JPH06506316A - 直流真空リレー装置 - Google Patents

直流真空リレー装置

Info

Publication number
JPH06506316A
JPH06506316A JP4509702A JP50970292A JPH06506316A JP H06506316 A JPH06506316 A JP H06506316A JP 4509702 A JP4509702 A JP 4509702A JP 50970292 A JP50970292 A JP 50970292A JP H06506316 A JPH06506316 A JP H06506316A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
movable contact
vacuum
armature
movable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4509702A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2646292B2 (ja
Inventor
ペレイラ,ジー、スティーヴン
ブシュ,バーナド、ヴイ
キューティン,リチァド、エル
マック,パトリック、エイ
Original Assignee
キロヴァック、コーパレイシャン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by キロヴァック、コーパレイシャン filed Critical キロヴァック、コーパレイシャン
Publication of JPH06506316A publication Critical patent/JPH06506316A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2646292B2 publication Critical patent/JP2646292B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/60Switches wherein the means for extinguishing or preventing the arc do not include separate means for obtaining or increasing flow of arc-extinguishing fluid
    • H01H33/66Vacuum switches
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H51/00Electromagnetic relays
    • H01H51/02Non-polarised relays
    • H01H51/04Non-polarised relays with single armature; with single set of ganged armatures
    • H01H51/06Armature is movable between two limit positions of rest and is moved in one direction due to energisation of an electromagnet and after the electromagnet is de-energised is returned by energy stored during the movement in the first direction, e.g. by using a spring, by using a permanent magnet, by gravity
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H1/00Contacts
    • H01H1/50Means for increasing contact pressure, preventing vibration of contacts, holding contacts together after engagement, or biasing contacts to the open position
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/02Bases; Casings; Covers
    • H01H50/023Details concerning sealing, e.g. sealing casing with resin
    • H01H2050/025Details concerning sealing, e.g. sealing casing with resin containing inert or dielectric gasses, e.g. SF6, for arc prevention or arc extinction
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H3/00Mechanisms for operating contacts
    • H01H3/001Means for preventing or breaking contact-welding
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H51/00Electromagnetic relays
    • H01H51/28Relays having both armature and contacts within a sealed casing outside which the operating coil is located, e.g. contact carried by a magnetic leaf spring or reed
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/30Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/30Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts
    • H01H9/44Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts using blow-out magnet
    • H01H9/443Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts using blow-out magnet using permanent magnets

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Electromagnets (AREA)
  • Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 直流真空リレー装置 本発明の背景及び設計事項 電磁石の原理に基づいて動作する電気リレー装置は、多くの電気回路関連の用途 において周知の広く用いられている部品である0本発明のリレー装置は、直流接 触器型のリレー装置である。この種のリレー装置は、通常DC270ボルトレン ジの電圧がかかる高電圧/高電流条件下で使用することができる。リレーをこの ような高圧で使用することに付随する主要な問題の1つは、それらのリレーが、 通常、正常動作電流25〜1000アンペアの「活線開閉」 (負荷時開閉、ア ーク放電を引き起こす)li!境で使用されるということである。また、リレー は、100〜2500アンペアの過負荷遮断容量を有するものがあるということ 、及び5.0〜0.1ミリオームのオーダーの低い接触抵抗を維持することがで きるようになっているということも知られている。
直流接触器型のリレーは、直流信号には、通電時にリレー接点が離れることによ り生じるアークを遮断するよう作用する電流ゼロ点がないため、「活線開閉」( hOt switching)IK境においては(交流信号の場合と比べて)問 題が生じ易い、接点「バウンス」または「メーク」 (make)によるアーク 放電は、パドリング(接点溶融)[puddling]を引き起こし。
場合によっては接点が互いにくっついて離れない接点溶着を引き起こすこともあ る0通常、接点表面間の接続、メーク、切り離し、またはブレーク時に発生する これらのアークを消すことは困難である。
リレーのアーク放電は、下記のような現象に起因する。
接点の動作は、閉回路の「メーク」位置または開回路の[ブレークJ位置から開 始される。これらの接点が互いに近づき始めるか、あるいは離れ始めるとき、接 点表面どうしの間隔は極めて小さい、従って、電界強度が非常に強く、電子はこ れらの接点間のギャップを横断する方向に加速される。これによって電子なだれ 効果が起こり、その結果ギャップ内で粒子がイオン化(電11)される。
リレー接点を真空チェンバ内に保って、空気に触れないようにしても、やはりア ーク放電は発生し得る。
空気充填環境においても、排気した(真空)1!IA境中においても、連続アー ク放電は起こり、大量の熱が発生して、接点材料を溶融させることがある。この 高温のイオン化され易い材料は、接点が近づき続け、あるいは離れるとき、接点 プラズマ(プラズマ)を生じる。すると、アーク柱が生じ始める。このアーク柱 は、真空環境の場合は接点プラズマから生じ、空気充填fj!境の場合は接点プ ラズマとイオン化粒子から生じる。接点材料プラズマ及び/またはイオン化粒子 は成長して、接点間に帯電粒子の連続状飛跡を形成し、その後アークが発生する 。そのアークは、接点がくっつくか、あるいは接点が十分に離間すると、接点間 の電界強度が接点材料の電子をイオン化するほど十分高くならず、最後には消え る。
アーク放電が起こると、接点表面の材料が、実際に溶融するパドリングとして知 られた現象が発生する場合がある。パドリングは、接点材料が溶は出した接点表 面上の場所に、あるいは接点材料が粗面状に硬化したとき接点表面上にクレータ を生じさせる。さらに、パドリングは、接点を溶着させて、分離しにくくするこ ともある。
溶着(welding)とは、接点間の溶融した接点材料の硬化によフて微視的 に、あるいはこれより肉視的に、接点どうしが接合することをいう。アーク放電 、及びこれに伴うバドリングまたは接点の溶着は、リレー接点の劣化、絶縁破壊 に至り、最終的にはリレー故障につながるので、!1めで好ましくない。
直流接点リレーの真空中と空気中とにおける「活線開閉」の間の上記のような差 異の他、真空中におけるリレーの「活線開閉」に関しては、下記の事項をも考慮 すべきであろう、真空は、1)はるかに大きい離隔電圧絶縁能力を有するととも に、及び2)プラズマ形成が著しく少くなる。このようなプラズマ形成は、これ に対応する、空気充填チェンバ(c h a m b e r )中のイオン化 粒子の形成に比べて約8桁少ない、また、真空は、リレーの使用寿命を通して接 触抵抗を増大させる汚染物質を除去し、酸化を引き起こし、接触抵抗を増大させ るイオン化粒子を除去し、危険な環境においては爆発を防ぐとともに、接触抵抗 の低さを犠牲にすることなく硬い接点材料の使用が可能となる。接点摩耗が少な くなることによって、リレー寿命が増大する。
真空または空気充填環境において、荷重をかけてリレー接点を効果的に接続しよ うとすると、接点が閉成時に「バウンス(跳ね返る)」ことがよくある、ここで 、2つの接点を互いに接続することによって電気的接続をなすことを接点メーク または「メーク」と称し、これらの接点を切り離すことまたは分離することを接 点ブレークまたは[ブレークJと称する。
接点「ブレーク」が望ましいときには常にリレー接点を互いに完全に切り離すこ とができるように、アーク放電、パドリング及び/または接点材料の間の溶着は すべてなくすことが必要である。
本発明の直流接触器型リレーの設計においては、真空チェンバを採用するなどに より空気を排除して粒子のイオン化を最小限に抑えることにより、またイオン化 しにくい#熱材料製の接点を用いることによって、イオン化粒子または接点プラ ズマの形成及び/または発生を少なくすることが可能である。また、接点ブレー ク時には、アークを維持するのに必要な十分な量の接点プラズマ及びまたは/イ オン化粒子がギャップ内に形成される前に接点ギャップを大きくすることができ るように、接点ギャップはす速く大きくすることが望ましい、さらに、真空中で は、開回路電圧に達するのに必要なギャップ距離が短くなるということも重要で ある。
アークを維持するのに必要な電圧を高くするために他の付加的手段を使用するこ とも望ましい、例えば、永久磁石を用いて接点間の磁場(li!1界)を変える ことによって、アークを持続させるイオン化粒子または接点プラズマを保ちにく くすることが可能である。これによって、アークは消える。接点間の直線経路か らアークをそらす当技術分野においては屑知のアークシュートを用いてこの機能 を強化してもよい。
また、リレー設計における真空技術を用いると、接触抵抗を低く保つために従来 のように接点所面積を大きくする必要がないという点において、設計上相対立す る要素が少なくなり、リレー性能が改善される。すなわち。
単位面積当たりの接触抵抗が小さくなり、従って、リレーが小型化、軽量化され る。さらに、真空は空気よりはるかにすぐれた絶縁体であるから、真空環境中に おいては、接点ギャップを大きくする必要がない、この特徴によっても、リレー の小型化が容易になる。
また、真空リレー装置を使用すると、可動接点に対する空気抵抗がないため、よ り高速で作動するアクチュエータが得られる。さらに、空気が存在しなければ、 より効率的なアーマチュア(接極子)設計を行うことが可能である。上記の要素 によってリレー装置の小型化−・軽量化が達成される。アークは真空中では空気 中よりも100倍も速く移動するので、真空は迅速な消弧を促進する。
この特徴も小型化に役立つ。
本発明のリレー装置は、DC270Vの電圧下で太きな電流を遮断することが可 能である。これを可能にするためには、相対立する紋針要素または特徴が関係し て来る。このような大電流を遮断するリレーは、大きい接点ギャップが必要であ り、そのためにどうしても、リレーは物理的な寸法及び重量とも大きくなりがち である。また、このようなリレーは、迅速に後退する接点が必要であり、それが 接点重量を小さくすることを必要とする。
これらのリレーによる電力消費を小さくするという面においては、接触抵抗をで きるだけ小さくすることが望ましい、それには、接点断面積を大きくする必要が あり、そのために接点の寸法及び重量が大きくなりがちであり。
その分コイルの寸法及び重量も大きくなる。また、接触抵抗をできるだけ小さく するには、大きい接触力が必要であり、やはりコイルの寸法及び重量を大きくす る必要がある。電力消費は、コイルの加熱をできるだけ少なくすることによって も小さくすることが可能である。それには、小さいアクチュエータコイルが必要 であり、コイルが小型化、軽量化される。電力消費は、パドリングを発生させる ことによってもさらに小さくすることができる。それには、接点にかかるアクチ ュエータカを大きくする必要があり、そのためにコイルの寸法及び重量が増大す る。最後に、電力消費は、より小さい部品を使用することによって小さくするこ とができ、小さい部品を使用すれば、リレー装置やそのコンゴーネントの小型化 。
軽量化が可能である。
リレーは、基本的には流れる電流によって励磁されるコイルから成る。コイルを 流れる電流は電磁界(電磁場)を生じさせ、この電磁場が、少なくとも2つの電 気導体または接点を互いに接続するようにアーマチュアを動かす、その結果、こ れらの導体によって開閉される電気回路が閉じ、所望の回路に電流が流れる。前 述のアーク放電及びこれに付随する問題が発生するのは、これらの接点または導 体の部分である。
アーク放電は、交流リレーの場合より直流リレーの方がより激しい、これは、交 流慣号が時間に対して正弦波状に周期的にかつゼロ点を通りながら変化し、それ らのゼロ点で回路更新または「ブレーク」が行われることがあるためである。ア ーク放電、パドリング及び溶着の作用は、完全にこれらをなくすことはできない かもしれないが、適切な紋針概念によって少なくすることは可能である。アーク 放電、バドリングまたは溶着に付随する問題を解消あるいは軽減する1つの方法 は、接点間の接続を所ちたいとき、あるいは分離(「ブレーク」)シたいとき、 そのブレーク動作期間中に相当大きな力を加えることである。このように力を加 えて接点ブレークを行うやり方は、当技術分野においては「衝撃ブレーク」法と して知られている1本発明は、この「衝撃ブレーク」を行なうのに、接点ブレー ク前のアーマチュアシャフトの運動を利用するものである。
「衝撃ブレーク」法を用いた直流接触ll型のリレーには、多様なものがある。
本発明で用いる方法においては。
可動アーマチュアの運動エネルギーを利用して、リレー装置の可動接点と固定接 点との間の接続を「ブレーク」するのに必要な物理的力を得る。これは、接点間 の接続を切り離し、接点間に溶着があればそれを破壊するような急激な衝撃力を 用いて達成される。
本発明は、新規でかつ改良された[直線J(I撃ブレークリレーである。コイル の励磁及びその後の磁場の発生と同時に、アーマチュアとプランジャは、リレー の固定接点へ向かうような方向(直線方向)に駆動される。駆動力は、通常、固 定子/アーマチュ°アアセンブリを結合する磁束により与えられ、それらの合方 はアーマチュアを固定子の方へ移動させ、これによってアーマチュアに取り付け られたプランジャが起動される。アーマチュアまたはプランジャは、導体または 可動接点を、導体または可動接点が1つまたは2つ以上の固定接点と接触してリ レーにより開閉される電気回路を閉じるまで、通常、アーマチュアまたはプラン ジャ自身の運動方向と同じ(直線)方向に駆動する。この接点「メーク」と同時 に。
閉回路が形成され、動作状態となる。
コイルが励磁解除されると、アーマチュアまたはプランジャは、通常、中立点か ら偏倚させたばねによって上記と反対方向に駆動され、これによってアーマチュ アまたはプランジャにより駆動される可動接点を固定接点がら離間させることに よって、接点間の接続を「ブレーク」し、電気回路を開く。
元の位置に復帰中のアーマチュアのカは、接点の「衝撃ブレーク」がアーマチュ アの運動方向とそろった直線方向の力によって行われるように、接点に向けて直 線方向に加えられる。
本発明の概要 本発明は、直線11ブレーク」法を用いて接点ブレークを行う直流接触器型のリ レー装置を提供するものである。本発明のリレー装置は、コイルが励磁解除され た開接点位置においては、ばねエレメントを用いてアーマチュアまたはプランジ ャがこれに取り付けられた可動接点を駆動して、固定接点に接触させるのを防止 する。アーマチュアの一端部には、リレー構造のコア部のベースに配置されたプ ランジャが固着されている。キックオフばねを用いて、プランジャ及びアーマチ ュアを開接点状態に保つための偏倚力を得る。アーマチュアはシャフトから成り 、シャフトには、アーマチュアまたはプランジャアセンブリの他のすべてのコン ゴーネントが取り付けられている。コアベースと反対側のアーマチュアシャフト 端部には、アーマチュアシャフトの周りに回転可能な可動接点ディスクが取り付 けられている。可動接漉ディスクは円形で、2つの固定接点と接触して、これら の接点により開閉される電気回路を形成することができる。
アーマチュアシャフトの周りには、オーバートラベルばねが移動可能に取り付け られており、このばねは、アーマチコアシャフトの適切な位置に回転可能に取り 付けられたストップワッシャと、やはり可動接点ディスクに固定可能に結合され たディスクワンシャアセンブリとの間に配置されている。
可動接点ディスク及びこれに付属するワッシャもアーマチュアシャフトの周りに 回転可能である。ストップワンシャと可動接点ディスク/ディスクワッシャアセ ンブリとの間に配置されたオーバートラベルばねは、圧縮すると自由に回転する 。
リレーのコイルが励磁されると、コアのベース領域に配置されたプランジャは、 キックオフばねの力に抗してコアセンター内に「引っ張られ」、これによってア ーマチュアシャフトを駆動して、可動接点ディスクを固定接点と接触させる。接 点が最初に互いに接触した後においても、アーマチュア及びプランジャは、リレ ーコア領域内のコアセンター近辺の最終目標位置に達するまで固定接点の方へ移 動し続ける。従って、本発明のアーマチュア及びプランジャは可動接点ディスク より大きい駆動の場を有する。このように、アーマチュア及びプランジャが、可 動接点ディスクが固定接触子と接触した後、アーマチュアシャフトと共に移動し 続けると、オーバートラベルばねが圧縮される。さらにオーバートラベルばねを 圧縮することによって、アーマチュアシャフト及びその端部は、固定接点により 拘束された状態にある可動接点とは独立に移動し続ける。オーバートラベルばれ は、アーマチュアの移動が止まるまで圧縮され続ける。コイルの励磁解除と同時 に、アーマチュア及びプランジャはコア領域から押し出され1元の位置へ戻る。
キックオフばね及びオーバートラベルばねは、アーマチュア及びプランジャをコ アベースへ引き戻すための偏倚力を作用させる。また、オーバートラベルばねは 、十分に伸ばすことができ、これによりアーマチュアシャフトの端部を可動接点 ディスクに強い力で衝突するまで可動接点ディスクの方へ引っ張って、十分な「 gI撃ジブレーク力を与え、接点の接続をブレークするとともに、接点間に溶着 がある場合はそれらの溶着を破壊する。
本発明のリレーは、真空チェンバ内に収容されるとともに、さらに、先端部に、 可動接点ディスクとぴったり合わさる。あるいはぴったり接続されるよう設計さ れた平坦な部分を有する球面状の固定接点を用いることによって、アーク放電、 パドリング及び溶着を少なくするのに役立ついくつかの特徴を有する。可動接点 ディスクの直径は、固定接点の球面の性質と共に、両者間のわずかな間隔で対向 する部分の所面積ができるだけ小さくなるような特定の直径が選ばれ、これによ ってもアーク放電をさらに減少させ、プラズマ圧力を散失させることができる。
可動接点ディスクは、固定接点との接触点を平坦にすべきである。さらに、固定 接点は、溶融やパドリングに対する耐性を有する、より高強度の金属で形成され る。固定接点の内側には、プラズマ及び/またはイオン化粒子の形成を阻止し、 アーク放電を消すために、永久磁石が設けられる。
前述したように、アーク放電、パドリング、及び溶着は、接点の「メーク」及び 「ブレーク」に依存するリレーにおいては、一般に起こりがちな現象である。こ のような現象は、可動接点ディスクにクレータを生じさせ、これが同じ部分に経 時的に繰り返されると、ディスクの劣化につながり、あるいはディスクの完全な バーンスルー、すなわちディスクに焼損による貫通孔が生じる欠陥に至ることが ある。
本発明は、アーク放電が可動接点ディスク表面上の異なる位置で発生し、ディス ク表面の同じ場所で何回も繰り返されることがないように可動接点ディスクを回 転させることによって、このクレータ形成の問題を著しく1滅したものである。
そのために9本発明においては、圧縮と同時に回転させられるオーバートラベル ばねの回転によって回転する可動接点ディスクが設けられる。このような回転は 、一様でなく、不規則であるかも知れないが、その約合的効果としては、経時的 にディスクを回転させて、アーク放電や溶着によって生じるクレータを可動接点 ディスクの表面に沿って均等に分布させる。
さらに、本発明のリレーは、アーマチュアアセンブリを含むすべての可動部を真 空環境中に置く、この非常に重要な特徴は、直#&衝撃ブレークリレーのすべて の可動部を真空中に置くものであり、真空外の可動部と真空中の可動部とを相互 に接続する従来技術のベローズのような結合の弱い境界部品の使用を回避するこ とができる。
従って1本発明の目的は、電気回路に対して接点を開閉するための直線[lI撃 ジブレーク式直流接触器型リレーにおいて、逐次起動の都度回転する可動接点デ ィスクを用い、可動接点ディスク上で発生するアーク放電、クレータ形成、また は溶融のような現象の致命的作用を均等に分布させるようにしたリレーを提供す ることにある。
本発明のもう一つの目的は、アーク放電の作用及びその影響を排除または軽減す るよう、その接点の設計に関して最適の設計幾何学及び特性を用いた直線「衝撃 ブレーク」式直流接触器型リレーを提供することにある。
本発明のもう一つの目的は、固定接点の内側に永久磁石を設けて、アーク放電の 発生をψなくするようにした直線「衝撃ブレーク」式直流接触器型リレー装置を 提供することにある。
本発明のもう一つの目的は、すべての可動部を真空中に置いた直線「衝撃ブレー ク3式直流接触器型リレー装置を提供することにある。
本発明のこれらの及び他の目的及び利点は以下の図面との関連で示される以下の 本発明の好適な実施態様の説明により明らかになるであろう。
好適な実I!i態様の詳細な説明 図1は1本発明のリレー装置の側面図及び上面図を示す、Ollに全体を符号1 によって示すリレー装置は、ベース領域またはコアアセンブリ2、及び以下に説 明するリレーの他の構成部分を収容するガラスまたはセラミック構造3よりなる 。
本発明のリレー1は、排気することによって構造3内部が真空チェンバ16を形 成する。コアアセンブリ2は。
さらに、コアセンター4.コアベース上部5.コア外壁6及びコアベース底部7 よりなり、これらはすべて強磁性物質で形成されてする。
ベースのコアセンター4の周りには、コアセンター4、コアベース上部5、コア 外壁6及びコアベース底部7によって形成される中空キャビティ40中にコイル 26が巻装されている。コイル26は、好ましくは、12〜18ワツトの電力容 量を有する。コアセンター4内には。
中空円筒状のアーマチュア移動キャビティ13が軸方向に形成されており、これ を貫通してアーマチュアアセンブリ8が設けられている。アーマチュアアセンブ リ8は。
アーマチュア移動キャビティ13を貫通して真空チェンバ(vacuum ch amber)16内部に延びるアーマチュアシャフト(armature 5h aft)10を有する。アーマチュアシャフト10の一端部には、プランジャ9 が固着されている。アーマチュアシャフト10のプランジャ9の反対側の端部に は、アーマチュアシャフト10の直径より大きい直径を有する端部部材11が固 定されている。
プランジャ9とコアセンター4の間にはギャップ12が般けられている。ギャッ プ12は、以下に説明するように、プランジャ9がリレー1の起動時に動くため のスペースになっている。アーマチュアシャフト10は、アーマチュア移動キャ ビティ13内を移動する。アーマチュア移動キャビティ13内には、コイルばね よりなるキックオフばね14が設けられ、プランジャ9側のその端部はクリップ 15によってアーマチュアシャフト10に固定されている。キックオフばね14 のもう一方の端部は1図2に示すように、アーマチュア移動キャビティ13の内 部においてブッシング17によりベースのコアセンター4に固定されている。ア ーマチュアシャフト10の周りには、オーバートラベルばね18が設けられ、ば ね18は、図2に示す位置にクリップ19Aによフてアーマチュアシャフト10 に回転可能に永久取り付けされたストップワッシャ19と可動接点ディスクワッ シャ20の間に配置されている。オーバートラベルのばね18もコイルばねであ る。ストップワッシャ19及び可動接点ディスクワッシャ20は、アーマチュア シャフト10の周りに自由に回転可能である。可動接点ディスク21及びそのワ タシャ20は、どちらもアーマチュアシャフト10の周りに自由に回転可能であ り、自由に動くことができる。さらに、可動接点ディスク21及びそのワッシャ 20は、アーマチュアシャフト10に沿って端部部材11とストップワッシャ1 9との間を移動可能であり。
この運動はオーバートラベルばね18によってのみ規制される。ストップワッシ ャ19及び可動接点ディスクワッシャ20は、どちらも、アーマチュアシャフト 10の周りに回転することができるように上記シャフト10に緩く嵌合されてい る。オーバートラベルばね18は、遊動自在であり、ストップワッシャ19及び 可動接点ディスクワッシャ20のどちらにも永久取り付けされていない。従って 、以下に説明するように、オーバートラベルばね18は、圧縮されるとき、アー マチュアシャフト10の周りに自由に回転することができる。さらに、ある瞬間 、上述の構造に生じる固有の摩擦に応じて、オーツく一トラベルばね18は、可 動接点ディスクワッシャ20及び可動接点ディスク21またはストップワッシャ 19を回翫させる。
図2に示すチェンバ16の上端S(図の左側)には、固定接点22が配置されて おり、この固定接点は中空円筒状をなして、その内部には永久磁石30が設け− られている。以下に説明するように、固定接点22及び可動接点ディスク21は 、アーク放電を減ψさせるとともに。
プラズマ圧力及びこれらに伴うバドリングや溶着のような効果を減少するために 特別に採用された特殊な設計になっている、固定接点22の内部に置かれる永久 磁石30は、好ましくは、円筒形の小さい希土類型の磁石を用いる。
本発明のリレー装置においては、真空チェンバ16内部の可動部はもとより、プ ランジャ9、アーマチュアシャフト10.初期状態においてプランジャ9とコア センター4との間に存在するギャップ12、アーマチュア移動キャビティ13、 キックオフばね14、クリップ15、及びブッシング17を含むアーマチュアア センブリ8はすべて真空中に置かれている。この非常に重要な特徴によれば、直 線衝撃ブレークリレーのすべての可動部を真空中に置くことができ、真空外の可 動部と真空中の可動部とを相互に接続する従来技術のベローズのような結合の弱 い境界部品の使用を回避することができる。
前述したように、図2は、可動接点21が固定接点22と接触していない開成回 路または接点ブレーク状態を示す、したがって、開回路状態が存在する。
ここでは、リレー装置」の動作を図2及至7を参照しつつ説明する8図2におい て、コイル26が通電によって励磁されると、矢印50で示す方向の磁場27が 形成される。m場27は、プランジャ9にキックオフばね14の偏倚力に打ち勝 ってギャップ12を閉じさせる方向に作用し、上記プランジャ9をコアセンター 4の方へ移動させ始める。プランジャ9がこのように移動すると、キックオフば ね14は、一端部がアーマチュアシャフト10に結合され、他端部がブッシング 17に結合されているため、圧縮される。従って、アーマチュアシャフト10は 、これに固着されたプランジャ9によって駆動されて、さらに真空チェンバ16 内へ移動する。アーマチュアシャフト10の移動は、可動接点ディスク21が、 図3に示すように、固定接点22に接触する(接点「メークJ)IIにも続けら れる。その後、プランジャ9及びアーマチュアシャフト10は、最初にプランジ ャ9とコアセンター4との間にあったギャップ12が完全に閉じられるまで固定 接点22の方へ移動し続ける。このプランジャ9/アーマチユアシヤフト10の 移動が続く間、可動接点ディスク21は固定接点22に接触した状態に保たれる 。従って、オーバートラベルばね18は、アーマチュアシャフト10が移動し続 ける間、ストップワッシャ19と可動接点ディスクワシシャ20との間で圧縮さ れて、接点間の接触を維持する一方、固定接点22及び可動接点ディスク21に 対する損傷を防止する。オーバートラベルばね18が圧縮され続けると、アーマ チュアシャフト10の端部に取り付けられた端部部材11は可動接点ディスク2 1から離れて図3に示すように、固定接点22の間の真空チェンバ16の開放空 間中に伸び入る。プランジャ9が、図4に示すように、コアセンター4との間の ギャップ12を完全に閉じると、キックオフばね14及びオーバートラベルばね 18は圧縮される。
それゆえに、コイル26が励磁されると、上に述べたように、キックオフばね1 4及びオーバートラベルばね18を圧縮して接点「メーク」状態を達成するのに 十分な大きさの電磁力が発生する。
次に1図5及至7を参照して1本発明のリレー装置の動作を、接点切り離し、ま たは接点「ブレーク」を行う場合について説明する。コイル26が励磁解除され ると。
図5に示すように、磁束基27が衰微し、プランジャ9に作用する磁場がなくな る。a東場27が存在しないと。
プランジャ9及びアーマチュアシャフト10は、キックオフばね14及びオーバ ートラベルばね18の偏倚力に屈して、図示のように、上記と反対の方向、すな わち真空チェンバ16及び固定接点22から遠ざかる方向に移動し始める。従っ て、プランジャ9は、コアセンター4から離れる方向に移動し、これによってプ ランジャ9とコアセンター4との間にギャップ12が再び形成される。
その結果、キックオフばね14が急速に伸びることによって、アーマチュアシャ フトIO及びプランジャ9を上記方向に押しやる。このようにアーマチュアシャ フト10が移動し続けるとき、オーバートラベルばね18は、急速に伸びて、ア ーマチュアシャフト10の端部に取り付けられた端部部材]−1を可動接点ディ スク21に向けて十分な力で引き寄せ1強制的にこれに接触させる。可動接点デ ィスク21に対するアーマチュアシャフト10の相対運動によって、端部部材1 1は可動接点ディスク21に強い力で強制的に衝突させられ、これによって図6 に示すようなディスク21と固定接点22と接触が「ブレーク」される。この動 作は、これらの接点を切り離すとともに、接点間に溶着があれば、破壊する。こ のように、可動接点ディスク21への端部部材11の衝突は、アーマチュアシャ フト10の移動方向と同じ直線方向の「衝撃ブレーク」効果を生じさせる。アー マチュアシャフト10及びプランジャ9は2図7に示すように、プランジャ9が リレーのコアアセンブリ2中の移動端に達して、リレー装置1がその開接点位置 となるまで移動し続ける。
前に説明したように、アーク放電、パドリング及び溶着は、本発明の直流接触器 型リレーのような直流リレーにおいては大きな問題である。上に述べたように、 可動接点ディスク21及び固定接点22は1本発明のリレーがほとんど常にその 中で用いられることが多い[活線開閉」環境中でrメーク」または「ブレーク」 されると、パドリングや溶着のIN因となるアーク放電が発生する。
その結果、接点、特に可動接点ディスク21の表面にクレータが生じることがあ る。これらのクレータは、電気的接続(接点rメーク」)を不十分にし、可動接 点ディスク21の同じ部分で何度も発生するままにしておくと、接点劣化につな がり、あるいは全面的な接点バーンスルーにより可動接点ディスク21に穴が生 じることもある。
本発明は、可動接点ディスク21の表面の同じ部分がいつも固定接点22に接触 するのを効果的に防止するようにアーマチュアシャフト10の周りに回転する可 動接点ディスク21を設けることによって、アーク放電、パドリング及び溶着の 効果を減少しようとするものである。
そのような411成のための好ましい実施態様について、以下説明する。
可動接点ディスク21の表面上のクレータ形成については1図8に示されている 0本発明の好適な実施態様において、可動接点ディスク21の直径は、好ましく は1゜125インチである。固定接点22の接触面を好ましくは、0.075イ ンチとすると(この値の選択については以下により詳細に説明する)、可動接点 ディスク21の中心の周りに直径1.000インチとなるように設計により選択 された円周方向に対称状の部分に沿って、可動接点ディスク21の表面上に0. 050及至0.100インチの範囲のi1!怪を有するクレータが形成される。
後述するように、固定接点22の表面は、好ましくは互いに1.000インチ離 間させる。これらのクレータは、本発明の可動接点ディスク21を用いることに よって、同し点に繰り返し発生するのを防ぐことができ、これによって「メーク 」に電気的接触が不十分になったり、より重大な場合には完全な接点バーンスル ーに至ったりするのを防止することが可能である。これらのクレータは、可動接 点ディスク21が1回転する間に互いに重なることもある。可動接点ディスク2 1の直径が1.125インチで、クレータ円の直径がi、oooインチの場合、 クレータ円の円周は約3.000インチである。その結果、可動接点ディスク2 1の接触面上には、多少なりとも互いに重なる40もの完全なりレータが形成さ れ得る。
アーク放電は、回転する可動接点ディスク21を用いることによって、可動接点 ディスク21上の同じ点では発生しなくなり、従って、可動接点ディスク21の 使用寿命をより長くすることが達成できる。
次に1図9を参照しつつ可動接点ディスク21を回転させる機構につりでさらに 詳細に説明する。図9には、アーマチュアシャフト10、及びその可動接点ディ スク21に近い側の端部に固着された端部部材11が示されている。可動接点デ ィスクワッシャ20は、可動接点ディスク21に接しているが、これに固定され ていない。
ストップワッシャ19も、アーマチュアシャフト10の所定位置に取り付けられ ており、シャフト10の周りに自由に回転可能である。オーバートラベルばね1 8は、図9に示すように、アーマチュアシャフト10の周りに、そしてストップ ワッシャ19と可動接点ディスクワッシャ20との間に配置されている。上に述 べたように、可動接点ディスク21及び可動接点ディスクワッシャ20は互いに 固定されており、どちらもアーマチュアシャツ)10に沿って自由に移動可能で あり、かつシャフト10の周りに自由に回転可能である。ストップワッシャ19 は、クリップ19Aによってアーマチュアシャフト10の所定位置に取り付けら れ、やはリアーマチュアシャフト10の周りに自由に回転可能である。オーバー トラベルばね18は、遊動自在のコイルばねであり、ストップワッシャ19にも 可動接点ディスクワッシャ20にも全く結合されていない。従って、オーバート ラベルばね18は、2つのワッシャ】9と20の間でアーマチュアシャフト10 の周りに自由に回転することができる。
オーバートラベルばね18として用いたようなコイルばねは、ばね自体が圧縮さ れるにつれて、端部が回転する性質がある。このばね回転の現象は図10中の力 の作用図を用いて説明することができる。図10には、オーバートラベルばね1 8の上端の部分が示されている。ここで、可動接点ディスク21から加えられる 下向きの力Fは、オーバートラベルばね18の上端に一様に加えられる。可動接 点ディスク21からのこの力Fは、ばね18を強制的に圧縮する。このようにば ねを圧縮する際、オーバートラベルばね18の端@38に近いコイル部分40は 、図10にf方向の矢印で示すように、コイル部分40の方向の力fを生じる。
図10中の力の作用図に示すように、オーバートラベルばね】8上の力fは、@ 直なfy酸成分水平なfx酸成分分解される。その結果、オーバートラベルばね 18のコイル部分40及び、ひいては、オーバートラベルばね18自体に水平力 fxが作用し、この水平力が、オーバートラベルばね18が圧縮されるたびに、 オーバートラベルばね18をアーマチュアシャフト10の周りに回転させようと する。
図9の実施例においては、可動接点ディスク21と付随のディスクワッシャ20 及びストップワッシャ19は。
すべてアーマチュアシャフト10の周りにどちらの向きにも回転することができ る。従って、このばねは、圧縮されるたびに水平方向に回転することができ、可 動接点ディスクワッシャ20を介して可動接点ディスク21を回転させるか、ま たはストップワッシャ19を回転させる。ワッシャ19または20のどちらがオ ーバートラベルばね18によって回転させられるかは、各圧縮時の摩擦の性質及 び発生の様子によって決まる。オーバートラベルばね18が可動接点ディスクワ ッシャ20を回転させると、可動接点ディスク2】−が回転する。これに対して 、ストップワッシャ19が回転すると、可動接点ディスク21は回転しないこと がある。
ワッシャ19または20のどちらがオーバートラベルばね18によって回転させ られるかは不確定であるから、可動接点ディスク21の回転は、一様でもなけれ ば、安定したものでもなく、オーバートラベルばね18の回転が不安定なために 、むしろ不規則である。オーバートラベルばね18の回転は常にディスクワッシ ャ20に作用を及ぼす訳ではなく、ストップワッシャ19に対しても作用すると いうこと、またアーマチュアシャフト10自動接点ディスク21の回転に影響を 及ぼすと思われる。
また、ディスクの不規則な回転は、ワッシャ20及び19が各々の位置でスリッ プすることや、アーマチュアシャフト10が両方向に回転することが可能である こと。
さらには、これにワッシャのスリップの効果が加わる場合もあることなどの結果 として生じる。
このような可動接点ディスク21の回転は、不規則で、一様ではないが、経時的 に平均化すると有用な回転となる。ばね圧縮500〜5000回またはサイクル 毎に可動接点ディスク21を1回転させることができるということが確認されて いる。
また、ばれ圧縮的50,000回または50,000サイクル後に、可動接点デ ィスク21の回転は、それ自体が平均化されて、可動接点ディスク21の表面上 に形成されるクレータリングは、可動接点ディスク21の接触面部全体にわたっ て均等に分布するようになるということも確認されている。その結果、より良好 な電気的接触が確保されるとともに、リレーの寿命を伸ばすことができる。
回転する可動接点ディスク21を利用することに加えて、本発明のリレー1は、 さらにアーク放電を減少させ、プラズマ圧力及びそれらの劣化作用を減少する設 計面の改良を利用するものである。これらの設計面の改良としては、固定接点2 2として先端部に平坦な部分を有する球形シェル状のaSが形成された導体を使 用すること。
接点表面の溶融が少なく、従ってプラズマ生成を少なくすることができるタング ステンまたはモリブデンのような硬質の金属で形成された固定接点22を用いる こと、わずかな距離だけしか離間していない接点表面部分を小さくするような長 さ及び形状を有する可動接点ディスク21を用ILすること、固定接点と可動接 点の間に生じ得るアーク柱を消弧するために、固定接点22の内部に設けた永久 磁石30を利用すること、がある。
図11は、固定接点22及び可動接点ディスク21の好適な構造を側方から見た 因である。これらの接点は。
リレー1の真空チェンバ16内における開接点状態または接点「ブレーク」状態 として示されている。固定接点22は、端部の形状を好ましくは球形とし、好適 な実施態様の場合、直径が0.420インチ、端部の半径Rが0.210インチ となるように設計される。固定接点22は、fullに示すように、先端部の平 坦な部分Aで可動接点ディスク21と接触する。固定接点22の先端部の接触位 置に平坦部分Aを設けるとともに、この部分における可動接点ディスク21の表 面を平坦にすることによって、平坦な表面接触部を確保することが1きる。その 結果、「メーク1時の接点接続を改善することができ、従って、「メーク」及び 「ブレーク」時に発生するアーク放電をより小さくすることができる。固定接点 22の先端部の平kIIIIj分Aは、直径0.050インチ以上、0゜100 インチ以下とすべきである。この実施例の場合。
先端部の平坦部分Aは、直径0.075インチとすることが好ましい、それは1 表面接触部の面積が小さ過ぎると、接点は電気的接続操作を正しく行うことがで きないことがあるということに留意すべきであろう、しかしながら、接触面が大 き過ぎると、固定接点22と可動接点ディスク21の幾何学的特徴が2枚の平ら なプレートの特徴と極めて近似し、そのために、接点間により多くのアーク放電 が発生し易く、消弧しにくくなる場合がある。
2つの固定接点22の先端部の平坦部分Aの中心は、互いに1.000インチ離 間させることが好ましい、このことは、可動接点ディスク21上には、直径1. 000インチの円形状にクレータが生じる理由の説明ともなる。前に述べたよう に1本発明においては、真空チェンバ16を用いるにもかかわらず、接点21と 22の間の「活M開閉Jから接点プラズマが生じる。接触面積をより大きくする ことによって、接点間のギャップ中にはより多くのプラズマを形成することがで き、このようなプラズマは、これより生じるアーク放電、バドリング及び溶着か ら前述のような損傷が発生する前に消散させることがより困難になる。従って、 可能な限り(すなわち十分な大きさの接触面を確保しつつ)接点間でわずかな距 離だけしか離間していない対向する接点表面部分の面積を小さくして、「活線開 閉」時のプラズマ及びプラズマ圧力の消散を可能にすることが好ましい。
可能接点22の球形端部の半径Rは、最大のプラズマ消散効果が得られるように 、可能接点22の全半径とすべきである。この端部の半径より小さい半径(すな わち、本発明以外の場合は、j1!形または円筒形の固定接点の角隅部をわずか に丸める)では、平坦な可動接点ディスク21と平行な平端面部が過大になり、 一方、端部の半径をより小さくすると、固定接点の端部は1曲率がほんのわずか な場合もあるので、平坦なプレート接点に近くなる。
接点21と22のわずかな距離しか離間していない対向部分の面積を小さくする ためには、可動接点ディスク21について、やはり図11に示すような特別な設 計上の考慮が払われている0図示のように、可動接点ディスク21は、0.05 0インチの厚さで、かつ新面端部の半径rが0.025インチであり、これによ っても対向状の平坦な接点表面が最小限になる。
可動接点ディスク21が可能接点22の先端部の平坦部分Aと重なり合う距離も 重要である。1iil12において、可動接点ディスク21の平坦な表面と固定 接点22の先端部の平坦部分Aとが重なる距@Xは、図12Aに示すように、可 動接点が平坦部分Aとかろうじて最pJ1wIに重なる状態と、TlAl 2B に示すように、可動接点の一全厚部分の端部からちょうど平坦部分Aの長さの部 分が重なる状態との間の距離でなければならない。
図12Aの構造は、適切な場合もあるが、可動接点ディスク21の全直径厚さ部 分の端部からちょうど固定接点22の端部の平坦部分Aの長さに等しい部分が平 坦部分Aと重なる図12Cの構造で得られるような最適の結果は得られない0図 12Aの構造では図12Gの構造と同様の最適結果を得ることができない理由は 、図12Aの場合は、固定接点22の端部の平坦部分Aが可動接点ディスク21 の表面と完全には接触しないからである。
むしろ、アーク放電やこれに付随する作用を誘起するようなギャップまたは空間 が形成される1図12Bの構造は、可動接点ディスク21の過大な部分が固定接 点22の端部の平坦部分Aを越えて外側に延びているので、最適ではない、この 図12Bの構造は、固定接点と可動接点の表面が互いに接触していないこれらの 接点間の図の右側の空間でアーク放電が起こり、プラズマ消散効果はより低くな る。
本発明においてアーク放電及び溶着をさらに減少させるためには、固定接点22 を、硬質金属であり、従って「活線開閉」時にバドリングや溶融を起こしにくい タングステンやモリブデンのような金属で形成することが好ましい、こうするこ とによって、プラズマ生成が少なくなり、従って、アーク放電も減少する。
次に、図13Aに示す固定接点22及び可動接点ディスク21によって、本発明 のもう一つの特徴を説明する。
リレー設計の技術分野にお(1て周知のように、リレー接点にある程度近接させ て永久磁石を配置すると、接点の周囲の環境が乱されるため、アーク放電を消し 、従つて、その劣化作用を減少するのに役立つ1本発明におけるこれらの磁石は 、大きい単位容積電界強度を発生する希土類型のできるだけ小形の磁石とするこ とが望ましい。
本発明において、磁石は、アーク崩壊用の強い磁束がアーク放電が発生する場所 のすぐ近くに生じるように、円筒状の固定接点22の中に配置される。また、永 久磁石30は、完全に固定接点22の内部に置くことによって、アーク放電によ る損傷から十分保護することができる。
図13Aには、固定接点22の中の永久磁石30の配置が示されている。永久磁 石30は、その磁極の1つが固定接点22の端部の平坦部分Aの近傍に来るよう に垂直方向に配向されている。永久磁石30を適切に配置すると、磁石の周辺に 磁場が発生し、さらに接点21と22との間の領域中に延びる1発生する磁力線 はなるべく可動接点ディスク21に平行、従って、起こり得るアークに対して垂 直であることが最適であるが、そのような設計では5図13Bに示すように、永 久磁石30内で固定接点22を水平配置することが必要になる。しかしながら、 この配置は、固定接点22内の磁石の取り付は場所が、磁石30を1図13Bに 示すように、水平に配置することができなければ、物理的に不可能な場合もある 。
磁石30を図13Aに示すように適切に配置すると、すべての磁力線が可動接点 ディスク21に平行、あるいは潜在的アークに対して垂直にならなくとも、アー ク放電をある程度消すことが可能である。ここで最も重要なのは、リレーの物理 的寸法及び用いる永久磁石3oの特性に応して磁石3oを図13Aに示すように 配置すると、可動接点ディスク21と平行で、潜在的アーク放電に対して垂直な 十分な磁束が得られない場合、アーク放電が強められる場合もあるということで ある。従って1図13Aの設計は、それほど好ましくはないが、いくつかの場合 には用途があるため5本願の一部として組み入れである。
上に述べたように1図13Bには、固定接点22内の永久磁石30を最高度に利 用する実施態様が示されてし)る0図13Bにおいては、磁石30は、その磁極 の両方共が固定接点22の最も近い側壁に近接して置かれるよう、水平方向に配 置されている。この構成においては、より多くの磁束線が可動接点ディスク21 と平行になり、従って、潜在的なアークに対して垂直に通る。そのため、図13 Bの*戊における潜在的なアーク放電は、いフそう効果的に消弧される。従って 、物理的寸法上の制約が許すならば、図13Bの構成が望ましい。
以上、本発明をその好適な実施態様により詳細に説明したが、上記の説明は、単 に本発明の例示説明のためのちのであり、本発明に対し何ら!111I的な意味 を有するものではないということは理解できよう、従って、本発明は、本発明に より教示される原理の範囲及び精神に包括されるあらゆる修正、変更あるいは変 形を含むものとする。
図面の簡単な説明 図1は、開接点位置における本発明のリレー装置の側面図及び上面図である。
図2は、リレーコイルの励磁直前の開接点位置における本発明のリレーの詳細な 側面図である。
図3は、アーマチュアが最終的にコアセンターに休止する前の初期接点メーク状 態(中間接触状態)における本発明のリレーを示す。
図4は、最終接点「メーク」位置、すなわち閉接点位置における本発明のリレー を示す。
図5及至7は、接点ブレークを行う際に、コイルの励磁解除に続いて本発明のリ レー装置に逐次起こる一連の状態を示す。
上面図で、アーク放電及びその影響によって生じるクレータがディスク表面に円 形状に示されている。
図9は、オーバートラベルばねが可動接点ディスクを口重させる機構を示す。
図10は、オーバートラベルばねを圧縮する際これに作用する分力を示す説明図 である。
図11は、アーク放電を減少させるための固定接点及び可動接点の最適設計及び 形状を示すための幾何学的設計のI1面図である。
図12A、12B及び12Gは、可動接点ディスクと固定接点との間の接点接続 を行うのに可能な代替般社をそれぞれ示す。
図13A及び13Bは、固定接点の内部キャビティに設けた永久磁石を使用して 固定接点と可動接点ディスクとの間に発生するアーク放電を消し、あるいは最小 にする作用をそれぞれ示す。
FIG、 12A FIG、 128 FIG、 120 国際調査報告 フロントベージの続き (72)発明者 キューティン、リチアド、エルアメリカ合衆国キャリフォーニ ア州キャマリロ、ウエンデル・ストリート 292411(72)発明者 マッ ク、パトリック、エイアメリカ合衆国キャリフォーニア用カーピンチリア、ダー リア・コート・#47 1300番

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.真空チェンバと、真空チェンバ中に延び、端部部材を有する可動アーマチュ アシャフトを備え、電磁気的に駆動されるアーマチュアアセンブリと、前記真空 チェンバ内設けられ、前記アーマチュアシャフトの端部部材の近傍に接続された 可動接点手段と、前記真空チェンバ内に前記可動接点手段によって架橋されるよ うに取り付けられた固定接点と、前記可動接点手段によって前記固定接点がメー クされるときに前記可動接点手段の移動が停止した後、前記アーマチュアシャフ トの前記端部部材を前記可動接点手段以遠に移動し続けさせる手段と、前記アー マチュアシャフト及びその端部部材を前記固定接点をブレークする前に休止状態 から加速した後、ブレークのときに前記可動接点手段を前記固定接点から遠ざか る方向に駆動するための衝撃ブレーク手段と、複数のメーク動作の間に前記可動 接点手段と前記固定接点との間の接触位置を変えるための手段とを包含する直流 真空リレー。
  2. 2.可動接点手段が、メーク時に固定接点を架橋するとともに、アーマチュアシ ャフトを貫通させるための開口部を有するディスクよりなる請求項1記載の直流 真空リレー。
  3. 3.衝撃ブレーク手段が、ばねによって弾力的にアーマチュアシャフトに取り付 けられ、可動接点手段による固定接点メーク後のばねの圧縮と同時にアーマチュ アシャフト及びその端部部材を可動接点手段以遠に延ばすための手段を有する上 記可動接点手段よりなる請求項1記載の直流真空リレー。
  4. 4.上記ばねが、アーマチュアシャフトの周りに嵌めこまれ、かつ可動接点手段 とアーマチュアシャフトに取り付けられたストップ部材との間に遊動状に拘束さ れている請求項3記載の直流真空リレー。
  5. 5.可動接点手段が、アーマチュアシャフトの軸線の回りに回転可能なディスク からなり、上記ばねが、複数のメーク動作時に可動接点手段と固定接点の間の接 触位置を変えるために固定接点の関閉時に回転させるための手段を与える請求項 4記載の直流真空リレー。
  6. 6.固定接点が、可動接点手段に対向する先端部に平坦部分を有する半球形の端 部を持つ円筒よりなる請求項1記載の直流真空リレー。
  7. 7.可動接点手段が、直径が固定接点の円筒の外側境界以遠に及ばないディスク よりなり、上記ディスクの外周縁に円みを付した請求項6記載の直流真空リレー 。
  8. 8.可動接点手段が、直径が固定接点の先端部の平坦部分以遠に及ぶが、固定接 点の円筒の外側境界以遠には及ばないディスクよりなる請求項6記載の直流真空 リレー。
  9. 9.永久磁石が、各固定接点の内部に収容されている請求項1記載の直流真空リ レー。
  10. 10.各永久磁石の磁極が、開閉時にアーク放電が発生し得る固定接点と可動接 点の間の領域に対して直角に大部分の磁力線が通るように配置されている請求項 9記載の直流真空リレー。
  11. 11.固定接点が、基本的にタングステン及びモリブデンから成る群の中から選 択される請求項1記載の直流真空リレー。
  12. 12.アーマチュアアセンブリのすべての可動部が真空下にある請求項1記載の 直流真空リレー。
JP4509702A 1991-03-28 1992-03-26 直流真空リレー装置 Expired - Fee Related JP2646292B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US67697491A 1991-03-28 1991-03-28
US676,974 1991-03-28
PCT/US1992/002545 WO1992017897A1 (en) 1991-03-28 1992-03-26 Dc vacuum relay device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06506316A true JPH06506316A (ja) 1994-07-14
JP2646292B2 JP2646292B2 (ja) 1997-08-27

Family

ID=24716790

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4509702A Expired - Fee Related JP2646292B2 (ja) 1991-03-28 1992-03-26 直流真空リレー装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5394128A (ja)
EP (1) EP0587611B1 (ja)
JP (1) JP2646292B2 (ja)
DE (1) DE69219890T2 (ja)
WO (1) WO1992017897A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003046940A1 (en) * 2001-11-29 2003-06-05 Matsushita Electric Works, Ltd. Elecromagnetic switching apparatus
JP2012048908A (ja) * 2010-08-25 2012-03-08 Panasonic Electric Works Co Ltd 接点装置のばね負荷調整構造、及びばね負荷調整方法
JP2012048907A (ja) * 2010-08-25 2012-03-08 Panasonic Electric Works Co Ltd 接点装置のばね負荷調整構造、及びばね負荷調整方法
WO2015098327A1 (ja) * 2013-12-25 2015-07-02 日立オートモティブシステムズ株式会社 マグネットスイッチ、およびこれを備えたスタータ

Families Citing this family (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5519370A (en) * 1991-03-28 1996-05-21 Kilovac Corporation Sealed relay device
JP3321963B2 (ja) * 1994-02-22 2002-09-09 株式会社デンソー プランジャ型電磁継電器
JP3338216B2 (ja) * 1994-12-13 2002-10-28 三菱電機株式会社 切換スイッチ
US5892194A (en) * 1996-03-26 1999-04-06 Matsushita Electric Works, Ltd. Sealed contact device with contact gap adjustment capability
US5854732A (en) * 1997-03-10 1998-12-29 Argus Photonics Group, Inc. High voltage arcing switch initiated by a disruption of the electric field
EP1056103A1 (en) * 1999-05-25 2000-11-29 Baton Labs, Inc. Improved motor driven switch
WO2006104080A1 (ja) * 2005-03-28 2006-10-05 Matsushita Electric Works, Ltd. 接点装置
EP1760743A1 (de) * 2005-09-02 2007-03-07 ABB Research Ltd Vakuumleistungsschalter mit drehbar montierter bewegliche Kontakt
JP4766253B2 (ja) * 2006-05-19 2011-09-07 オムロン株式会社 電磁継電器
US20070290776A1 (en) * 2006-06-17 2007-12-20 Tim Hasenour Time delay relay
US7852178B2 (en) * 2006-11-28 2010-12-14 Tyco Electronics Corporation Hermetically sealed electromechanical relay
US8093970B2 (en) * 2007-10-12 2012-01-10 Montara Technologies LLC Braided electrical contact element based relay
US20090102586A1 (en) * 2007-10-18 2009-04-23 Tyco Electronics Corporation Hermetically sealed relay
CN101226847B (zh) * 2008-02-05 2011-06-15 中国电力科学研究院 一种交流高压真空断路器
JP5163318B2 (ja) * 2008-06-30 2013-03-13 オムロン株式会社 電磁石装置
JP5206157B2 (ja) * 2008-06-30 2013-06-12 オムロン株式会社 電磁継電器
JP5163317B2 (ja) * 2008-06-30 2013-03-13 オムロン株式会社 接点装置
JP5119112B2 (ja) * 2008-07-30 2013-01-16 富士通コンポーネント株式会社 雄コネクタ、雌コネクタ及びコネクタ
KR101004465B1 (ko) * 2008-09-05 2010-12-31 엘에스산전 주식회사 계전기
US8232499B2 (en) * 2009-11-18 2012-07-31 Tyco Electronics Corporation Contactor assembly for switching high power to a circuit
CN101840817B (zh) * 2010-02-05 2013-03-20 宁波松乐电器有限公司 电动三轮车电源开关用双稳态磁保持接触器
WO2011115057A1 (ja) * 2010-03-15 2011-09-22 オムロン株式会社 接点開閉装置
US8305168B2 (en) * 2010-03-18 2012-11-06 Iskra Avtoelektrika D.D. Forced return solenoid
JP2012038684A (ja) 2010-08-11 2012-02-23 Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd 接点装置及びこれを使用した電磁開閉器
KR101072627B1 (ko) * 2010-10-15 2011-10-13 엘에스산전 주식회사 전자 개폐기의 가동접점 조립체
UA111081C2 (uk) * 2012-07-02 2016-03-25 Шалтбау Гмбх Електричний контактор з маховичним приводом і спосіб вмикання і/або вимикання електричного контактора
JP5938745B2 (ja) * 2012-07-06 2016-06-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 接点装置および当該接点装置を搭載した電磁継電器
JP6064223B2 (ja) * 2012-12-28 2017-01-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 接点装置および当該接点装置を搭載した電磁継電器
KR101869719B1 (ko) * 2014-09-15 2018-06-21 엘에스산전 주식회사 전자접촉기
KR200486468Y1 (ko) 2014-09-29 2018-07-05 엘에스산전 주식회사 직류 릴레이
US9865419B2 (en) * 2015-06-12 2018-01-09 Te Connectivity Corporation Pressure-controlled electrical relay device
CN106683948B (zh) * 2016-03-07 2018-09-07 索恩格汽车部件(中国)有限公司 起动机及其电磁开关
DE112019000694A5 (de) * 2018-02-07 2020-10-15 Tdk Electronics Ag Schaltvorrichtung zum Schalten einer elektrischen Last
US10978266B2 (en) 2018-04-24 2021-04-13 Te Connectivity Corporation Electromechanical switch having movable contact and dampener
KR102324514B1 (ko) * 2018-08-31 2021-11-10 엘에스일렉트릭 (주) 직류 릴레이
CN110783147B (zh) * 2019-09-29 2021-03-23 华为技术有限公司 一种直流接触器及汽车
JP2022141412A (ja) * 2021-03-15 2022-09-29 オムロン株式会社 電磁継電器

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2032147A (en) * 1930-05-20 1936-02-25 Westinghouse Electric & Mfg Co Electromagnetic contactor
US2086752A (en) * 1934-05-05 1937-07-13 Gen Motors Corp Switch
US2352550A (en) * 1943-01-22 1944-06-27 Bendix Aviat Corp Power plant
US2414961A (en) * 1944-10-26 1947-01-28 Gen Electric Electromagnetic device
US2515528A (en) * 1947-02-10 1950-07-18 Penn Electric Switch Co Snap switch structure
US2663770A (en) * 1951-01-10 1953-12-22 Cutler Hammer Inc Electric snap switch
US3270153A (en) * 1963-07-25 1966-08-30 John D Buchanan Humidity actuated switch
US3236963A (en) * 1964-01-16 1966-02-22 Furnas Electric Co Pressure switch
US3309483A (en) * 1964-12-24 1967-03-14 Lowell W Bennett Spring loaded circuit breaker
US3344253A (en) * 1965-02-15 1967-09-26 Jennings Radio Mfg Corp Relay having improved armature and mobile contact assembly
US3402374A (en) * 1966-07-26 1968-09-17 Sierra Electric Inc Electrical relay switch actuator
FR2082379A5 (ja) * 1970-03-12 1971-12-10 Paris & Du Rhone
BE790323A (fr) * 1971-10-25 1973-02-15 Merlin Gerin Interrupteur electrique
FR2294335A2 (fr) * 1974-12-12 1976-07-09 Ducellier & Cie Contacteur electromagnetique pour demarreur electrique de moteurs a combustion interne
JPS6326906Y2 (ja) * 1981-02-10 1988-07-21
US4421959A (en) * 1982-04-19 1983-12-20 Eaton Corporation Bridging contactor with main and arcing contacts
DE8221714U1 (de) * 1982-07-30 1982-09-23 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Elektromagnetischer Schalter, insbesondere für Andrehvorrichtungen von Brennkraftmaschinen
US4509027A (en) * 1982-09-23 1985-04-02 E.M.B. Corporation Current operated miniature relay
DE3537598A1 (de) * 1985-10-23 1987-05-27 Bosch Gmbh Robert Elektromagnetischer schalter, insbesondere fuer andrehvorrichtungen von brennkraftmaschinen
DE3632469A1 (de) * 1986-09-24 1988-03-31 Bosch Gmbh Robert Elektromagnetischer schalter, insbesondere fuer andrehvorrichtungen von brennkraftmaschinen
US4725801A (en) * 1986-10-24 1988-02-16 Hamilton Standard Controls, Inc. Bistable solenoid switch
US4706037A (en) * 1986-12-22 1987-11-10 Hamilton Standard Controls, Inc. Soft-contact solenoid contactor
US4816793A (en) * 1987-05-29 1989-03-28 R.P.M. Industries, Inc. Solenoid with alternate current path for direct mounting on engines

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003046940A1 (en) * 2001-11-29 2003-06-05 Matsushita Electric Works, Ltd. Elecromagnetic switching apparatus
JP2012048908A (ja) * 2010-08-25 2012-03-08 Panasonic Electric Works Co Ltd 接点装置のばね負荷調整構造、及びばね負荷調整方法
JP2012048907A (ja) * 2010-08-25 2012-03-08 Panasonic Electric Works Co Ltd 接点装置のばね負荷調整構造、及びばね負荷調整方法
WO2015098327A1 (ja) * 2013-12-25 2015-07-02 日立オートモティブシステムズ株式会社 マグネットスイッチ、およびこれを備えたスタータ
JPWO2015098327A1 (ja) * 2013-12-25 2017-03-23 日立オートモティブシステムズ株式会社 マグネットスイッチ、およびこれを備えたスタータ

Also Published As

Publication number Publication date
US5394128A (en) 1995-02-28
DE69219890T2 (de) 1998-01-02
EP0587611B1 (en) 1997-05-21
EP0587611A1 (en) 1994-03-23
JP2646292B2 (ja) 1997-08-27
WO1992017897A1 (en) 1992-10-15
DE69219890D1 (de) 1997-06-26
EP0587611A4 (ja) 1994-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06506316A (ja) 直流真空リレー装置
JP3733537B2 (ja) 密閉型リレー装置
JP5284830B2 (ja) 電磁継電器
US9330868B2 (en) Contact assembly for a vacuum circuit breaker
US9484169B2 (en) Vacuum interrupter arrangement for a medium voltage circuit breaker with cup-shaped TMF-contacts
JP2012164653A (ja) 真空回路遮断器の真空インタラプタ
JP4753360B2 (ja) 電気接点開閉部
JPH09231875A (ja) 電流開閉装置
US20180090291A1 (en) Weld resistant contactor
KR19980032645A (ko) 회오리형 아크 소멸기구를 갖는 전류 스위칭 장치
JP4878331B2 (ja) 電気接点開閉部
JPWO2019167103A1 (ja) 電磁アクチュエータ、開閉器およびスイッチギア
JP7221655B2 (ja) ダブルブレーカスイッチ
US4370636A (en) Electromagnetic dual break contactor
US20040000536A1 (en) Vacuum cartridge for an electrical protection apparatus such as a switch or circuit breaker
US5554962A (en) DC vacuum relay device with angular impact break mechanism
US5877464A (en) Electric current switching apparatus with dual magnet arc spinning extinguisher
US20210391123A1 (en) Contactor with integrated drive shaft and yoke
JP2005532662A (ja) 電気設備のためのアーク接触子およびその製造方法ならびに接触アセンブリさらに対応した電気設備
EP4165668A1 (en) Contactor with integrated drive shaft and yoke
Zimmermann Low-voltage vacuum contactors: a good alternative to air break?
JPH04155721A (ja) 真空バルブ
JPH08180775A (ja) 真空バルブ
JPH11120878A (ja) ガス遮断器
JPH09330637A (ja) 真空遮断器

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees