JPH06505674A - 分離チャンバーへのアクセスを提供する分離可能なボウル及びスプール要素を有する遠心機 - Google Patents

Abstract

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Description

【発明の詳細な説明】 分離チャンバーへのアクセスを提供する分離可能なボウル及びスプール要素を有 する遠心機 発明の分野 本発明は遠心処理システム及び装置に関する。

発明の背景 今日人々は、全血を赤血球、血小板及び血漿のようなその種々の治療的成分へと 、遠心によって日常的に分離している。

慣用の血液処理方法は、典型的にはプラスチックで作られた一回使用の、無菌の 処理システムと組み合わせて、耐久性の遠心機装置を使用している。操作者は、 このディスポーザブルのシステムを処理前に遠心機に取り付け、その後取り除（ 。

慣用の遠心機は、使用中にこのディスポーザブルのシステムが納まるものである 領域への、容易なアクセスを許容しないことがしばしばである。結果として、取 り付は及び取り外しの操作は、時間を費やし且つうんざりさせるものであり得る 。

ディスポーザブルのシステムは、取り付は及び取外し工程を単純化させるために 所望の形状に予め成形されていることがしばしばである。しかしながら、このア プローチは、ディスポーザブルシステムのコストを上昇させることから、しばし ば非生産的である。

発明の概要 本発明は、ディスポーザブルの処理要素を取り付は及び取り外すために遠心機の 回転部品への容易なアクセスを提供する、改良された遠心処理システムを提供す る。本発明は、ディスポーザブル要素を複雑化し又はそのコストを」１昇させる ことなく、この目的を達成する。本発明は、比較的費用がかからず且つ簡単なデ ィスポーザブル要素が使用されることを許容する。

本発明の一つの面は、遠心機のための処理チャンバーを提供する。該チャンバー は、内部領域を囲い込む壁を有するボウル要素及び外部表面を有するスプール要 素を含む。一つの機構が該スプール要素とボウル要素とを結合している。

該機構は、スプール及びボウル要素が相互に協力する配置を取ることを許容する 。この配置においては、スプール要素はボウル要素の内部領域内に囲い込まれて いる。処理チャンバーは、ボウル壁とスプール外部表面との間に形成される。

該機構はまた、スプール及びボウルが相互に分離した配置をとることをも許容す る。この配置においては、アクセスのためスプールの外部表面を露出させるため に、スプール要素は少なくとも部分的にボウル要素の内部領域から出ている。

この配列は、各処理操作の間に必要なときは操作できる遠心チャンバーを形成す る。更に、該チャンバーは、処理操作が終わった後は、開いてそして使用者が直 ちにアクセスできるようにすることができる。

好ましい−の具体例においては、スプール要素は、処理要素をスプールの外側表 面上に受けるためにスプール及びボウル要素が相互に分離された配置にあるとき には露出されているものである、一つの機構を含む。該機構はまた、使用の際に スプール及びボウル要素が相互に協力する配置へ移動されたとき処理チャンバー 内に処理要素を保持もする。

使用者は、従って、処理操作の前後において取付は次いで取り外さなければなら ないディスポーザブルな処理要素を、素早く且つ容易に取り扱うことができる。

このことは、狭く扱いにくい各室内に密着するよう特別に設計された費用のかか る処理要素の必要性を除去する。

好ましい−の具体例において、スプールとボウルとを結合している機構は、第２ のスプール要素によって置き換えるためにスプール要素がボウル要素から取り外 されることを許容する。この相互交換可能性は、使用者がスプール要素を交換す ることにより処理チャンバーの形状を決めることを許容する。

本発明の他の面は、遠心機の処理チャンバーへのアクセスを更に単純化する。

本発明の他の−の面は、第１の軸の周りに回転する処理チャンバーを有する遠心 機を提供する。−の機構が、作動配置とアクセス配置との間で、第２の軸の周り に処理チャンバーを回動させる。

処理配置においては、処理チャンバーは、第１の軸の周りに回転されている間、 遠心処理のために配向されている。アクセス配置においては、処理チャンバーは 、使用者によるアクセスのために配向されている。

処理チャンバーは通常、作動配置及びアクセス配置の一方へ付勢されている。し かし、該付勢機構は、重力以外の外力に応答した処理チャンバーの他方の配置へ の移動を許容する。好ましい−の具体例においては、処理チャンバーは、アクセ ス配置へと付勢されている。−の機構は、結合したボウル及びスプール要素を作 動配置に係止するが、しかしアクセス配置へと移動させるために付勢力に応答し て処理チャンバーを解放する。

好ましい−の具体例においては、処理チャンバーは、既に記述したように、分離 可能なスプール及びボウル要素を含む。

本発明の他の−の面は、処理チャンバーへ又は処理チャンバーから液体を移送す るチューブの一部を解放可能に受け入れるホルダーを提供する。該ホルダーは、 チャンバーがその作動配置において回転しているときには、液体を案内するため に処理チャンバーに隣接させてチューブの第１の部分を保持する第１の配置をと る。該ホルダーは、アクセス配置にあるときには、使用者が処理チャンバーへア クセスすることを許容するために、チューブの第１の部分から独立の及び処理チ ャンバーから間隔を空けて離れた第２の配置をとる好ましい−の具体例において は、処理チャンバーは、チャンバーを処理できるところである表面領域を含む。

この配列においては、処理チャンバーがその作動配置にあるとき、アクセス領域 は一般に下方へ配向している。処理チャンバーがそのアクセス配置にあるとき、 アクセス面は一般に上方へ配向している。第１のホルダーは、処理チャンバーの 上方に配置され、それによって、それが作動配置にあるときには、アクセス面は 一般に離れる方に面している。同様に、処理チャンバーがそのアクセス配置にあ るときには、アクセス面は、一般に第１のホルダーの方に面している。

好ましい配列においては、遠心機はまた、処理チャンバーのアクセス面上の第２ のホルダーをも含む。第２のホルダーは、液体をチャンバーへ又はチャンバーか ら移送するためのチューブの第１の部分と連通ずる、チューブの第２の部分を解 放可能に受け入れるために作動する。アクセス表面上に配置されて、第２のホル ダーは、処理チャンバーがその作動配置にあるときには第１のホルダーから離れ る方に面しており、処理チャンバーがそのアクセス配置にあるときには第１のホ ルダーの方に面している。

好ましい具体例においては、遠心機はまた、液体をチャンバーへ又はチャンバー から移送するための、第１及び第２のチューブ部分の間に存しそれらと連通ずる 第３のチューブ部分を受けるものである、第３のホルダーをも含む。第３のホル ダーは、第３のチューブ部分を軸方向にしかし第１の軸からは離して、配向させ る。

この好ましい具体例において、遠心機は枠を含む。第１のホルダーは、線棒に取 りつけられている。第１の駆動装置が、第３のホルダーを線棒に対して第１の回 転速度にて回転させる。作動配置にあるとき、第２の駆動装置が処理チャンバー 及びそれと共に第２のホルダーを、第１の回転速度の２倍である第２の回転速度 で枠に対して回転させる。これは、回転の間チューブが捩じれるのを防止し、回 転シールの使用を回避する。

本発明の特徴及び利点は、次の記述、図面及び請求の範囲より明らかとなろう。

図面の簡単な説明 図１は、遠心機アセンブリーの回転要素を担持し、関連する液体処理チャンバー を取り付けるために引出しが開いた配置で示されている、本発明の特徴を具体化 する処理システムの側面立面図であるり、 図２は、通常の処理操作の間のように、該引出しが閉じられた状態の、図１に示 された処理システムの前面透視図であり、図３は、遠心機アセンブリーの引出し 及び回転要素の分解した透視図であり、 図４、懸架された作動配置において示されている遠心機アセンブリーの回転要素 の拡大した透視図であり、図５は、図４の線５−５に一般的に沿って取った、遠 心機アセンブリーの回転要素の側面断面図であり、図６は、閉じた状態で示され ている引出し内に収容された遠心機アセンブリーの回転要素の、部分的に破り去 った及び断面における、側面立面図であり、 図７は、遠心機アセンブリーに関連した請取り付は部材の拡大した側面立面図で あり、 図８は、ゼロオメガホルダー及び関連した上側線取り付は部材の拡大した透視図 であり、 図８Ａは、関連するラッチ部材が引き上げられた配置にある状態の、ゼロオメガ ホルダーの代替的な具体例の拡大した透視図であり図８Ｂは、関連するラッチ部 材が下げられた配置にある状態の、図８Ａに示されたゼロオメガホルダーの該代 替的な具体例の拡大した透視図であり、 図９は、図７における線９−９に一般的に沿って取った、上側調ブロックの上面 断面図であり、 図１０は、遠心機アセンブリーの回転要素のための、駆動装置制御装置の概要図 であり、 図１１は、部分的に開かれた状態で示されている引出し内に収容された遠心機ア センブリーの回転要素の、部分的に破り去った及び断面における、側面立面図で あり、 図１２は、完全に開かれた状態で示されている引出し内に収容された遠心機アセ ンブリーの回転要素の、部分的に破り去った及び断面における、側面立面図であ り、 図１３は、関連する処理チャンバーを取り付は及び取り外すために遠心機アセン ブリーが直立して開いた状態の、完全に開かれた状態で示されている引出し内に 収容された遠心機アセンブリーの回転要素の、部分的に破り去った及び断面にお ける、側面立面図であり図１４は、遠心機アセンブリーに関連した引出しインタ ーロックの概要図であり、 図１５は、関連する処理チャンバーを取り付は又は取り外すために引き上げられ た配置で示された、遠心機アセンブリーの回転要素の拡大した透視図であり、 図１６は、遠心機アセンブリーの回転要素を作動配置と引き上げられた配置との 間で回動させるものである、揺動係止アセンブリーの係止ピン要素の透視的分解 図であり、図１７は、その作動配置と引き上げられた配置との間で遠心機アセン ブリーの回転要素を回動させるものである、揺動係止アセンブリーの全体の透視 的分解図であり、 図１８Ａ、１８Ｂ及び１８Ｃは、揺動係止アセンブリーの作動を示す一連の側面 断面図であり、 図１９は、図１５の線１９−１９に一般的に沿って取った、引き上げられた配置 にあるときの、遠心機アセンブリーの回転要素の側面断面図であり、 図２０は、引き上げられた且つ開いた配置にあるときの、遠心機アセンブリーの 回転要素の側面断面図であり、図２１は、遠心機アセンブリーをその開いた及び 閉じた配置に移動させそして固定するための、並びに調を処理チャンバーの近く で挟むための機構の、部分的に破り去った及び断面における、拡大した分解透視 図であり、 図２２は、図２１に示された機構と関連したラッチ部材の、図２１の線２２−２ ２に一般的に沿って取った側面断面図であり、図２３及び２４は、図２１に示さ れた機構と関連したラッチ部材の作動を示す側面断面図であり、 図２５は、遠心機アセンブリーをその開いた及び閉じた配置に移動させそして固 定するための、並びに鯛を処理チャンバーの近くで固定するための、部分的に破 り去った及び断面における、拡大した分解透視図であり、 図２６及び２７は、図２５に示された機構の作動を示す、側面断面図であり、 図２８は、使用前に遠心機スプール上に巻き掛けられつつある、処理チャンバー の透視図であり、 図２９は、使用のために遠心機スプール上に巻き掛けられた処理チャンバーの透 視図であり、 図３０は、使用のために処理チャンバーを保持しそして遠心ボウル内に配置され ている遠心機スプールの、部分的に破り去った透視図であり、 図３１は、使用のために処理チャンバーを保持しそして遠心機ボウル内に配置さ れている遠心機スプールの、図３０の線３１−３１に一般的に沿って取った上面 断面図であり、図３２は、その上に処理チャンバーが取り付けられるものである 、交換可能の遠心機スプールアセンブリーの分解透視図である。

好ましい具体例の説明 図１及び２は、本発明の特徴を具体化した遠心処理システム１０を示す。該シス テム１０は、種々の液体を処理するために使用することができる。該システム１ ０は、傷害を受けやすい全血及び他の細胞材料の処理に特によく適している。従 って、図示した具体例は、この目的に使用されるシステムｌＯを示す。

システム１０は、遠心機アセンブリー１２及び関連する液体処理アセンブリー１ ４を含む。遠心機アセンブリー１２は、耐久性の装置項目である。液体処理アセ ンブリー１４は、処理手順を開始する前に使用者が（図１が一般的に示すように ）遠心機アセンブリー１２に取り付け、手順の完了時に遠心機アセンブリー１２ から取り除く、−回使用の、ディスポーザブルな品目である。

遠心機アセンブリー１２は、キャビネット１８内に回転のために取り付けられた 遠心機１６を含んでなる。使用者は、キャビネット１８を関連する車輪２０に載 せて操り運搬する。そのコンパクトな形態のため、遠心機アセンブリー１２はま た、卓上ユニットとして作ることもできる。

図１及び２が示すように、キャビネット１８は、遠心機１６を保持するスライド 式引出し３６を含む。図１が示すように、使用者は、処理チャンバー２２を挿入 し及び取り除（ために遠心機１６に入るため、引出し３６を開ける。図２が示す ように、使用者は、処理操作を実施するときには引出し３６を閉じる。

処理アセンブリー１４は、回転のために遠心機１６上に取り付けられた処理チャ ンバー２２を含んでなる（図１が示すように）。関連する液体回路２４は、液体 を、処理チャンバー２２へ及び処理チャンバー２２から移送する。液体回路２４ は、数個の液体容器２６を有する。図２が示すように、使用においては、容器２ ６はキャビネット１８の外側の支柱から懸架される。液体回路２４は、キャビネ ット１８の表面上の数個の螺動ポンプ２８及びクランプ３０を通過する。液体回 路２４は、キャビネット１８内に取り付けられた処理チャンバー２２へと至るア クセス開口１００に入る。示された具体例においては、液体回路２４は処理チャ ンバー２２を容器２６と予め連結し、大気との連通の閉ざされた、一体の、無菌 的なユニットを形成している。

遠心機アセンブリー　１．２は、処理制御装置３２を含み、その種々の詳細は図 １０及び１４に示されている。処理制御装置３２は、遠心機１６の作動を調和さ せる。処理制御装置３２は、処理手順に関係する情報を受け取りそして表示する ために、好ましくは入力／出力端末３４を使用する。

以下の部は、遠心機アセンブリー１２、処理アセンブリー１４、及び処理制御装 置３２の更なる詳細を開示する。

１、　遠心機アセンブリー Ａ、　１オメガ架台及び２才メガチャンバー図３が示すように、遠心機１６は、 可撓性の隔離取り付は台４４上に取り付けられたプレート４５を支持する基礎４ ２を含む。可撓性の取り付は台４４は、これらのプレートに取り付けられた構成 要素によって引き起こされる振動を減衰させることによって、プレート４５上に 取り付けられた構成要素を遠心機１６の残りから構造的に単離する。プレート４ ５上に取り付けられた構成成分は、遠心機１６の隔離された主要部を構成する。

回転しない外側ハウジング又はパケット４６が、プレート４５上に取り付けられ ている。パケット４６は、静止した架台４８を囲い込んでおり、後者は今度は遠 心機１６の回転する構成要素を支持している。

図４及び５が一層詳細に示すように、回転する構成要素はヨークアセンブリー５ ０及び遠心機チャンバー５２を含む。ヨークアセンブリー５０は、第１の駆動軸 ５４上を、架台４８上において回転する。チャンバーアセンブリー５２は、ヨー クアセンブリー５０上において第２の駆動軸５６上を回転する。回転チャンバー アセンブリー５２は、処理チャンバー２２を含む。

ヨークアセンブリー５０は、ヨーク基礎５８、一対の直立したヨーク腕６０、及 び該腕６０の間に取り付けられたヨーク横断部材６２を含む。基礎５８は、第１ の駆動軸５４に取り付けられており、該軸は、軸受要素６４上を静止架台４８の 周りに回転する。第１の電気的駆動装置６６は、ヨークアセンブリー５０を第１ の駆動軸５４上に回転させる。

チャンバーアセンブリー５２は、第２の駆動軸５６に取り付けられており、該軸 は、ヨーク横断部材６２にある軸受要素６８上を回転する。第２の駆動軸５６及 び軸受要素６８は、ボール軸受７０上を一体として回転する。第２の電気的駆動 装置７２は、遠心機チャンバーアセンブリー５２を第２の駆動軸上に回転させる 。

第１の電気的駆動装置６６及び第２の電気的駆動装置７２は、各々永久磁石、ブ ラシレス直流モーターよりなる。図５が示すように、静止架台は第１のモーター ６６の界磁コイル７４を保持し、一方ヨーク基礎５８は第１のモーター６６の電 機子又はローターを含んでなる。ヨーク横断部材６２は、第２のモーター７２の 界磁コイル７４を保持し、一方チャンバーアセンブリー５２は、関連する電機子 又はローターを含んでなる。

図示されたそして好ましい具体例においては、第１の電動モーター６６は、所定 の回転速度（これを「ｌオメガ」と呼ぶ。）でヨークアセンブリー５０を回転さ せる。第２の電動モーター７２は、第１の電動モーター６６と同じ回転速度で、 回転するヨークアセンブリー５０と同じ方向にそして同じ軸の周りに、チャンバ ーアセンブリー５２を回転させる。結果として、静止（すなわち回転しない又は 「ゼロオメガ」）位置から見たとき、チャンバーアセンブリー５２は、ヨークア センブリー５０の回転速度の２倍（これを「２オメガＪと呼ぶ。）で回転させる 。

Ｂ、　ゼロ、１及び２オメガにおける腑取り付は部材図６乃至９が示すように、 処理チャンバー２２及び処理容器２６に連結している液体回路２４は、１１７６ を形成するよう結合された別々のチューブ７４よりなる。液体は、処理チャンバ ー２２へと及び処理チャンバーからこれらのチューブ７４を通って流れる。

図６及び７が最もよく示すように、遠心機１６は、遠心機１６上に間隔を開けて 離してゼロオメガ、ｌオメガ及び２才メガ位置に配置された数個の屑取り付は部 材７８．８０．８２、及び８４を含む。取り付は部材７８．８０．８２、及び８ ４は、！ｌ１１７６の上側、中間、及び下側部分を固定し、処理操作の間それを 逆りエスチョンマーク形状に保持する。

第１の鴫取り付は部材７８は、遠心機１６の回転軸上且つこれに心合わせされた ゼロオメガ位置に取り付けられたホルダー８６の部分である。取り付は部材７８ は、１１７６の上側部分を回転に抗してこの位置に保持する。

図３及び６が最も良く示すように、ゼロオメガホルダー８６は支持枠８８を含み 、線棒はそれ自身、隔離されたプレート４５に取り付けられている。ゼロオメガ ホルダー８６は、従って、遠心機１６の隔離された主要部の一部を形成する。

ピン９０が、ゼロオメガホルダー８６の一端を支持枠８８に取り付けている。ホ ルダー８６はこのピン９０上を、遠心機１６の回転軸に沿って回動する（図３に おいて矢印で一般的に示したように）０バネ９２は、通常、ホルダー８６を遠心 機１６の回転する構成要素５０及び５２から離れるように付勢している。ソレノ イド作動ラッチピン９４は、通常、図６に示された作動配置にホルダー８６を係 止する。代わりとして、ホルダー８６は、慣用のオーバーセンター・トラブル機 構（示さず）その他を使用して作動配置に手動で係止することができることを認 識しなければならない。

ゼロオメガホルダー８６は、その反対端にローラー部材９６を有する。ローラー 部材は、軸９８上を回転する。ローラー部材９６は、鯛がアクセス開口１００を 通ってキャビネット１８に入るときに１！１７６を受けるために、その中間部分 （図８を参照）において削られている。

図７及び８が最も良く示すように、第１の請取り付は部材７８は、ローラー部材 ９６に隣接して配置されている。取り付は部材７８は、ＷＩ４７６によって担持 された上側ブロック１０２を捕捉する、ホルダー８６内の通路を含んでなる。作 動配置に係止されたとき（図６を参照）、ゼロオメガホルダー８６は、＃７６に 張力をかけ、それによって上側請ブロック１０２を取り付は部材７８内に納まら せる。

図７乃至９に示された具体例においては、上側調ブロック１０２は、一般的に６ 角形の形状である。取り付は部材もまた、ブロック１０２と嵌合するよう６角形 の形状を与えられている。請ブロック１０２を取り付は部材７８内に納まらせる ために他の底台形状が使用できることは認識されなければならない。

図８Ａ及び８Ｂは、ゼロオメガホルダー８６の代わりの具体例を示す。図７及び ８に示されたホルダー８６と同様に、ホルダー８６°は、ピン９０′上の回動の ために支持枠８８（図８８Ａ及び８８Ｂにおいては示さず）に取り付けられてい る。図７及び８に示されたホルダー８６とやはり同様に、ホルダー８６′は、ロ ーラー部材９６′及びこれに隣接して配置された鯛取り付は部材７８′を有する 。これらの構成成分の機能は、前述の通りである。

図７及び８に示されたホルダー８６とは異なり、ホルダー８６′は、上側調ブロ ック１０２を取り付は部材７８′内に挟み込むための機構を含む。該機構は変化 させることができる一方、図示した具体例においてそれはホルダー８６゛上での 回動のためにピン２５２に取り付けられたラッチ部材２５０を含んでなる。図８ Ａは、上側請ブロック１０２を受け入れるために引き上げられた配置の、取り付 は部材７８°を開いたラッチ部材２５０を示す。図８Ｂは、下げられた配置の、 取り付は部材７８′を覆いモして請ブロック１０２をその中に保持しているラッ チ部材２５０を示す。図８Ｂが示すように、ラッチ部材２５０は、ラッチ部材２ ５０が下げられたときに１１７６の通過を受け入れる削られた領域を含む。

ラッチ部材２５０上の一対の弾力のあるタブ２５６は、ラッチ部材２５０をその 下側配置において解放可能に係止するために、ホルダー８６゛のラッチ部材２５ ０のアンダーカット２５８内に嵌合する。弾力のあるタブ２５６の上の領域２６ ０を手で圧迫することによって、それらはアンダーカット２５８から解放される 。

第２及び第３の屑取り付は部材８０及び８２は、ヨーク横断部材６２上に担持さ れた１オメガホルダー１０４の一部を形成する。取り付は部材８０及び８２は、 ！１１７６の中間部をヨーク横断部材６２に固定する、間隔をあけたスロット付 き開口の形態をとる。Ｉ！１７６の中間部は、スロット付きの第２及び第３の取 り付は部材８０及び８２内にスナップ嵌合する（図４及び７を参照）、一対の、 間隔を開けた弾力のあるブツシュ１０６を担持している。スロット付き取り付は 部材８０及び８２は、請ブツシュ１０６がそれらの中で回転することを許容する が、しかしそれ以外は、ヨークアセンブリー５０が回転しているときＩ！１１７ ６を固定する。ヨーク横断部材６２は、１オメガホルダー１０４の反対側に、釣 合いおもり１３０を担持している。

第４の屑取り付は部材８４は、処理チャンバーアセンブリー５２の２オメガホル ダーの一部を形成する。図１５及び１９に最もよく示されているように、取り付 は部材８４は、Ｉ！１７６に担持された下側ブロック１１０を捕捉するクランプ を含んでなる。クランプ取り付は部材８４は、チャンバ−２２自体が回転してい るときに１Ｉ７６の下側部分を回転させるよう、下側ブロック１１０を把持する 。

図示された具体例において（図１９を参照）、下側澗ブロック１１Ｏは（上側調 ブロック１０２と同様に）、一般的に６角形の形状が与えられている。クランプ 取り付は部材８４もまた、その中に納められている下側ブロック１１０と嵌合す るように形状が与えられている。先に指摘したように、クランプ取り付は部材８ ４内に調ブロック１１０を納めるために、他の嵌合形状もまた使用できることが 認識されなければならない。

第４の請取り付は部材の更なる詳細は、以下に記述されよう。

ゼロオメガホルダー８６は、回転するヨーク及びチャンバーアセンブリー５０及 び５２の上において請の上側部分を無回転配置に保持する。ホルダー１０４は、 ！１１７６の中間部分をヨークアセンブリー５０を１オメガ速度で回転させる。

ホルダー１０８は１ｔ７６の下側末端をチャンバーアセンブリー５２の２オメガ 速度で回転させる。この相対的回転は、Ｉ！１７６を捩じれのない状態に維持す 、この方法で回転シールの必要を回避する。

Ｃ１１オメガ／２オメガ駆動制御 処理制御装ｆｔ３２は、ヨークアセンブリー５０とチャンバーアセンブリー５２ との間に所望の１オメガ／２オメガ関係を維持するための、全電気的同期的駆動 制御装置１１８４を含む。図１Ｏは、駆動制御装置１８４の詳細を示す。

図１Ｏが示すように、両モーター６６及び７２は、三相モーターである。但し、 所望により、二相又は他の多相モーターも使用できる。図示された三相配列にお いて、駆動制御装置１８４は、三相電力駆動装置１８６を含む。駆動制御装置１ ８４はまた、第１の三相電動モーター６６に関連した３個の整流子センサー１９ ０のための、整流制御装置１８８をも含む。

電力駆動装置１８６は、第２の電動モーター７２に仕える単一のスリップリング アセンブリー１９２を使用する。該スリップリングアセンブリー１９２は、各々 が第２のモーターの各種（図１Ｏにおいて、ＰＡ、ＰＢ及びＰＣで示した）に関 連した、３個のスリップリング（図１０において、ＲＡ、ＲＢ及びＲＣで示した ）を含む。

スリップリングＲＡ／ＲＢ／ＲＣは、電気のための導電手段として働く。変成器 結合のような、代わりの導電手段を使用することもできよう。

電力駆動装置１８６は、第１の電動モーター６６の３つの極ＰＡ／ＰＢ／ＰＣに 並列に接続された、３本の電力供給線（図１０においてＦＡ、ＦＢ及びＦＣで示 した）を含む。電力供給線ＦＡ／ＦＢ／ＦＣは、閉ループ方式で、所定の一定の １オメガ速度で第１のモーター６６を作動させる。

電力供給線Ｆ　Ａ／Ｆ　Ｂ／Ｆ　Ｃは、今度は、各々１個のスリップリングＲＡ ／ＲＢ／ＲＣを介して、第２の電動モーター７２０３つの極ＰＡ／ＰＢ／ＰＣに 並列に接続されている。スリップリングは、回転式電気的コネクターとして働き 、第１のモーター６６（一定の速度でそして閉ループ方式で作動する）と第２の モーター７２との間で電力を移転する。

両モーター６６及び７２の極ＰＡ／ＰＢ／ＰＣは直接−緒に並列に接続されてい るから、第２のモーター７２が第１のモーター６６と同期していないときはいつ でも位相差が発生する。この位相差は、２つのモーター６６及び７２を電力交換 させる。ローターによって発生される逆起電力（ｅｍｆ）電圧ベクトルと供給線 の電圧ベクトルとの間の位相に依存して、モーター６６及び７２は、供給線ＦＡ ／ＦＢ／ＦＣからローターへと（通常のモーター作用を介して）、又はローター から供給線Ｆ　Ａ／Ｆ　Ｂ／Ｆ　Ｃへと（発電作用を介して）、電力を移転する 。

一層具体的には、もし第２のモーター７２（チャンバーアセンブリー５２を回転 させている）のローターが、第１のモーター６６（ヨークアセンブリー５０を回 転させている）のローターより先に動いているならば、第２のモーター７２は発 電機となり、電力を第１のモーター６６に供給する。第１のモーター６６が一定 の速度で閉ループで作動していることから、この電力移転は、第２のモーター７ ２のローターを遅らせ、位相差を消失させる。

同様に、もしも第２のモーター７２のローターが第１のモーター６６より遅れて いるならば、第１のモーター６６は発電機となり、第２のモーター７２に電力を 供給する。この電力移転は、第２のモーター７２のローターを進め、やはり位相 差を消失させる。

この連続的な電力交換は、第２のモーター７２のローターに、第２のモーター７ ２のローターを進め又は遅らせる補正トルクをかける。いずれの場合においても 、補正トルクは第１及び第２のモーター６６及び７２の間のいかなる位相差をも 除去する。このことは、第２のモーター７２が、閉ループの、定速の第１のモー ターと同期して且つ同じ回転速度で作動することを維持する。

この配列は、チャンバーアセンブリー５２を、ゼロオメガに対して、正確に２オ メガすなわちヨークアセンブリー５０の１オメガ速度の２倍で回転させる。

次の表が示すように、上記の特徴を具体化する駆動制御装置１８４は、２又はよ り多くのモーターの間の実際上のいかなる速度比率をも維持するために使用する ことができる。

モーターｌ　モーター２　（モーター２：モーター１）駆動制御装置１８４は、 騒がしい且つ重い歯車のついた又はベルトのついた機械的機構なしに、又は複雑 で、過敏な電子的フィードバック機構なしに、連続的に所望の速度を維持する。

駆動制御装置１８４は、遠心機１６が、小型且つ軽量でありしかも信頼性が高く 且つ正確であることを許容する。

Ｄ、　遠心機引出し 遠心機引出し３６は、（プレート４５上に担持された）遠心機１６の全部の隔離 された主要部を、回転軸を横切って移動させる。引出し３６は、該隔離された主 要部を、作動の、（図２及び６に示された）囲い込まれた配置と（図１及び１２ に示された）使用者にアクセス可能な開かれた配置との間で、移動させる。

囲い込まれた配置にあるときは、キャビネット１８は、作動中の遠心機１６の隔 離された主要部を全ての側を覆っている。開かれた配置にあるときは、遠心機１ ８の隔離された主要部は、キャビネット１８から引き出される。使用者は、保守 点検のため、又はディスポーザブルの処理アセンブリー１４を簡便に且つ迅速に 取り付は及び取り外すために、遠心機１６の全ての側にアクセスすることができ る。

遠心機引出し３６は、種々の方法で構成することができる。図示した具体例にお いては（図３に最もよく示されているように）、遠心機基礎４２（これは可撓性 の隔離取り付は台４４上にプレート４５を支持する）は、キャビネット１８内の 軌道３８上に乗っている。引出し３６は、軌道３８上の移動のために隔離された 基礎４２に取り付けられたハウジング３４を含む。ハウジング３４は、囲い込ま れた配置と及び開かれた配置との間で軌道３８に沿って遠心機１６の全部の隔離 された主要部を移動させるために使用者が掴むものである、前面把手４０を有す る 制御装置３２は、使用者にアクセス可能な、引出し３６のためのラッチソレノイ ド１１６を操作するスイッチ１１４（図１を参照）を含む。ソレノイド１１６は 、遠心機１６をその囲い込まれた作動配置（図６を参照）に維持するために、引 出し３６を通常、係止している。好ましくは、処理制御装置３２は、遠心機モー ター６６及び７２に電力が供給されているいかなるときもソレノイド１１６が引 出し３６を脱係上するのを防止するものである、インターロック１１８（図１４ を参照）を含む。

インターロック１１８は、好ましくは、ラッチピン９４をゼロオメガホルダー８ ６とのその保合位置に保持しく図６も示すように）、処理操作の間ホルダー８６ をその作動配置に維持する。

遠心機モーター６６及び７２に電力が供給されていないとき、スイッチ１１４の 操作は、（図１１が示すように）ソレノイド１１６をその脱係正位置へと動かす 。これは引出し３６を自由にし、使用者が遠心機１６に入ることを許容する。ま た、ラッチピン９４が後退し、ゼロオメガホルダー８６を支持枠８８上での回動 に関して自由にする。

図１１及び１２が示すように、使用者が引出し３６を開き、遠心機１６の隔離さ れた主要部をそのアクセス配置へ移動させるとき、ゼロオメガホルダー８６上の ローラー部材９６は内側ランプ１１２にそってキャビネット１８内を移動する。

引出し３６が開くと、ランプ１１２は、バネ９２の付勢力に逆らってゼロオメガ ホルダー８６を押し下げ、ローラー部材９６をアクセス開口１００内へと、そし てこれを通って、案内する。

遠心機１６の隔離された主要部が（図１２が示すように）一旦その開かれた配置 に入ると、使用者は、上側調ブロック１０２を取り付は部材７８から自由にする ために、バネによって付勢されたゼロオメガホルダー８６に下向きの力を加える ことができる。ブロック１０２から一旦自由にされると、付勢バネ９２は、図１ ２において破線でそして図１３において実線で示したように、ゼロオメガホルダ ーを完全に持ち上がった、逸れた配置へと回動させる。

後で一層詳細に記述するように、ランプ１１２はまた、ゼロオメガホルダー８６ をその通常の作動配置に戻すために引出しが閉まるとき、ローラー部材９６を案 内する働きもする。

Ｅ、　２才メガチャンバーアセンブリー図１３が示すように、キャビネット１８ の外で一旦遠心機１６がそのアクセス可能配置を占めると、使用者は、処理チャ ンバー２２を取り付は及び取り外すのに便利な直立配置へと、全処理チャンバー アセンブリー５２をヨーク横断部材６２の周りに回動させることができる（図１ もこれを示す）。図１３も示すように、一旦直立位置に入ると、使用者は、取り 付は及び取り外し操作を更に単純化するために、更に全処理チャンバーアセンブ リー５２を開くことができる。

１、　取り付けのためのチャンバーアセンブリーの回動図１５乃至１８Ａ／Ｂ／ Ｃは、処理チャンバー５２をその直立配置へと動かすための回動アセンブリー１ ９４の詳細を示す。

回動アセンブリー１９４は、ヨーク横断部材６２をヨーク腕６０の間に懸架する 。横断部材６２上に担持された２オメガチヤンバーアセンブリー５２は、それに よって、下向きの懸架された配置（図４に示されている）と直立配置（図１５に 示されている）との間で回転する。

作動しているときは、チャンバーアセンブリー５２は、懸架位置を占めている。

使用者は、遠心機１６の単離された主要部をキャビネット外でアクセス可能な開 いた配置に置いた後、処理チャンバー２２を取り付は及び取り外すためにチャン バーアセンブリー５２を直立配置に置く。

チャンバー５２のための回動アセンブリー１９４は、種々の代わりの方法で構成 することができる。図１５乃至１８Ａ／Ｂ／Ｃは、好ましい具体例の詳細一つを 示している。他の側は同じ仕方で構成されることから、これらの図は、回動アセ ンブリー１９４の片側のみを示している。

回動アセンブリー１９４は、一対の左及び右ピボットピン１９６を含む。軸受１ ９８は、回動ビン１９６をヨーク腕６０上に担持する。保持器ブラケット２００ が、各ピボットビン１９６をヨーク横断部材６２に固定している。

回動アセンブリー１９４は、ピボットピン１９６上のチャンバーアセンブリー５ ２の回転の程度及び速度を調節するために揺動係止アセンブリー２０２を使用し ている。揺動係止アセンブリー２０２は１．各ピボットビン１９６の末端に固定 された回転カム２０４を含む。各カム２０４は、両側の第１及び第２の滑り止め 、それぞれ２０８．２１０に終わる切り欠いた円弧状の溝２０６を含む（図１６ を参照）。溝２０６は、ピボットアセンブリー１９４上でのチャンバーアセンブ リー５２の回転の範囲を規定する。

揺動係止アセンブリー２０２はまた、各ヨーク腕６０の上端に担持された左及び 右係止ビン２１２をも含む。各係止ピン２１２は、関連するカム２０４の内部溝 ２０６内に乗る末端キー２１４を有する。各係止ピン２１２の反対端は、直立し たヨーク腕６０の上端に、使用者による操作のための調節ボタンを形成している 。

使用者は、持ち上がった配置（図１８Ａ及び１８Ｃを参照）と下ろされた配置（ 図１８Ｂを参照）との間で、各係止ピン２１２を独立に動かすことができる。揺 動係止アセンブリー２０２は、通常各係止ピン２１２をその直立配置へと付勢す るためにバネ２１８を使用している。

直立配置にあるとき、各係止ピン２１２の末端キー２１４は、各カム２０４の回 転位置に依存して、関連するカム２０４の第１の滑り止め２０８又は第２の滑り 止め２１０のいずれかの中に捕らえられている。滑り止め２０８／２１０のいず れかに捕らえられているときは、末端キー２１４は、関連するカム２０４の更な る回転を阻止する。その持ち上がった配置にあるときは、末端キー２１４は、チ ャンバーアセンブリー５２をその直立した取り付は配置又はその懸架された作動 配置へと係止する。

より具体的には、第１の滑り止め２０８が（図１８Ａが示すように）係止ピン２ １２の少なくとも一つの末端キー２１４を捕らえているとき、係止されたカム２ ０４は、チャンバーアセンブリー５２を（図４が示すように）その懸架された作 動配置に保持する。第２の滑り止め２１０が（図１８Ｃが示すように）係止ピン ２１２の少なくとも一つの末端キー２１４を捕らえているとき、係止されたカム ２０４は、チャンバーアセンブリー５２を（図１５が示すように）その直立した 取り付は配置に保持する。

使用者が（図１８Ｂが示すように）係止ピン２１２を押し下げるとき、末端キー ２１４は滑り止め２０８／２１０から出て溝２０６に入り、関連するカム２０４ を溝２０６の限界内における回転のために自由にする。両係止ピン２１２の末端 キー２１４をそれらの関連する滑り止め２０８／２１０から自由にすることによ って、使用者は、チャンバーアセンブリー５２をその作動配置と取り付は配置と の間で回動させる。一つの滑り止め配置から他への回転に際して、付勢するバネ ２１８は、各係止ピン２１２の末端キー２１４を他の滑り止め内に、それが各末 端キー２１４と一直線となったとき、自動的にスナップ止めし、それによってチ ャンバーアセンブリー５２を該他の滑り止め位置に自動的に係止する。

図示したそして好ましい具体例において、揺動係止アセンブリー２０２はまた、 各カム２０４に関連した付勢バネ２２０をも含む。

バネ２２０は、第２の滑り止め２１０が係止ピン２１２の末端キー２１４を捕ら えるところである、図１８ｃに示された位置へとカム２０４を回転方向に付勢す る。−緒に、バネ２２０は、チャンバーアセンブリー５２をその引き上げられた 取り付は配置へと付勢するこの配列においては、チャンバーアセンブリー５２が その下向きの作動配置にある状態で両係止ピン２１２を押し下げることによって （図１８Ａを参照）、自由になったカム２０４は、チャンバーアセンブリー５２ をバネ２２０に応答してその引き上げられた取り付は配置へと自動的に揺動させ る（図１８０）。

揺動係止アセンブリー２０２はまた、各バネに補助されたカム２０４と関連した 制動円柱２２２をも含む。制動円筒２２２は、各カム２０４の外向きに半径方向 にテーパ付きの制動表面２２６を持続的に押すバネ又は圧作動ピン２２４を有す る。それがテーパ付きの制動表面２２６に乗っているため、ピン２２４は、第１ の滑り止め２０８（下向きの作動配置）から第２の滑り止め２１Ｏ（引き上げら れた取り付は配置）へと動く、各カム２０４のバネに補助された回転に対して漸 進的に抵抗する。ピン２２４のこの漸進的抵抗は、ピン２２４が（図１８Ｂが示 すように）ランプ２２６の最も外側の半径に乗るとき、アセンブリ・−５２の回 動運動（懸架された作動配置から約１００°の回転量である）を緩やかにする。

使用者は次いで、（図１８Ｃが示すように）保持ノツチ２１６内へとピン２２４ を滑り込ませるため、処理チャンバー５２を引いてそれを追加の約３０°回転さ せる。そこで、各係止ピン２１２の付勢バネ２１８は、末端キー２１４を第２の 滑り止め２１０内へとスナップ止めし、チャンバーアセンブリー５２をその引き 上げられた取り付は配置に係止する。

チャンバーアセンブリー５２がその引き上げられた配置に置かれた状態で、使用 者は両係止ピン２１２を同時に押し下げることができる。チャンバーアセンブリ ー５２は、ピン２２４がノツチ２１６のランプ部２１７に当接するまで、約３０ °回転する。使用者は次いで、第２の滑り止め２１０との係合なしに係止ピン２ １２をを離し、そしてピン２２４を保持ノツチ２１６から自由にするために手で チャンバーアセンブリー５２を回動させることが自由にできる。

付勢バネ２２０の作用に逆らう更なる回転は、チャンバーアセンブリー５２を作 動配置へと戻す。そこで、各係止ピン２１２の付勢バネ２１８は末端キー２１４ をカム２０４の第１の滑り止め２０８内にスナップ止めし、処理の間この配置か ら更に回転することを阻止する。

図１５が示すように、回動アセンブリー１９４及び関連する構成要素を囲い込む ために、ヨーク腕６０の各側に保護カバー２２１が好ましくは取り付けられる。

この保護カバー２２１は、説明を単純にするために、図のいくつかにおいては除 去され又は切除されている。

２、　取り付けのためのチャンバーアセンブリーの開放図１３．１９及び２０が 示すように、その引き上げられた配置に係止されているとき、使用者はまた、図 １に示された仕方で交換可能の処理チャンバー２２を取り付は又は取り外すため に処理アセンブリー５２を開（こともできる。

この目的のため、チャンバーアセンブリー５２は、その中に内側スプール１３０ を担持した回転する外側ボウル１２８を含む。使用においては、内側スプール１ ３０は処理チャンバー２２を保持する。内側スプール１３０は、スプール１３０ 上へのチャンバー２２の取り付は及び除去を許容するよう、外側ボウル１２８内 へ及び外へと入れ子関係に移動する。

外側ボウル１２８は、一般的に円筒状の内側表面１３２を有する。内側スプール １３０は、外側ボウル表面１３２内に入れ子関係に嵌合する外周表面１３４を有 する（図９を参照）。円弧状の通路１３６が、２つの表面１３２及び１３４の間 に延びる。スプール１３０上に取り付けられたとき、処理チャンバー２２は、こ の通路１３６を占める。スプール１３０は、好ましくは、通路１３６内に処理チ ャンバー２２を配向させるために、上部及び底部フランジ１３８を含む。

遠心機アセンブリー１２は、内側スプール１３０を外側ボウル１２８内へ及び外 へと移動させるための機構を含む。該機構は、種々に構成することができ、図１ ９乃至２４は、好ましい具体例の一つを示している。

図１９及び２０が示すように、外側ボウル１２８は、第２の駆動軸５６に結合し ている。内側スプール１３０は、中心ハブ１４０を含む。スプール軸１４２は、 ピン１４４によってハブ１４０に固定されている。スプール軸１４２は、第２の 駆動軸５６内の開いた穴に、入れ子関係に嵌合している。

スプール軸１４２の外側表面は、（図２１が最もよく示すように）６角形の形状 を有している。第２の駆動軸５６の底部１４６における内部穴は、嵌まり合う６ 角形の形状を有している。該嵌まり合う６角形の各表面は、第２の駆動軸５６に よる共通の回転のために、スプール１３０をボウル１２８に結合する。

該配列においては、内側スプール１３０は、（図１９が示すような）外側ボウル １２８内の下げられた作動配置と、（図２０が示すような）外側ボウル１２８外 の引き上げられた取り付は配置との間で、第２の駆動軸５６にそって移動可能で ある。図２１が最もよ（示すように、ハブ１４０は、好ましくは、使用者がスプ ール１３０を上げ下げするのに容易に把持することができる把手の形状をとる図 １９及び２０が示すように、スプール軸１４２は、下側滑り止め１５０及び上側 滑り止め１５２を有する軸方向のキー溝１４８を含む。キー溝１４８は、ボウル １２８内におけるスプール１３０の上下移動の範囲を規定する。

ボウル１２８は、第２の駆動軸５６の開いた穴の中へ延びる滑り止めピン１５４ を含む。バネ１５６が、滑り止めピン１５４をキー溝１４８内へと付勢し、そこ でそれは、使用者がスプール１３０を上げ下げするとき、下側及び上側滑り止め １５０及び１５２と解放可能な係合に入り又はそれから出る。

この配列において、上側滑り止め１５２が、（図１９が示すように）バネに付勢 されたピン１５４と係合するとき、スプール１３０は、その下げられた作動配置 に解放可能に保持される。下側滑り止め１５０が、（図２０が示すように）バネ に付勢されたピン１５４と係合するとき、スプール１３０は、引き上げられた取 り付は配置に解放可能に保持される。使用者によって加えられる通常の引き上げ 及び引き下げ外力は、バネ１５６の付勢力に打ち勝って、これら２つの限定され た位置の間でスプール１３０を容易に上下動させるスプール１３０がその引き上 げられた配置に係止された状態で、使用者は、（図１が示すように）スプールの 外周表面１３４に処理チャンバーを巻き掛けることができる。スプール１３０が その下げられた配置に係止された状態において（図１９を参照）、巻き掛けられ た処理チャンバー２２は、スプール１３０とボウル１２８との間の通路１３６内 に挟み込まれる。チャンバーアセンブリー５２の回転は、処理チャンバー２２を 通路１３６内において遠心力にさらす。

係止機構１５８は、チャンバーアセンブリー５２がその下向きの懸架された作動 配置において回転しているときに、スプール１３０がボウル１２８から落下する のを防止する。

機構１５８は、ボウル１２８に固定された係止ピン１６０を含む。係止ピン１６ ０の先端は、ハブ１４０の通路１２０を通って出る。該先端はノツチ１２２を含 む。

図２１及び２２が示すように、ラッチ部材１２４はハブ１４ｏの把手末端上の軌 道１２６上をスライドする。係止ピン１６０のノツチのある先端は、ラッチ部材 １２４の細長いスロット１６２を貫通する。バネ１６４は通常、ハブ１４０の把 手末端上の前方配置へとラッチ部材１２４を付勢している。（図２４に示された ）この配置においては、ノツチ１２２はスロット１６２の後方縁１６３と係合し ている。この係合は、スプール１３０をボウル１２８に固定する。ラッチ部材１ ２４は、使用中に遠心力がそれを開かないよう、質量的に平衡させである。

図２３が示すように、ラッチ部材１２４を後方に滑らせることは、ノツチ１２２ を後方スロット縁１６３から自由にする。これはスプール１３０をボウル１２８ から解放し、使用者がスプール１３０を前述の仕方でボウル１２８から引き上げ ることを許容する。

図１９乃至２４に示された具体例においては、スライドするラッチ部材１２４は また、２オメガ調クランプ取り付は部材８４の一部をも形成する。図２１及び２ ３が示すように、ラッチ部材１２４を後方へスライドさせることは、下側談ブロ ック１１０を受けるために取り付は部材８４を開く。バネに助けられたラッチ部 材１２４の（図２４に示された）前方配置への復帰は、下側調ブロック１１０を 取り付は部材８４内に捕捉する。付勢バネ１６４はまた、処理操作の間取り付は 部材内にブロック１１０を挟み込むために閉じられたラッチ部材１２４を保持す る。

この配列においては、係止ピン１６０は、好ましくは、ラッチ部材１２４を操作 することなく後方スロット縁１６３からノツチ１２２を自由にするために、（図 ２４において破線が示すように）使用者によって弾力的にそらされるに十分可撓 性である。これは、（図１３が示すように）下側調ブロックを自由にすることな く使用者がスプール１３０をその引き上げられた配置へと引き上げることを許容 する。

図２２及び２３がまた示すように、ラッチ部材１２４は、後方スロット縁１６３ をハブ把手の後方縁１６６に対する係合へと落とし込むために、軌道内を好まし くは垂直に移動可能である。これは、付勢バネ１６４の作用に逆らって、使用者 がラッチ部材１２４をその後方配置に一時的に固定し、１１７６を取り付けるた めに使用者の両手を自由にすることを許容する。上方に引き上げることは、後方 スロット縁１６３を自由にし、バネ１６４がラッチ部材１２４をその前方挟み込 み位置へと復帰させることを許容する。

図２５乃至２７は、スプール１３０のための代わりの係止機構１５８を示す。こ の配列においては、第２の駆動軸５６は、アンダーカットラッチ溝１６８を含む 。ハブ１４０は、（図２６が示すよう）ラッチ溝から脱係合した配置との間の回 動運動のためのピン１７２に担持されたラッチ爪１７０を収容する。

ハブ１４０は、ラッチ爪１７０として作動するリンク１７４を担持する。リンク １７４は、ラッチ爪１７０と結合した鉤のある末端１７６及びラッチレバー１８ ２に担持されたカム１８０の通路に配置されたピン末端１７８を有する。ピン２ ８８が、ラッチレバー１８２を、（図２５及び２７に示された）ラッチが掛かっ ていない配置と（図２６に示された）ラッチ配置との間での回動運動のために、 ハブ１４０に取り付けている。

バネ２３０は通常は、ラッチレバー１８２がそのラッチが掛がっていない配置に あるときラッチ爪１７０をその脱係合配置に維持するよう、リンク１９０を付勢 している。この配向において、使用者は、前述の仕方でスプール１３０を自由に 引き上げることができるスプール１３０がその下げられた配置にある状態で、ラ ッチレバー１８２のラッチ位置への移動は、カム１８０をピン末端１７８と接触 させる。ピン末端１７８を押し下げることは、今度は、リンク１７４をバネ２３ ０の付勢力に逆らって動かし、ラッチ爪１７０を回動させてラッチ溝１６８と保 合配置に入らせる。この配向においては、ラッチ爪１７０とラッチ溝１６８の間 の干渉は、スプール１３０の、第２の駆動軸に沿った軸方向の移動を阻止する。

ラッチレバー１８２がそのラッチ配置にあるときに、バネに付勢されたピン２３ ２は、ラッチレバー１８２の滑り止め２３４と解放可能に係合する。ピン２３２ は、ラッチ配置から出るラッチレバー１８２の動きに対して、解放可能に抵抗す る。ラッチレバー１８２に対して慎重な引き上げ力を加えることによって、使用 者は、バネに付勢されたピン２３２に打ち勝って、ラッチレバー１８２をラッチ の掛かっていない配置へと移動させることができる。

この配置において、ラッチレバー１８２に関連した保持ブラケット２３６は、ス プール１３０が下側配置に係止されている間、下側請ブロック１１０を取り付は 部材８４内に係止する。この具体例においては、保持ブラケット２３６は、ラッ チレバー１８２が（図２５に示された）そのラッチの掛かっていない配置にある ときには取り付は部材８４を開き、ラッチレバー１８２が（図２６に示された） そのラッチ配置にあるときには取り付は部材８４を閉じる。

Ｆ、　液体処理アセンブリーの取り付は図２８乃至３１は、一般的に図１で示さ れたように、遠心機１６に、代表的な処理アセンブリー１４を取り付けるところ の詳細を示す。代表的処理アセンブリー１４は、可塑化した医療用グレードのポ リ塩化ビニルのような、可撓性の、生体適合性のプラスチック材料で作られた長 く延びた可撓性のチューブ又はベルトとして形成された処理チャンバー２２を含 む。請チューブ７４は、液体を処理チャンバー２２内へ及び外へと移送するため のボート２４８と連通している。

使用者は、該可撓性の処理チャンバー２２を、引き上げられて開いたスプール１ ３０の周りに巻き掛けることによって、取り付は工程を開始する。図２８が最も よく示すように、スプール１３０は、１つ又はより多くの整列タブ２３８をスプ ール１３０上に有する。

スプール整列タブ２３８は、スプール１３０上における処理チャンバー２２の所 望の配向を保証するため、処理チャンバー２２上の整列ノツチ２４０と重ね合わ さる。

勿論、スプール１３０上におけるチャンバー２２の整列の方法は変えることがで きる。図示した具体例においては、スプール１３０は、２つの整列タブ２３８Ａ 及び２３８Ｂを有し、そして処理チャンバー２２は２つの嵌まり合う整列ノツチ ２４０Ａ及び２４０Ｂを有する。代わりとして、ピン又は他の整列機構を使用す ることができる。

図２８が示すように、ｌのスプール整列タブ２３８Ａは、スプール表面１３４か ら突出しており、処理チャンバー２２上のノツチ２４０Ａと嵌まり合う。他方の スプール整列タブ２３８Ｂは、スプール表面１３４の一部から延びてその上に張 り出しているフラップ２４２から突出している。

図示した具体例においては、フラップ２４２はヒンジ付きである。それは、スプ ール表面１３４から離れて引き上げられた配置（図２８において破線で示されて いる）とスプール表面１３４の方を向いた下げられた配置（図２８において実線 でしめされている）との間で可動である。フラップ２４２を下げられた配置に置 くことにより、フラップ２４２上の整列タブ２３８Ｂがスプール表面１３４にあ る保持装置２４４内に嵌合する。

この配列において、フラップ２４２を引き上げた状態で、使用者は、ノツチ２４ ０Ａをタブ２３８Ａと配列させ、ノツチ２４０Ｂを保持装置２４４の上に配列さ せる。フラップ２４２を下げることによりミタブ２３８Ｂが保持装置２４４内に 置かれ、（図２８が示すように）ノツチ２４０Ｂがフラップ２４２とスプール表 面１３４との間に捕捉されて処理チャンバー２２が所定位置に保持される。

ヒンジ付きフラップ２４２の代わりに、下げられた配置に固定されたフラップを 使用することができる。この配列においては、使用者は、処理チャンバー２２を フラップの下に挟み込む。

図２９が示すように、使用者は、処理チャンバー２２の自由端ををスプール１３ ０の反対側で重ね合わせることによって、取り付は工程を完了する。クリップ２ ４６が、重ね合わさった両端を捕捉し、それらをスプール表面１３４に対して密 着させて保持する。代わりとして、処理チャンバー２２の重ね合わさった両端を 一緒に保持するために、処理チャンバー２２の関連する穴と嵌まり合うピンを使 用することができるように、接着性タブ（示さず）を使用することができる。

使用者は次いで、取り付は工程を完了するために、（図３０が示すように）前述 の仕方でスプール１３０をボウル１２８内に下ろして係止する。使用者は、前述 の仕方で下側調ブロック１１０を取り付は部材８４内に挟み込み、チャンバーア センブリー５２を、図４に示された下方を向いた懸架された配置へと回動させる 。

使用者は次いで、請ブツシュ１０６を、図４が示すように、１オメガホルダー１ ０４上のスロット付きの第２及び第３の取り付は部材８０及び８２の所定位置に スナップ化めする。使用者は、上側ブロック１０２を取り付は部材７８内に納め るために、ゼロオメガホルダー８６を遠心機１６の回転構成要素５０及び５２の 方へと下ろす。

使用者は、引出し３６を閉め、チューブ７４をキャビネット１８の正面パネル上 のポンプ２８及びクランプ３０と作動配列に置くことによって、取り付は工程を 完了する。

液体処理アセンブリー１４を取り外すためには、使用者は、一般的に逆の順序に 従う。

Ｇ、　処理チャンバーの形状決定 ボウル内部表面１３２及びスプール外部表面１３４は、処理チャンバー２２の高 Ｇ及び低Ｇ領域内において所望の分離効果を得るためか又は至適のブライミング 及び排気を達成するかのいずれか又は双方のために、必要な固有の外形を創り出 すよう、予め成形されている。

図３２に示した具体例においては、ボウル内部表面１３２は、（回転軸から測定 したとき）一定の外側半径を有するように予め成形されている。この配列におい ては、スプール外部表面１３４は、低Ｇ領域に所望の幾何学形状を与えるために 、（やはり回転軸からＩｌｌ定したとき）変化する半径を有するように予め形成 されている。

高Ｇ壁上で不同半径の幾何学形状が望ましい領域については、チャンバーアセン ブリー５２は、スプール１３０上に、低Ｇスプール表面１３４と高Ｇボウル表面 １３２との間に延びる張り出した付属装置を含む。図示した具体例において、該 付属装置は、前述のヒンジ付きフラップ２４２を含んでなる。図３１が示すよう に、フラップ２４２は、クリップ止めされ、ネジにより固定され、又は他の方法 で簡便にスプール１３０に取り付けられる。

この配列においては、チャンバー２２の高Ｇ及び低Ｇ領域の双方において所望の 外形を創り出す全ての構造は、内側スプール１３０に関連している。この方法に より、異なる手順又は排気方法を行うための外形の変更が、スプール１３０を単 に変えることによって達成できる。

図３２が示すように、使用者は、係止ビン１６０からスプール１３０を完全に解 放するようスプール１３０を引き上げることによって、スプール１３０をボウル １２８から完全に分離することができる。スプール１３０が処理チャンバー２２ のための所望の外形形成表面を含んでいることから、使用者は、容易且つ迅速に 、ある形状を有するスプールを取り除き他の形状を有するスプールで交換するこ とができる。

本発明の種々の特徴は、以下の請求の範囲に提示されている。

ＦＩＧ、４ 特表千６−５０５６７４　（１８）

Claims (53)

【特許請求の範囲】
1. １．遠心機のための処理チャンバーであって、内部領域を囲い込む壁を有するボ ウル要素と、外部表面を有するスプール要素と、そして該ボウル壁と該スプール 外部表面の間に処理チャンバーを画するために該スプール要素が該ボウル要素の 内部領域内に囲い込まれるものである相互に協力する配置と、アクセスのために スプール外部表面を露出させるため該スプール要素が少なくとも部分的に該ボウ ル要素の内部領域から出ているものである相互に分離された配置との間における 移動のために、該スプール要素及びボウル要素を結合するための手段とを含んで なるものである該処理チャンバー。
2. ２．該スプール要素が、処理要素をスプール外部表面上に受けるために該スプー ル及びボウル要素がそれらの相互に分離された配置にあるときは露出される手段 であって、スプール及びボウル要素がそれらの相互に協力する配置へ移動したと きには該処理要素を該処理チャンバー内に保持するための手段を含むものである 、請求項１に記載の処理チャンバー。
3. ３．結合されたボウル及びスプール要素を１の軸の周りに回転させるための駆動 要素に取り付け可能な手段を更に含むものである、請求項１に記載の処理チャン バー。
4. ４．該スプール要素及びボウル要素が、一般的に回転軸に沿ってそれらの相互に 協力する配置と相互に分離された配置との間で移動されるものである、請求項３ に記載の処理チャンバー。
5. ５．該スプール要素及びボウル要素をそれらの相互に協力する配置に解放可能に 保持するための手段を更に含む、請求項１に記載の処理チャンバー。
6. ６．該スプール要素及びボウル要素をそれらの相互に分離された配置に解放可能 に保持するための手段を更に含む、請求項１に記載の処理チャンバー。
7. ７．該スプール要素を該ボウル要素に対してそれらの相互に協力する配置と相互 に分離された配置との間で移動させるための把手を備える該スプール要素上の手 段を更に含む、請求項１に記載の処理チャンバー。
8. ８．該スプール要素及びボウル要素を結合する該手段が該スプール要素が該ボウ ル要素から取り外されることを許容するものである、請求項１に記載の処理チャ ンバー。
9. ９．該スプール要素及びボウル要素を結合する該手段が該スプール要素が、第２ のスプール要素による置き換えのために、該ボウル要素から取り外されることを 許容するものである、請求項１に記載の処理チャンバー。
10. １０．遠心機のための処理チャンバーであって、内部領域を囲い込む壁を有する ボウル要素と、外部表面を有するスプール要素と、 該ボウル壁と該スプール外部表面との間に該処理チャンバーを画するために該ス プール要素が該ボウル要素の内部領域内に囲い込まれるものである相互に協力す る配置と、アクセスのため該スプール外部表面を露出するために該スプール要素 が少なくとも部分的に該ボウル要素の内部領域から出ているものである相互に分 離された配置との間での移動のために、該スプール要素及び該ボウル要素を結合 する手段と、 遠心分離のために液体を受け入れるための処理要素と、そして該スプール要素及 びボウル要素がそれらの相互に協力する配置にあるときには、該処理チャンバー 内において該スプール要素の外部表面上に該処理要素を保持するための、そして 該スプール要素及びボウル要素がそれらの相互に分離された配置にあるときには 、該スプール要素の外部表面から該処理要素を解放するための、手段とを含んで なるものである処理チャンバー。
11. １１．該結合されたボウル要素及びスプール要素を１の軸の周りに回転させるた めの駆動要素に取り付けることのできる手段を更に含むものである、請求項１０ に記載の処理チャンバー。
12. １２．該スプール要素及びボウル要素がそれらの相互に協力する配置と相互に分 離された配置との間で一般的に該回転軸に沿って移動されるものである、請求項 １１に記載の処理チャンバー。
13. １３．該スプール要素及びボウル要素をそれらの相互に協力する配置に解放可能 に係止するための手段を更に含むものである、請求項１０に記載の処理チャンバ ー。
14. １４．該スプール要素及びボウル要素をそれらの相互に分離された配置に解放可 能に係止するための手段を更に含むものである、請求項１０又は１３に記載の処 理チャンバー。
15. １５．該スプール要素を該ボウル要素に対してそれらの相互に協力する配置と相 互に分離された配置との間で移動させるための把手を備える該スプール要素上の 手段を更に含む、請求項１０に記載の処理チャンバー。
16. １６．該スプール要素及びボウル要素を結合する該手段が、該スプール要素が該 ボウル要素から取り外されることを許容するものである、請求項１０に記載の処 理チャンバー。
17. １７．該スプール要素及びボウル要素を結合する該手段が、該スプール要素が、 第２のスプール要素による置き換えのために、該ボウル要素から取り外されるこ とを許容するものである、請求項１０に記載の処理チャンバー。
18. １８．該処理要素が該処理要素内へ及び外へと液体を移送するためのチューブを 含むものであり、そして該スプール要素及びボウル要素の少なくとも一方が該チ ューブを保持するための手段を含むものである、請求項１０に記載の処理チャン バー。
19. １９．遠心機のための処理チャンバーアセンブリーであって、内部領域を囲い込 む壁を有するボウル要素と、第１の外部表面形状を有する第１のスプール要素と 、第２の外部表面形状を有する第２のスプール要素と、そして該ボウル壁と当該 スプール要素外部表面との間に処理チャンバーを画するために１のスプール要素 が該ボウル要素の内部領域内に囲い込まれるものである相互に取り付けられた配 置と、該１のスプール要素が他のスプール要素による置き換えのために該ボウル 要素から分離されるものである相互に取り外された配置との間での移動のために 、該ボウル要素並びに第１及び第２のスプール要素の一方を結合する手段とを含 んでなる該処理チャンバーアセンブリー。
20. ２０．遠心機であって、 処理チャンバーと、 該処理チャンバーを第１の軸の周りに回転させるための手段と、回転の間該処理 チャンバーが遠心処理のために配向される作動配置と、使用者によるアクセスの ために該処理チャンバーが配向されるものである、前記作動配置と異なるアクセ ス配置との間で、該処理チャンバーを第２の軸の周りに回動させるための手段と 、そして、重力以外の外力に応答して該作動配置及び該アクセス配置の他の一方 への該処理チャンバーの移動を許容しつつ、該作動配置と該アクセス配置の一方 へと該処理チャンバーを付勢するための手段とを含んでなる、遠心機。
21. ２１．該付勢する手段が該処理チャンバーを該アクセス配置へと付勢するもので あり、そして、該アクセス配置への移動のために該処理チャンバーを解放する一 方、該処理チャンバーを該作動配置に係止するための手段を含むものである、請 求項２０に記載の遠心機。
22. ２２．処理チャンバーが、該チャンバー内へ液体を移送するチューブを解放可能 に保持するための手段を更に含むものである、請求項２０又は２１に記載の遠心 機。
23. ２３．該処理チャンバーが、内部領域を有するボウル要素と、外部表面を有する スプール要素と、及び、該ボウル壁と該スプール外部表面との間に該処理チャン バーを画するために該スプール要素が該ボウル要素の内部領域内に囲い込まれる ものである相互に協力する配置と、アクセスのため該スプール外部表面を露出す るために該スプール要素が少なくとも部分的に該ボウル要素の内部領域から出る ものである相互に分離された配置との問での移動のために、該スプール要素及び ボウル要素を結合するための手段とを含むものである、請求項２０又は２１に記 載の遠心機。
24. ２４．該スプール要素及びボウル要素をそれらの少なくとも部分的に分離された 配置へと移動させるために該スプール要素及びボウル要素が該アクセス配置にあ るときにアクセス可能であるラッチ手段を含む、該作動配置にあるときには回転 のためにそれらの相互に協力する配置に該スプール要素及びボウル要素を係止す るための手段を更に含むものである、請求項２３に記載の遠心機。
25. ２５．該ボウル要素に対して該スプール要素をそれらの相互に協力する配置と相 互に分離された配置との間で移動させるための把手を備えた手段を該ラッチ手段 が含むものである、請求項２４に記載の遠心機。
26. ２６．該スプール要素が、処理要素をスプール外部表面上に受けるために該スプ ール及びボウル要素がそれらの相互に分離された配置にあるときは露出される手 段であって、スプール及びボウル要素がそれらの相互に協力する配置へ移動した ときには該処理要素を該処理チャンバー内に保持するための手段を含むものであ る、請求項２３に記載の処理チャンバー。
27. ２７．該スプール要素及びボウル要素を結合する該手段が該スプール要素が該ボ ウル要素から取り外されることを許容するものである、請求項２３に記載の遠心 機。
28. ２８．該スプール要素及びボウル要素を結合する手段が該スプール要素を、第２ のスプール要素による置き換えのために、該ボウル要素から取り外されることを 許容するものである、請求項２３に記載の遠心機。
29. ２９．取り外しのために該ボウル要素に対して該スプール要素を移動させるため の把手を備えた手段を該スプール要素が含むものである、請求項２７に記載の遠 心機。
30. ３０．該チャンバー内に配置されそして該チャンバーが該アクセス配置にあると きにはそこから除去可能である処理要素を更に含む、請求項２０に記載の遠心機 。
31. ３１．液体を該処理要素内へ移送するチューブを解放可能に保持するための手段 を該処理チャンバーが更に含むものである、請求項３０に記載の遠心機。
32. ３２．遠心機であって、 内部領域を囲い込む壁を有するボウル要素と、外部表面を有するスプール要素と 、該ボウル壁と該スプール外部表面との間に処理チャンバーを画するために該ボ ウル要素の内部領域内に該スプール要素が囲い込まれるものである相互に協力す る配置において該スプール要素及びボウル要素を第１の軸の周りの回転のために 結合する手段（該スプール要素及びボウル要素を結合する手段はアクセスのため 該スプール外部表面を露出するために該スプール要素が少なくとも部分的に該ボ ウル要素の内部領域から出ることを許容するために更に作動する）と、そして 該ボウル要素及びスプール要素がそれらの相互に協力する配置において回転され る間該ボウル要素及びスプール要素が遠心処理のために配向されるものである作 動配置と、該スプール要素が少なくとも部分的に該ボウル要素から分離されると き該処理チャンバーヘアクセスするために該ボウル要素及びスプール要素が配向 されるものである、前記作動配置とは異なったアクセス配置との間で、該結合さ れたボウル要素及びスプール要素を第２の軸の周りに回動させるための第２の手 段とを含んでなる遠心機。
33. ３３．該チャンバー内へ液体を移送するチューブを解放可能に保持するための手 段を該スプール要素及びボウル要素の少なくとも一方が更に含むものである、請 求項３２に記載の遠心機。
34. ３４．該スプール要素及びボウル要素が該アクセス配置にあるときには該スプー ル要素及びボウル要素をそれらの少なくとも部分的に分離された配置へと移動さ せるためにアクセス可能であるラッチ手段を含む、該作動配置にあるときには回 転のためにそれらの相互に協力する配置に該スプール要素及びボウル要素を係止 するための手段を更に含むものである、請求項３２に記載の遠心機。
35. ３５．それらの相互に協力する配置と相互に分離された配置との間で該ボウル要 素に対して該スプール要素を移動させるための把手を備えた手段を該ラッチ手段 が含むものである、請求項３４の記載の遠心機。
36. ３６．該スプール要素及びボウル要素を結合する手段が該スプール要素が該ボウ ル要素から取り外されることを許容するものである、請求項３２に記載の遠心機 。
37. ３７．該スプール要素及びボウル要素を結合する手段が該スプール要素が、第２ のスプール要素による置き換えのために、該ボウル要素から取り外されることを 許容するものである、請求項３２に記載の遠心機。
38. ３８．取り外しのために該ボウル要素に対して該スプール要素を移動させるため の把手を備えた手段を該スプール要素が含むものである、請求項３６又は３７に 記載の遠心機。
39. ３９．遠心機であって、 遠心分離のための液体を受け入れるための処理要素と、内部領域を囲い込む壁を 有するボウル要素と、外部表面を有するスプール要素と、該スプール要素と該ボ ウル要素とを相互に協力する配置において第１の軸の周りの回転のために結合す る手段（ここに該スプール要素は、該ボウル壁と該スプール外部表面との間に該 処理チャンバーを画するために該ボウル要素の該内部領域内に囲い込まれ、該ス プール要素及び該ボウル要素を結合する該手段はアクセスのため該スプール外部 表面を露出させるために該スプール要素が少なくとも部分的に該ボウル要素の該 内部領域から分離されることを許容するために更に作動する）と、該結合された ボウル要素及びスプール要素を、回転の間該ボウル要素及びスプール要素が遠心 処理のために配向されるものである協力する配置と、該スプール要素が少なくと も部分的に該ボウル要素から分離されるときに該処理チャンバーにアクセスする ために該ボウル要素及び該スプール要素が配向されるものである、前記作動配置 とは異なるアクセス配置との間で該結合された第２の軸の周りに該ボウル要素及 びスプール要素を回動させるための第２の手段と、そして 該スプール要素及びボウル要素が作動配置にあるときには該処理チャンバー内に おいて該スプール要素の外部表面上に該処理要素を保持するための、そして該ス プール要素及びボウル要素が該アクセス配置にあり該スプール要素が少なくとも 部分的に該ボウル要素から分離されているときには該スプール要素の外部表面か ら該処理要素を解放するための手段とを含んでなる、遠心機。
40. ４０．遠心処理の間該ボウル要素及び該スプール要素を作動配置に保持するため の、そして遠心処理の後に該アクセス配置へと移動させるために該ボウル要素及 びスプール要素を解放するための手段を該第２の手段が含むものである、請求項 ３９に記載の遠心機。
41. ４１．該スプール要素及びボウル要素を結合する該手段が該スプール要素が該ボ ウル要素から取り外されることを許容するものである、請求項３９に記載の遠心 機。
42. ４２．該スプール要素及びボウル要素を結合する該手段が該スプール要素が、第 ２のスプール要素による置き換えのために、該ボウル要素から取り外されること を許容するものである、請求項３９に記載の遠心機。
43. ４３．第１の軸が第２の軸に一般的に垂直である、請求項３９に記載の遠心機。
44. ４４．作動配置にあるときの該ボウル要素及びスプール要素の配向が、該アクセ ス配置にあるときの該ボウル要素及びスプール要素の配向から約１３０乃至１８ ０°円弧条に間隔が空いているものである、請求項３９に記載の遠心機。
45. ４５．遠心機であって、 処理チャンバーと、 該処理チャンバーを第１の軸の周りに回転させるための手段と、回転中に該処理 チャンバーが遠心処理のために配向されるものである作動位置と、使用者による アクセスのために該処理チャンバーが配向しているものである、前記作動配置と は異なるアクセス配置との間で、第２の軸の周りに該処理チャンバーを回動する ための手段と、そして 液体を該処理チャンバーへ及び酸処理チャンバーから移送するチユーブの一部を 解放可能に受けるための第１のホルダー手段（該第１のホルダー手段は、該処理 チャンバーがその作動配置において回転されているときに液体を移送するために 該処理チャンバーに隣接してチューブの第１の部分を保持する第１の配置と、チ ューブの該第１の部分から独立した、そしてアクセス配置にあるときにアクセス を許容するために該処理チャンバーから間隔を空けて離れている第２の配置との 間で移動可能である）とを含んでなる遠心機。
46. ４６．該チャンバーへと及び該チャンバーから液体を移送するためにチューブの 第１の部分と連通するチューブの第２の部分を解放可能に受けるための、該処理 チャンバー上の第２のホルダー手段（該第２のホルダー手段は、該処理チャンバ ーが該アクセス配置にあるときにチューブの第２の部分を受けそして解放するた めにアクセス可能である）を更に含む、請求項４５に記載の遠心機。
47. ４７．該処理チャンバーが該チャンバーへのアクセスのための手段を有する表面 領域を含み、 該処理チャンバーがその作動配置にあるときには該アクセス手段は一般的に下方 へ配向しており、そして該処理チャンバーがそのアクセス配置にあるときには該 アクセス手段は一般的に上方に配向しており、そして 第１のホルダー手段が該処理チャンバーの上方に配置されておりそれによって、 作動配置にあるときには、該アクセス手段が第１のホルダー手段から離れる方に 面しており、そして該処理チャンバーがそのアクセス配置にあるときには、該ア クセス手段が第１のホルダー手段の方に一般的に面しているものである、請求項 ４５に記載の遠心機。
48. ４８．該アクセス手段が配置されるものである処理チャンバーの表面領域上に第 ２のホルダー手段（該第２のホルダーは、該チャンバーへ又は該チャンバーから 液体を移送するためにチューブの第１の部分と連通するチューブの第２の部分を 解放可能に受けるために作動し、該第２のホルダー手段は、該処理チャンバーが その作動配置にあるときには第１のホルダー手段から離れる方に面しておりそし て該処理チャンバーがそのアクセス配置にあるときには第１のホルダー手段の方 に面している）を更に含む、請求項４７に記載の遠心機。
49. ４９．第１のホルダー手段がその第１の配置にあり該処理チャンバーがその作動 配置にあるときには、第１のチューブ部分及び第２のチューブ部分が、第１の軸 に沿って該チャンバーのそれぞれ上方及び下方に配向されるものである、請求項 ４８に記載の遠心機。
50. ５０．請求項４９に記載の遠心機であって、枠を更に含み、 第１のホルダー手段が該枠に取り付けられており、そしてチューブの第１及び第 ２の部分の間にあってこれらと連通しているチューブの第３の部分を該枠に対し て第１の回転速度で回転させるための第１の駆動手段と、そして該処理チャンバ ー及びそれと共に第２のホルダー手段を、該作動配置にあるときに、第１の回転 速度の２倍である第２の回転速度で該枠に対して回転させるための第２の駆動手 段を更に含むものである遠心機。
51. ５１．該チャンバーへ及び該チャンバーから液体を搬送するためにチューブの第 １及び第２の部分との間にあってこれらと連通しているチューブの第３の部分を 受けるための第３のホルダー手段であって、チューブの第３の部分を第１の軸方 向にしかしそれから間隔を空けて配向させるために作動するものである該ホルダ ー手段を更に含む、請求項４９に記載の遠心機。
52. ５２．請求項５１に記載の遠心機であって、更に枠を含み、 第１のホルダーが該枠に取り付けられており、そして該枠に対して第１の回転速 度で第３のホルダーを回転させるための第１の駆動手段と、そして 該作動配置にあるときに該処理チャンバー及びそれと共に第２のホルダー手段を 枠に対して第１の回転速度の２倍である第２の回転速度で回転させるための第２ の駆動手段とを更に含むものである請求項５１に記載の遠心機。
53. ５３．第１及び第２のチューブ部分と連通しており、該チャンバー内に配置され ておりそして該処理チャンバーが該アクセス配置にあるときにはそこから除去可 能なものである処理要素を更に含むものである、請求項４５に記載の遠心機。