JPH06505255A - 皮膚病治療薬の調製へのテトラヒドロ−チエノピリドインドール誘導体の使用 - Google Patents

皮膚病治療薬の調製へのテトラヒドロ−チエノピリドインドール誘導体の使用

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JPH06505255A
JPH06505255A JP4505618A JP50561892A JPH06505255A JP H06505255 A JPH06505255 A JP H06505255A JP 4505618 A JP4505618 A JP 4505618A JP 50561892 A JP50561892 A JP 50561892A JP H06505255 A JPH06505255 A JP H06505255A
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ブロカデス ファルマ ベスローテン フェンノートシャップ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 皮膚病治療薬の調製へのテトラヒドロ−チェノピリドインドール誘導体の使用本 発明は、過増殖性(tryperproliferative)および/又は炎 症性(inflanmt−ory )の皮膚病治療のために用いる7、8、9、 10−テトラヒドロ−チェノ−〔3、2−e〕−ピリド−〔4、3−b〕インド ール誘導体およびその薬学的に許容しつる酸付加塩を含む製剤に係るものである 。
発明の背景 な副作用を引き起こすためその適用は制限されて(Xる。
欠である長期間の投与をした場合にはそれが著ししA0引き起こすことが多いと いうことも証明されている。さらにこの薬は衣服や肌に強いじみを生じさせ、美 容上の難点があった(Shroot et al、(1976) in :Ps ori−asis(Farber et al 、ed)、Yorke Med ical Books 、 NY、 pp、327−336:McD盾獅≠撃■ (1983) in: The Chemotherapy of Psori asis(Baden、 ed) 、Pergamon P窒■唐刀@0x− fordSp p、 208−210]、さらに多くの研究において、アントラ リンが動物モデルにおいて発癌性を示すことが証明されている[Bock an d Burns(1963) 、J、Natl。
Canc、 [nst、30二393−397;Segal et al、(1 971) 、 J、Med、Chem、14:1152−1P54]。
局所的に使用する物質としてはコールタールもあるが、アントラリンの場合と同 じ欠点を有している。またコールタールも動物において皮膚癌を誘導することが 示されている。
乾せんの治療に用いられる薬としては他に皮質ステロイド、ビタミンD誘導体、 レチノイド、シクロスポリンA、メソトレキサートがある。また光化学療法も用 いられている。
皮質ステロイドは長期間局所的に用いると皮膚の変質劣化を引き起こす[Mey r−ick Thomas and Black(1985) in:IJod els in Dermatology(Maibach anп@Lowe。
ed、) Ba5eL vol 2.pp 30−34]。
ビタミンD誘導体は局部的にも全身的にも投与されるが、カルシウム代謝に影響 を及ぼし、高カルシウム血症や骨の脱灰を引き起こす(de Luca(197 6) Am、 J。
CI in、 Nutr、、29:1258]。
シクロスポリンA、レチノイド、およびメソトレキサートは乾せんの治療にとて も有効であるが強い副作用も有している。シクロスポリンAは元来、移植手術に おいて免疫抑制剤として使用するために開発されてきたものであるが、腎毒性が とても強く、高血圧症を誘発し、また、コレステロール値やトリグリセリド値を 上昇させる[Br1t、J、Dermatol、(1990)122:365;  Fifth [nternational Psori≠刀| is Symposium、 July to−14,199L San Fr ansisco]。
メソトレキサートも同様の副作用をもたらし、また免疫抑制性を有し、細胞増殖 を非特異的に阻害する[Roenich and Maibach(1991) :Methotrexate 、in: Pso−riasis、 Marce l Dekker New Yorkl。
レチノイドは催奇形性を有することが示されているため、妊娠の可能性がある患 者の治療には使用できない。さらにこの薬は脱毛を促進し、爪を脆くし、視覚障 害や脂質代謝の異常を促進する[上述のPsoriasis Symposiu m 1991] oこれらの強い副作用を除くために、多くの試みが局所的処方 を発達させるためになされてきた。しかし、現在のところ、治療効果を示すその ような方法は完成していない。
現在、重い乾せんの治療には全身的光化学療法を用いること多い[PUVA 、  i、e。
oral psoralen and UVA light] aこの治療法は 患者の細胞のゲノムの構造に直接の変化を引き起こす危険を持つために、潜在的 に変異原性、発癌性を有している。
近年、細胞の情報伝達、すなわち、結果として細胞応答を誘導する膜を通じての 細胞外情報伝達に関する分野の研究が進んできた。細胞増殖の調節においてホス フォイノシタイドが重要な役割を果たすということが広く認められている[Be rridge et al、 (1985)、J、Ce11.Sci、5upp 1.3: 187−198] 。イノシタイドカスケードを通じた情報伝達の間 に、2種類の2次メツセンジャーすなわちジアシルグリセロールとイノシトール 三リン酸が生成し、これらがプロティンキナーゼC(PKC)を活性化する。ま た、PKCはホルボール−12−ミリステート−13−アセテート(PMA)の ような腫瘍促進性のホルボールエステルに対する細胞の受容体として同定されて いる。それゆえ、PKCが細胞増殖の調節において重要な役割を演じていること が強く示唆される[N15hizuka (1984) 、Nature 30 8:693−698]。
現在までのところ、ケラチノサイトの増殖の調節についての有用な情報はとても 限られている。ホルボールエステルはin vivoでマウスの皮膚に投与した 場合、上皮の過形成と炎症を誘発することが示されている[Marks(198 3)、Car−cinogenesis 4:1465−1470]。上皮細胞 の培養系においてPMAは細胞増殖とケラチノサイトの分化を誘導することが分 かっている[Hawley Ne1son et al、 (1982)、Ex p、Ce11.Res、137:155−167]、さらにPKC活性とホルボ ールエステルの結合がヒトのケラチノサイト細胞で検出されている(Snoek  et al、 (1987)、Exp、 Ce11. Res、 172:1 46−157)。これよりPKCはケラチノサイトの増殖の調節に関係している と考えられる。
PKCが炎症応答の鍵となる反応であるヒト白血球からの反応性酸素種の放出に 関与しているという証拠もある[Wymann et al、 (1987)、 J、Biol、 Chem、262:12048−120531゜臨床的に乾せ んは上皮の過増殖と炎症によって同定されるので、PKCはこの病気の病態生理 学において重要な酵素であると考えられている。PKCはヒトの表皮に存在し[ Fisher et al、 (1987)、J、 [nvest、Derma tol、89:484−4881、さらに乾せんの皮膚と健康な皮膚を比較する 最近の研究により、PKCの活性と分布の相違が示された[Horn et a l(1987) 、J、 [nvest、Dermatol、88:220−2 22: [nohara et al、 (1988)、Arch、 Derm atol、Res、280:454−455]。
GuptaらはスフィンゴシンがPMA誘導性の炎症、過形成、およびマウスの 皮膚におけるオルニチンデカルボキシラーゼの誘導とPKCの活性化を阻害する ことを報告している[J、 Invest、Dermatol、 (1988)  、91:486−491]、これはスフィンゴシンが高濃度(細胞毒性濃度) の場合、ヒト白血球からの反応性酸素種の生成を阻害するという先の報告と一致 する[Wilson et al、 (1986)、J、 Biol、 Che m。
261:12616−12623]。国際特許出願 WO88101869にお いても炎症や乾せん、腫瘍の転移の治療にスフィンゴシンやスフィンガニンのよ うな両親媒性長鎖塩基の使用を提唱している。しかしながら、スフィンゴシンは 細胞の分化を阻害することが示されているが[Merrill et al、  (198の、J、Biol、Chea+ 261:12610−12615]、 乾せんにおいてはケラチノサイトの増殖は促進し分化は抑制されているので、大 きな欠点となってしまう。さらにスフィンゴシンは線維芽細胞の増殖を刺激する ことが分かっているので[Zhang et al、 (1990) 、J、B iol、CheIL265ニア6−811、皮膚疾患の治療に使用できる可能性 は小さい。スフィンゴシンは様々な酵素に影響を及ぼすけれどもPKCを阻害す ることも知られている[Hannun ey al。
(1986)、J、Biol、Chem、261:12604−12609]。
Guptaら(上述)は乾せんのような炎症性疾患においてPKC阻害剤の利用 可能性を提唱している。しかしスフィンゴシンを調べた結果、この仮説から、P KCを阻害する化合物なら乾せんの治療薬として適切であるという結論には至ら なかった。線維芽細胞の増殖の刺激といった副作用の中にはPKC非依存性の機 構によって仲介されるものがあることがわかっており、またGuptaらの仮説 を否定するわけではないけれども、乾せんの治療に有用なPKC阻害剤はまだ同 定されていない。
この状況を示す1つの例として、もっとも強力なPKC阻害剤の1つであるスト ロスポリンがある[Tamaokj et al、 (1986) 、Bioc hem、 Biophys、 Res、 Coonun。
135 +397−40210この薬はヒト好中球において炎症反応を阻害する ことが述べられているが[5ako et al、 (1988)、Cance r Res、48:4646−46501、単離されたマウス上皮細胞における 細胞増殖のマーカー酵素であるPMA誘導性オルニチンデカルボキシラーゼ活性 を阻害することはできなかった[Kiyoto et al、 (1987)、 Biochem。
Biophys、 Res、 Common、 148 ニア40−746]、 さらにマウスの皮膚の研究においてストロスポリンは腫瘍促進活性を持つことが わかった[Yoshizatva et al、 (1990) 、Can−c er Res、50:4974−4978]。もちろんこの影響によりストロス ポリンを臨床的に使用することはできない。ストロスポリンがこれらのあるいは 他の多くの好ましくない効果を示すのは、多くの酵素に共通な結合部位であるA TP結合部位と相互作用することによってプロティンキナーゼを非選択的に阻害 するためであると考えられている(Ruegg and Burgess(19 89) 、Trends Phanmeol、 Set。10二218−220 〕。さらにこの薬はケラチノサイト・の増殖を効率よく阻害するけわども[He ge−mann et al、 (1,991) 、Arch、Dermato l、Res、283:456−4601、上皮細胞において形態的変化を引き起 こし[HeHemann et al、、 (1991)、J、 Invest 、 Dermatol、 94:578Lおそらくこれはこの薬剤の腫瘍促進活 性と関連のある副作用である。
既知のPKC阻害剤は好中球におけるケラチノサイトの増殖と炎症反応という効 果を有し、乾せんに有効であるにもかかわらず、その臨床的使用を制限したり妨 げたりする大きな欠点を有しているように思われる。興味深い、−とに、抗層せ ん剤。アントラリンがPKCを阻害し、この機構によって臨床的効果を果たして いることが最近分かった[Hegemann et al、 (1990)、5 kin Pharmcol、3:196] 。しかしよく示されているアントラ リンの副作用、すなわち激し、い皮膚炎の生成もまた相対試験シスデl、5で測 定された。これはこの薬剤がヒト好中球が刺激さil、、f’いない場合にそご から炎症仲介物質である反応性酸素種を放出させるためである。
σ、8.9、lO−テトラヒト 3−b)インドール誘導体はヨーロッパ特許EP−B−0012347とEP− B・−0120439に係る物質である。これらの化合物は最初全身治療のため の抗抑制剤として開発されf::[GIaser and Seicjel(1 987)、Drugs of the Future12:562−564]。
後にゲ斗うヒト泊ーヂエノビリドインドール誘導体のグループに属するヂフルカ ルビン(tiflucarbine)とその構造的アナログが驚くことにカルモ ジュリンと結合することがわかった[Schmidt et al. (199 0) 、Eur. 、1. Pharmaeol。
189:411−418].さらにチフルカルビンはiH Vitroの試験で PKC活性を著しく阻害することがわかった[Hegemann et al.  (1989)、Biol. Chem Hoppe−Seyler 370: 9081 。
発明の要約 一般式Iの7、8、9、■0ーテトラヒドローチェノー〔3、2−e〕−ピリド − 〔4、3−b〕インドールとこの化合物の薬学的に許容される酸付加塩の使 用が上皮の過増殖性46よび/又は炎症性の皮膚疾患の治療薬の調製のために摂 供R1は水素ま/−はC,からCaiでのアルギル基であり、R,どR,は同一 でも異なー)でいてもよく、水素またはハロゲ゛/である13過増殖性および/ 又は炎症性皮膚疾患の治療のために上述した一般式■の化合物を含む組成物も提 供される,、 図の説明 図Iはケラチノサイト細胞の増殖(HaCaTm胞)の阻害をグラフで表したも のである。〔′H〕ーチミジンと(”C)−アミノ酸の付着細胞への取り込み量 をチフルカルビンの濃度を変えて測定した結果である。
図2はケラチノサイト細胞の増殖(HaCaT細胞)の阻害をグラフで表したも のである。付着細胞の総タンパク含有量をチフルカルビンの濃度を変えて測定し た結果である。
図3はヒト多形核白血球(PMNL)からの反応性酸素種(ROS)の生成の阻 害をグラフで表したものである。ルシゲニンで増幅されたケミルミネッセンス( 自発的なものとオプソニンで処理したジモサンで処理し活性化したもの)をチフ ルカルビンの濃度を変えて測定した結果である。
図4はヒト多形核白血球(PMNL)からの反応性酸素種(ROS)の生成の阻 害をグラフで表したものである。ルシゲニンで増幅されたケミルミネッセンス( 自発的なものとポルポールエステルPMAで処理し活性化したもの)をチフルカ ルビンの濃度を変えて測定した結果である。
図5はチフルカルビン(TFC)とストロスポリンの濃度を変えた場合のヒトケ ラチノサイトによる角質外皮の自発的な形成におよほす影響をグラフで表したも のである。
図6はチフルカルビン(TFC)とストロスポリンの濃度を変えた場合のヒトケ ラチノサイトによるイオノホア誘導性の角質外皮の形成に及ぼす影響をグラフて 表したものである。
図7はHaCaT細胞でのケラチンの発現をコントlゴール細胞<a)、30n Mのストロスポリン存在下で成長した細胞(C)、10μMのチフルカルビンの 存在下で成長した細胞(d)のそれぞれについて2次元ゲル電気泳動で分析した ものである。
図8はストロスポリンとチフルカルビンにさらしたHaCaT細胞におけるケラ チンの合成を放射線強度走査法によって測定しグラフで表したものである。
図9はストロスポリン(30nM)が培養後42時間(C)と72時間(d)の HaCaT細胞の形態に及はす影響について培養後42時間(C)と72時間( d)のコントロール細胞と比較して表したものである。
図40はB−50と50kDaのタンパク質へのリン酸の取り込みをチフルカル ビンの濃度を変えた場合についてグラフで表したものである。
図11はB−50と50kDaのタンパク質へのリン酸の取り込みをポリミキシ ンBの濃度を変えた場合についてグラフで表したものである。
図]2はチフルカルビンのいくつかの!1度についてラット脳シナブトソームか らの( ’H)−ノルアドレナリンの放出に及ぼす影響をグラフで表したもので ある。
図13はシクロスポリンA1スフインゴシン、チフルカルビンのいくつかの濃度 についてマウスのTPA誘導性の耳水腫の皮膚層の厚さに及ぼす影響についてグ ラフで表したものである。
[114はシクロスポリンA、スフィンゴシン、チフルカルビンのいくつかの濃 度についてマウスの皮膚のTPA誘導性過増殖における皮膚の厚さに及ぼす影響 を表したものである。
図15は何種類かの濃度のチフルカルビンとスフィンゴシンを全身投与した場合 、マウスのTPA誘導性耳水腫における耳の厚さに与える影響についてグラフで 表したものである。
発明の詳細な説明 まず、チフルカルビンが正常なヒトケラチノサイト、及び形質転換したヒトケラ チノサイトのin vitroての増殖を投薬量に依存して阻害することがわか った(実施例I、2参照)。さらにチフルカルビンはヒト多形核白血球(PMN L)からの炎症仲介物質、すなわち反応性酸素種の放出を誘導せず(実施例33 参照)、これはアントラリンと対照的であった。
ケラチノサイトの増殖とヒト多形核白血球からの反応性酸素種の生成に対するチ フルカルビンの阻害的効果は以下に示すa、b、cからは予測することができな い。
a、チフルカルビンの化学構造 す、抗鎮静剤としての既知の治療活性 C,プロティンキナーゼC阻害剤およびカルモジュリン拮抗剤としての最近見出 された薬理活性 細胞毒性試験においてチフルカルビンは300μM以上の濃度においてのみ毒性 を示すことがわかった(実施例4参照)。同じ試験において他のPKC阻害剤も それより強い毒性を持つことがわかった。チフルカルビンは効果のある濃度と毒 性のある濃度との比率が都合がいいという長所を有している。
他のPKC阻害剤と比較した場合、チフルカルビンは形質転換したケラチノサイ ト細胞において形態的変化を誘導せず、またケラチンの発現にも影響を及ぼさな かった(実施例5参照)。
さらにチフルカルビンは中枢神経系からのPKCには影響を及ぼさないこともわ かった(実施例8参照)。チフルカルビンによって示されるPKC阻害活性は皮 膚に存在するPKCにかなり特異的である。
動物モデルにおいてチフルカルビンを局所的あるいは全身的に投与した場合、マ ウス皮膚における12−0−テトラデカノイルホルボール−13−アセテート( TPA)誘導性耳水腫および過増殖を抑制する効果が見られた(実施例8.9参 照)。
実施例で示されたようなチフルカルビンの特筆すべき効果のいくつかは、構造的 に関連のある化合物にも見られた。
上皮の過増殖性皮膚疾患、炎症性皮膚疾患そして上皮の過増殖性、炎症性物質の 存在によって特定される皮膚疾患の治療のために、7.8.9、lO−テトラヒ ドロ−チェノ−〔3,2−e〕−ピリド−〔4,3−b〕−インドールおよびそ の薬学的に許容される酸付加塩を製剤として用いることが有効であることがここ でわかった。これらの製剤は上記の皮膚疾患の通常の治療で一般的に見られる副 作用を引き起こさない。
7.8.9、lO−テトラヒドロ−チェノ−〔3,2−e〕−ピリド−〔4,3 −b〕−インドールと、その薬学的に許容される酸付加塩は一般式Iで表される 。
Roは水素またはC3からC4までのアルキル基(直鎖または分岐鎖)であり、 メチル、エチル基が好ましく、Rt及びR1は同一でも異なっていてもよく、水 素またはハロゲンであり、ハロゲンとしてはフッ素または塩素が好ましい。
一般式Iの化合物を含む組成物を製造するために、無機酸ならびに有機酸から調 製した薬学的に許容される酸付加塩を使用することもできる。酸の例としては塩 酸、マレイン酸、酒石酸、コハク酸、シュウ酸、そして好ましくは乳酸を挙げる ことができる。
本発明の最も好ましい化合物はチフルカルビンあるいは!−メチルー9−エチル ー4−フルオロ−7,8,9、lO−テトラヒドロ−チェノ−〔3,2−e〕− ピリド−〔4,3−b〕−インドール乳酸である。
7.8.9、IO−テトラヒドロ−チェノ−〔3,2−e〕−ピリド−〔4,3 −b〕−インドールあるいはその薬学的に許容される酸付加塩を上皮過増殖性お よび/又は炎症性皮膚疾患の治療に有効に使うための投与形態は製薬および美容 上一般的に知られた形態から選べばよい。選ぶべき投与形態は皮膚疾患のタイプ および望ましい投薬経路によって定まる。錠剤、カプセル、液体で経口投与に使 用することができる。非経口投与には溶液、懸濁液、乳剤が可能で、局所的投与 にはローション剤、乳剤(Wlo及び0/W)、軟膏が用いられる。しかし適切 な投与形態であればすべて使用可能であることはいうまでもない。
上述の投与形態の準備のために、一般式Iの化合物あるいはその薬学的に許容さ れる塩を1つかそれ以上の薬学的に許容される結合剤あるいは乳剤や液体のよう な適当な基剤を用いて混合する。
7.8.9、IO−テトラヒドロ−チェノ−(3,2−e〕−ピリド−〔4,3 −b〕−インドールあるいはその薬学的に許容される酸付加塩を含む局所用製剤 は過増殖性および/又は炎症性皮膚疾患の治療に都合がいい。治療が不可欠なあ る種の皮膚病では適切な基剤と構成成分の選択が重要な要素である。慢性の乾皮 症疾患では、有効成分を含有させる基質として、例えばEP−B−006942 3で述へられているような油性0/Wクリーム、軟膏、あるいはW10乳剤の使 用が必要である。急性の滲出性皮膚疾患の治療には希薄な乳剤、リニメント剤、 水性の懸濁剤が有効成分を含有させるための基質として好ましい。
上記の皮膚疾患の効果的な治療のための組成物中に含まれなければならない7. 8.9.10−テトラヒドロ−チェノ−〔3,2−e〕−ピリド−〔4,3−b 〕−インドールおよびその薬学的に許容される酸付加塩の量は投薬経路および治 療しなければならない皮膚疾患の種類及び重症度によって変わる。一般に7.8 .9、IO−テトラヒドロ−チェノ−〔3,2−e〕−ピリド−〔4,3−b〕 −インドールおよびその薬学的に許容される酸付加塩の濃度は0.001から2 0重量%の間で取ることができ、これは組成物の総量と活性成分の量から計算さ れたものである。しかし0.01から5重量%の間が望ましい範囲である。
何種類かの試験において一般式Iの化合物示した薬理活性からみて、本発明の組 成物を用いて様々な皮膚疾患を有効に治療することができる。例えば、皮膚への 原発性悪性腫瘍、ケラト−シス、魚鱗せん(ichtyosis) 、アクネ( acne)、酒さくrosacea) 、皮膚炎(あらゆる種類の湿疹)に有効 である。本発明の特に重要な点は7.8.9、IO−テトラヒドロ−チェノ−〔 3,2−e〕−ピリド−〔4,3−b〕−インドールおよびその薬学的に許容さ れる酸付加塩を乾せんの治療に使用することである。
この明細書に引用する文献と特許出願はすべて参照することによって取り込まれ ており、それぞれの文献あるいは特許出願は参照することによって具体的かつ個 別に引用されているものとする。
本発明を明確に理解できるように例示や実施例によっである程度詳細に記述した が、添付した請求の趣旨や範囲をかえることのない一定の変更や修正が可能であ ることは、本発明の教示に照らし当業者に明白であろう。
次の実施例は本発明を例示するものである。
実施例 略語 CaM カルモジュリン CL ケミルミネッセンス DMEM ダルベツコの修正基本培地 DMSOジメチルスルホキシド EDTA エチレンジアミン四酢酸 EGTA エチレングリコールビス(β−アミノエチルエーテル)四酢酸LDH 乳酸デヒドロゲナーゼ NHEK 正常ヒト上皮ケラチノサイトPBS ダルベツコのリン酸緩衝溶液 PKCプロティンキナーゼC PMA ホルボールI2−ミリステート13−酢酸PMNL 多形核白血球 PS ホスファチジルセリン RO3反応性酸素種 W−7N−(6−アミノへキシル)−5−クロロ−1−ナフタレンスルフォンア ミド 概略 抗生−抗菌性溶液(P/S) 、ウシ胎児血清(PO3) 、L−グルタミンは Gibco社(Gland l5land、USA)製のものを用い、ストロス ポリン及び細胞培養に用いる他の溶液はすべてBoehringer Mann −heim社(Mannhe im、FRG)から入手し、ラジオトレーサーは NENデュポン(Bad Homburg、FRG)から入手した。
W−7及びUS液や溶液に用いる他の試薬はSigma社(St、Louis、 USA)から入手し、商業的には入手しうる最も純度の高いものを用いた。
I−(a Ca、 T細胞は自然に不死化した異数体のピトケラチ、ノサ・rト 細胞でJ、Ce1l。
Biol、 (1988)、106:761−771 (7)方法に従っ”’C 調製された。しかしSVK+a細胞[Taylor−Papadimitrio u et al、 (1982)、 J、Ce1l Differentiat 、 11:16X−1801ある いは単離されたばかりのヒトケラチノづイト細胞[Rheinwald and  Green(1975)、Ce1l 6:331−344]でそれらを代用す ることができる。
HaCaT細胞(あるいは他の細胞)は培養フラスコ(T175;Pa1e−o n LabWare、0xuard、CASUSA)内で1%抗生抗菌溶液、4 mM L−グルタミンおよびlO%ウシ胎児血清を追加したダルベツコの修正基 本培地(DMEM)を用いて培養した。増殖試験は後述するように24穴プレー ト(Gre #ner、Sol ingen、FRG)においてパッセージ(p as−sages) 90から95 (HaCaT細胞)、およびパッセージ( passages) 3から6 (NHEK細胞)を用いて行った。培養はすべ て37℃で10%CO2を含む及ぼさなかった。
実施例 1 HaCaT細胞にお(プるチフルカルビンの抗増殖効果HaCaT細胞の増殖を 3つの異なったパラメーター、すなわちC′H〕−チミジンの取り込み量、(” C)−アミノ酸の取り込み量、および付着細胞のタンパク含有量の増加量によっ て分析した。HaCaTm胞は添加物を加えたDMEMに接種しくl大当たり4 0000細胞)、24時間培養した。それから培地を指示された濃度の試験化合 物を含む培地に交換した。さらに48時間培養後、培養プレートをDMEMで2 回洗浄した。それから1穴あたり05μC1の〔2H〕−チミジンと0.25μ Ciの(”C)−アミノ酸を含む500μlの純粋なりMEMを加えてパルス標 識を行い、2時間培養を続けた。その後、培地を取り除き、細胞をダルベツコの リン酸緩衝溶液(PBS)で1回洗浄してから02%EDTAを含むPBSでも う1回洗浄した。トリプシン−EDTA (0,05%、0.02%:l大当た り0.5m1)を加え、細胞を45分間培養し、プレートから完全に分離させた 。トリプシン処理は015m1の氷冷したトリクロロ酢酸(10%)を加えるこ とによって停止させた。4℃で12時間培養後、細胞をガラス繊維フィルター( G −7+ Whatman 、 Aiaidstone 、Ker+t、 [ JK)て回収した。ソノ後、フィルターを0.5mlのPROTOSQL (登 録量tS>溶液(NEN 、 Bad Homburg 、 FRG )で60 ゛Cにおいて1時間処理し、放射活性を液体シンチレーンタン測定で評価した。
試験化合物を加えない場合のラジオトレーサー、の総取り込み量を0%の阻害と した。
総タンパク含有量を決定するために、細胞を2回メタノールで洗浄した。それか ら培養プレートを室温で乾かし、1..5mlのNa0H(0,25N)をそれ ぞれの穴に加え、パラフィルム(登録商標)−フォイルを注意深くかぶせた。そ してプレートを室温で16時間振盪した。タンパク質のa度はウシ血清アルブミ ンを標準として使用し、分光光度計で測定した。試験化合物を加えない場合の総 タンパク質濃度を0%の阻害とみなした。
〔1H〕−チミジンと(”C)−アミノ酸の取り込み量、および総タンパク質含 有量の増加によって評価されるヒトケラチノサイト細胞の増殖はチフルカルビン の量に依存した様式で阻害された(図]、2参照)。図はそれぞれ4回ずつ行っ た4つの独立した実験から得られた平均値±SDを表している(誤差の線が抜け ているのは図示している記号より小さいことを示す)。測定されたパラメーター はすへてほとんと同じ濃度で阻害されていた(ICs。値・10〜17μM)。
実施例 2 SVK、、細胞と正常ヒト上皮ケラチノサイト細胞に対してチフルカルビン及び ストロスポリンか及はす抗増殖効果 正常ヒト成人上皮ケラチノサイト細胞(NHEK)を5%牛脂児血清(PO8) 、lμMヒドロコルチゾン、1HMイソプロテレノール、long/mlのEG Fを加えたDMEMとハムFI2の混合培地(3・I)中で3T3支持細胞を用 いて培養した(Rheimvald and Green(1975)Cell  、6 :331) 、 SV 40で形質転換したケラチノサイト細胞(SV KI4) [Taylor−Papadjmitriouetal、(1982 )Cell Djffer、 、11:+69)はEGFを加えない以外は上と 同じ培地で培養した。
どちらの細胞も7.5%CO2を含む湿気中、37°Cで生育した。
08目にiooμl中の5000個の細胞を96穴クラスターブレーh (Gr e−iner)の各穴に接種し、培地は上述のもの、あるいは低カルシウム条件 のMCDB153培地(C1oneties)を用いた。1日目に濃度を変えた 試験化合物を含む100μmの培地をそれぞれの穴に加えた。4日目に1穴当た り50μlの0.05%ニュートラルレッド(Gurr)の0.9%NaC1溶 液を加え、37°Cで3時間再培養した。PBSで洗浄後50%エタノールのo 、o5M NaHt PO4溶液を1穴当たり100μl加えて溶解した。激し く振盪後、吸光度を550nmで測定した。吸光度は培養プレートの底に付着し ている生育細胞の数を表している(Borenfreund and Puer ner(1984M、 Ti5sue Cuft、Meth、、9ニア]、すべ ての値は8回の実験によって決定した。IC5o値(m胞数を50%阻害する濃 度)をめた(μM)。
表1 ケラチノサイト細胞の増殖に及ぼすPKCの阻害効果IC5=値(μM) 表1によりチフルカルビンは正常ヒトケラチノサイト細胞及びSVK、、細胞の 増殖をHaCaT細胞の場合とほぼ同じ濃度で阻害することがわかる。カルシウ ムは低濃度(0,06mM)あるいは通常の濃度(1,6mM)でも細胞の成長 に違いはなく、これは対照物質であるストロスポリン(とても効力が強い)でも 同じであった。
実施例 3 RO3放出に及ぼすチフルカルビンおよび他の化合物の効果採血したばかりの血 液(クエン酸ナトリウムで抗凝固処理したもの)をまず1%デキストラン(Ph armacia 、 Uppsala 、 Sweden)を用いた赤血球沈降 遠心し、生じた上溝を低浸透圧で溶解することによって赤血球細胞を除去し、ヒ トPMNL細胞を単離した。洗浄した細胞はウシ胎児血清(2%:V/V)を含 むPBSで2X I O@個/mlになるように調整した。DMSOに溶解した 試験化合物をアッセイ緩衝液でDMSOの終濃度が0.5%(V/V)になるよ うに希釈した。
ヒトPMNL (最終量500μl中に2XlO’細胞)からのRO3生成はル シゲニン増幅ケミルミネッセンス(CL)によって測定した。この方法はBio chem、Pharnacol、(1987)、36:1125−1132に詳 細に述べられている。
CLがピークになるところより、25μIの完全にオプソニン処理したチモサン (ZyC3b ; 0.8mg/ml)あるいはPMA (2xl O−”M) の添加16分後に細胞活性が最大となることが決定された。そこで試験化合物( 100μl)を加え、それから16分後の結果を記録した。ルシゲニンの添加に よって開始される試験化合物との30分の前反応から16分後の値によって自発 性のCLを決定した。誘導性CLは同じ試験管に適量の刺激物質を添加した後、 24分間の記録によって決定した。結果は1回の実験においてコントロールの阻 害あるいは刺激の割合を%(2回の平均)で表現した。IC5=値、信頼の限界 (95%)を回帰分析で計算した。
チフルカルビンは単離したヒトPMNLからのRO3の放出を阻害した。チフル カルビンのRO3生成阻害効果はオプソニン処理したチモサンあるいはPMAで 刺激した細胞と刺激を加えない細胞において差異はなかった(図3、図4)。
それぞれ3回ずつ行った3個の独立した実験結果から得られた平均値±SDを図 示した(誤差の線が抜けているのは、それが図示している記号より小さいことを 示す)。ICs。値は7μMという効果が得られた。しかしどちらの刺激の場合 でも、ピークとなるケミルミネッセンスの50%阻害は2〜3倍高い濃度で見ら れた。
表2はオプソニン処理したチモサンで刺激後、いろいろな対照物質を加えること によって得られた結果を示している。
表2 実施例 4 チフルカルビン及びその他のPKC阻害剤の細胞毒性HaCat細胞を上述と同 じように培養した。
細胞毒性は薬剤添加後48時間の間に培養培地に放出された細胞内の乳酸デヒド ロゲナーゼ(LDH)活性の大きさを測定することによって評価した。ウェル( 穴)から培地を回収し遠心(80xgS 10分)することによって薬剤の誘導 によってプレートから離れたHaCaT細胞を評価した。得られた沈澱を10μ mの培地に懸濁し、血球計量器で細胞数を測定した。
PMNLに対する試験化合物の非特異的細胞毒性はトリパンブルーによる色素排 除試験によって評価した。
表3 表3に示されているように、チフルカルビンは300μM以上の濃度でのみ細胞 毒性を示す。他のPKC阻害剤はそれよりもっと毒性が強かった。
実施例 5 ケラチノサイト細胞の分化に及ぼすチフルカルビンとストロスポリンの効果不溶 性膜の形成: 正常ヒトケラチノサイト細胞を5%FC3S 1μMイソプロテレノール、lO ng/mlのEGFの存在下、低カルシウム濃度で密集するまで培養した。それ から各濃度の試験化合物で4時間処理し、次に通常の濃度のカルシウム、上記と 同じ添加物、試験化合物、〔2H〕−ロイシン(lμCi/ml)を含む培地で 48時間培養した。その後、自発性およびイオノホア誘導性(ionophor e−induced)不溶性膜(CE)の形成を調べた(King et al 、 (1986)Exp、 Cel 1. Res、、167:252]。
チフルカルビンが自発性のCE影形成影響を及ぼさない一方、ストロスポリンは 著しい効果を示すことが図5に示されている。試験した薬剤は誘導性CEの形成 に全く影響を及ぼさなかった(図6)。
ケラチンの発現: HaCaT細胞を標準の条件下で培養した。接種後24時間後に、(2,5X1 0@個の細胞)に培地を(”C1−アミノ酸(0,5μCi/ml )と試験化 合物を含む培地に交換した。72時間後、培養が完結してから、ケラチノサイト 細胞をラバーポリスマンを用いて回収し、1.5M KCI、0.5%Trit onX 100.5mMのEDTA、0.4mMのPMSF (フェニルメチル スルホニルフルオライド)を含む10mMのトリス塩酸(pH7,2)溶液中で ポリトロン細胞粉砕器を用いて均質化した。遠心後(3500xg、10分)、 沈澱を5mMのEDTAと0.4mMのPMSFを含む10mMのトリス塩酸( pH7,2)溶液に再懸濁し、再度遠心(350Qxg、10分)をした。生じ た沈澱を1次元ゲル電気泳動用のドデシル硫酸ナトリウム(SDS)を含む63 mM)リス塩酸(pH7,4)溶液または2次元ゲル電気泳動用の9M尿素溶液 に溶解した。
1次元SDSポリアクリルアミドゲル電気泳動(SDS−PAGE)は12%の 分離ゲルと3.5%のスタッキングゲルを用いて行った[Leamml 1(1 970)Nature、227:680]。2次元電気泳動は印’Farrel  et al、(1987)Cell 、 12:1133]に示されている通 りに行った。ケラチンの分離は1次元においては5ervalyt 2−11  (Serva、 )leiderberg、 FRのを用いる非平衡pH勾配電 気泳動(NEpHGE)で行い、2次元においては12%5DS−PAGEによ って行った。
ゲルはクーマシーブリリアントブルーR(Bio Rad 、 Munchen  、 FRG)で染色し、乾燥後、X線フィルムに一70℃で7日から10日間 感光させた。オートラジオグラフィーは密度スキャナーを用いて数値をめた。個 々のピークの面積を計算し、それぞれのケラチンの分子量との関係をめた。それ ぞれのケラチンの合成量をケラチンの総合酸量に対する割合(%)で表した。図 7に2次元ゲルのパターンを示し、図8にはそれぞれのケラチンの相対量を示し た。
実施例 6 ケラチノサイト細胞の形態に及はすチフルカルビンとストロスポリンの影響Ha CaT細胞を通常の条件下で培養した。接種24時間後(2,5X10’細胞) 、培地を試験化合物を含む培地に交換した。細胞の形態は72時間にわたって位 相差光学顕微鏡(Olympus fMr−2、Tokyo 、Japan)を 使用して観察した。
図9に示したようにストロスポリン(30nM)は形態に影響を及ぼし、チフル カルビン(10μM)は(図示していないが)影響を及ぼさなかった。
実施例 7 中枢神経系由来PKCに及はすチフルカルビンとポリミキシンBの影響特表千6 −505255 (8) シナブトソーム形質膜(SPM)のリン酸化細胞レベル以下の分画およびリン酸 化分析はにrist jansson et al、 0982)で述べられて いる方法でおこなった。リン酸化の反応溶液(最終量25μl)にはlOmM) リス塩酸、10mM MgC1*、10mM CaC1t 、 pH7,4の溶 液中にlOμgのSPMタンパク質、7.5μMのATP、lμCiの〔γ−” P)ATPを含むものを用いた。30゛Cで5分間ブレインキュベートした後、 ATPを加えることによってリン酸化反応を開始させた。反応は15秒後に停止 させた。
試験するべき化合物はすべてブ[ノインキュベーション開始のときから存在させ ておいた。タンパク質は11%5DS−PAGEで分離し、そのリン酸化をゲル のオートラジオグラフィーによって調べ、オートラジオグラムの濃度スキャニン グによって定量した。
CaMの添加後にのみリス酸化されるB−50および50kDaタンパク質のリ ン酸化を外因性CaM (3ユニツト/アツセイ)の存在下で調べ、定量した。
期待に反して、チフルカルビンはB−50のリン酸化は阻害しない一方、50k Daタンパク質のCaM依存性のリン酸化はチフルカルビンの量に依存して高力 価で阻害された(ICs。値はlμM以下二図10参照)。チフルカルビンのP KCへの阻害作用をCaMが妨害する可能性を除くために、薬剤効果を反応液に CaMを加えずに評価した。この条件下でもチフルカルビンはB−50のリン酸 化に対して阻害効果を全く示さなかった。B−50のリン酸化のコントロールに 対する百分率はチフルカルビン濃度1mM、100μM110μM、1μMのそ れぞれに対して95±1L92±9.110±15.82±14であった。
コントロールとしてPKCおよびCaMの阻害剤であるポリミキシンBで同じ分 析をしてみた。ポリミキシンBはCaMの添加という条件下で、B−50および 50kDaタンパク質のリン酸化を量に依存して阻害した(図11参照)。外来 性のCaMがない場合、B−50のリン酸化の阻害率はポリミキシンBの濃度が 100、l011.0. 1μMのそれぞれの場合について、コントロールに対 して18±8.82±11.103±9.95±8%であった。
透過性(permeated)ンナブトソームからのノルアトルナリンの放出シ ナブトソームをDunkley and Robinson(1987)の方法 に従って高純度に精製した。それらを3mlの緩衝液A(123mM NaC1 、5m(KCI 、 2mシCaC1t、mM M[1C1t 、1.15mM  NaH=PO4,5,槌軸グルコース、20n# P[PES pH6,8、 Ot:COtが95.5のガスで飽和したもの)で希釈し、37°Cで15分間 培養した。それから2.5μC1のノルアドレナリン(NA)を加え、15分間 培養を続け、シナブトソームを600Xgで20分間遠心した。生じた沈澱をC aC1tを含まない緩衝液Aで2回洗浄し、再懸濁した(Imgタンパク質/m l)。
NAの放出を測定するためにプレラベルしたシナブトトソームを所定の濃度のN atATPとEGTA緩衝化カルシウムイオンを含む緩衝液A(最終量120μ l)中で37°Cで培養した。放出反応は反応液にシナブトソーム(20μgの タンパク質)を加えることで開始し、5分後に110000Xて30秒遠心する ことによって終了させた。上溝(90μl)を回収し、Packard Mod el 2000CAの液体シンチレーション測定器によって、シンチレーション カクテルとしてピコフロール(Picofluor )を使用して測定した。N Aの放出は取り込まれた総(’H)−NAに対する%で表した。NAの総取り込 み量は、20μgのプレラベルし洗浄したシナブトソームにおける〔3H〕の取 り込みを測ることによって測定した。
図12に示したように、チフルカルビンは100μMから1μMの濃度において 2つの独立した実験系でノルアドレナリンの放出に何の影響も及ぼさなかった。
Ca”が低濃度(10nM)でも高濃度(10μM)でも、放出量はコントロー ル値の範囲のままであった。それとは対照的に1100IIのポリミキシンBは この細胞応答を低Ca”fi度の条件下では〔3H〕−ノルアドレナリンの総量 に対して16.5±1.03%、高Ca’+濃度の条件下では19.4%±2. 38%にまで阻害した。
実施例 8 マウス皮膚におけるTPA誘導性水腫および過増殖に対するチフルカルビン、シ クロスポリンA1スフインゴシンの局所投与の効果無毛マウス(hr/hr : 雄)の背にアセトン:水が80 : 20の混合液中に0.OIt量%の12− 〇−テトラデカノイルホルボールー13−アセテート(TPA)、さらに試験化 合物であるシクロスポリンA、スフィンゴシン、チフルカルビンをそれぞれ含む 溶液lOμlを投与した。1頭のマウスあたり4部位に投与した。1部位はTP Aのみを投与しくコントロール)、1部位は溶媒のみを投与しくブランク)、残 りの2部位を実験用とし、ローテーション形式でおこない、!実験あたり6頭の マウスに投与した。
皮膚層の厚さは投与前(1=0)と投与後6時間および24時間に水腫を測定し て決定した。72時間後に水II (15mmの細切採取)を2M KBrで分 離し、過増殖の指標としてタンパク質量を決定するためにO,IM NaOHに 溶解した。
1回の実験でチフルカルビンをシクロスポリンAと比較し、2回目の実験ではス フィンゴシンと比較した。
図13に示したようにチフルカルビンは0. 5、l、2.5%の濃度で水腫を 抑制している。また過増殖については1および2.5%でのみ抑制している(図 14参照)。
実施例 9 マウスのTPA誘導誘導木耳水腫するチフルカルビンおよびスフィンゴシンの腹 腔内投与の影響 マウスの腹腔内に体重1kg当たり30.1O13,3mgの試験物質、すなわ ちカルボキシメチルセルロース(0゜5%)中のスフィンゴシンおよび生理的食 塩水中のチフルカルビンを体重1kg当たり10m1注入した。60分後、アセ トン:水=80+20の溶液中に12−0−テトラデカノイルホルボール−13 −アセテート(TPA)を0.01重量%含む溶液で、マウスの左耳を処理した 。処理後、0.3.6.24時間後に耳の厚さを測った。
図15に示したように、チフルカルビンは投与3時間後においては30mg/k gの濃度で耳水腫を抑制した。スフィンゴシンはこの点もっと効力があった。
実施例 10 チフルカルビンの局所ネイルローション剤(0,5%)ビーカー内で40gのメ チルエチルケトン、20gのイソプロパツール、39゜5gの蒸留水を混合する 。この混合液にチフルカルビンを透明な溶液になるまで掻き混ぜながら加えた。
実施例 11 チフルカルビンの頭皮ローション剤(0,5%)0.35gのKLUCELHF  (登録商標)を49gの水に透明な液体になるまでかきまぜながら加えた。0 .5gのイソプロピルミリステートを50gのイソプロパツールに溶解した。こ の溶液を最初の溶液と混合した。0.5gのチフルカルビンを得られた溶液に掻 き混ぜながら加えた。
実施例 12 チフルカルビンの油性クリーム 190gの白ソフトパラフィン、90gの液体パラフィン、30gのセトステア リルアルコール、14.75gのポリエチレングリコール−+000−モノセチ ルエーテル(CETOMACROGOL 1000 (登録商標))を融解し、 70〜80°Cに達するまで温めた。1gのメチルヒドロキシ安息香酸エステル を150gの脱イオン水に加え、攪拌しながら、適当な軟膏ミキサーの中で70 〜80℃まで温めた。
この溶液に調製しておいた液体脂質組成物を70〜80℃の温度で加えた。激し く攪拌後、減圧下で、穏やかに攪拌し、冷やした。0.25gのCETO&[A CROGOL 1000を25gの水に溶かし、これに、0.05gのチフルカ ルビンを攪拌しながら加えた。生じた懸濁液を調製しておいたクリームに加え、 減圧下で5分間、穏やかに攪拌した。
FIG、 1/15 (讃仔旦ω1r−ローl/:口)!■ FIG、 2/15 (*仔旦ω1r−ロー4/:口)!■ FIG、 3/15 (*仔旦ω1r−ロー4/″:口)!田FIG−4/15 (*仔旦ω1r−o−4.’:口)!削FIG、 5/15 FIG、 7/15 代替シート FIG、 8/15 FIG、 9/15 代替シート FIG、 10/15 (*殻旦9工祥ゴ1f−口」乙口)耶醒/:nω菖4シを乙6FIG、 11/ 15 (本6旦’1JLNr14r−一口@ /: 1m) q)il、< (,0M 4>tζ6FIG、 12/15 (1f旦?J−赫コ)1稗)田騨ωVN−町FIG、 13/15 FIG、 14/15 FIG、 15/15 国際調査報告 国際調査報告 NL 9200033 S^ 57236

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式Iで示した7、8、9、10−テトラヒドロ−チエノ−〔3、2−e 〕−ピリド−〔4、3−b〕−インドールおよびその薬学的に許容される酸付加 塩の上皮過増殖性および/又は炎症性皮膚疾患の治療用の医薬の製造のための使 用。 ▲数式、化学式、表等があります▼I R3は水素またはC1からC4のアルキル基であり、R2とR3は同一でも異な っていてもよく、水素またはハロゲンである。 2、一般式Iで表されるテトラヒドロ−チエノピリドインドール化合物(R1は メチル基またはエチル基であり、R2とR3は同一でも異なっていてもよく、水 素、フッ素、又は塩素である。)およびその薬学的に許容される酸付加塩を使用 する請求項1記載の使用。 3、1−メチル−9−エチル−4−フルオロ−7、8、9、10−テトラヒドロ −チエノ−〔3、2−e〕−ピリド−〔4、3−b〕−インドール乳酸エステル を使用する請求項1記載の使用。 4、乾せん治療薬の調製のための請求項1〜3のいずれか1項記載の化合物の使 用。 5、一般式Iの化合物およびこの化合物の薬学的に許容しうる酸付加塩を有効成 分として含む上皮の過増殖性および/又は炎症性皮膚の治療用組成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼I R1は水素またはC1からC4までのアルキル基であり、メチル基またはエチル 基が好ましい。R2とR3は同一でも異なっていてもよく、水素またはハロゲン 基であり、塩素またはフッ素が好ましい。 6、一般式Iの化合物およびこの化合物の薬学的に許容しうる酸付加塩を有効成 分として含む乾せん治療薬。 ▲数式、化学式、表等があります▼I R1は水素義たはC1からC4までのアルキル基であり、メチル基またはエチル 基が好ましい。R2とR3は同一でも異なっていてもよく水素またはハロゲン基 であり、塩素またはフッ素が好ましい。 7、組成物の質量に対して0.001〜20重量%の有効成分を含む請求項5又 は6記載の組成物。 8、組成物の質量に対して0.01〜5重量%の有効成分を含む請求項5又は6 記載の組成物。 9、局所的治療に使用される請求項5〜8のいずれかの項記載の組成物。 10、一般式Iの化合物およびこれの薬学的に許容しうる酸付加塩を有効成分と して含む組成物の体への投与を含む皮膚の化粧方法および医療方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼I R1は水素またはC1からC4までのアルキル基であり、メチル基またはエチル 基が好ましい。R2とR3は同一でも異なっていてもよく、水素またはハロゲン 基であり塩素、フッ素が好ましい。 11、一般式Iの化合物およびその薬学的に許容しうる酸付加塩を有効成分とと して含む薬剤を過増殖および/又は炎症を起こしている皮膚領域に局所的に投与 することを含む皮膚の化粧方法あるいは治療方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼I R1は水素またはC1からC4までのアルキル基であり、メチル基またはエチル 基が好ましい。R2とR3は同一でも異なっていてもよく、水素またはハロゲン 基であり、塩素またはフッ素が好ましい。
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