JPH06503400A - モジュール式に組み立て可能な空気圧装置用圧縮空気準備装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 モジュール式に組み立て可能な空気圧装置用圧縮空気準備装置本発明は、請求の 範囲第１項の上位概念に記載した、モジュール式に組み立て可能な空気圧装置用 圧縮空気準備装置に関する。

このような空気準備装置は例えば日本のシーケープイー（ＣＫＤ）社の調和ユニ ッＩ−４０００のカタログによって知られている。この場合、フィルター、調節 器、注油器、バイパス弁、圧力上昇弁または圧力降下弁、分岐モジュール等のよ うな、圧縮空気の準備に役立つ個々のモジュールは、準備特有の要求に応じて直 列に配置されて互いに連結され、機械のセットを形成している。従って、全体ユ ニットが圧縮空気管網に接続可能である。例えば工作機械または空気圧工具を駆 動するための組み立てタクトラインである。その際、一般的に準備装置と呼ばれ るモジュールは、そのベースを通過する空気主案内通路が貫通する供給通路を形 成するように組み立てられ、かつ連結装置によって互いに固定されている。

上記のカタログに示しである装置は、２個のモジュールを互いに固定するために 、それぞれ２個の締付は爪を使用している。この締付は爪は一種のクランプのご とく２個の六角穴ボルトによって互いに締付は可能である。この場合、締付は爪 の一方は、建物の壁または機械ハウジングの壁に固定可能な丁字形固定フランジ の形に形成されている。それによって、締付は爪を締付けたときに、この締付は 爪によって保持されたモジュールは管網によって支持する必要がない。その際、 六角穴ボルトは貫通通路に差し込み可能である。この通路は隣接する二つのベー スを形成している。そのために、空気供給通路の入口と出口が開口する側面には 、この開口の両側に、長い穴が設けられている。この場合、貫通通路はモジュー ルの接近可能な前面から背面まで、すなわち壁または機械ハウジングに固定した 締付は爪まで延びている。露出した締付は爪は締付けのために前面から接近可能 である。締付は爪は六角穴ボルトをねじ込み可能な対応するねし穴を備えている 。

この固定方法は一連の欠点がある。いかなる場合でも、個々のモジュールを組み 立てるためあるいはセットから個々のモジュールを分解するために、締付は爪を 互いに締付けるボルトを弛める工具が必要である。組み立てまたは分解コストお よびそれに関連する時間コストは大である。

そこで、本発明の課題は、２個のモジュールを締付は固定するための連結装置が 工具なしに個々のモジュールを一層簡単に、迅速におよび確実に組み立てまたは 分解できるように、冒頭に述へた種類のモジュール式に組み立て可能な空気圧装 置用圧縮空気準備装置を改良することである。

この課題は請求の範囲第１項に記載した特徴によって解決される。これにより、 第１の締付は体、締付はシューおよびこの締付はシューと協働する偏心レバーを 備えた迅速錠止装置が形成される。個々のモジュールを組み立ててセットにし、 このセットから個々のモジュールを分解するために、迅速錠止装置はスパナを必 要とせずに締付けおよび弛めることができる。本発明による解決策の重要な利点 は、空気準備装置の例えば欠陥のあるモジュールを迅速に交換することができ、 それによって空気圧装置の停止時間を大幅に短縮できることにある。他の利点は ２個のモジュールの間のシールされた連結部のチェックを光学的に簡単に行うこ とができることにある。これは偏心レバーの揺動位置に基づいて簡単に行うこと ができる。

請求の範囲第２項の特徴により、偏心レバーが締付はシュー内で省スペース的に 配置され、偏心レバーの不意の操作が減少する。この場合、請求の範囲第３項の 特徴により、有利な操作方向、すなわち偏心レバーの揺動軌道が定められる。

請求の範囲第４項およびまたは第５項の特徴により、偏心レバーと締付はシュー の間の相対摺動を生じるため、およびベースを互いに締付けるために偏心レバー と締付はシューの間に作用する締付は力を発生するために、第２の締付は体の協 働する部分が構造的に簡単に形成される。

好ましい実施例の場合には請求の範囲第６項の特徴が適用される。これは特に、 個々のモジュールを使用および交換する際に第２の締付は体が簡単に取扱操作可 能であり、偏心レバーが不意に外れて紛失することがないという利点がある。偏 心レバーと締付はシューの間の制限された行程距離を達成するための構造的に簡 単な解決策は、請求の範囲第７項の特徴によって生じる。

請求の範囲第８項の特徴により、偏心レバーは押圧レバーの機能を可動締付はシ ューに対して及ぼすことができる。それによって、締付はシューは第１の締付は 体の方へ摺動し、ケーシング体は締付けばねを介して互いに連結される。

請求の範囲第８項の特徴により、互いに協働しかつ係合する第１と第２の締付は 体の構成部品は、迅速錠止装置として形成された連結装置の機能を発揮する。

一層有利な実施例は請求の範囲第１０項の特徴を有する。

本発明による迅速締付は装置によって互いに連結されたモジュールを通る妨害さ れない空気流れは請求の範囲第１１項の特徴によって保証される。この場合、請 求の範囲第１２項の特徴によって、隣接するベースの間の必要なシール要素をモ ジュールセットの分解時に紛失することがない。

請求の範囲第１３項または第１４項の特徴により、第１の締付は体のモジュール 式の組み立てが可能である。それによって、圧縮空気準備装置のための異なる固 定方法または固定場所に対する適合が行われる。

請求の範囲第１５項の特徴によって、締付はシューと偏心レバーの間に成る程度 の弾力性が存在する。それによって、締付は機能に悪影響を与えることになる製 作誤差を補償することができる。

本発明の他の詳細は次の説明から明らかになる。次に、図に示した実施例に基づ いて本発明を詳しく記載および説明する。

図１８は３個のモジュールからなる圧縮空気準備装置の正面図、［７Ｊｌｂは３ 個のモジュールを備えた装置の概略的な分解図であり、図１ａと異なるモジュー ルが示しである。

図ＩＣは図１ｂの装置を矢印１ｃｍ１ｃに沿って切断した横断面図、図２は個々 のモジュールの隣接配置された二つのケーシング本体の概略的な分解斜視図であ り、基礎ケーシングを固定するための締付は体が見える。

図３は２個のモジュールの隣接するベースの、図１０と同様な拡大横断面図であ り、締付は体が破線で記入されている。

［ｇ４ａは締付はシューとそれに揺動可能に保持された偏心レバーとからなる第 ２の締付は体を、図２の矢印ＩＶ力方向見た縦断面図、図４ｂは第１の締付は体 を、図２のＩＶ力方向見た図、図５ａは第２の締付は体を図４ａの矢印Ｖａ力方 向見た横断面図、図５ｂは第１の締付は体を図４ｂの矢印ｖｂ−ｖｂ方向に見た 横断面図、図６は基礎体を締付は固定するために互いに協働する締付は体を、図 ２の矢印ＩＶ力方向見た部分断面図であり、締付はシューと偏心レバーの係止状 態が記入され、この係止状態では第２の締付は体が第１の締付は体から離隔可能 である。

図７は第１と第２の締付は体の図６と同様な図であり、締付はシューと偏心レバ ーは次のような状態、すなわち図示していない互いに隣接するモジュール本体が 互いに固定されかつ軸方向に締付けられている状態が記入しである。

図８は本発明の他の実施例による破断して略示した２個のベースと締付は体の概 略的な分解斜視図である。

図１ａ−１ｃには、３個のモジュール１０．１０’、１０’によって構成される 圧縮空気準備装置が示しである。この圧縮空気準備装置は図示していない圧縮空 気管系に接続可能である。しかし、このような圧縮空気準備装置は目的に応じて 、互いに交換可能に連結された異なる数のモジュールを備えていてもよい。この モジュールは例えばフィルターモジュール、注油器モジュール、制御弁モジュー ル、圧力上昇または圧力降下弁等のような調和機器および準備機器と呼ばれる。

これらのモジュールは用途特有の要求に応じて一つのセットとしてまとめられ、 圧縮空気の準備または調和のために圧力管網に接続されている。モジュール１０ ゜１ｏ’、ｉｏ’は例えばケーシング付のフィルターカートリッジ、圧力計付の 制御弁装置、油噴霧装置のようなモジュール特有の要素１２．１２’、１２’お よびこの要素１２．１２’、１２’を備えたそれぞれ一つのベースからなってい る。

このベースには図１ａ〜１ｃにおいて同じ参照番号１４が付けである。このベー スはモジュール特有の要素１２．１２’、！２’に応じて一部が異なるように形 成されているが、ここで述べることについては一連の共通の特徴を持っている。

この特徴については特に図１ｃ、２および３に基づいて後述する。この場合、図 ３においてのみ、全部を示したベースと、このベースに基づいて説明する特徴と 、隣接する一部を示したベースどのために、同じ参照数字であるがダッシュ（′ ）を付けて区別した参照符号が用いられている。その他の図では、同じ要素には 同し参照番号が用いられている。

例えば図示していない閉鎖形空気圧回路内で空気準備セット（装置）の個々のモ ジュールを直列に接続配置する場合、遮断弁と圧縮空気供給管用管接続継手を備 えｔ＝圧圧縮空気入モモジュール、逆止弁と圧縮空気排出管用の他の管接続継手 を備えた圧縮空気出口モジュールとを設けると非常に有利である。それによって 、整備または置換のために個々の装置モジュールを交換する場合に回路の換気を 避けることができる。

特にアルミニウムで作られたベース１４（図１ｃ、２．　３）はほぼ多面体の形 をし、自由に接近可能な前面１５、背面１６、下面１７および上面１８を備えて いる。この背面は図３に示すように、例えば機器ケーシングの壁Ｗまたは空気準 備装置を固定した建物の壁Ｗに向き合っている。図１ａ、Ｉｂから判るように、 下面１７または４−面１８は公知の如くモジュール特有の要素１２．１２’、１ ２″を持っているかあるいはこの下面または」二面にモジュール特有の要素が固 定または成形されている。ベース１４は圧縮空気用の入口２０と、モジュール内 で準備または整備されｔ：圧縮空気のための出口２２と、この入口２０と出口２ ２を互いに直接接続する空気案内通路２４を備えている。空気案内通路２４には 、図示していない態様て公知のごどく、モジュール様式に応じて付加的な通気通 路、圧力変換器、弁等が開口している。

モ１、多ニール１０．１０’、１０＃が図１ａに示すように互いに直列に接続さ れてセットを構成しているので、入口２０と出口２２はベース１４の反対側の側 面２６．２８に設けられている。従って、図３から判るように、ベース１４の出 口２２は隣接配置されたベース１４’の入口２０′に接しているかまたは向き合 っている。後述するように、隣接するベース１４．１４’が互いに固定されると きには、空気案内通路２４．２４’はシールされて互いに接続されている。分岐 モジュールの場合には、ベースは図示していない態様で複数の外面にそれぞれ一 つの出口を備えることができる。

空気準備装置内に隣接配置されたモジュール１０．１０’、１０’の隣接するベ ース１４は、それぞれ別個の連結装置５０によって互いに連結可能である。それ によって、ベースは相互の方へ向き合った出口２２と入口２ｏの共通の連結軸線 Ａに関して互いに締付けられかつ押圧されて保持される。

そのために、公知のごとく、ベース１４の側面２６．２８には、一体成形された ２個の締付はキー３２゜３４が設けられている。この場合、ベースの横断面は連 結軸線Ａおよびこの連結軸線に直交する中心軸線Ｂ（図１ａ、３）に対して対称 である。締付はキーは傾斜した締付は面３３．３５を備えている。この締付は面 は付設の開口２０．２２に関して直径方向に対向するように配置されている。

特に図２および図３から判るように、各ベース１４はその側面２６．２８に、そ れぞれ二つの当接ウェブ３６，３８を備えている。この当接ウェブは同様に、各 開口２０．２２に対して直径方向に配置され、締付はキー３２．３４に対して直 交し、底面４０．４２から突出している。この場合、付設の側面２６．２８は、 同様に底面４０．４２から少しだけ突出する範囲４４．４６において、当該の締 付はキー３２．３４と同様に形成されている。締付はキーは範囲４４．４６の側 方に設けられ、それによって各締付はキー３２．３４の傾斜した締付は面３３゜ ３５と底面４０．４２の間にそれぞれ一つの溝４８が形成されている。

この場合、傾斜した締付は面３３．３５は、ベース１４内で連結軸線Ａに対して 垂直に延びる仮想線に収斂するように延びている。互いに隣接するベース１４゜ １４’が、図３に外側輪郭だけを示した、後で詳しく説明するような連結装置５ ０によって、互いに締付は連結されると、対応する当接ウェブ３６．３６’。

（３８，３８’）は互いに接触する。一方のベース１４の出口２２を備えた側面 ２８と、他方のベース１４’の入口２０′を備えた側面２６′との間には、横断 面が長方形の案内通路４９が形成されている。

図４ａ〜５ｂに基づいて実際の連結装置５０を説明する。この連結装置は、横断 面がほぼ丁字形の第１の締付は体５２（図４ｂ、５ｂ）からなっている。この締 付は体は横断面が対称の帯片状の脚部分５４と、この脚部分から垂直に突出する 板状のウェブ５６を備えている。このウェブの幅は脚部分５４の長さに等しい。

脚部分５４はその長手方向に延びかつウェブ５６によって互いに分離された２個 の収容溝５８．５９を備えている。この収容溝の横断面形状は締付はキー３２゜ ３４の横断面形状に一致している。収容溝はそれぞれ一つの傾斜した対向締付は 面６０．６１を備えている。この対向締付は面は相互の方へ傾斜するようＶ字形 に延びている。対向締付は面６０．６１は成形縁部６２，６３に形成されている 。

この成形縁部は締付はキー３２または３４と底面４０または４２の間の溝４８と 同じ横断面形状を有する。それによって、図３に示唆的に示すように、隣接する ベース１４．＋４’の間に第１の締付は体４２を嵌め込みかつ部分的に埋設する ことができる。この場合、ウェブ５４の厚さと幅は、ウェブ５４を案内通路４９ 内に次のように収容できるよう選択されている。すなわち、当接ウェブ３６，３ ６′または３８．３８’　（図２参照）の間および互いに向き合った側面２８， ２６の間において滑り嵌めによって案内通路内に部分的に挿入されるようウェブ を案内通路に収容できるように選択されている。ウェブ５４は穴６４を備えてい る。

この穴はウェブ５４の両側面の側において直径が拡大し、段部６５，６６を形成 している。この段部内には、隣接する二つのつば付ブツシュの形に形成された一 体の弾性的なシール要素６８が、外れて紛失しないように収容されている。この 場合、図示していない態様で、穴５４の回りにリング状に延びる溝を設け、この 溝にシール要素としての簡単な０−リングを挿入することができる。シール要素 ６８は両側がウェブ５４から少しだけ突出しており、隣接するベース１４．１４ ′を締付ける際に連結装置５０によって、後述するように圧縮可能である。この 圧縮により、ウェブ５４は切欠き４９内に摩擦連結的に収容され、隣接するベー ス１４．１４’の入口２０′と出口２２との間で気密に接続を行う。

ウェブ５６は脚部分５４と反対側の端部に、保持突起７ｏを備えている。この保 持突起の幅はウェブ５６の幅よりもはるかに小さく、図２に示すように、隣接す るベース１４．１４’の間に脚部分５４を嵌め込む際に案内通路４９の外側へ締 付はキー３３．３４から突出するが、前面１５．１５’の下方に位置することに なる。保持突起には、一部が弓形に延びる案内溝７２が設けられている。この案 内溝内で、案内溝を対称的な二つの半部に分離する補強段７１が延びている。

この補強材は曲げ負荷時に、案内溝の上方に位置する保持突起範囲を折れないよ うにする働きがある。更に、各締付は体５２の脚部分５４には、図示していない 六角穴ボルトによって固定フランジ７４を固定可能である。この固定フランジは 図２と３に示唆的に示してあり、図６に横断面全体を示しである。固定フランジ ７４は公知のごとく、空気準備セット（装置）を、図３においてＷで示した壁に 固定するために役立つ。

図２において右側のベース１４に示すように、および図１０に示唆的に示すよう に、第１の締付は体５２は次のように形成されたウェブ５６を備えている。すな わち、同時にセットの閉鎖部材としての働きをし、装置のために付加的な管接続 モジュールを必要としないように形成されたウェブ５６を備えている。そのため に、ウェブ５６はベース１４と反対側に、一体に成形された管接続フランジ７５ を備えている。この管接続フランジはここでは示唆的に示しである。

第２の締付は体８０（図４ａ、５ａ）は二つの部分から形成され、はぼ直方体状 の締付はシュー８２と、この締付はシューに揺動可能に連結された偏心レバー１ ０２を備えている。締付はシュー８２はその下面に、長手方向に延びる収容溝８ ４を備えている。この収容溝は側方の対向締付は面８５．８６を備えている。

対向締付は面は締付はシュー８２の方へＶ字形に傾斜している。収容溝８４の側 方を画成する成形縁部８７，８８は、各締付はキー３２または３４とベース１４ の当該の底面４０または４２との間の溝４８とほぼ同じ横断面形状を有する。そ れによって、図３に示唆的に示すように、第２の締付は体１８を隣接するベース １４．１４’の底面４２．４０’の間に嵌め込んで沈むように収容することがで きる。更に、締付はシュー８２はその表面に形成された、偏心レバー１０２を収 容するための凹部９０と収容溝８４との間を延びる切欠き９２を備えている。こ の切欠きを通って、第１の締付は体５２の保持突起７０が凹部９０内に挿入され る。凹部９０は締付はシュー８２の背面側が開放しており、上面に対して平行に 延びる第１の当接面８５を備えている。この当接面には、傾斜させた後で本実施 例で同様に上面に対して平行平面状に延びる偏心レバー１０２用の案内面９４が 接続している。この案内面は垂直な壁９３で終わっている。切欠き９２の横断面 が凹部９０の横断面よりも狭いので、案内面９４は切欠き９２の開口範囲の両側 で凹部９０内に延びている。

耐摩耗性の合成樹脂からなる特に一体形成の偏心レバー１０２は片持ち腕状の把 手範囲＋０３を備えている。この把手範囲には偏心した頭範囲１０４が接続して いる。偏心レバー１０２はこの頭範囲を介して、外れて紛失しないよ・５に２本 の円筒形のピン１０１によって締付はシュー８２に保持されている。このピンは 頭範囲１０４の対応する穴に圧入され、締付はシュー８２の側方の凹部壁９８゜ ９９の長穴９６，９７の中を案内されている。これによって、偏心レバー１０２ はピン＋０１によって定められる揺動軸線＋００の回りに回転可能に支承されて いるたけてなく、長穴９６．９７にも制限されて軸方向に摺動できるように保持 されている。その際、偏心レバー１０２の揺動軸線１００は連結軸線入に対して 平行に、すなわちベース１４の側面２６．２８に対して垂直に延びている。それ によって、ベース１４の前面１５からの簡単な操作が可能である。揺動範囲は約 ９０°〜１１０°であり、当接面９５および垂直な壁９３によって制限される。

この垂直な壁と当接面は同時に、偏心レバー＋０２の後述の締付けおよび係止位 置を決定する。この位置は図６と７に示しである。

更に図４ａ、５ａから判るように、頭範囲１０４は揺動軸線１００（ピン１Ｏ１ ）回りに軸方向に延びる偏心面１０５を備えている。この偏心面は特に円弧状の 範囲１０６と、真っ直ぐな範囲＋０７を含んでいる。頭範囲１０４は更に凹部１ ０８を備えている。この凹部は、ピン１０１を支持する頭範囲１０４の側方ウェ ブ１１１，１１２の間にフック状の係合突起１１０が形成されるような形をして いる。この保合突起は第１の締付は体５２の保持突起７０の案内溝７２に係合し 、揺動時に偏心レバー１０２を強制的に案内する。頭範囲１０４は更にスリブ［ １３を備えているので、揺動時に案内溝７２内の段部７１がスリットに挿入可能 である。この場合、凹部１０８の内法幅は保持突起１７の厚さにほぼ一致してい る。揺動時にこの保持突起が凹部内に達する。

ピン１０１を収容する長穴９６，９７の長さは、偏心面１０５の真っ直ぐな範囲 ＋０７と揺動輪線１００との間隔ａにほぼ一致している。揺動軸線１００とそれ から最も離れた弓形範囲１０６０個所との間隔すは次のように定められている。

すなわち、把手範囲」０３が当接面９５に接触する際にピン１０１が案内面９４ から離れた、長穴９６，９７の上端部に接触し、偏心面１０５が締付はシュー９ ２の案内面９４に接触するように定められている。係合突起１１０の凹部側の面 は同様に特に円弧状の輪郭を有し、滑り面＋１４を形成している。この滑り面は 、偏心レバー１０２が図６に示した係止位置から図７に示した締付は位置へ揺動 する際に、この滑り面と輪郭が同じように形成された、ゲートガイド７２の対向 滑り面１１５と協働する。

連結装置５０が隣接するベース１４．１４’に装着される際、係合突起１１０が ゲートガイド７２の中へ滑入するときの偏心レバー１０２と締付はシュー８２の 間の相対的な摺動運動により、連結軸線Ａに関して（すなわち隣接するベース１ ４．１４’の出口２２と入口２０′に関して）直径方向において第１と第２の締 付は体５２．．８０が互いに締付は可能である。

連結装置５０を用いた隣接するベース１４．１４’の実際の締付は過程は、第１ の締付は体５２の方へ締付はシュー８２を相対的に摺動させる際に、隣接するベ ース１４．１４’　（図３）の締付はキー３２．３２’の締付は面３３．３３’ を第１の締付は体５２（図５ｂ）の対向締付は面６０．６１上で滑動させること によって、および締付はキー３４．３４’の締付は面３５．３５’を締付はシュ −８２の対向締付は面８５．８６上で滑動させることによって達成される。これ により、ベース１４．１４’が連結軸線Ａの方向において相互に締付けられる。

この場合、ウェブ５６の穴６４による空気案内通路２０．２０’の間の気密な接 続が保証される。次に、図６と７に基づいて、保持突起７ｏに沿った締付はシュ ー８２の摺動過程の運動について簡単に説明する。

図６にはいわゆる係止位置が示しである。この係止位置では、第２の締付は体８ ０を第１の締付は体５２から離すことができ、隣接するベースの間の軸方向の締 付けが解除されている。

偏心レバー１０２は締付はシュー９２の壁９３と上面の間の縁部に当接している 。この場合、ビン１０１は案内面９４に最も近い長穴９６（９７）の下側端部に 接触し、偏心面１０５の真っ直ぐな範囲１０７が案内面９４に接触している。

その際、係合突起１１０は保持突起７４０案内ゲート７２に係合している。

我々偏心レバー７２が反時計回りに揺動する。最初に、保合突起１１０が案内ゲ ート７２に係合する。この場合、滑り面１１４は全揺動過程で対向滑り面１１５ に接触し、それによって保持突起７０は偏心レバー７２の支持部または支承部と しての働きをする。更に揺動すると、偏心面ｌＯ５が案内面８４上を滑る際に、 下側の湾曲した範囲＋０６が揺動輪線１００から大きな間隔を有するので、締付 はシュー８２は矢印Ｃ方向に摺動する。この場合、ビン１０１、すなわち揺動軸 線＋００は、案内ゲート７２による支承作用に基づいて保持突起７０に対して定 置されて保持される。すなわち、締付はシュー８２は、長穴９６（９７）の長さ によって制限された行程距離ｄを第１の締付は体５２の脚部分５４の方へ進むこ とができる。その過程で、隣接するベースの上記の直径方向および軸方向の締付 けが行われる。

図７には、偏心レバー１０２の揺動後の端位置、いわゆる締付は位置が示しであ る。この位置では、把手範囲１０３が締付はシュー８２の当接面９５に接触して いる。ビン１０１は特にこの位置に達する直前に、案内面９４から離れた長穴９ ６（９７）の端部に接触する。従って、偏心レバー１０２はその材料の弾性に基 づいて締付は位置に達したときに予備締付けされる。

連結装置構成部品の寸法とそれと協働するベース１４の締付はキー３２．３４の 寸法は、次のように互いに調和している。すなわち、偏心レバー１０２が締付は 位置に達する前に、隣接するベース１４．１４’の対応する締付は面および対向 締付は面３３．３５．３３’、３５’、６０．６１，８５．８６が互いに接触し 、そして締付は位置に達するまで更に揺動させるときに、第１の締付は体５２の ウェブ５６内のシール要素５４が、ベース１４．１４’の互いに向き合った側面 ２８．２６’の間で圧縮され、そして隣接するベース１４．１４’が連結軸線Ａ の方向に互いに締付けられて連結装置５０によって確実に連結されるように調和 している。

図８には、上記の連結装置を構造的に変形した実施例が示しである。この実施例 の場合、機能が同じ部品には同じ参照番号が付けである。前記の偏心レバー１０ ２と異なり、頭範囲１０４は２本の脚の形に形成されている。すなわち、側方ウ ェブ１１１．１１２の間に凹部１０８が形成されている。この側方ウェブの間を 揺動輪線１００が延びている。この揺動輪線は本実施例ではビン１０１だけによ って形成され、前述のようなフック状保合突起を備えていない。従って、第１の 締付は体５２はウェブ５４の保持突起７０に、全体にわたって延びる案内ゲート ７４を備えている。この案内ゲートは真っ直ぐに延び、そのゲート端部はアンダ ーカットされて、円筒状ビン１０１を収容するための係止部７３を形成している 。

従って、隣接するベース１４．１４’を締付けるために、第１の締付は体５２の ウェブ５６がベース１４．１４’の互いに向き合った側面２２．２０’の間に入 れられた後で、締付はシュー８２を押して保持突起７０を収容部９０に収容し、 そして偏心レバー１０２をその締付は位置に対して垂直にして凹部９０に入れ、 ビン１０１を案内ゲート７２に引っ掛ける。その後、偏心レバー１０２は前述の ように揺動可能である。この場合、偏心面１０５は締付はシュー８２の案内面９ ４と協働し、締付はシューを第１の締付は体５２の方へ締付ける。それによって 同時に、前述のようにベース１４．１４’が軸方向において互いに締付けられる 。

補正書の翻訳文提出書（特許法第１８４条の８）平成　５年　３月２５日・−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．互いに交換可能に連結することができる少なくとも２個のモジュール（１０ ，１０′，１０′′）、特に弁モジュール、フィルターモジュール、注油モジュ ール、管接続モジュールを具備し、このモジュールがモジュール特有の構成要素 を備えたベース（１４；１４′）を備え、このベース（１４：１４′）が空気案 内通路（２４，２４′）を備え、この空気案内通路が第１の側面（２６；２６′ ）の入口（２０；２０′）と、他の側面、特に第１の側面（２６；２６′）と反 対側の側面（２８；２８′）の少なくとも一つの出口（２２；２２′）とを接続 し、ベースが開口（２０，２２；２０′，２２′）を有する側面（２６，２８； ２６，２８′）一つあたり２個の締付けキー（３２，３４；３２′，３４′）を 備え、この締付けキーが開口（２０，２２；２０′，２２′）に対して直径方向 に向き合わせて設けられた傾斜した締付け面（３３，３５；３３′，３５′）を 備え、更にモジュール１対（１０，１０′；１０′，１０′′）あたり２個の締 付け体（５２，８０）を具備し、この締付け体がそれぞれ互いにＶ字状に傾斜し た対向締付け面（６０，６１；８５，８６）を備え、隣接するベース（１４；１ ４′）の対応する締付けキー（３２，３４；３２′，３４′）が対向締付け面内 に嵌込み収容可能であり、かつ開口（２０，２２：２０′，２２′）に関して直 径方向に互いに締付け可能であり、それによって互いに付設された締付け面（３ ３，３５；３３′，３５′）が対向締付け面（６０，６１；８５，８６）上を滑 り、ベース（１４；１４′）が開口（２０，２２；２０′，２２′）に関して軸 方向に互いに締付けられ、かつ取り外し可能に互いに連結され、少なくとも一つ のシール要素（６８）によって空気案内通路（２４；２４′）の気密な接続が行 われる、モジュール式に組み立て可能な空気圧装置用圧縮空気準備装置において 、 第１の締付け体（５２）がウェブ（５６）を備え、このウェブが隣接するベース （１４；１４′）の互いに向き合った側面（２８；２６′）の間を通って延び、 かつ保持突起（７０）を備え、 第２の締付け体（８０）が締付けシュー（８２）と、保持突起（７０）に係合可 能な揺動運動する偏心レバー（１０２）とを備え、この偏心レバーが締付けシュ ー（８２）の案内面（９４）と協働し、偏心レバー（１０２）が、第２の締付け 体（８０）を第１の締付け体から分離可能である係止位置から、ベース（１４； １４′）を挟持して第２の締付け体（８０）を第１の締付け体に固定した締付け 位置へ揺動可能であることを特徴とする圧縮空気準備装置。 ２．偏心レバー（１０２）が締付けシュー（８２）の凹部（９０）に嵌め込まれ 、この凹部に、保持突起（７０）を収容するための切欠き（９２）が開口してい ることを特徴とする請求の範囲第１項の圧縮空気準備装置。 ３．偏心レバー（１０２）が揺動軸（１００）を備え、この揺動軸が隣接するベ ース（１４；１４′）の互いに向き合った側面（２８；２６′）に対して垂直に 延びていることを特徴とする請求の範囲第１項または第２項の圧縮空気準備装置 。 ４．締付け位置への偏心レバー（１０２）の揺動時に締付けシュー（８２）が第 １の締付け体（５２）の方への制限された行程運動を行い、偏心レバー（１０２ ）の少なくとも一つの偏心面（１０５）が案内面（９４）を介して締付けシュー （８２）を摺動させることを特徴とする請求の範囲第１項から第３項までのいず れか一つの圧縮空気準備装置。 ５．偏心レバー（１０２）が保持突起（７０）に係合しているときに、揺動軸（ １００）が揺動過程の間第１の締付け体（５２）に対して定置されて保持されて いることを特徴とする請求の範囲第３項または第４項の圧縮空気準備装置。 ６．偏心レバー（１０２）が締付けシュー（８２）に揺動可能に保持されている ことを特徴とする請求の範囲第１項から第５項までのいずれか一つの圧縮空気準 備装置。 ７．揺動軸（１００）が円筒形の２本のピン（１０１）によって形成され、この ピンが締付けシュー（８２）の向き合う二つの長穴（９６，９７）内に回転可能 にかつ制限されて摺動可能に収容されていることを特徴とする請求の範囲第６項 の圧縮空気準備装置。 ８．偏心レバー（１０２）がフック状の係合突起（１１０）を備え、この係合突 起が揺動時に弓形にアンダーカットされた保持突起（７０）の案内ゲート（７２ ）に係合し、揺動軸（１００）周りに延びる偏心面（１０５）が係合突起に設け られていることを特徴とする請求の範囲第７項の圧縮空気準備装置。 ９．締付けシュー（８２）上の偏心レバー（１０２）の係止位置と締付け位置の 間の揺動角度が９０°〜１１０°の場合に、空気案内通路（２４，２４′）の間 にシールされた通路を形成するよう隣接するベース（１４；１４′）を軸方向に 締付けるために、締付けシュー（８２）の行程距離が充分となるように、偏心面 （１０５）の輪郭、案内ゲート（７２）の輪郭、案内面（９４）の輪郭および係 合突起（１１０）の輪郭並びに長穴（９６，９７）の長さ（行程距離ｄ）が互い に調和していることを特徴とする請求の範囲第８項の圧縮空気準備装置。 １０．偏心レバー（１０２）が締付けシュー（８２）と別個に設けられ、かつ２ 本の脚状の頭範囲（１０４）を備え、この頭範囲に偏心面（１０５）が形成され 、偏心レバーの側方ウェブ（１１１，１１２）の間を揺動軸（１００）（ピン１ ０１）が延び、保持突起（７０）がアンダーカットされた係止部（７３）を有す る真っ直ぐな案内ゲート（７２）を備え、この係止部にピン（１０１）が確実に 掛止め可能であり、係止位置から締付け位置へ偏心レバー（１０２）を揺動させ ることによって、締付けシュー（８２）が第１の締付け体（５２）の方へ摺動可 能であり、隣接するベース（１４；１４′）が互いに締付けられている（図８） ことを特徴とする請求の範囲第５項の圧縮空気準備装置。 １１．第１の締付け体（５２）の板状のウェブ（５６）が穴（６４）を備え、こ の穴によって、隣接するベース（１４；１４′）の空気案内通路（２４；２４′ ）が互いに接続していることを特徴とする請求の範囲第１項から第１０項までの いずれか一つの圧縮空気準備装置。 １２．シール要素（６８）が穴（６４）の中でまたは周りをリング状に延び、か つ外れて紛失しないようにウェブ（５６）に設けられていることを特徴とする請 求の範囲第１１項の圧縮空気準備装置。 １３．圧縮空気準備装置を壁または機械ケーシングに取付けるための固定要素が 第１の締付け体（５２）に設けられていることを特徴とする請求の範囲第１項か ら第１２項までのいずれか一つの圧縮空気準備装置。 １４．固定要素が第１の締付け体（５２）の脚部分（５４）に取り外し可能に固 定可能であるフランジ（７４）であることを特徴とする請求の範囲第１３項の圧 縮空気準備装置。 １５．偏心レバー（１０２）が耐摩耗性の硬質合成樹脂からなっていることを特 徴とする請求の範囲第１項から第１４項までのいずれか一つの圧縮空気準備装置 。