JPH065027A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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Publication number
JPH065027A
JPH065027A JP4157791A JP15779192A JPH065027A JP H065027 A JPH065027 A JP H065027A JP 4157791 A JP4157791 A JP 4157791A JP 15779192 A JP15779192 A JP 15779192A JP H065027 A JPH065027 A JP H065027A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide arm
tip
support spring
present
magnetic disk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4157791A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiko Kawabe
佳子 河辺
忍 ▲吉▼田
Shinobu Yoshida
Kenji Mori
健次 森
Yuji Nishimura
裕司 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4157791A priority Critical patent/JPH065027A/ja
Publication of JPH065027A publication Critical patent/JPH065027A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】ガイドアーム4を先割れ形状とし、支持ばね3
がガイドアーム先端の開口部11の一部または全部を覆
う。先割れ形状のガイドアーム4先端部にテーパまたは
段差を設ける。 【効果】ガイドアーム4を先割れ構造とすることによ
り、ガイドアーム4先端の質量を低減することができ
る。また、支持ばね3が、ガイドアーム4先端の開口部
11の一部または全部を覆うことにより、支持ばね3に
よって、ガイドアーム4の面内方向の剛性を確保するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置に係
り、特に、軽量で剛性が高いガイドアームを有する磁気
ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ガイドアームは、データ・アクセスのス
トローク長から決められる距離だけ、ヘッド支持系と駆
動系とを離して結合する部品である。駆動系の負荷を軽
減し、装置を小形化するために、ガイドアームは軽量、
かつ、高剛性な構造であることが望ましい。特開平3−1
00978 号公報に開示されたガイドアームは梯子状に開口
部を設けることにより、軽量化している。
【0003】特開平2−285567号 公報に開示されたガイ
ドアームの先端には、支持ばねが幅方向に配置された2
点でねじ止めされている。ガイドアームと支持ばねは、
ねじ止め,かしめ,接着などで結合されるが、いずれ
も、ガイドアーム面内に一定の接合面積が必要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】磁気ディスク装置で
は、高速なデータ転送が重要な性能であり、高速なデー
タ転送を行うために、へッドアクセスを高速化する必要
がある。
【0005】アクセス機構を軽量化し、駆動モータの負
荷を低減して、より大きなシーク加速度を得ることが、
高速アクセスに有効である。また、アクセス機構がシー
ク動作を終了してから、ヘッドが読み書き可能となるま
でには、一定のセトリング時間を要する。したがって、
アクセス機構の固有振動数を高めて、シーク動作によっ
て加振されるヘッドの振幅を低減し、セトリング時間を
短縮することも必要である。
【0006】ガイドアームは、ディスク径とストローク
長から決められる距離だけ、ヘッド支持系と駆動系とを
離して結合する部品であるが、アクセス機構の中で比較
的大きな比重を占める。そのため、ガイドアームを軽量
高剛性に設計することが望ましい。
【0007】本発明の目的は、軽量高固有振動数なガイ
ドアームを備えた磁気ディスク装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明はガイドアームを先割れ形状として先端の軽
量化を図り、さらに、支持ばねがガイドアーム開口部の
一部または全部を覆い、ガイドアーム面内方向の剛性を
確保する。
【0009】
【作用】ガイドアームを先割れ構造とすることにより、
ガイドアーム先端部の質量が低減され、自由振動モード
の固有振動数を高めることができる。また、支持ばねが
ガイドアーム先端の開口部の全部または一部を覆うこと
により、支持ばねによって、ガイドアーム面内方向の剛
性を確保することができる。
【0010】また、ガイドアームと支持ばねとの接合点
を、支持ばねの長手方向に一列に配置することにより、
ガイドアーム先端の幅を小さくして軽量化している。
【0011】
【実施例】以下、本発明の各種実施例を図面に基づいて
説明する。
【0012】本発明の第1の実施例について、図1,図
2及び図3を用いて説明する。
【0013】図1において、磁気ヘッド2を搭載したス
ライダ8は支持ばね3によって支持され、また、支持ば
ね3はガイドアーム4を介してキャリッジ7と連結して
いる。キャリッジ7は、図示されていないボイスコイル
モータによって、直動または揺動運動し、スライダ8に
搭載された磁気ヘッド2を、回転するスピンドル9に係
合された磁気ディスク1上の目標トラックに位置決め
し、磁気情報を読み書きする。
【0014】ガイドアーム4は先割れ形状であり、支持
ばね3は、ガイドアーム4先端の開口部11の一部また
は全部を覆うように、ねじ6によって締結されている。
支持ばね3の長手方向に1個または複数個の接合点12
を並べ、開口部11を挟んで両側にそれぞれ配置する。
【0015】図2に示す構造をとることにより、先端に
開口部11を設けたのでガイドアーム4先端部が軽量化
され、さらにまた、支持ばね3がガイドアーム4開口部
11の一部または全部を覆うことにより、ガイドアーム
4の面内方向の振動に対する剛性が確保される。このよ
うにして、ガイドアーム4を軽量化し、自由振動モード
の固有振動数を高めることができる。
【0016】本発明の第2の実施例について、図3に基
づき説明する。
【0017】図3に示すように、第1の実施例に示した
ガイドアーム4の、開口部11が先端にいくにしたがっ
て広がる形状にし、磁気ヘッド2を搭載したスライダ8
を係合した支持ばね3を、ねじ6によって締結する。こ
れにより、ガイドアーム4の先端方向に抜き勾配を設け
ることができるので、ガイドアーム4を、鋳造により成
形することが可能となる。
【0018】本発明の第3の実施例について、図4及び
図5に基づいて説明する。
【0019】図4は、母材5の表面に異種部材10を貼
付けた構造の、いわゆるクラッド材の断面図である。図
5において4は、クラッド材からなる本実施例のガイド
アームである。母材5は、例えばアルミ合金であり、支
持ばね3のスポット溶接が可能な異種部材10は、例え
ば、ステンレス材である。
【0020】クラッド材を用いることにより、支持ばね
3をガイドアーム4にスポット溶接することが可能とな
り、ガイドアーム4の面内振動に対する剛性が一層強め
られる。12はスポット溶接による接合点である。ま
た、第2の実施例で述べた構成をとることにより同様の
効果が得られる。
【0021】本発明の第4の実施例について、図6に基
づき説明する。
【0022】図6に示すように、第3の実施例におい
て、支持ばね3をガイドアーム4に、ねじ6によって締
結することによっても同様の効果が得られる。
【0023】本発明の第5の実施例について、図7に基
づき説明する。
【0024】図7において、4はアルミ合金の表面にニ
ッケルメッキ等の手段によって支持ばね3をスポット溶
接で接合できる、本実施例のガイドアームである。12
はスポット溶接の接合点である。第2の実施例で述べた
構成をとることにより同様の効果が得られる。
【0025】本発明の第6の実施例について、図8に基
づき説明する。
【0026】図8に示すように、第1から第5の実施例
に示した図示されていない開口部11を設けたガイドア
ーム4の先端に、厚さに段差あるいはテーパを設ける。
本実施例では、スライダ8を係合した支持ばね3を、ガ
イドアーム4の両面に、ねじ6で接合しているが、スポ
ット溶接,かしめ,接着による接合によっても同様の効
果が得られる。これにより、ディスク間隔を狭め、鋳造
により成形することができる。
【0027】本発明の第7の実施例について、図9に基
づいて説明する。
【0028】図9に示すように、磁気ヘッド2を搭載し
たスライダ8を係合した支持ばね3と、ガイドアーム4
との接合点12を、支持ばね3の長手方向に配置し、ガ
イドアーム4の先端部の幅を細くする。本実施例によれ
ば、軽量化すると同時に固有振動数を高めることができ
る。
【0029】本発明の第8の実施例について、図10に
基づき説明する。
【0030】図10に示す4は、先端に開口部11を設
けたガイドアームである。磁気ヘッド2を搭載したスラ
イダ8を係合した複数個の支持ばね3を、開口部11を
挟んで配置し、各支持ばね3とガイドアーム4との接合
点12を、各支持ばね3の長手方向に配置する。本実施
例によれば、ガイドアーム4の先端部の幅を細くするこ
とにより、軽量化することができる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、ガイドアームを先割れ
構造にし、支持ばねがガイドアーム先端の開口部の一部
または全部を覆うことにより、軽量で、剛性の高いガイ
ドアーム構造を得ることができる。また、支持ばねとの
接合点を支持ばねの長手方向に配置することにより、ガ
イドアームの先端を細くし、軽量化すると同時に固有振
動数を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す一部開切した部分
斜視図。
【図2】本発明の第1の実施例を示す分解斜視図。
【図3】本発明の第2の実施例を示す分解斜視図。
【図4】本発明の第3の実施例を示す断面図。
【図5】本発明の第3の実施例を示す分解斜視図。
【図6】本発明の第4の実施例を示す分解斜視図。
【図7】本発明の第5の実施例を示す分解斜視図。
【図8】本発明の第6の実施例を示す断面図。
【図9】本発明の第7の実施例を示す分解斜視図。
【図10】本発明の第8の実施例を示す断面図。
【符号の説明】
1…磁気ディスク、2…磁気ヘッド、3…支持ばね、4
…ガイドアーム、5…母材、6…ねじ、7…キャリッ
ジ、8…スライダ、9…スピンドル、10…異種部材、
11…開口部、12…接合点。
フロントページの続き (72)発明者 西村 裕司 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所小田原工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体である磁気ディスクと、読み出し
    書き込みヘッドと、前記ヘッドを支持する支持ばねと、
    前記支持ばねが先端に係合されるガイドアームと、前記
    ガイドアームが連結され位置決め方向に運動するキャリ
    ッジと、前記キャリッジを駆動するアクチュエータとを
    含む磁気ディスク装置において、前記ガイドアームが先
    割れ形状であり、前記支持ばねが、前記ガイドアームの
    先端の開口部の少なくとも一部を覆っていることを特徴
    とする磁気ディスク装置。
JP4157791A 1992-06-17 1992-06-17 磁気ディスク装置 Pending JPH065027A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4157791A JPH065027A (ja) 1992-06-17 1992-06-17 磁気ディスク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4157791A JPH065027A (ja) 1992-06-17 1992-06-17 磁気ディスク装置

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JPH065027A true JPH065027A (ja) 1994-01-14

Family

ID=15657372

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JP4157791A Pending JPH065027A (ja) 1992-06-17 1992-06-17 磁気ディスク装置

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JP (1) JPH065027A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100370717B1 (ko) * 1999-02-12 2003-02-05 인터내셔널 비지네스 머신즈 코포레이션 데이터 기록 장치 및 헤드 스택 조립체
JP2016177855A (ja) * 2015-03-20 2016-10-06 Tdk株式会社 磁気ヘッド装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100370717B1 (ko) * 1999-02-12 2003-02-05 인터내셔널 비지네스 머신즈 코포레이션 데이터 기록 장치 및 헤드 스택 조립체
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