JPH0650305B2 - 元素分析方法および装置 - Google Patents

元素分析方法および装置

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JPH0650305B2
JPH0650305B2 JP2359284A JP2359284A JPH0650305B2 JP H0650305 B2 JPH0650305 B2 JP H0650305B2 JP 2359284 A JP2359284 A JP 2359284A JP 2359284 A JP2359284 A JP 2359284A JP H0650305 B2 JPH0650305 B2 JP H0650305B2
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N31/00Investigating or analysing non-biological materials by the use of the chemical methods specified in the subgroup; Apparatus specially adapted for such methods
    • G01N31/12Investigating or analysing non-biological materials by the use of the chemical methods specified in the subgroup; Apparatus specially adapted for such methods using combustion

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  • Immunology (AREA)
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  • Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、元素分析方法および装置に関する。さらに
詳しくは、簡便な操作で試料、ことに有機物試料の元素
分析を行ない得る元素分析方法及び元素分析装置に関す
る。
(ロ)従来技術 試料中の構成元素を同定あるいは定量する手段として、
ガスクロマトグラフ−質量分析計−コンピユータ法(G
C−MS−COM法)および誘導結合プラズマ(IC
P),マイクロ波励起プラズマ(MIP)等の発光分析
法は有用である。
しかし、GC−MS−COM法によれば原理的に試料の
化学構造までも決定が可能であるものの、試料構成元素
に関する情報でさえ容易には得られない。さらに、その
情報なしに試料の化学構造を知るためにはきわめて複雑
なデータ解析が必要となる。
一方、発光分析法による方法では、きわめて高感度に試
料構成元素の同定が可能である。しかし、この方法で
は、金属元素等の同定は比較的容易なものの、有機化合
物の主要構成元素であるC,H,O,N等の軽元素につ
いては、同定さえも困難である。したがつて有機化合物
を分析対象として報告例はきわめて少ない。
さらにGC−MS−COM法、発光分析法はともに1)
装置が大がかり,2)高価,3)データの解析が複雑等
の欠点をもつていた。
(ハ)目的 この発明は、かような状況に鑑みなされたものであり、
試料ことに有機化合物の構成元素を簡便,迅速かつ経済
的に同定することを目的とするものである。
本発明者らは種々研究、検討を行なつた結果全く独自の
方法で、試料中のC,H,O,Nを同定することに成功
しこの発明を完成するに到つた。
(ニ)構成 かくしてこの発明によれば、被検有機成分を不活性ガス
雰囲気下でかつ高温下イオウ蒸気と反応させて二酸化炭
素、硫化水素、硫化カルボニル、二酸化イオウ、シアン
化水素、水及び二硫化炭素の一種以上からなる生成物に
分解し、得られたガス状の生成物をガスクロマトグラフ
イーで各構成成分に分離しその検知出力に基ずいて元素
分析を行なうことを特徴とする元素分析方法が提供され
る。さらに、不活性ガスをキヤリアーとして供給するキ
ヤリアーガス供給部と、試料導入部と、イオウ蒸気供給
部を備え試料導入部からの被検成分とイオウ蒸気とを混
合しうる混合部と、イオウ蒸気と被検成分の混合ガスを
高温加熱しうる反応炉を備えた反応部と、反応部からの
反応生成ガスを各構成成分に分離して検知しうるガスク
ロマトグラフ装置を備えた分析部とを具備してなり、こ
れらをキヤリアーガス流路で順次接続構成してなること
を特徴とする元素分析装置が提供される。
この発明は基本的に被検有機成分となる試料とイオウ蒸
気を高温下で反応させ、反応生成物をガスクロマト分析
することにより試料中の構成元素(C,H,O,N)を
同定する方法である。
被検有機成分としては通常、ガスクロマトグラフイーに
よる分離成分が用いられる。従つて通常、試料の導入は
ガスクロマトグラフを介して行なわれる。ただし、試料
を各構成成分に分離する必要がない場合(単一成分であ
ることが明らかな場合等)には直接、その試料をガス化
してイオウ蒸気との反応に供すればよい。
被検有機成分とイオウ蒸気との反応は不活性ガスの雰囲
気下の高温下で行なわれる。この際の温度としては、反
応効率や反応系の材質等を鑑みて約 500〜1100℃とする
のが好ましい。また、反応時間は、被検有機成分が実質
的に完全に反応分解して消費されるまで行なうことが望
ましく、被検有機成分やイオウの濃度や温度等の条件に
より適宜定めればよい。その一例は後述の実施例に示さ
れる。
このような反応により有機成分はイオウと反応して分解
するが、これにより得られる反応生成物は極めて限られ
た成分からなる。すなわち、本発明者らの研究によれ
ば、反応生成物は、二酸化炭素(CO)、硫化水素
(HS)、硫化カルボニル(COS)、二酸化イオウ
(SO)、シアン化水素(HCN)及び二硫化炭素
(CS)の群から選ばれる1種又は2種以上であるこ
とが確認された。そして被検有機成分中の炭素原子はC
およびCOS(含酸素化合物の場合)に、水素原子
はHSに、窒素原子はHCNに、酸素原子はCOSに
主として変換されることが明らかとなった。従つてこと
にHS、COS、HCNおよびCSの4成分の生成
の有無を、ガスクロマトグラフイーで分離検知すること
により被検有機成分中の炭素、水素、酸素および窒素を
容易に同定することができる。
この発明の方法は、前述のごとく試料を予め、各構成成
分に分離するガスクロマトグラフイーと組合せた際にこ
とに有用である。かかる方法は、ガスクロマトグラフ−
硫化熱分解反応器−ガスクロマトグラフ法(以下GC−
PSR−GC法)と称する。このGC−PSR−GC法
により得られた情報はGC−MS−COM法により構造
解析する際にも役立つと信じられる。
以下、この発明の実施に好適な装置ことにGC−PSR
−GC法実施用の装置の具体例について詳説する。
第1図に示す(1)はこの発明の元素分析装置の具体例を
示す構成説明図である。図において元素分析装置(1)
は、ヘリウムボンベ(21)とキヤリアーガス精製管(22)及
び(23)からなるキヤリアーガス供給部(2)と、試料導入
口(31)及び試料導入用ガスクロマトグラフ(32)を備えて
なる試料導入部(3)と、被検有機成分とイオウ蒸気とを
混合する混合部(4)と、この混合ガスを高温加熱処理す
る反応炉を備えた反応部(5)と、反応生成ガスを各構成
成分に分離して検知する反応生成ガス分析用ガスクロマ
トグラフ(61)を備えた分析部(6)とから基本構成され
てなり、これらはキヤリアーガス流路(24)、(34)、(5
1)、(54)及び6方コツク(7)、(8)を介して順次接続
構成されてなる。
混合部(4)は第2図に示すごとく、流路(34)に開放接続
されるU字管状の溶融イオウ貯留槽(42)からなるイオ
ウ蒸気供給部を備えキヤリアーガス流路(41)からのガ
スによつてイオウ蒸気が効率良くP部で発生し被検有機
成分に混合するよう構成されている。
そして反応生成ガスは、流路(51)に設定された流量調
整凝縮部(53)、(53′)及び冷却凝縮部(52)からな
る未反応イオウ凝縮部を介して反応生成ガス一時捕集管
(55)に移送しうるよう構成されてなり、流量調整凝縮
部(53)は第2図に示すように前記溶融イオウ貯留槽
(42)に開放接続されてなりイオウが回収利用できるよ
う構成されている。この混合部(4)から流路(51)まで
の構成を示す側面図及び正面図を第3図及び第4図に示
した。すなわち、反応剤としてのイオウは図中P部より
発生しヘリウムをキヤリヤーとして気体状態で送られ、
反応後の過剰イオウは図中Q部で凝縮し、溶融イオウ貯
留槽(42)にもどる。このようなイオウ供給法により、
イオウの消費量を最小限にとどめるとともに、イオウを
連続的に供給することが可能である。
なお、( 321)及び(63)はTCDからなる検出器、(3
3)は被検成分を適宜分離選択するための4方コツク、
(62)は反応生成ガス分析用ガスクロマトグラフ(61)
へのキヤリアーガス流路、(a)および(c)は分離用ガスク
ロマトカラム、(b)および(d)は対照用ガスクロマトカラ
ムである。
また図中、破線部はそれぞれ恒温槽やヒーターで所定の
温度に設定された恒温部である。
上記元素分析装置(1)における未反応イオウ蒸気凝縮部
は、未反応イオウミストの検出部への持ち込みを防止す
る点で好ましい態様であり、ことに前記のごとく凝縮し
たイオウの少なくとも一部を溶融イオウ貯留槽に回収し
うる構成とするのが、イオウの使用効率の点で好まし
い。
また、反応生成ガス一時捕集管は、ガスクロマトグラフ
ィーによる分離検知が高感度化できる点で好ましい態様
である。
以下、上記元素分析装置(1)による操作手順を実施例と
共に詳説する。
(ホ)実施例 以下のごとき構成で元素分析装置(1)を設定し実験を行
なつた。
(装置構成) キヤリヤーガス精製管(22):モレキユラーシーブ5A
充てん管(内径30mm,長さ200mm )。
キヤリヤーガス精製管(23):多孔質銅充てん管(内径
8mm,長さ400mm )。
反応部(5)中の試料とイオウの反応管(反応炉):石
英製,内径 2.5mm,外形 3.5mm,長さ5m 、スパイラル
状。
イオウ蒸気の発生混合および凝縮部:石英製,第2〜
4図参照。
冷却凝縮部(52):テフロン製,内径4mm,長さ120m
m ,石英ウール充てん。
反応生成ガス−時捕集管(55):ステンレス製,内径
3mm,外形4mm,長さ500mm ,シリカゲル(60−80mes
h)充てん。
キヤリアーガス流路(34)、(41)、(51)、(54)、
(62):ステンレス製,内径1mm,外形 1.5mm。
実験条件を以下に示した。
キヤリヤーガス精製管(23):電気炉により 380℃に加
熱して使用。
試料導入用ガスクロマトグラフ(32):カラムは1m ス
テンレスカラム(SE−30(60−80mesh)充てん),流
速は11ml/mim ,キヤリヤーガスはヘリウム,カラム温
度は試料により選択。
反応生成ガス分析用ガスクロマトグラフ(61):カラ
ムは25cm, 175cm,20cmの直列ステンレスカラム(順に
クロモゾルブ 104(80−100mesh ),ポラパツクQS
(80−100mesh )、デイアクテイゲル(60−80mesh)を
充てん,流速は30ml/mim ,キヤリヤーガスはヘリウ
ム,カラム温度は80− 185℃の間を20℃/mim の速度で
昇温。
反応部(5):電気炉で 900℃に加熱。
イオウ蒸気の発生混合および凝縮部:イオウ蒸気発生
部(P)より反応部の電気炉入口まで、および電気炉出
口より凝縮部(53)の手前までは 350℃に加熱,凝縮部
(53)および溶融イオウ貯留槽(42)は 150℃に加熱し
て使用,イオウ蒸気輸送のためのキヤリヤーガス((4
1)から供給)はヘリウム(4ml/mim )。
反応生成ガス一時捕集管(55):常温で反応生成ガス
を捕集後, 250℃まで急速に加熱し反応生成ガスをガス
クロマトグラフ(61)に導入。
試料導入部のガス流路(34):コツク(33)とともに
180℃に加熱して使用。
実験は次のような手順で行なつた。
数百nlの試料をマイクロシリンジで試料導入口(31)から
試料導入用ガスクロマトグラフ(32)に注入し、検出器
( 321)のクロマトグラム上にピークが現われると同時
に6方コツク(7)および(8)を操作((7)は実線,(8)は破
線)し、試料(被検有機成分)をイオウ反応系すなわち
反応部(5)に導入した。この時のコツク操作により、同
時に、反応生成ガス一時捕集管(55)が反応部(5)に接
続される。試料ピーク溶出後 2.5分間このままの状態に
保ち、反応生成物を捕集管(55)で補集した。次に、6
方コツク(8)および(7)を操作((8)は実線、(7)は破線)
して捕集管を反応生成ガス分析用ガスクロマトグラフ
(61)に接続するとともに捕集管(55)を 250℃まで急
速に加熱した。同時にガスクロマトグラフのカラムオー
ブンを昇温し、反応生成物の分析をした。
試料が混合物の場合には4方コツク(33)を操作して分析
目的のピーク成分のみをイオウ反応系に導入した。
(結果) 上記GC−PSR−GC法による分析結果の一例を以下
に示す。
本法の反応による生成物はGC溶出順にCO,H
S,COS,SO,HCN,HO,CSの7成
分に限られる。7成分が生成する試料の例としてニトロ
メタン分析時のクロマトグラムを第5図に示した。さら
に、CH,CHN,CHO,CHONで構成されている
試料として、それぞれシクロヘキセン,ピリジン,メタ
ノール,モルホリンを選び、その混合物のクロマトグラ
ムおよびそれぞれのGC−PSR−GC法によるクロマ
トグラムを、第6図及び第7〜10図に示した。なお、図
中、Aはメタノール、Bはシクロヘキセン、Cはピリジ
ン、Dはモルホリン、はCO、はHS、はC
OS、はSO、はHCN、はHO、はCS
をそれぞれ示す。
これらの結果から明らかなように本法によれば、試料中
の炭素はCOSおよびCSに、水素はHSに、窒素
はNCNに酸素はCOSに主として変換されることが明
らかである。したがつて、HS,COS,HCN,C
の4成分の生成の有無を確認することによつて試料
中のC,H,O,Nが同定できることが判つた。種々の
有機化合物の分析例を表1に示した。どの試料について
も本法が適用できることが明らかになつた。
上記GC−PSR−GC法の分析所要時間は約20分以内
であり、その検出限界は数百pmol程度(数十nl程度)で
あつた。ここで検出限界については、CS,HS,
HCNについてはブランク値がゼロであつたのでS/N
>2を検出限界とした。COSについては、イオウ中の
不純物として酸素がSOとして検出され、試料中の炭
素とも反応しCHあるいはCHNで構成されている試料
分析時に少量のCOSが検出されたので、その時のCO
S量をブランク値としてS/ブランク値>2を検出限界
とした。
(ヘ)効果 以上述べたように、この発明の方法および装置によれば
被検有機成分を簡便に元素分析することができる。そし
て装置構成がきわめて安価で済む、操作がきわめて容
易、試料中のC,H,O,Nの同定が20分以内で可能、
構成元素の判定がきわめて容易等の利点を備えており有
用である。そして場合によつては定量に用いることも可
能である。従つてこの発明の方法および装置は有機化学
を含む広い分野で大きく貢献するものと信じられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の装置の具体例を示す構成説明図、
第2図はその要部である混合部から凝縮部の構成を示す
説明図、第3図及び第4図は、第2図に示した構成を原
寸大で示す側面図及び正面図、第5図及び第7〜10図は
実施例により得られた反応生成物の検知出力をそれぞれ
示すクロマトグラム図、第6図は実施例に用いた混合試
料の試料導入用ガスクロマトグラフ部での出力を示すク
ロマトグラム図である。 (1)……元素分析装置、 (2)……キヤリアーガス供給部、(3)……試料導入部、 (4)……混合部、(5)……反応部、(6)……分析部、 (7)(8)……6方コツク、 (24)(34)(41)(51)(54)(62)……キヤリアーガス
流路、 (31)……試料導入口、 (32)……試料導入用ガスクロマトグラフ、 (33)……4方コツク、(42)……溶融イオウ貯留槽、 (52)……冷却凝縮部、 (53)(53′)……流量調整凝縮部、 (55)……反応生成ガス一時捕集管、 (61)……反応生成ガス分析用ガスクロマトグラフ。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検有機成分を不活性ガス雰囲気下でかつ
    高温下イオウ蒸気と反応させて二酸化炭素、硫化水素、
    硫化カルボニル、二酸化イオウ、シアン化水素、水及び
    二硫化炭素の一種以上からなる生成物に分解し、得られ
    たガス状の生成物をガスクロマトグラフイーで各構成成
    分に分離しその検知出力に基ずいて元素分析を行なうこ
    とを特徴とする元素分析方法。
  2. 【請求項2】反応が約 500〜1100℃の高温下で行なわれ
    る特許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 【請求項3】被検有機成分が、ガスクロマトグラフイー
    から供給される分離成分である特許請求の範囲第1項記
    載の方法。
  4. 【請求項4】不活性ガスをキヤリアーとして供給するキ
    ヤリアーガス供給部と、試料導入部と、イオウ蒸気供給
    部を備え試料導入部からの被検成分とイオウ蒸気とを混
    合しうる混合部と、イオウ蒸気と被検成分の混合ガスを
    高温加熱しうる反応炉を備えた反応部と、反応部からの
    反応生成ガスを各構成成分に分離して検知しうるガスク
    ロマトグラフ装置を備えた分析部とを具備してなり、こ
    れらをキヤリアーガス流路で順次接続構成してなること
    を特徴とする元素分析装置。
  5. 【請求項5】混合部が、反応部前のキヤリアーガス流路
    に開放接続された溶解イオウ貯留槽からなるイオウ蒸気
    供給部を備えてなる特許請求の範囲第4項記載の分析装
    置。
  6. 【請求項6】反応部と分析部との間のキヤリアーガス流
    路に未反応イオウ蒸気凝縮部及び反応生成ガス一時補集
    管が設定されてなる特許請求の範囲第4項記載の分析装
    置。
  7. 【請求項7】未反応イオウ蒸気凝縮部が流量調整凝縮部
    と冷却凝縮部とからなる特許請求の範囲第6項記載の分
    析装置。
  8. 【請求項8】流量調整凝縮部が溶融イオウ貯留槽に開放
    接続されてなる特許請求の範囲第7項記載の分析装置。
  9. 【請求項9】不活性ガスをキヤリアーとして供給するキ
    ヤリアーガス供給部と、試料導入口及び試料を分離しう
    る試料導入用ガスクロマトグラフ装置を備えてなる試料
    導入部と、イオウ蒸気供給部を備え試料導入部からの被
    検成分とイオウ蒸気とを混合しうる混合部と、イオウ蒸
    気と被検成分の混合ガスを高温加熱しうる反応炉を備え
    た反応部と、反応部からの反応生成ガスを各構成成分に
    分離して検知しうるガスクロマトグラフ装置を備えた分
    析部とを具備してなり、これらをキヤリアーガス流路で
    順次接続構成してなることを特徴とする元素分析装置。
  10. 【請求項10】混合部が、反応部前のキヤリアーガス流
    路に開放接続された溶融イオウ貯留槽からなるイオウ蒸
    気供給部を備えてなる特許請求の範囲第9項記載の分析
    装置。
  11. 【請求項11】反応部と分析部との間のキヤリアーガス
    流路に未反応イオウ蒸気凝縮部及び反応生成ガス一時捕
    集管が設定されてなる特許請求の範囲第9項記載の分析
    装置。
  12. 【請求項12】未反応イオウ蒸気凝縮部が流量調整凝縮
    部と冷却凝縮部とからなる特許請求の範囲第11項記載の
    分析装置。
  13. 【請求項13】流量調整凝縮部が溶融イオウ貯留槽に開
    放接続されてなる特許請求の範囲第12項記載の分析装
    置。
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