JPH06503274A - 薄いストリップまたはスラブの連続鋳造法および連続鋳造装置 - Google Patents

薄いストリップまたはスラブの連続鋳造法および連続鋳造装置

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JPH06503274A
JPH06503274A JP5506460A JP50646093A JPH06503274A JP H06503274 A JPH06503274 A JP H06503274A JP 5506460 A JP5506460 A JP 5506460A JP 50646093 A JP50646093 A JP 50646093A JP H06503274 A JPH06503274 A JP H06503274A
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ファストナー、トールヴァルト
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ホエスト−アルピン・インダストリーアンラーゲンバウ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 薄いストリップまたはスラブの連続鋳造法および連続鋳造装置本発明は、連鋳鋳 型に溶湯を注入し、特に鋼の2〜20mmの厚みの薄いストリップまたはスラブ を連続的に鋳造する連続鋳造法に関する。ここで、連鋳鋳型は、2面の広幅の鋳 型壁を用いてストランドをその広幅側面で支持し、ストランドは、連鋳鋳型を通 るとき広幅の鋳型壁で厚みが移動方向に減少される。また、本発明は、この方法 を実行する連続鋳造装置に関する。
この種の連続鋳造法は、欧州特許第EP−A 0 154 250号、欧州特許 第EP−A 0 390 924号、および、特開昭58−32552号公報に 開示されている。しかし、ストリップの狭幅側面の形成にはいままで解決の困難 な問題があったので、これらの方法の実施は、かりになされたとしても困難であ った。狭幅側面の形成のために、広幅側面の形成と同様に、凝固殻が形成されね ばならない。このことは、溶融した鋼の横方向の限界を定める案内壁を必要とす る。この案内壁で、鋼が凝固できる。しかし、鋼の鋳造に適した案内壁はまだ存 在しない。
問題は、鋳型を通過するときに広幅側面が相互に近づくために、狭幅側面の形状 が、鋳造間隙が狭くなることにより、鋳型出口の方向に変化することにある。
ストランドの狭幅側面で鋼を支持し案内するこれまでの提案は、凝固殻の形成を 妨げていた。すなわち、凝固殻の形成が不十分であるか、または、案内壁のシー ルが不十分であって、溶湯が横方向に出るか、または凝固殻の滑りを妨げて凝固 殻を壊すか溶湯が流れ出た。
本発明は、これらの欠点と困難を除くことを意図し、本発明の目的は、2面の広 幅側面の鋳型壁を用いてストランドをその広幅側面で支持する連鋳鋳型に溶湯を 注ぎ、特に鋼の2〜20mmの厚みの薄いストリップまたはスラブを連続的に鋳 造する連続鋳造法(ここで、ストランドは、連鋳鋳型を通るとき広幅の鋳型壁で 厚みが移動方向に減少される)とその方法を実施するための連続鋳造装置を提供 することである。これにより、ストランドを、その狭幅側面で完全に支持し案内 できる。特に、連鋳鋳型での漏れによる溶湯の出現は、薄い凝固殻の固着とそれ による凝固殻の破壊とともに、完全に防止されねばならない。
上述の種類の連続鋳造法において、この目的を達成するため、ストランドの長手 方向に対して横の方に変形可能な連続的な2本のシールストリップが、それぞれ 、連鋳鋳型の狭幅側面を形成し、したがって、ストランドの狭幅側部を形成する 。ノールストリップは、ストランドの長手方向に鋳型の広幅側壁の間に、ストラ ンドの引抜速度に対応する速度で導入され、溶湯が、シールストリップ上で凝固 される。ここに、シールストリップが、広幅側!と気密に接触され、ストランド が引抜方向に移動するとき、横方向でストランドの厚み減少に対応して曲げられ る。
シールストリップは、連続鋳造鋳型の2つの広幅側壁と接触し、それぞれ、広幅 側壁の間にブリッ/を形成し、これにより、溶融鋼が横に出るのを防止する。
シールストリップは、ストランドの凝固殻の形成を可能にし、ストランド凝固殻 がソールストランド上に形成されるとともにシールストリップが変形されるので 、殻が鋳造間隙から出て行くのを妨げない。
ドイツ特許第AT−B 283 614号に開示された連続鋳造装置では、溶湯 は、ストランドの引抜速度と同期して垂直方向に下へ動く複数の鋼ストリップに よって形成された空間に鋳造される。ここで、この鋼ストリップは、その縦の端 で、分離不可能に相互に連結されて閉じた断面のケーシングになる。こうして形 成されたケーシングは、ストランドを完全に取り囲むストランドの外皮となる。
この方法は、必要な薄板のために非常に高価であるだけでなく、ケーシングのそ の縦の端での完全なシールが実現困難であるので複雑である。ストランドの断面 がその全長で一定であるので、収縮は別として、溶湯と接触する薄板ストリップ の変形はない。
気密をよくするために、好ましくは、シールストリップが、連鋳鋳型に入る前に 、または、連鋳鋳型に入っているときに、横方向にあらかじめ曲げられる。
好ましくは、連続鋳造が、特に薄いストランドを生産するのに適した鋳造回転法 によって実施される。
/−ルストリップが溶融して/−ルが破れるのを防止するために、好ましくは、 ノールストリップは、鋳造される溶湯の液相線温度より高い液相線温度を有する 材料からなり、好ましくは、シールストリップが外で冷却される。
狭いシールストリップを用いて斜めに配置された連鋳鋳型を用いて高い鋳造生産 高を得るために、好ましくは、シールストリップが、広幅側壁の間に位置する連 鋳鋳型の対称面に関して非対称的に供給される。
好ましくは、ストランドが、シールストリップを移動するときに鋳造の間にトリ ミングをされる。
本発明の連続鋳造法を実施する連続鋳造装置は、広幅側壁を有する連鋳鋳型を備 え、この連鋳鋳型は、広幅側壁に横の方にストランド引抜方向にチー/々−する 断面を有する。この連鋳鋳型の広幅側壁は、その横の端の領域に、凹部を備え、 この凹部は、連鋳鋳型の高さを越えて存在し、鋳型の狭幅側壁を形成するシール ストリップを受け入れるように適合される。シールストリップは、連鋳鋳型を引 抜方向にストランドの引抜速度で通り、供給手段によって広幅側壁の間に導入可 能である。特に間車な実施例では、シールストリップの幅が、メニスカスの高さ で、葎鋳鋳型の内部空間の幅より広い寸法を有する。
ブレークアウトに対して高度の安全を得、シールストリップの案内性を増大し、 鉄の静圧に対してよく支持し、ストランドの縦の変形を防止するために、好まし くは、さらに、鋳造ロールの各々が、横の端の領域で周辺方向にまで存在する凹 部を備え、凹部の深さがシールストリップの厚みに対応する。
好ましい実施例によれば、シールストリップが、凸の曲率を有する。ここに、好 ましくは、シールストリップが、中央の凸の領域の横に、鋳型の広幅側壁に平行 なフランジ領域を備える。このフランジ領域は、/−ルストリップの境界領域を 構成し、鋳型広幅側壁の横の端へ外方向に存在し、各広幅側壁上に設けたステ・ ツブ部に支持される。
ストランドの縦の変形を防止するために、好ましくは、鋳型広幅側壁が、各々の 横の端の領域で、2つのステップ部を有する凹部を備える。各ステップ凹部は、 /−ルストリップによって覆われるストランドの境界縦領域を受け入れるために 役立つ。
他の好ましい実施例によれば、シールストリップは、鋳型の中央の方に凸の曲率 を有する。
ストランドの縦の端のシールストリップとの分離を容易にし、かつ、この分離を 鋳造過程で同時に可能J二するために、好ましくは、2つの鋳造ロールは、それ ぞれ、その横の端の領域で、対向する鋳造ロールに向いたビードを備える。この ビードは、ストランドの境界縦領域で収縮を起こし、または、閉じたキャリバー を形成してストランドの境界縦領域の分離を起こす。
保守の容易性と、ストランド、鋳造ロール、またはその端での幅の早い変化のた めに、好ましくは、鋳造ロールが、その端で、それぞれ、上記の凹部または上記 のビードを有するロールヘッドを備え、このロールヘッドが、鋳造ロール交換可 能に配置される。
狭いシールストリップの使用を可能にする比較的小さい湯たまりを維持してスト ランドを鋳造するために、好ましくは、鋳造ロールが、ストランドの厚み方向に 斜めに存在する鋳造間隙を区画する。
好ましくは、支持ロールなどの支持手段が、シールストリップを支持するために 、鋳型広幅側壁の横に設けられる。
最低の鋳造速度でシールストリップが溶解して外に通じるのを防止するために、 好ましくは、冷却手段が、シールストリップを冷却するために、鋳型広幅側壁の 横に備えられる。
いずれの実施例においても、好ましくは、シールストリップが、軟らかい、直ち に変形可能な鋼からなる 以下では、本発明は、図面に図式的に示された実施例を用いてさらに詳細に説明 される。
第1図は、本発明による方法を実施するのに適した装置の斜視図である。第2図 と第3図は、第1図の■−■線(メニスカスのすぐ下)と、■−■線(鋳造間隙 の高さ)での部分断面図である。第4図と第5図、第6図と第7図、および、第 8図と第9図は、それぞれ、第2図と第3図と同様に図示した他の実施例を表す 。東10図〜第13図は、別の好ましい実施例を示し、ここに、第10図は、側 面図であり、第11図、第12図および第13図は、それぞれ、XI−XI線、 ■−■線およびxm−xm線での断面図である。第14図〜第17図は、第10 図〜第13図と同様に図示した他の実施例を示す。
第1図〜第3図に図示された連続鋳造装置は、2つの鋳造ロール2によって形成 される連鋳鋳型3を備え、2つの鋳造ロール2は、その水平軸1で平行に配置さ れる。鋳造ロール2は、駆動手段により回転可能であり、内部冷却手段を備える 。鋳造されるべき断面の厚み4を有する間隙が、2つの鋳造ロール2の間に調節 される。2つの鋳造ロール2の表面5の最近接距離(鋳造間隙5の厚み4、第3 図参照)は、鋳造されるべきホットストリップの希望の厚みに依存して、約1〜 5Qmm、好ましくは2〜20mmである。最近接距離は、鋳造予定表に従って 、異なった寸法に再調整できる。
鋳造ロール2の上に、タンディツシュ(図示しない)が位置され、鋳造されるべ き溶湯、好ましくは鋼の溶湯6で満たされる。2本の鋳造管7は、このタンディ ツシュの下面に固定され、鋳造ロール2の間に注入された溶湯6のメニスカス8 の下に達する。鋳造管7の数は、ストランド幅によって変わる。
2つの鋳造ロール2の間の溶湯の横への流出は、2本のシールストリップ10に よって防止される。シールストリップ10は、好ましくは、比較的軟らかい鋼ス トリップによって形成される。連続的なシールストリップ10は、鋳造速度で連 鋳鋳型3を通って動かされる。各シールストリップ10は、2つの鋳造ロール2 の端領域11の間で挿入されて、連鋳鋳型の狭幅側壁を形成する。
ノールストリップ10の幅は、メニスカスの高さで、熔′IIJ13を受け入れ る連鋳鋳型の内部空間の幅12より広い寸法を有する。この/−ルストリップ1 0は、連鋳鋳型3に入る前に、供給成形手段により案内され、前もって成形され ている。
成形手段は、複数の成形ロール13(1個だけが図示されている)からなり、鋳 造ロール2の上表面5に縦の端14で接触して横方向に曲げられる。鋳造ロール 2は、その端領域11に、シールストリップ10が接する環状の凹部15を備え る。ノールストリップ10の縦の端14が、凹部15の境界であるステップ部1 6に接し、同時に、気密性が確実によくなる。同時に、これにより、ノールスト リップ10の案内がよくなる。生成するストランドの凝固殻19が、ノールスト リップ10から鋳造ロール2への移動において縦の変形を生じないように、凹部 15の深さ17は、シールストリップ10の厚み18に等しいっ第2図と第3図 とから明らかなように、シールストリップ10は、鋳造ロール2の間を通るとき に、ストランド20が連鋳鋳型3から出るときにシールストリップ10の縦の両 端14の距離がストランド20の厚み9に対応するまで変形される。シールスト リップ10の曲率は、その取り入れ口の前で、変形の方向(内側または外側)を 前もって定める。シールストリップ10は、ストランド20の引抜速度で縦方向 に連鋳鋳型3を通って移動される。シールストリップ10に接触する溶湯6によ り、シールストリップ10は、速く高温レベルに達して、非常に延性になる。し かし、シールストリップ10と溶湯6との接触時間は非常に短いので、シールス トリップ10を外に通じるような溶解は起こらない。もし溶解の危険があるなら ば、好ましくは、シールストリップ10は、冷却材21のノズル22によるスプ レーなどにより外で冷却される。
好ましくは、シールストリップ10は、連鋳鋳型3を通るときにシールストリッ プ10に作用する鉄の静圧に対して、たとえば支持ローラ23.24からなる支 持手段25により支持される。支持ローラ23.24は、ストランド20の引抜 方向26に連続的に配置され、鋳型内部空間の幅に対してその幅により調節され る。連鋳鋳型3から鋳造ストランド20が出た後で、シールストリップ10は、 ストランド20の境界縦領域27に溶接され、またはロールされている。次に、 /−ルストリップ10は、たとえばトリミングによりストランド20から分離さ れる。
引抜方向での湯たまりの先端は、連鋳鋳型3からストランド20が出る位置に、 または出た後にある。あるいは、湯たまりの先端は、鋳造ロール2に適当な圧力 を加えたときに連鋳鋳型3内に位置される。これにより、ストランド20の厚み 9は、出てくるまたはロールされるストランド20の凝固殻19により減少され る。 2 第2図と第3図に示されるように、鋳造ロール2は、その端に、着脱可能なロー ルヘッド28を備え、ロールヘッド28は、シールストリップ10を受け入れる 凹部15を備える。これらのロールヘッド28は、鋳造ロール2で発生し鋳造作 業を乱す摩耗現象の場合に容易な回復を保証する。ストランド20の幅は、異な った縦の長さ30を有するロールヘッド28を用いて、wRJllに変化できる 。
第4図と第5図に図示された実施例によれば、U−形状を有するようにあらかじ め成形されたシールストリップ10は、外方向に向いた縦の端14を備える。
この縦の端は、鋳造ロール2の外側の肩部31に接し、シールストリップ10は 、ストランド20の幅の増加に対応して鋳造ロール2の内側に設けられた肩部1 6で折られる。こうして、シールストリップ10をその外側支持にもかかわらず 、外方向に曲げ、シールストリップ10の支持と案内を鋳造ロール2のロールヘ ッド28に移すことが可能になる。こうして、シールストリップ10に生成され るフランジ領域32の表面は、鋳造ロール2とロールヘッド28の凹部15内で 接触し、この表面接触は、非常によい気密性をもたらす。
第6図と第7図に図示されたロールヘッド28は、それぞれ、2ステツプの凹部 15を有する。この実施例では、シールストリップ10の表面接触が、より狭く なり、シールストリップ10の幅が、より少なくなる。
第8図と第9図に図示された実施例によれば、シールストリップ10は、内側に 曲げられ、それぞれ、第4図と第5図に表された変形例と同様に、その縦の端1 4で、ロール本体28の外側カラー31に接する。鉄の静圧を吸収するための別 々の支持ロールが、この場合にも使用しなくてもよい。さらに、鋳造ロール2は 、ストランド20をトリミングをするための切断手段と合体され、この切断手段 は、ロール本体28の先のとがった環状ビード33によって形成される。そのよ うな切断手段は、本明細書のすべての実施例で設けることができる。
第10図〜第13図に図示された実施例では、鋳造ロール2により形成される鋳 造間隙9は、斜めに存在する。したがって、鋳造ロール2の間の湯たまりは小さ いので、ノールストリップ10の幅が小さく保つことができるが、よい気密性を 示す。ソールストリップ10は、はじめ断面図で鋭角で折られ、/−ルストリッ プ10は、案内ロール34.35を用いて、1方の鋳造ロール2の周に接線方向 に供給され、そして、この鋳造ロール2の回りでその円周の一部で曲げられる。
こうして、シールストリップ10の断面は、さらに鋭角になる(第12図参照) 。
また、よい表面気密性が確保される。
シールストリップ10をそらす鋳造ロール2の円周でシールストリップ10の正 確に制御された変形を安全に守るために、別の成形案内手段36が、第13図〜 第15図に示された実施例において、この鋳造ロール2の円周に設けられる。
本発明による鋳造法のために、好ましくは、鋳造速度は、20〜80m/分の範 囲であり、これにより、比較的薄いストランド20でも、高い鋳造生産高が得ら れる。
本発明は、図示された実施例に限定されず、様々な観点で変形可能である。たと えば、ストランド引抜方向に連続的に配置された多くの鋳造ロールによって鋳型 広幅側壁部を形成できる。溶湯から引き抜かれる鋳造ストランドが、鋳造ロール 上を案内されるが、ストランド表面と溶接しない。対向して配置された鋳造ロー ルの間隔は、ストランド引抜方向に減少する。このように設計された広幅側壁部 を備えた鋳型は、たとえば特開昭58−32532号公報に示される。さらにこ の広幅側!部は、無限軌道鋳型(Raupenkokille)のように配置で きる。そのような無限軌道鋳型は、ドイツ特許第DE−A26 30 391号 に開示される。
本発明の方法と装置は、鋼の連続鋳造に使用できるだけでなく、池の金属の鋳造 にも使用できる。ここで、シールストリップの質は、鋳造される金属に対して調 節される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.2面の広幅の鋳型壁(2)を用いてストランド(20)の広幅側部を支持す る連鋳鋳型(3)に熔湯(6)を注入し、特に鋼の2〜20mmの厚みの薄いス トリップまたはスラブを連続的に鋳造し、ストランド(20)が連鋳鋳型(3) を通るとき広幅の鋳型壁(2)でストランド(20)の厚み(4,12)が移動 方向に減少される連続鋳造法において、連続的な2本のシールストリップ(10 )が、ストランド(20)の長手方向に鋳型広幅側壁(2)の間に、ストランド (20)の引抜速度に対応する速度で導入され、シールストリップ(10)は、 ストランド(20)の長手方向に対し横に変形可能でありストランド(20)と 鋳型(3)の狭幅側壁を形成し、熔湯(6)が、シールストリップ(10)上で 凝固され、シールストリップ(10)が、鋳型広幅側壁(2)と気密に接触され 、ストランド(20)が引抜方向に移動するとき、横方向でストランド(20) の厚み減少に対応して曲げられることを特徴とする連続鋳造法。 2.請求の範囲第1項に記載された連続鋳造法において、上記のシールストリッ プ(10)が、連鋳鋳型に入る前に、または、連鋳鋳型に入っているときに、横 方向にあらかじめ曲げられていることを特徴とする連続鋳造法。 3.請求の範囲第1項または第2項に記載された連続鋳造法において、連続鋳造 が鋳造回転法によって実施されることを特徴とする連続鋳造法。 4.請求の範囲第1項から第3項までのいずれかに記載された連続鋳造法におい て、 シールストリップ(10)が、鋳造される熔湯の液相線温度より高い液相線温度 を有する材料からなることを特徴とする連続鋳造法。 5.請求の範囲第1項から第4項までのいずれかに記載された連続鋳造法におい て、 上記のシールストリップ(10)が外で冷却されることを特徴とする連続鋳造法 。 6.請求の範囲第1項から第5項までのいずれかに記載された連続鋳造法におい て、 上記のシールストリップ(10)が鋳型広幅側壁(2)の間に位置する連鋳鋳型 の面対称に関して非対称的に供給される(第10図〜第17図)ことを特徴とす る連続鋳造法。 7.請求の範囲第1項から第6項までのいずれかに記載された連続鋳造法におい て、 上記のストランド(20)が、シールストリップ(10)を移動するときに鋳造 の間にトリミングをされる(第8図と第9図)ことを特徴とする連続鋳造法。 8.請求の範囲第1項から第7項までのいずれかに記載された連続鋳造法を実施 するための連鋳鋳造装置において、 広幅側壁(2)を有する連鋳鋳型(3)を備え、この連鋳鋳型(3)は、広幅側 壁に横の方にストランド引抜方向にテーパーする断面を有し、広幅側壁(2)は 、その横の端の領域(11)に凹部(15)を備え、この凹部(15)は、鋳型 の高さを越えて存在しかつ引抜方向に連鋳鋳型(3)をストランドの引抜速度で 通り連鋳鋳型の狭幅側壁を形成するシールストリップ(10)を受け入れるよう に適合され、シールストリップ(10)は、供給手段(13)によって広幅側壁 (2)の間に導入可能なことを特徴とする連続鋳造装置。 9.請求の範囲第8項に記載された連続鋳造装置において、上記の広幅側壁が、 鋳造間際を区画する2個の鋳造ロールによって形成されることを特徴とする連続 鋳造装置。 10.請求の範囲第8項または第9項に記載された連続鋳造装置において、シー ルストリップ(10)の幅が、メニスカス(8)の高さで、連鋳鋳型の鋳型内部 空間の幅より広い寸法を有することを特徴とする連続鋳造装置。 11.請求の範囲第8項から第10項までのいずれかに記載された連続鋳造装置 において、 連鋳鋳型に入る前に横方向においてシールストリップ(10)を曲げる前成形手 段(13)、特に成形ロール(13)が備えられることを特徴とする連続鋳造装 置。 12.請求の範囲第9項から第11項までのいずれかに記載された連続鋳造装置 において、 各鋳造ロール(2)が、横の端の領域(11)で周辺に存在する凹部(15)を 備え、凹部の深さがシールストリップ(10)の厚みに対応することを特徴とす る連続鋳造装置。 13.請求の範囲第8項から第12項までのいずれかに記載された連続鋳造装置 において、 シールストリップ(10)が、凸の曲率を有する(第1図〜第7図、第10図〜 第17図)ことを特徴とする連続鋳造装置。 14.請求の範囲第13項に記載された連続鋳造装置において、シールストリッ プが、中央の凸の領域の横で、鋳型の広幅側壁(2)に平行なフランジ領域(3 2)を備え、このフランジ領域(32)は、シールストリップ(10)の境界領 域を構成し、鋳型広幅側壁(2)の横の端へ外方に存在し、各広幅側壁(21) にステップ(31)上で支持される(第4図〜第7図)ことを特徴とする連続鋳 造装置。 15.請求の範囲第13項または第14項に記載された連続鋳造装置において、 鋳型広幅側壁(2)が、各々の横の端の領域(11)で、2ステップ部を有する 凹部(15)を備え、各ステップ凹部(15)は、シールストリップ(10)に よって覆われるストランド(20)の境界縦領域(27)を受け入れるために役 立つことを特徴とする連続鋳造装置。 16.請求の範囲第8項から第12項までのいずれかに記載された連続鋳造装置 において、 シールストリップ(10)は、鋳型の中央の方に凸の曲率を有する(第8図と第 9図)ことを特徴とする連続鋳造装置。 17.請求の範囲第9項から第16項までのいずれかに記載された連続鋳造装置 において、 2つの鋳造ロール(2)は、それぞれ、その横の端の領域(11)で、対向する 鋳造ロール(2)の方に向いたビード(33)を備え、このビード(33)は、 ストランド(20)の境界縦領域(27)で収縮を起こし、または、閉じたキャ リバーを形成してストランド(20)の境界縦領域(27)の分離を起こす(第 8図と第9図)ことを特徴とする連続鋳造装置。 18.請求の範囲第9項から第17項までのいずれかに記載された連続鋳造装置 において、 鋳造ロール(2)が、その端で、それぞれ、上記の凹部(15)または上記のビ ード(33)を有するロールヘッド(28)を備え、上記のロールヘッド(28 )が、鋳造ロール(2)で交換可能に配置されることを特徴とする連続鋳造装置 。 19.請求の範囲第9項から第18項までのいずれかに記載された連続鋳造装置 において、 鋳造ロール(2)が、ストランド(20)の厚み方向に斜めに存在する鋳造間隙 (9)を定めることを特徴とする連続鋳造装置。 20.請求の範囲第8項から第19項までのいずれかに記載された連続鋳造装置 において、 支持ロール(23,24)などの支持手段(23〜25)が、シールストリップ (10)を支持するために、鋳型広幅側壁(2)の横に設けられることを特徴と する連続鋳造装置。 21.請求の範囲第8項から第20項までのいずれかに記載された連続鋳造装置 において、 冷却手段(22)が、シールストリップ(10)を冷却するために、鋳型広幅側 壁(2)の横に備えられることを特徴とする連続鋳造装置。 22.請求の範囲第8項から第21項までのいずれかに記載された連続鋳造装置 において、 シールストリップ(10)が、軟らかい、直ちに変形可能な鋼からなることを特 徴とする連続鋳造装置。
JP5506460A 1991-10-03 1992-10-02 薄いストリップまたはスラブの連続鋳造法および連続鋳造装置 Pending JPH06503274A (ja)

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