JPH06505936A - 一輪車両 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称二ー輪車両 本発明は、ＤＥ−Ｃ−３３９６６号から知られているように、スポーク無しフー プと、該フープの内面に係合する車輪と、フープに係合し、互いにある距離のと ころに配備された少なくとも２つの案内部材と、座を備えていて車輪と案内部材 との間の連結部を形成している剛体負荷担持体（キャリア）とを有する一輪車両 に関する。

このような一輪車両は多くの不利を脊している。負荷を路面に伝達するために重 い剛体のフープ構造が必要とされる。このような一輪車両の動的特性は改良され るべき点が多々残っている。操舵のための既知の装置の場合、フープの外側に嵌 合された支持用即ち操舵用車輪を用いなければなす、そのフープは地面と係合し ているとともに一輪車両を複雑にしており、また、御しやすい制御を阻害してい る。

本発明の目的は、これらの不利益を防止することであり、この目的のため、プリ アンプル（クレームのｒ〜において」までに記載のもの）に記載の一輪車両にお いて、フープが高度に弾性変形可能な材料でなり、案内部材が負荷担持体に回転 可能に接続されているとともに少なくとも２つの回転ローラを有しており、それ ら２つの回転ローラ間にフープが走行しており、一輪車両は、地面に接触するべ き何等別個の操舵用及び何等別個の支持用あるいは操舵用車輪を育しておらず、 また、乗員の重量移動を通して単に制御可能である。

本発明を用いた場合、負荷を道路に伝達する曲げモーメントがフープに何等生じ ない。負荷担持用構造体は、いわば、車輪に対してバランスする。フープはバラ ンスしているこのバランス構造体を維持するのに十分な剛性のみを必要としてい る。このバランスは負荷の移動の結果として地面等に不均一に分布せしめられ得 る。例えば、バネ鋼で作られた弾性変形可能なフープを用いることは、動的特性 が有利であることを意味する。路面の不均一によるフープの変形に対するエネル ギロス（損失）は最小化される。正しいリズムを通して、乗員は乗務中望ましか らざる回転（ローリング）、エネルギ損失等を阻止することができる。（正しい リズムにおいて、あたかもシーソー運動のごとく）前方及び後方への周期的な重 量移動を介して車両を単に前方に移動させることでさえも可能である。フープの 最適弾性は、一輪車両の使用形態及び所望とされる気楽さに依存する。例示の目 的で、フープ直径を１５０ｃｍとし、また、本体重量を７５ｋｇとすれば、フー プ内での曲げは２ｃｍと１０ｃｍとの間に存在している。

剛体の負荷担持体は、キャブ内に置かれるフレームを有することができ、あるい は、剛体負荷担持体はそれ自身自己支持形キャブであり得る。好ましくはキャブ は折り畳み式のあるいは折返し式の屋根を有している。

乗員に対する気楽さは、シロツクアブソーバを介して負荷担持体に車輪を固定す ることにより増大する。推進力に関しては、一輪車両は一般にペダルあるいはモ ータを存している。

案内部材を負荷担持体に回転可能に連結することにより、また、それら案内部材 に回転ローラを備え、それら回転ローラの間でフープが走行することにより、フ ープは自由に回転できる。車両の制御に必須のことは、外部モーメントがフープ の平面内での軸線のまわりで案内部材を介して生じせしめられ得ることであり、 例えば、乗員の重心をフープの平面の外側に移動させることにより生じせしめら れ得ることである。この形式の制御は手で自転車を制御しないことに非常によく 似ている。

以下、本発明を、概略図面を参照して詳細に説明する。

図１は本発明による一輪車両の実施例を示す側面図である。

図２は図１に示された一輪車両の正面図である。

図３は図１及び図２による一輪車両の案内部材を示す詳細図である。

図４は図３の線ＩＶ−ＩＶに沿った断面図である。

図示されている一輪車両は、バネ鋼のごとき高度に弾性の材料でなるフープ１と 、底辺で車輪３に連結された剛体負荷担持体２とを有しており、車輪３はフープ の内面と係合しているとともに互いに離隔された２点で、２つの案内部材４に回 転可能に接続されており、′　各案内部材は２つの案内ローラ４ａ１４ｂを備え ている。フープはこれら案内ローラ間を走行しているとともにそれにより案内部 材の位置で内側及び外側に曲がらないようになっている。

車輪３をフレーム２にシｍｙクアブソーバ１２を介して固定することは好ましく 、そのシ闘ツクアブソーバ１２は自動車業界において一般に知られている。

車両の乗員のための座５はフレーム２に嵌合されている。

フレームに対して支持されているペダルに嵌合しているのは駆動車輪９であり、 その駆動車輪９は自転車の場合には一般に知られているペダル１０、クランク及 びハブギヤの組合せ体により駆動することができる。駆動車輪はフープの外面に 直接係合することができ、それにより駆動車輪の回転をフープに伝達することが できる。例えば車輪３を駆動する副モータを、クランク及びペダルの代わりに用 いることができる。

前側で、フレームの下には別の車輪１１を嵌合することができる。

剛体フレームの代わりに、剛体フレーム及びキャブ６の組合せ体として、あるい は一体構造物、即ち、いわゆる自己支持形キャブとして負荷担持体を作ることが できる。キャブは底部側に開口部７を有しており、それら開口部７は乗員の足が 通過するのを可能ならしめているとともに、そのキャブは頂部側に透明材料でな る折返し式の屋根８を有している。

本発明の考えにとって必須のことは、人力あるいはモータの動力で推進される構 造体を備えることであり、その構造体は負荷担持構造体のまわりで回転する高度 に弾性のフープを有しており、２つあるいはそれ以上の案内部材と一緒に１つの 車輪に支持されており、それら案内部材はフレームに対して長手方向及び横切る 方向にフープを固定しており、前述した負荷担持構造体は剛体ユニットを形成し ており、その一体ユニットはそれとして安定であり、また、移動重量により単に 制御可能である。

補正書の写しく翻訳文）提出書（特許法第１８４条の８）

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. １．スポーク無しフープ（１）と、該フープの内面と係合する車輪（３）と、互 いにある距離離隔されていて前記フープに係合する少なくとも２つの案内部材（ ４）と、座（５）を備えているとともに前記車輪（３）と前記案内部材（４）と の間の連結部を形成している剛体負荷担持体（２）とを有している一輪車両にお いて、前記フープ（１）は高度に弾性変形可能な材料からなっており、前記案内 部材（４）は前記負荷担持体（２）に回転可能に接続されているとともに少なく とも２つの回転ローラ（４ａ、４ｂ）を有しており、該少なくとも２つの回転ロ ーラ間には前記フープが走行しており、前記一輪車両は、地面に接触するべき何 等別個の操縦用車輪及び何等別個の支持用車輪あるいは操縦用車輪を有していず 、前記一輪車両は、乗員の移動する重量を介して純粋に制御可能であることを特 徴とする一輪車両。
2. ２．前記負荷担持体にはショックアブソーバ（１２）を介して車輪が固定されて いることを特徴とする請求の範囲１記載の一輪車両。
3. ３．前記剛体負荷担持体はフレーム（２）を有しており、該フレームはキャブ（ ６）内に置かれていることを特徴とする請求の範囲１または２記載の一輪車両。
4. ４．前記剛体負荷担持体は自己支持形キャブであることを特徴とする請求の範囲 ３記載の一輪車両。
5. ５．前記キャブは折り畳み式のあるいは折返し式の屋根（８）を有していること を特徴とする請求の範囲３または４記載の一輪車両。
6. ６．推進のために前記車両はペダルあるいはモータを有していることを特徴とす る前掲請求の範囲の１つに記載の一輪車両。