JPH06506597A - アルカリ性プロテアーゼ3733、その産生およびコンタクトレンズの洗浄への使用 - Google Patents

アルカリ性プロテアーゼ3733、その産生およびコンタクトレンズの洗浄への使用

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 アルカリ性プロテアーゼ3733、その産生本発明は、変性リゾチームを溶解で きる活性を有する、新しいアルカリ性プロテアーゼまたはエラスターゼ酵素「プ ロテアーゼ3733」、その産生方法、およびコンタクトレンズの洗浄にプロテ アーゼ3733を使用する方法に関する。
従来技術 健康と快適さのために、ソフトコンタクトレンズの使用者は、そのレンズを洗浄 し消毒しなければならない。洗浄剤でレンズを洗浄するだけでなく、レンズの表 面からのタンパク質付着物を除去することも必要である。付着したタンパク質を 除去するのに現在使用されている方法は、室温でプロテアーゼ(サブチリシンカ ールスバーグ(Carlsberg)のような)溶液中へのレンズの浸漬、熱消 毒装置中のプロテアーゼへの浸漬、または化学消毒剤への浸漬を含む。
レンズ表面のタンパク質の変性は、特に熱消毒が用いられる場合に、レンズの洗 浄において問題を引き起こす。しンズに付着した主なタンパク質は、使用者の護 管により分泌されるリゾチームである。従来のプロテアーゼを使用してレンズか らりゾチームを除去することは、特にリゾチームが熱消毒により変性されている 場合に、困難である。
本発明は、コンタクトレンズから変性リゾチームを除去する際の、従来のプロテ アーゼの相対的無効力を克服する新しいアルカリ性プロテアーゼにある。
発明の概要 「プロテアーゼ3733Jと称し、エラスターゼとも呼ばれる新しいアルカリ性 プロテアーゼの発酵および分離について記載する。新たに分離したBacill us sp。
菌株IAM 011105の発酵により酵素を産生した。
プロテアーゼ3733の構造特性と生化学特性について記載し、他のプロテアー ゼと比較した。この酵素は、変性リゾチームを加水分解する際に並外れた活性を 有する。変性リゾチームは、コンタクトレンズに悪影響を及ぼす主要な不純物で ある。新しい酵素はまた、不溶性繊維状タンパク質エラスチン上で非常に活性で ある。コンタクトレンズの洗浄へのプロテアーゼの使用を記載する。
図面の簡単な説明 Mla図は、アゾカゼインの加水分解におけるプロテアーゼ3733の活性への pHの影響を示す。
第1b図は、4℃と23℃でのプロテアーゼの安定性へのpHの影響を示す。
mlC図は、アゾカゼインの加水分解におけるプロテアーゼ3733の活性への 温度の影響を示す。
第1d図は、プロテアーゼ3733の安定性へのpH8とpHl0での40℃の 影響を示す。
第1e図は、プロテアーゼ3733の安定性へのpH8とpH1(lでの50℃ の影響を示す。
第2a図は、プロテアーゼ3733の活性へのキレート剤EDTAおよびセリン プロテアーゼ阻害剤PMSFの影響を示す。
第2b図は、プロテアーゼ3733の安定性へのpH10と40℃でのEDTA の影響を示す。
第2c図は、プロテアーゼ3733の安定性へのpH1Oと50℃での2価陽イ オンの影響を示す。
第3図は、プロテアーゼ3733、サブチリシンカールスバーグ、サブチリシン aprE、およびサブチリシンBPN’ による変性リゾチームの比較による加 水分解を示す。
第4図は、BMHの有無でのプロテアーゼ3733とサブチリシンカールスバー グによる変性人乳リゾチームの比較による加水分解を示す。
第5図は、BMEの有無でのプロテアーゼ3733とサブチリシンカールスバー グによる変性人乳リゾチームの比較による加水分解を示す。
実 施 例 菌株の分離 織物の仕上げ老廃物の処理に用いた活性化汚泥装置のエアレーション流域から、 Bacillus sp、IAM011105を分離した。老廃物の温度は20 ℃であり、pHは10.4であった。少量(0,1m1)の老廃物スラリーを、 0.05Mの3−シクロへキシルアミノ−1−プロパンスルホン酸(CAPS  、MO,セントルイス、シグマケミカル)でpH10,5に緩衝した5、0 m  lの4g/リットルの普通ブイヨン(nutrient broth)(ミシ ガン州、デトロイト、ディフコ)に添加した。この培地を30℃で10日間イン キュベーションした。次いでこのブイヨンを、上述した組成物に1.5%のノー プルアガーと10%のスキムミルクを加えた固体培地上で線上接種し、30℃で 3日間インキュベーションした。スキムミルクカゼインの加水分解を示す単体コ ロニーとして、菌株IAM 011105を分離した。
菌株IAM 011105はグラム陽性菌である。その菌はpH7,5で0.5 −1.0 umx5.0−8.0 umの直杆状体として成長する。この菌はp H9,0で、はぼ(1,5umx5.0から15umより大きい、長く薄い杆状 体として成長する。どの培地にも、芽胞形成は観察されなかった。pH7゜5の トリブチツク大豆アガー上のコロニーは、クリーム色で、不透明で、円形で、金 縁が凸状である。pH9,0のトリブチツク大豆アガー上のコロニーは、クリー ム色で、不透明で、不規則で、縁が凸凹の平伏である。
ミニチックディスクシステム(MD、コキースビル、ベクトンディキンソン)を 用いて、Bacillus sp。
IAM 011105の生化学的特性を測定した。結果を表1に表す。
Bacillus sp、IAM 011105は、メリーランド州、ロックビ ル、アメリカ型培地コレクションに第55142号として預けられている。
これらのデータにより、菌株IAM 011105はBacillus属の以前 に記載されていない細菌種であることが示されている。
酵素産生および精製 本発明は、Bacillus属、Bacillaceae科、Eubacter iales目の細菌の培養、および培地からのプロテアーゼの採取と精製に関す る。
0.05MのCAPSでpH9,0に緩衝した30g/lのトリブチツク大豆ブ イヨン(tryptic soy br。
t h ) ヲ500 m l 含有するフエルンバッハフラスコに、Baci llus sp、IAM 011105の1.0 m l冷凍株を接種した。こ の培地を30℃で20Orpmで一晩振動せしめた。同種の培地を101含有す る141のケマップフ7−メンターを接種せしめるのに、これを用いた。1分当 たり8リツトルの気流を生じさせ、1300rpmで撹拌しながら、30℃で4 8時間に亘り細胞を成長せしめた。ソーパルRC−5B遠心分離機中での遠心分 離により培養ブイヨンから細胞を分離した。
酵素の精製 浄化した培地を、MA、ビバーリー、グレース&カンパニー、W、 R,部門、 アミコンから得た、io、oooダルトンで遮断するYM−10限外濾過膜で濃 縮した。O,OLMの酢酸ナトリウムと1.0 mMのCaC1でpH5,5に 平衡にされた100 m lのセファデックスG−25カラムに、30m lの 濃縮物を通過せしめた。セファデックスは、NJ、ピスキャタウエイ、ファーマ シアにより所有されているゲル分離培地の商標である。脱塩材料を、同種の緩衝 液で平衡にしたファーマシアFPLCモノスHRIO/10カラムに施した。上 述した緩衝液中の90m lの線状0−0.2M Nacl勾配を用いて、カラ ムからプロテアーゼ3733を溶出せしめた。
産生じたプロテアーゼ3733の標品は、5DS−PAGE、IEF、およびN 末端塩基配列決定法により、均質であることが分かった。精製したプロテアーゼ を、カラム溶出緩衝液と50%プロピレングリコール中の1.0mg/ml溶液 として4℃で貯蔵した。
バイオ−ラドタンパク質アッセイキット(NY、ロックビルセンター、パイオー ラド)を用いて、タンパク質濃縮を測定した。
プロテアーゼ3733の生化学的特性 第1a−e図はプロテアーゼ3733のいくつかの生化学的特性を示すものであ る。別記しない限りは、全てのデータは以下の条件下で決定した。全ての研究は 、上述したように調製し、表示したように貯蔵したプロテアーゼ3733に関し て行なった。基質としてアゾカゼイン(MO。
セントルイス、シグマケミカル社)を用いて、酵素的活性を測定した。HCIで pH8,0に調整した1、0 mMのCaC1を加えた0、05Mのトリス(ヒ ドロキシメチル)アミノメタン(トリス)緩衝液(MO、セントルイス、シグマ ケミカル社)中で、065%のアゾカゼインを調製した。100u1の適切な酵 素希釈物を900 u lの0.5%のアゾカゼインに添加し、30℃でIO分 間インキニベーションした。300μlの10%のトリクロロ酢酸を添加して、 この反応を停止させた。反応混合物を、エッペンドルフマイクロフユージ中で1 2.000 r p mで2分間に亘り遠心分離した。800 u 1の上澄み 液を、300 u lの0.5N NaOHを含有する新しい管に回収した。こ の混合物を撹拌し、420nmで吸収を読み取った。活性の1単位は、1分間に 1.0の吸収変化を与えるのに必要な酵素の量である。
第1a−e図において、活性軸は、100の相対活性である、最高値と各点との 比較により掲載した相対活性%を示す。
第1a図は、4−12にpH値を変化せしめることにより見られたアゾカゼイン 上のプロテアーゼ3733の活性の影響を示す。第1a図のデータは、アゾカゼ インに対するプロテアーゼ3733活性が少なくともpH11の最適pHを有し たことを示す。
第1b図は、プロテアーゼ3733の安定性へのpHの影響を示す。1mg/m lの濃度の酵素を、4℃(点線)または23℃(実線)で4−12のpH値で2 0時間に亘りインキュベーションし、活性を測定した。第1b図のデータは、プ ロテアーゼ3733は、4℃ではpH5−9で20時間に亘り安定であり、23 ℃ではpH7−9で20時間に亘り安定であったことを示す。
第1c図は、プロテアーゼ3733の活性への温度の影響を示す。酵素的活性を 10’−70℃に亘り測定した。第1C図のデータは、50℃が最適温度である ことを示す。
第1d図は、プロテアーゼ3733の安定性への40℃の影響を示す。1mg/ mlの濃度での酵素を、pH8(点線)またはpHLO(実線)で40℃にて1 20分間までインキュベーションし、酵素的活性を測定した。第1d図のデータ は、プロテアーゼ3733はpH8またはp H10テ40’Cにおいて安定で あることを示す。
第1e図は、プロテアーゼ3733の安定性への50℃の影響を示す。酵素を、 pH8(実線)またはpH10(点線)で50℃にて120分間までインキュベ ーションし、酵素的活性を測定した。第1d図は、プロテアーゼ3733は、p H8とpH10の両方で、50℃で15分後に50%の活性を損失することを示 す。
第2a−c図は、プロテアーゼ3733の活性への様々な添加剤の影響を示す。
別記しない限り、条件は第1a−e図と同様であった。
第2a図は、プロテアーゼ3733の活性への(1)フェニルメチルスルホニル フッ化物(PMSF)および(2)エチレンジアミンテトラ酢酸(EDTA)の 影響を示す。第2a図のデータは、1.0 mMでのPMSFがプロテアーゼの 活性を阻害したが、一方5.0 mMでのEDTAは酵素活性には影響しなかっ たことを示す。
第2b図は、プロテアーゼ3733の安定性へのEDTAの影響を示す。酵素を 、2.0 mMの濃度のEDTAの存在下と不在下でpH10で40℃にて12 0分間までインキュベーションし、活性を測定した。ばつ印はEDTAの存在す る点を示し、三角形はEDTAの欠如した対照点を示した。
第2b図のデータは、EDTAがプロテアーゼ3733の安定性を著しく減少し たことを示す。
第2c図は、プロテアーゼ3733の安定性への2価陽イオンの影響を示す。様 々な陽イオンの塩化物塩を加え、120分間に亘りpH10で50℃に保持した 酵素溶液のアリコートを分離した。表示した間隔で、各アリコートから試料を採 取し、酵素活性を測定した。全ての実験塩を5.0 mMの最終濃度であった。
第2c図の実験点は以下のとおりである二三角形、対照;ばつ印、Ba++;四 角、Ca++;黒画角、CO*+;四角のばつ印、Mn”;ハイフンのばつ印、 Z n ” :およびダイヤモンド、Mg++。第2C図のデータは、Ca”お よびわずかであるがMg−が熱安定性を増大せしめたことを示す。tJ 2 a  −e図のデータは、Baci11usアルカリ性プロテアーゼに典型的なもの である。
アゾカゼイン、N−サクシニルーアラーアラーブローフェp−ニトロアニリド( AAA−pna) 、およびエラスチンコンゴレッドを含むいくつかの基質につ いて、プロテアーゼ3733の特異的活性を試験した。それらの基質はすべて、 MO,セントルイス、シグマケミカル社から得た。
特異的活性を、サブチリシンカールスバーグとサブチリシンaprHに得られた 活性と比較した。
基質としてのAAPF−pnaおよびAAA−pnaに関する酵素アッセイを以 下のように行なった。ジメチルスルホキシド中で190 mMのAAPF−pn aまたはAAA−pnaを調製した。反応混合物は、980 u lの50mM のトリス−HCl (pH8,0) +t、o mMのCaC1,1Ou1のA APF−pnaまたはAAA−pnaのいずれか、および1Oulの適切な酵素 希釈物を含有した。p−ニトロアニリンの放出により、410nmでの吸収の増 大は、25℃で連続的に続いた。活性の1単位は、1分間に1.0の吸収変化を 与えるのに必要な酵素の量である。
エラスチンコンゴレッドに関する酵素アッセイを以下のように行なった。13X 100mmの試験管中に10m gのエラスチンコンゴレッド(Mo 、セント ルイス、シグマケミカル社)を秤量した。900 u lの50mM トリス− HCI(pH8,0) +t、o mMのCaC1を添加し、続いて100u1 の適切な酵素希釈物を添加した。管にふたを被せ、振動させなから37’Cで3 0分間に亘りインキュベーションした。
1.0 m lの0.7 M KP 04 (pH5,5)を添加して反応を停 止させ、その管を3000 r p mで10分間に亘り遠心分離して、上澄み 液の吸収を495nmで読み取った。活性の1単位は、1分間に1.0の吸収変 化を与えるのに必要な酵素の量である。
表2は、サブチリシンカールスバーグおよびサブチリシンap rEの活性と比 較した表示した基質上のプロテアーゼ3733の特異的活性を示す。特異的活性 を単位/mgの酵素として表現した。表2のデータは、試験したいくつかの基質 上でのプロテアーゼ3733の特異的活性が、サブチリシンカールスバーグの活 性と、サブチリシンaprEの活性とは著しく異なることを示す。プロテアーゼ 3733の特異的活性は、アゾカゼイン上のサブチリシンの活性と似ている。プ ロテアーゼ3733の特異的活性は、AAPF−pna上のサブチリシンapr Hの活性より高く、サブチリシンカールスバーグの活性よりずいぶん低かった。
プロテアーゼ3733の特異的活性は、AAA−pna上のいずれのサブチリシ ンの活性よりもずいぶん高かった。
プロテアーゼ3733の特異的活性は、エラスチンコンゴレッド上のいずれのサ ブチリシンの活性よりもずいぶん高かった。このことは、プロテアーゼ3733 が、サブチリシンカールスバーグまたはサブチリシンaprHのいずれとも異な る別個の酵素であることを示す。
プロテアーゼ3733の組成 プロテアーゼ3733、サブチリシンカールスバーグ、およびエラスターゼYa −Bのアミノ酸組成を表3に比較した。エラスターゼYa−Bは、Biochi m Bi。
phys Acta、198G、833.439−447頁に記載したようなり acillus sp、Ya−Bから分離したアルカリ性エラスターゼである。
酵素を加水分解して、産生じた成分のアミノ酸を分析した。表3は、各酵素の加 水分解から生じたアミノ酸残基の数を示す。プロテアーゼ、サブチリシンカール スバーグ、およびエラスターゼYa−Bのアミノ酸組成は、互いに著しく異なり 、これらは異なる酵素であることを示す。
プロテアーゼ、サブチリシンカールスバーグ、およびエラスターゼYa−BのN 末端配列を決定し、それぞれ配列認識番号1、配列認識番号2および配列認識番 号3として「配列一覧表」のセクションに示す。表4は、これらの酵素のN末端 配列を示す。表4の星は、プロテアーゼ3733と相同なアミノ酸を示す。プロ テアーゼ3733は、これらの酵素のN末端配列において、サブチリシンカール スバーグとは50%の相同性を、エラスターゼYa−Bとは34%の相同性を示 す。これは、3つの酵素が別個の異なるタンパク質であることを示す。
プロテアーゼ3733と他のプロテアーゼの特性表5は、いくつかのプロテアー ゼ3733の生化学的特性をサブチリシンカールスバーグとエラスターゼYa− Bの特性と比較したものである。別記しない限り、これらの特性は、第1a−e 図のように測定した。エラスターゼYa−Bのデータは、上述した出版物から得 た。
表5のデータは、最適pHは各酵素で同様であり、全てがセリンプロテアーゼで あったことを示す。プロテアーゼ3733は、エラスターゼYa−Bとサブチリ シンカールスバーグよりずいぶん低いpIを有し、プロテアーゼ3733は一般 的にセリンプロテアーゼより低いpIを有した。
プロテアーゼ3733はサブチリシンカールスバーグ抗体とのある程度の交差反 応性を示したが、一方エラスターゼYa−Bはまったく示さなかった。エラスチ ン/カゼイン分解(degrading)活性の比率は、エラスターゼYa−B に関して最も高く、プロテアーゼ3733に関する比率は、サブチリシンカール スバーグに関する比率の約9倍であった。加えて、Bacillus 5ubt ilisからのエラスターゼは、9.0の最適pHと25,000の分子量を有 することが分かった。B、5ubtilisエラスターゼは、カナディアンジャ ーナルオブマイクロバイオロジー、1988.34.855−859頁に記載し ているようなり。
5ubtilisから分離したエラスターゼである。
変性リゾチームの加水分解 リゾチーム加水分解アッセイを以下のように行なった。
ニワトリ卵白リゾチーム(MO,セントルイス、シグマケミカル社)の1.om g/ml溶液を、50m Mのホウ酸ナトリウム(pH8,0)中で調製し、こ の溶液の1.0 m lを13X100mm試験管中に分割した。この管に蓋を 被せ、洪水浴中に5分間配し、リゾチームの変性を行なった。この管を冷却した 後、100 u 1の適切な酵素希釈物を加え、反応混合物を37℃で30分間 インキュベーションした。30(l u 1の10%トリクロロ酢酸を添加して 反応を停止させ、続いて3000 r p mで10分間に亘り遠心分離した。
上澄み液中の溶性アミノ酸の吸収を380nmで読み取った。人乳リゾチーム( MO,セントルイス、シグマケミカル社)を用いたアッセイを、これと同様なプ ロトコルを用いて行なった。目的に合わせて、インキュベーション温度またはイ ンキュベーション時間の変化を示した。
第3図は、変性卵白リゾチーム上のプロテアーゼ3733、サブチリシンカール スバーグ、サブチリシンaprE。
およびサブチリシンBPN’ の酵素的活性を説明している。
上述した条件下で変性卵白リゾチームとともに25ugの精製酵素をインキュベ ーションすることにより活性を測定した。データは、プロテアーゼ3733は、 他のタンパク質分解酵素よりも、変性卵白リゾチームの加水分解において5−6 倍活性であることを示す。
第4図は、変性卵白リゾチーム上のプロテアーゼ3733とサブチリシンカール スバーグの酵素的活性へのベーターメルカプトエタノール(BME)の影響を示 す。このデータは、プロテアーゼ3733とサブチリシンカールスバーグの両者 に関して0.4%のBMEを添加することにより、リゾチームの加水分解が2倍 に増大したことを示す。これはおそらく、タンパク質分解により感受性のあるタ ンパク質を産生ずるリゾチームにおけるジスルフィド結合の還元によるものであ ろう。BMEを添加していないプロテアーゼ3733が、BMEを添加したこと によりサブチリシンカールスバーグの活性が高められた場合でさえ、サブチリシ ンカールスバーグよりも2.5倍活性であったという点で、プロテアーゼ373 3は明らかにサブチリシンカールスバーグより優れていた。
第5図は、0.4%のBMEを添加した場合としない場合の変性人乳リゾチーム 上のプロテアーゼ3733とサブチリシンカールスバーグの活性を示す。BME を添加しない場合には、プロテアーゼ3733はサブチリシンカールスバーグよ りも4−5倍高い人乳リゾチームの活性を示した。
基質としてニワトリ卵白リゾチームを用いた場合では、BMHの添加により、両 方の酵素に関して酵素的活性が2倍に増大した。しかしながら、BMEを添加し ていないプロテアーゼ3733は、BMEで増大したサブチリシンカールスバー グよりも、変性人乳リゾチームで1.5−2倍活性であった。
コンタクトレンズのプロテアーゼ3733処理タンパク質汚染コンタクトレンズ は、プロテアーゼ3733を含有するクレンジング製剤中でのインキュベーショ ンにより洗浄する。適切な製剤は、1mg/mlでプロテアーゼ3733を有す るpH8,0の0.05Mホウ酸ナトリウム緩衝液の殺菌水溶液である。汚染し たコンタクトレンズを製剤中に浸漬し、室温で30分間保持した。レンズを使用 前に殺菌生理的塩類溶液でよく濯いだ。この製剤と方法を用いて、コンタクトレ ンズからタンパク質汚染物を効果的に除去する。
汚染コンタクトレンズの洗浄に関する任意の配合において、0.4%のBMEも 製剤中に含有してもよい。
適切なりレンジング製剤はまた、ヘキサン、クロロヘキサン、エタノール、メタ ノール、およびジメチルスルホキシドのような非水性溶媒中で配合してもよい。
そのような溶液を緩衝して、高水準の酵素的活性を確保する。使用方法は、水性 溶液に関する。
本発明は好ましい実施態様を特定の参照として詳細に記載したが、本発明の意図 および範囲内において様々な変更や応用が行なうことができ、添付した請求の範 囲に記載したこと以外では限定されるものではないことが理解されよ表 1 移動度 十 以下から産生じた酸 嫌気性デキストロース − 好気性デキストロース + マンノース + ガラクトース + フェニルアラニン デアミナーゼ − オルニチン デカルボキシラーゼ − リシン デカルボキシラーゼ − アルギニン デカルホキラーゼ − ベータ ガラクトシダーゼ − 硝酸塩還元 − 脱窒 − voges−Proskauer − クエン酸塩(唯一の炭素供給源として)−ウレアーゼ 一 硫化水素 − インドール − 二スクリン分解 − エラスチン分解 十 表 2 アゾカゼイン 14.4 16.7 16.2AAPP−pna 393 42 86 370AAA−pna 22.810.0 1.8エラスチンコンドレフ F 2.8 G、4 0.2^sx 35 28 28 Glx 18 11 14 Ser 22 32 28 aty 40 35 37 His 9 5 8 Arg 10 4 7 Thr 13 19 17 Ala 36 41 33 Pro 13 R8 Tyr 13 13 4 Vat 23 31 21 Met 8 5 3 Cys 0 0 Q l le 13 10 10 合計 284 273 239 表 4 残留物番号 号プチリンンカールスバーグ プロテアーゼ3733 エラスター ゼYa−BI Ala Gln 本 Gln Gly Thr * Thr Xaa Val * Vat Xaa 5 Pro 本 Pro 本 Pr。
Tyr Trp * Trp Gly * Gly * Gly lle * Ile * l1e Pro * Pro Asn 10 Leu Tyr Arg lie * lle Vat Lys Tyr Gln Ala Ser Ala Asp * Asp Pr。
15 Lys Vat 1ie Vat * Val Ala Gln Xaa Gin Ala Xaa 5er Gln * Gin Arg 2Ocry 本 Gly * Gly Phe Tyr Phe Lys Phe Ala Gly * Gly 本 c+y Ala Asn Ala 25 Asn Gly * GIy Val 本 Val 本 Vat Lys * Lys Arg Val * Vat 本 Vat Ala 零Ala 本Ala 最適pH11,011,710,0 最適温度’0 50 80 80 分子量 27,000 25.000 28.000pI 4.9 10.6  9.4 セリノブロチアーゼ + 十 + N末端 Gln Gly Ala 量ブチリンンカールスバーグ 抗体との交差反応性 十 −++ エラスチン/セガインの活性比 0.18 0.511 0.02配列一覧表 (1)一般情報: (i)発明者:フィスケ、マイケル、ジエイ。
ミドルプルツク、スーザン、エム。
その産生およびコンタクトレンズの洗浄への使用(iii)配列の数二3 (iV)通信住所 (^)受信人:ジエネンコア インターナショナルインコーホレイテッド (B)通り:キンポルウェイ180 (C)市:サウス サンフランシスコ (D)州:カルフォルニア (E)国、アメリカ合衆国 (F) Z I P : 94080 (V)コンピュータ読取可能フオーム:(A)媒体の型:ディスク (B)コンピュータ:IMB PS/2(C)操作システム:DO5 (D)ソフトウェア:マルチメイト (vjii)代理人/エージェント情報(A)名前:バッセ、ジェームズ G。
(B)登録番号: 29,96G (1x)電気通信情報 (A)電話: (415)742−7500(B)ファックス: (415)5 83−8269(2)配列認識番号1の情報: (1)配列特性: (A)長さ=28アミノ酸残基 (B)種類二アミノ酸 (C)鎖の状態:1本鎖 (D)トポロジー、線状 (11)分子種類:タンパク質 (111)仮説:無 (iv)アンチセンス:無 (v)断片種類二N末端断片 (vi)原型供給源: (A)微生物: Bacillus sp。
(B)固体/分離株: IAM 011105.ATCC55142(C)細胞 種類、単細胞細菌 (D)発達段階:生長細胞 (vii)中間体供給源8分離して培養した細菌:分離して配列した酵素 (lx)特質 (A)名前/鍵:アルカリ性プロテアーゼ。
プロテアーゼ3733のN末端配列 (C)同定方法:生化学アッセイ (D)他の情報:変性リゾチームおよびエラスチン上で特に活性である、コンタ クトレンズの洗浄に有用なアルカリ性プロテアーゼとして活性 (xi)配列の記載:配列認識番号1:Gln Thr Val Pro Tr p Gly Ile Pro Tyr Ile Tyr Ser AspI51 0 Val Val Xaa Xaa Gln Gly Tyr Phe Gly  Asn Gly Val Lys(3)配列認識番号2の情報。
(1)配列特性: (A)長さ=29アミノ酸残基 (B)種類二アミノ酸 (C)鎖の状態、1本鎖 (D)トポロジー二線状 (11)分子種類:タンパク質 (iii)仮説:無 (1v)アンチセンス:無 (V)断片種類:N末端断片 (vi)原型供給源: (A)微生物: Bacillus 5ubtillis(B)固体/分離株: バー、カールスバーグ(C)細胞種類:単細胞微生物 (vii)中間体供給源:市販の配列された酵素(IX)特質 (A)名前/鍵:アルカリ性プロテアーゼ。
サブチリシン カールスバーグのN末端配列(C)同定方法:生化学アッセイ (D)他の情報:アルカリ性プロテアーゼとして活性(xi)配列の記載:配列 認識番号2:Ala Gln Thr Val Pro Tyr Gly Il e Pro Leu Ile Lys AlaAsp Lys Vat Gin  Ala Gln Gly Phe Lys Gly Ala Asn Va1 Lys Va! Ala (4)配列認識番号3の情報: (1)配列特性 (A)長さ=28アミノ酸残基 (B)種類二アミノ酸 (C)鎖の状態:1本鎖 (D)トポロジー二線状 (11)分子種類:タンパク質 (111)仮説:無 (1v)アンチセンス:無 (V)断片種類二N末端断片 (vl)原型供給源: (A)微生物: Bacillus sp。
(B)個体/分離株:Ya−B (D)発達段階:生長細胞 (G)細胞種類:単細胞細菌 (vl1)中間体供給源:培地から分離し配列した酵素(1x)特質 (A)名前/鍵:アルカリ性プロテアーゼ、エラスターゼYa−BのN末端配列 (C)同定方法:生化学アッセイ (D)他の情報:アルカリプロテアーゼとして活性(X)出版物情報 (C)雑誌:バイオキム パイオフィス アクタ(D)巻二833 (F)頁: 439−447 (G)年: 19gB (xl)配列の記載:配列認議番号3二Gly Xaa Xaa Pro Tr p Gly lie Asn Arg Vat Gln Ala Pr。
L 5 1G lie^la Gin Ser Arg Gly Phe Ala Gly A la Gly Val ArgVat Ala Fig、 ld Fig−1e 」ζj〒づ ペ Fig・ 5 国際調査報告 フロントページの続き (51) Int、 C1,5識別記号 庁内整理番号GO2C1310088 07−2K (72)発明者 ミドル プルツク スーザン、エムアメリカ合衆国 ニューヨ ーク州 146120チエスター ウッド ラン 167 I (72)発明者 スティール、ダレル バーニーアメリカ合衆国 アラバマ州  36830 オーパーン イースト ユニヴアーシティードライヴ 815

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.セリンプロテアーゼとして、変性リゾチームを分解する活性により特徴付け られるBacillus sp.アルカリ性プロテアーゼ「プロテアーゼ373 3」酵素であって、SDS−PAGE分析に基づいて約27,000ダルトンの 分子量と、表3に示したアミノ酸組成と、配列認識番号1に示したN末端配列と 、アゾカゼインに関して少なくともpH11の最適pHと、約50℃の最適温度 と、約4.9のpIと、約0.18のエラスチン/カゼインの活性比率を有する ことを特徴とする酵素。
  2. 2.微生物Bacillus sp.菌株IAM 011105の培養物であっ て、該培養物が、炭素、窒素、および無機基質の同化可能供給源を含有する水性 栄養素培地中で発酵により回収可能な量でアルカリ性プロテアーゼ酵素「プロテ アーゼ3733」を産生できることを特徴とする培養物。
  3. 3.微生物Bacillus sp.菌株IAM011105の生物学的に純粋 な培養物であって、該培養物が、炭素、窒素、および無機基質の同化可能供給源 を含有する水性栄養素培地中で発酵により回収可能な量でアルカリ性プロテアー ゼ酵素「プロテアーゼ3733」を産生できることを特徴とする培養物。
  4. 4.請求の範囲第1項記載の新しいアルカリ性プロテアーゼ「プロテアーゼ37 33」を産生する方法であって、培地でBacillus属に属するプロテアー ゼ3733産生細菌を培養し、 前記培地からプロテアーゼ3733を採取する各工程からなることを特徴とする 方法。
  5. 5.前記プロテアーゼ3733産生細菌がBacillus sp.IAM 0 11105菌株であることを特徴とする請求の範囲第4項記載の方法。
  6. 6.前記培地が、CAPS緩衝液によりpH9.0に緩衝されたトリプシンのダ イズ肉汁であることを特徴とする請求の範囲第4項記載の方法。
  7. 7.培養が約30℃で好気的に行なわれることを特徴とする請求の範囲第4項記 載の方法。
  8. 8.タンパク質汚染コンタクトレンズの洗浄方法であって、 前記コンタクトレンズをアルカリ性プロテアーゼ3733の溶液に浸漬すること からなる方法。
  9. 9.前記アルカリ性プロテアーゼ3733の溶液が水溶液であることを特徴とす る請求の範囲第8項記載の方法。
  10. 10.アルカリ性pHの緩衝液中のアルカリ性プロテアーゼ3733からなるコ ンタクトレンズのクレンジング製剤。
  11. 11.前記pHが約7.0から約13.0であることを特徴とする請求の範囲第 10項記載のクレンジング製剤。
  12. 12.前記緩衝液がホウ酸ナトリウムであることを特徴とする請求の範囲第10 項記載のクレンジング製剤。
  13. 13.前記pHが約8.0であることを特徴とする請求の範囲第10項記載のク レンジング製剤。
  14. 14.前記アルカリ性プロテアーゼ3733の活性を増大せしめるのに適切な濃 度でベーターメルカプトエタノールを含有することを特徴とする請求の範囲第1 0項記載のクレンジング製剤。
  15. 15.前記ベーターメルカプトエタノールが約0.4%の濃度であることを特徴 とする請求の範囲第14項記載のクレンジング製剤。
  16. 16.前記アルカリ性プロテアーゼ3733の溶液が非水性溶媒であることを特 徴とする請求の範囲第10項記載のクレンジング製剤。
  17. 17.前記非水性溶媒が、ヘキサン、シクロヘキサン、エタノール、メタノール 、およびジメチルスルホキシドからなる群より選択されることを特徴とする請求 の範囲第16項記載のクレンジング製剤。
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