JPH0650558A - 電気床暖房装置の通電制御方法 - Google Patents

電気床暖房装置の通電制御方法

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Publication number
JPH0650558A
JPH0650558A JP22477992A JP22477992A JPH0650558A JP H0650558 A JPH0650558 A JP H0650558A JP 22477992 A JP22477992 A JP 22477992A JP 22477992 A JP22477992 A JP 22477992A JP H0650558 A JPH0650558 A JP H0650558A
Authority
JP
Japan
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temperature
floor heating
electric floor
blocks
demand
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Pending
Application number
JP22477992A
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English (en)
Inventor
Koichi Ono
幸一 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テレコンやHA等の付帯設備を設けなくと
も、大容量の床暖房装置をデマンド装置により効率良く
制御できるようにすること。 【構成】 電気床暖房装置1を複数のブロック2に区分
し、各ブロック2に通電の優先順位を付し、前記ブロッ
ク2を温度調節装置3により温度調節すると共に各ブロ
ック2への通電をデマンド装置4により優先順位順に制
御する電気床暖房装置の通電制御方法において、温度調
整装置3をデマンド装置4よりも電源側に設けて、通電
状態にした温度調整装置3により電気床暖房装置1の温
度を検出し、それに基づいて温度調整装置3からデマン
ド装置4へ出力命令を出し、それに基づいてデマンド装
置4が電気床暖房装置1への通電を優先順位順に制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明の電気床暖房装置の通電制
御方法は、電気床暖房装置をいくつかのブロックに区分
し、夫々のブロックに通電の優先順位をつけて、デマン
ド装置によりその優先順位の順に通電するようにした電
気床暖房装置の通電制御に利用されるものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、床面積の大きなオフィスで電気
床暖房装置による床暖房を行う場合、消費電力の高い電
気床暖房装置を床全面に設置するとその総消費電力は大
変多くなる。そこでオフィスの使用者はその消費電力に
見合う電源容量を契約により確保しなければならない
が、電気の基本料金は契約容量に応じて高くなるため、
大容量の契約をすると使用者が負担する電気料金が増大
する。
【0003】そこで従来はデマンド装置を用いて電気床
暖房装置の総消費電力を抑えることができるようにして
いた。これは例えば、図5に示すように40A(4K
W)の電気床暖房装置Aを契約容量20A内で稼働する
場合に、その電気床暖房装置Aを消費電力1KWのブロ
ックA1 、A2 、A3 、A4 に区分けし、各ブロックA
i に通電順位を付け、夫々のブロックA1 、A2 、A
3 、A4 内に夫々のブロックの電気ヒータの温度調節を
行う温度制御装置Bを取りつけ、これらを各ブロックよ
り電源側に取付けたデマンド装置Cに接続し、このデマ
ンド装置Cにより各ブロックAi に優先順位順に電流を
供給して、優先順位の高い2つのブロックが契約容量内
で稼働するようにしたものである。
【0004】ところが図5の床暖房装置では、各温度制
御装置Bの電流が各ブロックの電気ヒータの電流と共通
になっており、しかも各ブロックAi に取付けられてい
る温度制御装置Bが外部電源のOFFにより停止すると
安全面から自動的には復帰しないようになっているた
め、デマンド装置Cにより一旦ブロックAi がOFFさ
せられると、その後に電力に余裕ができて同ブロックA
i にデマンド装置Cから電流が供給されても、同ブロッ
クAi は自動的にはON状態にならない。このため各温
度制御装置Bには電流による遠隔制御装置(テレコン)
やホームオートメーション(HA)等の付帯設備を利用
して、それらから温度制御装置Bに復帰信号を送り出す
ことができるようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図5の電気床暖房装置
の制御方法では、デマンド装置CによってOFFされた
温度制御装置Bを復帰させるためのテレコンやHA等の
付帯設備が必要となるため、電気床暖房装置のコストア
ップが問題になっていた。また、一々テレコンやHA等
を操作して温度制御装置Bの復帰を行うのは大変に煩わ
しく、場合によっては復帰操作を忘れて電気床暖房装置
が止まったままになっていたりするようなこともあっ
た。
【0006】本発明の電気床暖房装置の制御方法は、テ
レコンやHA等の付帯設備を設けなくとも、大容量の床
暖房装置をデマンド装置により効率良く制御できるよう
にすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電気床暖房装置
の制御方法は、図1に示すように、電気床暖房装置1を
複数のブロック2に区分し、各ブロック2に通電の優先
順位を付し、それらのブロック2を温度調節装置3によ
り温度調節し、それらのブロック2への通電をデマンド
装置4により各ブロック2の優先順位順にON/OFF
制御するようにした電気床暖房装置の制御方法におい
て、前記温度調整装置3をデマンド装置4よりも電源側
に設けて常時通電状態とし、その通電状態の温度調整装
置3により電気床暖房装置1の温度を検出し、その検出
に基づいて温度調整装置3からデマンド装置4へ出力命
令を出し、その出力命令に基づいてデマンド装置4が電
気床暖房装置1への通電を前記優先順位順に制御するよ
うにしたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明の電気床暖房装置の制御方法では、電気
床暖房装置1の温度制御を行う温度調節装置3がデマン
ド装置4よりも電源側に設けられ、同温度制御装置3は
常時通電状態になっているため、デマンド装置4により
ブロック2毎にON/OFF制御されても温度制御装置
3が停止してしまうようなことがなく、従ってテレコン
やHA等の付帯設備も不要となる。
【0009】
【実施例1】本発明の電気床暖房装置の制御方法の一実
施例を図1に示す。同図に示す1は電気床暖房装置(例
えば電気床暖房装置)であり、この実施例では総消費電
力4KW(40A)の電気床暖房装置1を4つのブロッ
ク2(a、b、c、d)に区分けして、ブロック単位の
小カーペットの消費電力を1KW(10A)としたもの
である。4は一般に市販されているデマンド装置であ
り、同装置4に優先順位(例えばa、b、c、dの順)
を指定してブロック分けした電気床暖房装置1を接続す
ると、デマンド装置4がブロックa、b、c、dを優先
順位順にON/OFF制御するものである。なお、この
デマンド装置4には20Aの主電源が接続されている。
【0010】前記電気床暖房装置1には温度を検知する
温度センサ10がブロックa、b、c、d毎に取付けら
れており、各温度センサ10の検出信号はデマンド装置
4に取付けた温度調整装置3に入力されるようになって
いる。同温度調整装置3では各温度センサ10の検出信
号に基づいて各ブロックの温度を求め、同温度調整装置
3にセットされた設定温度との比較を行い、図2に示す
ように、設定温度より検出温度が低い場合にはON信号
を、設定温度より検出温度が高い場合にはOFF信号を
デマンド装置4に出力する。
【0011】前記温度調整装置3のON/OFF信号が
デマンド装置4に入力されると、図2に示すように、先
ず同デマンド装置4は先の優先順位の高いブロックa、
bに対してのみ電力を供給し、このブロックa、bが所
定の温度に達すると、温度調整装置3からのブロック
a、bに対するOFF信号が出力され、デマンド装置4
からブロックa、bへの電力がストップする。そして電
力に余裕ができ、このとき温度調整装置3からブロック
c、dにON信号が出ていると、デマンド装置4はブロ
ックc、dに電力を供給する。
【0012】なお、図3に示すように温度センサ10を
ブロック毎に設けず、室内の適所に設置した室温センサ
11などで1つに統一することも可能できる。この場合
は電気床暖房装置1の温度調節がブロック単位で行われ
ず、大まかなものとなるため、各ブロックにはバイメタ
ル等を利用したサーモスタットを設けて、所定温度に以
上には過昇しないようにしておく。
【0013】また、図4に示すようにデマンド装置4と
直接電気床暖房装置の間にリレー12を設け、デマンド
装置4の出力で前記リレー12の接点を切り替えてMC
B(ELB)からの電力を直接電気床暖房装置1に送
り、同電気床暖房装置1をON−OFF制御してもよ
い。また、デマンド装置4と電気床暖房装置1の間にタ
イマ等を取り付け、電気床暖房装置1をブロック別にタ
イマ運転することも可能である。
【0014】
【発明の効果】本発明の電気床暖房装置の制御方法によ
れば、デマンド装置4を用いて大面積の床暖房を低い電
力量契約で行う場合でも、テレコンやHAなどを使用せ
ずに電気床暖房装置1の自動温度調節が可能になり、従
って設備費用の削減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気床暖房装置の制御方法の一実施例
を示す概略図。
【図2】図1のデマンド装置の出力と温度調整装置の出
力とを示す説明図。
【図3】本発明の電気床暖房装置の制御方法の他の実施
例を示す概略図。
【図4】本発明の電気床暖房装置の制御方法のその他の
実施例を示す概略図。
【図5】従来の電気床暖房装置の制御方法の他の実施例
を示す概略図。
【符号の説明】
1 電気床暖房装置 2 ブロック 3 温度調節装置 4 デマンド装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気床暖房装置1を複数のブロック2に
    区分し、各ブロック2に通電の優先順位を付し、それら
    のブロック2を温度調節装置3により温度調節し、それ
    らのブロック2への通電をデマンド装置4により各ブロ
    ック2の優先順位順にON/OFF制御するようにした
    電気床暖房装置の制御方法において、前記温度調整装置
    3をデマンド装置4よりも電源側に設けて常時通電状態
    とし、その通電状態の温度調整装置3により電気床暖房
    装置1の温度を検出し、その検出に基づいて温度調整装
    置3からデマンド装置4へ出力命令を出し、その出力命
    令に基づいてデマンド装置4が電気床暖房装置1への通
    電を前記優先順位順に制御するようにしたことを特徴と
    する電気床暖房装置の通電制御方法。
JP22477992A 1992-07-31 1992-07-31 電気床暖房装置の通電制御方法 Pending JPH0650558A (ja)

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JP22477992A JPH0650558A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 電気床暖房装置の通電制御方法

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JPH0650558A true JPH0650558A (ja) 1994-02-22

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JP22477992A Pending JPH0650558A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 電気床暖房装置の通電制御方法

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JP (1) JPH0650558A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014517247A (ja) * 2011-06-15 2014-07-17 ヴォルタリ ターゲット電源管理を備えた暖房、換気および/または空調装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014517247A (ja) * 2011-06-15 2014-07-17 ヴォルタリ ターゲット電源管理を備えた暖房、換気および/または空調装置

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