JPH06505644A - ブレード及びガス機能を備える電気外科用ハンドピース - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 １９、請求の範囲第１８項に記載の発明にして、前記ハンドピースが、ハウジン グと、前記ハウジング内に配置されたスイッチ組立体と、前記スイッチ組立体の 位置と異なる位置にて前記ハウジング内にノズル及び伝達電極を保持する手段と 、ハウジングの外側まで伸長し且つ前記スイッチ組立体を作動させる作用可能な 手段と、ハウジング内のネック部にて切断され且つハウジング内でブレード電極 、ノズル及び伝達電極に別個に案内されるケーブル及び管と、を更に備えること を特徴とする特許 ２０、請求の範囲第１９項に記載の発明にして、前記導電性ガス導体が、前記導 管内で前記伝達電極に接続することを特徴とする発明。

２１、導電性ガス電気凝固を行うべくガス及び電気エネルギを電気外科手術用装 置から付与する装置にして、 ガスを電気外科手術装置から供給するための内側導管を形成する管と、前記管に 沿って伸長し、電気エネルギを前記電気外科手術装置から伝達する導体と、 細長い伝達電極と、前記管の一端内に取り付けられる構造体スリップと、前記構 造体に形成される細長い穴と、前記穴を通じて前記伝達電極を前方に伸長させ且 つ伝達電極の大部分を略露出させるべ（、伝達電極の後端を片持ち状に支持する 、前記構造体に接続された手段と、を有するノズル及び電極組立体と、を備え、 前記管の端部内の構造体が導管から供給されたガスを付勢して穴内を流動し且つ 前記電極の略露出した前方部分の大部分の周りを流動するようにし、前方穴がノ ズルを形成し、 更に、導管内にあり、前記電極の後端及び導体を電気的に接続する手段を備える ことを特徴とする装置。

２２、請求の範囲第２１項に記載の装置にして、前記穴の一部を形成し且つ前記 電極の露出部分の大部分を囲繞し且つ少なくとも電極の最先端に等しい前方位置 まで伸長する部分を形成するセラミックスリーブを更に備えることを特徴とする 装置。

２３、電気外科手術装置からブレード電極に切除及びブレード電気凝固用エネル ギを付与し、これにより、ブレード切除及び電気凝固を行い、電気外科手術用装 置からノズル及び伝達電極にガス及び電気エネルギを選択的に供給し、これによ り、導電性ガス電気凝固を行うハンドピースにして、ガスを供給する管と、電気 エネルギを前記ハンドピースに供給する導体手段と、を備えるコードによって接 続され、前記ハンドピースが、 電気外科手術中、外科医の手で保持され得るようにしたハウジングと、ブレード 電極の一部分がハウシングの前端を越えて伸長する伸長位置と、前記電極の略大 部分カ仏つジジグ内に退却する退却位置との間で動き得るように、前記ブレード 電極を支持する支持手段と、前記支持手段に接続され、前記ハウジングの外側に 伸長する摺動手段であって、前記支持手段を動かし、ブレード電極を伸長位置及 び退却位置に位置決めするスライダ手段と、 前記ハウジングに取り付けられたノズル及び電極組立体であって、ノズル及び該 ノズル内に配置された伝達電極を形成する手段を備えるノズル及び電極組立体と 、を備え、前記ノズル及び電極組立体が、管の前端に嵌まる構造体であって、ノ ズルから出る前に伝達電極の周りを流動するように、管内で供給されたガスを付 勢させる穴を有する構造体を備え、更に、前記ハウジングに取り付けられ、電気 外科手術装置に選択的に信号を送り、ブレード電気外科手術用の電気エネルギを ブレード電極に供給し且つガス及び導電性ガス電気凝固用エネルギをノズル及び 伝達電極に供給する作用可能な信号手段と、 前端ハウジングの外側に設けられ、スイッチ手段を作動させる作用可能な作動手 段と、を備えることを特徴とするハンドピース。

２４、請求の範囲第２３項に記載のハンドピースにして、前記信号手段が、前記 電気外科手術装置に信号を送り、切除ブレード電気外科手術用のエネルギをブレ ード電極に供給する第一のスイッチ手段と、電気外科手術装置に信号を送り、ブ レード電気凝固用エネルギを前記ブレード電極に供給する第二のスイッチ手段と 、電気外科手術装置に信号を送り、導電性ガス電気凝固エネルギを伝達電極に供 給し且つガスを前記ノズルに供給する第三のスイッチ手段と、を更に備えること を特徴とするハンドピース。

２５、請求の範囲第２４項に記載のハンドピースにして、前記第一、第二及び第 三のスイッチ手段が接続されるプリント回路板を更に備え、前記第一、第二及び 第三のスイッチがドームスイッチを備えることを特徴とするハンドピース。

２６６請求の範囲第２５項に記載のハンドピースにして、前記支持手段に取り付 けられた薄板導体であって、電気エネルギをブレード電極に伝達する薄板導体と 、 前記プリント回路板に接続された舌状片部材であって、前記支持手段が伸長位置 に動くとき、電気エネルギを前記ブレード電極に伝達させるべく、前記薄板導体 に電気的に接続する舌状片部材と、を更に備えることを特徴とする）１ンドビー ス。

２７、請求の範囲第２６項に記載のハンドピースにして、前記コードが、複数の 電気的導体を備え、前記導体の第一の導体が電気外科手術用エネルギを前記ノ＼ ンドビースに供給し、該導体の第二の導体が電気外科手術装置を制御する信号を 供給し、 前記プリント回路板が、前記ドームスイッチの一つが接続され且つ前記コードの 第一の導体が接続され、更に、前記舌状片部材が接続される第一のトレースと、 偏向されたときに、前記ドームスイッチが電気的に接触し且つ前記第二の導体が 接続される第二のトレースと、を備えることを特徴とするハンドピース。

２８、請求の範囲第２３項に記載のハンドピースにして、前記ノズル及び伝達電 極が、細長い形状の伝達電極と、ハンドピース内で管の一端内に嵌まる構造体と 、前記構造体に形成される細長い穴と、前記構造体に接続され、前記穴を通じて 前方に伸長し且つ前記穴内で伝達電極の大部分を略露出させるべく、片持ち状に 伝達電極の後端を支持する手段と、から成るノズル及び電極組立体の要素であり 、前記管の端部内の構造体が、導管から供給されたガスを付勢して、伝達電極の 略露出した前方部分の大部分の周りを流動させ、前記穴が、ノズルの一部である ことを特徴とするハンドピース。

２９、請求の範囲第２３項に記載のハンドピースにして、前記支持手段が、ハウ ジングの一部に接触するように弾性的に偏向された、長手方向に突出するタング と、 前記支持手段が動いたとき、前記タングを偏向させ、ブレード電極を伸長位置及 び退却位置の一方に配置する、ハウジングの少なくとも一つの偏向構造体と、を 備え、前記タング及び偏向構造体の偏向が前記支持手段を所定位置に保持するこ とを特徴とするハンドピース。

３０、請求の範囲第２９項に記載のハンドピースにして、前記偏向構造体の二つ を備え、前記偏向構造体の一方及び前記タングが、ブレード電極を伸長位置又は 退却位置の一方に保持し、前記偏向構造体及びタングの他方が、ブレード電極を 明　細　書 ブレード及びガス機能を備える電気外科用ハンドピース発明の分野 本発明は、電気外科手術、特に、ブレード電気外科手術中に組織に電気エネルギ を付与するブレード電極と、導電性ガス（ｃｏｎｄｕｃｔｉｖｅ　ｇａｓ）ｉｆ ！気凝固法の実施中、組織へと流動するガスジェット中のイオン化通路内にアー ク状に電気エネルギを付与するノズル及び電極組立体と、を内蔵する新規且つ改 良されたハンドピースに関する。

発明の背景 電気外科手術法は、組織の切除、止血、又は切除と凝固を同時に行うべく組織に 電気エネルギを付与する段階を含む。高周波で比較的高出力の電気外科手術用発 電機（ＥＳＣ）が電気エネルギを供給し、そのエネルギは、ハンドピース内に保 持され且つ外科医により操作されるブレード状電極を通じて組織に付与される。

このブレード電極は、組織に接触して、電気エネルギを組織に直接、伝達するか 、又はブレードを組織から僅かに離間させ、空気を通じて組織へと不規則なアー クを発生させる。この型式の電気外科手術法は、多年に互って採用されており、 本明細書で「ブレード電気外科手術法」と称する。

電気エネルギをブレード電極に付与すべく、ＥＳＧは、外科医が足踏みスイッチ を押し、又はハンドピースに取り付けた指操作スイッチを押すことにより、作動 させ、又は「調節」する。指操作スイッチを使用するとき、一方のスイッチがＥ ＳＣを制御して、切除用エネルギ波形を供給し、別のスイッチは、ＥＳＣを制御 し、凝固のみを行うか、又は切除と凝固を同時に行うべく異なるエネルギ波形を 供給する。各場合に供給される波形の型式は、ＥＳＣの制御盤上で手操作で選択 される。足踏みスイッチを使用するとき、切除用波形又は凝固用波形を供給し得 るようにＥＳＣの制御盤で選択しなければならない。ＥＳＣを別個に制御して切 除及び凝固作用の双方を行うハンドピースは、多くの外科医が望むものである。

極く最近、新規な電気外科手術法が開発された。この新規な外科手術法は、凝固 にのみ限定されており、流動する不活性ガス流中のイオン化した導電性通路内の アークとして、電気エネルギを組織に伝達する段階を含む。この型式の電気外科 手術法は、本明細書において「導電性ガス電気凝固法」と称する。導電性ガス電 気凝固法は、その開発前に電気外科手術の分野で不可能且っ／又は期待出来なか った多くの顕著な進歩及び改良を実現するものである。導電性ガス電気凝固法の より完全な説明は全て、本発明の譲受人に譲渡された米国特許第４．７８１．１ ７５号、同第４．９０１．７１９号、及び同第４．９０１．１２０号の明細書に 記載されている。

導電性ガス凝固法において、導電性ガスジェットは、外科医がハンドピースを操 作して組織に供給される。ガスは、管によりハンドピースに供給され、ＥＳＣは 、ハンドピースの末端に設けられたガスノズル内に配置した伝達電極にエネルギ を供給する。ガスはノズル内の電極上を流動し、この電極にてガスは電極の電気 によってイオン化される。電気エネルギは、組織に流動するガス中の導電性通路 内のアークとして電極から伝達される。従来、足踏みスイッチを使用して、ＥＳ Ｃを作動させ且つ導電性ガス凝固法用のガスを流動させていた。

出血部位、特に、比較的大きく、浸潤する出血部位を凝固させるために導電性ガ ス電気凝固法を使用することは、顕著な改良及び利点が得られる。しかし、実際 には、組織を切除するためには、主として、切除及び凝血の双方を同時に行い得 るからブレード電気外科手術法を採用することが好まれる。このためには、多く の外科医は、−回の外科手術中に、ブレード電気外科手術及び導電性ガス電気凝 固法の双方を採用することを好む。切除及び凝固は、導電性ガス電気凝固法用以 外のハンドピースを使用することを含むため、外科医は、二つの異なるハンドピ ースを何回も交換して使用しなければならない。二つの異なる型式のハンドピー スを使用することに加えて、外科医は、ブレード電気外科手術のために一方の足 踏みスイッチを踏み、及び導電性ガス電気凝固法のために別の足踏みスイッチを 踏み、又は導電性ガス電気凝固法のために足踏みスイッチ、又はブレード電気外 科手術のためにハンドピースの指操作スイッチを使用することにより、各ハンド ピースを異なる方法で作動させることが必要となる。

二つの異なる作動スイッチを作動させなければならないことを認識し、又二つの 異なる型式の装置の使用を継続しつつ、二つの異なるハンドピースを交換する結 果、外科手術中に回避することが望ましい更なる欠点が生じる。更に、外科医は 、外科手術法ではなく、装置の型式に更なる注意が必要とされる。又、この状況 に対するその他の望ましくないファクタが存在し、本発明は、かかる全体的に説 明した背景に基づくものである。

発明の概要 本発明の重要な特徴は、単一のハンドピースと、ブレード電気外科手術法に使用 されるブレード電極と、導電性ガス凝固法中に組織に導電性ガスを付与するノズ ル及び電極組立体と、を内蔵することと、ブレード電気外科手術法及び導電性ガ ス凝固法を実施すべくハンドピースを位置決めし且つ制御することと、他の電気 外科手術法の型式に影響されずに、単一のハンドピースにより、ブレード電気外 科手術及び導電性ガス電気凝固法を実施することと、ガスが伝達される管及び電 気外科手術用の電気エネルギ及び電気外科手術用装置を制御する信号を送る管を 備えるコードにより、ハンドピースを電気外科手術用装置に接続することと、管 の端部に便宜に嵌まる改良されたノズル及び電極組立体を提供することと、であ る。

上記及びその他の特徴によれば、本発明のハンドピースは、電気外科手術中に外 科医の手で保持され得るようにしたハウジングと、該ハウジングに取り付けられ たブレード電極と、該ハウジングに取り付けられたノズル及び電極組立体と、電 気外科手術用装置に選択的に信号を送り、ブレード外科手術エネルギをブレード 電極に供給し且つガスをノズルに供給し、更に、導電性ガス電気凝固エネルギを 伝達電極に供給し、これによりアークエネルギをガスに付与する、ハウジングに 設けられた手段と、を備えている。該信号手段は、プリント回路板に接続された ｙＪ数のドームスイッチを備え、該プリント回路板が電気外科手術用装置に信号 を送り、ブレード電極に電気外科手術用エネルギを付与する経路を備えることが 望ましい。更に、ブレード電極は、伸長位置及び退却位置に動き、導電性ガス電 気凝固法の実施中にブレード電極を退却させるのを許容し得るようにすることが 望ましい。

本発明の別の特徴によれば、コードが管を通じてガスをハンドピースに伝達し、 導電体が電気外科手術用エネルギをブレード電極に、及び伝達電極に伝達し、そ の他の導体がハンドピースに伝達すべき電気外科手術用エネルギの種類を示す信 号を送る。該コードは、内側ケーブルを一体に接続することが望ましい管を備え ている。導管は、ノズル及び電極組立体にガスを供給するための導管を形成する 。

伝達電極に電気エネルギを供給する導体は、管内に配置することが望ましい。該 ケーブルは、電気外科手術用エネルギをブレード電極に供給する導体と、電気外 科手術用装置に制御信号を伝達する少なくとも一つの導体を備えることが望まし い。

本発明の別の特徴によれば、ノズル及び電極組立体は、管の開放端内に摺動可能 に嵌まり得るようにした、ノズルにガスを供給する手段と、構造体に形成され、 管から供給されたガスを伝達電極の周りで流動させる穴と、該構造体に接続され 、伝達電極を片持ち状に支持し、電極の相当な前方部分がその周りを流動するガ スに露呈され、これにより、流動するガス中の導電性経路内で電気エネルギをア 一本発明及びその範囲は、以下に簡単に説明する添付図面、本発明の現在の好適 な実施例の以下の詳細な説明、及び請求の範囲の請求から一層、完全に理解する ことが可能である。

図面の簡単な説明 第１図は、ハンドピースをブレード電気外科手術用ＥＳＣ及び別個の導電性ガス 電気凝固装置に接続するためのコードを一部切り欠いて示す、本発明を具体化す るハンドピースの現在の好適な実施例の斜視図、第２図は、第１図に図示したハ ンドピースのコードが接続され、ブレード電気外科手術用ＥＳＣ及び伝達性ガス 電気凝固装置の機能を内蔵する単一の電気外科手術用装置の斜視図、 第３図は、第１図に図示したハンドピースの主要な構成要素及び組立体の分解図 、 第４図は、第１図の路線４−４の面に沿った第１図及び第３図に示すハンドピー スの縦断面側面図、 第５図は、伸長位置にあるブレード電極を更に示す、第４図の部分と同様の部分 断面図、 第６図は、第４図の略１！６−６の面に沿った拡大断面図、第７図は、第４図の 路線７−７の面に沿った拡大断面図、第８図は、第４図の略、ｉ＠８−８の面に 沿った拡大断面図、第９図は、第４図の路線９−９の面に沿った拡大横断面図、 第１０図は、第５図の略、ｌ１ｌＯ−１０に沿った拡大横断面図、第１１図は、 第３図に示した／ウドピースのノズル及び電極組立体の一部の拡大部分斜視図、 第１２図は、第１図の路線１２−１２の面に沿った、１１ンドビースに接続され たコードの拡大断面図である。

詳細な説明 ブレード電気外科手術を行うべくブレード電極を通じて電気エネルギを供給し、 これと選択的に且つ交互に導電性ガス電気凝固法又は電気外科手術を行うべく導 電性ガスジェットによる電気エネルギを供給する電気外科手術用の現在の好適な 実施例は、全体として、第１図に示してあり、「二重機能」ノ＼ンドビース２０ と考えることが出来る。

ハンドピース２０は、スライダ２４を／Ｘンドビース２０の外側に沿って動かす ことにより動かすことの出来る従来のブレード電極２２を備えている。スライダ ２４が後方位置にあるとき、ブレード電極２２は、退却し、その前ｉ＠２６のみ がハンドピースの前端から露出するようにする。スライダ２４を前方に動かすと 、ブレード電極２２は、第１図に仮想線で示す伸長位置まで伸長する。この伸長 位置において、ブレード電極２２を使用して、電気エネルギを組織に付与してブ レード電気外科手術を行う。切除及び凝固エネルギをブレード電極２２に付与す ることを制御する手段は、外科医が指の圧力で釦２８．３０をそれぞれ押して作 動させる。ブレード電極２２をブレード外科手術に使用しないとき、スライダ２ ４を後方位置まで退却させ、これにより、ブレード電極２２を後退させ、その先 端２６のみが露出するようにすることが望ましい。導電性ガス電気凝固法を行う ためには、釦３２を押す。電気エネルギのアークを伝達するイオン化したガス流 は、ハンドピース２０の前端内に配置したノズル及び電極組立体３４から供給さ れる。

ブレード電極２２がその伸長位置にあるとき、該電極は、ノズル及び電極組立体 ３４の干渉を受けずに、組織に接触するのに十分、ハンドピース２０の前端から 前方に伸長している。ブレード電極２２が退却位置に後退したとき、ブレード電 極２２の前端は、ノズル及び電極組立体３４よりも先に伸長せず、導電性ガスジ ェットは、ブレード電極２２の干渉を受けずに供給される。現在は不可能である が、導電性ガスが供給される間に、ブレード電極が伸長し、又は一部伸長するの を許容する外科手術法の採用も可能であると考えられる。

コード３６は、第１図に図示するように、ハンドピース２０を別個のＥＳＧ３８ 及び導電性ガス電気凝固ｍｆｉｆ４０に、又は第２図に図示するように、ＥＳＣ を内蔵する単一の装置４２、及び導電性ガス電気凝固装置に接続する。該装置４ ２は、電気エネルギをブレード電極に、及び電気エネルギ及びガス、望ましくは 、不活性ガスをノズル及び電極組立体３４の電極に供給することが出来る。単一 の装置４２は、ハンドピース２０の釦２８．３０．３２を押すことによって発生 される信号に基づいて、状況及び供給すべき電気エネルギの種類を識別する機能 を備えているが、第１図に図示するように、別個に使用するとき、ＥＳＧ３８及 び装置４０を別個に制御するためには、別個の照会回路が必要とされる。符号３ ８．４０．４２で示す装置は、本明細書で「電気外科手術用装置」と称する。

コード３６の好適な形態は、第１２図に更に詳細に示しである。該コード３６は 、全体として、導電性ガス外科手術用の不活性ガスをハンドピースに伝達する内 側導管４６を有する管４４を形成する可撓性の電気絶縁性材料で形成される。

絶縁した導体４８は、導管４６内に配置され、導電性ガス電気凝固用の電気エネ ルギが該導管４６を通じてハンドピースに供給される。導体４８は、本明細書に おいて、ｒＣＧＥ導体」と称する。

コードを形成する材料は、又その内部に三つの別個の導体５２．５４．５６が配 置されるケーブル５０を形成する。ケーブル５０は、コードの絶縁材料によりネ ック部５８にて管４４に一体に接合される。導体５２は、ブレード電気外科手術 用の電気エネルギをハンドピースに伝達し、本明細書において、ｒＢＥ導体」と 称する。導体５４．５６は、導電性ガス電気凝固及びブレード電気外科手術を行 うために、ＣＧＥ及びＢＥ導体４８．５２をそれぞれ介して供給されるガスの流 量及び電気エネルギの種類を制御するために解釈される制御信号を伝達する。

制御信号は、ハンドピースの釦（第１図の２８．３０．３２）によって作動され るスイッチが接続することで、導体５４．５６上に現れる。これら制御信号は、 各種の異なる照会回路により解釈し、導電性ガス電気凝固又はブレード電気外科 手術を行うことが出来る。

管４４及びケーブル５０は、ネック部５８にて分離させ、第３図に図示するよう に、三つの導体５２．５４．５６、管４４及びＣＧＥ導体４８をハンドピース内 の別個の位置に伸長させ得るようにする。同様に、コード３６の外端にて、管４ ４及びケーブル５０は、分離させ、管４４はコネクタ５８を介して電気外科手術 用装置に接続させる。コネクタ５８は、ガスを導管４６に、及び電気エネルギを ＣＧＥ導体４８に接続する。この目的に適したコネクタ５８は、米国特許第４゜ ７８１、１７５号、及び同第４．９０１．７１９号の明細書に開示されている。

ケーブル５０の導体５２．５４．５６は、従来のコネクタ６０（第１図及び第２ 図）により電気外科手術用発電機３８又は装置４２に接続される。

ハンドピース２０用のハウジング７０は、その内部にその他の全ての構成要素及 びハンドピース２０の組立体が保持され且つ収容される二つのハウジング部材７ ２．７４を備えている。第３図には、これら構：ｉｒ素及び組立体が示しである 。

ハウジングの部材７２．７４は、ハンドピース２０の組み立て中に、共に接続さ れる。これらハウシング部材７２．７４は、プラスチック材料にて形成すること が望ましく、又、その係合面に沿って超音波溶接により共に接合することが望ま しい。

ハウジング７０の下方部分は、通路７６内に形成され、第３図乃至第５図及び第 ７図に図示するように、管４４、ＣＧＥ発電機４８及びノズル及び電極組立体３ ４がその通路７６内に配置される。該通路７６は、ハウジング部材７２．７４か らそれぞれ内方に伸長する二つの壁７８ａ、７８ｂ（第７図）により形成される 。壁７８ａ、７８ｂは、ハウジング部材７２．７４を共に接合させたとき、相互 に接触する。管４４及びＣＧＥ導体４８は、通路７６に沿って伸長し、ノズル及 び電極組立体３４に接続し、該組立体３４は、通路７６の前端に接続され且つ保 持される。

第３図乃至第６図、第８図及び第１１図に図示するように、ノズル及び電極組立 体３４は、その後端が支持カラー８２により片持ち状に支持される状態に保持し た金属製の伝達電極８０を備えている。リブ８４は、支持カラー８２を円筒状構 造体８６に接続する。中央穴８８が円筒状構造体８６内を伸長し、電極８０を囲 繞する。管４４は、円筒状構造体８６の後端の上に嵌まる。その他の構造体及び 形態が採用可能であるから、円筒状構造体８６は、導管４６内に滑り嵌めし又は 摺動可能に挿入する手段の一例である。ＣＧＥ導体４８は、コネクタ９０（第４ 図）により電極８０の後端に接続される。フランジ９２は、構造体８６から半径 方向外方に伸長し、ハウジング部材７２．７４に形成された半円形の溝９４に保 持される。フランジ９２及び溝は、ノズル及び電極組立体３４をハウジング７０ 丙に保持する手段の一例である。

セラミックスリーブ９６（第４ｒＸＪ及び第８図）は、構造体８６内に保持され 且つ電極８０の露出した前端を囲繞する。セラミックスリーブ９６の内側は、少 なくとも電極８０の前端まで連続し、望ましくは、該前端を僅かに越えて伸長し 、穴８８を形成する。管４４内のガスは、リブ８４の周りで穴８８内に入り、露 出した電極８０に沿って前方に流動する。構造体８６の穴８８及びスリーブ９６ は、組立体３４から供給された導電性ガスを層流として組織に同けるノズルを形 成する。ガスが露出した電極８０の周りで前方に流動すると、電極８０に供給さ れた電気エネルギの電圧がそのガスをイオン化する。ガスが組織面から血液及び 流体を除去する間に、電気エネルギのアークは、導電性通路を経て電極から組織 に伝達される。導電性ガス電気凝固の効果は、米国特許第４．７８１．１７５号 、同第４．９０１．７１９号、同第４．９０１．１２０号の明細書により完全に 記載されている。ノズル及び電極組立体３４がその内部で使用されるある型式の ハンドピースにおいて、管は、剛性にし、ハンドピース用のハウジングを実質上 、形成するようにすることが出来る。構造体８６を管端内に滑り嵌めさせること でノ１ンドビースを比較的便宜に組み立てることが出来、この構造体は、所望で あれば、接看剤により管に容易に保持することが出来る。

ネック部５８にてコード３６を分離させることで、ブレード電気外科手術の特徴 とは別個に、ハンドピース２０の導電性ガス電気凝固法の特徴を／％ンドビース ２０内で比較的便宜に且つ効率的に具体化することが可能となる。

又、ハンドピース２０のブレード電極支持組立体９８（第３図）は、底部上の当 接する対の通路壁７８ａ、７８ｂ及びノ１ウジジグ部材７２．７４からそれぞれ 内方に突出する別の対の当接通路壁１０２ａ、１０２ｂ　（第７図）により形成 される長手方向スペース１００内でハウジング７０内に摺動可能に位置決めされ る。

ブレード支持組立体９８は、スペース１００内を長手方向に動く基部材１０４を 備えている。スライダ２４は、底部材１０４の一部であり、又該スライダは、第 ３図及び第１０図に図示するように、ハウジング部材７２に形成されたスロット １０６を通ってハウジング７０の外側に伸長する。スライダ２４に加えた指の圧 力により、基部材１０４は、ハウジング７０のスペース１００内を前方及び後方 に動く。該基部材１０４は、プラスチック製であることが望ましい。組立体９８ 以外の支持手段は、各種の形態を得ることが出来る。

平坦な金属製薄板導体１０８は、インサート成形し、又はその他の方法で基部材 １０４の前端に取り付けることが望ましい（第３図乃至第５図及び第１０図）。

従来型式であるブレード電極２２は、金属製コレット１１０により、基部材１０ ４の前端にて薄板導体１０８に接続される。ブレード電極２２の後端は、円筒状 の形状であり、コレブト１１０内に摩擦嵌めし、ブレード電極２２を所定位置に 保持するようにする。この摩擦嵌めは、ブレード電極を交換し、針電極のような 別の型式のブレード電極に接続するのを許容する。第４図、第５図及び第８図乃 至第１０図に図示するように、内方に突出する壁１１２ａ、１１２ｂの半円形の 表面及びハウシング部材７２．７４の半円形の外面１１４ａ、１１４ｂは、それ ぞれスペース１００の前端に円筒状の支持面を形成し、伸長したときにブレード 電極２２を支持する。このようにして、ブレード電極２２を支持することで該ブ レード電極２２をハンドピース２０を動かして確実に操作することを許容する。

基部材１０４は、第１０図に図示するように、ハウジング部材７２の内面に沿っ て摺動する、前方突出タング１１６を備えている。基部材１０４、従ってブレー ド電極２２の最大移動距離は、ハウジング部材７２の肩部１１８に当接するタン グ１１６の前端により画成される。別のタング１２０が基部材１０４の後方に伸 長する。後方タング１２０は、下方に弾性的に偏倚され、前方リッジ１２２にス ナップ嵌めし、基部材を前方位置に保持する（第５図）。同様に、タング１２０ は、壁７８ａ、７８ｂに形成された後方リッジ１２４にスナップ嵌めし、基部材 を退却位置に保持する。これらリッジ１２２．１２４は、タングと共にこの保持 機能を実現するハウジングに形成された各種の構造体の一例である。

スイッチ組立体１３０は、又、第３図乃至第５図に図示するように、壁１０２ａ 、１０２ｂ　（第７図）及びハウジング部材７２．７４の上方頂部により形成さ れた頭載１３２にてハウジング７０内に配置される。スイッチ組立体１３０は、 後端に導体５２．５４．５６がはんだ付けされるプリント回路板１３４を備える ことが望ましい。プリント回路板１３４の上面及び底面に形成されたトレースは 、電気信号をスイッチ組立体１３０の構成要素に伝える。

トレース１３６は、第９図に示すように、貫通穴１４０を介してＢＥ導体５２を 金属製スイッチ板１３８に接続する。該板１３８は、プリント回路板１３４の上 面に取り付けられる。金属製舌状片１４２は、リベット１４４によりプリント回 路板１３４の前端に、又、スイッチ板１３８に接続される（第３図及び第９図） 。舌状片部材１４２は、第４図及び第５図に図示するように、プリント回路板か ら下方に伸長し、支持組立体９８の薄板導体１０８に接触し且つ該導体１０８に 接触して摺動する。ブレード電気外科手術用のエネルギは、ＢＥ導体５２からト レース１３６、スイッチ板１３８、舌状片部材１４２、及びブレード電極２２に 伝達される。

その他の二つの信号導体５４．５６は、それぞれ、第９図に図示するように、ト レース１４６．１４８に接続される。トレース１４６．１４８の前端は、それぞ れ貫通穴１５０．１５２に接続される。一対のスナツプ型ドームスイッチ１５４ ．１５６は、それぞれ貫通穴１５０．１５２の上方の所定位置でスイッチ板１３ ８に接続される。これらドームスイッチ１５４．１５６は、金属製ブリッジ１５ ８により共に接続され、これにより、ドームスイッチ１５４．１５６を金属材料 の単一片から形成することを許容する。該ブリッジ１５８は、整合ステーク１６ ０によりスイッチ板１３８上に保持される（第３図）。ドームスイッチ１５４を 押すと、スイッチ板１３８上のＢＥ導体５２からの信号は、貫通穴１５２、トレ ース１４８、導体５６に伝達される。ドームスイッチ１５６を押すと、電気信号 は、スイッチ板１３８上のＢＥ導体５２から貫通穴１５０、トレース１４６及び その他の導体５４に伝達される。このようにして、制御信号がＥＳＣに供給され 、ブレード電極２２に切除ブレード電気外科手術用エネルギを供給するか、又は 、ブレード電極２２に凝固電気外科手術用エネルギを供給すべきか該ＥＳＣを制 御する。

第三のドームスイッチ１６２は、プリント回路板１３４の上側に配置される。

該ドームスイッチ１６２は、ステーク１６６により補助スイッチ板１６４に接続 される。スイッチ板１６４は、トレース１６８により貫通穴に接続され、ここで 、導体５４はプリント回路板１３４に接続される。貫通穴１６３がドームスイッ チ１６２の下方で回路板１３４に形成され且つトレース１４８に接続される。ド ームスイッチ１６２を押すと、二つのトレース１６８．１４８が接続され、これ により、導体５４．５６を接続する。図示しない感知回路板は、導体５４．５６ の接続を感知し、導電性ガス電気層固装！を制御する。一般に、導体５４又は５ ６の一方に別個の信号が供給され、その信号は、その他方の導体上で感知され、 導電性ガス電気凝固装置の作動を制御する。導電性ガス電気凝固装置を作動させ るべく導体に供給された信号は、ＢＥ導体５２に供給される電気信号と別個で異 なるものであり、ドームスイッチ１５４．１５６の一方を押したとき、導体５４ 又は５６の一方を通じて伝達されて戻り、ブレード電気外科手術装置を作動させ る。

スイッチ組立体は、ブレード電極にブレード電気外科手術エネルギを供給し、ノ ズル及び伝達電極に伝導ガス電気凝固エネルギを供給するために電気外科手術装 置に選択的に信号を送る信号供給手段の一例である。上述の方法で電気外科手術 装置を制御する制御信号を発生させることの出来る各種のその他の装置及び機構 がある。

絶縁スリーブ１７０は、舌状片部材１４２の前端が支持組立体９８の薄板導体１ ０８に電気的に且つ機械的に接触可能に露出される点を除いて、スイッチ組立体 １３０を完全に囲繞する（第４図、第５図及び第７図）。スリーブの後方部分は 、ケーブル５０の前端の上を伸長する（第５図）。

これら三つの釦２８．３０．３２は、ドームスイッチ１５４．１５６．１６２を 作動させる手段、即ち、押圧手段の一例である。釦２８．３０．３２の各々は、 下方に伸長するシャフト１７２を備えている。該シャフト１７２は、第７図に図 示するように、ハウジング部材７２．７４の当接する係合面に形成された半円形 の対面する凹所によりハウジング７０の上面に形成された穴１７４を通って、釦 の各々から下方に伸長する。シャフト１７４の下方拡大端１７６は、ハウジング ７０の内部に配置される。ハウジング部材７２．７４を接続したならば、該拡大 端１７６が釦２８．３０．３２をハウジングに保持する。これとは別に、ハウジ ング部材を穴１７２にて接続せずに、穴を有する一体の釦取り付はフランジをハ ウジング部材の間で釦の下方スペースを完全に横断するように伸長させてもよい 。

この場合、シャフト１７４の拡大端１７６は、穴を通じて押し込み、釦をハウジ ングに保持する。

釦の各拡大端１７６は、ドームスイッチの真上に配置される。スリーブ１７０が この拡大端１７６をドームスイッチから分離させる。釦を押すと、拡大端１７６ は、直ちに下方に動き、スリーブを圧縮し且つドームスイッチを内方に偏向させ る。該ドームスイッチは、中央貫通穴に接触し、信号を二つの導体５４又は５６ の一方に供給し、これにより、電気外科手術装置に信号を送り、特定の釦を押し て示される電気外科手術作用を付与する。

このようにして、ハンドピース２０は、単一のハンドピース内で従来のブレード 電極を導電性ガスノズル及び電極組立体に一体化し、これにより、ブレード電極 を通じて従来の切除及び電気凝固装置の電流を供給するか、又はイオン化した伝 導性不活性ガス流を通じて導電性ガス電気凝固エネルギを供給するかの何れかを 選択することが可能となる。更に、何れの型式の電気外科手術作用もハンドピー スの釦又はスイッチを操作することで容易に選択可能である。更に、該ハンドピ ースは、ハンドピース自体の制御スイッチ、又は釦を操作することにより、導電 性ガス電気凝固を制御する機能が得られる。その他の多くの利点及び改良がハン ドピース２０によって実現可能である。

本発明の現在の好適な実施例及びその多くの改良について、特に具体的に説明し た。この説明は、好適な実施例の単に一例にしか過ぎず、本発明は、請求の範囲 の記載により限定されるできであることを理解する必要がある。

国際調査報告

Claims (30)

【特許請求の範囲】
1. １．電気外科手術中、電気外科手術装置から電気エネルギを付与するハンドピー スにして、 電気外科手術中、外科医の手で保持し得るようにしたハウジングと、前記ハウジ ングに取り付けられたブレード電極と、前記ハウジングに取り付けられたノズル 及び電極組立体であって、ガスを伝達するノズルと、前記ノズル内に配置され、 電気エネルギをガスに伝達する伝達電極とを有するノズル及び電極組立体と、前 記ハウジングに取り付けられ、電気外科手術装置に選択的に信号を送り、ブレー ド電気外科手術用の電気エネルギを前記ブレード電極に供給し且つ導電性ガス電 気凝固用エネルギを前記伝達電極に供給する信号手段と、を備えることを特徴と するハンドピース。
2. ２．請求の範囲第１項に記載のハンドピースにして、前記信号手段が、電気外科 手術装置に信号を送り、切除ブレード電気外科手術用エネルギを前記ハンドピー スに供給する第一のスイッチ手段と、電気外科手術装置に信号を送り、凝固ブレ ード電気外科手術用エネルギを前記ハンドピースに供給する第二のスイッチ手段 と、電気外科手術装置に信号を送り、導電性ガス電気凝固エネルギを伝達電極に 供給し且つガスを前記ノズルに供給する第三のスイッチ手段と、を更に備えるこ とを特徴とするハンドピース。
3. ３．請求の範囲第２項に記載のハンドピースにして、前記第一、第二及び第三の スイッチ手段が接続されるプリント回路板を更に備えることを特徴とするハンド ピース。
4. ４．請求の範囲第３項に記載のハンドピースにして、前記第一、第二及び第三の スイッチ手段の各々が、前記プリント回路板に接続されたドームスイッチを備え ることを特徴とするハンドピース。
5. ５．請求の範囲第１項に記載のハンドピースにして、前記ブレード電極を選択的 に伸長させ且つ退却させる手段を更に備えることを特徴とするハンドピース。
6. ６．請求の範囲第５項に記載のハンドピースにして、前記ブレード電極が、退却 したときに退却位置にあり、伸長したときに伸長位置にあり、 前記ブレード電極が、伸長したとき、前記ノズルの最前端を略越えて伸長し、退 却したとき、前記ノズルの略前端より前方に伸長しないことを更に特徴とするハ ンドピース。
7. ７．請求の範囲第１項に記載のハンドピースにして、前記ハウジング内に可動に 支持され且つ前記ブレード電極が接続される支持組立体と、 前記支持組立体に接続され且つハウジングの外側に配置されたスライダであって 、前記支持組立体、及び接続されたブレード電極を動かすスライダと、を更に備 えることを特徴とするハンドピース。
8. ８．請求の範囲第１項に記載のハンドピースにして、ガスが電気外科手術装置か ら管内のハンドピースに供給され、前記ノズル及び電極組立体が、前記ハンドピ ース内の管の一端内に受け入れられた構造体と、前記構造体により形成される穴 であって、前記伝達電極がその内で伸長し、ガスが伝達電極に沿って流動すると きに通る穴と、前記構造体に接続され、前記伝達電極をその後端にて片持ち状に 支持し、前記伝達電極を前記穴を通って前方に伸長させる手段と、を更に備える ことを特徴とするハンドピース。
9. ９．請求の範囲第８項に記載のハンドピースにして、前記管が、ガスを流動して 通る専管を形成し、導電性ガス導体が導電性ガス電気凝固用エネルギを前記ハン ドピースに伝達し得るように、前記導管内に配置され、更に、前記導管内に設け られ、前記導電性ガス導体を前記伝達電極の後端に接続する手段を備えることを 特徴とするハンドピース。
10. １０．請求の範囲第１項に記載のハンドピースにして、ガスが電気外科手術装置 から管の導管内のハンドピースに供給され、電気エネルギが電気外科手術装置か ら前記導管内に配置された導電性ガス導体内のハンドピースに供給され、電気エ ネルギが電気外科手術装置から管の外側に配置したブレード電気外科手術用導体 内のハンドピースに供給され、前記ハンドピースが、前記ノズル及び電極組立体 に接続され、前記導管内に挿入される手段と、前記伝達電極を前記導管内の導電 性ガス導体に接続する手段と、前記ブレード電気外科手術用導体を前記管から分 離した位置にて、前記ハンドピース内の信号手段に接続する手段と、を更に備え ることを特徴とするハンドピース。
11. １１．電気外科手術中、電気エネルギ及びガスを導電性ガス電気凝固装置から供 給するハンドビースにして、 電気外科手術中、外科医の手で保持し得るようにしたハウジングと、前記ハウジ ングに接続されたノズル及び電極組立体であって、前記ノズル内に配置されたノ ズル及び伝達電極を有するノズル及び電極組立体と、前記ハウジングに取り付け られ、電気外科手術装置に信号を送り、ガスをノズルに、及び電気エネルギを伝 達電極に供給する信号手段と、を備えることを特徴とするハンドピース。
12. １２．請求の範囲第１１項に記載のハンドピースにして、前記信号手段が、前記 電気外科手術装置に供給すべき制御信号を発生させるスイッチ手段を更に備える ことを特徴とするハンドピース。
13. １３．請求の範囲第１２項に記載のハンドピースにして、前記信号手段が、前記 ハウジング内に配置されたプリント回路板と、前記ハウジングの外側に配置され 、前記スイッチ手段を作動させる釦と、を更に備え、前記スイッチ手段が、前記 プリント回路板に接続されたドームスイッチを備え、前記釦が、該釦を押したと きに前記ドームスイッチに接触し且つ該ドームスイッチを抑圧する手段を備える ことを特徴とするハンドピース。
14. １４．電気外科手術装置からブレード電極に切除及びブレード電気凝固用エネル ギを付与し、これにより、ブレード切除及び電気外科凝固を行い、又、電気外科 手術装置からノズル及び伝達電極にガス及び電気エネルギをそれぞれ選択的に付 与し、これにより、導電性ガス電気凝固を行うハンドピースにして、該ハンドビ ースに電気エネルギ及びガスを供給するコードを備え、前記コードが、ガスを前 記ハンドビースのノズルに供給するための内側導管を形成する管と、前記導管内 を伸長し、電気エネルギを伝達電極に供給する導電性ガス導体と、前記菅の外側 に取り付けられたケーブルであって、複数の電気導体を有し、ケーブル内の前記 導体の一つがブレード電気エネルギをブレード電極に伝達し、ケーブル内の前記 導体の少なくとも一つの他方がハンドピースから電気外科手術装置に信号を送り 、電気外科手術装置を制御して、ブレード電極に接続された導体にブレード電気 エネルギを供給し、又は伝達電極に伝達エネルギを供給し且つ導管及びノズルに ガスを供給するケーブルと、を備えることを特徴とするハンドピース。
15. １５．請求の範囲第１４項に記載の発明にして、導電性ガス導体が、前記導管内 に配置され且つ前記管の長さに沿って伸長することを特徴とする発明。
16. １６．請求の範囲第１５項に記載の発明にして、前記伝達電極が前記導管内の導 電性ガス導体に接続することを特徴とする発明。
17. １７．請求の範囲第１５項に記載の発明にして、前記ケーブルが、前記管を形成 するのと同一の材料から成るネック部にて前記管に一体に取り付けられることを 特徴とする発明。
18. １８．請求の範囲第１７項に記載の発明にして、前記ケーブル及び管が、前記ネ ック部材料を切断することにより前記ネック部にて分離されることを特徴とする 発明。
19. １９．請求の範囲第１８項に記載の発明にして、前記ハンドビースが、ハウジン グと、前記ハウジング内に配置されたスイッチ組立体と、前記スイッチ組立体の 位置と異なる位置にて前記ハウジング内にノズル及び伝達電極を保持する手段と 、ハウジングの外側まで伸長し且つ前記スイッチ組立体を作動させる作用可能な 手段と、ハウジング内のネック部にて切断され且つハウジング内でブレード電極 、ノズル及び伝達電極に別個に案内されるケーブル及び管と、を更に備えること を特徴とする発明。
20. ２０．請求の範囲第１９項に記載の発明にして、前記導電性ガス導体が、前記導 管内で前記伝達電極に接続することを特徴とする発明。
21. ２１．導電性ガス電気凝固を行うべくガス及び電気エネルギを電気外科手術用装 置から付与する装置にして、 ガスを電気外科手術装置から供給するための内側導管を形成する管と、前記管に 沿って伸長し、電気エネルギを前記電気外科手術装置から伝達する導体と、 細長い伝達電極と、前記管の一端内に取り付けられる構造体スリップと、前記構 造体に形成される細長い穴と、前記穴を通じて前記伝達電極を前方に伸長させ且 つ伝達電極の大部分を略露出させるべく、伝達電極の後端を片持ち状に支持する 、前記構造体に接続された手段と、を有するノズル及び電極組立体と、を備え、 前記管の端部内の構造体が導管から供給されたガスを付勢して穴内を流動し且つ 前記電極の略露出した前方部分の大部分の周りを流動するようにし、前方穴がノ ズルを形成し、 更に、導管内にあり、前記電極の後端及び導体を電気的に接続する手段を備える ことを特徴とする装置。
22. ２２．請求の範囲第２１項に記載の装置にして、前記穴の一部を形成し且つ前記 電極の露出部分の大部分を囲繞し且つ少なくとも電極の最先端に等しい前方位置 まで伸長する部分を形成するセラミックスリーブを更に備えることを特徴とする 装置。
23. ２３．電気外科手術装置からブレード電極に切除及びブレード電気凝固用エネル ギを付与し、これにより、ブレード切除及び電気凝固を行い、電気外科手術用装 置からノズル及び伝達電極にガス及び電気エネルギを選択的に供給し、これによ り、導電性ガス電気凝固を行うハンドピースにして、ガスを供給する管と、電気 エネルギを前記ハンドピースに供給する導体手段と、を備えるコードによって接 続され、前記ハンドピースが、 電気外科手術中、外科医の手で保持され得るようにしたハウジングと、ブレード 電極の一部分がハウジングの前端を越えて伸長する伸長位置と、前記電極の略大 部分がハウジング内に退却する退却位置との間で動き得るように、前記ブレード 電極を支持する支持手段と、前記支持手段に接続され、前記ハウジングの外側に 伸長する摺動手段であって、前記支持手段を動かし、ブレード電極を伸長位置及 び退却位置に位置決めするスライダ手段と、 前記ハウジングに取り付けられたノズル及び電極組立体であって、ノズル及び該 ノズル内に配置された伝達電極を形成する手段を備えるノズル及び電極組立体と 、を備え、前記ノズル及び電極組立体が、管の前端に嵌まる構造体であって、ノ ズルから出る前に伝達電極の周りを流動するように、管内で供給されたガスを付 勢させる穴を有する構造体を備え、更に、前記ハウジングに取り付けられ、電気 外科手術装置に選択的に信号を送り、ブレード電気外科手術用の電気エネルギを ブレード電極に供給し且つガス及び導電性ガス電気凝固用エネルギをノズル及び 伝達電極に供給する作用可能な信号手段と、 前端ハウジングの外側に設けられ、スイッチ手段を作動させる作用可能な作動手 段と、を備えることを特徴とするハンドピース。
24. ２４．請求の範囲第２３項に記載のハンドピースにして、前記信号手段が、前記 電気外科手術装置に信号を送り、切除ブレード電気外科手術用のエネルギをブレ ード電極に供給する第一のスイッチ手段と、電気外科手術装置に信号を送り、ブ レード電気凝固用エネルギを前記ブレード電極に供給する第二のスイッチ手段と 、電気外科手術装置に信号を送り、導電性ガス電気凝固エネルギを伝達電極に供 給し且つガスを前記ノズルに供給する第三のスイッチ手段と、を更に備えること を特徴とするハンドビース。
25. ２５．請求の範囲第２４項に記載のハンドビースにして、前記第一、第二及び第 三のスイッチ手段が接続されるプリント回路板を更に備え、前記第一、第二及び 第三のスイッチがドームスイッチを備えることを特徴とするハンドビース。
26. ２６．請求の範囲第２５項に記載のハンドビースにして、前記支持手段に取り付 けられた薄板導体であって、電気エネルギをブレード電極に伝達する薄板導体と 、 前記プリント回路板に接続された舌状片部材であって、前記支持手段が伸長位置 に動くとき、電気エネルギを前記ブレード電極に伝達させるべく、前記薄板導体 に電気的に接続する舌状片部材と、を更に備えることを特徴とするハンドビース 。
27. ２７．請求の範囲第２６項に記載のハンドビースにして、前記コードが、複数の 電気的導体を備え、前記導体の第一の導体が電気外科手術用エネルギを前記ハン ドビースに供給し、該導体の第二の導体が電気外科手術装置を制御する信号を供 給し、 前記プリント回路板が、前記ドームスイッチの一つが接続され且つ前記コードの 第一の導体が接続され、更に、前記舌状片部材が接続される第一のトレースと、 偏向されたときに、前記ドームスイッチが電気的に接触し且つ前記第二の導体が 接続される第二のトレースと、を備えることを特徴とするハンドピース。
28. ２８．請求の範囲第２３項に記載のハンドビースにして、前記ノズル及び伝達電 極が、細長い形状の伝達電極と、ハンドビース内で管の一端内に嵌まる構造体と 、前記構造体に形成される細長い穴と、前記構造体に接続され、前記穴を通じて 前方に伸長し且つ前記穴内で伝達電極の大部分を略露出させるべく、片持ち状に 伝達電極の後端を支持する手段と、から成るノズル及び電極組立体の要素であり 、前記管の端部内の構造体が、導管から供給されたガスを付勢して、伝達電極の 略露出した前方部分の大部分の周りを流動させ、前記穴が、ノズルの一部である ことを特徴とするハンドビース。
29. ２９．請求の範囲第２３項に記載のハンドビースにして、前記支持手段が、ハウ ジングの一部に接触するように弾性的に偏向された、長手方向に突出するタング と、 前記支持手段が動いたとき、前記タングを偏向させ、ブレード電極を伸長位置及 び退却位置の一方に配置する、ハウジングの少なくとも一つの偏向構造体と、を 備え、前記タング及び偏向構造体の偏向が前記支持手段を所定位置に保持するこ とを特徴とするハンドビース。
30. ３０．請求の範囲第２９項に記載のハンドビースにして、前記偏向構造体の二つ を備え、前記偏向構造体の一方及び前記タングが、ブレード電極を伸長位置又は 退却位置の一方に保持し、前記偏向構造体及びタングの他方が、ブレード電極を 前記伸長位置又は退却位置の他方に支持すべく前記支持手段を所定位置に保持す る作用を行うことを特徴とするハンドビース。