JPH0650661A - 真空乾燥装置 - Google Patents
真空乾燥装置Info
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- JPH0650661A JPH0650661A JP20500292A JP20500292A JPH0650661A JP H0650661 A JPH0650661 A JP H0650661A JP 20500292 A JP20500292 A JP 20500292A JP 20500292 A JP20500292 A JP 20500292A JP H0650661 A JPH0650661 A JP H0650661A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 真空乾燥室を大気圧まで戻すことなく、そこ
からワークを搬出入可能な構造を採用して、乾燥工程を
高効率化可能な真空乾燥装置を実現すること。 【構成】 真空乾燥装置20の真空乾燥室12の両側に
は、給材予備室11と除材予備室13とを有し、いずれ
のワーク受渡し口などの開口部にもゲート機構14〜1
7を有する。また、給材予備室11の側には、ノズル3
01として開口する空気流供給経路302と、この空気
流供給経路302に接続されたコンプレッサー303
と、空気流供給経路302を開閉する第1の電磁バルブ
305とを有し、その底面側には、空気排出部306と
して開口する空気排出経路307と、この空気排出経路
307を開閉する第2の電磁バルブ308を有する。
からワークを搬出入可能な構造を採用して、乾燥工程を
高効率化可能な真空乾燥装置を実現すること。 【構成】 真空乾燥装置20の真空乾燥室12の両側に
は、給材予備室11と除材予備室13とを有し、いずれ
のワーク受渡し口などの開口部にもゲート機構14〜1
7を有する。また、給材予備室11の側には、ノズル3
01として開口する空気流供給経路302と、この空気
流供給経路302に接続されたコンプレッサー303
と、空気流供給経路302を開閉する第1の電磁バルブ
305とを有し、その底面側には、空気排出部306と
して開口する空気排出経路307と、この空気排出経路
307を開閉する第2の電磁バルブ308を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗浄後のワークから洗
浄液を乾燥、除去するための真空乾燥装置に関する。
浄液を乾燥、除去するための真空乾燥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】機械部品や回路基板などのワークに対す
る洗浄には、塩素系溶剤やフッ素系溶剤が使用されてき
たが、環境に対する影響から、それらの使用が規制され
つつある。この代替として、水系洗浄剤、アルコール系
または石油系溶剤などが考えられる。これらの洗浄剤や
溶剤を使用して洗浄した後の乾燥工程においては、最終
の洗浄工程でワークに付着する水、アルコールまたは石
油系溶剤などが、いずれも塩素系溶剤やフッ素系溶剤に
比して乾燥性において劣ることから、たとえば、図5に
示す真空乾燥装置などを用いて、ワークに真空乾燥工程
を施し、効率的な乾燥工程を行う方法が考えられてい
る。ここで、図5に示す真空乾燥装置には、その真空乾
燥室51のワーク給除材口52を開閉可能なシャッター
板53が設けてあり、シャッター板53によってワーク
給除材口52を閉鎖した状態で空気吸引源54を作動さ
せると、真空乾燥室51に連通する空気吸引経路56を
介して、真空乾燥室51の空気が吸引されて、真空乾燥
室51の内部が真空状態になり、ワークWに付着してい
た洗浄液が乾燥、除去される。
る洗浄には、塩素系溶剤やフッ素系溶剤が使用されてき
たが、環境に対する影響から、それらの使用が規制され
つつある。この代替として、水系洗浄剤、アルコール系
または石油系溶剤などが考えられる。これらの洗浄剤や
溶剤を使用して洗浄した後の乾燥工程においては、最終
の洗浄工程でワークに付着する水、アルコールまたは石
油系溶剤などが、いずれも塩素系溶剤やフッ素系溶剤に
比して乾燥性において劣ることから、たとえば、図5に
示す真空乾燥装置などを用いて、ワークに真空乾燥工程
を施し、効率的な乾燥工程を行う方法が考えられてい
る。ここで、図5に示す真空乾燥装置には、その真空乾
燥室51のワーク給除材口52を開閉可能なシャッター
板53が設けてあり、シャッター板53によってワーク
給除材口52を閉鎖した状態で空気吸引源54を作動さ
せると、真空乾燥室51に連通する空気吸引経路56を
介して、真空乾燥室51の空気が吸引されて、真空乾燥
室51の内部が真空状態になり、ワークWに付着してい
た洗浄液が乾燥、除去される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示す従来の真空乾燥装置においては、ワークWに対する
真空乾燥が終了した後に、シャッター板53を点線で示
す位置にスライド移動させて、ワーク給除材口52を開
放状態にしてからワークWを搬出するため、真空乾燥室
51は大気圧に戻されるので、つぎのワークを真空乾燥
するのに、真空乾燥室51の内部を真空状態にするまで
長いロスタイムが発生する。従って、真空乾燥工程を採
用して、洗浄液の乾燥速度が低いことを補っても、前述
のロスタイムによって、乾燥工程の全体的な効率を向上
できないという問題点がある。
示す従来の真空乾燥装置においては、ワークWに対する
真空乾燥が終了した後に、シャッター板53を点線で示
す位置にスライド移動させて、ワーク給除材口52を開
放状態にしてからワークWを搬出するため、真空乾燥室
51は大気圧に戻されるので、つぎのワークを真空乾燥
するのに、真空乾燥室51の内部を真空状態にするまで
長いロスタイムが発生する。従って、真空乾燥工程を採
用して、洗浄液の乾燥速度が低いことを補っても、前述
のロスタイムによって、乾燥工程の全体的な効率を向上
できないという問題点がある。
【0004】以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、
真空乾燥室を大気圧まで戻すことなく、そこからワーク
を搬出可能な構造を採用して、乾燥工程の効率を向上可
能な真空乾燥装置を実現することにある。
真空乾燥室を大気圧まで戻すことなく、そこからワーク
を搬出可能な構造を採用して、乾燥工程の効率を向上可
能な真空乾燥装置を実現することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る真空乾燥装置において講じた手段は、
ワーク給材口を備える給材予備室と、ワーク給材口を開
閉可能な給材口ゲート機構と、給材予備室に第1のワー
ク受渡し口を介して接続する真空乾燥室と、この真空乾
燥室内からそこが真空状態になるまで空気を吸引可能な
空気吸引手段と、第1のワーク受渡し口を開閉可能な第
1の受渡し口ゲート機構と、真空乾燥室に第2のワーク
受渡し口を介して接続し、ワーク除材口を備える除材予
備室と、第2のワーク受渡し口を開閉可能な第2の受渡
し口ゲート機構と、ワーク除材口を開閉可能な除材口ゲ
ート機構と、給材予備室内のワークを第1のワーク受渡
し口から真空乾燥室内に搬送可能な第1のワーク搬送手
段と、真空乾燥室内のワークを除材予備室内に搬送可能
な第2のワーク搬送手段とを設けることである。すなわ
ち、真空乾燥室との間でワークを直接的には搬出入せ
ず、ゲート機構によって密閉可能な給材予備室または除
材予備室を介してワークを受渡し可能にすることであ
る。
に、本発明に係る真空乾燥装置において講じた手段は、
ワーク給材口を備える給材予備室と、ワーク給材口を開
閉可能な給材口ゲート機構と、給材予備室に第1のワー
ク受渡し口を介して接続する真空乾燥室と、この真空乾
燥室内からそこが真空状態になるまで空気を吸引可能な
空気吸引手段と、第1のワーク受渡し口を開閉可能な第
1の受渡し口ゲート機構と、真空乾燥室に第2のワーク
受渡し口を介して接続し、ワーク除材口を備える除材予
備室と、第2のワーク受渡し口を開閉可能な第2の受渡
し口ゲート機構と、ワーク除材口を開閉可能な除材口ゲ
ート機構と、給材予備室内のワークを第1のワーク受渡
し口から真空乾燥室内に搬送可能な第1のワーク搬送手
段と、真空乾燥室内のワークを除材予備室内に搬送可能
な第2のワーク搬送手段とを設けることである。すなわ
ち、真空乾燥室との間でワークを直接的には搬出入せ
ず、ゲート機構によって密閉可能な給材予備室または除
材予備室を介してワークを受渡し可能にすることであ
る。
【0006】これに対して、真空乾燥室へのワークの搬
入および真空乾燥室からのワークの搬出を同じワーク受
渡し口から行う真空乾燥装置においては、ワーク給除材
口を備える予備室と、ワーク給除材口を開閉可能な給除
材口ゲート機構と、予備室にワーク受渡し口を介して接
続する真空乾燥室と、この真空乾燥室内からそこが真空
状態になるまで空気を吸引可能な空気吸引手段と、ワー
ク受渡し口を開閉可能な受渡し口ゲート機構と、予備室
内のワークを少なくともワーク受渡し口を介して真空乾
燥室内に搬送可能な第1のワーク搬送手段と、真空乾燥
室内のワークをワーク受渡し口を介して予備室内に搬送
可能な第2のワーク搬送手段とを設けることである。
入および真空乾燥室からのワークの搬出を同じワーク受
渡し口から行う真空乾燥装置においては、ワーク給除材
口を備える予備室と、ワーク給除材口を開閉可能な給除
材口ゲート機構と、予備室にワーク受渡し口を介して接
続する真空乾燥室と、この真空乾燥室内からそこが真空
状態になるまで空気を吸引可能な空気吸引手段と、ワー
ク受渡し口を開閉可能な受渡し口ゲート機構と、予備室
内のワークを少なくともワーク受渡し口を介して真空乾
燥室内に搬送可能な第1のワーク搬送手段と、真空乾燥
室内のワークをワーク受渡し口を介して予備室内に搬送
可能な第2のワーク搬送手段とを設けることである。
【0007】本発明においては、給材予備室および予備
室に対して、そこに搬入されたワークを液切りする液切
り手段を設けることが好ましく、この液切り手段として
は、その内部に搬入されたワークに向けて空気流を吹き
つけ可能な空気流吹きつけ部として開口する空気流供給
経路と、この空気流供給経路に接続された空気流供給源
と、空気流供給経路を閉鎖状態と開放状態とに切換する
空気流供給経路開閉手段と、空気流吹きつけ部に対して
予備室内のワークを介して対峙する位置で空気排出部と
して開口する空気排出経路と、この空気排出経路を閉鎖
状態と開放状態とに切換する空気流経路開閉手段とを有
する送風液切り手段などを採用することができる。
室に対して、そこに搬入されたワークを液切りする液切
り手段を設けることが好ましく、この液切り手段として
は、その内部に搬入されたワークに向けて空気流を吹き
つけ可能な空気流吹きつけ部として開口する空気流供給
経路と、この空気流供給経路に接続された空気流供給源
と、空気流供給経路を閉鎖状態と開放状態とに切換する
空気流供給経路開閉手段と、空気流吹きつけ部に対して
予備室内のワークを介して対峙する位置で空気排出部と
して開口する空気排出経路と、この空気排出経路を閉鎖
状態と開放状態とに切換する空気流経路開閉手段とを有
する送風液切り手段などを採用することができる。
【0008】
【作用】上記手段を講じた本発明に係る真空乾燥装置に
おいては、真空乾燥室に対して給材予備室、除材予備室
(予備室)を設けるとともに、それらの間のワーク受渡
し口,各予備室のワーク給材口およびワーク除材口のい
ずれにもゲート機構を設けてあるため、たとえば、真空
乾燥室を真空状態にしてワークから洗浄液を真空乾燥し
た後に、乾燥済みのワークを搬出するときには、まず、
ワーク除材口側をゲート機構によって閉鎖状態にして、
真空乾燥室からワークを除材予備室に搬送する。そし
て、真空乾燥室のワーク受渡し口をゲート機構によって
閉鎖状態にした後に、除材予備室を大気開放し、ワーク
を除材予備室からワーク除材口を介して搬送する。従っ
て、ワークを搬出する過程で、真空乾燥室が大気に開放
されることがない。同様に、ワークを真空乾燥室に搬送
する場合も、給材予備室を利用して、真空乾燥室が大気
に対して開放状態になることを防止できる。それ故、つ
ぎのワークを乾燥するために真空乾燥室の真空度を高め
るまでに要する時間が短いので、乾燥工程を高効率化で
きる。
おいては、真空乾燥室に対して給材予備室、除材予備室
(予備室)を設けるとともに、それらの間のワーク受渡
し口,各予備室のワーク給材口およびワーク除材口のい
ずれにもゲート機構を設けてあるため、たとえば、真空
乾燥室を真空状態にしてワークから洗浄液を真空乾燥し
た後に、乾燥済みのワークを搬出するときには、まず、
ワーク除材口側をゲート機構によって閉鎖状態にして、
真空乾燥室からワークを除材予備室に搬送する。そし
て、真空乾燥室のワーク受渡し口をゲート機構によって
閉鎖状態にした後に、除材予備室を大気開放し、ワーク
を除材予備室からワーク除材口を介して搬送する。従っ
て、ワークを搬出する過程で、真空乾燥室が大気に開放
されることがない。同様に、ワークを真空乾燥室に搬送
する場合も、給材予備室を利用して、真空乾燥室が大気
に対して開放状態になることを防止できる。それ故、つ
ぎのワークを乾燥するために真空乾燥室の真空度を高め
るまでに要する時間が短いので、乾燥工程を高効率化で
きる。
【0009】
【実施例】つぎに、添付図面を参照して、本発明の実施
例について説明する。
例について説明する。
【0010】〔実施例1〕図1は本発明の実施例1に係
る真空乾燥装置の構成を示す概略構成図であり、本例の
真空乾燥装置は、真空乾燥室とのワークの受渡しをそれ
ぞれ別のワーク搬出入口で行うタイプのものである。
る真空乾燥装置の構成を示す概略構成図であり、本例の
真空乾燥装置は、真空乾燥室とのワークの受渡しをそれ
ぞれ別のワーク搬出入口で行うタイプのものである。
【0011】図1において、本例の真空乾燥装置10に
は、ワーク給材口111を備える給材予備室11と、給
材予備室11に第1のワーク受渡し口121を介して接
続する真空乾燥室12と、この真空乾燥室12に第2の
ワーク受渡し口122を介して接続し、ワーク除材口1
31を備える除材予備室13とを有する。そのうち、給
材予備室11および除材予備室13は、いずれも、真空
乾燥室12に比して小さく設計されている。また、真空
乾燥室12には、そこが真空状態になるまで空気を吸引
可能な空気吸引機構19(空気吸引手段)が設けられて
おり、この空気吸引機構19は、真空乾燥室12の下面
側に空気吸引口191として開口する空気吸引経路19
2と、この空気吸引経路192に接続された空気吸引源
としてのメカニカルブースターポンプ193およびロー
タリポンプ194とを備える。
は、ワーク給材口111を備える給材予備室11と、給
材予備室11に第1のワーク受渡し口121を介して接
続する真空乾燥室12と、この真空乾燥室12に第2の
ワーク受渡し口122を介して接続し、ワーク除材口1
31を備える除材予備室13とを有する。そのうち、給
材予備室11および除材予備室13は、いずれも、真空
乾燥室12に比して小さく設計されている。また、真空
乾燥室12には、そこが真空状態になるまで空気を吸引
可能な空気吸引機構19(空気吸引手段)が設けられて
おり、この空気吸引機構19は、真空乾燥室12の下面
側に空気吸引口191として開口する空気吸引経路19
2と、この空気吸引経路192に接続された空気吸引源
としてのメカニカルブースターポンプ193およびロー
タリポンプ194とを備える。
【0012】また、本例の真空乾燥装置10には、ワー
ク給材口111を開閉可能なシャッター板141を備え
る給材口ゲート機構14と、第1のワーク受渡し口12
1を開閉可能なシャッター板151を備える第1の受渡
し口ゲート機構15と、第2のワーク受渡し口122を
開閉可能なシャッター板161を備える第2の受渡し口
ゲート機構16と、ワーク除材口131を開閉可能なシ
ャッター板171を備える除材口ゲート機構17を有す
る。ここで、給材口ゲート機構14,第1の受渡し口ゲ
ート機構15,第2の受渡し口ゲート機構16および除
材口ゲート機構17のいずれのゲート機構も、シーケン
サ制御部(図示せず。)によって制御されて、シャッタ
ー板141,151,161,171は実線で示す位置
と点線で示す位置との間にスライド移動し、それぞれの
開口部を開閉自在になっている。
ク給材口111を開閉可能なシャッター板141を備え
る給材口ゲート機構14と、第1のワーク受渡し口12
1を開閉可能なシャッター板151を備える第1の受渡
し口ゲート機構15と、第2のワーク受渡し口122を
開閉可能なシャッター板161を備える第2の受渡し口
ゲート機構16と、ワーク除材口131を開閉可能なシ
ャッター板171を備える除材口ゲート機構17を有す
る。ここで、給材口ゲート機構14,第1の受渡し口ゲ
ート機構15,第2の受渡し口ゲート機構16および除
材口ゲート機構17のいずれのゲート機構も、シーケン
サ制御部(図示せず。)によって制御されて、シャッタ
ー板141,151,161,171は実線で示す位置
と点線で示す位置との間にスライド移動し、それぞれの
開口部を開閉自在になっている。
【0013】そのうち、第1の受渡し口ゲート機構15
のシャッター板151は点線で示す位置に移動したとき
には、そのシャッター板収納部152に退避した状態に
なり、第2の受渡し口ゲート機構16のシャッター板1
61は、点線で示す位置に移動したときには、そのシャ
ッター板収納部162に退避した状態になる。さらに、
本例の真空乾燥装置10には、ワーク給材口111を介
して給材予備室11にワークを搬入するワーク給材用ベ
ルト機構181と、ワーク給材用ベルト機構181の搬
送ベルトから受け取ったワークWを給材予備室11の内
部に保持可能、かつ、この保持した状態からワークWを
第1のワーク受渡し口121から真空乾燥室12に搬出
可能な給材予備室側ワーク搬送ベルト機構182(第1
のワーク搬送機構)と、給材予備室側ワーク搬送ベルト
機構182の搬送ベルトから受け取ったワークWを真空
乾燥室12の内部に保持可能、かつ、この保持した状態
からワークWを第2のワーク受渡し口122から除材室
13に搬出可能な乾燥室側ワーク搬送ベルト機構183
(第2のワーク搬送機構)と、乾燥室側ワーク搬送ベル
ト機構183の搬送ベルトから受け取ったワークWを除
材予備室13の内部に保持可能、かつ、この保持した状
態からワークWをワーク除材口131から搬出可能な除
材予備室側ワーク搬送ベルト機構184と、除材予備室
側ワーク搬送ベルト機構184から受け取ったワークW
を所定の位置にまで搬送可能なワーク除材用ベルト機構
185とを有する。
のシャッター板151は点線で示す位置に移動したとき
には、そのシャッター板収納部152に退避した状態に
なり、第2の受渡し口ゲート機構16のシャッター板1
61は、点線で示す位置に移動したときには、そのシャ
ッター板収納部162に退避した状態になる。さらに、
本例の真空乾燥装置10には、ワーク給材口111を介
して給材予備室11にワークを搬入するワーク給材用ベ
ルト機構181と、ワーク給材用ベルト機構181の搬
送ベルトから受け取ったワークWを給材予備室11の内
部に保持可能、かつ、この保持した状態からワークWを
第1のワーク受渡し口121から真空乾燥室12に搬出
可能な給材予備室側ワーク搬送ベルト機構182(第1
のワーク搬送機構)と、給材予備室側ワーク搬送ベルト
機構182の搬送ベルトから受け取ったワークWを真空
乾燥室12の内部に保持可能、かつ、この保持した状態
からワークWを第2のワーク受渡し口122から除材室
13に搬出可能な乾燥室側ワーク搬送ベルト機構183
(第2のワーク搬送機構)と、乾燥室側ワーク搬送ベル
ト機構183の搬送ベルトから受け取ったワークWを除
材予備室13の内部に保持可能、かつ、この保持した状
態からワークWをワーク除材口131から搬出可能な除
材予備室側ワーク搬送ベルト機構184と、除材予備室
側ワーク搬送ベルト機構184から受け取ったワークW
を所定の位置にまで搬送可能なワーク除材用ベルト機構
185とを有する。
【0014】このような構成の真空乾燥装置10の使用
態様について、図2を参照して説明する。
態様について、図2を参照して説明する。
【0015】まず、図2(a)においては、給材口ゲー
ト機構14のシャッター板141がワーク給材口111
を開放状態にあって、洗浄されたワークWをワーク給材
用ベルト機構181によって給材予備室11に搬入可能
な状態にある一方、真空乾燥室12の側では、第1の受
渡し口ゲート機構15および第2の受渡し口ゲート機構
16のシャッター板151,161のいずれもが閉鎖状
態にあって、真空乾燥室12は気密状態にされ、その内
部は空気吸引機構19によって真空状態にある。すなわ
ち、真空乾燥室12では、ワークWに対して真空乾燥中
である。一方、除材口ゲート機構17のシャッター板1
71はワーク除材口131を開放状態にあって、乾燥済
みのワークWを除材予備室側ワーク搬送ベルト機構18
4からワーク除材口131を介してワーク除材用ベルト
機構185に受け渡し可能な状態にある。
ト機構14のシャッター板141がワーク給材口111
を開放状態にあって、洗浄されたワークWをワーク給材
用ベルト機構181によって給材予備室11に搬入可能
な状態にある一方、真空乾燥室12の側では、第1の受
渡し口ゲート機構15および第2の受渡し口ゲート機構
16のシャッター板151,161のいずれもが閉鎖状
態にあって、真空乾燥室12は気密状態にされ、その内
部は空気吸引機構19によって真空状態にある。すなわ
ち、真空乾燥室12では、ワークWに対して真空乾燥中
である。一方、除材口ゲート機構17のシャッター板1
71はワーク除材口131を開放状態にあって、乾燥済
みのワークWを除材予備室側ワーク搬送ベルト機構18
4からワーク除材口131を介してワーク除材用ベルト
機構185に受け渡し可能な状態にある。
【0016】つぎに、図2(b)に示す状態では、ま
ず、ワーク給材用ベルト機構181の搬送ベルトが矢印
の方向に移動して、洗浄直後のワークWは、洗浄液が付
着したまま、ワーク給材口111を介して給材予備室1
1に搬入される一方、同時に、除材予備室側ワーク搬送
ベルト機構184およびワーク除材用ベルト機構185
の搬送ベルトが矢印の方向に移動して、ワークWはワー
ク除材口131を介してワーク除材用ベルト機構185
に受け渡される。この間、真空乾燥室12の内部は真空
状態に保持され、ワークWには真空乾燥が継続される。
ず、ワーク給材用ベルト機構181の搬送ベルトが矢印
の方向に移動して、洗浄直後のワークWは、洗浄液が付
着したまま、ワーク給材口111を介して給材予備室1
1に搬入される一方、同時に、除材予備室側ワーク搬送
ベルト機構184およびワーク除材用ベルト機構185
の搬送ベルトが矢印の方向に移動して、ワークWはワー
ク除材口131を介してワーク除材用ベルト機構185
に受け渡される。この間、真空乾燥室12の内部は真空
状態に保持され、ワークWには真空乾燥が継続される。
【0017】つぎに、図1に示すように、第1の受渡し
口ゲート機構15および第2の受渡し口ゲート機構16
のシャッター板151およびシャッター板161のいず
れもが閉鎖状態にされたまま、給材口ゲート機構14お
よび除材口ゲート機構17のシャッター板141,17
1が閉鎖状態にされる。
口ゲート機構15および第2の受渡し口ゲート機構16
のシャッター板151およびシャッター板161のいず
れもが閉鎖状態にされたまま、給材口ゲート機構14お
よび除材口ゲート機構17のシャッター板141,17
1が閉鎖状態にされる。
【0018】つぎに、真空乾燥室12においてワークW
に対する真空乾燥が終了すると、図2(c)に示すよう
に、第1の受渡し口ゲート機構15および第2の受渡し
口ゲート機構16のシャッター板151,161のいず
れもが開放状態にされる。この間、ワーク除材用ベルト
機構185の搬送ベルトは、矢印の方向に移動し続け
て、ワークWは所定の位置にまで搬送される。
に対する真空乾燥が終了すると、図2(c)に示すよう
に、第1の受渡し口ゲート機構15および第2の受渡し
口ゲート機構16のシャッター板151,161のいず
れもが開放状態にされる。この間、ワーク除材用ベルト
機構185の搬送ベルトは、矢印の方向に移動し続け
て、ワークWは所定の位置にまで搬送される。
【0019】つぎに、図2(d)に示すように、給材予
備室側ワーク搬送ベルト機構182,乾燥室側ワーク搬
送ベルト機構183および除材予備室側ワーク搬送ベル
ト機構184のいずれの搬送ベルトも矢印の方向に移動
して、給材予備室11において給材予備室側ワーク搬送
ベルト機構182の搬送ベルト上にあったワークWは、
真空乾燥室12に搬入される一方、真空乾燥室12にお
いて乾燥室側ワーク搬送ベルト機構183の搬送ベルト
上にあったワークWは、除材予備室13に搬出される。
そして、図1に示す状態を経て、つぎに、図2(a)に
示す状態に戻って、ワークWは、順次、真空乾燥室12
において真空乾燥される。
備室側ワーク搬送ベルト機構182,乾燥室側ワーク搬
送ベルト機構183および除材予備室側ワーク搬送ベル
ト機構184のいずれの搬送ベルトも矢印の方向に移動
して、給材予備室11において給材予備室側ワーク搬送
ベルト機構182の搬送ベルト上にあったワークWは、
真空乾燥室12に搬入される一方、真空乾燥室12にお
いて乾燥室側ワーク搬送ベルト機構183の搬送ベルト
上にあったワークWは、除材予備室13に搬出される。
そして、図1に示す状態を経て、つぎに、図2(a)に
示す状態に戻って、ワークWは、順次、真空乾燥室12
において真空乾燥される。
【0020】以上のとおり、本例の真空乾燥装置10に
おいては、真空乾燥室12の両側に給材予備室11と除
材予備室13とを有し、真空乾燥室12とのワークWの
受渡しは、給材予備室11および除材予備室13を介し
て行われる。ここで、真空乾燥室12の第1のワーク受
渡し口121および第2のワーク受渡し口122が開放
状態にあるときには、給材予備室11のワーク給材口1
11は、給材口ゲート機構14のシャッター板141に
よって閉鎖されているとともに、除材予備室13のワー
ク除材口131は、除材口ゲート機構17のシャッター
板171によって閉鎖された状態にあるため、真空状態
にあった真空乾燥室12の内部は、この真空乾燥室12
の容積と給材予備室11および除材予備室13の容積と
の比によって規定される真空度にまで低下するのみであ
って、大気圧まで戻ることがない。このため、真空乾燥
室12につぎのワークWを搬入した後に、真空乾燥室1
2の第1のワーク受渡し口121および第2のワーク受
渡し口122を閉鎖し、この状態から、空気吸引機構1
9によって真空乾燥室12の内部を真空状態にするまで
の真空引き時間が著しく短縮される。このため、短いロ
スタイムでワークWを連続的に真空乾燥できるので、乾
燥工程の効率を向上することができる。
おいては、真空乾燥室12の両側に給材予備室11と除
材予備室13とを有し、真空乾燥室12とのワークWの
受渡しは、給材予備室11および除材予備室13を介し
て行われる。ここで、真空乾燥室12の第1のワーク受
渡し口121および第2のワーク受渡し口122が開放
状態にあるときには、給材予備室11のワーク給材口1
11は、給材口ゲート機構14のシャッター板141に
よって閉鎖されているとともに、除材予備室13のワー
ク除材口131は、除材口ゲート機構17のシャッター
板171によって閉鎖された状態にあるため、真空状態
にあった真空乾燥室12の内部は、この真空乾燥室12
の容積と給材予備室11および除材予備室13の容積と
の比によって規定される真空度にまで低下するのみであ
って、大気圧まで戻ることがない。このため、真空乾燥
室12につぎのワークWを搬入した後に、真空乾燥室1
2の第1のワーク受渡し口121および第2のワーク受
渡し口122を閉鎖し、この状態から、空気吸引機構1
9によって真空乾燥室12の内部を真空状態にするまで
の真空引き時間が著しく短縮される。このため、短いロ
スタイムでワークWを連続的に真空乾燥できるので、乾
燥工程の効率を向上することができる。
【0021】また、本例の真空乾燥装置10において
は、給材予備室11と除材予備室13とを真空乾燥室1
2に隣接して設け、つぎに真空乾燥が施されるワークW
を給材予備室11から搬入し、真空乾燥の終了したワー
クWを除材予備室13に搬出するだけでよいので、ワー
クWの搬入、搬出時間の短いので、ワークWは1サイク
ルの真空乾燥処理時間のうちの大部分の時間、真空中に
晒されるため、乾燥効率も高い。さらに、真空乾燥室1
2には、ワークWの搬入、搬出を別の受渡し口から行う
ため、ワークWの搬入動作と搬出動作を同時に並行して
行うことができるので、給材および除材に要する時間も
短縮される。
は、給材予備室11と除材予備室13とを真空乾燥室1
2に隣接して設け、つぎに真空乾燥が施されるワークW
を給材予備室11から搬入し、真空乾燥の終了したワー
クWを除材予備室13に搬出するだけでよいので、ワー
クWの搬入、搬出時間の短いので、ワークWは1サイク
ルの真空乾燥処理時間のうちの大部分の時間、真空中に
晒されるため、乾燥効率も高い。さらに、真空乾燥室1
2には、ワークWの搬入、搬出を別の受渡し口から行う
ため、ワークWの搬入動作と搬出動作を同時に並行して
行うことができるので、給材および除材に要する時間も
短縮される。
【0022】〔実施例2〕図3は本発明の実施例2に係
る真空乾燥装置の構成を示す概略構成図であり、本例の
真空乾燥装置は、実施例1に係る真空乾燥装置と同様
に、真空乾燥室とのワークの受渡しをそれぞれ別のワー
ク搬出入口で行うタイプのものである。また、本例の真
空乾燥装置は、実施例1に係る真空乾燥装置に対して、
その給材予備室に液切り手段を設けたことに特徴を有
し、その他の構成は実施例1に係る真空乾燥装置と略同
様であるため、以下の説明および図3においては、対応
する部分同士に同符号をつけて、それらの詳細な説明を
省略する。
る真空乾燥装置の構成を示す概略構成図であり、本例の
真空乾燥装置は、実施例1に係る真空乾燥装置と同様
に、真空乾燥室とのワークの受渡しをそれぞれ別のワー
ク搬出入口で行うタイプのものである。また、本例の真
空乾燥装置は、実施例1に係る真空乾燥装置に対して、
その給材予備室に液切り手段を設けたことに特徴を有
し、その他の構成は実施例1に係る真空乾燥装置と略同
様であるため、以下の説明および図3においては、対応
する部分同士に同符号をつけて、それらの詳細な説明を
省略する。
【0023】図3において、本例の真空乾燥装置20に
は、ワーク給材口111を備える給材予備室11と、給
材予備室11に第1のワーク受渡し口121を介して接
続する真空乾燥室12と、この真空乾燥室12に第2の
ワーク受渡し口122を介して接続し、ワーク除材口1
31を備える除材予備室13とを有する。そのうち、真
空乾燥室12には、そこが真空状態になるまで空気を吸
引可能な真空ポンプ195を備える空気吸引機構19
(空気吸引手段)が設けられている。また、真空乾燥装
置20には、ワーク給材口111を開閉可能な給材口ゲ
ート機構14と、第1のワーク受渡し口121を開閉可
能な第1の受渡し口ゲート機構15と、第2のワーク受
渡し口122を開閉可能な第2の受渡し口ゲート機構1
6と、ワーク除材口131を開閉可能な除材口ゲート機
構17とを有し、いずれのゲート機構も、その動作がシ
ーケンサ制御部によって制御されている。さらに、真空
乾燥装置20には、給材予備室11にワークを搬入する
ワーク給材用ベルト機構181と、給材予備室11の内
部のワークWを第1のワーク受渡し口121から搬出可
能な給材予備室側ワーク搬送ベルト機構182(第1の
ワーク搬送機構)と、真空乾燥室12の内部のワークW
を第2のワーク受渡し口122から搬出可能な乾燥室側
ワーク搬送ベルト機構183(第2のワーク搬送機構)
と、除材予備室13のワークWをワーク除材口131か
ら搬出可能な除材予備室側ワーク搬送ベルト機構184
と、ワークWを所定の位置にまで搬送するワーク除材用
ベルト機構185とを有する。
は、ワーク給材口111を備える給材予備室11と、給
材予備室11に第1のワーク受渡し口121を介して接
続する真空乾燥室12と、この真空乾燥室12に第2の
ワーク受渡し口122を介して接続し、ワーク除材口1
31を備える除材予備室13とを有する。そのうち、真
空乾燥室12には、そこが真空状態になるまで空気を吸
引可能な真空ポンプ195を備える空気吸引機構19
(空気吸引手段)が設けられている。また、真空乾燥装
置20には、ワーク給材口111を開閉可能な給材口ゲ
ート機構14と、第1のワーク受渡し口121を開閉可
能な第1の受渡し口ゲート機構15と、第2のワーク受
渡し口122を開閉可能な第2の受渡し口ゲート機構1
6と、ワーク除材口131を開閉可能な除材口ゲート機
構17とを有し、いずれのゲート機構も、その動作がシ
ーケンサ制御部によって制御されている。さらに、真空
乾燥装置20には、給材予備室11にワークを搬入する
ワーク給材用ベルト機構181と、給材予備室11の内
部のワークWを第1のワーク受渡し口121から搬出可
能な給材予備室側ワーク搬送ベルト機構182(第1の
ワーク搬送機構)と、真空乾燥室12の内部のワークW
を第2のワーク受渡し口122から搬出可能な乾燥室側
ワーク搬送ベルト機構183(第2のワーク搬送機構)
と、除材予備室13のワークWをワーク除材口131か
ら搬出可能な除材予備室側ワーク搬送ベルト機構184
と、ワークWを所定の位置にまで搬送するワーク除材用
ベルト機構185とを有する。
【0024】さらに、本例の真空乾燥装置20において
は、その給材予備室11の内部において、給材予備室側
ワーク搬送ベルト機構182の搬送ベルト上にあるワー
クに対して空気流を吹きつけて液切りする送風液切り機
構たる液切り機構30を有する。この液切り機構30
は、給材予備室11に搬入されたワークWに向けて空気
流を吹きつけ可能なノズル301(空気流吹きつけ部)
として給材予備室11の上部内壁面側で開口する空気流
供給経路302と、この空気流供給経路302に接続さ
れたコンプレッサー303(空気流供給源)と、空気流
供給経路302を閉鎖状態と開放状態とに切換する第1
の電磁バルブ305(空気流供給経路開閉手段)とを有
する。ここで、コンプレッサー303の下流側におい
て、空気流供給経路302には空気加熱装置320が介
挿されており、コンプレッサー303によって圧送され
た空気流は、空気加熱装置320によって加熱されて加
熱空気としてノズル301から吹き出し可能になってい
る。また、液切り機構30は、ノズル301に対して対
峙する給材予備室11の底面に空気排出部306として
開口する空気排出経路307と、この空気排出経路30
7を閉鎖状態と開放状態とに切換する第2の電磁バルブ
308(空気排出経路開閉手段)を有し、空気排出経路
307の下流端には、ミストコレクター309が接続さ
れている。このミストコレクター309は、その上部に
排気ダクト310を有する一方、その下部にはバルブ付
きドレイン311を有しており、給材予備室11におい
てワークWから液切りされて、空気とともに空気排出経
路307を介して排出された洗浄液ミストなどは、この
ミストコレクター309よって回収容器312に回収さ
れる一方、清浄化された空気のみが排気ダクト310か
ら排出されるようになっている。なお、空気吸引機構1
9の真空ポンプ195の排気口は、逆止弁196が介挿
された経路197を介して空気排出経路307に接続さ
れており、真空ポンプ195によって真空乾燥室12か
ら排出された空気もミストコレクター309に送出され
て洗浄液ミストなどが分離されるようになっている。
は、その給材予備室11の内部において、給材予備室側
ワーク搬送ベルト機構182の搬送ベルト上にあるワー
クに対して空気流を吹きつけて液切りする送風液切り機
構たる液切り機構30を有する。この液切り機構30
は、給材予備室11に搬入されたワークWに向けて空気
流を吹きつけ可能なノズル301(空気流吹きつけ部)
として給材予備室11の上部内壁面側で開口する空気流
供給経路302と、この空気流供給経路302に接続さ
れたコンプレッサー303(空気流供給源)と、空気流
供給経路302を閉鎖状態と開放状態とに切換する第1
の電磁バルブ305(空気流供給経路開閉手段)とを有
する。ここで、コンプレッサー303の下流側におい
て、空気流供給経路302には空気加熱装置320が介
挿されており、コンプレッサー303によって圧送され
た空気流は、空気加熱装置320によって加熱されて加
熱空気としてノズル301から吹き出し可能になってい
る。また、液切り機構30は、ノズル301に対して対
峙する給材予備室11の底面に空気排出部306として
開口する空気排出経路307と、この空気排出経路30
7を閉鎖状態と開放状態とに切換する第2の電磁バルブ
308(空気排出経路開閉手段)を有し、空気排出経路
307の下流端には、ミストコレクター309が接続さ
れている。このミストコレクター309は、その上部に
排気ダクト310を有する一方、その下部にはバルブ付
きドレイン311を有しており、給材予備室11におい
てワークWから液切りされて、空気とともに空気排出経
路307を介して排出された洗浄液ミストなどは、この
ミストコレクター309よって回収容器312に回収さ
れる一方、清浄化された空気のみが排気ダクト310か
ら排出されるようになっている。なお、空気吸引機構1
9の真空ポンプ195の排気口は、逆止弁196が介挿
された経路197を介して空気排出経路307に接続さ
れており、真空ポンプ195によって真空乾燥室12か
ら排出された空気もミストコレクター309に送出され
て洗浄液ミストなどが分離されるようになっている。
【0025】このような構成の真空乾燥装置20の使用
態様については、その基本的な動作は実施例1に係る真
空乾燥装置と同様であるため、同じく、図2を参照して
説明する。
態様については、その基本的な動作は実施例1に係る真
空乾燥装置と同様であるため、同じく、図2を参照して
説明する。
【0026】まず、図2(a)に示すように、シャッタ
ー板151,161のいずれもが閉鎖状態にあって、真
空乾燥室12は気密状態にされるとともに、その内部は
空気吸引機構19によって真空状態にされて、真空乾燥
室12の内部においては、ワークWを真空乾燥中であ
る。
ー板151,161のいずれもが閉鎖状態にあって、真
空乾燥室12は気密状態にされるとともに、その内部は
空気吸引機構19によって真空状態にされて、真空乾燥
室12の内部においては、ワークWを真空乾燥中であ
る。
【0027】つぎに、図2(b)に示す状態では、ワー
ク給材用ベルト機構181によって、洗浄直後のワーク
Wは、洗浄液が付着したままワーク給材口111を介し
て給材予備室11に搬入される一方、除材予備室側ワー
ク搬送ベルト機構184およびワーク除材用ベルト機構
185によって、乾燥済みのワークWはワーク除材口1
31から搬出される。この間、真空乾燥室12の内部は
真空状態に保持され、ワークWには真空乾燥が継続され
る。
ク給材用ベルト機構181によって、洗浄直後のワーク
Wは、洗浄液が付着したままワーク給材口111を介し
て給材予備室11に搬入される一方、除材予備室側ワー
ク搬送ベルト機構184およびワーク除材用ベルト機構
185によって、乾燥済みのワークWはワーク除材口1
31から搬出される。この間、真空乾燥室12の内部は
真空状態に保持され、ワークWには真空乾燥が継続され
る。
【0028】つぎに、図3に示すように、シャッター板
151,161のいずれもが閉鎖状態にされたまま、シ
ャッター板141,171が閉鎖状態にされる。この状
態において、本例の真空乾燥装置20においては、制御
部からの指令に基づいて、第1の電磁バルブ305およ
び第2の電磁バルブ308が開放状態に切り換えられ
て、コンプレッサー303によって圧送された空気流
は、空気加熱装置320によって加熱された加熱空気流
として、給材予備室11の給材予備室側ワーク搬送ベル
ト機構182の搬送ベルト上にあるワークWに向けて、
ノズル301から吹きつけられる。このため、ワークW
の付着している洗浄液の大部分は、この給材予備室11
で除かれた状態になる。そして、ノズル301から吹き
出された空気は、給材予備室11の底面側から排出され
る。
151,161のいずれもが閉鎖状態にされたまま、シ
ャッター板141,171が閉鎖状態にされる。この状
態において、本例の真空乾燥装置20においては、制御
部からの指令に基づいて、第1の電磁バルブ305およ
び第2の電磁バルブ308が開放状態に切り換えられ
て、コンプレッサー303によって圧送された空気流
は、空気加熱装置320によって加熱された加熱空気流
として、給材予備室11の給材予備室側ワーク搬送ベル
ト機構182の搬送ベルト上にあるワークWに向けて、
ノズル301から吹きつけられる。このため、ワークW
の付着している洗浄液の大部分は、この給材予備室11
で除かれた状態になる。そして、ノズル301から吹き
出された空気は、給材予備室11の底面側から排出され
る。
【0029】つぎに、真空乾燥室12においてワークW
に対する真空乾燥が終了すると、図2(c)に示すよう
に、シャッター板151,161のいずれもが開放状態
にされる。この間、ワーク除材用ベルト機構185の搬
送ベルトは、矢印の方向に移動し続けて、ワークWは所
定の位置にまで搬送される。
に対する真空乾燥が終了すると、図2(c)に示すよう
に、シャッター板151,161のいずれもが開放状態
にされる。この間、ワーク除材用ベルト機構185の搬
送ベルトは、矢印の方向に移動し続けて、ワークWは所
定の位置にまで搬送される。
【0030】つぎに、図2(d)に示すように、給材予
備室側ワーク搬送ベルト機構182,乾燥室側ワーク搬
送ベルト機構183および除材予備室側ワーク搬送ベル
ト機構184のいずれの搬送ベルトも移動して、給材予
備室11において給材予備室側ワーク搬送ベルト機構1
82の搬送ベルト上にあったワークWは、加熱空気によ
って加熱された状態のまま真空乾燥室12に搬入される
一方、真空乾燥室12において乾燥室側ワーク搬送ベル
ト機構183の搬送ベルト上にあったワークWは除材予
備室13に搬出される。そして、図3に示す状態を経
て、つぎに、図2(a)に示す状態に戻って、ワークW
は、順次、真空乾燥室12において真空乾燥される。
備室側ワーク搬送ベルト機構182,乾燥室側ワーク搬
送ベルト機構183および除材予備室側ワーク搬送ベル
ト機構184のいずれの搬送ベルトも移動して、給材予
備室11において給材予備室側ワーク搬送ベルト機構1
82の搬送ベルト上にあったワークWは、加熱空気によ
って加熱された状態のまま真空乾燥室12に搬入される
一方、真空乾燥室12において乾燥室側ワーク搬送ベル
ト機構183の搬送ベルト上にあったワークWは除材予
備室13に搬出される。そして、図3に示す状態を経
て、つぎに、図2(a)に示す状態に戻って、ワークW
は、順次、真空乾燥室12において真空乾燥される。
【0031】以上のとおり、本例の真空乾燥装置20に
おいては、真空乾燥室12の第1のワーク受渡し口12
1および第2のワーク受渡し口122が開放状態にある
ときには、給材予備室11のワーク給材口111は給材
口ゲート機構14のシャッター板141によって閉鎖さ
れているとともに、除材予備室13のワーク除材口13
1は、除材口ゲート機構17のシャッター板171によ
って閉鎖された状態にある。また、空気流供給経路30
2は第1の電磁バルブ305によって閉鎖され、空気排
出経路307は第2の電磁バルブ308によって閉鎖さ
れた状態にある。このため、真空状態にあった真空乾燥
室12の内部は大気圧にまで戻ることがない。従って、
つぎのワークWを乾燥するにあたって、真空乾燥室12
の内部を真空状態にするまでの真空引き時間が著しく短
縮されるため、短いロスタイムでワークWを真空乾燥で
きるので、乾燥工程の効率を向上することができる。ま
た、つぎに真空乾燥が施されるワークWを給材予備室1
1から搬入し、真空乾燥の終了したワークWを除材予備
室13に搬出するだけでよいので、ワークWの搬入、搬
出時間を短くでき、ワークWは処理時間のうちの大部分
の時間、真空中に晒されるため、乾燥効率も高い。さら
に、真空乾燥室12には、ワークWの搬入、搬出を別の
受渡し口から行うため、ワークWの搬入動作と搬出動作
を並行して行うことができるので、給材および除材に要
する時間も短縮される。
おいては、真空乾燥室12の第1のワーク受渡し口12
1および第2のワーク受渡し口122が開放状態にある
ときには、給材予備室11のワーク給材口111は給材
口ゲート機構14のシャッター板141によって閉鎖さ
れているとともに、除材予備室13のワーク除材口13
1は、除材口ゲート機構17のシャッター板171によ
って閉鎖された状態にある。また、空気流供給経路30
2は第1の電磁バルブ305によって閉鎖され、空気排
出経路307は第2の電磁バルブ308によって閉鎖さ
れた状態にある。このため、真空状態にあった真空乾燥
室12の内部は大気圧にまで戻ることがない。従って、
つぎのワークWを乾燥するにあたって、真空乾燥室12
の内部を真空状態にするまでの真空引き時間が著しく短
縮されるため、短いロスタイムでワークWを真空乾燥で
きるので、乾燥工程の効率を向上することができる。ま
た、つぎに真空乾燥が施されるワークWを給材予備室1
1から搬入し、真空乾燥の終了したワークWを除材予備
室13に搬出するだけでよいので、ワークWの搬入、搬
出時間を短くでき、ワークWは処理時間のうちの大部分
の時間、真空中に晒されるため、乾燥効率も高い。さら
に、真空乾燥室12には、ワークWの搬入、搬出を別の
受渡し口から行うため、ワークWの搬入動作と搬出動作
を並行して行うことができるので、給材および除材に要
する時間も短縮される。
【0032】さらに、本例の真空乾燥装置20において
は、真空乾燥室12において真空乾燥工程が施される前
に、ワークWの洗浄液は液切りされる。このため、乾燥
に要する時間が著しく短縮され、乾燥工程の効率はさら
に向上している。すなわち、真空乾燥においては、ワー
クWに付着している液量が多過ぎると、液の蒸発に伴っ
て、ワークWから潜熱が奪われて、ワークWの温度が低
下し、その乾燥速度が低下する傾向があるが、本例の真
空乾燥装置20においては、真空乾燥に先立って、ワー
クWを液切りしておくため、ワークWの温度が低下する
前に乾燥が終了する。しかも、ワークWは、加熱空気に
よって加熱された状態のまま真空乾燥室12に搬入され
る。このため、真空乾燥の欠点が発現せず、乾燥開始に
おける乾燥速度が高いという真空乾燥の利点を最大限活
かすことができる。
は、真空乾燥室12において真空乾燥工程が施される前
に、ワークWの洗浄液は液切りされる。このため、乾燥
に要する時間が著しく短縮され、乾燥工程の効率はさら
に向上している。すなわち、真空乾燥においては、ワー
クWに付着している液量が多過ぎると、液の蒸発に伴っ
て、ワークWから潜熱が奪われて、ワークWの温度が低
下し、その乾燥速度が低下する傾向があるが、本例の真
空乾燥装置20においては、真空乾燥に先立って、ワー
クWを液切りしておくため、ワークWの温度が低下する
前に乾燥が終了する。しかも、ワークWは、加熱空気に
よって加熱された状態のまま真空乾燥室12に搬入され
る。このため、真空乾燥の欠点が発現せず、乾燥開始に
おける乾燥速度が高いという真空乾燥の利点を最大限活
かすことができる。
【0033】〔実施例3〕図4は本発明の実施例3に係
る真空乾燥装置の構成を示す概略構成図であり、本例の
真空乾燥装置は、真空乾燥室とのワークの受渡しを1つ
のワーク受渡し口で行うタイプのものである。
る真空乾燥装置の構成を示す概略構成図であり、本例の
真空乾燥装置は、真空乾燥室とのワークの受渡しを1つ
のワーク受渡し口で行うタイプのものである。
【0034】図4において、本例の真空乾燥装置40に
は、ワーク給除材口411を備える予備室41と、予備
室41にワーク受渡し口421を介して接続する真空乾
燥室42とを有し、この真空乾燥室42は、予備室41
に比して大きく設計されている。また、真空乾燥室42
には、そこが真空状態になるまで空気を吸引可能な空気
吸引機構49(空気吸引手段)が設けられており、この
空気吸引機構49は、真空乾燥室42の下面側に空気吸
引口491として開口する空気吸引経路492に介挿さ
れた真空ポンプ493を備える。
は、ワーク給除材口411を備える予備室41と、予備
室41にワーク受渡し口421を介して接続する真空乾
燥室42とを有し、この真空乾燥室42は、予備室41
に比して大きく設計されている。また、真空乾燥室42
には、そこが真空状態になるまで空気を吸引可能な空気
吸引機構49(空気吸引手段)が設けられており、この
空気吸引機構49は、真空乾燥室42の下面側に空気吸
引口491として開口する空気吸引経路492に介挿さ
れた真空ポンプ493を備える。
【0035】また、真空乾燥装置40には、ワーク給除
材口411を開閉可能な給除材口ゲート機構44と、ワ
ーク受渡し口421を開閉可能な受渡し口ゲート機構4
5とを有する。ここで、給除材口ゲート機構44および
受渡し口ゲート機構45のいずれのゲート機構のシャッ
ター板441,451も、シーケンサ制御装置(図示せ
ず。)によってその位置が制御されて、実線で示す位置
と点線で示す位置との間にスライド移動し、それぞれの
開口部を開閉自在になっている。さらに、真空乾燥装置
40には、ワーク給除材口411を介して予備室41の
ワークを搬入するワーク給材用ベルト機構481と、ワ
ーク給材用ベルト機構481の搬送ベルトから受け取っ
たワークWを予備室41の内部に保持可能、かつ、この
保持した状態からワークWをワーク受渡し口421から
真空乾燥室42に搬出可能な予備室側ワーク搬送ベルト
機構482(第1のワーク搬送機構)と、予備室側ワー
ク搬送ベルト機構482の搬送ベルトから受け取ったワ
ークWを真空乾燥室42の内部に保持可能、かつ、この
保持した状態からワークWをワーク受渡し口421から
予備室41に搬出可能な乾燥室側ワーク搬送ベルト機構
483(第2のワーク搬送機構)とを有する。ここで、
予備室側ワーク搬送ベルト機構482は、そのワーク搬
送ベルトを正回転させてワークWを真空乾燥室42に搬
出可能であるとともに、そのワーク搬送ベルトを逆回転
させてワークWをワーク給除材口411を介してワーク
給材用ベルト機構481の搬送ベルトに向かって受渡し
可能になっている。
材口411を開閉可能な給除材口ゲート機構44と、ワ
ーク受渡し口421を開閉可能な受渡し口ゲート機構4
5とを有する。ここで、給除材口ゲート機構44および
受渡し口ゲート機構45のいずれのゲート機構のシャッ
ター板441,451も、シーケンサ制御装置(図示せ
ず。)によってその位置が制御されて、実線で示す位置
と点線で示す位置との間にスライド移動し、それぞれの
開口部を開閉自在になっている。さらに、真空乾燥装置
40には、ワーク給除材口411を介して予備室41の
ワークを搬入するワーク給材用ベルト機構481と、ワ
ーク給材用ベルト機構481の搬送ベルトから受け取っ
たワークWを予備室41の内部に保持可能、かつ、この
保持した状態からワークWをワーク受渡し口421から
真空乾燥室42に搬出可能な予備室側ワーク搬送ベルト
機構482(第1のワーク搬送機構)と、予備室側ワー
ク搬送ベルト機構482の搬送ベルトから受け取ったワ
ークWを真空乾燥室42の内部に保持可能、かつ、この
保持した状態からワークWをワーク受渡し口421から
予備室41に搬出可能な乾燥室側ワーク搬送ベルト機構
483(第2のワーク搬送機構)とを有する。ここで、
予備室側ワーク搬送ベルト機構482は、そのワーク搬
送ベルトを正回転させてワークWを真空乾燥室42に搬
出可能であるとともに、そのワーク搬送ベルトを逆回転
させてワークWをワーク給除材口411を介してワーク
給材用ベルト機構481の搬送ベルトに向かって受渡し
可能になっている。
【0036】さらに、本例の真空乾燥装置40において
は、実施例2に係る真空乾燥装置と同様に、その予備室
41の内部において、予備室側ワーク搬送ベルト機構4
82の搬送ベルト上のワークに対して液切りを行う液切
り機構30を有する。ここで、液切り機構30の構成
は、実施例2に係る真空乾燥装置の液切り機構と同じ構
成になっているため、対応する部分には同符号を付して
ある。すなわち、液切り機構30は、予備室41に搬入
されたワークWに向けて空気流を吹きつけ可能なノズル
301(空気流吹きつけ部)として予備室41の上部内
壁面側で開口する空気流供給経路302と、この空気流
供給経路302に接続された空気加熱装置320および
コンプレッサー303(空気流供給源)と、空気流供給
経路302を閉鎖状態と開放状態とに切換する第1の電
磁バルブ305(空気流供給経路開閉手段)とを有す
る。また、液切り機構30は、ノズル301に対峙して
空気排出部306として開口する空気排出経路307
と、この空気排出経路307を閉鎖状態と開放状態とに
切換する第2の電磁バルブ308(空気排出経路開閉手
段)を有し、さらに、空気排出経路307の下流端に
は、ミストコレクター309が接続されて、空気排出経
路307を介して排出された空気から洗浄液ミストなど
を回収容器312に回収して、清浄化された空気のみを
排気ダクト310から排出可能になっている。なお、空
気吸引機構49の真空ポンプ493の排気口は、逆止弁
496が介挿された経路497を介して空気排出経路3
07に接続されており、真空ポンプ493によって真空
乾燥室42から排出された空気もミストコレクター30
9に送出されて、洗浄液ミストなどが分離されるように
なっている。
は、実施例2に係る真空乾燥装置と同様に、その予備室
41の内部において、予備室側ワーク搬送ベルト機構4
82の搬送ベルト上のワークに対して液切りを行う液切
り機構30を有する。ここで、液切り機構30の構成
は、実施例2に係る真空乾燥装置の液切り機構と同じ構
成になっているため、対応する部分には同符号を付して
ある。すなわち、液切り機構30は、予備室41に搬入
されたワークWに向けて空気流を吹きつけ可能なノズル
301(空気流吹きつけ部)として予備室41の上部内
壁面側で開口する空気流供給経路302と、この空気流
供給経路302に接続された空気加熱装置320および
コンプレッサー303(空気流供給源)と、空気流供給
経路302を閉鎖状態と開放状態とに切換する第1の電
磁バルブ305(空気流供給経路開閉手段)とを有す
る。また、液切り機構30は、ノズル301に対峙して
空気排出部306として開口する空気排出経路307
と、この空気排出経路307を閉鎖状態と開放状態とに
切換する第2の電磁バルブ308(空気排出経路開閉手
段)を有し、さらに、空気排出経路307の下流端に
は、ミストコレクター309が接続されて、空気排出経
路307を介して排出された空気から洗浄液ミストなど
を回収容器312に回収して、清浄化された空気のみを
排気ダクト310から排出可能になっている。なお、空
気吸引機構49の真空ポンプ493の排気口は、逆止弁
496が介挿された経路497を介して空気排出経路3
07に接続されており、真空ポンプ493によって真空
乾燥室42から排出された空気もミストコレクター30
9に送出されて、洗浄液ミストなどが分離されるように
なっている。
【0037】このような構成の真空乾燥装置40の使用
態様について、図4を参照して説明する。
態様について、図4を参照して説明する。
【0038】ここで、図4に示す状態になるまでの動作
は、以下のとおりである。
は、以下のとおりである。
【0039】まず、給除材口ゲート機構44のシャッタ
ー板441が開放状態にされて、洗浄直後のワークW
は、洗浄液が付着したまま、ワーク給材用ベルト機構4
81によって予備室41に搬入される。ここで、受渡し
口ゲート機構45のシャッター板451は閉鎖状態にあ
って真空乾燥室42の真空度が保たれた状態にある。
ー板441が開放状態にされて、洗浄直後のワークW
は、洗浄液が付着したまま、ワーク給材用ベルト機構4
81によって予備室41に搬入される。ここで、受渡し
口ゲート機構45のシャッター板451は閉鎖状態にあ
って真空乾燥室42の真空度が保たれた状態にある。
【0040】つぎに、給除材口ゲート機構44のシャッ
ター板441が閉鎖される。この状態が図4に示す状態
である。
ター板441が閉鎖される。この状態が図4に示す状態
である。
【0041】この状態において、真空乾燥装置40にお
いては、制御部からの指令に基づいて、第1の電磁バル
ブ305および第2の電磁バルブ308が開放状態に切
り換えられて、ノズル301からの加熱空気流が、予備
室41の予備室側ワーク搬送ベルト機構482の搬送ベ
ルト上にあるワークWに向けて吹きつけられる。このた
め、ワークWに付着している洗浄液の大部分は、この予
備室41で除かれた状態になる。そして、ノズル301
から吹き出された空気は、予備室41の底面側から排出
される。
いては、制御部からの指令に基づいて、第1の電磁バル
ブ305および第2の電磁バルブ308が開放状態に切
り換えられて、ノズル301からの加熱空気流が、予備
室41の予備室側ワーク搬送ベルト機構482の搬送ベ
ルト上にあるワークWに向けて吹きつけられる。このた
め、ワークWに付着している洗浄液の大部分は、この予
備室41で除かれた状態になる。そして、ノズル301
から吹き出された空気は、予備室41の底面側から排出
される。
【0042】つぎに、受渡し口ゲート機構45のシャッ
ター板451が開放状態にされ、予備室側ワーク搬送ベ
ルト機構482によって、ワークWは真空乾燥室42に
搬入される。この間、給除材口ゲート機構44のシャッ
ター板441は閉鎖状態のままであるため、真空乾燥室
42の真空度の大幅な低下が防止される。
ター板451が開放状態にされ、予備室側ワーク搬送ベ
ルト機構482によって、ワークWは真空乾燥室42に
搬入される。この間、給除材口ゲート機構44のシャッ
ター板441は閉鎖状態のままであるため、真空乾燥室
42の真空度の大幅な低下が防止される。
【0043】つぎに、受渡し口ゲート機構45のシャッ
ター板451が閉鎖された後、真空乾燥室42の内部
は、空気吸引機構49によって真空状態にされて、ワー
クWは真空乾燥される。
ター板451が閉鎖された後、真空乾燥室42の内部
は、空気吸引機構49によって真空状態にされて、ワー
クWは真空乾燥される。
【0044】つぎに、真空乾燥室42においてワークW
に対する真空乾燥が終了すると、受渡し口ゲート機構4
5のシャッター板451が開放されて、乾燥済みのワー
クWは、乾燥室側ワーク搬送ベルト機構483によって
予備室41に搬出された後に、シャッター板451は閉
鎖される。この間、予備室41のワーク給除材口411
は閉鎖状態のままであるため、真空乾燥室42の真空度
の大幅な低下が防止される。そして、給除材口ゲート機
構44のシャッター板441が開放されて、乾燥済みの
ワークWは、第1のワーク搬送ベルト機構482によっ
て予備室41から搬出される。この間、真空乾燥室42
のワーク受渡し口421は閉鎖状態のままであるため、
真空乾燥室42の真空度は低下しない。そして、再び、
洗浄直後のワークWが、洗浄液の付着した状態のままワ
ーク給材用ベルト機構481によって予備室41に搬入
されて、ワークWに対する真空乾燥が繰り返される。
に対する真空乾燥が終了すると、受渡し口ゲート機構4
5のシャッター板451が開放されて、乾燥済みのワー
クWは、乾燥室側ワーク搬送ベルト機構483によって
予備室41に搬出された後に、シャッター板451は閉
鎖される。この間、予備室41のワーク給除材口411
は閉鎖状態のままであるため、真空乾燥室42の真空度
の大幅な低下が防止される。そして、給除材口ゲート機
構44のシャッター板441が開放されて、乾燥済みの
ワークWは、第1のワーク搬送ベルト機構482によっ
て予備室41から搬出される。この間、真空乾燥室42
のワーク受渡し口421は閉鎖状態のままであるため、
真空乾燥室42の真空度は低下しない。そして、再び、
洗浄直後のワークWが、洗浄液の付着した状態のままワ
ーク給材用ベルト機構481によって予備室41に搬入
されて、ワークWに対する真空乾燥が繰り返される。
【0045】以上のとおり、本例の真空乾燥装置40に
おいては、真空乾燥室42のワーク受渡し口421が開
放状態にあるときには、予備室41のワーク給除材口4
11が閉鎖されているため、真空状態にあった真空乾燥
室42の内部は大気圧にまで戻ることがない。従って、
つぎのワークWを乾燥するにあたって、真空乾燥室42
の内部を真空状態にするまでの真空引き時間が著しく短
縮されるため、短いロスタイムでワークWを真空乾燥で
きるので、乾燥工程の効率を向上することができる。ま
た、真空乾燥室42において真空乾燥工程が施される前
に、ワークWから洗浄液を液切り可能になっているた
め、真空乾燥においては、乾燥開始時における乾燥速度
が高いという性質を最大限活かすことができる。
おいては、真空乾燥室42のワーク受渡し口421が開
放状態にあるときには、予備室41のワーク給除材口4
11が閉鎖されているため、真空状態にあった真空乾燥
室42の内部は大気圧にまで戻ることがない。従って、
つぎのワークWを乾燥するにあたって、真空乾燥室42
の内部を真空状態にするまでの真空引き時間が著しく短
縮されるため、短いロスタイムでワークWを真空乾燥で
きるので、乾燥工程の効率を向上することができる。ま
た、真空乾燥室42において真空乾燥工程が施される前
に、ワークWから洗浄液を液切り可能になっているた
め、真空乾燥においては、乾燥開始時における乾燥速度
が高いという性質を最大限活かすことができる。
【0046】なお、液切り機構30については、いずれ
の実施例においても、送風液切り機構を採用したが、そ
の構成には限定がない。すなわち、本実施例では、コン
プレッサー(空気流供給源)からの空気流をワークに吹
きつけて送風液切りを行っているが、この空気流吹きつ
け部に対して、予備室内のワークを介して対峙する位置
で空気排出部として開口する空気排出経路にブロアーや
真空ポンプなどの空気排出源を介挿させた構成を採用す
ることもできる。この場合は、空気流吹きつけのみの場
合に比して、風量および圧力がともに増大するため、液
切り性能が向上する。また、上記の構成のうち、コンプ
レッサー(空気流供給源)を使わずに、ブロアや真空ポ
ンプなどの空気排出源のみを設けた構成を採用してもよ
い。さらに、空気排出源の下流側と空気流供給源の上流
側とを連通させ、空気流を循環させるような構成を採用
してもよく、この場合には、空気排出源が空気流供給源
を兼ねることもできる。
の実施例においても、送風液切り機構を採用したが、そ
の構成には限定がない。すなわち、本実施例では、コン
プレッサー(空気流供給源)からの空気流をワークに吹
きつけて送風液切りを行っているが、この空気流吹きつ
け部に対して、予備室内のワークを介して対峙する位置
で空気排出部として開口する空気排出経路にブロアーや
真空ポンプなどの空気排出源を介挿させた構成を採用す
ることもできる。この場合は、空気流吹きつけのみの場
合に比して、風量および圧力がともに増大するため、液
切り性能が向上する。また、上記の構成のうち、コンプ
レッサー(空気流供給源)を使わずに、ブロアや真空ポ
ンプなどの空気排出源のみを設けた構成を採用してもよ
い。さらに、空気排出源の下流側と空気流供給源の上流
側とを連通させ、空気流を循環させるような構成を採用
してもよく、この場合には、空気排出源が空気流供給源
を兼ねることもできる。
【0047】また、真空乾燥室の数や大きさなども、真
空乾燥装置の用途などに応じて、最適なものに設計され
るべき性質のものであって、それらには限定がない。
空乾燥装置の用途などに応じて、最適なものに設計され
るべき性質のものであって、それらには限定がない。
【0048】
【発明の効果】以上のとおり、本発明に係る真空乾燥装
置においては、真空乾燥室に対して予備室(給材予備
室、除材予備室)を設けるとともに、それらの間のワー
ク受渡し口,予備室のワーク給材口およびワーク除材口
には、ゲート機構を設けてあることに特徴を有する。従
って、本発明によれば、真空乾燥室が開放状態にあって
も、予備室のワーク給材口およびワーク除材口をゲート
機構によって閉鎖状態にしておくことによって、真空乾
燥室が大気に完全開放状態になることを避けながら、ワ
ークの搬出入ができるので、真空状態にあった真空乾燥
室の内部は大気圧にまで戻ることがない。従って、つぎ
のワークを乾燥するにあたって、真空乾燥室の内部を真
空状態にするまでの時間が短縮されるため、乾燥工程の
効率を向上することができる。
置においては、真空乾燥室に対して予備室(給材予備
室、除材予備室)を設けるとともに、それらの間のワー
ク受渡し口,予備室のワーク給材口およびワーク除材口
には、ゲート機構を設けてあることに特徴を有する。従
って、本発明によれば、真空乾燥室が開放状態にあって
も、予備室のワーク給材口およびワーク除材口をゲート
機構によって閉鎖状態にしておくことによって、真空乾
燥室が大気に完全開放状態になることを避けながら、ワ
ークの搬出入ができるので、真空状態にあった真空乾燥
室の内部は大気圧にまで戻ることがない。従って、つぎ
のワークを乾燥するにあたって、真空乾燥室の内部を真
空状態にするまでの時間が短縮されるため、乾燥工程の
効率を向上することができる。
【0049】また、真空乾燥室において真空乾燥工程が
施される前に、ワークに対する液切りが可能になってい
る場合には、付着液の少ない乾燥に適した真空乾燥の利
点、すなわち、乾燥開始時における乾燥速度が高いとい
う性質を最大限活かすことができ、乾燥工程の効率をさ
らに向上することができる。
施される前に、ワークに対する液切りが可能になってい
る場合には、付着液の少ない乾燥に適した真空乾燥の利
点、すなわち、乾燥開始時における乾燥速度が高いとい
う性質を最大限活かすことができ、乾燥工程の効率をさ
らに向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る真空乾燥装置の構成を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図2】(a)ないし(d)のいずれも、図1に示す真
空乾燥装置における各真空乾燥工程の状態を示す工程断
面図である。
空乾燥装置における各真空乾燥工程の状態を示す工程断
面図である。
【図3】本発明の実施例2に係る真空乾燥装置の構成を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図4】本発明の実施例3に係る真空乾燥装置の構成を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図5】従来の真空乾燥装置の構成を示す断面図であ
る。
る。
10,20,40・・・真空乾燥装置 11・・・給材予備室 12,42・・・真空乾燥室 13・・・除材予備室 14・・・給材口ゲート機構 15・・・第1の受渡し口ゲート機構 16・・・第2の受渡し口ゲート機構 17・・・除材口ゲート機構 19,49・・・空気吸引機構(空気吸引手段) 30・・・液切り機構 41・・・予備室 44・・・給除材口ゲート機構 45・・・受渡し口ゲート機構 111・・・ワーク給材口 121・・・第1のワーク受渡し口 122・・・第2のワーク受渡し口 131・・・ワーク除材口 192,492・・・空気吸引経路 193・・・メカニカルブースターポンプ 194・・・ロータリポンプ 302・・・空気流供給経路 303・・・コンプレッサー(空気流供給源) 307・・・空気排出経路 411・・・ワーク給除材口 421・・・ワーク受渡し口 493・・・真空ポンプ
Claims (5)
- 【請求項1】 ワーク給材口を備える給材予備室と、前
記ワーク給材口を開閉可能な給材口ゲート機構と、前記
給材予備室に第1のワーク受渡し口を介して接続する真
空乾燥室と、この真空乾燥室内からそこが真空状態にな
るまで空気を吸引可能な空気吸引手段と、前記第1のワ
ーク受渡し口を開閉可能な第1の受渡し口ゲート機構
と、前記真空乾燥室に第2のワーク受渡し口を介して接
続し、ワーク除材口を備える除材予備室と、前記第2の
ワーク受渡し口を開閉可能な第2の受渡し口ゲート機構
と、前記ワーク除材口を開閉可能な除材口ゲート機構
と、前記給材予備室のワークを前記第1のワーク受渡し
口を介して前記真空乾燥室内に搬送可能な第1のワーク
搬送手段と、前記真空乾燥室内のワークを前記第2のワ
ーク受渡し口を介して前記除材予備室内に搬送可能な第
2のワーク搬送手段と、を有することを特徴とする真空
乾燥装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記給材予備室内の
ワークを液切り可能な液切り手段を有することを特徴と
する真空乾燥装置。 - 【請求項3】 ワーク給除材口を備える予備室と、前記
ワーク給除材口を開閉可能な給除材口ゲート機構と、前
記予備室にワーク受渡し口を介して接続する真空乾燥室
と、この真空乾燥室内からそこが真空状態になるまで空
気を吸引可能な空気吸引手段と、前記ワーク受渡し口を
開閉可能な受渡し口ゲート機構と、前記予備室内のワー
クを少なくとも前記ワーク受渡し口を介して前記真空乾
燥室内に搬送可能な第1のワーク搬送手段と、前記真空
乾燥室内のワークを前記ワーク受渡し口を介して前記予
備室内に搬送可能な第2のワーク搬送手段と、を有する
ことを特徴とする真空乾燥装置。 - 【請求項4】 請求項3において、前記予備室内のワー
クを液切り可能な液切り手段を有することを特徴とする
真空乾燥装置。 - 【請求項5】 請求項2または請求項4において、前記
液切り手段は、搬入されたワークに向けて空気流を吹き
つけ可能な空気流吹きつけ部として開口する空気流供給
経路と、この空気流供給経路に接続された空気流供給源
と、空気流供給経路を閉鎖状態と開放状態とに切換する
空気流供給経路開閉手段と、前記空気流吹きつけ部に対
して対峙する位置で空気排出部として開口する空気排出
経路と、この空気排出経路を閉鎖状態と開放状態とに切
換する空気排出経路開閉手段とを備える送風液切り手段
であることを特徴とする真空乾燥装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20500292A JPH0650661A (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 真空乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20500292A JPH0650661A (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 真空乾燥装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0650661A true JPH0650661A (ja) | 1994-02-25 |
Family
ID=16499829
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20500292A Pending JPH0650661A (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 真空乾燥装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0650661A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104634080A (zh) * | 2015-02-10 | 2015-05-20 | 重庆三爱海陵实业有限责任公司 | 气门烘干设备 |
JP2016535228A (ja) * | 2014-09-25 | 2016-11-10 | シェンツェン タイム ハイ−テク エクイップメント カンパニー,リミテッド | 全自動真空乾燥炉 |
CN109516667A (zh) * | 2018-12-18 | 2019-03-26 | 深圳市众诚达应用材料科技有限公司 | 一种污泥处理系统及一种真空污泥干燥装置 |
-
1992
- 1992-07-31 JP JP20500292A patent/JPH0650661A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016535228A (ja) * | 2014-09-25 | 2016-11-10 | シェンツェン タイム ハイ−テク エクイップメント カンパニー,リミテッド | 全自動真空乾燥炉 |
CN104634080A (zh) * | 2015-02-10 | 2015-05-20 | 重庆三爱海陵实业有限责任公司 | 气门烘干设备 |
CN109516667A (zh) * | 2018-12-18 | 2019-03-26 | 深圳市众诚达应用材料科技有限公司 | 一种污泥处理系统及一种真空污泥干燥装置 |
CN109516667B (zh) * | 2018-12-18 | 2024-05-14 | 深圳众诚达应用材料股份有限公司 | 一种污泥处理系统及一种真空污泥干燥装置 |
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