクル生成を観察
した。ベシクルを含有するベシクル溶液は透明でありか
つ流動性も良い。一方、前記化合物がベシクルとはなら
ず多層状構造となった場合の溶液はゲル状で白濁しかつ
流動性も極めて不良である。
した。ベシクルを含有するベシクル溶液は透明でありか
つ流動性も良い。一方、前記化合物がベシクルとはなら
ず多層状構造となった場合の溶液はゲル状で白濁しかつ
流動性も極めて不良である。
従がって、ベシクルの安定性試験(後述)においては、
たとえば超音波法でベシクル溶液を作り、該溶液の透明
塵と流動性を経時的に観察することによりベシクル用組
成物の安定性を判定することができる。また、ベシクル
を確認するための補助的な簡便法として、核磁気共鳴(
NMR)法が知られている。すなわち、1H−又は13
C−NMRの緩(17) 和時間もしくは吸収線幅は、ベシクルの場合とそうでな
い場合とでは大きく異なる。つまり、ベシクルの場合は
緩和時間が長くなり、吸収線幅は狭く鋭くなる、一方、
ベシクルでない場合は、緩和時間が短く、吸収線幅は広
くなる。しかしながらNMR法では、ベシクルの特徴で
ある二重膜構造の存在を直接確認することができず、ベ
シクルの存在の厳密な確認のためには、上記の電子顕微
鏡による観察を行うべきである。
たとえば超音波法でベシクル溶液を作り、該溶液の透明
塵と流動性を経時的に観察することによりベシクル用組
成物の安定性を判定することができる。また、ベシクル
を確認するための補助的な簡便法として、核磁気共鳴(
NMR)法が知られている。すなわち、1H−又は13
C−NMRの緩(17) 和時間もしくは吸収線幅は、ベシクルの場合とそうでな
い場合とでは大きく異なる。つまり、ベシクルの場合は
緩和時間が長くなり、吸収線幅は狭く鋭くなる、一方、
ベシクルでない場合は、緩和時間が短く、吸収線幅は広
くなる。しかしながらNMR法では、ベシクルの特徴で
ある二重膜構造の存在を直接確認することができず、ベ
シクルの存在の厳密な確認のためには、上記の電子顕微
鏡による観察を行うべきである。
次に実施例により本発明を更に詳しく説明するが、本発
明はかかる実施例に限定されるものではない。
明はかかる実施例に限定されるものではない。
実施例1・
表−1に示す二本鎖型第四級アンモニウム塩と各種界面
活性剤とからベシクル用組成物を調製し、ベシクルの生
成及びその安定性を調べた。この結果を表−1に示す。
活性剤とからベシクル用組成物を調製し、ベシクルの生
成及びその安定性を調べた。この結果を表−1に示す。
・クロロホルムに溶解した二本鎖型第四級アンモニウム
塩10Fと界面活性剤12を混合し、均一になるまで攪
拌した。次いでエバポレーターを用いてクロロホルムを
除去し、ベシクル用組成物の粉末を得た。
塩10Fと界面活性剤12を混合し、均一になるまで攪
拌した。次いでエバポレーターを用いてクロロホルムを
除去し、ベシクル用組成物の粉末を得た。
得られたベシクル用組成物の粉末10rに対し、水90
Fを加えて攪拌すると粘稠で白濁したゲル状組成物とな
った。このゲル状組成物を60℃に保ち、100 W、
25 )G(zの超音波を約1時間照射した。得られ
た溶液について、電子顕微鏡観察をおこない、ベシクル
の生成を確認した。なお、ベシクルの生成しているもの
は、はぼ透明で流動性の良い溶液となっていた。
Fを加えて攪拌すると粘稠で白濁したゲル状組成物とな
った。このゲル状組成物を60℃に保ち、100 W、
25 )G(zの超音波を約1時間照射した。得られ
た溶液について、電子顕微鏡観察をおこない、ベシクル
の生成を確認した。なお、ベシクルの生成しているもの
は、はぼ透明で流動性の良い溶液となっていた。
上記の如くして得られたベシクル溶液を3力月間20℃
の恒温槽で保存し、3力月経過後の状態を透明度及び流
動性の面から製造直後の状態と比較して安定性を評価し
た。なお、ベシクルの生成及びその安定性についての評
価基準は次の通りである。
の恒温槽で保存し、3力月経過後の状態を透明度及び流
動性の面から製造直後の状態と比較して安定性を評価し
た。なお、ベシクルの生成及びその安定性についての評
価基準は次の通りである。
A:保存後の状態が製造直後と全く変わらず、ベシクル
構造が完全に保持されている。
構造が完全に保持されている。
B:製造直後に比べわずかに増粘している程度であり、
ベシクル構造がほぼ完全に保持されている。
ベシクル構造がほぼ完全に保持されている。
C:製造直後の溶液の増粘と白濁が著しく、ベシクル構
造がほとんど存在しない。
造がほとんど存在しない。
D=製造直後の溶液が完全にゲル化白濁し、ベシクル構
造の存在が全く認められない。
造の存在が全く認められない。
米:超音波照射を行ってもベシクルとはならない。
表−1
来界面活性剤
界面活性剤1゜
(N、N−ジポリオキシエチレンーN−ステアリルアミ
ン、m+n−20) 界面活性剤2゜ (トリメチルステアリルアンモニウムクロライド) 界面活性剤3゜ (22) OCH3 (ジステアリルアミニミド) 比較例1゜ 表−1に示した二本鎖型第四級アンモニウム塩10Fを
水90Fに溶解し、実施例1の方法に準じてベシクルを
生成させた。これを3力月間20℃の恒温槽で保存し、
保存後の状態を調べた。21種の二本鎖型第四級アンモ
ニウム塩すべての場合においてベシクルは生成するが、
3力月の保存の後は、溶液がゲル状で白濁し、ベンクル
構造が失なわれていた。
ン、m+n−20) 界面活性剤2゜ (トリメチルステアリルアンモニウムクロライド) 界面活性剤3゜ (22) OCH3 (ジステアリルアミニミド) 比較例1゜ 表−1に示した二本鎖型第四級アンモニウム塩10Fを
水90Fに溶解し、実施例1の方法に準じてベシクルを
生成させた。これを3力月間20℃の恒温槽で保存し、
保存後の状態を調べた。21種の二本鎖型第四級アンモ
ニウム塩すべての場合においてベシクルは生成するが、
3力月の保存の後は、溶液がゲル状で白濁し、ベンクル
構造が失なわれていた。
実施例2゜
ジオクタデシルアンモニウムクロライドと表−2に示さ
れた界面活性剤を用い、実施例1の方法に従ってベシク
ル用組成物を調製し、該組成物から得られるベシクルの
安定性を調べた。この結果を表−2に示す。
れた界面活性剤を用い、実施例1の方法に従ってベシク
ル用組成物を調製し、該組成物から得られるベシクルの
安定性を調べた。この結果を表−2に示す。
表−2
実施例3゜
表−3に示す合計12種類の二本鎖型第四級アンモニウ
ム塩と、実施例1で用いた3種類の界面活性剤をそれぞ
れ組み合わせて、実施例1の方法に準じて合計36種類
のベシクル用組成物を調製し、該組成物から得られるベ
シクルの安定性を調べた。この結果を表−3に示す。
ム塩と、実施例1で用いた3種類の界面活性剤をそれぞ
れ組み合わせて、実施例1の方法に準じて合計36種類
のベシクル用組成物を調製し、該組成物から得られるベ
シクルの安定性を調べた。この結果を表−3に示す。
以下余白
表−3
実施例4゜
ジオクタデシルアンモニウムクロライドと実施例1で用
いた界面活性剤とを、表−4に示す配合比率で混合し、
実施例1の方法に従って合計39種のベシクル用組成物
を調製した。この組成物について、実施例1と同様にし
てベシクル生成及びその安定性を調べた。この結果を表
−4に示す。
いた界面活性剤とを、表−4に示す配合比率で混合し、
実施例1の方法に従って合計39種のベシクル用組成物
を調製した。この組成物について、実施例1と同様にし
てベシクル生成及びその安定性を調べた。この結果を表
−4に示す。
以下余白
表−4
以上
手続補正書(自発)
昭和59年 9月 26日
”許″″′■8賀 ” ′ j鎧
1、 事件の表示
昭和58年 特許 願第181629 号2、 発明の
名称 ベシクル用組成物 3、 補正をする者 事件との関係 出願人 住 所 東京都中央区日本橋茅場町1丁目14番10号
名 称 (091)花王石鹸株式会社 代表者 丸 1)芳 部 4、代理人 6、補正の対象 明細書の「特許請求の範囲」及び「発明の詳細な説明」
の欄 7、補正の内容 α) 特許請求の範囲を別紙の如く訂正する。
名称 ベシクル用組成物 3、 補正をする者 事件との関係 出願人 住 所 東京都中央区日本橋茅場町1丁目14番10号
名 称 (091)花王石鹸株式会社 代表者 丸 1)芳 部 4、代理人 6、補正の対象 明細書の「特許請求の範囲」及び「発明の詳細な説明」
の欄 7、補正の内容 α) 特許請求の範囲を別紙の如く訂正する。
鰺) 明細書中、第8頁、最下行ないし同、第9頁、第
1行、 「ジアラルキルグリセリルエーテル銹導体」とあるを、 「ジアルキルジメチルアンモニウム塩」と訂正する。
1行、 「ジアラルキルグリセリルエーテル銹導体」とあるを、 「ジアルキルジメチルアンモニウム塩」と訂正する。
(3) 同、第10頁、第12行、
r HO(AO) (Oses) (AO) H(d)
Jp q r とあるを、 r HO(AO) (CsHsO) (AO) H(d
) Jp q r と訂正する。
Jp q r とあるを、 r HO(AO) (CsHsO) (AO) H(d
) Jp q r と訂正する。
(4) 同、第23頁、下から第5行及び同、第27頁
、表の下2行、 [ジオクタデシルアンモニウムクロライド」とあるを、 「ジオクタデシルジメチルアンモニウムクロライド」 と訂正する。
、表の下2行、 [ジオクタデシルアンモニウムクロライド」とあるを、 「ジオクタデシルジメチルアンモニウムクロライド」 と訂正する。
特許請求の範囲
1、 次の2成分(A)及び(B)を含有し、(A)成
分と(B)取分の重蓋比が100:1〜100:100
であるベシクル用組成物 (A)一般式(1) 式中、各記号は次のものを意味する R1及びR1:炭素数10〜24の炭化水素基 R1及びR4:炭素数1〜4の炭化水素基若しくはヒド
ロキシ炭化水素基 又はペンシル基 X :第四級アンモニウムイオンの 3一 対イオンとなるアニオン で表わされる二本鎖型第四級アンモニウム塩(B)一種
又は二種以上の、次の式(ロ))〜(q)Rs O(A
O) n H(b) HxOH 1− R@COO(A O) n Rt o (□)CH冨O
R・ 嘗 CH! 0OCRy R11l N→O1,l) 1y OR。
分と(B)取分の重蓋比が100:1〜100:100
であるベシクル用組成物 (A)一般式(1) 式中、各記号は次のものを意味する R1及びR1:炭素数10〜24の炭化水素基 R1及びR4:炭素数1〜4の炭化水素基若しくはヒド
ロキシ炭化水素基 又はペンシル基 X :第四級アンモニウムイオンの 3一 対イオンとなるアニオン で表わされる二本鎖型第四級アンモニウム塩(B)一種
又は二種以上の、次の式(ロ))〜(q)Rs O(A
O) n H(b) HxOH 1− R@COO(A O) n Rt o (□)CH冨O
R・ 嘗 CH! 0OCRy R11l N→O1,l) 1y OR。
品
Rls NH(A ) t COOM (p)17
式中、各記号は次のものを示す。
RS :炭素数1〜4の炭化水素基若
しくはヒドロキシ炭化水素基
又はベンシル基
R6:炭素数8〜36の炭化水素基
R7:炭素数5〜23の炭化水素基
Ra、Re及びRX、:水素原子又は炭素数6〜24の
アシル基(ただし、−分子 中にR7とR8を両方含む場合、 そのうち少なくとも一方は水 素原子である) R11及びR12:水素原子又は炭素数6〜24の炭化
水素基(ただし、少な くとも一方は水素原子である) R13:炭素数9〜23の炭化水素基 R14:炭素数1〜24の炭化水素基 若しくはヒドロキシ炭化水素 基又はペンシル基 Rls、RtsMD’Rty :炭素数1〜24の炭化
水素基A :炭素数2〜4のアルキレン基 M :アルカリ金属イオン、モノエ 4− タノールアンモニウムイオン、 ゾエタノールアンモニウムイ オン又ハトリエタノールアン モニウムイオン !、m及びn:0又は1〜150の整数P% q及びr
:1〜150の整数 t :1〜4の整数 θ X :前記と同じ で表わされる化合物群から選ばれた界面活性剤。
アシル基(ただし、−分子 中にR7とR8を両方含む場合、 そのうち少なくとも一方は水 素原子である) R11及びR12:水素原子又は炭素数6〜24の炭化
水素基(ただし、少な くとも一方は水素原子である) R13:炭素数9〜23の炭化水素基 R14:炭素数1〜24の炭化水素基 若しくはヒドロキシ炭化水素 基又はペンシル基 Rls、RtsMD’Rty :炭素数1〜24の炭化
水素基A :炭素数2〜4のアルキレン基 M :アルカリ金属イオン、モノエ 4− タノールアンモニウムイオン、 ゾエタノールアンモニウムイ オン又ハトリエタノールアン モニウムイオン !、m及びn:0又は1〜150の整数P% q及びr
:1〜150の整数 t :1〜4の整数 θ X :前記と同じ で表わされる化合物群から選ばれた界面活性剤。
!、(A)成分及び(B)成分中、対イオンX0がハロ
ゲンイオン、メチル硫酸イオン又はエチル硫酸イオンで
ある特許請求の範囲第1項記載のベシクル用組成物。
ゲンイオン、メチル硫酸イオン又はエチル硫酸イオンで
ある特許請求の範囲第1項記載のベシクル用組成物。
5−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、次の2成分(A)及び(B) f:含有し、(A)
成分と(B)成分の重量比が100: 1〜100:
100であるベシクル用組成物 (A)一般式(1) 式中、各記号は次のものを意味する al及びR2;炭素数10〜24の炭化水素基R3及び
R4:炭素数1〜4の炭化水素基若しくはヒドロキシ炭
化水素基又はベンジル基Xe:第四級アンモニウムイオ
ンの対イオンとなるアニオン で表わされる二本鎖型第四級アンモニウム塩(B) −
If又は二種以上の、次の式(a)〜(q)(1) 2
RQ− Ra0(AO)。HΦ) )IO(AO)p(CsHs)qio)rH(d)CH
,0COR。 H20H R6COO(AO)nRIG (g) H2ORa (2) CHz OOCR7 ■ CHORg (+) CH20R9 CH20(AO)tCORa CHO(AO)、nH(j) ■ CH,0(AO)nH I6 R15−N−+O(m) ■ I7 3 ■ OR。 16 R45−No−(A)IC00e(o)l7 R16NH(A)t COOM (p)(3) I6 RI5一端一(A)tS03° ((1)I7 式中、各記号は次のものを示す。 R6:炭素数1〜4の炭化水素基若しくはヒドロキシ炭
化水素基又はベンジル基 R6:炭素数8〜36の炭化水素基 R7:炭素数5〜23の炭化水素基 R,,R9及びRlo :水素原子又は炭素数6〜24
のアシル基(ただし、−分子中にR7とR8を両方含む
場合、そのうち少なくとも一方は水素原子である) all及びR12:水素原子又は炭素数6〜24の炭化
水素基(ただし、少なくとも一方は水素原子である) R13:炭素数9〜23の炭化水素基 R14:炭素数1〜24の炭化水素基若しくはヒドロキ
シ炭化水素基又はベンジル基 R15、R16及びR17:炭素数1〜24の炭化水素
基 (4) A:炭素数2〜4のアルキレン基 M:アルカリ金属イオン、モノエタノールアンモニウム
イオン、ジェタノールアンモニウムイオン又はトリエタ
ノールアンモニウムイオン t、m及びn:0又は1−150の整数p%q及びr:
1〜150の整数 t:1〜4の整数 Xo:前記と同じ で表わされる化合物群から選ばれた界面活性剤。 2(A)成分及び(B)成分中、対イオンX0がハロゲ
ンイオン、メチル硫酸イオン又はエチル硫酸イオンであ
る特許請求の範囲第1項記載のベシクル用組成物
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58181629A JPS6072831A (ja) | 1983-09-29 | 1983-09-29 | ベシクル用組成物 |
GB08422628A GB2147263B (en) | 1983-09-29 | 1984-09-07 | Compositions for making vesticles |
DE19843435516 DE3435516A1 (de) | 1983-09-29 | 1984-09-27 | Massen zur ausbildung von vesikeln |
FR8414910A FR2552679B1 (fr) | 1983-09-29 | 1984-09-28 | Compositions vesiculaires a base de sel d'ammonium quaternaire et d'agent tensio-actif |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58181629A JPS6072831A (ja) | 1983-09-29 | 1983-09-29 | ベシクル用組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6072831A true JPS6072831A (ja) | 1985-04-24 |
JPH0326166B2 JPH0326166B2 (ja) | 1991-04-10 |
Family
ID=16104113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58181629A Granted JPS6072831A (ja) | 1983-09-29 | 1983-09-29 | ベシクル用組成物 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6072831A (ja) |
DE (1) | DE3435516A1 (ja) |
FR (1) | FR2552679B1 (ja) |
GB (1) | GB2147263B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02502094A (ja) * | 1987-03-13 | 1990-07-12 | マイクロ ベシキュラー システムズ,インコーポレイテッド | 少層脂質小胞 |
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US4942038A (en) * | 1987-03-13 | 1990-07-17 | Micro Vesicular Systems, Inc. | Encapsulated humectant |
US5000960A (en) * | 1987-03-13 | 1991-03-19 | Micro-Pak, Inc. | Protein coupling to lipid vesicles |
US5023086A (en) * | 1987-03-13 | 1991-06-11 | Micro-Pak, Inc. | Encapsulated ionophore growth factors |
US4855090A (en) * | 1987-03-13 | 1989-08-08 | Micro-Pak, Inc. | Method of producing high aqueous volume multilamellar vesicles |
US5234767A (en) * | 1987-03-13 | 1993-08-10 | Micro-Pak, Inc. | Hybrid paucilamellar lipid vesicles |
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- 1984-09-07 GB GB08422628A patent/GB2147263B/en not_active Expired
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- 1984-09-28 FR FR8414910A patent/FR2552679B1/fr not_active Expired - Fee Related
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