JPH06504398A - 引環の嵌合構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 開環の嵌合構造 発明の分野 本発明は嵌合構造に関する。より詳細には枢軸旋回する開環の嵌合構造に関する 。

発明の背景 小物を手で操作し易くするため、小物に開環を取り付けることか普通に行われる ようになっている。こうした小物の代表的な例として、差込プラグとか各種道具 、あるいは玩具がある。

これら開環は好ましくは、しまっておかれである位置から枢軸旋回して出てきて 、当該小物を操作するのに利用できるように伸長した格好になるのがよい。そう した開環はしまっておく位置から操作位置へと動くように回転ないし旋回するこ とが自由でなければならないから、開環は小物に永久的に取り付けられていない 。

開環は小物に永久的に取り付は得ない結果、開環は小物から取り外すことができ 、その小物の操作を困難、場合によっては不可能にする。しかもこの開環を取り 付けられた小物から取り外すことができれば、幼児が誤って開環を飲み込んでし まうおそれもあり危険である。また開環が使われる小物が平べったい非常に薄型 の差込プラグであるような場合は、開環の取り外しをするのにプラグの下側に指 を差し込んでプラグを引き抜くことまでさせるおそれがある。こんな指の差し込 み、特にそれか子供とか手の十分な働きかない者による場合は、プラグの電気端 部から電気ショックを受ける危険かある。

余咀９椰栗 本発明の１実施例によれば、枢軸旋回する開環は小物に半永久的に取り付けられ 、これによって小物は操作されることになる。この取り付けは、普通の使用状態 では取り外しが防止されるか、あるいは取り外すために相当な努力をしても取り 外しが防止されるように行われる。

具体的には枢軸旋回する開環が、開環が保持される端部に斜めに嵌合する短根、 すなわち嵌合頬部で設けられている。この開環で操作される小物は、嵌合頬部の ための凹部、すなわち嵌合類部用凹部に嵌合頬部を嵌め込むことができるように 、嵌合タブを外側へ押しやって嵌合タブを変形させる組付は作業中に嵌合頬部を 嵌め込むことができる嵌合類部用凹部が形成されている。この嵌合頬部が嵌合類 部用凹部にあるときは嵌合タブはその元の位置に戻り嵌合頬部を嵌合頬部用凹部 中に嵌合させている。嵌合頬部が嵌合タブに対し強制的に挿入されるときは、嵌 合頬部が徐々に変形することを容易にするよう、嵌合類部用凹部から離れている 側面で緩慢な傾斜路を形成されている。しかし嵌合類部用凹部に対向している嵌 合タブの側面は嵌合頬部用凹部側から嵌合タブが変形することを阻止するよう断 絶した垂直面となっており、これて永久的に嵌合頬部を嵌合頬部用凹部内に嵌合 している。

以下、本発明は１９９０年５月２２日に発行の本件出願人特許第４９２７３７６ 号に記載の平坦差込プラグとの関連で記載する。しかしながら本発明の開環の原 理は、枢軸旋回可能に２つの物を結合するものである限り該差込プラグ以外のど んな物にも適用できるものである。

本発明が薄型の差込プラグに適用されるときは、開環は差込プラグ内に永久的に 係合されるのであって、もし開環が差込プラグから取り外せるとしたら幼児が開 環を飲み込んだり、指で差込プラグを引き抜いたりする危険があるのを回避する ことができる。

本発明の１特徴は、成型品に開環を永久的に取り付けるのに簡単かつ低廉にでき ることである。開環の嵌合足部を作るのには殆ど費用がかからないし、嵌合足部 用凹部は射出成型技術により成型品に特別な追加費用をかけなくても容易に形成 することができるのである。

区厘ｑ厘！ｌ税朋 本発明の十分なる理解は添付の図面を参照して詳細に説明している次の記述から 得ることができる。

図１は本発明の開環が設けられている差込プラグの斜視図である。

図２は図１の差込プラグの開環の斜視図である。

図３は図１の差込プラグの斜視図で開環が取り外されたものを示し、開環の端部 に形成されであるフックを受ける内側の開環用凹部を破線で示しである。

図４は図１の差込プラグの底部の斜視図で、開環が取り外された所を示し、内側 の開環用凹部か設けられた底部を示す。

図５は図１の差込プラグの１端を部分断面図で表すもので、開環用凹部に挿入さ れようとしている開環を示す。

図６は図５の差込プラグの端部の部分断面図で、嵌合足部用凹部への入口におけ る可変形な嵌合タブを嵌合しようとする所を示す。

図７は図５に示した差込プラグの端部の部分断面図で、嵌合足部用凹部への人口 で可変形な嵌合タブと完全に係合している状態の開環を示す。

図８は図１に示した差込プラグの端部の部分断面図で、しまい込んだ状態にある 開環を示す。

図９は図８に示した差込プラグの端部の部分断面図で、途中まで引っ張り出され た状態の開環を示す。

図１０は図１の差込プラグの一部切欠端面図で、しまい込まれた状態の開環を示 す。

図１１は図１０の差込プラグの一部切欠端面図で、途中まで引っ張り出された状 態の開環を示す。

以下、簡明なる理解を期して同一箇所を示す符号は統一して同一符号で示すもの とする。

及咀９肛裡友説明 １１ｍ１は、八角形の本体１１と１本の開環１２とを育する差込プラグ１０を下 方に眺めた斜視図である。開環１２を本体１１の上端周りの半分に設けられた溝 １４内にしまい込んだとき、開環１２を捕らえることができるように切欠部１３ が本体１１に設けられている。凹部１５．１６は引っ張り出すとき（図１参照） としまい込むとき（溝１４内に収められる）に開環１２を回転させるための空間 をもっている。袖１７は本体１１の内部からコード１８を器具（図示せず）へ導 くガイドの役をしている。本体１１の表側（図１では見えない）には差込プラグ の刃があり、コンセントに差し込むことかできるようにされている。この差込プ ラグ１０については１９９０年５月２２日発行の本件出願人の特許第４９２７３ ７６号に詳細に開示されている。

図２は本体１１から取り外された開環１２の斜視図である。

図２に示したように開環１２は本体１１の周縁形状に合致するように八角形の半 分の形状にされており、１つの垂直部２０と、２つの傾斜部２１．２２と、２つ の水平部２３．２４がある。

水平部２３．２４の先端は各々、座部２５．２６となっており、開環１２が引っ 張り出されたとき凹部１５．１６（図１）の底に座す。座部２５．２６の先端は 各々、枢軸棒２７．２８で、開環１２がしまい込まれた状態から引っ張り出され るとき開環１２の枢軸となって機能する。

本発明の図示実施例によれば、枢軸棒２７．２８の先端は各々、嵌合足部２９． ３０．すなわちフックとなっている。後述するが、嵌合足部２９．３０は開環１ ２を本体１１から取り外すことが実質的に不可能なような具合に本体１１内にあ る嵌合足部用凹部に嵌合されている。差込プラグ１０はコンセントからいつでも 引き抜くことができるように開環１２は常に利用可能でなければならないから、 開環１２が本体１１から取り外すことができないように本体１１中にある開環１ ２を掴むことが必要で、たとえ家具を移動させるとき不注意に開環１２か引掛け られたときなど相当な力が掛かっても取り外されないようにされている。後に詳 述するが、嵌合足部２９．３０は嵌合頬部用凹部内に嵌合足部２９．３０の挿入 を許すようにいっても変形可能だが嵌合足部２９．３０の抜けを許すようには変 形しない可変形嵌合タブと嵌合している。

図３は本体１１の上面を見せる斜視図で、開環１２が座す凹部１５．１６の詳細 を示している。凹部１５は本体１１の面に対し垂直となる位置で開環１２を保持 するよう開環１２の枢軸旋回を開環の水平部２３で制限する肩３１を有している 。この時、開環の座部２５は凹部１５の座部３２に嵌合して開環１２の枢軸旋回 を同様に制限する。嵌合足部２９は図３に破線で示した１／４円の嵌合足部用凹 部３３に嵌合する。また図３に破線で示されているのは傾斜路状の嵌合タブ３４ で、嵌合足部用凹部３３への入口に位置している。図３に見られるように嵌合タ ブ３４には嵌合タブ３４の外側に向いている面を緩慢な傾斜路３５に形成されて おり、嵌合足部２９の嵌合足部用凹部３３への挿入を容易にしている。嵌合タブ ３４は、嵌合足部２９を嵌合足部用凹部３３へ挿入すれば変形することができる ようにと嵌合足部用凹部３３に入口を開けて嵌合足部２９が嵌合足部用凹部３３ に入れるようになる。一方、嵌合タブ３４の内側では嵌合タブ３４が嵌合タブ３ ４の変形を阻止し嵌合短部用凹部３３から嵌合足部２９が取り外されることを阻 止する垂直面３６が形成されている。凹部１６も当然、同様の肩、座部、および 嵌合足部３０を嵌合板部用凹部に嵌合する嵌合タブによってガードされた同様の 嵌合板部用凹部を有している。

図４は本体１１の１側部の斜視図で凹部１５を表している。

図４に見られるように、嵌合板部用凹部３３は、本体１１のもう一方の側に対応 しである嵌合板部用凹部４０と同様に本体１１の側面に連通している。本体１１ の１側面との連通は嵌合構造にとり必須ではないが、連通していることにより嵌 合板部用凹部を金型のコアに配置される突起によって形成可能な射出成型技術で 嵌合板部用凹部３３．４０の形成を行うことを容易にする。

図５〜図７は本体１１の１端の部分断面図で、嵌合板部用凹部３３への嵌合足部 ２９の挿入の仕方を示している。図５において開環１２は挿入準備として本体１ １の外側に位置付けられる。図６において、開環１２は、嵌合足部２９が嵌合タ ブ３４の傾斜路３５に係合するように、その一部が本体１１中に挿入される。図 ７では嵌合足部２９は嵌合タブ３４に完全に係合しており、嵌合タブ３４は嵌合 タブ３４が嵌合板部用凹部３３へ入り込むように変形している。図７に明らかな ように、嵌合足部２９が嵌合板部用凹部３３の端部を一旦通過したら、嵌合タブ ３４は変形していない元の形状に戻ることができ、こうして嵌合タブ２９を嵌合 板部用凹部３３内に永久的に嵌合する。その後嵌合板部２９を嵌合板部用凹部３ ３から取り外す唯一の方法は嵌合タブ３４を壊して取り除くことしかない。

図８は本体１１の１端の部分断面図で、嵌合板部用凹部３３に完全に挿入されて いる嵌合足部２９を示し、また開環１２は完全にしまい込まれた状態にある。図 ９は本体１１の１端の部分断面図で、嵌合板部用凹部３３に完全に挿入された嵌 合足部２９と一部引っ張り出された状態の開環１２を示す。図９において、嵌合 板部用凹部３３内にある嵌合足部２９は完全にしまい込まれた位置から完全に引 っ張り出された位置に至る間の旋回に必要な空間を有していることが表されてい る。

図１０は嵌合板部用凹部３３に完全に挿入されている嵌合足部２９と、完全にし まい込まれた状態の開環１２を示す。図１１は本体１１の部分端面図で、嵌合板 部用凹部３３に完全に挿入された嵌合足部２９と途中まで引っ張り出された開環 １２を示す。図１０はまた、開環１２の完全にしまい込まれた位置から完全に引 っ張り出された位置までの開環１２の旋回に必要な全範囲を嵌合足部２９に提供 するための凹部１５ならびに嵌合板部用凹部３３の１／４円形状も表している。

開環１２が完全にしまい込まれた位置から完全に引っ張り出された位置にまで枢 軸旋回することができるように、嵌合板部用凹部３３は嵌合足部２９のために適 切な空間を提供していることが図１１に示されている。

国際調査報告

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. １．差込プラグの刃を取り付けるための成型された差込プラグ本体と、 該差込プラグ本体に取り付けられる引環であって、差込プラグ本体に当接してし まい込まれる状態と、コンセントから差込プラグを抜き取るため上記引環を掴む ことが容易なように差込プラグ本体から引っ張り出される状態とになることがで きるものと、 該差込プラグ本体に設けられた嵌合短部用凹部と、該嵌合短部用凹部に挿入され る引環に設けられた嵌合短部と、 挿入方向への強制力に応答して変形することにより嵌合短部用凹部に嵌合短部が 入り込むことができるように嵌合短部用凹部の入口を完全に閉じており、かつ、 挿入方向と反対方向への強制力に応答して可変形部の変形を阻止することにより 嵌合短部用凹部から嵌合短部が抜け出ることを防止する可変形部と、 を有することを特徴とする差込プラグ。
2. ２．引環がほぼ八角形の可変形金属でできていることを特徴とする請求項１の差 込プラグ。
3. ３．差込プラグ本体が成型された可変形のプラスチック材でできていることを特 徴とする請求項１の差込プラグ。
4. ４．嵌合短部用凹部の入口における可変形部が入口側で緩慢な傾斜路を有し出口 側で断絶する肩を有している変形可能なタブであることを特徴とする請求項１の 差込プラグ。
5. ５．差込プラグ本体に、引環が完全にしまい込まれた状態のとき該引環を捕らえ るための凹部が設けられており、嵌合短部用凹部に、引環が完全に引っ張り出さ れた状態のとき差込プラグ本体に対し垂直に該引環を保持する面が設けられてい ることを特徴とする請求項１の差込プラグ。