JPH06506057A - 電気導線の伝送特性を求めるための方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 電気導線の伝送特性をめるための方法 ｌ５ＤＮ（ディジタル総合サービス通信１１）システムにおける電気導線の伝送 特性を決定するためには、動作ができるだけ波高率１ををするプローブ信号によ り行われる必要がある。このようなプローブ信号は検査すべき電気導線の一端に 供給され、また導線の他端において受信信号として評価される。

本発明の課題は、ｌ５ＤＮシステムにおける電気導線の伝送特性を決定するため 方法であって、プローブ信号の発生および受信信号の評価を比較的わずかな費用 で実施可能であり、また波高率１を有するプローブ信号により動作する方法を提 供することである。

この４１１１１を解決するため本発明は、１．ＳＵＮシステムにおける電気導線 の伝送特性をめるための方法であって、 ａ）導線が一端においてプローブ信号を与えられ、ｂ）導線の他端においてプロ ーブ信号に基づいて生ずる受信信号が評価される方法から出発し、 本発明によれば、 Ｃ）プローブ信号として波高率１を有する２値の双極性のランダム数列信号が使 用され、 ｄ）受信信号がプローブ信号の周期に相当する時間間隔の間にサンプリングされ 、またスペクトル信号の取得のもとにフーリエ変換を受け、ｅ）スペクトル信号 が、導線の伝送特性に対する尺度を表す出力信号の取得のもとに参照スペクトル と複素乗算され、その際に参照スペクトルはタイムインバースなプローブ信号か ら取得される ことを特徴とする。

本発明による方法の利点は、２値の双極性のランダム数列信号の使用にある。

なぜならば、このような信号は波高率１を有し、またたとえば帰還結合されたシ フトレジスタにより容易に発生され得るからである。さらに、このような信号は そのパラメータを容易に定常的に保たれる０本発明による方法の別の利点は、フ ーリエ変換の像範囲内でのその実現が、数学的折り畳み演算が２つのスペクトル の比較的簡単に行われる乗算により達成されることによって、行われることにあ る。

確かに英国特許第１１６０２７１号明細書から、電気システムのパルス応答をめ るための方法であって、プローブ信号として波高率１を有する２値の双極性のラ ンダム数列信号が使用される方法は公知であるが、その際の電気システムとはサ ーボシステムであり、またプローブ信号はサーボシステムを通過した後にそれぞ れ、相い異なる長さの遅延によりプローブ信号から取得された遅延させられたラ ンダム数列信号との相互相関をめられる。

さらに、ディジタルの測定信号処理において、１つの信号を他の信号の周期に相 当する時間間隔の間にサンプリングし、またスペクトル信号の取得のもとにフー リエ変換を行うことは原理的に知られている（たとえば「テヒニンシェス・メツ セン・チーエム」第５４巻、第１号、１９８７年、第２０〜２５頁ならびに第２ 号、１９８７年、第６６〜７４頁、［米国電気電子学会論文集・計装および測定 値」第アイ・エム３２ｔ１、第３号、１９８３年９月、第４４７〜４５０買およ びカーデン著「通信技術におけるパルスおよびスイッチング過程Ｊ　１９５７年 、第２６１〜２６９頁参照）が、これらの文献には、ｌ５ＤＮシステムにおける 電気導線の伝送特性を決定するために、波高率ｌを有する２値の双極性のランダ ム数列信号を使用し、また取得されたスペクトル信号とタイムインバースなプロ ーブ信号から形成された参照スペクトルとの複素乗算を行うことに関する指摘は 全くされていない。

本発明による方法ではプローブ信号として有利な仕方で、文献「半導体回路技術 」ティーツェ／シェンク著、１９８０年、第５０９〜５１２頁に記載されている ような単独のランダム数列信号が使用される。しかし、周期的に繰り返されるラ ンダム数列信号、特に２”　−ｍ−シーケンスがプローブ信号として使用される ならば、位相同期を必要としないという観点で、特に有利であると考えられる。

本発明による方法では、検査すべき電気導線の伝達関数とならんで、有利な仕方 で、 ｇ）受信信号がサンプリング装置をを有するコンパレータおよび後段に対応付け られている２値の相関器を介して極大検出のための装置に供給され、ｈ）極大検 出のための装置の出力信号がビット誤り指示装置に供給されるならば、期待すべ きビット誤りもめられ得る。

本発明を説明するため、 第１図には本発明による方法を実施するための装置の１つの実施例がブロック回 路図の形態で、また 第２図には本発明による方法を実施するための装置の追加的な実施例が別のブロ ック回路図の形態で示されている。

第１図による実施例ではランダム数列信号ｍ　（ｔ）が単独にまたは周期的に繰 り返される信号、好ましくは２１−ｍ−シーケンスとして発生器３０から発生さ れる。最初は未知の重み関数ｈ　（ｔ）を有するｌ５ＤＮシステムの検査すべき 電気導線３１の出力端に受信信号ｇ　（ｔ）が生ずる。この受信信号ｇ　（ｔ） は装置３２内でプローブ信号ｍ　（ｔ）の周期にわたり走査され、またフーリエ 変換を受ける。それにより装置３２の出力端に、発生器３０のスペクトルＭ　（ Ｊ　ｔ）から導線の伝達関数Ｈ（Ｊ　Ｔ＞により形成されるスペクトルＧ　（Ｊ 　ｆ）が生ずる。

Ｇ　（Ｊ　ｆ）　−Ｈ（ｊ　ｆ）　−Ｍ　（ｊ　ｆ）　（１）このスペクトルＧ （ｊｆ）が、装置３３内で発生されるタイムインバースなプローブ信号ｍｌ　（ ｔ）の−周期のスペクトルＭｌ　（ｊｆ）と乗算器３４内で複素乗算されると、 積はスペクトル中の伝達関数Ｈ（ｊｆ）を表し、これは装置３５において指示可 能である。

非理想性、すなわちＰ　（ｊ　ｒ）　−１である特性を有する理想的なプローブ 信号Ｐ　（Ｊ　Ｔ）からの等価なプローブ信号Ｍ　（ｊ　ｆ）　・Ｍｌ　（ｊｆ ）の偏差と、回路技術的な実現に基づいて生ずる数学的実現との相違との補償は 第２図による実施例により行われる。

第１図による実施例とほぼ一敗しており従って同じユニットには同じ符号を付さ れているこの実施例では、第１の工程で、検査すべき電気導線３１が２つのスイ ッチ３６および３７の操作により図示されている位置から短絡され、また装置３ ２の出力端においてスペクトルＺ（ｊｆ）がめられる。

Ｚ　（Ｊ　ｆ）　−Ｎ　（ｊ　ｆ）　−Ｍ　（ｊ　ｆ）　（２）この式（２）中 でＮ　（ｊ　ｆ）は発生器３ｏおよび装置３２の非理想性を表し、また補償され たスペクトルＫ（ｊｆ）としてＫ　（ｊ　ｆ）　−Ｍ　（ｊ　ｆ）／Ｎ　（ｊ　 ｆ）　（３）が参照信号を形成するための装置３８内に格納される。

後続の工程で電気導線３１の短絡が解消されると、それぞれ生ずるスペクトルＧ 　（ｊ　ｆ＞が乗算器３４内でＫ　（ｊ　ｆ）と複素乗算され、またそれにより 電気導線３１の伝送特性Ｈ（ｊ　ｆ）が、非理想性により影響されずに、取得さ れる。

ＩＧ　Ｉ ＩＧ　２

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. １．ＩＳＤＮシステムにおける電気導線（２）の伝送特性（Ｈ（ｊｆ））を求め るための方法であって、 ａ）導線が一端においてプローブ信号を与えられ、ｂ）導線の他端においてプロ ーブ信号に基づいて生ずる受信信号が評価される方法において、 ｃ）プローブ信号として波高率１を有する２値の双極性のランダム数列信号が使 用され、 ｄ）受信信号がプローブ信号の周期に相当する時間間隔の間にサンプリングされ 、またスペクトル信号の取得のもとにフーリエ変換を受け、ｅ）スペクトル信号 （Ｇ（ｊｆ））が、導線の伝送特性に対する尺度を表す出力信号の取得のもとに 参照スペクトルと複素乗算され、その際に参照スペクトルはタイムインバースな プローブ信号から得られていることを特徴とする電気導線の伝送特性を求めるた めの方法。
2. ２．ｆ）単独のランダム数列信号（ｍ（ｔ））がプローブ信号として使用される ことを特徴とする請求の範囲１記載の方法。
3. ３．ｇ）周期的に繰り返されるランダム数列信号（ｍ（ｔ））がプローブ信号と して使用されることを特徴とする請求の範囲１記載の方法。
4. ４．ｈ）周期的に繰り返されるランダム数列信号（ｍ（ｔ））が２ｎ−ｍ−シー ケンスであることを特徴とする請求の範囲３記載の方法。
5. ５．ｊ）２ｎビットから偏差する長さを有するランダム数列信号（ｍ（ｔ））の 際に、すぐ次に位置する２ｎに相当する長さへの変更が行われることを特徴とす る請求の範囲３または４記載の方法。
6. ６．ｋ）乗算により周波数範囲内で複素フィルタ関数により記述可能であるプロ ーブ信号（ｍ（ｔ））の非理想性ならびにプローブ信号（ｍ（ｔ））の発生の際 およびフーリエ変換の際に生ずる非理想性が参照スペクトル（Ｍ１（ｊｆ）の発 生の際に補償の意味で顧慮されることを特徴とする請求の範囲１ないし５の１つ に記載の方法。