JPH0650381Y2 - 紙箱付き壜 - Google Patents
紙箱付き壜Info
- Publication number
- JPH0650381Y2 JPH0650381Y2 JP1987076876U JP7687687U JPH0650381Y2 JP H0650381 Y2 JPH0650381 Y2 JP H0650381Y2 JP 1987076876 U JP1987076876 U JP 1987076876U JP 7687687 U JP7687687 U JP 7687687U JP H0650381 Y2 JPH0650381 Y2 JP H0650381Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper box
- neck
- mouth
- bottle
- top wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Packages (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は、合成樹脂製壜胴部を紙箱内へ嵌合させた、紙箱
付きの壜に係る。
付きの壜に係る。
「従来の技術」 この種の壜ないし容器として例えば実開昭58-82379号の
容器が知られている。該容器の基本構造は合成樹脂製袋
に付設した口頸部の中間部に、大径の雄ねじ部を付設し
ておき、上記袋を紙箱内へ嵌合させた状態で上記口頸部
を紙箱の頂壁の孔に挿通させ、その孔の周縁部を口頸部
の下部に付設した外向きフランジと上記雄ねじ部との間
に形成された凹溝内へ嵌合させ、かつその雄ねじ部に螺
合させたかしめ部材の外向きフランジとの間で挟持する
ものである。
容器が知られている。該容器の基本構造は合成樹脂製袋
に付設した口頸部の中間部に、大径の雄ねじ部を付設し
ておき、上記袋を紙箱内へ嵌合させた状態で上記口頸部
を紙箱の頂壁の孔に挿通させ、その孔の周縁部を口頸部
の下部に付設した外向きフランジと上記雄ねじ部との間
に形成された凹溝内へ嵌合させ、かつその雄ねじ部に螺
合させたかしめ部材の外向きフランジとの間で挟持する
ものである。
「考案が解決しようとする問題点」 上記従来の容器ではそのかしめ部材が弛み易い欠点があ
った。
った。
本案はそのような欠点を除去すると共に液体注出に際し
ての容器体内液体と外気との置換が行い易いよう設けた
ものである。
ての容器体内液体と外気との置換が行い易いよう設けた
ものである。
「問題点を解決するための手段」 紙箱内へ嵌合させた合成樹脂製壜11の口頸部12を、紙箱
1が有する頂壁3の透孔2に挿通させて上方へ起立する
紙箱付き壜において、環状頂壁15の内周縁からは中筒部
16を、かつ外周縁からは外筒部17を、それぞれ垂下する
と共に、上記中筒部16内には該中筒部内面との間に外気
流入用間隙をおいて内筒部19を、かつ外筒部下端には第
2外向きフランジ20を、それぞれ付設した補助部材14
を、上記中筒部16外面を口頸部内面に水密に接して、か
つ外筒部17内面を口頸部外面に螺合させて、壜口頸部12
に嵌合させ、口頸部の下部に付設する第1外向きフラン
ジ13と上記外向きフランジ20とで、口頸部を挿通させた
紙箱頂壁の透孔周縁部3aを挟持させた。
1が有する頂壁3の透孔2に挿通させて上方へ起立する
紙箱付き壜において、環状頂壁15の内周縁からは中筒部
16を、かつ外周縁からは外筒部17を、それぞれ垂下する
と共に、上記中筒部16内には該中筒部内面との間に外気
流入用間隙をおいて内筒部19を、かつ外筒部下端には第
2外向きフランジ20を、それぞれ付設した補助部材14
を、上記中筒部16外面を口頸部内面に水密に接して、か
つ外筒部17内面を口頸部外面に螺合させて、壜口頸部12
に嵌合させ、口頸部の下部に付設する第1外向きフラン
ジ13と上記外向きフランジ20とで、口頸部を挿通させた
紙箱頂壁の透孔周縁部3aを挟持させた。
「作用」 第1図の状態から紙箱の頂壁3を、該頂壁が有する透孔
2に壜口頸部12を挿通させて壜口頸部の第1外向きフラ
ンジ13上におき、中筒部16を壜口頸部内へ嵌合させ乍ら
外筒部17を壜口頸部外面に螺合させて補助部材14を壜口
頸部に装着することで、外筒部下端の第2外向きフラン
ジ20と上記第1外向きフランジ13とで上記紙箱頂壁の透
孔周縁部3aを挟持させる。補助部材の外筒部17外面には
更にキャップ21を螺合する。
2に壜口頸部12を挿通させて壜口頸部の第1外向きフラ
ンジ13上におき、中筒部16を壜口頸部内へ嵌合させ乍ら
外筒部17を壜口頸部外面に螺合させて補助部材14を壜口
頸部に装着することで、外筒部下端の第2外向きフラン
ジ20と上記第1外向きフランジ13とで上記紙箱頂壁の透
孔周縁部3aを挟持させる。補助部材の外筒部17外面には
更にキャップ21を螺合する。
口頸部12内面には中筒部16外面が水密に接して補助部材
14の弛みを防止し、中筒部16と内筒部19との間の間隙が
液体注出時における外気との置換を容易する。
14の弛みを防止し、中筒部16と内筒部19との間の間隙が
液体注出時における外気との置換を容易する。
「実施例」 1は有底の四角筒状紙箱であり、その上端左縁には透孔
2付き頂壁3が屈折部4を介して付設させてある。又紙
箱の前後両壁5,6の各右側部と右側部7とは隆起部8形
成のために、それ等を除く部分上端よりも一段高くして
あり、その右側壁上端には、上記隆起部の上壁、および
左側壁を形成するための折返し片9が付設してある。上
記頂壁および折返り片で、紙箱上端等に付設した適当数
の糊付片10…を利用して紙箱上端面を閉塞する。
2付き頂壁3が屈折部4を介して付設させてある。又紙
箱の前後両壁5,6の各右側部と右側部7とは隆起部8形
成のために、それ等を除く部分上端よりも一段高くして
あり、その右側壁上端には、上記隆起部の上壁、および
左側壁を形成するための折返し片9が付設してある。上
記頂壁および折返り片で、紙箱上端等に付設した適当数
の糊付片10…を利用して紙箱上端面を閉塞する。
上記紙箱内へは、薄肉の合成樹脂製壜11を嵌合させる。
該壜の口頸部12はその下部に第1外向きフランジ13を有
し、口頸部の上部に雄ねじを有する。該口頸部の上部を
上記紙箱頂壁3の透孔2に挿通させ、その透孔周縁部3a
を第1外向きフランジ13上へ載置する。
該壜の口頸部12はその下部に第1外向きフランジ13を有
し、口頸部の上部に雄ねじを有する。該口頸部の上部を
上記紙箱頂壁3の透孔2に挿通させ、その透孔周縁部3a
を第1外向きフランジ13上へ載置する。
上記口頸部には補助部材14を嵌合させる。該部材は環状
頂壁15の内周縁からは中筒部16を、かつ外周縁からは口
頸部螺合用の外筒部17を、それぞれ垂下すると共に、上
記中筒部16内には、該中筒部内面との間に外気流入用間
隙をおいて、該中間部内面から突出させた適当数の連結
子18…により内筒部19を保持させ、かつ外筒部17下面に
は第2外向きフランジ20を付設させ、更に外筒部17外面
にはキャップ21螺合用の雄ねじを付設している。口頸部
12に対する装着状態において、中筒部16は口頸部12内面
へ水密に接し、かつ口頸部に対する外筒17の締付けによ
り、既述第1外向きフランジ13、と第2外向きフランジ
20との間で紙箱頂壁の透孔2周縁部3aを固く挟持させ
る。
頂壁15の内周縁からは中筒部16を、かつ外周縁からは口
頸部螺合用の外筒部17を、それぞれ垂下すると共に、上
記中筒部16内には、該中筒部内面との間に外気流入用間
隙をおいて、該中間部内面から突出させた適当数の連結
子18…により内筒部19を保持させ、かつ外筒部17下面に
は第2外向きフランジ20を付設させ、更に外筒部17外面
にはキャップ21螺合用の雄ねじを付設している。口頸部
12に対する装着状態において、中筒部16は口頸部12内面
へ水密に接し、かつ口頸部に対する外筒17の締付けによ
り、既述第1外向きフランジ13、と第2外向きフランジ
20との間で紙箱頂壁の透孔2周縁部3aを固く挟持させ
る。
21はキャップで上記外筒部17外面に螺合している。該キ
ャップ上面の位置は、既述隆起部上面と同一水平面上に
位置させ、それ等両上面上への載置により、本案紙箱付
き壜の積上げを可能とする。
ャップ上面の位置は、既述隆起部上面と同一水平面上に
位置させ、それ等両上面上への載置により、本案紙箱付
き壜の積上げを可能とする。
「考案の効果」 本案は上記構成とするもので、壜口頸部に螺合させた補
助部材14の第2外向きフランジ20と壜口頸部下部の第1
外向きフランジ13とで紙箱頂壁3の透孔周縁部3aを挟持
させるからその挟持が容易であり、該補助部材は中筒部
16を有して該中筒部は上記紙箱頂壁の透孔周縁部の挟持
状態において、壜口頸部の内面に水密に接しているた
め、その摩擦抵抗によって壜口頸部12に対する補助部材
14の螺合が、従って又上記両外向きフランジによる紙箱
頂壁の挟持が、それぞれ弛むこともない。更に補助部材
14は中筒部16との間に外気流入用間隙をおいて内筒部19
を有するから、壜内液体注出の際にその液体と外気との
置換が迅速に行われ、液体注出が容易である。
助部材14の第2外向きフランジ20と壜口頸部下部の第1
外向きフランジ13とで紙箱頂壁3の透孔周縁部3aを挟持
させるからその挟持が容易であり、該補助部材は中筒部
16を有して該中筒部は上記紙箱頂壁の透孔周縁部の挟持
状態において、壜口頸部の内面に水密に接しているた
め、その摩擦抵抗によって壜口頸部12に対する補助部材
14の螺合が、従って又上記両外向きフランジによる紙箱
頂壁の挟持が、それぞれ弛むこともない。更に補助部材
14は中筒部16との間に外気流入用間隙をおいて内筒部19
を有するから、壜内液体注出の際にその液体と外気との
置換が迅速に行われ、液体注出が容易である。
第1図は本案紙箱付き壜要部の分解斜視図、第2図は更
にその要部の半断面図である。 1……紙箱、11……壜 14……補助部材
にその要部の半断面図である。 1……紙箱、11……壜 14……補助部材
Claims (1)
- 【請求項1】紙箱内へ嵌合させた合成樹脂製壜11の口頸
部12を、紙箱1が有する頂壁3の透孔2に挿通させて上
方へ起立する紙箱付き壜において、環状頂壁15の内周縁
からは中筒部16を、かつ外周縁からは外筒部17を、それ
ぞれ垂下すると共に、上記中筒部16内には該中筒部内面
との間に外気流入用間隙をおいて内筒部19を、かつ外筒
部下端には第2外向きフランジ20を、それぞれ付設した
補助部材14を、上記中筒部16外面を口頸部内面に水密に
接して、かつ外筒部17内面を口頸部外面に螺合させて、
壜口頸部12に嵌合させ、口頸部の下部に付設する第1外
向きフランジ13と上記外向きフランジ20とで、口頸部を
挿通させた紙箱頂壁の透孔周縁部3aを挟持させたことを
特徴とする紙箱付き壜。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987076876U JPH0650381Y2 (ja) | 1987-05-22 | 1987-05-22 | 紙箱付き壜 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987076876U JPH0650381Y2 (ja) | 1987-05-22 | 1987-05-22 | 紙箱付き壜 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63186674U JPS63186674U (ja) | 1988-11-30 |
JPH0650381Y2 true JPH0650381Y2 (ja) | 1994-12-21 |
Family
ID=30924359
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987076876U Expired - Lifetime JPH0650381Y2 (ja) | 1987-05-22 | 1987-05-22 | 紙箱付き壜 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0650381Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4110507B2 (ja) * | 2001-11-22 | 2008-07-02 | シャープ化学工業株式会社 | 容器および押出器 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS502128Y2 (ja) * | 1971-05-20 | 1975-01-21 | ||
JPS5882379U (ja) * | 1981-11-30 | 1983-06-03 | 凸版印刷株式会社 | 注出口付内袋収納容器 |
JPS59143934U (ja) * | 1983-03-18 | 1984-09-26 | 株式会社吉野工業所 | 注出筒 |
-
1987
- 1987-05-22 JP JP1987076876U patent/JPH0650381Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63186674U (ja) | 1988-11-30 |
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