JPH06504960A - アルキルスルホスクシネート塩及び油成分を含有する抗菌性組成物 - Google Patents
アルキルスルホスクシネート塩及び油成分を含有する抗菌性組成物Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
アルキルスルホスクシ −ト
び′ を する
1豆立11
本発明は環境上安全な抗菌性組成物に関する。更に特定するに、本発明は木材な
いし木材製品保護用抗菌剤に関する。
新たに裁断された製材は成る範囲の菌類ないし他の木材腐敗性生物により容易に
集落化される。これらの菌類は、木材の表面で生長し木材の変色を惹起するカビ
の外観を有しつる。菌類はまた、製材の辺材部を集落化し汚染する。い(つかの
菌類及び他の生物はまた、製材を襲い腐敗をもたらしつる。かかる菌類及び他の
木材腐敗性生物の存在は製材の商業的価値を大いに低め、而して製材が菌類の生
長を防止すべく処理されない限りかかる生長は起きる。
菌類な殺し且つ木材上でのその生長を防除する多(の処方物がよく知られている
。より効果的な殺菌剤としてペンタクロロフェン酸ナトリウム(NaPSP)及
びテトラクロロフェン酸ナトリウム(NaTCP)があり、いずれも比較的安価
である。これらの化合物はこれまで広く用し)られてきたが、ヒト及び動物に対
し毒性が高く、また環境を害しつる。その結果、これらの使用は多くの国で禁止
されてきた。
代替の抗菌性組成物は、N−シクロへキシル−N−メトキシ−2,5−ジメチル
−3−フランカルボキシアミド、トリス−(N−シクロヘキシレンアゼニウムジ
オキシ)アルミニウム、N、N−ジメチル−No−フェニル−(N’−フルオロ
ジクロロメチルチオ)スルファミド、N−シクロヘキシレンアゼニウムジオキシ
ーカリウム、ビス(ジメチルチオカルバモイル)ジスルフィド、フマル酸トリブ
チル錫、トリブチル錫オキシド及びフタル酸トリブチル錫の如き既知の殺菌剤よ
りなる有効成分を含む。これらの有効成分は、スルホこは(酸l、4−ビス−(
2−エチルヘキシル)ナトリウムの如き湿潤剤と組み合わせられる。この混合物
は、ケロシン、キシレン、メチルナフタレン、ジメチルホルミアミド及びジメチ
ルスルホキシドの如き液状キャリアーと組み合わせられ、次いで木材に適用され
てこれを菌類ないし腐敗性微生物から保護することができる。このような組成物
は日本特許出願63−48,202及び同63−41゜405に開示されている
。かかる処方物は殺菌剤として効果的でありうるが、組成物の有効成分は環境に
対してのみならずユーザー、ヒト及び他の動物に対して不必要な危険を呈しつる
。
従って、ヒト及び動物に対し事実上無害であり且つ環境にいかなる脅威をも呈さ
ない効果的な抗菌性組成物を供することが望ましい、かくして、このような環境
上安全な抗菌性組成物を提供することが本発明の一つの目的である。他の目的は
、木材ないし製材に効果的に適用されて木材汚染性ないし腐敗性生物の生長を防
除ないし防止することのできる抗菌性組成物を提供することである0本発明の他
の目的は、本明細書を読むとき当業者に明らかであろう。
本明細書中用語「殺菌剤」及び「抗菌性組成物」は、木材汚染性ないし腐敗性生
物を殺し且つ(或は)木材ないし製材上での該生物の生長を防止する組成物を意
味するのに互換的に用いられる。加えて、用語「農薬Jは一般的意味で用いられ
、殺虫剤、殺菌剤、殺ダニ剤及び除草剤を包含する。
11皿旦II
アルキルスルホスクシネート特にスルホこはく酸ジオクチルナトリウムが木材な
いし製材用抗菌性組成物の有効成分として使用しうろことが発見された。かがる
抗菌性組成物は木材汚染性ないし木材腐敗性菌類の、木材ないし製材上での生長
を効果的に防除或は防止するとわかった。更に、このような殺菌上有効成分を含
む組成物は環境上安全であり、生分解性であり、そしてヒト及び他の動物の健康
に脅威とならない。
有効成分アルキルスルホスクシネートはまた、補助剤(例えばエタノール、イン
プロパツール、エチレングリコール、プロピレングリコール若しくは安息香酸ナ
トリウム)及び油成分(例えばパラフィン系鉱油、トリグリセリド若しくはテル
ペノイド基剤油)を含みつる。また、処方物の混合ないし貯蔵特性を改良するた
めに脱泡剤を組成物に含ませることもできる。
典型的には、抗菌性組成物は、該組成物に対し有効成分アルキルスルホスクシネ
ート化合物が約0.5〜10.0重量%、補助剤が約0.0〜1.5重量%、そ
して油成分が約000〜1.0重量%を占める如き濃度で適用される。組成物の
残りは水である。
本発明の抗菌性組成物は、種々の普通菌類からの保護のため、新たに裁断された
製材ないし木材製品に適用することができる0本組成物は、ペニシリウム(Pe
nici−11iu*)、アスペルギルス(Aspergillus) 、フサ
リウム(Fusarium)、リゾプス(Rhizopus)、トリコデルマ(
Trichoderma) 、セファロアスクス(Cephaloascus)
、カエトミウム(Chaetomium)及びカララ(Chalaral属の表
面カビ、セラトシスチス(Ceratocystis)、アルテルナリア(Al
ternaria)、ヒポキジロン(Hypoxylon) 、キシラリア(X
ylaria) 、グラフイウム(Graphium)、ディプロプイア(Di
piodial、クラドスポリウム(C1adosporiul!l)、アウレ
オバシジウム(Aureobasidiua+) 、フィアロフォラ(Phia
−1ophora)及びオフィストマ(Ophistoma)属の辺材汚染性菌
類、並びにボリア(Foria) 、ペニオフォラ(Peniopho−ra)
及びレンジテス(Lenzites)属の木材腐敗性菌類を効果的に防除する。
本発明の抗菌性組成物の有効成分として用いられる一つの好ましいアルキルスル
ホスクシネートはスルホこは(酸ジオクチルナトリウムである。この化合物を示
す他の化学名はドクセートナトリウム、スルホこは(酸1.4−ビス(2−エチ
ルヘキシル)ナトリウムスルホスクシネート及びナトリウムジオクチルスルホス
クシネートである。これは好ましいスルホスクシネート化合物であるが、本発明
が、アルキル基をオクチル基とする・ことに限定されないことは理解されよう。
更に、カリウム、マグネシウム、カルシウム及びアンモニウムの如き他の塩も同
様に用いることができる。
日の な6
本発明は、油成分及び補助剤と組み合わせることのできる有効成分アルキルスル
ホスクシネートを含む抗菌性組成物を包含する0本組成物の加工を助成すべく系
に脱泡剤を存在させることができる。典型的には、組成物は液体ないし固体形状
の濃厚処方物で調製され、そしてこれは水で希釈されて、所望濃度の有効成分を
有する即時使用可能な液状処方物にすることができる。濃厚物は液体ないし固体
形状の有効成分アルキルスルホスクシネートを約20%程度の少量から100%
程度の多量で含みつる。一つの具体化において、濃厚物は、約55〜80%のア
ルキルスルホスクシネート、2〜20%のエタノール及び15〜35%の水を含
む液体でありうる。
別の具体化では、濃厚物は、約75〜90%のアルキルスルホスクシネート及び
10〜25%の安息香酸を有する粉末でありうる。しかしながら、更に好ましい
具体化では、濃厚物は、60〜75%のアルキルスルホスクシネート、3〜10
%のエタノール、15〜25%の水、5〜50%の油成分及び1%未満の脱泡剤
を含む液体である。最も好ましくは、濃厚物は67.5%のアルキルスルホスク
シネート、4.5%のエタノール、18%の水、9.8%の油成分及び0.2%
の脱泡剤を含む液体である。濃厚処方物は使用前水で希釈されて、約1.0〜6
.0%の有効成分をこれに比例した希釈量の処方物の他成分と共に有する即時使
用可能な組成物を生じる。
この処方物は、木材ないし木材製品上の菌類ないし他の腐敗性生物の生長を防除
する環境上安全な、生分解性殺菌剤である。
好ましいアルキルスルホスクシネートは、液体ないし固体状の種々の給源から取
得しうるスルホこはく酸ジオクチルナトリウムである。他の適当なアルキルスル
ホスクシネート化合物は、一般式:
%式%
(式中、Rは炭素原子1〜18個を有する炭化水素鎖を表わし、Mはナトリウム
、カルシウム、マグネシウム、カリウム、亜鉛、銅、マンガン、鉄及びアンモニ
ウムの如きカチオンを表わす)を有するものを包含する。最も好ましくは、上記
の如く、有効成分は、RがC,H,であるスルホこはく酸ジオクチルナトリウム
である0、この化合物の一つの好ましい給源は、ケベック州モントリオール所在
のシアナミド・オブ・カナダ・リミテッドよりアエロゾルOTの商標で市販され
ている。アエロゾルOTは100%濃度で入手され、また75%で他に5%のエ
タノール及び約20%の水を含む濃度でも入手される。スルホこはく酸ジオクチ
ルナトリウムの別の給源はアエロゾル0T−Hの商標で市販されており、このも
のも亦シアナミド・オブ・カナダ・リミテッドから、約85%のスルホこはく酸
ジオクチルナトリウム及び15%の安息香酸ナトリウムを含む粉末組成物として
市販されている。他の適当なスルホこはく酸ジオクチルナトリウム化合物は、シ
アナミド・オブ・カナダ・・リミテッドに加え他の種々の製造元から得ることが
できる。
この農薬組成物の油成分は、パラフィン系鉱油(ナフタレン系鉱油の如き石油蒸
留物を含む)、トリグリセリドまたはテルペノイド基剤油を含みつる。好ましい
鉱油は、パラフィン系、天然石油蒸留物の如き精製園芸油である。好ましい鉱油
の例は、ペンシルベニア州フィラデルフィア所在のサン・リファイニング・アン
ド・マーケティング・カンパニーから5UNSPRAYの商標で市販されている
。好ましい5UNSPRAY油として5UNSPRAY6 E、6Eプラス及び
6Nが含まれる。鉱油に加え、パイン油、セダー油、ユーカリ油等を含むテルペ
ノイド基剤油を用いることができる。別法として、綿実油、大豆油及び他の植物
油を用いることもできる。今日、好ましい油成分はパラフィン系鉱油またはパイ
ン油である。パイン油の強い匂いが不快な場合、パイン油より鉱油が好ましい。
乾燥粉末状態で調製される濃厚物は好ましくは、処方物の水溶性を高めるキャリ
アーとして安息香酸ナトリウムを含む。液状濃厚物は、エタノール、インプロパ
ツール、エチレングリコール若しくはプロピレングリコールの如き補助剤を含み
つる。エタノールは有効成分のゲル化を効果的に防止するので液状濃厚物に好ま
しい補助剤である。エタノール(または他の揮発性補助剤)のほとんど若しくは
すべては、組成物を木材に適用する間或は適用後蒸発する。
処方物が輸送され且つ即時使用可能な状態に希釈される間過剰に発泡しないよう
、好ましくは濃厚物に脱泡剤が含まれる。有効な脱泡剤なら事実上すべてが用い
られるが、しかしながら好ましい脱泡剤は無毒で環境上適合しつるものである。
好例の脱泡剤として、ミシガン州フリント所在のジエネシー・ポリマー・コーポ
レイションから入手されるGP−300、GP−210、DK−100、DK−
230及びDB−12並びにミシガン州ミツトランド所在のダウ・コーニング・
コーポレイションより入手されるC−エマルジョン及びアンチフオームFa=
1oが含まれる。
本発明の農薬処方物は、それを約0,5〜10.0%範囲の有効成分濃度で木材
に適用するとき効果的である。有効成分の好ましい濃度は約1.0〜6.0%、
最も好ましくは1.0〜4.0%範囲である。即時使用可能な処方物は、これに
比例した希釈濃度の他成分を含む。
好ましい各種殺菌性処方物の例を下記表工に示す。
1−ユ
゛の
スルホこは(酸ジオクチルナトリウム 75.0%A エタノール 5.0%
スルホこはく酸ジオクチルナトリウム 85.0%B 安息香酸 15.0%
スルホこはく酸ジオクチルナトリウム 67.5%エタノール 4.5%
C鉱油 9.8%
水 18.0%
脱泡剤 0.2%
表1に記載の処方物は各々、普通菌類及び他の木材汚染性ないし腐敗性生物を効
果的に防除する。しかしながら、処方物rCJは、それが最も容易に調製され且
つ貯蔵されるので好ましい、この濃厚物は、有効成分を1〜6%、好ましくは4
.0%、2.0%若しくは1.0%で有する即時使用可能な処方物に希釈するこ
とができる0表工では、スルホこはく酸ジオクチルナトリウム(有効成分)の濃
度を1.0.2.0.2.5若しくは4.0%のいずれかで提示しているが、こ
の濃度は0.5〜10.0%範囲で変動し得、また有効成分の濃度変化が他成分
の濃度変化をもたらすことは理解されよう。組成物は、即時使用可能な処方物の
有効成分濃度が1〜4.0%範囲であるとき最も効果的であり且つ最も容易且つ
経済的に調製されるとわかった。
本発明の殺菌剤処方物は、当業者が慣用処方物ないし混合技法を用いて容易に調
製することができる。好ましくは、処方物は、先ず適当な容器にアルキルスルホ
スクシネート成分を任意の補助剤(例えばエタノール)と−緒に加えることによ
り調製される0次いで、油成分若しくは脱泡剤を容器に加え、混合物を攪拌する
。攪拌後、もし脱泡剤が加えられていなければ、これを添加し、混合物を再度攪
拌する。
本発明の農薬組成物は、辺材変色性菌類ないし他の木材腐敗性生物によるインフ
ェステーションから木材ないし木材製品を保護すべく適用することができる。好
ましくは、組成物は、マツ材、オーク、カエデ、サクシ、スギ、赤色木材、チー
ク、ヘムロック等を含む、新たに裁断されスライスされた商用木材に適用するこ
とができる0本発明の組成物は、浸漬ないし噴霧による如き、他゛の木材保護用
殺菌剤の適用に用いられるものと一致する態様で適用することができる。一つの
好ましい適用方法は、抗菌性組成物の溶液に木材を1〜60秒間浸漬することに
よる0本発明の抗菌性組成物によるかかる処理は、新たに裁断されスライスされ
た製材を菌類のインフエステーションから通常少なくとも6か月間保護するのに
有効である。
本組成物は木材ないし木材製品を種々の木材汚染性ないし腐敗性菌類から保護す
るのに有効である。この抗菌性組成物は、ペニシリウム(Penicilliu
m) 、アスペルギルス(Aspergillus) 、フサリウム(Fusa
rium)、リゾプス(Rhizopus)、トリコデルマ(Trichode
r+ma) 、セファロアスクス(Cephaloascus)、カエトミウム
((:haetomium)、カララ(Chalara) 、セラトシスチス(
Cerato−cystis) 。
アルテルナリア(Alternaria)、ヒポキジロン(Hypoxy−1o
n)、キシラリア(Xylaria) 、グラフイウム(Gra−phium)
、ディプロプイア(Dialodia)、クラドスポリウム(Cladospo
rium)、アウレウバシジウム(Aureubasidiu+m)、フィアロ
フォラ(Phialophora) 、オフィストマ(Ophist。
ma) 、ボリア(Poria) 、ペニオフオラ(Penio−phora)
及びレンジテス(Lenzites)属からのものを含む広範囲の木材汚染性な
いし腐敗性菌類から木材を保護する。特に、本組成物は、アスペルギルス・ニゲ
ル(niger) %アウレオバスジウム・ブランス(pullans) 、セ
ファイオアスクス・フラグランス(fragranceJ 、カララ種、オフィ
ストマ種、ペニシリウム種(ブルー色)、ペニシリウム(オリーブ・ブラウン色
)、フイアロフオラ・ファスチガタ(fasstigata)及びトリコデルマ
・ブソイドコニンギイ(pseudokoningii)からの保護に効果的で
ある。
下記の非制限的例は、本発明を更に説示するのに役新たに裁断された未処理製材
を製材所から取得し、更に小さな板(11nX4inX24in)に裁断した。
この板を抗菌剤溶液に種々の時間浸漬し、24時間乾燥し、そしてl+nj2当
り約106胞子の下記菌類を含有する胞子懸濁物を接種した: アスペルギルス
・ニゲル、アウレオバシジウム・ブランス、セファラスクス・フラグランス、カ
ララ種、オフィストマ種、ペニシリウム種(ブルー色)、ペニシリウム種(オリ
ーブ・ブラウン色)、フィアロフォラ・ファスチガタ及びトリコデルマ・ブソイ
ドコニンギイ。
菌類の生長を促進するために、板を緊密に積み重ね、湿った厚板で覆い、そして
透明なプラスチックフィルム数層で包んだ。テスト開始時から一月毎に、包みか
ら出し、木材上の目に見える菌類生長の量を評価した。
記録データは、所定の抗菌剤溶液に関しすべての板上で観察された平均菌類生長
を表わす。下記データは、表工に記載の抗菌剤処方物を用いて実施したテストを
表わす。
II 種 物の抗 ゛
(1,0%) 6.0 2.1 1.1 4.2 11.01 使用溶液は、表
Iに列挙した処方物(A、B、C)を、表示の有効成分濃度に希釈し且つそれに
比例して他成分も希釈することにより調製。
2 五分野のテスト各々で三つの処方物をすべてテストしたわけでなく、テスト
しなかった濃厚物は「−」で表示。
3 テスト5の測定は接種から2か周接に記録。
国際調査報告
国際調査報告
Claims (12)
- 1.辺材変色菌ないしカピの生長に抵抗する製材にして、 有効成分として、約0.5〜10.0%範囲の殺菌上有効濃度のアルキルスルホ スクシネート塩化合物(但し、該化合物のアルキル基は炭素原子5〜22個を有 する)と、そして油成分とから抗菌性組成物を表面に有する、裁断された乾燥し てない木材を含む製材。
- 2.油成分が、パラフィン系鉱油、トリグリセリド及びテルペノイド基剤油より なる群から選ばれる、請求項1の製材。
- 3.抗菌性組成物が更に、安息香酸ナトリウム、エタノール、イソプロパノール 、エチレングリコール及びプロピレングリコールよりなる群から選ばれる補助剤 を含む、請求項1の製材。
- 4.アルキルスルホスクシネート化合物がスルホこはく酸ジオクチルナトリウム である、請求項1の製材。
- 5.辺材変色菌ないしカピによるインフェステーションから製材を保護する方法 にして、 有効成分として、約0.5〜10.0%範囲の殺菌上有効濃度のアルキルスルホ スクシネート塩(但し、該アルキルスルホスクシネート塩のアルキル基は炭素原 子5〜22個を有する)と、そして油成分とから本質上なる液状抗菌性組成物を 用意し、そして 該抗菌性組成物を、裁断された乾燥してない木材に適用する 工程を含む方法。
- 6.有効成分及び油成分に加えて、抗菌性組成物が、安息香酸ナトリウム、エタ ノール、イソプロパノール、エチレングリコール及びプロピレングリコールより なる群から選ばれる補助剤並びに 水 を含む、請求項5の方法。
- 7.油成分が、パラフィン系鉱油、トリグリセリド及びテルペノイド基剤油より なる群から選ばれる、請求項5の方法。
- 8.抗菌性組成物を適用する工程が、該組成物を木材に噴霧するか或は該組成物 に木材を浸漬することよりなる、請求項5の方法。
- 9.アルキルスルホスクシネート塩化合物がスルホこはく酸ジオクチルナトリウ ムである、請求項5の方法。
- 10.木材の表面及びその内部で辺材変色菌ないしカピの生長を防止する抗菌性 組成物を表面に有する、裁断された乾燥してない製材にして、前記組成物が、有 効成分である、約0.5〜10.0%範囲の殺菌上有効濃度のアルキルスルホス クシネート塩化合物(但し、該塩化合物のアルキル基は炭素原子5〜22個を有 する)より本質上なる、製材。
- 11.辺材変色菌ないしカピによるインフェステーションから木材製品を保護す る方法にして、約0.5〜10.0%範囲の殺菌上有効濃度のアルキルスルホス クシネート塩有効成分(但し、該アルキルスルホスクシネート塩のアルキル基は 炭素原子5〜22個を有する)より本質上なる液状抗菌性組成物を用意し、そし て 該抗菌性組成物を裁断された乾燥してない木材に適用する 工程を含む方法。
- 12.アルキルスルホスクシネート化合物が一般式:▲数式、化学式、表等があ ります▼ (式中RはC4H9を表わす) を有する、請求項1の製材。
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