JP2005502552A - ディスク状物品を保持するためのケース - Google Patents
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- G11B33/0422—Single disc boxes for discs without cartridge
- G11B33/0427—Single disc boxes for discs without cartridge comprising centre hole locking means
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Abstract
DVDケース(1)は、一体型の一部品成形プラスチック構造を有する。リテーナ(15)は、DVDとその中央孔の両側部で係合するためのリップ(33)を有する2つの対向するリテーナ部分(32)を有する。DVDは、リテーナ部分を共により近付けるように動かすことによって開放される。しかし、それらをユーザは直接押す必要が無い。ユーザは、単に座部の縁にある押しボタンを(20)を押して、一体成形されたリリース機構(16、17)により生じる単一の動作でリテーナ部分(32)を一緒に動かすだけである。
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は、DVD又はCDのようなディスク形状の物品を保持するためのケースに関する。
【背景技術】
【0002】
米国特許第5788068号明細書には、このようなDVDケースとしばしば呼ばれる装置が記載されている。このケースはヒンジ結合されたカバーを有し、一方のカバーにあるリテーナが、DVDとその中央孔で係合する。リテーナは、それぞれ片持ちアーム状の2つの部分を有する。ユーザがリテーナ部分を押し下げると、それらは互いにそれぞれ相手の方向に動いて、それらのリップがDVDから外れる。この構成は、前記カバーの平面に対してある角度をもって延長する片持ちアームが要求されることから、複雑な成形工程が必要であると思われる。
【0003】
仏国特許明細書第2753297号には、ディスクの孔に係合するための中央リテーナを有する装置が記載されている。弾性アームがディスク座部の下側をかつ外側へ前記座部の外縁まで延長している。このアームは、ディスクの外縁に係合するリップを有する。アームの端部を押し下げると、リップがディスクの外縁から外れてこれを開放する。この構成はかなり複雑であり、かつディスクの記録面をその外縁部において損傷する虞があると思われる。
【0004】
また、先に公開された本願出願人によるPCT特許明細書番号PCT/IE00/00069から、ディスク座部を組み込んだ引出しを有する装置を提供することが知られている。この引出しは、ディスクを開放するために引出しのハンドルにボタンを有する。このような装置は3つの主要部分、即ち後カバー、前カバー及び後カバー内で滑る引出しとを有する。より簡単な2部品または1部品構成が、そのような構成は損傷する虞が少なくかつより安価であることから、好ましい場合がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、本発明は、最少の部品数で簡単な構造を有し、かつユーザがディスクの中央孔に直接関わることなくディスクを開放することができるケースを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によれば、中央孔を有する型式のディスク状物品を保持するためのケースであって、
ディスク状物品を保持するための座部を有し、前記座部が物品にその中央孔で係合するための手段を有する中央リテーナからなるハウジングと、
前記リテーナから離れた位置にあるユーザアクチュエータと、
前記アクチュエータのユーザによる操作時に前記リテーナをディスクから外させるための手段を有するリリース手段とを備えるケースが提供される。
【0007】
或る実施例では、前記リテーナが、物品の中央孔の両側部で物品と係合するための2つの対向するリテーナ部分を有する。
【0008】
別の実施例では、各リテーナ部分が、関連するアーム上に取り付けられ、かつ前記リリース手段が、前記アームを互いにそれぞれ相手に向けて動かして物品を開放させるための手段を有する。
【0009】
更に別の実施例では、前記アームがインナアームであり、前記リリース手段が前記インナアームのそれぞれに接続されたアウタアームを有し、前記アクチュエータが前記アウタアームを互いに相手から離れるように押して、それにより前記インナアームを共により近付けるように動かすための手段を有する。
【0010】
或る実施例では、前記ユーザアクチュエータが、隅切りリンクにより前記アウタアームに結合された押しボタンを有し、前記押しボタンを押すことによって前記アウタアームが押されて離反するようにした。
【0011】
別の実施例では、ユーザアクチュエータが前記座部の縁に配置されている。
【0012】
更に別の実施例では、前記リリース手段が、実質的に前記座部の平面内で前記リテーナ部分の動作を案内するためのガイド手段を有する。
【0013】
或る実施例では、前記ガイド手段が、ヒンジにより前記各リテーナ部分に結合されかつヒンジにより前記座部に結合されたガイドアームを有する。
【0014】
別の実施例では、前記各ガイドアームが平面的にアーチ形をなし、かつその関連するリテーナ部分の横側に配置されている。
【0015】
更に別の実施例では、前記リテーナが前記座部の隆起ボス部上に設けられる。
【0016】
或る実施例では、前記インナアームが前記隆起ボス部の輪郭に整合している。
【0017】
別の実施例では、前記座部が更に、前記座部から物品を離れる向きに付勢するための手段からなるばねを有する。
【0018】
更に別の実施例では、前記ばねが前記リテーナに隣接している。
【0019】
或る実施例では、前記リテーナの周囲に複数のばねが取り付けられる。
【0020】
別の実施例では、前記ばねが、前記座部から上向きに延長する一体型のアームを有する。
【0021】
或る実施例では、前記押しボタンが、前記ハウジングの隆起ボス部22から片持ちに設けられている。
【0022】
別の実施例では、前記座部がハウジングと一体である。
【0023】
更に別の実施例では、前記座部がハウジングのヒンジ結合されたカバーと一体である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
本発明は、添付図面を参照しつつ、その単なる実施例として以下に記載された幾つかの実施態様の詳細な説明から、より明確に理解することができる。
【0025】
図1及び図2に関し、本発明のDVDケース1は、一体型ヒンジ4により前カバー3にヒンジ結合された後カバー2を有する。カバー2、3及びヒンジ4は、一体成形プラスチック構造を有し、従ってケース1は単一の成形品で構成される。カバー3、2は、それぞれスナップ嵌めロック部分5、6を有する。
【0026】
後カバー2は、DVDを受けかつ保管するための丸い座部10を有する。座部10の周囲には、DVDを座部10の所定位置に保持するのをより容易にするために4つの湾曲した突起11が設けられ、それによりDVDへの損傷を防止することをより容易にしている。また、後カバー2は、2つの傾斜した保安タブ12を有し、図2に示すように一方が座部10の上側にかつ他方が座部10の下側に配置されている。タブ12は、DVDが例えば店内で窃盗により許可無く取り外されることを防止するのに役立つ。DVDを許可無く座部10から滑らせようとした場合、それが一方のタブ12を押してそれをより大きく開かせて前カバー3を押すことになる。従って、この特徴は、DVDをその座部からケースの外に滑らせて、(その保安タブ付きの)ケースを店内に残すことによる店内での窃盗の問題に取り組む上で利益がある。
【0027】
また、後カバーには、一体型のディスクリテーナと、リテーナ15、リリースアーム16及びリリースアクチュエータ17からなるリリース機構とを有する。これらは図3、図4及び図5により詳細に示されている。明確に表示するために、座部10の各部分間の隙間は、図3において陰線が付されている。
【0028】
図3、図4及び図5に関し、リリースアクチュエータ17は、片持ちのボタン20を有し、該ボタン20はこれを隆起ボス部20に結合するヒンジとして機能するプラスチック材料21の部分から延長している。これがボス部22から延長しているので、ボタン20は後カバー2の本体部分と概ね平行にかつそれより高い位置にある。一対の隅切りリンクまたはウィング25がボタン20の内端部を、後カバー2の本体部分の平面内にある一対の放射方向に延長するアウタアーム30に結合している。アウタアーム30は、一対の放射方向に延長するインナアーム31と一体をなし、これは対向する一対のDVDリテーナ部分32とその端部で一体をなしている。
【0029】
各リテーナ部分32は、DVDの中央孔の縁部とスナップ嵌めで係合するためのリップ33を有する。インナアーム31の形状は、インナアーム31を自然な元の位置(図3に示す)から強制的に一つにした場合にそれらが互いに離れる向きに付勢される際にその中心となるヒンジ結合部34を提供するようになっている。ユーザがDVDを座部10内に押すことによって、リテーナ部分32がその上側傾斜面によって互いに相手の向きに、リップ33がDVDとその縁でスナップ嵌めにより係合するまで、押される。この位置で、リテーナ部分32(及びインナアーム31)は、互いに前記元の位置から離れるように付勢され、従ってそれらによりDVDが安全に把持される。インナアーム31の端部は三日月状のガイドアーム40により案内され、各ガイドアーム40はヒンジ点41においてインナアーム31に、かつヒンジ点42において座部10の本体部分に結合されている。ガイドアーム40の目的は、座部10の平面内でインナアーム31(及び従ってリテーナ部分32)の動作を案内すること、及びDVDを把持するための強度を追加することである。
【0030】
DVDを座部10から開放することは非常に簡単であり、ユーザがDVDに触れることを要しない。ユーザは単にボタン20を押し、リング25を外側へより傾斜させるだけである。これによってアウタアーム30を離れさせ、ヒンジ結合部34を中心とした少しの回転によりインナアーム31を共により近付く向きに動かす。この動作は、DVDをリップ33から開放させかつ上向きに「ポン」と上げるのに充分である。このアーム30、31の動作は図3の矢印で示されている。
【0031】
従って、本発明によれば、DVD自体に触ることを要することなく、DVDを開放できることがわかる。これによって、ユーザが例えばディスクをリテーナから引っ張ることによりディスクの中央を損傷することがあるという現在の問題が減少する。単に座部の側部に配置されたボタンを押すことは、ユーザにとって直感的である。
【0032】
また、ユーザが単にボタン20を押すだけでよいということは、非常に簡単な操作である。更に、DVDはその周辺部に沿って把持されるのではなく、従ってこれを損傷する可能性が小さい。これは、単一の一体成形部品を有するケースにおいて達成され、従って製造コストが小さくかつケースへの損傷の虞が少ない。
【0033】
図6及び図7に関し、別の後カバー50の部分が示されている。図1乃至図5に示されるものと同様の部分には、同じ参照符号が表示されている。この実施例では、インナアーム54が座部60のリテーナ55に結合されている。
【0034】
リテーナ55は、隆起ボス部61上の座部60の中央で高く設けられいる。3つの一体型のばねアーム62が、ボス部61の周囲に等間隔で配置され、ディスクをリテーナ部分32により開放したときに、それがポンと上がる「ポップアップ」動作を補助する。また、材料のカットアウトパターンによって、図1乃至図5のアーム40とは逆の意味で結合されたアーチ状ガイドアーム64が形成される。これらは、その内端(前記押しボタンから最も遠い位置)においてリテーナ32とヒンジ点70で、及びその外端において座部60の本体部分とボス部61でヒンジ点71で結合されている。これらは図7に最もよく示されている。このガイドアームの構造は、隆起ボス部61と整合させるためにインナアーム54の端部を上向きに傾斜させたとき、特に有効である。
【0035】
図8に関し、別のケース80が示されている。ケース80は、ケース1のそれと広い意味で類似の構造を有する2部分のリテーナ82を有する座部81を備える。前記リテーナ部分はインナアーム83上にあり、これは単一のアウタアーム84と一体をなしている。アウタアーム84は、押しボタン85と一体をなす。押しボタン85は、これを押したときにアウタアーム84が放射方向外向きに引っ張られるように構成されている。この実施例では、前記リテーナ部分が次の動作により一緒に動かされる。即ち、ユーザがボタン85を押して、アウタアーム84を放射方向外向きに動かすこと、及びインナアーム83を前記リテーナの遠い側の弾性固定部86によって一緒に動かすことによる。
【0036】
本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、その構造及び詳細な部分において様々に変形・変更することができる。例えば、前記座部及びリテーナは前記ハウジング(カバー)と一体でないようにすることができ、またその代わりにカバー内に固定されたインサート(挿入物)に設けることができる。また、前記両カバーは、2つまたはそれ以上の物品を収納するための座部及びリテーナを備えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明のケースを開けた状態で上から見た斜視図である。
【図2】ケースの平面図である。
【図3】リリース機構をより明確に示す、より詳細な拡大平面図である。
【図4】リリース機構のボタンをより詳細に示す斜視図である。
【図5】リリース機構のリテーナをより詳細に示す斜視図である。
【図6】別の実施例のケースの別のリテーナを示す平面図である。
【図7】リテーナをより詳細に示す部分断面斜視図である。
【図8】本発明の別の実施例の部分を示す斜視図である。
【0001】
本発明は、DVD又はCDのようなディスク形状の物品を保持するためのケースに関する。
【背景技術】
【0002】
米国特許第5788068号明細書には、このようなDVDケースとしばしば呼ばれる装置が記載されている。このケースはヒンジ結合されたカバーを有し、一方のカバーにあるリテーナが、DVDとその中央孔で係合する。リテーナは、それぞれ片持ちアーム状の2つの部分を有する。ユーザがリテーナ部分を押し下げると、それらは互いにそれぞれ相手の方向に動いて、それらのリップがDVDから外れる。この構成は、前記カバーの平面に対してある角度をもって延長する片持ちアームが要求されることから、複雑な成形工程が必要であると思われる。
【0003】
仏国特許明細書第2753297号には、ディスクの孔に係合するための中央リテーナを有する装置が記載されている。弾性アームがディスク座部の下側をかつ外側へ前記座部の外縁まで延長している。このアームは、ディスクの外縁に係合するリップを有する。アームの端部を押し下げると、リップがディスクの外縁から外れてこれを開放する。この構成はかなり複雑であり、かつディスクの記録面をその外縁部において損傷する虞があると思われる。
【0004】
また、先に公開された本願出願人によるPCT特許明細書番号PCT/IE00/00069から、ディスク座部を組み込んだ引出しを有する装置を提供することが知られている。この引出しは、ディスクを開放するために引出しのハンドルにボタンを有する。このような装置は3つの主要部分、即ち後カバー、前カバー及び後カバー内で滑る引出しとを有する。より簡単な2部品または1部品構成が、そのような構成は損傷する虞が少なくかつより安価であることから、好ましい場合がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、本発明は、最少の部品数で簡単な構造を有し、かつユーザがディスクの中央孔に直接関わることなくディスクを開放することができるケースを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によれば、中央孔を有する型式のディスク状物品を保持するためのケースであって、
ディスク状物品を保持するための座部を有し、前記座部が物品にその中央孔で係合するための手段を有する中央リテーナからなるハウジングと、
前記リテーナから離れた位置にあるユーザアクチュエータと、
前記アクチュエータのユーザによる操作時に前記リテーナをディスクから外させるための手段を有するリリース手段とを備えるケースが提供される。
【0007】
或る実施例では、前記リテーナが、物品の中央孔の両側部で物品と係合するための2つの対向するリテーナ部分を有する。
【0008】
別の実施例では、各リテーナ部分が、関連するアーム上に取り付けられ、かつ前記リリース手段が、前記アームを互いにそれぞれ相手に向けて動かして物品を開放させるための手段を有する。
【0009】
更に別の実施例では、前記アームがインナアームであり、前記リリース手段が前記インナアームのそれぞれに接続されたアウタアームを有し、前記アクチュエータが前記アウタアームを互いに相手から離れるように押して、それにより前記インナアームを共により近付けるように動かすための手段を有する。
【0010】
或る実施例では、前記ユーザアクチュエータが、隅切りリンクにより前記アウタアームに結合された押しボタンを有し、前記押しボタンを押すことによって前記アウタアームが押されて離反するようにした。
【0011】
別の実施例では、ユーザアクチュエータが前記座部の縁に配置されている。
【0012】
更に別の実施例では、前記リリース手段が、実質的に前記座部の平面内で前記リテーナ部分の動作を案内するためのガイド手段を有する。
【0013】
或る実施例では、前記ガイド手段が、ヒンジにより前記各リテーナ部分に結合されかつヒンジにより前記座部に結合されたガイドアームを有する。
【0014】
別の実施例では、前記各ガイドアームが平面的にアーチ形をなし、かつその関連するリテーナ部分の横側に配置されている。
【0015】
更に別の実施例では、前記リテーナが前記座部の隆起ボス部上に設けられる。
【0016】
或る実施例では、前記インナアームが前記隆起ボス部の輪郭に整合している。
【0017】
別の実施例では、前記座部が更に、前記座部から物品を離れる向きに付勢するための手段からなるばねを有する。
【0018】
更に別の実施例では、前記ばねが前記リテーナに隣接している。
【0019】
或る実施例では、前記リテーナの周囲に複数のばねが取り付けられる。
【0020】
別の実施例では、前記ばねが、前記座部から上向きに延長する一体型のアームを有する。
【0021】
或る実施例では、前記押しボタンが、前記ハウジングの隆起ボス部22から片持ちに設けられている。
【0022】
別の実施例では、前記座部がハウジングと一体である。
【0023】
更に別の実施例では、前記座部がハウジングのヒンジ結合されたカバーと一体である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
本発明は、添付図面を参照しつつ、その単なる実施例として以下に記載された幾つかの実施態様の詳細な説明から、より明確に理解することができる。
【0025】
図1及び図2に関し、本発明のDVDケース1は、一体型ヒンジ4により前カバー3にヒンジ結合された後カバー2を有する。カバー2、3及びヒンジ4は、一体成形プラスチック構造を有し、従ってケース1は単一の成形品で構成される。カバー3、2は、それぞれスナップ嵌めロック部分5、6を有する。
【0026】
後カバー2は、DVDを受けかつ保管するための丸い座部10を有する。座部10の周囲には、DVDを座部10の所定位置に保持するのをより容易にするために4つの湾曲した突起11が設けられ、それによりDVDへの損傷を防止することをより容易にしている。また、後カバー2は、2つの傾斜した保安タブ12を有し、図2に示すように一方が座部10の上側にかつ他方が座部10の下側に配置されている。タブ12は、DVDが例えば店内で窃盗により許可無く取り外されることを防止するのに役立つ。DVDを許可無く座部10から滑らせようとした場合、それが一方のタブ12を押してそれをより大きく開かせて前カバー3を押すことになる。従って、この特徴は、DVDをその座部からケースの外に滑らせて、(その保安タブ付きの)ケースを店内に残すことによる店内での窃盗の問題に取り組む上で利益がある。
【0027】
また、後カバーには、一体型のディスクリテーナと、リテーナ15、リリースアーム16及びリリースアクチュエータ17からなるリリース機構とを有する。これらは図3、図4及び図5により詳細に示されている。明確に表示するために、座部10の各部分間の隙間は、図3において陰線が付されている。
【0028】
図3、図4及び図5に関し、リリースアクチュエータ17は、片持ちのボタン20を有し、該ボタン20はこれを隆起ボス部20に結合するヒンジとして機能するプラスチック材料21の部分から延長している。これがボス部22から延長しているので、ボタン20は後カバー2の本体部分と概ね平行にかつそれより高い位置にある。一対の隅切りリンクまたはウィング25がボタン20の内端部を、後カバー2の本体部分の平面内にある一対の放射方向に延長するアウタアーム30に結合している。アウタアーム30は、一対の放射方向に延長するインナアーム31と一体をなし、これは対向する一対のDVDリテーナ部分32とその端部で一体をなしている。
【0029】
各リテーナ部分32は、DVDの中央孔の縁部とスナップ嵌めで係合するためのリップ33を有する。インナアーム31の形状は、インナアーム31を自然な元の位置(図3に示す)から強制的に一つにした場合にそれらが互いに離れる向きに付勢される際にその中心となるヒンジ結合部34を提供するようになっている。ユーザがDVDを座部10内に押すことによって、リテーナ部分32がその上側傾斜面によって互いに相手の向きに、リップ33がDVDとその縁でスナップ嵌めにより係合するまで、押される。この位置で、リテーナ部分32(及びインナアーム31)は、互いに前記元の位置から離れるように付勢され、従ってそれらによりDVDが安全に把持される。インナアーム31の端部は三日月状のガイドアーム40により案内され、各ガイドアーム40はヒンジ点41においてインナアーム31に、かつヒンジ点42において座部10の本体部分に結合されている。ガイドアーム40の目的は、座部10の平面内でインナアーム31(及び従ってリテーナ部分32)の動作を案内すること、及びDVDを把持するための強度を追加することである。
【0030】
DVDを座部10から開放することは非常に簡単であり、ユーザがDVDに触れることを要しない。ユーザは単にボタン20を押し、リング25を外側へより傾斜させるだけである。これによってアウタアーム30を離れさせ、ヒンジ結合部34を中心とした少しの回転によりインナアーム31を共により近付く向きに動かす。この動作は、DVDをリップ33から開放させかつ上向きに「ポン」と上げるのに充分である。このアーム30、31の動作は図3の矢印で示されている。
【0031】
従って、本発明によれば、DVD自体に触ることを要することなく、DVDを開放できることがわかる。これによって、ユーザが例えばディスクをリテーナから引っ張ることによりディスクの中央を損傷することがあるという現在の問題が減少する。単に座部の側部に配置されたボタンを押すことは、ユーザにとって直感的である。
【0032】
また、ユーザが単にボタン20を押すだけでよいということは、非常に簡単な操作である。更に、DVDはその周辺部に沿って把持されるのではなく、従ってこれを損傷する可能性が小さい。これは、単一の一体成形部品を有するケースにおいて達成され、従って製造コストが小さくかつケースへの損傷の虞が少ない。
【0033】
図6及び図7に関し、別の後カバー50の部分が示されている。図1乃至図5に示されるものと同様の部分には、同じ参照符号が表示されている。この実施例では、インナアーム54が座部60のリテーナ55に結合されている。
【0034】
リテーナ55は、隆起ボス部61上の座部60の中央で高く設けられいる。3つの一体型のばねアーム62が、ボス部61の周囲に等間隔で配置され、ディスクをリテーナ部分32により開放したときに、それがポンと上がる「ポップアップ」動作を補助する。また、材料のカットアウトパターンによって、図1乃至図5のアーム40とは逆の意味で結合されたアーチ状ガイドアーム64が形成される。これらは、その内端(前記押しボタンから最も遠い位置)においてリテーナ32とヒンジ点70で、及びその外端において座部60の本体部分とボス部61でヒンジ点71で結合されている。これらは図7に最もよく示されている。このガイドアームの構造は、隆起ボス部61と整合させるためにインナアーム54の端部を上向きに傾斜させたとき、特に有効である。
【0035】
図8に関し、別のケース80が示されている。ケース80は、ケース1のそれと広い意味で類似の構造を有する2部分のリテーナ82を有する座部81を備える。前記リテーナ部分はインナアーム83上にあり、これは単一のアウタアーム84と一体をなしている。アウタアーム84は、押しボタン85と一体をなす。押しボタン85は、これを押したときにアウタアーム84が放射方向外向きに引っ張られるように構成されている。この実施例では、前記リテーナ部分が次の動作により一緒に動かされる。即ち、ユーザがボタン85を押して、アウタアーム84を放射方向外向きに動かすこと、及びインナアーム83を前記リテーナの遠い側の弾性固定部86によって一緒に動かすことによる。
【0036】
本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、その構造及び詳細な部分において様々に変形・変更することができる。例えば、前記座部及びリテーナは前記ハウジング(カバー)と一体でないようにすることができ、またその代わりにカバー内に固定されたインサート(挿入物)に設けることができる。また、前記両カバーは、2つまたはそれ以上の物品を収納するための座部及びリテーナを備えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明のケースを開けた状態で上から見た斜視図である。
【図2】ケースの平面図である。
【図3】リリース機構をより明確に示す、より詳細な拡大平面図である。
【図4】リリース機構のボタンをより詳細に示す斜視図である。
【図5】リリース機構のリテーナをより詳細に示す斜視図である。
【図6】別の実施例のケースの別のリテーナを示す平面図である。
【図7】リテーナをより詳細に示す部分断面斜視図である。
【図8】本発明の別の実施例の部分を示す斜視図である。
Claims (21)
- 中央孔を有する型式のディスク状物品を保持するためのケースであって、
ディスク状物品を保持するための座部を有し、前記座部が物品にその中央孔で係合するための手段を有する中央リテーナからなるハウジングと、
前記リテーナ(15)から離れた位置にあるユーザアクチュエータ(17)と、
前記アクチュエータのユーザによる操作時に前記リテーナをディスクから外させるための手段を有するリリース手段(15、16)とを備えるケース。 - 前記リテーナが、物品の中央孔の両側部で物品と係合するための2つの対向するリテーナ部分(32)を有することを特徴とする請求項1に記載のケース。
- 各リテーナ部分(32)が、関連するアーム(31)上に取り付けられ、かつ前記リリース手段が、前記アーム(31)を互いにそれぞれ相手に向けて動かして物品を開放させるための手段(25、30)を有することを特徴とする請求項2に記載の装置。
- 前記アームがインナアーム(31)であり、前記リリース手段が前記インナアーム(31)のそれぞれに接続されたアウタアーム(32)を有し、前記アクチュエータが前記アウタアーム(30)を互いに相手から離れるように押して、それにより前記インナアーム(31)を共により近付けるように動かすための手段(25)を有することを特徴とする請求項3に記載のケース。
- 前記ユーザアクチュエータが、隅切りリンク(25)により前記アウタアーム(30)に結合された押しボタン(20)を有し、前記押しボタン(20)を押すことによって前記アウタアーム(30)が押されて離反するようにしたことを特徴とする請求項4に記載のケース。
- 前記ユーザアクチュエータ(17)が、前記座部(10)の縁に配置されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のケース。
- 前記リリース手段が、実質的に前記座部の平面内で前記リテーナ部分(32)の動作を案内するためのガイド手段を有することを特徴とする請求項2または4に記載のケース。
- 前記ガイド手段が、ヒンジ(41)により前記各リテーナ部分(32)に結合されかつヒンジ(42)により前記座部に結合されたガイドアーム(40)を有することを特徴とする請求項7に記載のケース。
- 前記各ガイドアームが平面的にアーチ形をなし、かつその関連するリテーナ部分(32)の横側に配置されていることを特徴とする請求項8に記載のケース。
- 前記リテーナ(55)が、前記座部(60)の隆起ボス部(61)上に設けられていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載のケース。
- 前記インナアーム(54)が、前記隆起ボス部(61)の輪郭に整合していることを特徴とする請求項4乃至10のいずれかに記載のケース。
- 前記座部(60)が更に、物品を前記座部から離れるように付勢するための手段からなるばね(62)を有することを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載のケース。
- 前記ばねが、前記リテーナ(55)に隣接していることを特徴とする請求項12に記載のケース。
- 前記リテーナ(55)の周囲に複数のばね(62)が設けられていることを特徴とする請求項13に記載のケース。
- 前記ばね(62)が、前記座部(60)から上向きに延長する一体型のアーム(62)を有することを特徴とする請求項12乃至14のいずれかに記載のケース。
- 前記押しボタン(20)が、前記ハウジングの隆起ボス部(22)から片持ちに設けられていることを特徴とする請求項5乃至14のいずれかに記載のケース。
- 前記座部が、前記ハウジングと一体であることを特徴とする請求項1乃至16のいずれかに記載のケース。
- 前記座部が、前記ハウジングのヒンジ結合したカバーと一体であることを特徴とする請求項17に記載のケース。
- 図1乃至図5に関連して実質的に明細書中に記載されているケース。
- 図6及び図7に関連して実質的に明細書中に記載されているケース。
- 図8に関連して実質的に明細書中に記載されているケース。
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