JPH06504598A - 建造物建築方法及びその方法を使用するための装置 - Google Patents

建造物建築方法及びその方法を使用するための装置

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JPH06504598A
JPH06504598A JP4504048A JP50404892A JPH06504598A JP H06504598 A JPH06504598 A JP H06504598A JP 4504048 A JP4504048 A JP 4504048A JP 50404892 A JP50404892 A JP 50404892A JP H06504598 A JPH06504598 A JP H06504598A
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スロマ、ロバート・マイケル
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 建造物建築方法及びその方法を使用するための装置技術分野 本発明は、特に、建てられる建造物の地盤が伸縮しがちな場合に有益となる建築 構造物組立方法及びこの方法を使用するための装置に関するものである。
技術背景 地面の隆起は良く知られた現象である。この現象は何も粘土質の土壌ばかりに生 じるものではない。例えば長く雨が降らなかった後に長雨が降った場合や、建造 物に隣接する木を取り除いて地盤の水分平衡(wafer balance)を 乱してしまった場合などにおいても発生し、これによって生じる地盤の歪みによ って地盤上もしくは地盤内に建てられた建造物に(より)なりの圧力が作用し、 結果的に、建造物の土台や壁にひびが入ったり、最悪の場合には建造物が破損し てしまうことがある。
建造物の最下部の真下に空間部を設け、隆起が生じた場合でもその空間部内で地 盤が移動して空間部の上方に位置する建造物に隆起の影響を与えないようにすれ ば、このような問題を確実に防止することができる。このような解決策は、建造 物の最下部が予め形成されている場合において可能であり、その場合、建造物が 敷地内に建てられている場合には、少なくとも建造物が地盤上に十分安定して建 つまで建造物を支持する必要がある。
このような問題を解決して、隆起する地盤上に建造物を建築するためには、地盤 と接触する建造物の部位と地盤それ自身(特に、建造物に使用される土台Cgr ound beam)と背板Cground 5lab))との間に圧縮可能な 部材を設けることが必要となる。
このような提案においては、建造物が建てられる地盤と建造物の土台(grou nd beam)や背板(ground 5tab)との間に発砲プラスチック 材料(例えばエキスパンドポリスチレン)を層状に積み重ねて置くことが必要で ある。これによって、建造物が建てられる地盤が隆起した時に建造物に作用する 圧力を部分的に吸収することができ、建造物の安定性を確保することができる。
しかしながら、我々が知る限りにおいて、プラスチックの圧縮性には一定の限界 があり、プラスチック材料は常に負荷を建造物に伝達してしまう。その結果、要 求される発砲プラスチック層の厚さが、建造物の真下に空間が設けられた場合に 必要とされる場合よりもずっと厚くなる(2゜5倍の厚さに達する)。これは、 注入されるコンクリートの荷重によって発砲プラスチック層が圧縮されるといっ た他の欠点を招く。
また、他の提案としては、中央に位置する蜜蜂の巣形の紙巣形をなす部位は、こ れが乾燥している場合には、ここに注がれる湿ったコンクリートの重量を支持す ることができるが、i これが湿っている場合には、その支持能力がかなり減少 してしまう。このような装置は、前述した発砲プラスチック層の提案に対しては 有益なものとなり、その支持は完全な空間部を有するよりも10〜15mm深く なる必要がある。
この提案の欠点は、支持中における装置の能力を保持するために、装置中央に位 置する蜜蜂の巣形をなす部位を乾燥状態に維持しなければならないということで ある。例えば、コンクリートを注入して土台(ground beam)や補強 コンクリート背板(ground 5lablを形成する。したがって、この提 案を具体化した装置を使用する場合は、ポリエチレン等の水分を浸透させないシ ートによって装置をカバーすることが必要となる。これによって、雨が降った後 に注入されるコンクリートの重さによって(あるいは注入されるコンクリートよ りもよって前記蜜蜂の巣形をなす部位が漬れてしまうことを防止することができ る。
このようなサンドイッチ支持装置のもう一つの欠点は、他の木材やセルロース生 成物のように、一定の条件下においてメタンガスを発生するということである。
このメタンガスは1991年4月11日付けの“New C1vil Eagi uer”から明らかなように危険なものであり、潜伏したり、侵入や乾燥腐敗を 促進する可能性がある。
したがって、本発明の目的は、前述した問題や他の問題、あるいは従来技術の欠 点を極力解消することができる建築構造物組立方法及びこの方法を使用するため の装置を提供することである。
は強固となる第1の状態をなし、その後、地盤の変動や応力を吸収することがで きる第2の状態となる支持装置を地盤上に設置する工程を有する建築工法におい て、前記支持装置は流体封入手段を備えており、この流体封入手段は、前記支持 装置の第1の状態で、その内部空間に流体を封入し、この流体に作用されて地盤 上の建造物もしくはその少なくとも一部を支持し、また、前記支持装置の第2の 状態で、内部における流体の封入状態を解除して、収縮状態になるかもしくは地 盤の変動や応力によって収縮状態に容易に圧縮変形可能な状態になることを特徴 とする建築工法を提供している。
また、本発明は第2に、地盤上の建造物を一時的に支持するため、建造物がその 上に建てられている間は強固となる第1の状態をなし、その後、地盤の変動や応 力を吸収することができる第2の状態となる支持装置において、少なくとも1つ の流体封入手段を備え、この流体封入手段は、前記支持装置の第1の状態で、そ の内部空間に流体を封入し、この流体に作用されて地盤上の建造物もしくはその 少なくとも一部を支持し、また、前記支持装置の第2の状態で、内部における流 体の封入状態を解除して、収縮状態になるかもしくは地盤の変動や応力によって 収縮状態に容易に圧縮変形可能な状態になることを特徴とする支持装置を提供し ている。
流体封入手段の外壁が弾性材料によって形成されている場合には、支持装置の第 2の状態において流体封入手段が弾性的に押し潰される。流体封入手段の外壁は 変形可能であり、それ自身、支持容器として形成されており、支持装置の第2の 状態においては、地盤の変動や応力によって収縮状態に容易に圧縮変形される。
流体封入手段が支持装置の第2の状態で地盤の変動や応力によって変形可能な容 器からなる点が本発明における利点である。
好ましくは、複数の流体封入手段がそれぞれ互いに間隔を置いて地盤上に配置さ れ、支持装置の第1の状態において、地盤上に建てられる建造物もしくはその少 なくとも一部を前記複数の流体封入手段が支持する。
本発明の好ましい実施例では、建造物(例えば、コンクリート背板(concr e萱e 5lab))を地盤から一定距離離間させ、盤の隆起応力は、支持装置 の第1の状態においてはかなり小さく、また、支持装置の第2の状態においては 限りなく0に近い。
流体封入手段は、好゛ましくは、内部に流体が圧入された容器を備えており、こ の容器は、前記支持装置の第1の状態で、加圧された強固な状態を維持するよう に密封され、前記支持装置の第2の状態で密封状態が解除されて地盤の変動によ って変形もしくは押し潰される。
建造物の少なくとも一部は、土台(ground bsam)もしくは背板(g round≦fib)からなる。建造物が建てられる間だけ、建造物の少なくと も一部と、これより下に位置する地盤との間に支持装置を設けることにより、建 造物に悪影響を及ぼすことなく地盤(特に粘土地盤)の歪みが調整される。
好ましくは、流体封入手段は、少なくともその一部が分解能を有する材料によっ て形成される容器からなり、この容器は、建造物が建てられた後に前記材料の分 解によってその密封状態が解除されて押し潰され、内部の流体が流出される。
このような方法によって容器を潰すことにより、支持装置は地盤と建造物(もし くはその一部)との間に効果的に空間部を形成する。
本発明は、第3として、第2として提供された支持装置のための容器を提供する 。この容器はその少なくとも一部が分解能を有する材料によって形成されている 。
好ましくは、前記容器は、柔軟な容器本体と、容器本体に取り付けられる開封部 材とからなり、前記閉封部材は、その壁部の少なくとも一部が、容器内の流体と ともに分解する要素からなる。
また、本発明は、第4として、第3として提供された容器のための閉封部材を提 供す゛る。この閉封部材は、その壁部の少なくとも一部が、容器内の流体ととも に分解する要素からなる。
好ましくは、前記分解能を有する要素は、生物学的、化学的または電解質的な分 解能を有するキャップまたはプラグまたはシール部材からなる。
好ましい実施例において、前記分解能を有する前記要素は、容器内の水もしくは 塩分を含んだ溶液によって分解するマグネシウム合金からなる。
また、本発明は、第5として、建築物の少なくとも一部に適用される建築方法を 提供する。この建築方法では、地盤内に形成された堀の内部に、建築物の少なく とも一部のためのシャッターを形成する複数の平面部材が配置される。この場合 、流体が封入された容器が前記平面部材と堀の底部及び側壁との間に挿入され、 この容器は、建築物の少なくとも一部が建てられる間、強固かつ変形不可能な状 態に維持され、その後、変形もしくは押し潰されることが可能となる(例えば、 これによって、建築物の少なくとも一部に悪影響を及ぼすことなく地盤の変動を 吸収できる空間部が形成される)。
流体が封入される前記容器の少なくとも一部は、分解能を有しており、時間とと もに(例えば、1〜3か月の所定の短い期間で)分解される。そして、その後、 建築物が建てられる。このように、前もって加圧された容器内の流体が排除され て、上方に作用する隆起応力(あるいは容器の上側に位置する平面部材の重ff 1)により容器が押し潰される。その結果、建築物の少なくとも一部に悪影響を 及ぼすことなく地盤の隆起を可能にする空間部か形成される。
また、本発明は、前記方法に使用されるシャ・ンター装置を提供する。このシャ ッター装置は、建築物の少なくとも一部か建てられる骨組みを形成するために地 盤内の堀の中に配置可能な複数の連結された平面部材を有している。前記平面部 材は堀の中に配置されるが、この場合、流体が封入された容器を平面部材と堀の 内壁との間に挿入する。前記容器は、建築物の少なくとも一部が建てられている 間は強固で変形不可能な状態に維持されるが、その後、変形もしくは潰されて、 建築物の少なくとも一部に悪影響を及ぼすことなく地盤の変動を吸収する空間部 を形成する。
前記平面部材は前記容器を互いに連結する帯状部材によって連結される。
1つの好ましい実施例では、虚数の前記容器が柔軟なポケット部材によって連結 され、このポケット部材の内部に前記平面部材か通されて、シャッタ一部材が形 成される。
以上説明した全ての構成において、前記流体封入手段は、化学的、電解質的、生 物学的な分解能を有する閉封部材(例えば、キャップ、シール部材、プラグ)に よって密閉される。
建造物が建てられた後において前記閉封部材(例えば、キャップ、シール部材、 プラグ)は分解され、流体封入手段の密閉状態が解除される。その結果、流体封 入手段の内部に封入された流体が流出される。これによって、流体封入手段は、 建造物に作用する地盤の隆起によって変形もしくは押し清されることか可能とな る。
容器内に封入される流体は、空気等の気体もしくは水等の流体であるが、例えば 食塩水(好ましくは、炭酸塩・・・容器を加圧するために水溶性のガスを注入す る)などの他の流体を使用することもできる。
図面の簡単な説明 第1図は、本発明の建築方法に使用される圧縮性の支持装置の概略図、 第2図は、第1図の支持装置の一部を形成する変形可能な容器を拡大した斜視図 、 第3図は、第2図の容器の変形例を示す一部断面を有する図、 第4図は、第2図の容器の他の変形例を示す一部断面を有する図、 第5A図は、本発明の他の実施例を示す支持装置の側面図、第5B図は、第5A 図の支持装置の平面図、第6図は、本発明を具体化したシャ・ツタ−装置の使用 状態を示す断面図、 第7A図は、第6図の変形例を示すシャ・ツタ−装置の使用前の状態図、 第7B図は、第7A図のシャッター装置の使用時の状態図である。
実施例 以下、図面を参照しつつ本発明の詳細な説明する。第1図は本発明の実施例であ る支持装置を示したものである。この支持装置は互いに横付けされて配置された 複数の平面部材12から構成されている。本実施例において、これらの平面部材 12は、セメントで微片を接合した板であり、セメントと細かな木片とを圧縮し て処理することによって形成されている。このようなものはマノ−・ヤードCP 板株式会社のグレート・シェフオード、バークス、RG16 7DZ (CPB oads Ltd of Manor Yard、Great 5heffor d、Berks、RG167DZ)として市販されている。平面部材12は、柔 軟性に富む壁で仕切られた密封構造の複数のプラスチック容器16によって、建 造物の少なくとも一部が建てられる地盤14上に支持されている。図示のように 、容器16は平面部材12の縁部を下側から支持している。
各容器16の端壁には開口部18が設けられている。容器16内に水(好ましく は塩水)または他の流体を満たした後、開口部18はキャップ、プラグ、もしく はシール部材等の閉封部材20によって閉封される。コンクリート板22は、平 面部材12上に形成されており、特に支持装置の流体によって、地盤14上に支 持される。
流体を充填した第1図の容器16は一般的に第2図に示すような形状を有してい る。すなわち、この容器16は、互いに平行に配置された上壁24と底壁26と によって仕切られた柔軟性に富むプラスチック製の容器として構成されている。
使用時には、上壁24か支持装置の平面部材12を支持し、底壁26が地盤14 上に載置される。!24と璧26との間の距離は、任意の長さで良いが、通常5 0〜150mmの範囲に設定される。容器16の側壁28は、互いに平行に配置 1 されることが可能であるが、図示のように、底壁26から上壁24に向かっ て一線に集束するように延在させることもできる。各容器16は、300mmか ら3mまで所望の長さに設定でき、多数の隔壁30を有している。各隔壁30は 開口部18により穴が開けられており、隔壁30同志の距離は300mmである ことが好ましい。
設置場所において、平面部材12は、所定の配置に並べられた複数の容器16に よって支持され、所定の長さを有する容器16の上に直接に載置されるか、また は、1対の容器16の間をまたがって延在するとともにこれら1対の容器16の 上に載置される幅の狭いブリッジ板(U字形を逆さまにした断面形状を有する) の上に載置される。あるいは、設置場所において、多数の隔壁30を有する長さ が可変の1つの容器を、最も外側の2つの隔壁30が容器16の端壁32を形成 するような長さにカットするようにしても良い。容器16内に水(または化学薬 品、例えば水溶液中に塩を溶かした液体など)または他の流体が満たされた後、 長さが可変もしくは所定の長さを有する容器16の端壁32に形成された開口部 18が閉封部材20(キャップ、プラグ、もしくはシール部材等)によって閉封 される。このような閉封部材20は、時間とともに或いは所定の期間もしくは予 想できる未時間期間(1週間から3力月の範囲)内に分解する一定の分解(劣化 )率を有する材料からなる(或いはこうした材料と結合された)壁部を有してい る。これによって、容器16内の流体を排出できるようになっている。所定の長 さを有する容器16の場合、このような閉封部材20は1つで足りる。
コンクリート板22が乾燥された後、すなわちコンクリート板22が形成されて から4〜6週間後、分解能を有するプラグ20はそのシール効果がなくなる程度 まで分解し、容器16内の流体を排出する。その後、容器16は、空間部として 作用しくすなわち、建造物が建てられるコンクリート板22のすぐ真下にさらな る空間部が形成されるということ)、平面部材12の重量に伴う下向きの力や地 盤14の隆起(つまり、コンクリート板22に向かう地盤14の盛り上がり)に 伴って容器16に作用する上向きの力によって押し潰されることができる。言い 換えれば、この支持装置によれば、たとえ地盤14が変動しても、この変動は前 記空間部内で吸収され、コンクリート板22に損傷を与えないで済む。
したがって、容器16は、実質的には建造物を支持する非圧縮性の支持部材とし て作用するが、その後、押し潰されて、コンクリート板22それ自身やコンクリ ート板22上に建てられる建造物に悪影響を与えることなく、粘土隆起やコンク リート板22に向かう地盤の変動を吸収する空間部を形成する。
キャップ、プラグ、シール部材20は様々な形状にすることができるが、容器が シール状態で実質的に非圧縮性を有するように前記閉封部材20は容器本体と共 働して容器16を密封する。そして、容器本体は、容器16がシールされていな い状態で比較的たやすく圧縮できるような材料で形成されている。
好ましい支持装置において、容器16は、ポリエチレン・テレフタレート(PE T)のプラスチック材料をブロー成型して形成されたボトルである。このボトル 容器16は、およそ150ミリメートル×200〜300ミリメートル×50〜 150ミリメートルの寸法に形成された平行6面体である。
また、前記ボトル容器16は外面にねじ部が形成された首部43(第3図および 第4図参照)を有しており、この首部43は直径が約50ミリメートルの開口部 に通じている。このようなボトル容器は、1ミリメートル以下の薄さの柔軟性の 高い壁で作られており、内部に流体を充填した状態で、内面にねじ部を有する閉 封部材をボトル容器の首部43に捩じ込むことによって開口部を閉封すると、実 質上堅くなり、破裂したり過度に変形することなく約75 1bs/in”の外 圧に耐えることができる。
第3図に示す単純な構成において、閉封部材20は、プラスチック材料のねじ蓋 からなる。このねじ蓋は、バイト璧42内の小径の孔または穴41と、この穴4 1をシール状態でカバーするためにバイト壁42と容器16の開口46との間に 挟まれた水溶性の例えばステアリン酸ナトリウム(石鹸)からなるディスク44 とを有している。あるいは、第4図に示すように、水溶性の例えばステアリン酸 ナトリウム(石鹸)からなる円筒状のスラグを管状の孔または穴41(または、 蓋のバイト壁42の軸方向に外部に向かって突出する管状のノズルまたは噴出孔 (spout))内に押し込んで穴41を閉封することもできる。いずれの構成 の場合も、水溶性の物質が初めは水分を浸透させずにボトル容器16を密封する が、所定期間経過後(例えば約2か列後)には水溶性の物質がボトル容器16内 の流体中に完全に溶けて閉封状態を解除し、隆起力による容器16のその後の変 形を可能にする。
他の構成において、キャップの管状の孔または穴41(または、蓋のバイト壁4 2から軸方向に外部に向かって突出する管状のノズルまたは噴出孔(+poul ))には金属製の挿入部材45が取り付けられている。この挿入部材45はボト ルまたは容器16の内部の流体と接触すると、化学反応を起こして分解する。こ のような物質の分解速度は容易に予測し得る。
また、予め特定された1日または2日、あるいは、短い期間(例えば、7日、2 1日、2ケ月または3ケ月の間)内で、シールされない状態にまで分解するよう に作ることらできる金属製の挿入部材45は、マグネシウム合金製の円筒状スラ グ(例えばキャステックス製作有限会社(CaslexProducts Lt d)から入手可能なMABりからなり、キャップの管状ノズルまたはスポウト4 8の内部に密着して堅く閉封するものとして挿入される。容器16内に水を満た した後、キャップ20がきつくねじ込まれ、1または複数の平面部材12によっ て覆われる前に、シール状態の容器16が同様にシールされた他の容器とともに 地盤14上に配置される。また、内部に塩または他の化学的な化合物を入れた透 過性の袋を容器16の中に入れ(水で満たされる前または後に)、分解速度を促 進するようにしても良い。塩水(塩分を含む水溶液)によるマグネシウムの化学 的な分解は以下の通りである。
Mg+2NaC1=MgC12+2Na2 N a + 2 HO−2N a  OH+ H22NaOH+MgC1=Mg (OH) 2+2NaC1マグネシ ウム合金からなる直径5ミリメートルの円筒状のスラグで構成される金属製の挿 入部材45は、スラグの長さが約5ミリメートルでは、約20日で化学的に分解 してキャップが開いた状態になり、スラグの長さが約3.5ミリメートルでは、 約10日で化学的に分解してキャップが開いた状態になることが、実験で明らか となった。
第1に、各スラグ45に必要とされるマグネシウム合金の限界量によって、すな わち、容器全体よりもはるかに小さい要素の分解によって各容器16の効果的な 潰れを可能にするマグネシウム合金の含有量には一定の限界があるということ、 第2に、容器16間の距離が互いに大きく離れているということとによって、分 解過程において遊離される微少量の水素ガスが広く消散されて、水素の引火と爆 発の危険が最小限に防止されることが分かっている。
特に好ましい支持装置において、各容器16は、ポリエチレン・テレフタレート (PET)のプラスチック材料をブロー成型したボトルであり、このボトル容器 16は直径約150ミリメートル、長さ100〜300ミリメートルの円筒形状 を有している。また、ボトル容器16は外面にねじ部が形成された首部43を有 しており、この首部43は例えば約50mm径の開口部に通じている。第4図に 示すように、このボトル容器16のために個々に設けらたキャップは「特大」の ものであり、その外径はボトル容器16の外径と同じであり、また、その軸方向 長さは、実質上、ボトル容器16の首部43の軸方向長さに対応した長さになっ ている。これによって、キャップが十分にボトル容器16に捩じ込まれると、ボ トル容器16とキャップは全長にわたって一様な径を有する円筒形を形成する。
特に好ましい支持装置の「特大」キャップは、地盤14もしくは平面部材12と 接触するボトル容器のための支持部材として有効に役立つ。
キャップ20は、各ボトル容器に対して設けられる。また、空気中の水蒸気によ るキャップ20の劣化を防止するために、キャップ20を収縮包装しても良い。
この場合、キャップ20が容器16にねじ込まれる時に自動的に包装が成される ようにすると良い。
キャップとボトル容器とからなる前述の各支持装置の場合、気体を発生する水溶 性の化学化合物または混合物は、例えば透過性の袋(塩または他の物質を含む同 様の袋)に入れられた状態で、容器16内に挿入される。この容器16への挿入 は容器16が水で満たされる前後いずれかの時期においてなされるが、前記化学 化合物または混合物を容器16内に挿入することによって、容器16内の圧力が 15psiのオーダーで増大し、コンクリートとそれに対応する補強材とによっ て容器16による積載物の十分な支持が可能となる。例えば、気体を発生する水 溶性の化学的化合物または混合物は、粉末状のまたは粒状の重炭酸ナトリウムと 酒石酸との混合物である。
しかし、他の支持装置においては、分解過程が地面の水分たけによって影響を受 け、容器16内には空気だけが満たされている。
ゲルろ過やゾルガラスを採用した構造物(これに限定されない)を有する開封部 材20中に、他の化学的、生物学的、電気的な分解装置を設けることが考えられ る。
前述した各支持装置をさまざまに変形することができる。
例えば、容器は前述した特定形状に限定されることなく、立方体のような任意の 形状にすることができる(平面部材の長手方向に沿ってもしくは平面部材の真下 に、複数の容器が一定の間隔を置いて設けられる)。また、積み重ねられた土台 上に建てられた建造物の一部を複数の容器が支持する場合は、容器が隙間を形成 する。すなわち、容器は、積み重ねられた支持部材が延出するトロイダル(to +oidal)構造として設けられる。
例えば、第5a図および第5b図に示すように、支持装置110は、例えばセメ ントで微片を接合した板からなる強固な上側平面部材112と下側平面部材11 4とから構成されている。強固な上側平面部材112と下側平面部材114は、 柔軟性に富む多数の繋ぎ材116(例えばひも)によって連結されている。各繋 ぎ材116は、これら平面部材に強固に取りつけられており、任意の長さく例え ば50〜100mmの間)を有している。天然もしくは合成のゴムによって形成 されて内部に空気が充填された4つの可撓性部材118が上側平面部材112と 下側平面部材114との間で挟持されている。そして、これら4つの可撓性部材 118はそれぞれ、支持装置110に接続された空気供給管路120を介して、 例えばコンプレッサー等のエアー供給ai!122に連結されている(または、 4つの可撓性部材118は空気供給管路120によって互いに接続されている) 。可撓性部材118は、図示のように単に平面部材間に設置されるか、または、 適当な方法によって(例えば、適当な接着剤によって)、図示する位置に固定さ れる。
空気供給源112からの圧縮空気が空気供給管路120に供給されると、可撓性 部材118が膨張する。そして、可撓性部材118の膨張によって、平面部材1 12,114同志は、柔軟性に富む繋ぎ材116の長さによって定まる距離だけ 互いに押し離される。
平面部材112.114間に設けられた可撓性部材118は、1個の袋状の物で 構成されるか、好ましくは第5b図に示されているような、トロイダルまたはリ ング状の物として構成される。
また、平面部材112.114を適当な木材、繊維、またはプラスチック材料に よって形成しても良い。いずれの場合にも、例えば土台(ground bta tn)のような建築規格品に合致した寸法に形成すると良く、この場合、約20 00X40ミリメートルの1枚のシートとして形成される。
支持装置110は、任意の寸法でよく、セメントで微片を接合した板を要求に応 じて切断することにより、異なる敷地条件に容易に適合させるようにしても良い 。この時、必要に応じて、可撓性部材118の数を増減させて使用する。セメン トで微片を接合した板の長さと幅が8f tX4f t (2500mmX12 50mm)の場合、平面部材112,114と接触する各可撓性部材118は、 これが十分に膨張している時には、約1ft (0,1m2)の接触面積を有す る。
セメントで微片を接合した板の厚さは、敷地条件に適合するように、有用な厚さ の範囲(6mm〜40mm)から適宜選択することができる。
可撓性部材118を空気供給源122に接続する空気供給管路120は適当な弁 装置(例えばシュローダ−・バルブ(Schroder yaDe) )を有し ており、この弁装置によって空気供給源122に対する空気供給管路12の連通 状態を制御することができる。
第5a図に示すように、空気供給管路120は支持装置の側方から支持装置の内 部を通り抜けることによって、つまり、平面部材112.114間を通り抜ける ことによって、各可撓性部材118に空気を供給する。この支持装置を変形して 、空気供給管路120が平面部材を介して直接に可撓性部材118に連通ずるよ うにしても良い。この場合、空気供給管路120が平面部材(例えば平面部材1 12または平面部材114)に取り付けられる。
他の支持装置110(図示せず)の構成において、2つのまた、2つの平面部材 112,114の間に設けられる1つの可撓性部材は、第5図に示されている可 撓性部材118と実質的に同じである。この変形例では、可撓性部材118(こ の可撓性部材118は、平面部材112,114間に設けられ、平面部材112 .114に接着固定されている。)に空気を供給する空気供給管路120が最も 上側の平面部材112を通じて延びている。この場合、繋ぎ材116は、平面部 材112と平面部材114との離間距離を規制するように設けられている。
支持装置110を用いて建造物を建てる場合は、支持装置110を地面(または 地盤)に沿って配置し、それから、可撓性部材118をコンプレッサー122に よって膨張させ、これによって、上側の平面部材112は、地面から盛り上がっ て、こ二に流し込まれるコンクリートのための強固な土台を形成することができ る(例えば、土台(ground beam)や補強コンクリート背板C1ro und 5tab)を形成することができる)土台(ground beam) あるいは補強コンクリート背板(ground 5lab)の真下で、膨張した 支持装置110によって形成された土台は、コンクリートが固まり、建造物それ 自身が安定するまで、土台(ground beam)あるいは補強コンクリー ト背板(ground 5tab)を十分に支持する。
支持装置110がその膨張状態を維持している間、建造物は膨張した支持装置1 10の厚さくまたは高さ)と等しい距離だけ地面から離れている。
コンクリート製の建造物がそれ自身を支持するのに十分に固まったなら、弁装置 を開いて空気供給管路120と空気供給源122との連通を遮断し、支持装置を 膨張させている空気を解放する。空気圧が減少すると、支持装置の平面部材が互 いに接近して、土台Cgtound beam)あるいは補強コンクリート背板 (grou++d 512b)の真下に空間部が形成される。この状態で、地盤 は、そこに建てられる建造物の構造に損傷を与えたり圧迫したりすることなく、 変動することができる。
他の変形例では、コンプレッサー122が省かれるが、柔軟性に富む流体管路と しての管路120が可撓性部材118に連通ずる。コンクリートまたは他の積載 物を平面部材112上に載せる前に、容器118には水または他の液体が満たさ れる。また、この場合、圧力下において水溶性の気体(炭酸水が最適)を充填し ても良い。その後、管路120は分解能を有するキャップ、プラグ、シール部材 によってシールされる。この状態で、容器118は、内部の液体によって非圧縮 性となり、平面部材112とそこに流し込まれるコンクリートを支持する。
コンクリート製の建造物が固まると、シールされた管路の端部が裂け、例えば、 管路が地面を通して突き抜ける所で遮断される。分解能を有するシール部材は、 流体が容器118からなくなるまで分解することができる。
その後、地盤が隆起すると、容器118は圧縮され、容器118の壁が変形する 。この時、容器の内部には容器のもとの形状を維持するための流体圧がない。そ して、容器118の内部に残っている流体が排除される。
容器118は、実質的に建造物のための非圧縮性土台として作用する。しかし、 その後、粘土隆起や地盤の変動を吸収もしくは収容し、そのような変動が地盤上 の建造物に悪影響を与えないようにする。
例えば、地盤に鋭い突起がなく、また、容器118の底面が保護されていたり厚 い材質で形成していたりするある一定の場合には、下側の強固な平面部材114 が省かれる。
第6図は、補強竿52を有する土台(ground buml 50を堀54の 中で形成するために使用される本発明の実施例を示している。この実施例では、 土台50の底部および両側に平面部材56が設けられる。また、これらの平面部 材56は、流体が詰まった容器58によって堀54の側面から離間され、かつ、 流体が詰まった容器60によって堀54の底面から離間されている。
各容器58.60は、第2図ないし第5図に示された容器と同一のもので良く、 また、同様の生物学的、化学的、電解質的な分解を果たすキャップ、プラグ、シ ール部材を備えていても良い。容器60は、仕上がった土台50の下の地盤領域 で生じる変動や応力を吸収する二とができる。これに対して、土台50の側面に 設けられた容器58は、仕上がった土台50の側方の地盤領域の変動や応力を吸 収することができる。
第6図の実施例において、側方の平面部材56は、堀54の側面に設けられた容 器58に当接した状態で堀54の中で自由状態に支持されるか、もしくは、適当 な方法、例えばエボスティック(Evosjick)のような適当な接着手段に よってこれらの容器58に固定される。
しかしながら、第7図に示すようなシャッター装置が使用される。このシャッタ ー装置は、3つの柔軟性に富むプラスチック製のポケット部材80,82.84 により構成されている。これらのポケット部材80.82.84は柔軟性に富む プラスチック製の帯状部材86によって互いに連結されている。ポケット部材8 0,82.84のそれぞれの一表面によって、図示されている一連の容器88. 90.92が支えられて、これらが互いに一体的に形成される。
第7図に示された容器88.90,92は、単に柔軟性に富む壁状のプラスチッ ク製の容器で構成される第2図ないし第5図の容器と同一のもので良く、また、 同様の生物学的、化学的、電解質的な分解を果たすキャップ、プラグ、シール部 材を備えていても良い。容器90は、仕上がった土台の下の地盤領域で生じる変 動や応力を吸収することができる。これに対して、土台の側面に設けられた容器 88.92は、仕上がった土台の側方の地盤領域の変動や応力を吸収することが できる。
第7図に示すシャッター装置を使用するために、平面部材等の部材96が各ポケ ット部材80.82.84の内部に設けられる。シャッター装置は、堀の底部に 容器90を設置し、堀の側面に容器88.92を設置した状態で、予め堀り起こ された掘の中に配置される。容器88.92は、内部に満たされた流体によって 圧力がかかっており、密閉されている。
その後、土台またはシャッター装置により形成される他の建築部材を形成するた めのコンクリートが流し込まれる。
そして、コンクリートが乾燥すると、生物学的、化学的または電解質的な分解能 を有するキャップ、プラグ、シール部材20が分解して、容器の密封状態を解除 し、容器内の流体が流出して、容器が押し潰される。
第7図に示すシャッター装置は、土台が形成された堀の中に素早く配置すること ができる手段を備えている。
容器88,90.92はポケット部材80.82.84と一体形成する必要はな く、例えば第2図に示すような各容器のように別体として設けることができる。
また、第2図に示すような各容器を第7図に示されているように設置することが できる。
以上説明した各図面中に示される構成において、容器の内部に封入されるととも に建造物が建てられている間において容器を強固な状態に保持する流体は、例え ば、空気等の気体や水等の液体、あるいは、気体圧縮された液体(例えば炭酸水 )などの適当な流体である。
容器内に封入されるとともに容器の上に建てられる建造物を支持する支持装置を 強固な状態に保持する前記流体を大気圧もしくはそれ以上の圧力で封入すること が可能である。
前述したように、上記各支持装置に使用される平面部材は、セメントで微片を接 合した板からなるけれども、合板やチップボードなどの硬い板をによって形成す ることもできる。
本発明の実施例の応用 明らかなように、前述した各実施例では、建造物が地盤上に建てられている間、 地盤と建造物の少なくとも一部との間 。
に配置される支持装置が提供されている。この支持装置は、内部に流体(例えば 、水や気体等の流体あるいは気体圧縮された流体など)が封入される少なくとも 1つの容器を有している。この容器は、建造物の少なくとも一部が建てられてい る間、建造物の重さに伴う下向きの力によっても圧縮することのない強固な状態 を維持する。そして、コンクリートが流し込まれた後、容器の密封状態が解除さ れて、容器の内部と外部とが互いに連通ずる。これによって、容器は、地盤の隆 起による上向きの力によって変形することができる。
また、前述した各実施例では、地盤上に建造物を建てる方法が提供されている。
この方法は、地盤上に支持装置を配置する工程を具備している。この支持装置は 、建造物が建てられている間において、強固な状態を維持して地盤上に建てられ た建造物もしくはその少なくとも一部を支持する。そして、その後は、この強固 な状態が解除される。
前述の建築方法と支持装置は、建築業界で問題とされる粘土隆起に対処するのに 特に有効であり、また、実用的見地から見ても、地盤上に建てられる建造物の真 下に空間部を設けることで、隆起による建造物への悪影響を効果的に防止するこ とができる。
なお、本発明は上記各実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない 範囲で種々変形実施できることは言うまでもない。
岨 FIG、6 ;各物卸台す圧nバー小す土尤Jホmナストーan状署尤]旦l什ナヱ補正書の 翻訳文提出書(特許法第184条の8)平成5年8月12日

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.建造物がその上に建てられている間は強固となる第1の状態をなし、その後 、地盤の変動や応力を吸収することができる第2の状態となる支持装置を地盤上 に設置する工程を有する建築工法において、 前記支持装置は流体封入手段を備えており、この流体封入手段は、前記支持装置 の第1の状態で、その内部空間に流体を封入し、この流体に作用されて地盤上の 建造物もしくはその少なくとも一部を支持し、また、前記支持装置の第2の状態 で、内部における流体の封入状態を解除して、収縮状態になるかもしくは地盤の 変動や応力によって収縮状態に容易に圧縮変形可能な状態になることを特徴とす る建築工法。
  2. 2.前記流体封入手段は、前記支持装置の第2の状態で地盤の変動や応力により 変形できる容器を備えていることを特徴とする請求項1に記載の建築工法。
  3. 3.複数の前記流体封入手段が互いに間隔を置いて地盤上に設けられ、この状態 で、これらの流体封入手段が、前記支持装置の第1の状態で、地盤上の建造物も しくはその少なくとも一部を支持することを特徴とする請求項1または請求項2 に記載の建築工法。
  4. 4.前記流体封入手段は内部に流体が圧入された容器を備えており、この容器は 、前記支持装置の第1の状態で、加圧された強固な状態を維持するように密封さ れ、前記支持装置の第2の状態で密封状態が解除されて地盤の変動によって変形 もしくは押し潰されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載 の建築工法。
  5. 5.前記建造物の少なくとも一部は、建造物のための土台もしくは背板を備えて いる二とを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の建築工法。
  6. 6.前記支持装置は前記流体封入手段の上に設けられる平面部材を備え、前記流 体封入手段が膨張手段を有し、支持装置の前記第1の状態を開始するために、前 記膨張手段は、前記平面部材を地盤に対して持ち上げるように膨張されるととも に、この膨張状態が建造物もしくはその少なくとも一部が平面部材上に建てられ ている間中維持され、その後、前記膨張手段は縮んで支持装置を前記第2の状態 にし、これによって、地盤と地盤上に建てられる建造物の少なくとも一部との間 に空間部が形成されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載 の建築工法。
  7. 7.前記流体封入手段は、その少なくとも一部が分解能を有する材料から形成さ れる容器を備えており、この容器は、前記支持装置の第1の状態で、加圧された 強固な状態を維持するように密封され、その後、前記分解能を有する材料が分解 して容器の密封状態が解除され、容器の内部の流体が流出されて、支持装置が前 記第2の状態となり、地盤が変動した場合には容器が変形もしくは押し潰される ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の建築工法。
  8. 8.前記容器は、柔軟な容器本体と、容器本体に取り付けられる閉封部材とから なり、前記閉封部材は、その壁部の少なくとも一部が、容器内の流体と反応して 分解する要素からなることを特徴とする請求項7に記載の建築工法。
  9. 9.前記分解能を有する要素は、生物学的、化学的または電解質的な分解能を有 するキャップまたはプラグまたはシール部材からなることを特徴とする請求項8 に記載の建築工法。
  10. 10.支持装置の前記第1の状態を開始するために、前記容器が塩分を含んだ溶 液によって満たされ、マグネシウム合金からなる閉封部を有するキャップ部材に よって前記容器が閉封されることを特徴とする請求項7ないし9のいずれか1項 に記載の建築工法。
  11. 11.地盤上の建造物を一時的に支持するため、建造物がその上に建てられてい る間は強固となる第1の状態をなし、その後、地盤の変動や応力を吸収すること ができる第2の状態となる支持装置において、 少なくとも1つの流体封入手段を備え、この流体封入手段は、前記支持装置の第 1の状態で、その内部空間に流体を封入し、この流体に作用されて地盤上の建造 物もしくはその少なくとも一部を支持し、また、前記支持装置の第2の状態で、 内部における流体の封入状態を解除して、収縮状態になるかもしくは地盤の変動 や応力によって収縮状態に容易に圧縮変形可能な状態になることを特徴とする支 持装置。
  12. 12.前記流体封入手段によって地盤上に支持可能な強固な第1の平面部材を備 えていることを特徴とする請求項11に記載の支持装置。
  13. 13.前記第1の平面部材は強固な板もしくはシートを層状に形成してなること を特徴とする請求項12に記載の支持装置。
  14. 14.前記流体封入手段が膨張手段を有し、前記膨張手段は、膨張することによ り、建造物もしくはその少なくとも一部が平面部材上に建てられている間、前記 第1の平面部材を地盤に対して持ち上げ、その後、前記膨張手段は縮んで、地盤 と地盤上に建てられる建造物の少なくとも一部との間に空間部が形成されること を特徴とする請求項12または請求項13に記載の支持装置。
  15. 15.使用状態で地盤上に配置されるもう一つの第2の平面部材を有し、前記第 1の平面部材と前記第2の平面部材とが互いに対向して配置され、前記流体封入 手段がこれら2つの平面部材間に配置されることを特徴とする請求項12ないし 14のいずれか1項に記載の支持装置。
  16. 16.前記流体封入手段は、支持装置が前記第1の状態にある際には密封されて その変形が防止されるとともに支持装置が前記第2の状態にある際には変形もし くは押し潰されることが可能である容器からなることを特徴とする請求項11な いし13のいずれか1項に記載の支持装置。
  17. 17.前記流体封入手段は少なくともその一部が分解能を有する材料によって形 成される容器からなり、この容器は、建造物が建てられた後に前記材料の分解に よってその密封状態が解除されて押し潰され、内部の流体が流出されることを特 徴とする請求項16に記載の支持装置。
  18. 18.前記容器は、柔軟な容器本体と、容器本体に取り付けられる閉封部材とか らなり、前記閉封部材は、その壁部の少なくとも一部が、容器内の流体とともに 分解する要素からなることを特徴とする請求項17に記載の支持装置。
  19. 19.前記分解能を有する前記要素は、生物学的、化学的または電解質的な分解 能を有するキャップまたはプラグまたはシール部材からなることを特徴とする請 求項18に記載の支持装置。
  20. 20.前記分解能を有する前記要素は、容器内の水もしくは塩分を含んだ溶液に よって分解するマグネシウム合金からなることを特徴とする請求項18または請 求項19に記載の支持装置。
  21. 21.少なくともその一部が分解能を有する材料によって形成されていることを 特徴とする請求項17ないし20のいずれか1項に記載の容器。
  22. 22.柔軟な容器本体と、容器本体に取り付けられる閉封部材とからなり、前記 閉封部材は、その壁部の少なくとも一部が、容器内の流体とともに分解する要素 からなることを特徴とする請求項17ないし20のいずれか1項に記載の容器。
  23. 23.前記分解能を有する前記要素は、生物学的、化学的または電解質的な分解 能を有するキャップまたはプラグまたはシール部材からなることを特徴とする請 求項22に記載の容器。
  24. 24.前記分解能を有する前記要素は、容器内の水もしくは塩分を含んだ溶液に よって分解するマグネシウム合金からなることを特徴とする請求項22または請 求項23に記載の容器。
  25. 25.その壁部の少なくとも一部が、容器内の流体とともに分解する要素からな ることを特徴とする請求項22に記載の閉封部材。
  26. 26.前記分解能を有する前記要素は、生物学的、化学的または電解質的な分解 能を有するキャップまたはプラグまたはシール部材からなることを特徴とする請 求項25に記載の開封部材。
  27. 27.前記分解能を有する前記要素は、容器内の水もしくは塩分を含んだ溶液に よって分解するマグネシウム合金からなることを特徴とする請求項25または請 求項26に記載の閉封部材。
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