JPH0650306Y2 - 自動二輪車用ヘッドランプ - Google Patents

自動二輪車用ヘッドランプ

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JPH0650306Y2
JPH0650306Y2 JP16040288U JP16040288U JPH0650306Y2 JP H0650306 Y2 JPH0650306 Y2 JP H0650306Y2 JP 16040288 U JP16040288 U JP 16040288U JP 16040288 U JP16040288 U JP 16040288U JP H0650306 Y2 JPH0650306 Y2 JP H0650306Y2
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JP
Japan
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lamp unit
lamp
lamp housing
wall
bracket
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JP16040288U
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English (en)
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JPH0281289U (ja
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寿章 池上
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Koito Manufacturing Co Ltd
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
Suzuki Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は上下方向の照射角調整(以下、上下方向のエイ
ミング調整という)ができる自動二輪車(原動機付き自
転車を含む)のヘッドランプに係り、特にバルブ,ラン
プボディおよびレンズが一体化されたランプユニットを
水平軸周りに傾動させて上下方向のエイミング調整が可
能な自動二輪車用ヘッドランプに関する。
〔従来技術〕
従来のこの種のヘッドランプは、第8図に示されるよう
に、ランプユニット2の上部に突起3を設け、ランプユ
ニット2の下部にL字ブラケット4を突設し、カウリン
グ5のランプ収容部上面壁5aに形成した開口部6に突起
3を係合させるとともに、ブラケット4とランプ収容部
下面壁5bとをボルト・ナット締結(ボルト,ナットを7,
8とする)した構造となっている。またブラケット4に
はランプユニット2の光軸Lと平行に延びる縦孔4aが形
成されており、ボルト・ナット締結を緩めることによ
り、ランプユニット下部をランプ収容部下面壁5bに対し
光軸L方向にずらすことができ、これによってランプユ
ニット2の上下方向の傾き、即ちヘッドランプの上下方
向のエイミング調整が可能となっている。
そしてこのランプユニット2をカウリング5のランプ収
容部に取付けるには、第8図仮想線に示されるように、
まず上部突起3を開口部6に係合させる。その後ランプ
ユニット2を第8図矢印のように回転させながらランプ
収容部に押し込み、ボルト挿通部を位置合わせしてボル
ト・ナット締結する。
〔考案の解決しようとする課題〕
しかし前記した従来例では、ランプユニット2を取付け
る際に、符号2aで示すランプユニット前面側下端コーナ
部がランプ収容部下面壁5bと干渉し、スムーズにランプ
収容部に収納することができないという問題があった。
なお無理押しすると、ランプユニット2が傷つき、商品
価値が低下するため、ランプ収容部を上下方向に拡げた
状態にして収容しなければならず、作業が面倒であっ
た。
本考案は前記従来技術の問題点に鑑みなされたもので、
その目的はカウリングのランプ収容部への取付性に優れ
たエイミング調整可能な自動二輪車用ヘッドランプを提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、本考案に係る自動二輪車用
ヘッドランプにおいては、ランプユニット上部に突設し
た突起が車体のランプ収容部上面壁に形成された開口部
に係合されてランプユニット上部が支持されるととも
に、ランプユニット下部に突設したL字ブラケットが車
体のランプ収容部下面壁にボルトナット締結されてラン
プユニット下部が支持され、L字ブラケットをランプ収
容部下面壁に対し光軸方向に移動させることによって、
ランプユニットが上部突起支持部を通る水平軸回りに傾
動して上下方向のエイミング調整ができる自動二輪車用
ヘッドランプにおいて、 前記ランプユニットの上部突起をランプユニット左右方
向に延びるアーチ形状とするとともに、アーチ横棒状部
の略中央位置に下方に突出する係合部を形成し、一方ラ
ンプ収容部上面壁の側縁部に、前記アーチ型突起内に挿
通できる延出部を形成するとともに、この延出部に前記
上部突起の下方突出係合部と上下方向に係合できる開口
部を形成するようにしたものである。
〔作用〕 ランプ収容部上面壁の側縁部に形成されている延出部を
アーチ型突起内に挿通するとともに、アーチ横棒状部の
下方突出係合部を延出部の開口部に係合させることによ
り、ランプユニット上部をランプ収容部上面壁に取付け
得る。したがってランプユニットを回転させることな
く、スライドさせてランプ収容部に収容することがで
き、取付の際にランプユニットとランプ収容部形成壁と
が干渉しなくなる。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第7図は、本考案の一実施例を示すもので、第
1図は自動二輪車用のヘッドランプの正面図、第2図は
その平面図、第3図は第1図に示す線III-IIIに沿う断
面図、第4図はランプユニット上部支持部の斜視図、第
5図はランプユニット下部に突設されているブラケット
周辺の底面図、第6図(a),(b)はそれぞれランプ
ユニット下部に突設されているブラケットの斜視図、第
7図はランプユニットを取り付ける様子を説明する説明
図である。
これらの図において、符号10は自動二輪車用のヘッドラ
ンプで、ランプボディ12、バルブ13および前面レンズ14
が組付けられて、ランプユニット11として一体化されて
いる。一方、符号16は車体(図示せず)に取付固定され
て、車体の一部を構成するカウリングで、このカウリン
グ16には、一部が屈曲されて、ランプユニット10の収容
できるランプ収容部16Aが形成されている。そしてこの
ランプ収容部16A内において、ランプユニット10の上部
はランプ収容部上面壁17に、ランプユニット10の下部は
ランプ収容部下面壁18にそれぞれ支持されている。
符号20は、左右方向所定間隔をもってランプボディ12の
上面に突出された一対のアーチ型突起である。このアー
チ型突起20の横棒状部22の下面には、下方に突出する係
合部24が形成されており、この下方突出係合部24をラン
プ収容部上面壁17の延出部17aに形成された開口部17bに
係合させることにより、ランプユニット上部がランプ収
容部上面壁17に支持されるようになっている。
また開口部17bの形成されているランプ収容部上面壁17
の側縁部領域は、車体側(第4図右側)に延出してお
り、この延出部17aは前記ランプユニット10のアーチ型
突起20内に挿入できるようになっている。
符号30は、ランプボディ12の下面左右方向中央部位置に
突出されたブラケットである。このブラケット30は、前
方に開口する縦断面L字型の容器形状とされ、内部には
ナット収容部31が形成され、ここにナット37が収容され
ている。ブラケット30の開口側には、前面レンズ14の下
方突出部14aが接近して、この開口部を閉塞している。
符号31a,31bは、ブラケット30補強用のリブであり、リ
ブ31aはナット収容部31内に収容されたナット37の回り
止め部材でもある。またブラケット30の下面壁32は、ラ
ンプ収容部下面壁18と接触する部位であり、ここには、
第3図,第6図(a),(b)に示されるように、光軸
Lと平行に延びる縦孔34が形成されている。
一方、ランプ収容部の下面壁18にもブラケット30の縦孔
34に対応する縦孔18aが形成されている。そしてランプ
収容部下面壁18下方より縦孔18a,34に挿通したボルト36
をナット37に螺合させて、ブラケット下面壁32とランプ
収容部下面壁18をボルトナット締結するようになってい
る。
このように、ランプユニット10の上部は、ランプボディ
上面のアーチ型突起20の下方突出係合部24をランプ収容
部上面壁の開口部17bに係合させて、アーチ型突起20を
ランプ収容部上面壁17の延出部17aに引掛けた状態に支
持され、一方、ランプユニットの下部は、ブラケット30
をランプ収容部下面壁18に付合わせ、両者がボルトナッ
ト締結されて支持されている。
従来のヘッドランプにおいて、ランプユニット下部をボ
ルトナット締結する際には、ランプユニットとランプ収
容部下面壁間の狭い領域に、ナットを回り止め状態に支
持して締結作業を行わねばならないが、本実施例では、
ナット37がランプユニット10の一部であるブラケット30
内のナット収容部31に予め収容されており、しかもナッ
ト収容部31内で回り止めされるので、ボルトナット締結
作業が非常に楽である。
そしてランプユニット下部のボルトナット締結を緩める
ことにより、ブラケット30をランプ収容部下面壁18に沿
って光軸L方向に移動させることができ、これによっ
て、ランプユニット10が上部支持点(開口部17bと下方
突出係合部24の係合点)を通る水平軸周りに傾動して、
ヘッドランプの上下方向のエイミング調整ができるよう
になっている。
次に、このランプユニット10をカウリング16のランプ収
容部16Aに取付ける手順について説明する。
まず第7図実線に示されるように、ランプユニット10を
ランプ収容部16Aの後方に位置させ、アーチ型突起20内
にカウリング側延出部17が係合するように、ランプ収容
部上面壁17に沿って(第7図矢印A方向に)ランプユニ
ット10をスライドさせて、ランプ収容部16A内に挿入す
る。そしてアーチ型突起20の下方突出係合部24を延出部
の開口部17bに一致させて、ランプユニット10の手によ
る支えを外す。すると第7図仮想線で示すように、ラン
プユニット10は、自重により、下方突出係合部24が開口
部17b内に嵌り込み、ランプユニット10の上部の位置決
めおよび支持がなされる。次いでブラケット30の縦孔34
とランプ収容部下面壁18の縦孔18aとを位置合わせし、
ランプ収容部下面壁18下方より挿通したボルト36をナッ
ト収容部31内のナット37に螺合させて仮止めする。ナッ
ト37はナット収容部31内のリブ31aによって回り止めさ
れるので、ボルト36を回動するだけで簡単に螺合させる
ことができる。さらに適正なエイミング位置となるよう
に、ブラケット30を位置決めし、この位置においてこの
ボルト,ナット36,37を締め付けて、ランプユニット10
の下部をランプ収容部下面壁18に固定する。
またランプユニット10をランプ収容部16aから外したい
場合には、まずボルト36のナット37との螺合を外し、ラ
ンプユニット下部のランプ収容部下面壁18との拘束を解
除する。次いでランプユニット10を持ち上げて、下方突
出係合部24の開口部17bとの係合を外し、ランプユニッ
ト上部のランプ収容部上面壁17との拘束を解除する。そ
してランプユニット10をランプ収容部後方(第7図矢印
Aと反対方向)にスライドさせて、アーチ型突起20から
延出部17を抜き出し、ランプユニット10をランプ収容部
16Aから分離する。
〔考案の効果〕
以上の説明から明かなように、本考案に係る自動二輪用
ヘッドランプにおいては、ランプ収容部上面壁の側縁部
に形成されている延出部をアーチ型突起内に挿通すると
ともに、アーチ横棒状部の下方突出係合部をこの延出部
の開口部に係合させることにより、ランプユニットを車
体のランプ収容部に取付けるができるので、取付けの際
にランプユニットとランプ収容部が干渉することがな
く、ランプユニットのランプ収容部への取付が容易とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動二輪車用のヘッドランプの正
面図、第2図はその平面図、第3図は第1図に示す線II
I-IIIに沿う断面図、第4図はランプユニット上部の斜
視図、第5図はランプユニット下部に突設されているブ
ラケットの底面図、第6図(a),(b)はランプユニ
ット下部に突設されているブラケットの斜視図、第7図
はランプ収容部にランプユニットを取付ける様子を説明
する説明図、第8図は従来の自動二輪用ヘッドランプの
縦断面図である。 10……ヘッドランプ、11……ランプユニット、 12……ランプボディ、13……バルブ、 14……レンズ、16……カウリング、 16A……ランプ収容部、 17……ランプ収容部上面壁、 17a……開口部、18……ランプ収容部下面壁、 20……アーチ型突起、24……下方突出係合部、 30……ブラケット、31……ナット収容部、 34……縦孔、36……ボルト、 37……ナット、L……光軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ランプユニット上部に突設した突起が車体
    のランプ収容部上面壁に形成された開口部に係合されて
    ランプユニット上部が支持されるとともに、ランプユニ
    ット下部に突設したL字ブラケットが車体のランプ収容
    部下面壁にボルトナット締結されてランプユニット下部
    が支持され、L字ブラケットをランプ収容部下面壁に対
    し光軸方向に移動させることによって、ランプユニット
    が上部突起支持部を通る水平軸回りに傾動して上下方向
    のエイミング調整ができる自動二輪車用ヘッドランプに
    おいて、 前記ランプユニットの上部突起はランプユニット左右方
    向に延びるアーチ形状とされるとともに、アーチ横棒状
    部の略中央位置に下方に突出する係合部が形成され、一
    方ランプ収容部上面壁の側縁部には、前記アーチ型突起
    内に挿通できる延出部が形成されるとともに、この延出
    部に前記上部突起の下方突出係合部と上下方向に係合で
    きる開口部が形成されてなることを特徴とする自動二輪
    車用ヘッドランプ。
JP16040288U 1988-12-12 1988-12-12 自動二輪車用ヘッドランプ Expired - Lifetime JPH0650306Y2 (ja)

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JPH0281289U JPH0281289U (ja) 1990-06-22
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