JPH0650466A - 暗渠の埋設築造法 - Google Patents
暗渠の埋設築造法Info
- Publication number
- JPH0650466A JPH0650466A JP4202733A JP20273392A JPH0650466A JP H0650466 A JPH0650466 A JP H0650466A JP 4202733 A JP4202733 A JP 4202733A JP 20273392 A JP20273392 A JP 20273392A JP H0650466 A JPH0650466 A JP H0650466A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- underdrain
- urethane
- culvert
- ground
- urethane foam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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-
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Landscapes
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 暗渠等への荷重負荷を軽減して、暗渠の保護
・補強や施工の簡易化が図れる暗渠の埋設築造法を提供
すること。 【構成】 地盤上に暗渠支持用基礎部を形成し、暗渠支
持用基礎部上に暗渠を敷設し、暗渠の周囲および上部に
ウレタンを発泡させて発泡ウレタン埋戻し層を形成して
暗渠を埋設築造した。
・補強や施工の簡易化が図れる暗渠の埋設築造法を提供
すること。 【構成】 地盤上に暗渠支持用基礎部を形成し、暗渠支
持用基礎部上に暗渠を敷設し、暗渠の周囲および上部に
ウレタンを発泡させて発泡ウレタン埋戻し層を形成して
暗渠を埋設築造した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、暗渠の埋設築造法に関
するものである。
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、暗渠の埋設築造は、一般的に以下
の手順で行われている。
の手順で行われている。
【0003】地盤上に形成した溝部の底部に、砂や砕
石あるいはコンクリートにより、暗渠支持用基礎部を形
成し、 暗渠支持用基礎部上に暗渠を敷設し、 溝部に土砂を埋戻して暗渠を埋設築造する。
石あるいはコンクリートにより、暗渠支持用基礎部を形
成し、 暗渠支持用基礎部上に暗渠を敷設し、 溝部に土砂を埋戻して暗渠を埋設築造する。
【0004】また、特開昭58-127833 号公報には、暗渠
の周囲及び上部に合成樹脂発泡板状体を積層して、軽易
に仮埋設を行う方法が開示されている。
の周囲及び上部に合成樹脂発泡板状体を積層して、軽易
に仮埋設を行う方法が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述の土砂
を埋戻す方法では、基礎地盤が軟弱な場合には暗渠の沈
下をまねく場合があり、杭基礎や地盤改良といった工費
および工期を要する対策が必要となる。
を埋戻す方法では、基礎地盤が軟弱な場合には暗渠の沈
下をまねく場合があり、杭基礎や地盤改良といった工費
および工期を要する対策が必要となる。
【0006】また、埋戻し深さが大きい場合は、暗渠に
作用する土圧が大きくなり、暗渠の構造を頑丈にした
り、コンクリート巻立て等による補強が必要となり、工
費および工期の増大をまねく。
作用する土圧が大きくなり、暗渠の構造を頑丈にした
り、コンクリート巻立て等による補強が必要となり、工
費および工期の増大をまねく。
【0007】合成樹脂発泡板状体あるいはブロックを使
用する方法は、暗渠の周囲に隙間なく積層することが困
難であり、長期的には周囲の土砂が隙間に流入して周辺
地盤の沈下等をまねく危険性があり、あくまで仮埋設の
方法である。
用する方法は、暗渠の周囲に隙間なく積層することが困
難であり、長期的には周囲の土砂が隙間に流入して周辺
地盤の沈下等をまねく危険性があり、あくまで仮埋設の
方法である。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、 地盤上に暗渠支持用基礎部を形成し、 暗渠支持用基礎部上に暗渠を敷設し、 暗渠の周囲および上部にウレタン発泡原液を現場発泡
させて、発泡ウレタン埋戻し層を形成したことを特徴と
する暗渠の埋設築造方法を提供せんとするものである。
させて、発泡ウレタン埋戻し層を形成したことを特徴と
する暗渠の埋設築造方法を提供せんとするものである。
【0009】また、本発明では、 地盤上に暗渠支持用基礎部を形成し、 暗渠支持用基礎部上に暗渠を敷設し、 暗渠の周囲および上部にウレタンを発泡原液を現場発
泡させて、発泡ウレタン埋戻し層を形成し、 発泡ウレタン埋戻し層上に発泡スチロールブロック等
の軽量材を積層して、上部を埋戻すことを特徴とする暗
渠の埋設築造法を提供せんとするものである。
泡させて、発泡ウレタン埋戻し層を形成し、 発泡ウレタン埋戻し層上に発泡スチロールブロック等
の軽量材を積層して、上部を埋戻すことを特徴とする暗
渠の埋設築造法を提供せんとするものである。
【0010】また、暗渠支持用基礎部(枕)を、従来の
砂・砕石・コンクリート以外に発泡ウレタンにより形成
すること、発泡ウレタン埋戻し層内に補強材を配設する
ことにも特徴を有する。
砂・砕石・コンクリート以外に発泡ウレタンにより形成
すること、発泡ウレタン埋戻し層内に補強材を配設する
ことにも特徴を有する。
【0011】
【作用】暗渠の周囲や上部に、ウレタン発泡原液を噴出
または注入すると、ウレタン発泡原液は20〜40倍に
発泡しながら暗渠を包み込むように周囲の空隙を充填
し、発泡ウレタン埋戻し層を形成する。
または注入すると、ウレタン発泡原液は20〜40倍に
発泡しながら暗渠を包み込むように周囲の空隙を充填
し、発泡ウレタン埋戻し層を形成する。
【0012】発泡したウレタンは、約5分後には硬化し
て暗渠と接着して一体化し、暗渠を支持し保護すると同
時に埋め戻す作用を行う。
て暗渠と接着して一体化し、暗渠を支持し保護すると同
時に埋め戻す作用を行う。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
説明する。
【0014】図1は、本発明に係わる暗渠の埋設築造法
の第1実施例であり、溝型暗渠Aの場合の施工フローで
ある。
の第1実施例であり、溝型暗渠Aの場合の施工フローで
ある。
【0015】図1(イ)に示すように、地盤Gに溝部
1を形成する。
1を形成する。
【0016】図1(ロ)に示すように、溝部1の底部
1aに暗渠支持用基礎部2を形成する。
1aに暗渠支持用基礎部2を形成する。
【0017】図1(ロ)に示すように、暗渠支持用基
礎部2上に暗渠3を敷設する。
礎部2上に暗渠3を敷設する。
【0018】図1(ハ)に示すように、溝部1内にウ
レタン発泡原液をウレタン噴出装置あるいは注入装置
(図示せず)により噴出・注入すると共に発泡させて、
暗渠3の周囲や上部の空隙を充填すると共に、暗渠3と
接着して一体化した発泡ウレタン埋戻し層4を一定高さ
Hに形成する。
レタン発泡原液をウレタン噴出装置あるいは注入装置
(図示せず)により噴出・注入すると共に発泡させて、
暗渠3の周囲や上部の空隙を充填すると共に、暗渠3と
接着して一体化した発泡ウレタン埋戻し層4を一定高さ
Hに形成する。
【0019】図1(ニ)に示すように、さらに、ウレ
タン発泡原液を注入して、発泡ウレタン埋戻し層4の上
面4aが溝部1の開口部の近傍まで位置するように埋戻
す。
タン発泡原液を注入して、発泡ウレタン埋戻し層4の上
面4aが溝部1の開口部の近傍まで位置するように埋戻
す。
【0020】図1(ホ)に示すように、発泡ウレタン
埋戻し層4の上面4aに土砂等を盛って盛土表層5を形成
し、同盛土表層5の表面を地盤Gと面一に舗装する。
埋戻し層4の上面4aに土砂等を盛って盛土表層5を形成
し、同盛土表層5の表面を地盤Gと面一に舗装する。
【0021】このように、溝部1内への埋戻し材とし
て、軽量かつ充填性・接着性の良い発泡ウレタンを使用
することにより、地盤Gや暗渠3に作用する荷重の軽減
を図ると共に暗渠3を補強可能とすると共に、ウレタン
発泡原液を現場発泡させて発泡ウレタン埋戻し層4を形
成することにより、施工の簡易化・工期の短縮化等を図
ることができる。
て、軽量かつ充填性・接着性の良い発泡ウレタンを使用
することにより、地盤Gや暗渠3に作用する荷重の軽減
を図ると共に暗渠3を補強可能とすると共に、ウレタン
発泡原液を現場発泡させて発泡ウレタン埋戻し層4を形
成することにより、施工の簡易化・工期の短縮化等を図
ることができる。
【0022】ここで、発泡ウレタン埋戻し層4を形成す
る発泡ウレタンは、(1) 軽量性、(2) 施工性、(3) 充填
性、(4) 複合構造性、(5) 自立性、(6) 耐水性、(7) 強
度特性、(8) 透水・吸水特性、(9) 耐熱性、(10)耐薬品
性、(11)断熱性、(12)衝撃吸収性に対して、以下のよう
な特徴を有するものである。
る発泡ウレタンは、(1) 軽量性、(2) 施工性、(3) 充填
性、(4) 複合構造性、(5) 自立性、(6) 耐水性、(7) 強
度特性、(8) 透水・吸水特性、(9) 耐熱性、(10)耐薬品
性、(11)断熱性、(12)衝撃吸収性に対して、以下のよう
な特徴を有するものである。
【0023】(1) 軽量性 単位体積重量が25〜50kg/m3 (原液配合により
任意に設定可能)と超軽量(土砂・コンクリートの約1/
50)で、軟弱地盤の沈下・支持力不足の問題解決に有効
である。
任意に設定可能)と超軽量(土砂・コンクリートの約1/
50)で、軟弱地盤の沈下・支持力不足の問題解決に有効
である。
【0024】(2) 施工性 原液をホース圧送して、20〜40倍に発泡させて充填
・埋戻しができると共に、小さな設備、少量の材料で、
短時間に大量の施工が可能であり、非常に施工性が良
い。
・埋戻しができると共に、小さな設備、少量の材料で、
短時間に大量の施工が可能であり、非常に施工性が良
い。
【0025】(3) 充填性 ウレタン発泡原液は、数十倍に発泡した後硬化するた
め、空隙を下部より順次充填することができ、非常に充
填性が良い。
め、空隙を下部より順次充填することができ、非常に充
填性が良い。
【0026】(4) 複合構造性 発泡ウレタンは、自己接着性に優れ、また対象物になじ
んで接着固化するため、複合構造体としての一体化が図
れる。また、鉄筋等の補強材が容易に組込めるために、
より一層の強固な構造体の造成が可能である。
んで接着固化するため、複合構造体としての一体化が図
れる。また、鉄筋等の補強材が容易に組込めるために、
より一層の強固な構造体の造成が可能である。
【0027】(5) 自立性 ウレタン発泡原液を、硬化したウレタン発泡体に接して
新たに発泡させると、相互に接着して一体化し、弱線の
ない連続したマス(塊)となり、自立構造体として利用
できる。
新たに発泡させると、相互に接着して一体化し、弱線の
ない連続したマス(塊)となり、自立構造体として利用
できる。
【0028】(6) 耐水性 独立気泡を内蔵した発泡体であり、化学的に安定である
ために、水による劣化はない。
ために、水による劣化はない。
【0029】(7) 強度特性 30〜40倍発泡の発泡ウレタンで、約2kgf/cm
2 の一軸圧縮強度があり、配合によりさらに大きな強度
の発泡体を形成でき、埋戻し材料としての必要強度は十
分である。
2 の一軸圧縮強度があり、配合によりさらに大きな強度
の発泡体を形成でき、埋戻し材料としての必要強度は十
分である。
【0030】(8) 透水性 独立気泡の発泡体の場合、透水性はない。
【0031】(9) 耐熱性 80℃以下では、通常の使用に問題はない。
【0032】(10) 耐薬品性 一般的に、酸・アルカリに抵抗性を持ち、ガソリンや灯
油等にも溶解しない。
油等にも溶解しない。
【0033】(11) 断熱性 良好な断熱性を持つ。
【0034】(12) 衝撃吸収性 良好な衝撃吸収性を持つ。
【0035】また、ウレタンに骨材を混入して発泡ウレ
タン埋戻し層4を形成することにより、高価なウレタン
の使用量を減量させると共に、強度を増大させることが
できる。
タン埋戻し層4を形成することにより、高価なウレタン
の使用量を減量させると共に、強度を増大させることが
できる。
【0036】この際、骨材としては、産業廃棄物である
各種発泡樹脂片、各種プラスチック片、タイヤ片、及び
木材片等を有効利用することも、また、コンクリート
塊、アスファルト塊、軽石、及び砕石等の内、少なくと
も一種類を使用することもできる。
各種発泡樹脂片、各種プラスチック片、タイヤ片、及び
木材片等を有効利用することも、また、コンクリート
塊、アスファルト塊、軽石、及び砕石等の内、少なくと
も一種類を使用することもできる。
【0037】かかる発泡ウレタン埋戻し層4には、鉄筋
等の補強材を容易に配設することができて、強度を増大
させることができる。
等の補強材を容易に配設することができて、強度を増大
させることができる。
【0038】暗渠支持用基礎部2は、発泡ウレタン埋戻
し層4と同一素材のものを使用することができ、発泡ウ
レタン、又は発泡ウレタン中に上記骨材を混入したもの
を使用することができる。
し層4と同一素材のものを使用することができ、発泡ウ
レタン、又は発泡ウレタン中に上記骨材を混入したもの
を使用することができる。
【0039】図2は、本発明に係わる暗渠の埋設築造法
の第2実施例であり、溝型暗渠Aの場合の施工フローで
ある。
の第2実施例であり、溝型暗渠Aの場合の施工フローで
ある。
【0040】図2(イ)に示すように、地盤Gに溝部
1を形成する。
1を形成する。
【0041】図2(ロ)に示すように、溝部1の底部
1aに暗渠支持用基礎部2を形成する。
1aに暗渠支持用基礎部2を形成する。
【0042】図2(ロ)に示すように、暗渠支持用基
礎部2上に暗渠3を敷設する。
礎部2上に暗渠3を敷設する。
【0043】図2(ハ)に示すように、溝部1内にウ
レタン発泡原液をウレタン注入装置(図示せず)により
注入すると共に発泡させて、暗渠3の周囲や上部の空隙
を充填すると共に、暗渠3と接着一体化した発泡ウレタ
ン層4を一定高さHに形成する。
レタン発泡原液をウレタン注入装置(図示せず)により
注入すると共に発泡させて、暗渠3の周囲や上部の空隙
を充填すると共に、暗渠3と接着一体化した発泡ウレタ
ン層4を一定高さHに形成する。
【0044】図2(ニ)に示すように、さらに、ウレ
タン発泡原液を注入して、発泡ウレタン埋戻し層4の上
面に発泡スチロールブロック等の軽量材6を溝部1の開
口部の近傍まで位置するように積層して埋戻し、同軽量
材6の最上部や軽量材6と溝部1との空隙に発泡ウレタ
ン埋戻し上層7を形成する。
タン発泡原液を注入して、発泡ウレタン埋戻し層4の上
面に発泡スチロールブロック等の軽量材6を溝部1の開
口部の近傍まで位置するように積層して埋戻し、同軽量
材6の最上部や軽量材6と溝部1との空隙に発泡ウレタ
ン埋戻し上層7を形成する。
【0045】 図2(ホ)に示すように、発泡ウレタ
ン埋戻し上層7の上面7aに土砂等を盛って盛土表層5を
形成し、同盛土表層5の表面を地盤Gと面一に舗装す
る。
ン埋戻し上層7の上面7aに土砂等を盛って盛土表層5を
形成し、同盛土表層5の表面を地盤Gと面一に舗装す
る。
【0046】このようにして、埋戻し材の軽量性を確保
したまま、高価なウレタンの使用量を大幅に削減でき
る。
したまま、高価なウレタンの使用量を大幅に削減でき
る。
【0047】図3は、他の実施例として発泡ウレタン埋
戻し層4を示しており、鉄筋等の補強材8を配設したも
のである。
戻し層4を示しており、鉄筋等の補強材8を配設したも
のである。
【0048】
【発明の効果】以上のように、暗渠の周囲及び上部を、
軽量・速硬性で充填性・接着性にすぐれた現場発泡ウレ
タンで埋戻すことにより、以下のような効果が得られ
る。
軽量・速硬性で充填性・接着性にすぐれた現場発泡ウレ
タンで埋戻すことにより、以下のような効果が得られ
る。
【0049】基礎地盤や暗渠に作用する荷重が大幅に
軽減され、暗渠の沈下が防止できる。
軽減され、暗渠の沈下が防止できる。
【0050】暗渠と発泡ウレタン埋戻し層が、接着し
て一体化することから、発泡ウレタン埋戻し層は埋戻し
材としての作用とともに、暗渠の補強材としても作用
し、暗渠自体の構造および暗渠接続部の構造が軽減でき
る。
て一体化することから、発泡ウレタン埋戻し層は埋戻し
材としての作用とともに、暗渠の補強材としても作用
し、暗渠自体の構造および暗渠接続部の構造が軽減でき
る。
【0051】発泡ウレタン埋戻し層は、不透水層とし
て暗渠の周囲を覆い、暗渠の漏水を防止することができ
る。
て暗渠の周囲を覆い、暗渠の漏水を防止することができ
る。
【0052】発泡ウレタン埋戻し層は、断熱材として
暗渠の周囲を覆い、暗渠内の流下水等の凍結を防止する
ことができる。
暗渠の周囲を覆い、暗渠内の流下水等の凍結を防止する
ことができる。
【0053】発泡ウレタン埋戻し層は、発泡しながら
空隙を充填するため、非常に充填性が良く、砂等の埋戻
し材と比較して、埋戻し後の地盤沈下に対する安全性が
高い。
空隙を充填するため、非常に充填性が良く、砂等の埋戻
し材と比較して、埋戻し後の地盤沈下に対する安全性が
高い。
【0054】発泡ウレタン埋戻し層には、鉄筋等の補
強材を容易に配設することができ、暗渠の大幅な補強が
可能である。
強材を容易に配設することができ、暗渠の大幅な補強が
可能である。
【0055】暗渠基礎部を、現場発泡ウレタンで形成
した場合、速硬性によりコンリート基礎の場合と比較し
て工期の短縮化が図れる。
した場合、速硬性によりコンリート基礎の場合と比較し
て工期の短縮化が図れる。
【0056】発泡ウレタン埋戻し層の周囲や上部を、
発泡スチロール等の軽量材を併用して埋戻すことによ
り、高価なウレタンの使用量を軽減して、施工コストの
低減を図ることができる。
発泡スチロール等の軽量材を併用して埋戻すことによ
り、高価なウレタンの使用量を軽減して、施工コストの
低減を図ることができる。
【図1】本発明に係わる暗渠の埋設築造法の、第1実施
例としての施工フロー図。
例としての施工フロー図。
【図2】第2実施例としての施工フロー図。
【図3】他の実施例としての発泡ウレタン埋戻し層およ
び補強材。
び補強材。
A 溝型暗渠 1 溝部 2 暗渠支持用基礎部 3 暗渠 4 発泡ウレタン埋戻し層 5 盛土表層 6 発泡スチロールブロック等の軽量材 7 発泡ウレタン埋戻し上層 8 補強材
Claims (4)
- 【請求項1】 地盤上に暗渠支持用基礎部を形成し、 暗渠支持用基礎部上に暗渠を敷設し、 暗渠の周囲および上部にウレタン発泡原液を現場発泡
させて、発泡ウレタン埋戻し層を形成したことを特徴と
する暗渠の埋設築造法。 - 【請求項2】 地盤上に暗渠支持用基礎部を形成し、 暗渠支持用基礎部上に暗渠を敷設し、 暗渠の周囲および上部にウレタン発泡原液を現場発泡
させて、発泡ウレタン埋戻し層を形成し、 発泡ウレタン埋戻し層上に発泡スチロールブロック等
の軽量材を積層して、上部を埋戻すことを特徴とする暗
渠の埋設築造法。 - 【請求項3】 地盤上に暗渠を敷設した後、発泡ウレタ
ンにより暗渠支持用基礎部を形成することを特徴とする
請求項1又は2記載の暗渠の埋設築造法。 - 【請求項4】 発泡ウレタン埋戻し層中に補強材を配設
することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の
暗渠の埋設築造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4202733A JPH0650466A (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | 暗渠の埋設築造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4202733A JPH0650466A (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | 暗渠の埋設築造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0650466A true JPH0650466A (ja) | 1994-02-22 |
Family
ID=16462266
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4202733A Withdrawn JPH0650466A (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | 暗渠の埋設築造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0650466A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005531705A (ja) * | 2002-07-02 | 2005-10-20 | ウレテック ワールドワイド オイ | 軟弱地盤上の断熱構造基礎 |
JP2014098491A (ja) * | 2014-02-26 | 2014-05-29 | Nisshin Kasei Kogyo Kk | 地中埋設物の沈下抑制構造及び地中埋設物の沈下抑制用ブロック体 |
-
1992
- 1992-07-29 JP JP4202733A patent/JPH0650466A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005531705A (ja) * | 2002-07-02 | 2005-10-20 | ウレテック ワールドワイド オイ | 軟弱地盤上の断熱構造基礎 |
JP2014098491A (ja) * | 2014-02-26 | 2014-05-29 | Nisshin Kasei Kogyo Kk | 地中埋設物の沈下抑制構造及び地中埋設物の沈下抑制用ブロック体 |
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