JPH0650434Y2 - シート状搬送品の搬送装置 - Google Patents

シート状搬送品の搬送装置

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JPH0650434Y2
JPH0650434Y2 JP1990025275U JP2527590U JPH0650434Y2 JP H0650434 Y2 JPH0650434 Y2 JP H0650434Y2 JP 1990025275 U JP1990025275 U JP 1990025275U JP 2527590 U JP2527590 U JP 2527590U JP H0650434 Y2 JPH0650434 Y2 JP H0650434Y2
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JP
Japan
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sheet
conveying
conveyed product
conveyor
conveyed
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Application number
JP1990025275U
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JPH03116336U (ja
Inventor
滋 田丸
Original Assignee
東洋インキ製造株式会社
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Publication date
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  • Spray Control Apparatus (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はプリント回路基板その他のシート状の搬送品
をコンベアで搬送するための搬送装置に関するものであ
る。
[従来の技術] シート状の物品を、その物品の辺縁部を把持した状態で
搬送する必要がある場合がある。例えば回路基板の両面
に液材を吹き付け塗装する場合には対象物である回路基
板は辺縁部をホルダーに保持されて吹き付け塗装装置中
を搬送されて両面に塗料や液材を吹き付け塗装してい
る。
[考案が解決しようとする課題] シート状搬送品を搬送する場合にそのシート状搬送品を
パレットやトレイに載置して搬送する場合には、シート
状搬送品の下面の全面がパレットやトレイの表面と接触
し、摩擦によってパレットやトレイに拘束された状態で
搬送されるので、シート状搬送品の自由度は少なく、シ
ート状搬送品の姿勢が固定していて、搬送品は平たい姿
勢を保ち得る。
しかるに、シート状搬送品をその辺縁部を把持して保持
する場合には、シート状搬送品は可撓性を有するもので
あるので、僅かな外圧によっても撓んで歪んだ望ましく
ない姿勢に変化することとなる。例えば、塗装のとき均
一塗膜を得られなくなる。このことは、搬送品に加える
工程を自動化する場合のシート状搬送品の取扱いが極め
て困難になる。
このことから剛性の小さなシート状搬送品をその辺縁部
で把持した場合にも一定の姿勢を保ち得る剛性をもたせ
ることができる技術の開発が望まれている。
この考案は上記の如き事情に鑑みてなされたものであっ
て、剛性の小さなシート状搬送品についても、一定の姿
勢を保たせることが容易にできる構造が簡単な搬送装置
を提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] この目的に対応して、この考案のシート状搬送品の搬送
装置は、シート状搬送品を反った状態で搬送するシート
状搬送品の搬送装置1であって、前記シート状搬送品を
把持する搬送治具2と、前記搬送治具に前記シート状搬
送品の搬送経路に沿った送りを与えるコンベア3と、及
び前記搬送治具の角度を調整する角度調整装置4とを有
し、前記搬送治具2は、前記搬送経路をはさんで対向し
て位置し対向する面に前記シート状搬送品の辺縁部を受
け入れて挟持する把持溝6を有する一対の把持部材5a,5
bとそれぞれの前記把持部材5a,5bから前記搬送経路の外
側に延出する支持腕8a,8bを有し、前記コンベア3は前
記支持腕8a,8bの中間部分と連結しており、前記角度調
整装置4は前記コンベア3の走行経路に沿って位置しか
つ前記コンベア3の走行経路の高さとは異なる高さにあ
って前記支持腕の前記中間部分よりも外側部分と接触し
て案内するガイド15を有することを特徴としている。
[作用] シート状搬送品は反りを与えられた状態で把持部材に両
端を把持されてコンベアにより搬送される。シート状搬
送品は反りを与えられることにより、反りの方向に直角
な方向に剛性を増して、搬送中一定の姿勢を保つ。
[実施例] 以下、この考案の詳細を一実施例を示す図面について説
明する。
第1図乃び第2図において、1は搬送装置である。搬送
装置1は搬送治具2と、コンベア3と及び角度調整装置
4を有している。
搬送治具2は一対の把持部材5a,5bを有する。一対の把
持部材5a及び5bはほぼ棒状をなしていて間隔をおいて対
向して位置しており、その対向する内側端面に把持溝6
が形成してある。この把持部材5a及び5bは、把持溝6内
に回路基板などの搬送品7の辺縁部を受入れて挟持して
搬送品7を保持する。それぞれの把持部材5a,5bからは
丸棒状の支持腕8a,8bが外側に延長している。
支持腕8a及び8bはコンベアのチェーン13の取付環9に保
持されてチェーン13に連結しており、従ってチェーン13
が駆動されると搬送品7を保持した状態の搬送治具2は
移動する。支持腕8a,8bは取付環9を挿通して更に外側
に延出して、その外側先端16はチェーン13の外側に位置
する。搬送品7は両側のチェーン13が共に含まれる平面
(以下「搬送平面14」と称する)上方に湾曲している。
湾曲の頂部の稜線17は搬送方向18に平行である。シート
状搬送品7のこの湾曲は角度調整装置4によって与えら
れる。角度調整装置4はチェーン13と平行に配設された
ガイド15を備えている。ガイド15は搬送平面14よりも低
い位置にあって下面で取付環9から延出した支持腕8a,8
bの上面を押圧している。支持腕8a,8bのうち取付環9か
ら延出している外側先端16がガイド15によって下方に変
位する結果、支持腕8a,8bの内側先端及びそこに取付け
られている把持部材5a,5bはやや上方を向くことにな
る。この結果把持されている搬送品7は上方に反ること
になる。このとき搬送品7の頂部に稜線17は搬送品7の
反りが与えられていない水平位置から高さhだけ上昇す
る。稜線17は搬送方向18と平行になる。
次にこのように構成された搬送装置によって搬送途中の
シート状の搬送品に反りを与える動作について説明す
る。
まず、搬送品7の両端を搬送治具2の把持部材5a,5bの
把持溝6に挟持させ、これによって搬送品7を搬送治具
2に把持させた状態で搬送治具2の支持腕8a,8bをチェ
ーンの取付環9に保持させる。このとき支持腕8a,8bの
外側先端16はガイド15の下にあってガイド15に押圧され
ている状態にセットする。この状態でコンベア3を駆動
すると、搬送品7を保持した搬送治具2はチェーン13に
引かれて移動する。このとき支持腕8a,8bのうち取付環
9から延出している外側先端16がガイド15によって押圧
されて下方に変位する結果、取付環9よりも内側にある
支持腕8a,8bの内側先端及びそこに取り付けられている
把持部材5a,5bはやや上方を向くことになる。この結果
把持部材5a,5bに把持されている搬送品7は上方に反る
ことになる。
[考案の効果] この考案では搬送途中のシート状の搬送品に反りを与え
る結果、剛性の小さなシート状搬送品についても一定の
姿勢を保ち得る剛性をもたせることができる。
しかもこの考案の搬送装置は把持部材の角度を調整する
だけで、シート状搬送品に反りを与えることができるの
で、装置の構造が簡単である。
[他の実施例] 以上説明したこの考案の実施例では、把持部材を預ける
のに支持腕8a,8bの外側先端を下に押圧するガイド15を
使用しているが、把持部材を傾けるための機構はこれに
限られるものではないのはもちろんである。他の例とし
ては、例えば、支持腕の外側先端16の第2図に仮想線で
示すように重り21をつけて支持腕の外側先端16を下方に
押し下げてもよいし、また、図示はしていないが任意の
カム機構によって把持部材を傾けてもよい。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの考案の一実施例に係わる搬送装置の斜視説
明図、及び第2図は搬送装置の正面説明図である。 1……搬送装置、2……搬送治具、 3……コンベア、4……角度調整装置、 5a,5b……把持部材、6……把持溝、 7……搬送品、8a,8b……支持腕、 9……取付環、13……チェーン、 14……搬送平面、15……ガイド、 16……外側先端、17……稜線、 18……搬送方向

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート状搬送品を反った状態で搬送するシ
    ート状搬送品の搬送装置1であって、前記シート状搬送
    品を把持する搬送治具2と、前記搬送治具に前記シート
    状搬送品の搬送経路に沿った送りを与えるコンベア3
    と、及び前記搬送治具の角度を調整する角度調整装置4
    とを有し、前記搬送治具2は、前記搬送経路をはさんで
    対向して位置し対向する面に前記シート状搬送品の辺縁
    部を受け入れて挟持する把持溝6を有する一対の把持部
    材5a,5bとそれぞれの前記把持部材5a,5bから前記搬送経
    路の外側に延出する支持腕8a,8bを有し、前記コンベア
    3は前記支持腕8a,8bの中間部分と連結しており、前記
    角度調整装置4は前記コンベア3の走行経路に沿って位
    置しかつ前記コンベア3の走行経路の高さとは異なる高
    さにあって前記支持腕の前記中間部分よりも外側部分と
    接触して案内するガイド15を有することを特徴とするシ
    ート状搬送品の搬送装置
JP1990025275U 1990-03-13 1990-03-13 シート状搬送品の搬送装置 Expired - Lifetime JPH0650434Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH03116336U JPH03116336U (ja) 1991-12-02
JPH0650434Y2 true JPH0650434Y2 (ja) 1994-12-21

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ID=31528213

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JPS5845244U (ja) * 1981-09-04 1983-03-26 トヨタ自動車株式会社 平板搬送用フインガ−
JPS63289992A (ja) * 1987-05-22 1988-11-28 Yokota Kikai Kk 基板の反り防止方法及び装置

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