JPH06503811A - 第三ペルフルオロアミンの製造方法 - Google Patents

第三ペルフルオロアミンの製造方法

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JPH06503811A JP3515180A JP51518091A JPH06503811A JP H06503811 A JPH06503811 A JP H06503811A JP 3515180 A JP3515180 A JP 3515180A JP 51518091 A JP51518091 A JP 51518091A JP H06503811 A JPH06503811 A JP H06503811A
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リッチマン,ジャック イー.
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ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 第三ペルフルオロアミンの製造方法 本発明は第三ペルフルオロアミンの製造方法に関する。
第三ペルフルオロアミンは通常液体であり、そして沸点は約300°Cにまでも 及びそして流動点はO″C又はそれ以下の広い液状の範囲を有する。これらペル フルオロアミンは、腐蝕性環境における圧媒液、熱媒液、ポンプ液、及びはんだ 付けとが重合体硬化作用における蒸気相凝縮加熱の流体の如きの実用性を有する 。
第三ペルフルオロアミンは、米国特許第2.519.983号(Simons) 及び同第2.616.927号(Kauck等)に記載されているように、トリ エチルアミン(CJs)sNを液体弗化水素の中で電気化学的に弗素化を行って トリペンタフルオロエチルアミン、(C2F6)IN 、にするように、相応す る第3アミン炭化水素から製造される。しかしながら、Kauck等が述べてい るように、この電気化学的方法は炭素−窒素の結合そして成る種の分子の場合に は炭素−炭素の結合でさえ開裂して出発化合物からより炭素数の少ない種々の断 片生成物を副生物として生じ、またこの方法は、電解質溶液中フリーラジカルの 結合によって形成されると考えられる出発化合物に相応するフルオロカーボン第 三アミンよりも炭素数が多く、そしてより高沸点であるフルオロカーボン第三ア ミンから成る副生物を生成する。
L、 conte等は“Correlation Between Yield  and OperatingConditions in the Elec trochemical Fluorination ofTripropyl amine”(J、 of Fluorine Chemistry、 30( 1985)I)p 89−95)の文献の中で、電気化学的弗素化方法は一般に 過弗素化第三アミンを低収率で与えると述べている。この報告された過弗素化第 三アミンの収率は、トリエチルアミンが27%、トリフェニルアミンが25%そ してトリブチルアミンが18%であるとしている。このような低収率は、電気化 学的弗素化に通常みられる減成及び転位の副反応、並びに弗素による有機分子内 の水素原子の不完全な置換に基づくものであると、Conte等は報告している 。トリプロピルアミンの電気化学的弗素化においては、収率における最も穎著な 変化はアミンの初期濃度及び特に温度による操作条件によって収率が影響受ける ということを、Conte等は見い出している。
L、 Conte等はElectrochemical Fluorinati on of Some CyclicTertiary Am1nes”(J、  of Fluorine Chemistry、 34(1986)pp 1 83−189)において、N、N−ジエチルシクロヘキシルアミン及びN−エチ ルジシクロヘキシルアミンの電気化学的弗素化により相当するF−アミン、例え ばペルフルオロアミンの他に、不完全弗素化及び断片反応によって生ずる他の種 々の化合物が生成すると述べている。
J、A、 Young等は、”Fluorocarbon Nitrogen  Compounds、IPerfluorocarbamic Ac1d De rivatives、 Am1des and 0xazolidines。
(J、 Am、 Chem、 Soc、、78 (1956)pp 5637− 5639)の中で、塩化ジメチルカルバミル、ジメチルホルムアミド、塩化ジエ チルカルバミル、ジメチルアセトアミド、ジメチルトリフルオロアセトアミド、 塩イ1モルフォリノカルボニル及びテトラメチル尿素の電気化学的弗素化による 弗素化ビス−(トリフルオロメチル)カルバミルの生成について明らかにしてい る。Young等はすべての出発原料はかなりの破砕が認められると報告してい る。
ジメチルグリシンのメチルエステル及びN、 N−ジメチルアミドの両者の電気 化学的弗素化により、ペルフルオロジメチルグリシンが生成されることは、Yo ung等の”Fluorocarbon Nitrogen Compound s。
If The 5ynthesis and Properties of P erfluorodimethyl glycine。
(CFs)zNcF、C0OH”(J、 Am、 Chem、 Soc、、80  (1958)、pH1889−1892)に報告されている。
R,J、 Harder等は、”Chemistry of 5ulfur T etrafluoride、 Vl。
Fluorination of Th1ocarbonyl Compoun ds” J、 Am、 Chem、 Soc、、83(1961)、 Il+)  3422−3424)において、チオカルボニル基を四弗化硫黄によって弗素 化を行うと、チオカルボニル基−C(S)−はペルフルオロメチレン基−CF、 −に転換すると述べている。この種の温和な弗素化は炭化水素基のペルフルオロ 化には適用できない。
米国特許第3.692.643号(Holland)には、アルキル基の置換若 しくは非置換の芳香族若しくは脂肪族スルホン酸ハライド又はカルボン酸ハライ ドの電気化学的弗素化において、電解液の中に少量の芳香族又は脂肪族カルボン 酸の千オニステルを存在させると、電極分解の割合が減少し、過弗素化生成物の 収量が増加し、そして種々の物質の破砕が減少すると開示されている。
本発明は、第三チオアミド先駆物質を電気化学的に弗素化することを含む第三ペ ルフルオロアミンの製造方法に関する。この第三チオアミド先駆物質は以後チオ アミドというが、これは少なくともlしくは2から6個の炭素原子を有するアル キル基若しくはシクロアルキル基、又はフェニル基の如きアリール基であり、そ して末端の炭化水素部分は鎖又は環の内の2個の炭素原子の間に存在する酸素原 子のようなカテナリー酸素を含んでも良い。1個より多いチオアミド成分を含む 場合、この成分はアルキレン若しくはアリーレン結合基又はこれらの組み合せに よって共に結合される。好ましくは、少なくとも3個の炭素原子がチオアミド成 分の窒素原子の間に存在する。この分野において良く知られたことであるが、第 三チオアミド先駆物質のような組成は、所望の前駆物質と平衡状態にある二量体 又はそれより多いオリゴマーの混合物として存在する。
本発明はまた新規な第三チオアミド及び新規なペルフルオロアミンに関する。こ のような新規な化合物は次の式に示されるものが含(C,H,)2 NC(CH 2)、CN(C,1(7)!。
及び ここでいづれのRl’は独立してペルフルオロアルキル基、弗素化された安定な 不活性非極性基、好ましくは飽和された1価の成分であって疎水性及び疎油性で あり、直鎖、側鎖、若し十分に大きければ環状若しくはアルキル脂環式の如きこ れらの組み合せであり、又は炭素原子にのみ結合したカテナリー2価酸素原子及 び/又は3価窒素原子を含むことができ、同じ窒素原子に結合した2個のR,I は4から10個の炭素原子を有する環を形成するために結合することができ、R I’は通常lから12個の炭素原子、好ましくは3から12個の炭素原子を有し 、そして約60から83重量%、好ましくは74から83重量%の炭素に結合し た弗素を含んでおり、R1’は、1個又はこれより多い第三アミノ基を含むこと のできる1から10個の炭素原子を有するペルフルオロアルキレン、ペルフルオ ロシクロアルキレン又はこれらの組み合せたものである。XはH又はF1各n及 びn“は独立してlから10の整数、aは1から10の整数そしてbは0. 1 又は2である。
本発明方法の有利な点は、第三アミン炭化水素の電気化学的弗素化と比べて、第 三ペルフルオロアミンの前駆物質としての第三チオアミドの使用は、製造方法の 易しさ、安価、骨格の異性化、開裂及び遊離基の再結合の減少された結果による 良好な収率、並びに改善された熱的及び/又は化学的安定性が含まれる。
本発明方法で使用されるチオアミド前駆物質は一般に弗素を含んでいないが、部 分的に弗素化された第三チオアミドは電気化学的に弗素化され、そして成る場合 にはチオアミドの容易な合成、弗素化工程での炭化水素部分の転位及び開裂の減 少、並びに弗素化工程での弗化炭化水素部分の転位及び開裂の皆無となる。
チオアミドの電気化学的弗素化(ECF)工程で生ずる転位は、例えば次に示す 式によって表わすことができる。
又は 又は 又は ここで、R1は独立してアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、若しくは カテナリー酸素原子を含むことのできるこれらの組み合せであって、2個のR1 基が同一の窒素原子に結合して4から10個の炭素原子とリングを形成するため に結合しそして1個のカテナリー酸素を含むことができ、R2はアルキレン基、 シクロアルキレン基、アリーレン基又は1から10個の炭素原子を有するこれら の組み合せてあって、1個又はこれより多い第3窒素原子を含むことかでき、R 3は1から10個、好ましくは3から6個の炭素原子を含むアルキレン基であり 、R1’及びR1”は前に述べたとおりであり、R1”は1から10個の炭素原 子、好ましくは3から6個の炭素原子を含むペルフルオロアルキレン基であり、 そしてbは0. 1又は2である。
式かられかるように、炭素−硫黄結合の開裂は、SF、とじてのチオカルボニル 基の硫黄原子の消失及びペルフルオロメチレン基を形成するための炭素原子の弗 素化の消失の原因となる。
本発明において有用な先駆物質の例は、更に次のものが含まれる。
ここでn、n’及びn”は独立して1から10の整数であり、ここでn、 n’ 及pn”は独立して1から10の整数であり、Xは0から5、yは0から5そし てx+yは5であり、ここでn、n’ 、n”及びn″′ は独立して1から1 0の整数であり、そしてaは1からlOの整数であり、 ここでn+ n’ 、n”及びn1°は独立して1から10の整数であり、ここ でn、n’ 、 n“°及びn゛°° は独立して1から10の整数であり、こ こでXはH又はF、そしてR1は前に述べたとおりであり、ここでR1は前に述 べたとおりであり、モしてR2は1から10個の炭素原子、好ましくは3から6 個の炭素原子を含むアルキレン基であり、 ここでいづれのRIは1から10個の炭素原子、好ましくは3から6個の炭素原 子を含むアルキレン基であり、ここてR2とR4は前に述べたとおりであり、こ こでRI、R3及びbは前に述べたとおりであり、そしてR4はH,F又はR1 であり、 ここでn、n’ 及びn”は独立してlからIOの整数であり、Xは0から5、 y′は0から11そしてx+y’ は11である。
電気化学的弗素化によって有機化合物から過弗素化誘導体に転換することは、例 えば米国特許第2.519.983号(Simons)及び同第2.567、0 11号(Simons等)に開示されている。チオアミド前駆物質は導電性添加 剤を用い電気化学的に弗素化されることは、また米国特許第3.028.321 号(Danielson)に記載されている。ペルフルオロ第三チオアミドを使 用し第3ペルフルオロアミンを得る電気化学的方法を更に詳細に述べるのは、こ こでは興味本位になるので省略する。
良く知られているように、液状電気化学的弗素化方法は出発物質の骨格構造を有 する前駆物質に関連した過弗素化された混合生成物を与えるが、この他に一種以 上の異性化開裂又は再結合反応による生成物が含まれる。従って、所望の生成物 の沸点範囲には、関連する過弗素化物が大部分であることが通常である。一般に 、これら化合物の分離及び/又は同定は極度に困難であり、そしてこれら生成物 の使用においては不必要のことである。一般に、所望のペルフルオロアミン物質 は、例えば60重量%又はそれ以上の生成混合物としての主成分を含み、この場 合異常なまでにチオアミド前駆物質の好ましい電気化学的弗素化の挙動を示す。
成る場合には、予期される以上の低沸点又は高沸点により、弗素の核磁気共鳴( ”F −nmr)により、又はガスクロマド質量分析(gc−1113)により 示される如く、弗素化工程で前駆物質のかなりの構造再構築が生ずる。低分子量 の開裂生成物は、高分子量物質と同様に有用な過弗素化アミン組成物である。
ペルフルオロアミン組成物は、不完全な弗素化による少量の水素を含むことがあ る。含まれる水素の量は、0.005mg/ gから1.5mg/gの範囲であ る。生成物の精製、例えば部分弗素化生成物及びカルボン酸弗化物の副生物の除 去は、例えばアルカリ水溶液と共に生成物を沸騰されるような公知の方法によっ て行うことができる。弗素化の安定は、米国特許第4.686.024号(Sc herer等)に開示されているような方法を用いアルカリ水溶液で事前に処理 して行うことができる。
本発明は更に次に示す実施例によって明らかになるであろうが、しかしこれら実 施例に示される特定な物質及び使用量と同様に他の条件並びに詳細な記述に本発 明は限定されるものではない。次に示す実施例において、特段に述べない限りプ ロピル基及びブチル基はn−プロピル基及びn−ブチル基であり、部及びパーセ ントは重量に基づくものである。
例1 新たに蒸留したジ−n−プロピルアミンを相当するトリフルオロアセテート塩に 転換した。この塩(607g、 2.82モル)を機械的攪拌機及びドライアイ スコンデンサーを有す31の三ロフラスコに加えた。トリフルオロ酢酸無水物( 737g )をこのフラスコに加えた。フラスコの内容物は自然に暖かくなって ゆるやかに還流しそして約10分間で均質になった。攪拌を5時間続けそして3 時間還流を行った。
更にトリフルオロ酢酸無水物(78g)を加え、そしてこの混合物を攪拌し一晩 還流を続けた。得られた反応混合物を始め大気圧で、そして減圧で10nmにな るまで蒸留し、600gのトリフルオロ酢酸を回収した。この生成物を水で洗浄 し、そして水酸化ナトリウムを使用してpH7に調整した。このアミドを次いで 硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、エーテルで洗浄しそして大気圧で蒸留する と、無色透明の液体である510gのN、 N−ジプロピルトリフルオロ酢酸ア ミドが得られた。
480gの五硫化燐(P4SI。)及び471 gのN、 N−ジプロピルトリ フルオロ酢酸アミドを31の三ロフラスコに加えた。この混合物を機械的に攪拌 し、そしてゆっくりと212°Cに加熱した。この反応混合物は黒色であって、 そして蒸留によって得られた試料は赤外線吸収スペクトル分析によるとカルボニ ルの吸収の存在が認められなかった。この反応混合物を室温に冷却した。この液 相をデカントし、そして固体をメチレンクロライドで洗浄し2トル圧において蒸 留した。得られた459gの黄赤色のチオアミド生成物、N、 N−ジブロ2ト ルの沸点を有していた。チオアミドの赤外線吸収はこの生成物と一致した。
454gのN、 N−ジプロピルトリフルオロチオアセトアミドを電気化学的に 弗素化すると、658.5 gのセル排水液を生じた。SF、のガス発生は赤外 線吸収スペクトルにより揮発ガスと確認された。
”F−nmrスペクトル分析によると、全体の約60%は主成分としてのペルフ ルオロ(エチルジ−n−プロピルアミン)、CFsCFJ(CsF7)tであっ た。少量部分はC−C結合の開裂によるC、F、、N及びC*F+sNであった 。
例2 窒素雰囲気下、1. Aの乾燥アセトニトリルの中でN、 N−ジプロピルアセ トアミド(504g、 3.52モル)を攪拌しながら445.5 gのP、S 、、を少量づつ加えた。添加している間、反応温度を55−65°Cに維持した (最初は自然の発熱反応である)。この混合物を160gの水酸化ナトリウムを 含むII!の水に注いだ。この濃色の有機相を二回水で洗浄し、次いで500m 1のエーテル及び31の石油エーテル(沸点30−60°C)で希釈した。この エーテル相を乾燥しくMg5O,を用いて)、濃縮しそして減圧で蒸留すると2 72gの製置赤色のチオアミド(沸点95−115℃/1.1トル)を生じた。
空気中にさらしておくと、チオアミドは赤味の黒色に変化した。赤外分光及び核 磁気共鳴の分析により、得られた生成物はN、 N−ジプロピルチオアセト27 2gのN、 N−ジプロピルチオアセトアミドを電気化学的弗素化を行うと、6 59.2 gのセル排出液が得られた。揮発ガスについて赤外線分光分析を行う と、発生したのはSF、ガスであった。反応生成物について’H及びIIFの核 磁気共鳴分析を行うと、ペルフルオロ(エチルジ−n−プロピル)アミン、CF 、CF2N(C,F7)2の存在か確認された。N、 N−ジプロピルチオアセ トアミドから得られた生成物の”F−nmrスペクトルに存在するユニの痕跡ピ ークは、例1における相当するスペクトルにはこのようなものは存在しなかった 。
主要なピークのすへて及び殆んとのマイナーピーク(痕跡も含む)は、いづれの 弗素化生成物のスペクトルにも存在していた。ピークの強度は相対的に多少変っ ていた。6から8個の炭素原子を有する例3 300gの水酸すトリウム、327.8 gの3.3′ −イミノビスプロピル アミン(アルドリッヒ化学社)及びII!の水からの冷却溶液に、1430gの トルエンスルホニルクロライドを21のメチレンクロライドに溶かした溶液をゆ っくり加え、この間温度を0から10°Cに維持した。25°Cで2時間攪拌す ると、水性相はpH7の中性であった。低部の相を減圧下で濃縮し、そして無ア ルコールで希釈して結晶化を行った。1377g (融点108−111°C1 93%収率)の全体量のN、 N−ビス−(3−p−)ルエンスルホンアミドブ ロビル)−p−トルエンスルホンアミドを濾過して回収した。535gのスルホ ンアミドを2.31の0.78モル ナトリウムエトキシド/エタノールに溶解 し、そして得られた沈澱を濾過により回収すると、相応する2ナトリウム塩が9 8%の収率で得られた。900gのジメチルホルムアミド中の319gN、N− ビス−(3−p−トルエンスルホンアミドプロピル)−p−トルエンスルホンア ミドの2ナトリウム塩のスラリーを均質になるまで加熱した。得られた溶液を次 いで100°Cに冷却し、そして300m1のミノチルホルムアミド中の150 gの1−クロロプロパンを1〜2時間にわたって加えながら攪拌した。この混合 物を更に1時間100°Cに加熱し、次いで冷却しそして水で希釈した。有機相 を分離し、水で洗いそして70−85°C/N−ルにおいて濃縮すると332グ ラムの粗生成物を生じ、これにメタノールを加えて再結晶すると、融点80−8 3°Cである250gの4. 8.12−)リス−(p−トルエンスルホニル)  −4,8,12−)リーアザペンタデカンを生成した。
io、 o gの4.8.12−)リス−(p−トルエンスルホニル)−4゜8 .12−)リアザベンタデカンを含む20m1の濃硫酸溶液を2日間110−1 25°Cに加熱した。この得られた32g (70%)の溶液に水(16g)を 注意しながら加えた。この得られた溶液を徐々に冷却すると結晶性物を生じ、こ のものから固体(3,9gの4. 8.12−トリアザペンタデカンの硫酸塩及 びヒドロ硫酸塩の水和物の混合物)を濾過により分離し、そしてエタノールで洗 った。3塩酸塩への転換は、温水中の硫酸塩/重硫酸塩溶液に水性塩化バリウム 溶液を加えて行った。硫酸バリウム塩を濾過して除去し、そして母液を濃縮して 0.75 gの結晶性4. 8.12−1−リアザペンタデカン3塩酸塩とした 。
沸点を定めるに当って、粗硫酸塩/重硫酸塩を処理するか、又は3塩酸塩を水性 塩基で処理しそして遊離塩基をメチレンクロライド又はトルエンに抽出すること により、このアミンの無水フリーベース(free base))を分離した。
得られた有機溶液の蒸留及び減圧蒸留により沸点90−+03°C10,2)ル のフリーベースの無色液体を得た。この無水の液体アミンを空気にさらすと固体 水和物となった。
3塩酸塩を過剰のトリフルオロ酢酸無水物で処理すると好収率(70−100% )で4. 8.12−)リス(トリフルオロアセチル)−4、8,12−トリア ザペンタデカンが得られた。副生物の酸(塩酸及びトルフルオロ酢酸)を蒸留に よって取り除いた。生成物を水性塩基で洗浄すると、アミド結合か部分的に加水 分解された。
従って、例えば0.54 gの4. 8.124リアザペンタデカン3塩酸塩を 6mlのトリフルオロ酢酸無水物と4,5時間還流する。得られた混合物を冷却 し、そしてトリフルオロ酢酸と無水物を減圧により除去した。残金を165°C 10,13トルにおいて蒸留(蒸発蒸留)すると、無色透明な液体、4,8.1 2−)リス(トリフルオロアセチル) −4,8,12−トリアザペンタデカン が0.83g (92%収率)得られた。
50m1(7)乾燥アセトニトリルl:10.Og (7)P4S+。及び4. 09 g (7,7ミリモル)の4. 8.12−トリス(トリフルオロアセチ ル)−4,8゜12−トリアザペンタデカンを含むスラリーを21時間還流し、 そして赤外線吸収スペクトル分析によりもはやカルボニル基は存在しないことが 確認された。反応混合物は黒色であった。減圧によりアセトニトリルを除去し、 そして残金をCHC1,に溶解し、濾過しそして濃縮した(8g)。この残金を 50m1のベンゼンで処理した。濾過したベンゼン溶液を濃縮し5.7gの暗赤 色のオイルとした。ついで、このオイルを4回50m1の加熱ヘキサンで抽出し た。3.9gの黄色残金に濃縮したヘキサン抽出物を核磁気共鳴により分析する と、最初のCHCl、抽出溶媒中のエタノールがP、S、。と反応して形成した (Eto)iPsを29モル%(14重量%)含むことが明らかとなった。この オイルを蒸留すると、0.44 gの初期蒸留物(主として(Eto)−PS) 及び3.03 gの粘稠な濃い琥珀色オイル(蒸発装置中165°C10,1) ルで蒸留し67%の収率)が生じた。このオイルは実質的に純粋(95%以上) な4. 8.12−トリス(トリフルオロチオアセチル)−4゜チオアミド生成 物であって、わずかにアミド汚染物を痕跡程度含むものであった。
シリカを用いたクロマトグラフィー(g、 c、 )により精製を行ったチオア ミドは淡黄色であった。
183gの4. 8.12−1リス(トリフルオロチオアセチル)−4゜8.1 2−トリアザペンタデカンを電気化学的弗素化を行うと、全体として147gの 無色のフルオロカーボンセル排出液を生じた。この粗セル排出液を弗素化ナトリ ウムと処理してHFを取り除き、そして1/8インチX12フィート(0,32 cm x 3.64m )ボロジイルCカラム(Porosil Ccolum n)であって熱伝導検出を有しそして直線状に温度をプログラムした操作により ヘリウムキャリヤーガスを使用しり及びこの異性体のピークの割合は第2排出液 で全体の24%となり、液の陽子核磁気共鳴によると、残存している水素は通常 の量であった。この第2粗セル排出液、22.5gを分別した。9トルにおける 111−136℃と136−142°c1及び0.2トルにおける1ot−12 1″Cの間の沸点の分別留分を回収した。これら留分は、クロマトグラフるビク を与える成分を含有していた。
液と還流処理して部分弗素化生成物を取り除いた。この生成物のガと極めて類似 の構造物に相応するものが主要成分であることが分かものとも一致した。単環式 化合物及び二環式化合物、ClsFs*Nz及びと想定される)は、−1O°C において粘稠な液体であった。このような挙動から、多量のサンプルの流動点は −10から一15°Cと想定された。
例4 テトラプロピルマロンアミドはジメチルマロネート及びジプロピルアミン(HC I触媒)から63%の収率で得られた。ジチオホスフォリルアニゾール2重体( ArPSt)* 、ロLンソン試薬(Lawesson’ sreagent) は、800m1のアニゾール及び318g (0,72モル)のP4Sl。
を温和に還流しながら加熱しそして攪拌し、−力発生するH、Sをアルカリ性で トラップしながらして得られた。ガスの発生は30分から2時間後には殆んと完 了し、しかし残ったスラリーは一晩100°Cに維持した。このスラリーを12 0°Cにし、そして634g (0゜43モル)のテトラプロピルマロンアミド を一度に加えた。この固体は急速に溶解し、そしてこの混合物を125°Cで3 時間加熱し、そして−晩100℃に維持した。更にローエンソン試薬(24gの Pa5t。からのもの)を加え、そして更に20時間続けて100°Cに加熱し た。反応混合物を冷却し、そして少量の水酸化ナトリウム水溶液を加えた。温和 な発熱が終了した後、2i7のNa0)1の1.5規定液の残りを加えた。この 混合物を20分間攪拌し、そして水性相を取り除いた。有機相は塩水で、次いで HCI/塩水で洗浄した。水性相はメチレンクロライド(CH2Clりで抽出し 、そして有機相はその都度バルク有機相に戻した。メチレンクロライド抽出物は 合せて、ロータリー蒸発器で濃縮した。黒色残香が大変濃くなるまで、得られた 黒色有機相は連続してヘキサンで抽出した。ヘキサン抽出物を減圧(60″C1 0,2)ル)下で濃縮し過剰のアニゾールを除去した。残った橙赤色のテトラブ チル率)は約90%の純度であって、そして約1.5重量%のアニゾールと8重 量%のジプロピルチオアセトアミド(酸触媒によるマロニル基の分解による)を 含んでいた。
597gのN、 N、 N’ 、 N’ −テトラプロピルジチオマロンアミド は電気化学的弗素化により800gの粗セル排出液を生じた。335gのこのサ ンプルを50gのNaFと共に攪拌し、そして濾過すると307、2 gの大変 淡い黄色の液体が得られた。この流体を大気圧で蒸留しそして分別した。195 −217°C,217−218°C及び238−280°Cで沸騰する各留分を 集めた。これらの留分を個別に水性アルカリの沸騰液で処理し、それぞれをサン プル1. 2及び3とした。これらの物質をガスクロマトグラフィーで分析する と、滞留時間がらみて主要成分は(C,FT)2NCF2CFICF2N(C1 FT)tと想定された。窒素及び硫黄の元素分析(Kjeldahl)によると 、サンプル1は2.9%のN及び0.46%のS、並びにサンプル2は2.1% のN及び0.36%のSであった。Cl 1Fz4N2に対する元素分析の計算 値は3.3%のN及び0%のSである。
サンプル2を更に蒸留した。26gのこの液体を蒸留すると、沸点200−21 0°C(7)範囲のものが5.6g、沸点210−212°C(7)範囲のもの が5.8g、そして沸点212°Cのものが3.7gそれぞれ得られた。
沸点210−212°Cの範囲のもの及び沸点212°Cのものである液体を” F−nmr分析を行ってみると、主要成分としてペルフルオロ〔1゜3−ビス( ジ−n−プロピルアミノ)プロパン〕、(C,FT)2NCF2CF2CF2N (C3FT)2、を示した。しかしながら、この成分は混合物の半分より少ない ものであった。RfSF、の弗素に結合した硫黄の多重線(low field  multiplet)は、サンプルの1″F−nmrスペクトルで検出された 。サンプル2のこの結果及び硫黄の元素分析によると、10個のペルフルオロジ アミン分子について約1個の硫黄原子が残っていることが明らかになった。沸点 200−210°C及び210−212℃のものを混ぜ合せて粘度測定を行うと 、22.5℃において9.1センチストロークの粘度を示した。
例5 N、 N、 N’ 、 N’ −テトラブチルジチオマロンアミド、にN、N、 N’ 、N“ −テトラブチルマロンアミドを用いた他は例4に記載の方法によ って製造した。多くの揮発性副生物(多分ジブチルチオアセトアミド)は0.3 トルにおいて145°Cで処理して除去した。
927gのN、 N、 N’ 、 N’ −テトラブチルジチオマロンアミドを 電気化学的に弗素化して、1230 gの粗セル排出液を得た。この粗セル排出 液をガスクロマトグラフィーにより分析すると、ClIC11過弗素化アミンの 沸点範囲のものが12%、そしてC+ s −C+ *過弗素化アミンのものが 4%であった。粗セル排出液を弗化ナトリウムと処理してHPを取り除き、また 沸騰した水性アルカリ溶液で処理して部分的に弗素化された生成物を取り除いた 。
得られた生成物を水蒸気蒸留した。回収された約5%の生成物は、ガスクロマト グラフィーから想定される270−280″Cの沸点範囲を有するペルフルオロ 〔l、3−ビス(ジ−n−ブチルアミノ)プロパン、(C,PI)2NCF2C FICFtN(C,FI)2 、!−サレf、ニー。回収サレタ約16−18% の生成物はC,、F、、N、物質であって、炭素−炭素結合の開裂によって得ら れたものであった。
例6 800m1の水、176gの水酸化ナトリウム、1200m1のトルエン及び4 80gのジプロピルアミンを5i!のフラスコに加えた。この混合物をゆっくり と攪拌しそして394 g (2,5モル)のアジポイルクロライドを1時間に わたって加えなから15−20’Cに冷却した。−晩放置後、有機相を二回酸性 にした水で洗浄した。20[+11のトルエンの蒸留(bulb −to−bu lb)により、6gの沸点130°C10,05トルの結晶性N、 N、 N’  、 N’ −テトラプロピルアジボアミドを約65%収率で回収し、この結晶 をエタノールで洗いそして真空で乾燥すると融点47、5−48.5°Cの結晶 を与えた。
N、N、N’ 、N’ −テトラプロピルアジボアミドの粗トルエン溶液をトル エン(1200m1)で希釈しそして共沸蒸留により水を除去した。乾燥トルエ ンを加えて蒸留トルエンと取換えた。この溶液を70°Cに冷却し、そして30 0gの五硫化燐(99%、アルドリッヒ化学社、Milwaukee、 Wl) をゆっくりと加えた。温度は80°Cに上昇し、このまま3時間維持した。クロ マトグラフィーによる薄い相は、アミドの存在はなくわずかにモノチオアミドの 痕跡を示す程度であった。
反応混合物を冷却し、そして温度を31″C以下に維持しながら600gの42 %水酸化カリウム溶液をゆっくりと加えた。−晩攪拌を行った後、混合物をあた ためそして有機相を1規定の水酸化ナトリウム溶液で1回、水で2回洗浄した。
トルエン溶液を再び蒸留して水を取り除きモして0°Cに冷却すると、247g の黄褐色のテトラプロピルが生じた。152gの第2の部分であって融点87− 88°Cのものは、母液を濃縮しそしてエタノールで残香を再結晶して回収した 。全体の収量は399g (78%)であり、アジポイルクロライドからの収率 は51%であった。
434gのN、 N、 N’ 、 N’ −テトラプロピルジチオアジボアミド を電気化学的弗素化を行うと、867gの生成物(理論上の68%)が得られた 。100 gの粗セル排出液を弗化ナトリウムと共に攪拌し、濾過し、そして苛 性ソーダ水溶液で処理する。16.7gの全体のペルフルオロアミン相を水蒸気 蒸留によって回収した。
6−インチの塔を通して得られた37.8 gのペルフルオロアミン相を蒸留す ると、5.58 gの249−254°Cの沸点範囲を有する生成物(留分1  ) 、4.35gの254−255°Cの沸点範囲を有する生成物(留分2)、 3.1 gの255℃より高い沸点を存する生成物(留分3)また249℃より 低い沸点の生成物が得られた。
留分1−3について”F−nmr分析を行ったが、わずかに小さな相違が認めら れた程度である。これらのスペクトルは、混合物の約70%であって主要成分で あるペルフルオロ−1,6−ビス−(ジプロピルアミノ)ヘキサン、(CsFt )tN(CFt)sN(CsFi)z、と一致した。
留分l及び2を合体し、その性質を調べその結果を次に示す表に示した。
沸点範囲 249−255°C 粘度 29 c、 s、 ” / 22.5°C208c、 s、/ 0°C 40、5C,I)、 ” /25℃ 21 c、p、/37.5℃ 主要成分 (C,FT)、N(CFりIN(CsFt)!(約70%by ”F −nmr) CF。
少量成分 (CsFi)2N(CF、)、NC,F。
(約20%byg、c、) (約lO%by nmr) 第三ペルフルオロ炭素原子を 有する分岐異性体の全量 ペルフルオロイソブチレンの リリース、microg/g−hr O,97(1hr)(time at 2 50°C) 0.69 (2hr)N、N−ジプロピル−p−トルアミド(40 0g )をトルエン(2Iりで希釈した。この溶液を80°Cにおいて攪拌し、 そして164gの五硫化燐(99%、アルドリッヒ化学社、Milwaukee 、 Wl)をゆっくりと加えた。温度を1時間80°Cに維持した。この間アミ ドは存在せず、わずかにモノチオアミドの痕跡が認められる程度であった。反応 混合物を燐の相からデカントし、そして塩基性の水で3回洗浄した。浴温度を1 00°Cにして0.1トルでトルエン溶液を蒸留すると、370gの油状の赤色 チオアミドであるN、 N−ジプロピルチオ−p−)ルアミド、CHIC,H4 CN(CIH□)2、の残香が得られた(84%の収率)。
370gのN、 N−ジプロピルチオ−p−トルアミドを電気化学的に弗素化す ると810gのセル排出液が得られた。247gのサンプルを弗化ナトリウムで 処理してHFを除去し、そしてアルカリ水溶液と共に還流処理を行った。約5. 5時間の還流後、ペルフルオロアミンを水蒸気蒸留すると、106.5gのペル フルオロアミン相が得られた。
102gの全量のペルフルオロアミン生成物を16−インチのVigreux塔 で蒸留し分別した。170−205°C及び205−215°Cの沸点を有する 留分を回収した。
ガスクロマトグラフィーによると、170−205℃の沸点の留分の56%及び 204−215℃の沸点の留分の92%は所望するCl4F!IN 、例えばC PsCsF+。CPJ(CsFt)を又はこれに極め類似したものであった。
205−215℃の沸点の留分の”F−nmrスペクトルによると、これは複雑 なものであって50%より少ないN(CFICF、CFS)基が残っていた。
プロピル基が初期の芳香環の炭素原子に環状に結合した二環式構造物、C+*F *tN 、及びこれに極めて類似した構造物が主要生成物であった。205−2 15°Cの沸点を有する留分は0℃において51.5C,p、、モして25°C において12.7c、p、の粘度を有していた。
例8 670gのテレフタルジモルホリン及び2.24’のトリクロロエチレンを51 !のフラスコに加えた。この混合物を短時間蒸留して水を除き、全体で1000 gの五硫化燐を何回かに分けて加えながら還流した。
この混合物を24時間還流した。この固体生成物(過剰の燐からの誘導物を含む )は、冷却された反応混合物を濾過して回収された。この固体を何回かに分けて 注意深<50−80°Cにおいて、1500gの水酸化ナトリウムを含む十分に 攪拌した2I!の水溶液に加えた。溶解せずに残った固体を濾過し、そして水で 洗浄すると、641g (87%収率)のジチオテレフタルジモルホリンアミド 、511gのジチオテレフタルジモルホリンアミドを電気化学的弗素化を行って 、561 gの粘稠な粗セル排出液が得られた。粗セル排出液の部分を弗化ナト リウムで処理して76gの物質が得られ、これを次いで水性アルカリ溶液と還流 してHF及び部分的に弗素化された副生物を取り除いた。21.4 gの粘稠な 油状ペルフルオロアミン生成物が得られ、放置しておくと部分的に結晶化した。
この結晶(融点70−80°C)を濾過し、そして冷フレオン−11で再結晶す ると融点73−79.5℃の針状結晶が得られた。この針状結晶の”F−nmr スペクトルは−80,7,−88,1,−92,7,−121,1及び−180 ,9pl)mの5個のシ0(C,F4) 、NCF2C,F、CP、N(C2F 4) 20のトランス異性体と一致した。この物質のガスクロマトグラフィーの 保留挙動から250−270°Cの沸点であると想定された。
例9 390、7 gのイソフタロイルジクロライド及び1f!のトルエンを5Eのフ ラスコに加えた。この混合物を窒素雰囲気下攪拌し、その間3時間にわたって7 80gのジプロピルアミンを加えた。この有機相を水、13%水酸化す) IJ ウム水溶液、10%塩酸水溶液及び水で洗浄した。14.7gのトルエン溶液を 蒸留(bulb−to−bulb)すると、約91%の収率で5.3gの粘稠な アミド蒸留物が得られた。315gのN。
N、 N’ 、 N’−テトラブビルイソフタルアミド(約113.4gのイソ フタルアミドを含む)の粗トルエン溶液をトルエン(2001111)と蒸留し 、そして共沸的に蒸留して水を取り除いた。蒸留されたトルエンは乾燥トルエン を加えて置き換えた。この溶液を80°Cに冷却し、そして52.4 gの五硫 化燐(99%、アルドリッヒ化学社、Mi 1waukee。
Wl)をゆっくりと加えた。温度を90°Cに上げ、そして1時間維持した。赤 外線分析によるとアミド官能基は残っていなかった。反応混合物を冷却し、そし て1規定の水酸化ナトリウム溶液で1回、次に水で2回洗浄した。トルエン溶液 を濃縮し、そして残金をエタノールで再結晶すると融点83.5−85.0°C 1淡黄色の結晶であるN、 N。
N’ 、N’ −テトラプロピルジチオイソフタルアミド、た。
50gのN、N、N’ 、N’ −テトラプロピルジチオイソフタルアミドを電 気化学的弗素化して粘稠なセル排出液を生成し、これを取扱い易いためにFC− 77(過弗素化不活性液体であって3M社から入手できる)に希釈した。この溶 液をNaFと共に攪拌し、そして濾過した。濾液を250℃の容器の温度で蒸留 すると、蒸留されなかった残金が58.1 g残った。この残金(52,2g) をアルカリ水溶液と共に還流して部分的に弗素化した物質を取り除いた。揮発性 の過弗素化物は蒸発した。残金を水蒸気蒸留すると14.7gの粘稠なペルフル オロアミン生成物が得られた。このうち13.2gを蒸留すると次の如き留分が 得られた。
1 60−255 約2 2 255−260 2.44 156 無色透明3 260−268 2.8 9 371 無色透明4 268−272 4.14 1455 多少濁ってい るが非常に明 るい琥珀色 例10 P、 Chabrier等によるBull、 Chim、 Soc、 Fr、  1950.1)l)1167−1175に示された方法に従い、N、 N’−ジ (チオベンゾイル)ピペラジンを準備した。500gのN、 N’−ジ(チオベ ンゾイル)ピペラジンの電気化学的弗素化により、577gの粗セル排出液を得 た。この生成物をガスクロマトグラフィー分析により、主として6及び8個の炭 素原子を含む低沸点フルオロカーボン化合物が存在することが明らかとなった。
F”−nmr分析により、ペルフルオロ(メチルシクロヘキサン)及びペルフル オロ(ジアルキルピペラジン)構造の存在が明らかとなった。約2−3%の生成 物は高沸点化合物(沸点250°C以上)であって、例えば最初の炭素数である 炭素数18個を含んでいた。
本発明の範囲及び精神から逸脱することなく本発明を種々改善及び変形すること は当業者において明白なことであろう、そして本発明は本願において具体的に述 べた態様に限定されるものでないことは理解されるべきである。
補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成5年2月 7日

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.第三チオアミド前駆物質を電気化学的に弗素化することを含む第三ペルフル オロアミンの製造方法であって、該チオアミド前駆物質は少なくとも1個のチオ アミド成分、▲数式、化学式、表等があります▼を含み,そして末端部分は1か ら12個の炭素原子を有するアルキル基若しくはシクロアルキル基、6から12 個の炭素原子を有するアリール基又はこれらの組み合せたものを含み、ここでチ オアミド成分が2個以上存在する場合チオアミド成分はアルキレン基、シクロア ルキレン基又はアリーレン基と共に結合されている第三ベルフルオロアミンの製 造方法。
  2. 2.該チオアミド前駆物質は次に示す式によて表わされるものである請求項1記 載の方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式、表等があります▼ ここで、R1は独立してアルキル基、シクロアルキル基、アリール基若しくはカ テナリー酸素原子を含むことのできるこれらの組み合せであって、2個のR1基 が同一の窒素原子に結合して4から12個の炭素原子とリングを形成するために 結合しそして1個のカテナリー酸素を含むことができ、 R2はアルキレン基、シクロアルキレン基、アリーリン基又はこれらの組み合せ であって、1個又はこれより多い第三アミノ基を含むことができる。
  3. 3.該チオアミド前駆物質が次に示す式によって表わされるものである請求項1 記載の方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式、表等があります▼ ここでXはH又はFであり、n,n′,n′′及びn′′′は独立して1から1 0の整数であり、aは1から10の整数、bは0,1又は2,Xは0から5,y は0から5,X+yは5,y′は0から11そしてx+y′は11である。
  4. 4.該チオアミド前駆物質は次に示す式によって表わされるものである請求項1 記載の方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式、表等があります▼
  5. 5.該チオアミド前駆物質は次に示す式によって表されるものである請求項1記 載の方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式、表等があります▼ ここで、R1は独立してアルキル基、シクロアルキル基、アリール基若しくはカ テナリー酸素原子を含むことのできるこれらの組み合せであって、2個のR1基 が同一の窒素原子に結合して4から10個の炭素原子とリングを形成するために 結合しそして1個のカテナリー酸素を含むことができ、 R3は1から10個を含むアルキレン基、R4はH,F又はR1であり、そして bは0,1又は2である。
  6. 6.次に示す式によって表わされる化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式、表等があります▼
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