JPH09231875A - 電流開閉装置 - Google Patents
電流開閉装置Info
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- JPH09231875A JPH09231875A JP9026366A JP2636697A JPH09231875A JP H09231875 A JPH09231875 A JP H09231875A JP 9026366 A JP9026366 A JP 9026366A JP 2636697 A JP2636697 A JP 2636697A JP H09231875 A JPH09231875 A JP H09231875A
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- movable contact
- movable
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- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H9/00—Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
- H01H9/30—Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts
- H01H9/44—Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts using blow-out magnet
- H01H9/443—Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts using blow-out magnet using permanent magnets
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- H—ELECTRICITY
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- H01H9/00—Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
- H01H9/30—Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts
- H01H9/34—Stationary parts for restricting or subdividing the arc, e.g. barrier plate
- H01H9/36—Metal parts
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H1/00—Contacts
- H01H1/12—Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage
- H01H1/14—Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage by abutting
- H01H1/18—Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage by abutting with subsequent sliding
-
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H3/00—Mechanisms for operating contacts
- H01H3/22—Power arrangements internal to the switch for operating the driving mechanism
- H01H3/28—Power arrangements internal to the switch for operating the driving mechanism using electromagnet
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- Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)
- Breakers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】スイッチ接点の切り離し時に形成されるアーク
を消弧する機構を備えた、改良型の電流開閉装置を提供
すること。 【解決手段】電流をスイッチングするために固定接点64
と可動接点を54を有する接触器10であって、ソレノイド
30の駆動によって、可動接点54を固定接点64に対して接
触及び切離しを行う。アークを消弧するアークシュート
90は、可動接点54とは反対側に面する固定接点64のまわ
りに形成されたアークの中心点から放射状に延びている
複数のスプリッタ板92を有する。固定接点64に接続され
た固定アークランナー68の湾曲部分69により電気アーク
を固定接点と各スプリッタとの間を移動するように導
き、可動接点に接続された可動アークランナー57の第
1,第2アーム58,59 により、可動接点と各スプリッタ
板との間に電気アークを導くことによってアークを消弧
する。
を消弧する機構を備えた、改良型の電流開閉装置を提供
すること。 【解決手段】電流をスイッチングするために固定接点64
と可動接点を54を有する接触器10であって、ソレノイド
30の駆動によって、可動接点54を固定接点64に対して接
触及び切離しを行う。アークを消弧するアークシュート
90は、可動接点54とは反対側に面する固定接点64のまわ
りに形成されたアークの中心点から放射状に延びている
複数のスプリッタ板92を有する。固定接点64に接続され
た固定アークランナー68の湾曲部分69により電気アーク
を固定接点と各スプリッタとの間を移動するように導
き、可動接点に接続された可動アークランナー57の第
1,第2アーム58,59 により、可動接点と各スプリッタ
板との間に電気アークを導くことによってアークを消弧
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流電源等の電流
開閉装置に関し、特に切り離し時にスイッチ接点間に形
成されるアークを消弧するための機構を備えた装置に関
する。
開閉装置に関し、特に切り離し時にスイッチ接点間に形
成されるアークを消弧するための機構を備えた装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】直流電源は、バッテリー用の電源装置、
直流モータ及び直流付属回路の駆動用として種々の用途
に利用されている。一般的に、電力を負荷に対して供給
及び除去するために、接触器が直流電源と負荷との間に
設けられる。接触器の開発に際して考慮すべき問題点
は、重量、信頼性、及び高電圧の直流の切換えと遮断能
力である。さらに、多くの用途において、比較的高い電
流が切換えられ、その際、接触器を開く時にアークが生
じる。このために、これらのアークを消弧するための機
構が必要となる。
直流モータ及び直流付属回路の駆動用として種々の用途
に利用されている。一般的に、電力を負荷に対して供給
及び除去するために、接触器が直流電源と負荷との間に
設けられる。接触器の開発に際して考慮すべき問題点
は、重量、信頼性、及び高電圧の直流の切換えと遮断能
力である。さらに、多くの用途において、比較的高い電
流が切換えられ、その際、接触器を開く時にアークが生
じる。このために、これらのアークを消弧するための機
構が必要となる。
【0003】例えば、接触器は、電気車両におけるモー
タへ供給される直流を制御するために使用される。電気
モータが車両を駆動するとき、電流は電源と電気モータ
の間で一方向に流れるが、この電気駆動の車両は、車両
がそのモータによって駆動されないとき、電流が反対方
向に流れる再生もしくは回生(regeneration)モードを有
している。
タへ供給される直流を制御するために使用される。電気
モータが車両を駆動するとき、電流は電源と電気モータ
の間で一方向に流れるが、この電気駆動の車両は、車両
がそのモータによって駆動されないとき、電流が反対方
向に流れる再生もしくは回生(regeneration)モードを有
している。
【0004】回生ブレーキは、オーバーヘッドクレーン
及びトランジットカー等の他のモータ装置に使用され
て、エネルギーを吸収または消散する装置に送り、装置
の動きを遅らせて減速させるようになっている。こうし
て、電源とモータ間に配置した接触器は、高い直流電圧
下での両方向の電流の取扱いと、その電流の方向に係わ
らず起こるアークを消弧することができる。
及びトランジットカー等の他のモータ装置に使用され
て、エネルギーを吸収または消散する装置に送り、装置
の動きを遅らせて減速させるようになっている。こうし
て、電源とモータ間に配置した接触器は、高い直流電圧
下での両方向の電流の取扱いと、その電流の方向に係わ
らず起こるアークを消弧することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような事情に鑑み
て本発明は、スイッチ接点の切り離し時に形成されるア
ークを消弧する機構を備えた、改良型の電流開閉装置を
提供することを目的としている。
て本発明は、スイッチ接点の切り離し時に形成されるア
ークを消弧する機構を備えた、改良型の電流開閉装置を
提供することを目的としている。
【0006】また、装置のケースを越えて延びる火炎等
のいかなるアーク副産物を発生することなく電流のスイ
ッチングを行える装置を提供することである。
のいかなるアーク副産物を発生することなく電流のスイ
ッチングを行える装置を提供することである。
【0007】さらに、
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、請求項に記載の構成を有している。
成するために、請求項に記載の構成を有している。
【0009】すなわち、本発明の電流開閉装置は、第
1,第2の電源端子と、第1電源端子に電気的に接続さ
れた固定接点と、第2電源端子に電気的に接続され、か
つ固定接点の第1面側に配置された可動接点と、第1面
側に対して反対に位置する第2面側の固定接点の回りに
延びている複数のスプリッタ板を有するアークシュート
と、固定接点と可動接点に隣接し、電気アークをアーク
シュートへ移動させる磁界を形成する磁石とを備えてい
る。
1,第2の電源端子と、第1電源端子に電気的に接続さ
れた固定接点と、第2電源端子に電気的に接続され、か
つ固定接点の第1面側に配置された可動接点と、第1面
側に対して反対に位置する第2面側の固定接点の回りに
延びている複数のスプリッタ板を有するアークシュート
と、固定接点と可動接点に隣接し、電気アークをアーク
シュートへ移動させる磁界を形成する磁石とを備えてい
る。
【0010】さらに、アークシュートが、固定接点の可
動接点から離れた側のまわりに湾曲して配置されている
ことを特徴としている。
動接点から離れた側のまわりに湾曲して配置されている
ことを特徴としている。
【0011】好ましい実施例では、D形部からなる固定
アークランナーが設けれており、このアークランナー
は、固定接点に接続される直線部分と、複数のスプリッ
タ板に対面する湾曲部分とを有する。湾曲部分は、電気
アークが固定アークランナーと複数のスプリッタ板の丸
い縁部の間を通過することができるように整列されてい
る。さらに、可動アークランナーは、好ましくは、可動
接点に接続されかつスプリッタ板に形成されるアークの
各端部に向けて延びるアームを有しているので、電気ア
ークは、アークの各端部でアームとスプリッタ板間を移
動できる。L形状の端部導体は、電気アークの各端部が
スプリッタ板に向けて移動するのを促進する。
アークランナーが設けれており、このアークランナー
は、固定接点に接続される直線部分と、複数のスプリッ
タ板に対面する湾曲部分とを有する。湾曲部分は、電気
アークが固定アークランナーと複数のスプリッタ板の丸
い縁部の間を通過することができるように整列されてい
る。さらに、可動アークランナーは、好ましくは、可動
接点に接続されかつスプリッタ板に形成されるアークの
各端部に向けて延びるアームを有しているので、電気ア
ークは、アークの各端部でアームとスプリッタ板間を移
動できる。L形状の端部導体は、電気アークの各端部が
スプリッタ板に向けて移動するのを促進する。
【0012】
【発明の実施の形態】図1において、密封型単極電磁接
触器10は、ほぼ同等の2つの鏡像形式のシェル14,
16によって形成されるプラスチック製ハウジング12
を有する。シェル14,16は絶縁合成樹脂材料で形成
されている。これらのシェルは、4つのリベット17に
よって一体に固定され、ハウジング12内に双方向直流
スイッチを内蔵する。
触器10は、ほぼ同等の2つの鏡像形式のシェル14,
16によって形成されるプラスチック製ハウジング12
を有する。シェル14,16は絶縁合成樹脂材料で形成
されている。これらのシェルは、4つのリベット17に
よって一体に固定され、ハウジング12内に双方向直流
スイッチを内蔵する。
【0013】第1シェル14は、第1電源端子18を有
し、一方、第2シェル16は、第2電源端子20と、シ
ェルの凹部に設けたソレノイド用の一対の端子22を備
えている。このソレノイドは、ハウジング12内の電気
スイッチの接点を開閉する。この電気スイッチを閉じた
場合には、直流電流は、電源端子18,20間を流れ
る。
し、一方、第2シェル16は、第2電源端子20と、シ
ェルの凹部に設けたソレノイド用の一対の端子22を備
えている。このソレノイドは、ハウジング12内の電気
スイッチの接点を開閉する。この電気スイッチを閉じた
場合には、直流電流は、電源端子18,20間を流れ
る。
【0014】図2及び図3において、接触器10の内部
に電磁ソレノイド30が設けられており、このソレノイ
ド30はハウジング用シェル14,16の内面に形成さ
れた溝内に格納されている。ソレノイド30は、U字形
の金属フレーム34内に環状コイル32を有するもの
で、金属フレーム34に金属端板36をはめ込んで環状
コイル32を金属フレーム34内に閉じ込めている。ソ
レノイドコイル32からの配線は、凹部に設けた一対の
端子22に接続されている。
に電磁ソレノイド30が設けられており、このソレノイ
ド30はハウジング用シェル14,16の内面に形成さ
れた溝内に格納されている。ソレノイド30は、U字形
の金属フレーム34内に環状コイル32を有するもの
で、金属フレーム34に金属端板36をはめ込んで環状
コイル32を金属フレーム34内に閉じ込めている。ソ
レノイドコイル32からの配線は、凹部に設けた一対の
端子22に接続されている。
【0015】ソレノイドコイル32は、中央開口33を
有し、ここに、非磁性体のスリーブ31が挿入され、開
口内に配置されたアーマチュア35の磁気的な固着を防
止している。アーマチュア35は、一端側にナット37
とスプリングリテーナ39を取り付けたシャフト40を
有し、このリテーナ39にアーマチュア35を付勢する
スプリング41が組み込まれている。その結果、接触器
10は、図5に示すように常開位置に置かれる。
有し、ここに、非磁性体のスリーブ31が挿入され、開
口内に配置されたアーマチュア35の磁気的な固着を防
止している。アーマチュア35は、一端側にナット37
とスプリングリテーナ39を取り付けたシャフト40を
有し、このリテーナ39にアーマチュア35を付勢する
スプリング41が組み込まれている。その結果、接触器
10は、図5に示すように常開位置に置かれる。
【0016】図3に示す接触器10は、ソレノイドが励
磁されてアーマチュア35を左方向に移動した閉位置に
ある。アーマチュア35は、さらに、シャフト40の中
間部分に円板42に取り付けた金属製プランジャー38
を有している。
磁されてアーマチュア35を左方向に移動した閉位置に
ある。アーマチュア35は、さらに、シャフト40の中
間部分に円板42に取り付けた金属製プランジャー38
を有している。
【0017】このプランジャー38は、スリーブ31の
一端部に配置されかつプランジャーの長さがコイルの中
央開口33の半分の長さにほぼ等しくなっている。アー
マチュア35のシャフト40は、中央開口33の他の半
分側に挿入された磁気コア33内に緩く嵌挿されてい
る。磁気コア33は、フレーム34内の孔に挿入された
コア縮径部をリベット締めすることにより、ソレノイド
のフレーム34に固定されている。シャフト40は、フ
レーム34の孔から突出してヘッド部44の他端部に接
続されている。
一端部に配置されかつプランジャーの長さがコイルの中
央開口33の半分の長さにほぼ等しくなっている。アー
マチュア35のシャフト40は、中央開口33の他の半
分側に挿入された磁気コア33内に緩く嵌挿されてい
る。磁気コア33は、フレーム34内の孔に挿入された
コア縮径部をリベット締めすることにより、ソレノイド
のフレーム34に固定されている。シャフト40は、フ
レーム34の孔から突出してヘッド部44の他端部に接
続されている。
【0018】このアーマチュアシャフトのヘッド部44
は、特にプラスチック等の電気絶縁材料で作られたアク
チュエータ46にはめ込まれている。ヘッド部44は、
中空のアクチュエータ46の一端側の壁面48に設けた
スロット内に係合している。アクチュエータ46の他端
側の壁面には開口を設け、ここに、図3で見られるよう
に銅の編み線によって電源端子18に接続されている可
動接点54のシャフト52が挿入される。
は、特にプラスチック等の電気絶縁材料で作られたアク
チュエータ46にはめ込まれている。ヘッド部44は、
中空のアクチュエータ46の一端側の壁面48に設けた
スロット内に係合している。アクチュエータ46の他端
側の壁面には開口を設け、ここに、図3で見られるよう
に銅の編み線によって電源端子18に接続されている可
動接点54のシャフト52が挿入される。
【0019】可動接点54の詳細は、図4の破断部分に
より示されている。長く延びた銅製のアークランナー5
7の中間部には、可動接点のシャフト52の遠端が取付
られ、図4に示す分解図において、このアークランナー
57は、シャフト52の両側に水平方向に分岐した一対
の垂直アーム58,59を有している。このアークラン
ナーの第1,第2アーム58,59は、フランジ60を
形成するソレノイド30の方に曲げられた端部分を有す
る。
より示されている。長く延びた銅製のアークランナー5
7の中間部には、可動接点のシャフト52の遠端が取付
られ、図4に示す分解図において、このアークランナー
57は、シャフト52の両側に水平方向に分岐した一対
の垂直アーム58,59を有している。このアークラン
ナーの第1,第2アーム58,59は、フランジ60を
形成するソレノイド30の方に曲げられた端部分を有す
る。
【0020】可動アークランナー57が固定されたシャ
フト52の端部には、図2及び図3に示す可動接点パッ
ド63を有している。この可動接点54は、コイルスプ
リング62によってアクチュエータ46の端部壁面48
から離れる方向に付勢される。
フト52の端部には、図2及び図3に示す可動接点パッ
ド63を有している。この可動接点54は、コイルスプ
リング62によってアクチュエータ46の端部壁面48
から離れる方向に付勢される。
【0021】接触器の閉位置において、可動接点パッド
63は、ソレノイドによって固定接点64上のパッド6
1に押しつけられている。アクチュエータ46を押圧す
るアーマチュアシャフト40は、接点パッド61,63
の摩耗を考慮してコイルスプリングを押圧できるように
接点の接触圧力を決定している。
63は、ソレノイドによって固定接点64上のパッド6
1に押しつけられている。アクチュエータ46を押圧す
るアーマチュアシャフト40は、接点パッド61,63
の摩耗を考慮してコイルスプリングを押圧できるように
接点の接触圧力を決定している。
【0022】アクチュエータ46は、この操作により2
つの接点パッド61,63の両面を清浄できるように設
計される。図6に示すように、接点が開いた時、可動接
点46の筒状シャフト52上のヘッド49がスプリング
62によってアクチュエータ46の内側面47に押圧さ
れる。この内側面47は、固定の接点パッド61の中心
線に関して直交しないように傾斜している。可動接点の
シャフト52の軸線は線51によって示すように可動接
点パッドの中心線と一致しない。
つの接点パッド61,63の両面を清浄できるように設
計される。図6に示すように、接点が開いた時、可動接
点46の筒状シャフト52上のヘッド49がスプリング
62によってアクチュエータ46の内側面47に押圧さ
れる。この内側面47は、固定の接点パッド61の中心
線に関して直交しないように傾斜している。可動接点の
シャフト52の軸線は線51によって示すように可動接
点パッドの中心線と一致しない。
【0023】ソレノイド30が励磁されると、図7に示
すように可動接点パッド63が固定接点パッド61に衝
合するまで、アクチュエータ46と可動接点54は固定
接点パッド63の方に移動する。
すように可動接点パッド63が固定接点パッド61に衝
合するまで、アクチュエータ46と可動接点54は固定
接点パッド63の方に移動する。
【0024】その後、さらに、図8に示すように、ソレ
ノイドのアーマチュア35がアクチュエータ46を固定
接点パッド61の方に押し続ける。それにもかかわら
ず、可動接点パッド63は、固定接点パッド61と当接
するため比較的動かずに停止する。可動接点のシャフト
52のヘッド49がアクチュエータの内側面47から離
れて移動し、可動アークランナー57のリブ55がアク
チュエータ46に当接し始める。
ノイドのアーマチュア35がアクチュエータ46を固定
接点パッド61の方に押し続ける。それにもかかわら
ず、可動接点パッド63は、固定接点パッド61と当接
するため比較的動かずに停止する。可動接点のシャフト
52のヘッド49がアクチュエータの内側面47から離
れて移動し、可動アークランナー57のリブ55がアク
チュエータ46に当接し始める。
【0025】この時点では、可動接点のシャフト52
は、まだ可動接点パッド63の中心線と一致していな
い。しかし、ソレノイドアーマチュア35のシャフト4
0は、アクチュエータ46をリブ55に対して押圧し
て、可動接点が図9に示す位置となるようにアクチュエ
ータの開口内で旋回する。このシャフトの旋回は、可動
接点パッド63の表面によって、固定接点パッド61の
表面をふき取るために発生し、このふき取り動作は、こ
れらの表面を清浄にする。
は、まだ可動接点パッド63の中心線と一致していな
い。しかし、ソレノイドアーマチュア35のシャフト4
0は、アクチュエータ46をリブ55に対して押圧し
て、可動接点が図9に示す位置となるようにアクチュエ
ータの開口内で旋回する。このシャフトの旋回は、可動
接点パッド63の表面によって、固定接点パッド61の
表面をふき取るために発生し、このふき取り動作は、こ
れらの表面を清浄にする。
【0026】図2及び図4において、剛性の金属部片6
6は、固定接点パッド61を第2の電源端子20に接続
する。固定接点64は、銅製のD形状固定アークランナ
ー68を有して、湾曲部分69と直線部分67を備えて
いる。この固定アークランナー68の中に金属部片66
の端部が延びてD形部の直線部分67に溶接されてい
る。
6は、固定接点パッド61を第2の電源端子20に接続
する。固定接点64は、銅製のD形状固定アークランナ
ー68を有して、湾曲部分69と直線部分67を備えて
いる。この固定アークランナー68の中に金属部片66
の端部が延びてD形部の直線部分67に溶接されてい
る。
【0027】絶縁体70は、固定接点64のまわりに延
びているU字形状の絶縁板72を有しており、絶縁体の
内側縁73に固定アークランナー68が隣接している。
可動接点54とアクチュエータ46の両側には、絶縁体
の湾曲部72aから延びた2つの真直な脚部(延長部)
74,76が突出している。
びているU字形状の絶縁板72を有しており、絶縁体の
内側縁73に固定アークランナー68が隣接している。
可動接点54とアクチュエータ46の両側には、絶縁体
の湾曲部72aから延びた2つの真直な脚部(延長部)
74,76が突出している。
【0028】特に、図4に関して、可動アークランナー
57のアーム58は、絶縁体70の絶縁板72の一面側
配置され、他方の分岐したアーム59は、絶縁板72の
反対側84に位置決めされている。5つの壁面86(第
1バリア)の第1列は、真直な第1脚部74に沿う絶縁
板72の一面78上にある。5つの壁面(第2バリア)
88の第2列は、真直な第2脚部76に沿う絶縁板72
の他面84上にある。これらの壁面86,88は、可動
アークランナー57のアーム58,59に隣接した面側
から各々の脚部74,76の両面にある(図2参照)。
57のアーム58は、絶縁体70の絶縁板72の一面側
配置され、他方の分岐したアーム59は、絶縁板72の
反対側84に位置決めされている。5つの壁面86(第
1バリア)の第1列は、真直な第1脚部74に沿う絶縁
板72の一面78上にある。5つの壁面(第2バリア)
88の第2列は、真直な第2脚部76に沿う絶縁板72
の他面84上にある。これらの壁面86,88は、可動
アークランナー57のアーム58,59に隣接した面側
から各々の脚部74,76の両面にある(図2参照)。
【0029】図2及び図3において、新規なアークシュ
ート90は、ハウジング12において、絶縁体70の外
側湾曲縁75のまわりに配置され、接点パッド61,6
3を切り離す時に形成されるアークを消弧する。アーク
シュート90は、非鉄製の、銅等の電気導電材料からな
るスプリッタ板92によって形成されている。このスプ
リッタ板92は、2つの接点パッド61,63が接触す
る場所の近くに、中心回りに半円配列で放射状に配置さ
れている。
ート90は、ハウジング12において、絶縁体70の外
側湾曲縁75のまわりに配置され、接点パッド61,6
3を切り離す時に形成されるアークを消弧する。アーク
シュート90は、非鉄製の、銅等の電気導電材料からな
るスプリッタ板92によって形成されている。このスプ
リッタ板92は、2つの接点パッド61,63が接触す
る場所の近くに、中心回りに半円配列で放射状に配置さ
れている。
【0030】この点は、絶縁体70の湾曲部及び固定ア
ークランナー68の湾曲部69における半径の中心であ
る。スプリッタ板92は、丸い縁部93を備えたJ形状
であり、縁部93が接点54,64に面しかつ固定アー
クランナー68の湾曲部分69の中心面から等距離離れ
ている。図3において明らかなように、スプリッタ板9
2は、絶縁板72の両側に延びており、この絶縁板は各
スプリッタ板の丸い縁部に沿って中央に配置されてい
る。
ークランナー68の湾曲部69における半径の中心であ
る。スプリッタ板92は、丸い縁部93を備えたJ形状
であり、縁部93が接点54,64に面しかつ固定アー
クランナー68の湾曲部分69の中心面から等距離離れ
ている。図3において明らかなように、スプリッタ板9
2は、絶縁板72の両側に延びており、この絶縁板は各
スプリッタ板の丸い縁部に沿って中央に配置されてい
る。
【0031】L字形状で、銅製の端部片94,96は、
スプリッタ板92の半円形配列の両端に位置し、かつこ
の配列の別の要素を形成する1つの脚部97と、これに
直交し、接点移動の方向に平行に配置されている他の脚
部98を備えている。
スプリッタ板92の半円形配列の両端に位置し、かつこ
の配列の別の要素を形成する1つの脚部97と、これに
直交し、接点移動の方向に平行に配置されている他の脚
部98を備えている。
【0032】要するに、アークシュート90は、幾何学
的なアーク、半円形の、可動接点54から固定接点64
の遠端の回りに配置されている。図5において、各スプ
リッタ板92にあるガス換気口112は、スプリッタ板
同士の間でアークシュート90の後端から逃げるアーク
ガスのための通路を与える。スプリッタ板の丸い縁部9
3を横切って走るアーク115を妨げるガス圧力を下げ
ることができる。
的なアーク、半円形の、可動接点54から固定接点64
の遠端の回りに配置されている。図5において、各スプ
リッタ板92にあるガス換気口112は、スプリッタ板
同士の間でアークシュート90の後端から逃げるアーク
ガスのための通路を与える。スプリッタ板の丸い縁部9
3を横切って走るアーク115を妨げるガス圧力を下げ
ることができる。
【0033】接触器10は直流を切り換えるので、アー
クシュート90内に電気アークを移動させるために磁界
が必要である。図3において、磁界は、永久磁石組立体
100によってアークシュート90を横切る方向に発生
する。この組立体100は、接点61,63とアークシ
ュート90の間のハウジングシェル14,16の内面に
沿ってアークシュート90の両側に分離した永久磁石1
02,104からなる。各永久磁石は、図2において、
破線105によって示された半円形状となっている。
クシュート90内に電気アークを移動させるために磁界
が必要である。図3において、磁界は、永久磁石組立体
100によってアークシュート90を横切る方向に発生
する。この組立体100は、接点61,63とアークシ
ュート90の間のハウジングシェル14,16の内面に
沿ってアークシュート90の両側に分離した永久磁石1
02,104からなる。各永久磁石は、図2において、
破線105によって示された半円形状となっている。
【0034】2つの永久磁石102,104は、鉄製の
U字形部材106によって磁気的に結合されており、こ
のU字形部材は、各永久磁石の外側面に当接しかつ接点
パッド61,63から離れているアークシュート90の
回りに延びている。ノッチを有する一対のプラスチック
製ブラケット108,110は、そこにアークシュート
のスプリッタ板92とU字形部材106内に整列された
永久磁石102,104を保持している。
U字形部材106によって磁気的に結合されており、こ
のU字形部材は、各永久磁石の外側面に当接しかつ接点
パッド61,63から離れているアークシュート90の
回りに延びている。ノッチを有する一対のプラスチック
製ブラケット108,110は、そこにアークシュート
のスプリッタ板92とU字形部材106内に整列された
永久磁石102,104を保持している。
【0035】永久磁石102,104の結合は、(図3
において垂直方向の)アークシュート90を横切る磁界
を形成し、アークシュート90は、上記したように、ス
プリッタ板92に向けて接点パッド61,63の間に形
成される電気アークを導く。
において垂直方向の)アークシュート90を横切る磁界
を形成し、アークシュート90は、上記したように、ス
プリッタ板92に向けて接点パッド61,63の間に形
成される電気アークを導く。
【0036】図2において、接触器10によって電気接
点パッド61,63を開くとき、プランジャー38がソ
レノイドコイル32の外側へ右方向に移動する。この動
きは、アーマチュアのシャフト40とアクチュエータ4
6によって可動接点54に伝達され、可動接点パッド6
3が固定接点64上の接点パッド61から離れるように
移動する。この移動経路の終端では、可動接点54とア
ーマチュア35が図5に示すように位置づけられる。
点パッド61,63を開くとき、プランジャー38がソ
レノイドコイル32の外側へ右方向に移動する。この動
きは、アーマチュアのシャフト40とアクチュエータ4
6によって可動接点54に伝達され、可動接点パッド6
3が固定接点64上の接点パッド61から離れるように
移動する。この移動経路の終端では、可動接点54とア
ーマチュア35が図5に示すように位置づけられる。
【0037】接点パッド61,63が分離されると、ア
ーク115はこれらの接点パッドの間に形成される。永
久磁石102,104による磁界とアーク電流との相互
作用により生じる力によって、アークシュート90のL
字形端部片94,96の一方の方に、接点パッド63か
ら可動アークランナー57に沿って外側にアーク115
を移動させる。2つの接点パッド61,63の間の電流
の流れの方向によって、アークが端部片94,96のい
ずれかに向って移動するのかが決定する。
ーク115はこれらの接点パッドの間に形成される。永
久磁石102,104による磁界とアーク電流との相互
作用により生じる力によって、アークシュート90のL
字形端部片94,96の一方の方に、接点パッド63か
ら可動アークランナー57に沿って外側にアーク115
を移動させる。2つの接点パッド61,63の間の電流
の流れの方向によって、アークが端部片94,96のい
ずれかに向って移動するのかが決定する。
【0038】例えば、図5において、アークは、端部9
4の方向にアークランナーアーム59に沿って移動す
る。同時に、アーク115が固定接点パッド61から離
れて移動し、可動アークランナー上に移動する。接点パ
ッド61,63の切り離しが続くと、アークは、可動ア
ークランナー57のアーム59の端部に伝達し、さらに
アークシュート90に到達するまで外側に広がる。
4の方向にアークランナーアーム59に沿って移動す
る。同時に、アーク115が固定接点パッド61から離
れて移動し、可動アークランナー上に移動する。接点パ
ッド61,63の切り離しが続くと、アークは、可動ア
ークランナー57のアーム59の端部に伝達し、さらに
アークシュート90に到達するまで外側に広がる。
【0039】その後、アーク115は、L字形端部片9
4と隣接するスプリッタ板92の間のギャップを越えて
橋渡される。その時、アークは、可動アークランナー5
7と端部片94の間に形成されたアークを残しながら、
半円形配列のまわりのスプリッタ板92のそれぞれに続
いて伝達され始める。
4と隣接するスプリッタ板92の間のギャップを越えて
橋渡される。その時、アークは、可動アークランナー5
7と端部片94の間に形成されたアークを残しながら、
半円形配列のまわりのスプリッタ板92のそれぞれに続
いて伝達され始める。
【0040】この動作は、隣接するスプリッタ板同士の
間のギャップ内に分離した副アークを形成する。アーク
の先行縁は、固定アークランナー68の湾曲した外側面
のまわりを通り、最終的には、アーク115は、十分な
アーク電圧を作り上げかつアークを消弧するスプリッタ
板同士の間の十分な数のギャップに広がる。
間のギャップ内に分離した副アークを形成する。アーク
の先行縁は、固定アークランナー68の湾曲した外側面
のまわりを通り、最終的には、アーク115は、十分な
アーク電圧を作り上げかつアークを消弧するスプリッタ
板同士の間の十分な数のギャップに広がる。
【0041】アークは、全体に円弧形状のアークシュー
ト90のまわりに伝達して、2つの端部片94,96間
にアーク電圧を形成するので、絶縁体70の壁面88が
ガス冷却フィンとして作用し、アークが可動アークラン
ナー57の他端部に移行するのを防止する。
ト90のまわりに伝達して、2つの端部片94,96間
にアーク電圧を形成するので、絶縁体70の壁面88が
ガス冷却フィンとして作用し、アークが可動アークラン
ナー57の他端部に移行するのを防止する。
【0042】また、この壁面は、アーク電圧の消滅を防
止して、可動アークランナー57を端部片94,96に
降下する動作によってアークが再び発生させること禁止
する。
止して、可動アークランナー57を端部片94,96に
降下する動作によってアークが再び発生させること禁止
する。
【0043】本発明に係るアークシュート90は、アー
クランナーとスプリッタ板の配置を対称にすることによ
り本来的に非磁極性(双方向性)である。1組のスプリ
ッタ板によって接点から両方向に走る複数のアークを処
理でき、また、各スプリッタ板は、この板に損傷を与え
ることなくスイッチング動作を可能にして、誘導的な負
荷(長いアーク持続時間)を作り出すのに十分な容積を
有することができる。本発明によれば、アークシュート
90は、可動接点54とは反対側に面する固定接点64
のまわりに形成されたアークの中心点から放射状に延び
ている複数のスプリッタ板92を有しており、固定接点
64に接続された固定アークランナー68の湾曲部分6
9により電気アークを固定接点と各スプリッタとの間を
移動するように導き、また、可動接点に接続された可動
アークランナー57の第1,第2アーム58,59によ
り、可動接点と各スプリッタ板との間に電気アークを導
くことによってアークを消弧することができる。
クランナーとスプリッタ板の配置を対称にすることによ
り本来的に非磁極性(双方向性)である。1組のスプリ
ッタ板によって接点から両方向に走る複数のアークを処
理でき、また、各スプリッタ板は、この板に損傷を与え
ることなくスイッチング動作を可能にして、誘導的な負
荷(長いアーク持続時間)を作り出すのに十分な容積を
有することができる。本発明によれば、アークシュート
90は、可動接点54とは反対側に面する固定接点64
のまわりに形成されたアークの中心点から放射状に延び
ている複数のスプリッタ板92を有しており、固定接点
64に接続された固定アークランナー68の湾曲部分6
9により電気アークを固定接点と各スプリッタとの間を
移動するように導き、また、可動接点に接続された可動
アークランナー57の第1,第2アーム58,59によ
り、可動接点と各スプリッタ板との間に電気アークを導
くことによってアークを消弧することができる。
【図1】本発明に従う直流用の接触器における斜視図で
ある。
ある。
【図2】図1の2−2線に沿って見た垂直断面図であ
る。
る。
【図3】図1の3−3線に沿って見た水平断面図であ
る。
る。
【図4】接触器内部に用いられる電気接点及び絶縁板を
破断して見た斜視図である。
破断して見た斜視図である。
【図5】開状態にあるスイッチ接点を備えた、図2と同
様の垂直断面図である。
様の垂直断面図である。
【図6】接点が閉じたときのスイッチ接点のふき取り動
作を示す第1位置の実施例である。
作を示す第1位置の実施例である。
【図7】接点が閉じたときのスイッチ接点のふき取り動
作を示す第2位置の実施例である。
作を示す第2位置の実施例である。
【図8】接点が閉じたときのスイッチ接点のふき取り動
作を示す第3位置の実施例である。
作を示す第3位置の実施例である。
【図9】接点が閉じたときのスイッチ接点のふき取り動
作を示す第4位置の実施例である。
作を示す第4位置の実施例である。
10 接触器 12 ハウジング 14,16 シェル 18,20 電源端子 46 アクチュエータ 54 可動接点 57 可動アークランナー 64 固定接点 68 固定アークランナー 72 絶縁板 90 アークシュート 92 スプリッタ板 100 磁石
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390033020 Eaton Center,Clevel and,Ohio 44114,U.S.A. (72)発明者 イングルバート ヘルツマンシーダー アメリカ合衆国 ウイスコンシン 53211 ショワーウッド イースト グレンデイ ル アベニュー 803 (72)発明者 イール トーマス ピバー アメリカ合衆国 ウイスコンシン 53066 オコノモヴォック バイロン ドライブ 803 (72)発明者 ジェフリー アレン パッテン アメリカ合衆国 ウイスコンシン 53551 レイクミルズ エス. フェリー ドラ イブ 1009
Claims (20)
- 【請求項1】 第1,第2の電源端子(20,18) と、 第1電源端子(20)に電気的に接続された固定接点(64)
と、 第2電源端子(18)に電気的に接続され、かつ固定接点(6
4)の第1面側に配置された可動接点(54)と、 第1面側に対して反対に位置する第2面側の固定接点(6
4)の回りに延びている複数のスプリッタ板(92)を有する
アークシュート(90)と、 固定接点(64)と可動接点(54)に隣接し、電気アークをア
ークシュート(90)へ移動させる磁界を形成する磁石(10
0) と、を備えていることを特徴とする電流開閉装置。 - 【請求項2】 スプリッタ板(92)は、アークの中心点か
らそのまわりに半径方向に延びていることを特徴とする
請求項1記載の電流開閉装置。 - 【請求項3】 複数のスプリッタ板(92)の各々は、固定
接点(64)に対面している丸い縁部(93)を有することを特
徴とする請求項1記載の電流開閉装置。 - 【請求項4】 固定接点(64)に接続され、かつ複数のス
プリッタ板(92)に対面する湾曲面を備える、固定アーク
ランナー(68)をさらに含んでいることを特徴とする請求
項1記載の電流開閉装置。 - 【請求項5】 固定アークランナー(68)は、半円形であ
ることを特徴とする請求項4記載の電流開閉装置。 - 【請求項6】 固定接点(64)に接続される直線部分(67)
と、複数のスプリッタ板(92)から離れて対面する湾曲部
分(69)とを備えたD形部からなる固定アークランナー(6
8)をさらに含んでいることを特徴とする請求項1記載の
電流開閉装置。 - 【請求項7】 可動接点(54)に接続され、かつスプリッ
タ板(92)に形成されたアークの両端側に延びる、可動ア
ークランナー(57)をさらに備えていることを特徴とする
請求項2記載の電流開閉装置。 - 【請求項8】 スプリッタ板(92)に形成されるアークの
一端側に位置する第1端部導体(94)と、アークのもう一
方の一端側に位置する第2端部導体(96)とを有し、第
1,第2端部導体の各々は、複数のスプリッタ板(92)か
ら離れて対面する表面を有する一方の脚部(97)と、固定
接点(64)と可動接点(54)に対面する表面を有する他方の
脚部(98)とからなるL字形であることを特徴とする請求
項2記載の電流開閉装置。 - 【請求項9】 湾曲部(72a) と2つの延長部(74,76) を
有するU形状の絶縁板(84)をさらに含み、前記湾曲部(7
2a) は、スプリッタ板(92)に形成されるアークに隣接す
る外側湾曲縁を有し、固定接点(64)と可動接点(54)は、
2つの延長部(74,76) の間に配置されることを特徴とす
る請求項1記載の電流開閉装置。 - 【請求項10】 可動接点(54)に接続され、しかも、絶
縁板(72)の一面側のスプリッタ板(92)に形成されるアー
クの一端に向けて可動接点(54)から延びている第1アー
ム(58)と、前記絶縁板(72)の他面側のスプリッタ板(92)
に形成されるアークの一端に向けて可動接点(54)から延
びている第2アーム(59)とを有している、可動アークラ
ンナ(57)をさらに備えていることを特徴とする請求項9
記載の電流開閉装置。 - 【請求項11】 絶縁板(72)は、その一面側の第1表面
(78)に、スプリッタ板(92)に形成されるアークの他端と
可動接点(54)との間の前記第1表面から突出する第1バ
リア(86)を有し、かつ他面側の第2表面(84)に、スプリ
ッタ板(92)からのアークの一端と可動接点(54)との間の
前記第2表面(84)から突出する第2バリア(88)を有する
ことを特徴とする請求項10記載の電流開閉装置。 - 【請求項12】 第1バリア(86)は、スプリッタ板(92)
からのアークの他端と可動接点(54)との間のラインを横
切って延びる複数の第1壁面によって形成され、第1バ
リア(86)は、スプリッタ板(92)からのアークの一端と可
動接点(54)との間のラインを横切って延びる複数の第2
壁面によって形成されることを特徴とする請求項11記
載の電流開閉装置。 - 【請求項13】 第1,第2バリア(86,88) は、それぞ
れ複数の壁面によって形成されることを特徴とする請求
項11記載の電流開閉装置。 - 【請求項14】 可動接点(54)は、一端部にヘッド(44)
を備えるシャフト(52)を有しており、さらに、キャビテ
ィ内に延びている開口を有するアクチュエータ(46)を備
えており、このアクチュエータ(46)は、内側面(47)、前
記開口を貫通するシャフト(52)、および前記内側面(47)
に対してヘッド(44)を付勢するばね(62)とを有し、可動
接点(54)が固定接点(64)に当接するためにアクチュエー
タ(46)を移動し、さらに、前記シャフト(52)を開口内で
旋回させて、可動接点及び固定接点間のふき取り動作を
生じさせることを特徴とする請求項1記載の電流開閉装
置。 - 【請求項15】 第1,第2の電源端子(20,18) と、 第1電源端子(20)に電気的に接続された固定接点(64)
と、 固定接点(64)の第一面側に接続され、かつ湾曲面(69)を
有する固定アークランナー(68)と、 第2電源端子(18)に電気的に接続され、かつ固定接点(6
4)の第2面側に配置された可動接点(54)と、 固定アークランナー(68)の湾曲面(69)から離れて等距離
にある円弧線上に配置された丸い縁部(93)を備える複数
のスプリッタ板(92)と、 固定接点(64)と可動接点(54)に隣接し、電気アークを複
数のスプリッタ板(92)へ移動させる磁界を形成する磁石
(100) とを備えていることを特徴とする電流開閉装置。 - 【請求項16】 複数のスプリッタ板(92)は、湾曲面(6
9)と交差する異なる平面に配置されていることを特徴と
する請求項15記載の電流開閉装置。 - 【請求項17】 円弧線が半円形であることを特徴とす
る請求項15記載の電流開閉装置。 - 【請求項18】 可動接点(54)に接続された可動アーク
ランナー(57)をさらに含んでおり、この可動アークラン
ナー(57)は、複数のスプリッタ板(92)の丸い縁部(93)が
配置される円弧線の一端側へ延びている第1アーム(58)
と、前記円弧線の他端側へ延びる第2アーム(59)とを備
えていることを特徴とする請求項15記載の電流開閉装
置。 - 【請求項19】 湾曲部(72)と2つの直線部(74,76) を
備えるU形状の絶縁板(72)をさらに含んでおり、前記湾
曲部(72a) は、複数のスプリッタ板(92)の丸い縁部(93)
に隣接した外側湾曲縁部(75)を有し、前記直線部(74,7
6) の間に固定接点(64)と可動接点(54)が配置されてお
り、可動アークランナー(57)の第1アーム(58)が前記絶
縁板(72)の一面側に延びており、第2アーム(59)が前記
絶縁板(72)の他面側に延びていることを特徴とする請求
項18記載の電流開閉装置。 - 【請求項20】 絶縁板(72)は、その一面側に第1表面
(78)を、他面側に第23表面を有しており、第1表面(7
8)は、前記円弧線の他端と可動接点(54)との間の第1表
面から突出する複数の壁面(86)を有し、また第2表面(8
4)は、前記円弧線の一端と可動接点(54)との間の第2表
面(84)から突出する複数の壁面(88)を有することを特徴
する請求項19記載の電流開閉装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/598,454 US5818003A (en) | 1996-02-08 | 1996-02-08 | Electric switch with arc chute, radially converging arc splitter plates, and movable and stationary arc runners |
US598454 | 1996-02-08 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09231875A true JPH09231875A (ja) | 1997-09-05 |
Family
ID=24395593
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9026366A Pending JPH09231875A (ja) | 1996-02-08 | 1997-02-10 | 電流開閉装置 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5818003A (ja) |
EP (1) | EP0789372B1 (ja) |
JP (1) | JPH09231875A (ja) |
KR (1) | KR100334734B1 (ja) |
CA (1) | CA2197004A1 (ja) |
DE (1) | DE69701902T2 (ja) |
ES (1) | ES2146930T3 (ja) |
Families Citing this family (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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DE19850206A1 (de) * | 1998-10-23 | 2000-04-27 | Siemens Ag | Schaltanlagen mit Schaltgeräten, insbesondere mit Vakuumschützen |
US6300586B1 (en) * | 1999-12-09 | 2001-10-09 | General Electric Company | Arc runner retaining feature |
US6479781B1 (en) | 2000-06-23 | 2002-11-12 | General Electric Company | Arc chute assembly for circuit breaker mechanisms |
US6809282B2 (en) * | 2002-09-12 | 2004-10-26 | Carling Technologies, Inc. | D.C. circuit breaker with magnets for reducing contact arcing |
US7034242B1 (en) | 2004-11-09 | 2006-04-25 | Eaton Corporation | Arc chute and circuit interrupter employing the same |
US20070085498A1 (en) * | 2005-10-17 | 2007-04-19 | Regal-Beloit Corporation | Method and apparatus to control a variable speed motor |
US7202437B1 (en) | 2005-10-19 | 2007-04-10 | Eaton Corporation | Electrical switching apparatus including operating mechanism having insulating portion |
US20070095794A1 (en) * | 2005-10-28 | 2007-05-03 | Eaton Corporation | Arc plate with runner, and arc chute and electrical switching apparatus incorporating same |
US7202436B1 (en) | 2005-10-28 | 2007-04-10 | Eaton Corporation | Secondary arc chute and electrical switching apparatus incorporating same |
US7830232B2 (en) * | 2009-01-06 | 2010-11-09 | Eaton Corporation | Arc runner assembly and electrical switching apparatus and method incorporating same |
US8866034B2 (en) * | 2011-04-14 | 2014-10-21 | Carling Technologies, Inc. | Arc runner with integrated current path that develops a magnetic field to boost arc movement towards splitter plates |
US8963038B2 (en) * | 2011-09-19 | 2015-02-24 | Stoss Kommen Pope | High voltage relay non mercury |
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