JPH0650221B2 - 穀粒乾燥機の穀粒乾燥制御装置 - Google Patents

穀粒乾燥機の穀粒乾燥制御装置

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JPH0650221B2
JPH0650221B2 JP60055300A JP5530085A JPH0650221B2 JP H0650221 B2 JPH0650221 B2 JP H0650221B2 JP 60055300 A JP60055300 A JP 60055300A JP 5530085 A JP5530085 A JP 5530085A JP H0650221 B2 JPH0650221 B2 JP H0650221B2
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JP
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grain
drying
air temperature
exhaust
hot air
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定和 藤岡
清明 水津
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Iseki and Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、穀粒乾燥機の穀粒乾燥制御装置に関する。
従来の技術 従来穀粒の乾燥速度を検出しながら予め設定した所定の
乾燥速度に一致すべく乾燥処理する形態が公知であっ
た。
ところが、単に乾燥速度を監視するのみでは過剰に乾燥
される場合もあって、穀粒水分値に応じた乾燥速度を設
定したり、穀粒温度を検出しながら乾燥終了させて穀粒
品質を損なわなわせない形態も公知である。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記の形態では穀粒毎に理想乾燥速度を
水分値毎に設定しなければならず、あるいは穀粒温度検
出センサーを設ける必要がある。とりわけ、穀粒温度検
出センサーを設けねばならない形態ではその精度が充分
でなく品質を損ねる一因となっていた。
課題を解決するための手段 そこで、この発明は、乾燥室3を流下中の穀粒に対して
熱風室2から排風室4に熱風を通過させて乾燥すべく構
成する穀粒乾燥機であって、乾燥中の穀粒水分を検出し
ながら、予め設定した乾燥速度に沿うよう熱風温度を制
御する制御装置を設ける穀粒乾燥制御装置において、該
制御装置には、上記排風室4内の排風の温度を検出する
排風温検出センサー6からの検出排風温が予め設定した
温度以下となるよう熱風温度を制御すべく制御手段を組
み込む穀粒乾燥機の穀粒乾燥制御装置の構成とする。
発明の作用、及び効果 乾燥室3流下中の穀粒は、熱風室2に供給されるバーナ
からの熱風を受けて乾燥される。熱風は乾燥室3通過後
排風室4に至り適宜機外に排出される。水分検出センサ
ー7は乾燥中の穀粒水分を検出し、制御装置では該穀粒
水分値によって乾燥速度を算出し、予め設定した乾燥速
度との比較から該速度が速いときは熱風温度を下げ、遅
いときは熱風温度を上げるよう制御されるものである。
穀粒乾燥中は上記穀粒水分に加え、排風温も検出されて
いる。この排風温度は穀粒温度と密接な関係にあり、穀
粒温度が高いときは排風温度も比例的に高いものとなっ
ているから、排風温度によって穀粒温度を推定でき、特
に乾燥終了近くにおいて、乾燥速度が余り上がらないと
きには穀粒温度が高くなりすぎる場合があるが、このよ
うなときには上記排風温検出によって熱風温度の上昇が
押さえられ、穀粒温度の異常高温を防止できる。
実施例 なお図例において、乾燥機(8)の機壁(9)は前後方
向に長い平面視長方形状で、前後壁板及び左右壁板より
なり、この機壁(9)上部には天井板(10)、(10)を設
け、該前壁板部には水分検出センサー(7)及び操作装
置(11)を着脱自在に装着した構成である。
該機室(9)下部中央部に位置して前後方向に亘るラセ
ンを内装した正面視字状の下部移送樋(12)を設け、こ
の下部移送樋(12)上には正面視V字状の集穀室(13)を設
けて連通させ、この集穀室(13)上には縦方向に乾燥室
(3)、(3)を左右通風網板間に形成して連通させ、
この乾燥室(3)、(3)下部には回転自在に繰出バル
ブ(14)、(14)を設けた構成である。
該各通風網板上部には傾斜板を、下部には仕切板を設
け、該内側通風網板間には熱風室(2)を形成して、前
記前壁板部に設けたバーナケース(15)内に内蔵して設け
たバーナ(1)と連通させている。該外側通風網板と前
記左右壁板との間に排風室(4)、(4)を形成して、
前記後壁板部に設けた排風機(5)と連通させ、該排風
室(4)後方部には排風温度を検出する排風温検出セン
サー(6)を設けた構成であり、該後壁板下方部には排
風機用モータ(16)を設け、この排風機用モータ(16)で該
排風機(5)、該繰出バルブ(14)及び該下部移送樋(12)
内のラセン等を回転駆動する構成であり、該バーナケー
ス(15)下壁板外側には該バーナ(1)内へ燃焼用燃料を
供給する燃料ポンプ(17)及び該バーナ(1)内へ燃焼用
燃焼風を送風する送風機(18)及び送風機用モータ(19)を
設けた構成である。
前記乾燥室(3)、(3)上側には貯留室(20)を形成
し、この貯留室(20)上側の前記天井板(10)、(10)に沿っ
てラセンを内装した上部移送樋(21)を設け、この上部移
送樋(21)中央部には移送穀粒をこの貯留室(20)内へ供給
する供給口を開口し、この供給口下部には拡散盤(22)を
設け、この拡散盤(22)で該貯留室(20)内へ穀粒を均等に
拡散還元する構成である。
昇穀機(23)は、前記前壁板前部に着脱自在に装着し、内
部にはバケットコンベアー(24)ベルトを上下プーリ間に
張設し、上端部と該上部移送樋(21)始端部との間には投
出筒(25)を設けて連通させ、下端部と前記下部移送樋(1
2)始端部との間には供給樋(26)を設けて連通させ、該昇
穀機(23)上部一側には昇穀機用モータ(27)を設け、この
昇穀機用モータ(27)で該バケットコンベアー(24)ベルト
及び該上部移送樋(21)内のラセン等を回転駆動する構成
である。
前記水分検出センサー(7)は箱形状で、穀粒の水分を
検出する検出部は該箱体内より突出し、この突出した検
出部は前記前壁板内に突出する状態に装着し、該機壁
(9)内を流下する穀粒を挟圧紛砕すると同時に、紛砕
穀粒の水分を検出して時間当りの穀粒の水分乾減量を算
出して穀粒の乾燥速度を検出する構成である。
前記操作装置(11)は箱形状で、表面部には始動スイッチ
(28)、停止スイッチ(29)、目標水分設定抓み(30)及び熱
風温度設定抓み(31)等を有し、内部には制御装置(32)を
有する構成であり、該制御装置(32)は該始動スイッチ(2
8)、停止スイッチ(29)、目標水分設定抓み(30)及び熱風
温度設定抓み(31)の操作が入力される入力回路(33)、前
記排風温検出センサー(6)が検出する検出値及び前記
水分検出センサー(7)が検出する検出値がA−D変換
されるA−D変換器(34)、このA−D変換器(34)で変換
された変換値が入力される入力回路(33)、これら入力回
路(33)、(33)より入力される各種入力値を算術論理演算
及び比較演算を行うCPU(35)及びこのCPU(35)より
の指令される各種指令を増幅する増幅器(36)を有する構
成であり、この制御装置(32)で前記燃料ポンプ(17)、前
記送風機用モータ(19)、前記昇穀機用モータ(27)及び前
記排風機用モータ(16)等が始動、停止等の制御が行なわ
れる構成である。
該CPU(35)は該目標水分設定抓み(30)で設定した設定
値と前記水分検出センサー(7)が検出した検出値とを
比較し、設定値と同じ穀粒の水分値を該水分検出センサ
ー(7)が検出すると前記乾燥機(8)を自動停止させ
る構成であると同時に、この水分検出センサー(7)が
検出した穀粒の乾燥速度は、このCPU(35)内に記憶さ
せた所定の乾燥速度より常に遅くなるように、このCP
U(35)よりの指令で該バーナ(1)内へ前記燃料ポンプ
(17)で供給する燃焼用燃料を減少させるように制御さ
せ、該バーナ(1)より発生する熱風温度を低く制御し
て、記憶させた所定の乾燥速度以下となるように制御す
る構成であり、又前記排風温検出センサー(6)が検出
した排風温度は、該CPU(35)内に記憶させた所定の排
風温度より常に低くなるように、このCPU(35)よりの
指令で前記排風機(5)で吸引排風する吸引風量を減少
させるように該排風機(5)の回転数を減少するよう制
御して、記憶させた所定の排風温度以下となるよう制御
させる構成である。乾燥作業開始のときは該熱風温度設
定抓み(31)で設定した熱風温度で制御されるが、該水分
検出センサー(7)が乾燥速度の検出を開始すると前記
の如く熱風温度は自動制御される構成である。
操作装置(11)を操作することにより、前壁板部に設けた
バーナ(1)より発生した熱風が後壁板部に設けた排風
機(5)で吸引排風され、熱風室(2)より乾燥室
(3)を通風し、乾燥機(8)の機壁(9)内に収容し
た穀粒は、該乾燥室(3)内を流下中にこの熱風に晒さ
れて乾燥され、繰出バルブ(14)で下部へと繰出され、ラ
センと下部移送樋(12)とで供給樋(26)内へ移送排出さ
れ、昇穀機(23)で上部へ搬送され、ラセンと上部移送樋
(21)とで拡散盤(22)上へ移送供給され、この拡散盤(22)
で貯留室(20)内へ均等に拡散還元され、循環乾燥されて
該操作装置(11)の目標水分設定抓み(30)で設定した設定
値と同じ水分値を水分検出センサー(7)が検出する
と、該操作装置(11)で自動制御して該乾燥機(8)は自
動停止するが、この乾燥作業中は該水分検出センサー
(7)で穀粒の乾燥速度を検出し、この検出した乾燥速
度が該制御装置(32)内に記憶させた所定の乾燥速度より
低くなるように、この制御装置(32)で燃料ポンプ(17)で
該バーナ(1)内へ供給する燃焼用燃料を減少するよう
制御し、該バーナ(1)より発生する熱風温度を低く制
御して、記憶した乾燥速度より常に遅い乾燥速度となる
ように制御して穀粒を乾燥すると同時に、該排風室
(4)内を通過する排風温度を排風温検出センサー
(7)が検出し、この検出値が該制御装置(32)内に記憶
させた所定の排風温度より低くなるように、該排風機
(5)で吸引排風する吸引風量を少なく制御して、記憶
した排風温度より常に低い排風温度となるように制御し
て穀粒を乾燥する。
該機壁(9)内に収容して乾燥する穀粒の乾燥速度と排
風温度とが常に所定以下に制御されて穀粒は乾燥される
ため、穀粒は胴割することがない。
【図面の簡単な説明】
図は、この発明の一実施例を示すもので、第1図はブロ
ック図、第2図は側面図、第3図は第2図のA−A断面
図、第4図はその一部の拡大正面図である。 図中、符号(1)はバーナ、(2)は熱風室、(3)は
乾燥室、(4)は排風室、(5)は排風機、(6)は排
風温検出センサー、(7)は水分検出センサー、(11)は
操作装置を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】乾燥室3を流下中の穀粒に対して熱風室2
    から排風室4に熱風を通過させて乾燥すべく構成する穀
    粒乾燥機であって、乾燥中の穀粒水分を検出しながら、
    予め設定した乾燥速度に沿うよう熱風温度を制御する制
    御装置を設ける穀粒乾燥制御装置において、該制御装置
    には、上記排風室4内の排風の温度を検出する排風温検
    出センサー6からの検出排風温が予め設定した温度以下
    となるよう熱風温度を制御すべく制御手段を組み込む穀
    粒乾燥機の穀粒乾燥制御装置。
JP60055300A 1985-03-18 1985-03-18 穀粒乾燥機の穀粒乾燥制御装置 Expired - Lifetime JPH0650221B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6022271B2 (ja) * 1981-07-07 1985-05-31 辰本 韶弘 循環式穀物乾燥機の乾燥制御方法
JPS59138880A (ja) * 1983-01-31 1984-08-09 金子農機株式会社 穀物乾燥方法

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JPS61213483A (ja) 1986-09-22

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