JPH0650467Y2 - テーブル昇降機用油圧シリンダの取付け構造 - Google Patents

テーブル昇降機用油圧シリンダの取付け構造

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JPH0650467Y2
JPH0650467Y2 JP9726389U JP9726389U JPH0650467Y2 JP H0650467 Y2 JPH0650467 Y2 JP H0650467Y2 JP 9726389 U JP9726389 U JP 9726389U JP 9726389 U JP9726389 U JP 9726389U JP H0650467 Y2 JPH0650467 Y2 JP H0650467Y2
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JP
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hydraulic cylinder
arms
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piston rod
arm
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JPH0335997U (ja
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昭 二木
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株式会社メイキコウ
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、左右一対のX字状折畳みアームを、基台と昇
降用テーブルとの間に、油圧シリンダによる前記折畳み
アームの開閉作動によって前記テーブルの昇降可能に取
付けたテーブル昇降機用油圧シリンダの取付け構造に関
するものである。
(従来の技術) 従来、テーブル昇降機としては第4図に示すように、X
字状に組合わせた2本のアーム1、2の交点をピン3を
介して互いに回転可能に取付けた左右一対の折畳みアー
ム4を、基台5と昇降用テーブル6との間に、油圧シリ
ンダ7による折畳みアーム4の開閉作動によってテーブ
ル6の昇降可能に取付けている。
即ち、折畳みアーム4を形成する2本のアーム1、2の
第4図左側端部は基台5とテーブル6にピン8を介して
回転自在に連結され、2本のアーム1、2の第4図右側
端部は基台5とテーブル6に形成されたコの字状レール
9にローラ10を介してスライド可能に取付けられ、又、
2本のアーム1、2の左右間を連結する各アーム1、2
別ロッド11、12間には、第5図に示すように、テーブル
6昇降駆動用油圧シリンダ7が、そのシリンダ本体13の
後端面を該後端面に固着した丸棒14をロッド11に当接さ
せるとともに、丸棒14をロッド11に固着した掛具15を介
してその軸心を中心にして回転可能に支持させ、油圧シ
リンダ7のピストンロッド16の前端面を、左右一対のア
ーム2間にピン17を介して回転可能に取付けられたロッ
ド12に面当りで固着させ、基台5に取付けた油圧装置18
を介しての油圧シリンダ7の往復作動によってテーブル
6を昇降させている。
(考案が解決しようとする課題) このように構成されたテーブル昇降機19において、2本
のアーム1、2の左右間を連結する各アーム1、2別ロ
ッド11、12と油圧シリンダ7間の軸直角が悪いと、ピス
トンロッド16が第5図に斜線で示す位置においてこじれ
て摩耗し、油圧シリンダ7の寿命を大幅に縮めるはがか
りか、油漏れの原因にもなり、その上、油圧シリンダ7
の直角度を出しての組付けは、各アーム1、2と各アー
ム1、2の左右間を連結するロッド11、12と直角度に影
響されることもあって極めて難しく、テーブル昇降機19
の組立てには相当の熟練と時間を要する等の欠点があっ
た。
そこで本考案の目的は、特に熟練を要することなく、短
時間に容易に組立てることができるテーブル昇降機用油
圧シリンダの取付け構造を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 即ち、本考案は、X字状に組合わせた2本のアームの交
点をピンを介して互いに回転可能に取付けた左右一対の
折畳みアームを、基台と昇降用テーブルとの間に、油圧
シリンダによる前記折畳みアームの開閉作動によって前
記テーブルの昇降可能に取付けたテーブル昇降機におい
て、前記油圧シリンダの両端のシリンダ本体後端とピス
トンロッド前端を、前記X字状に組合わせた2本のアー
ムの左右間を連結する各アーム別ロッド間に、前記テー
ブル昇降機の左右方向に対して傾き偏位可能に取付けた
テーブル昇降機用油圧シリンダの取付け構造にある。
その場合において、X字状に組合わせた2本のアームの
左右間を連結する各アーム別ロッドと油圧シリンダの両
端のシリンダ本体後端とピストンロッド前端との接触を
実質的な点接触にすることができる。
(作用) このように構成されたテーブル昇降機用油圧シリンダの
取付け構造の場合、油圧シリンダの両端のシリンダ本体
後端とピストンロッド前端が、X字状に組合わせた2本
のアームの左右間を連結する各アーム別ロッド間に、テ
ーブル昇降機の左右方向に対して傾き偏位可能、例えば
にシリンダ本体後端とピストンロッド前端が、テーブル
昇降機の左右方向に対して円錐状に面取りされているた
め、2本のアームの左右間を連結する各アーム別ロッド
と油圧シリンダ間の取付けに軸直角精度を特に考慮する
必要がなく、油圧シリンダを各アーム間に容易に取付け
ることができ、しかも、取付け後の軸直角精度が悪くて
も、ピストンロッドに無理な力が掛かることはなく、油
圧シリンダをスムースに作動させることができる。
(考案の効果) その結果、本考案は、テーブル昇降機における油圧シリ
ンダの取付けに際して、実質的に従来と変らない簡単な
構造でありながら、油圧シリンダのスムースな作動を保
持した状態で、短時間にしかも特に熟練を要することな
く容易に取付けることができる効果がある。
(実施例) 次に、本考案の一実施例の構成を第1図〜第3図によっ
て説明する。
本実施例はテーブル昇降用油圧シリンダの取付け構造の
みが従来実施例と異なるため、油圧シリンダとその取付
け関係以外の各部品符号は従来実施例と同一符号を用い
る。
2本のアーム1、2の左右間を連結する各アーム1、2
別ロッド11、12間には、第2図、第3図に示すように、
テーブル6昇降駆動用油圧シリンダ7Aが各ロッド11、12
に対する軸直角精度保持不要に取付けられている。
即ち、油圧シリンダ7Aのシリンダ本体13Aの後端面は該
後端面に固着した丸棒14Aをロッド11に当接させるとと
もに、丸棒14Aはロッド11に固着した掛具15を介してそ
の軸心を中心にして回転可能に支持され、かつ、テーブ
ル昇降機19Aの左右方向に対して傾き偏位可能に、この
場合、丸棒14Aがテーブル昇降機19Aの左右方向に対して
円錐状に面取りされて、円錐面Bを形成している。
又、油圧シリンダ7Aのピストンロッド16Aの前端面は、
左右一対のアーム2間にピン17を介して回転可能に取付
けられたロッド12に固着したリング20内に遊嵌した状態
でロッド12に当接するとともに、ピストンロッド16Aは
ロッド12の軸直角方向のピン21を介してリング20と連結
され、かつ、テーブル昇降機19Aの左右方向に対して傾
き偏位可能に、この場合、ピストンロッド16A前端が、
テーブル昇降機19Aの左右方向に対して円錐状に面取り
されて、円錐面Cを形成している。
なお、油圧シリンダ7Aと各ロッド11、12間の製造上あり
得る軸直角精度に対応した最大傾きを十分に吸収し得る
程度に丸棒14Aと掛具15の嵌合及びピストンロッド16Aと
ピン21の嵌合は甘くしてある。
次に、本実施例の作用について説明する。
このように構成されたテーブル昇降機19A用油圧シリン
ダ7Aの取付け構造の場合、油圧シリンダ7Aの両端のシリ
ンダ本体13A後端とピストンロッド16A前端が、X字状に
組合わせた2本のアーム1、2の左右間を連結する各ア
ーム1、2別ロッド11、12間に、テーブル昇降機19Aの
左右方向に対して傾き偏位可能、本実施例の場合、シリ
ンダ本体13A後端とピストンロッド16A前端が、テーブル
昇降機19Aの左右方向に対して円錐状に面取りされてい
るため、2本のアーム1、2の左右間を連結する各アー
ム別ロッド11、12と油圧シリンダ7A間の取付けに軸直角
精度を特に考慮する必要がなく、油圧シリンダ7Aを各ア
ーム1、2間に容易に取付けることができ、しかも、取
付け後の軸直角精度が悪くても、ピストンロッドに16A
無理な力が掛ることはなく、油圧シリンダをスムースに
作動させることができ、その結果、テーブル昇降機19A
における油圧シリンダ7Aの取付けを、実質的に従来と変
らない簡単な構造でありながら、油圧シリンダ7Aのスム
ースな作動を保持した状態で、短時間にしかも特に熟練
を要することなく容易に行うこができる。
なお、油圧シリンダを2本のアームの左右間を連結する
各アーム別ロッド間にテーブル昇降機の左右方向に対し
て傾き偏位可能に取付け方法としては、本実施例のよう
に油圧シリンダの両端を円錐状に形成する他、ロッドの
油圧シリンダ両端と当接する部分に円錐状突起を形成す
ること、或は、円弧、或は、単なる突起を形成する等、
各アーム別ロッドと油圧シリンダ両端との接触を実質的
な点接触にする任意の手段を用いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の全体を示す側面図、第2図
はその要部詳細図、第3図は第2図の一部破断底面図、
第4図は従来実施例の全体を示す側面図、第5図はその
要部詳細図である。 1、2……アーム、7A……油圧シリンダ 11、12……ロッド、13A……シリンダ本体 16A……ピストンロッド、B,C……円錐面 19A……テーブル昇降機

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】X字状に組合わせた2本のアームの交点を
    ピンを介して互いに回転可能に取付けた左右一対の折畳
    みアームを、基台と昇降用テーブルとの間に、油圧シリ
    ンダによる前記折畳みアームの開閉作動によって前記テ
    ーブルの昇降可能に取付けたテーブル昇降機において、
    前記油圧シリンダの両端のシリンダ本体後端とピストン
    ロッド前端を、前記X字状に組合わせた2本のアームの
    左右間を連結する各アーム別ロッド間に、前記テーブル
    昇降機の左右方向に対して傾き偏位可能に取付けること
    を特徴とするテーブル昇降機用油圧シリンダの取付け構
    造。
  2. 【請求項2】X字状に組合わせた2本のアームの左右間
    を連結する各アーム別ロッドと油圧シリンダの両端のシ
    リンダ本体後端とピストンロッド前端との接触を実質的
    な点接触にすることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のテーブル昇降機用油圧シリンダの取付け構造。
JP9726389U 1989-08-21 1989-08-21 テーブル昇降機用油圧シリンダの取付け構造 Expired - Lifetime JPH0650467Y2 (ja)

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JP9726389U JPH0650467Y2 (ja) 1989-08-21 1989-08-21 テーブル昇降機用油圧シリンダの取付け構造

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Publication Number Publication Date
JPH0335997U JPH0335997U (ja) 1991-04-08
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JPH0721398B2 (ja) * 1992-06-22 1995-03-08 株式会社東京マルイ 玩具銃における弾丸のホップアップ装置

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JPH0335997U (ja) 1991-04-08

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