JPH06502176A - 新しいオンコフェータル遺伝子、そのための遺伝子生成物およびその利用法 - Google Patents

新しいオンコフェータル遺伝子、そのための遺伝子生成物およびその利用法

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JPH06502176A JP4500652A JP50065292A JPH06502176A JP H06502176 A JPH06502176 A JP H06502176A JP 4500652 A JP4500652 A JP 4500652A JP 50065292 A JP50065292 A JP 50065292A JP H06502176 A JPH06502176 A JP H06502176A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 2 新しいオンコツニータル遺伝子、そのための遺伝子生成物およびその利用法 1里豊立互 本発明はT−リンパ腫ライブラリーから得た新しいcDNAクローンに関するも のである。Pemとして知られているこの新しいcDNAクローンは胎盤および 妊娠初期の胎児で段階固有の形態で表現されるトランスクリプトと交雑する。こ のPemcDNA配列は他のDNAや蛋白質配列と配列上の基本的な類似性を持 たない細胞内親水性蛋白質の形成を予言する。本発明によるDNA配列および遺 伝子組替えDNA分子は、それぞれが以下の特徴を有する新しい蛋白質をコード 表現することを特徴とする+(+)T−リンパ腫細胞によって表現される、(2 )通常の胸腺、活性化膵臓細胞、消化管関連リンパ組織、あるいは骨髄において は表現されず、成人の脳、肝臓、大腸、あるいは卵巣では検出できない、(3) 不死化された、あるいはガン細胞株では表現され、(4)胎児の発達段階で表現 される。以下の開示からも理解されるように、胎児の発達段階で表現されるこの 新しい蛋白質および新しいPen蛋白質を基本的に清潔な形態で生産するための DNA配列、遺伝子組替えDNA分子、およびプロセスは胎児発達の規制操作、 腫瘍形成性表現型の変更において有益であり、また、Pem腫瘍遺伝子を含んで いる腫瘍の転移病巣の位置を特定する上でも役に立つ可能性がある。
五1月り肪 Drosophila melanogaster、 Caenorbabdi tis elegansおよび5accharornyces cerevJs iasなどの無を椎生物において、発達に関与する多数の遺伝子が確認されてい る。哺乳動物においては、発達中に不可分の役割を演じる遺伝子がごく少数確認 されている(Blau (1988) Ce1l 53 : 673) 、例え ば、筋肉特有の遺伝子であるMyoDlおよびミオジェニンはねずみの分化の遺 伝子コントロールの重要なモデルとして役立ってきた。体面および四肢芽は最初 に妊娠8日目とlO0日目ミオジェニンとMyoDlをそれぞれ表現しく5as sonら(1989) Nature341 : 303−308) 、イン・ ビトロでミオブラスト系統(myoblastlineage)への切替えをコ ントロールすることで知られている(Davisら(1987)皿51 : 9 87−1000)。Hox−5遺伝子複合体は妊娠9日目以後にねずみの四肢芽 で興味深い表現パターンを示す(Dolleら(+989) Nat、ure  342 : 161−Ill)が、コード化された遺伝子の機能については、今 後の研究が必要である。ねずみの発達の初期および中間段階の細胞をタグする遺 伝子マーカーが他にもいくつか知られている。例えば、マウスにおいて妊娠8日 目に起きる非削(segmentation)の最初のプロセスと特に関連づけ られた遺伝子はこれまでなかった(例えば、Rossant and Joyn er (1989) Trends 1nGenetics 5 : 277− 283参照)。
不死化された、そして十分に形質変換された細胞は正常な哺乳類の発達において 表現され(そして恐らくそれに影響を及ぼす)遺伝子を往々にして転写する(R uddon (1987) GeneDerepression in Can cer Ce1ls、 in Car+cer Biolo 、 0xford University Press、 New York、 p、431−43 6) 、いくつかの例で、これらの「オンコツニータルj (oncofeta l)遺伝子は腫瘍形成(neoplastic)表現型には関与していないよう に見える。例えば、a−胎児蛋白質はトロフォブラスト(trophoblas t)細胞および多くの腫瘍細胞によって表現される。他の例で、発展的に規制さ れる遺伝子は細胞の変換された表現型への転化において主要な役割を果たす。例 えば、プロト−オンコシンであるc−myc、 c−src、 c−fosおよ びc−fmsは胎児の発達中に表現され、イン・ビトロで発達段階を規制するこ とが示されている(Adamson (1987) Placenta 8 :  449−466参照)。
免疫システムの発展においては、T−リンパ球が胸腺に入って分化および成熟の 段階を経過する前駆体幹細胞から得られる。T−細胞が胸腺内部で異なった発展 段階を経過すると、多くの遺伝子が活性化されるか、あるいは抑制される0例え ば、細胞はこの時期にそれらの表面でIL−受容体、CD4および/またはCD 8を獲得する。これらの分化標識はT−細胞発展および/または機能にとって重 要な役割を果たす。多くの遺伝子生成物は発達中のT−リンパ球内でその表現レ ベルが増大される。これらには抗原に関するT−細胞受容体、および標識CD4 およびCD8などが含まれる。他の多くの抗原もリンパ球内でのその正確な機能 が分かる前からT−細胞標識として役立ってきた。ごく最近になって、T−細胞 抗原Pgplが胸腺リンパ球が胸腺に戻るのを助け、一方、T2O0(CD45 )は細胞内シグナリングのひとつの成分として機能する。別のT−細胞標識であ るrhy 1はそれに結びつけられる特定の機能は分かっていない。
5L12.4細胞はCD 4 /CD 8二重ネガティブ表現型を示し、したが って、発達の比較的初期の段階においては胸腺リンパ球に似ている。さらに、そ れらはT−細胞受容体アルファ・サブユニットは表現しない。しかしながら、5 L12.4細胞は胸腺上皮単層上での共生培養後、その表面にCD4およびCD 8を安定して表現させることが可能である。このように、5L12.4細胞は分 化を成熟の段階を通過する能力を持っている。この特殊イン・ビトロ生物システ ムは、一定程度、胸腺の微細環境を模倣する。
発達中の胸腺リンパ球で最初に表現される多数の遺伝子が確認されている。これ らの遺伝子の多くはT−細胞前駆体が免疫システム内で一定の機能を果たすよう になるために表現されねばならない、例えば以下のような蛋白質をコード表現す る=(1)抗原の識別似必要な抗原に関するTCR; (2)細胞がサイトカイ ンIL2に応答するために表現されねばならないCD25 (IL2受容体)  ; (3) CD3 、 CD4 、 CDS、 CD45など、抗Km別中の シグナル・トランスダクションに重要な役割を果たす遺伝子生成物;(4)胸腺 リンパ球を標的器官に向かわせる機能に関与している遺伝子生成物のいくつか、 および(5)T−細胞活性化に関与する遺伝子生成物(Fowlkes and  Pardoll。
−Advances in Immunolo 44:207−264 (19 89) HHoodら(+985) Ce1l 40 : 225−229 ;  RothenbergおよびLugo。
Develo Biol 1+2 : 1−17 (1985) ; Adki nsら旦n RevImmunol、5 : 325−365 (1987)  ; Crabtree、5cience 243 :343−355 (198 9) ; KwonおよびWeissman、 Proc NatlAcad  Sci、 USA 86 : 1963−1967 (1989) ) 、表現 された遺伝子の異なった組み合わせを表現する胸腺リンパ球サブセットには著し い不均質性がある。遺伝子表現は多数ある胸腺リンパ球のすべてではないとして も、多くの種類で詳細に分析されており、T〜細胞の発達およびホーミング(h oIIling)において一定の役割を果たす生成物、特に数値的には少ない、 一過性のプロジェニター胸腺リンパ球において表現されるものをコード表現する 遺伝子を特定する課運も残っているようである。
胸腺リンパ球の不均質性が大きいので、発展過程に発生する遺伝子表現のカスケ ードの十分な特徴付けを行えるに足るだけの分画されたプロジエニター胸腺リン パ球を獲得するのは数の点でも純度の点でも実際的には不可能である。こうした 理由から、リンパ球の発達における遺伝子表現の研究においてはリンパ腫および 白血病細胞株が広く用いられている(Greaves (1986) 5cie nce 234 : 697−704 ; Handley−HydeおよびL ynch (1986) Ann Rev Immunol 4 :621−6 49)。
かなり多くの文献が数値的に少ない、一過性のプロジエニタ形質変換された標的 細胞の特徴のいくつかが腫瘍細胞にも保持されていることを示唆している。腫瘍 細胞における予想外の遺伝子表現は従来形質変換のおける異常として切り捨てら れることが多かった。しかしながら、不均質は腫瘍細胞におけるr異常な」遺伝 子表現を注意深く分析してみると、そうした遺伝子を表現する不正常なプロジェ ニター細胞の珍しいサブセットが明らかになった(Greaves (1986 ) 5cience 234 :697−704 ; Hanley−4(yd eおよびLynch (1986) Ann Rev。
Immunol 4 : 621−649 ; Pieresおよび5peer s (1988)Cancer Res 48 : 1996−2004) 。
ひとつの個体から取り出されたマウスおよびヒト・リンパ腫細胞株の不均質性は 個々の細胞が到達した成熟度の差からもたらされる可能性がある。特定の数の特 徴だけが異なっている緊密に関連した細胞クローンを獲得するために、確立され たT−リンパ腫細胞株の不均質性がこれまで利用されてきた。Hedrickら (Hedrick ら(+984) Nature 308 : 149−15 3)はサブストラクション・クローニング法を用いて、T−細胞とB−細胞は1 00個程度の遺伝子の表現が異なっていると推測している。緊密に関連している T−リンパ腫細胞がもっと少ない遺伝子の表現でだけ異なっているという可能性 もある。
こうした細胞クローンは特定の数の特徴だけが異なったよく定義された、そして 安定した表現型を持った純粋な細胞群で研究する機会を提供してくれる。本願に おいては、こうした密接に関連した細胞群をつくりだすために、5L42 T− リンパ−腫モデル・システムが開発され、用いられた。(Hays ら(198 6) Tnt J Cancer 30 : 597−601 ; MacLe odら(1984)Cancer Res 44 : 1784−1790 ;  MacLeodら(1985) J NatCancer In5t 74  : 875−882 ; MacLeodら(1986) ProcNatl  Acad Sci、 USA 83:6989−6993;Siegalら(1 987)L、ム且、叉0工166 : 1702−1715)。
5LI2,4細胞は成熟の中間段階で胸腺リンパ腫と類似している(Fowkl esおよびPardoll (1989) Advances in Immu no144 : 207−264) 、これら2つの細胞クローンはその生物学 的特性が異なっている。SL+2.4細胞は節外主要を発生させ、グリコフルチ コイド誘発細胞溶解にかかりやすいのに対して、5L12.3細胞はグリココル チコイドによる細胞溶解に対して抵抗力を持つ拡散播種状腫瘍(diffuse  disseminated tumors)をひきおこす。
の な 本発明は新しいcDNA配列、遺伝子生成物(Pew)蛋白質、およびこの新し いcDNA配列およびPen遺伝子生成物の使用法およびPem遺伝子生成物を 提供するものである。本発明においては、T−リンパ腫から得られたcDNAク ローン(Pem)により代表される新しい遺伝子の配列および表現上の特徴につ いて説明する。いくつかの系統から得られた不死化され、形質変換された細胞株 がPemトランスクリプトを表現する。本発明によるDNA配列および遺伝子組 み替えDNA分子はそれぞれ以下の特徴を有する新しい蛋白質をコード表現する ことによす特徴づけられる:(1)T−リンパ腫細胞により表現される、(2) 正常な胸腺、活性化膵臓細胞、腸関連リンパ球組織、あるいは骨髄においては表 現されず、成人の脳、肝臓、大腸、あるいは卵巣においては検出されない、(3 )不死化された、あるいはガン細胞株において表現され、そして(4)胎児の発 展過程で表現される。以下の開示から理解されるように、胎児発達過程で表現さ れる新しい蛋白質およびその新しいPem蛋白質をかなり純粋な形で生産するた めのDNA配列、遺伝子組み替えDNA分子およびプロセスは、胎児発達の調節 機能を操作し、腫瘍源性表現型を変えるのに役立つ可能性があり、また、Pem 腫瘍遺伝子を含む腫瘍の転移巣の場所をつきとめるのにも有益である可能性があ る。
Pem遺伝子は成熟した個体の組織では検出可能なレベルでは表現されないが、 マウス胎児の発達過程では、まず胚で。
そしてその後で胚性組織で、かなり表現される。胎児発達過程でのPenの表現 と不死化された腫瘍形成性細胞株におけるその存在とは「オンコツニータルj  (oncofetal)遺伝子に予想される特性と一貫している。このPem  cDNA配列は腫瘍形成性細胞の標識、および初期の胎児発達に関与する細胞の 標識として有益である。
本発明のさらに別の目的、特徴および利点は、以下の図面の簡単な説明と、その 後の図面を参照した好ましい実施例についての詳しい説明を参照すれば明らかに なるであろう。
図面の簡単な説明 図1はDNAおよびPem cDNAの予想される蛋白質配列を示し図3は胎児 の発達過程におけるPem mRNA表硯を足している。
lし主群」口り睨j− ここに説明されている発明をさらによく理解できるように、以下に詳細な説明を 行う。
以下の説明において、以下の用語が用いられる。
「宿主Jという用語は、ここでは、原核生物だけでなく、イーストおよび線状、 さらに植物性および動物性細胞などの真核生物も含めて意味するように使われて いる。
「原核生物」という用語は、本発明によるPenあるいは遺伝子組み替え蛋白質 (rP6mP)を表現させるためにそのDNAを用いて形質変換させることがで きるすべてのバグテリアを含んで意味するように使われている。
「真核生物Jという用語は、本発明によるPenあるいは遺伝子組み替えPem 蛋白質を表現させるために、そのDNAを用いて形質変換させることができるす べてのイースト、真菌、動物および植物細胞を含んで意味するように使われてい る。
本発明によるPem蛋白質を生産するためのDNAはどんな哺乳動物種からでも 得ることができる。必要なのはPen蛋白質(PemP)のための遺伝子配列が 原核生物あるいは真核生物において表現されるということだけである。好ましい のはマイスからPem蛋白質を表現するPew DNAである。特に好ましいの は複数の動物種(例えば、マウス、ウサギ、アザラシ、またはヒトなど)の間で 免疫学的に交差反応性のPen DNAの配列である。
本発明によるPen蛋白質をコード表現する遺伝子組み替えDNA分子は当業者 には公知の技術のいずれかを用いて宿主を形質変換するために用いることができ る。特に好ましいのは原核生物を形質変換するために、本発明によるPen蛋白 質に関するコーディング配列を含むベクターの使用である。
本発明によるT−細胞遺伝子組み替え蛋白質(rPea+)は自然のPem蛋白 質のアミノ酸配列と比較して、そのフランキング端末(flanking en ds)でのアミノ酸がより多いが、あるいはより少なくなっている。
「本質的に純粋」という用語は、本発明によるPen蛋白質に対して用いた場合 、そのポリペプチドがその自然の状態ではPem蛋白質と結びついていて、一定 の、そして再現可能な電気泳動的あるいはグロマトグラヒー的反応、溶出特性、 そして抗原活性を示す他の蛋白質を基本的には含んでいないということを意味す る。T本質的に純粋Jという用語はPem蛋白質と他の化合物の人為的、あるい は合成混合物を排除することは意味していない。
融合された、操作可能に連結された遺伝子を作成し、それらをバクテリア内で表 現する方法は、例えば、本資料に引例として組み込まれている米国特許44.3 66、246に示されており、公知である。そこに述べられている遺伝子構造お よび方法は原核生物または真核生物宿主においてPem蛋白質を表現させるため に用いることができる。
原核生物宿主は大腸菌、サルモネラ・チフィムリウム、セ) ラチア・マルセッ センス、およびバシラス・サチリスなどのゲノム陰性菌とゲノム陽性菌の両方を 含んでいる場合がある。
真核生物宿主はビチア・バストリスなどのイースト菌、あるいは哺乳動物細胞を 含む場合がある。
一般的に、挿入されたDNA片の効率的な転写を行いやすくするプロモーター配 列を含んだ表現ベクターはその宿主との組み合わせで用いられる。表現ベクター は通常、複製系、プロモーター、ターミネータ−1そして、形質変換される細胞 における表現型選択を行うことができる特殊な遺伝子を含んでいる。形質変換さ れた宿主はこの技術領域で公知の手段によって栄養を与え、培養して、最善の細 胞成長を行わせることができる。
本発明で用いることができるプロモーターの例は、例えばrec A、 trp 、 lac、 tac、バクテリオファージ・ラムダpRあるいはpL、 MM TV、 SV40などがある。本発明で用いることが可能なプラスミドあるいは バクテリオファージのいくつかの例はManiatis らMo1ecular  C1onin Co1d Spring HarborLaboratori es、 1982に記載されており、他のものも当業者には知られており、容易 に確かめることができる。
本発明は上記の方法で修正された、あるいは他のいずれかの方法で修正された、 この技術領域で通常の技術を有する人々に一般的に知られている方法、例えば、 漆原性ファージを用いた遺伝子物質の伝達などによって修正された、そして、P en蛋白質に関する遺伝子を表現する原核生物あるいは真核生物をつくりだすど んな宿主に対してでも適用できる。
遺伝子はテンプレートあるいはメツセンジャーRNAを通じて特定のペプチドを 特性を有するアミノ酸の配列をコード表現するDNA配列である。 cDNAと いう用語は介在配列が取り除かれた遺伝子を含んでいる。rDNAという用語は イン・ビトロでcDNAあるいはゲノム性DNA配列をスプライシングすること によって遺伝子が組み替えられた分子を意味する。
クローニング伝播体はプラスミドかファージDNA、あるいは、その場所でDN Aの生物学的な機能を損傷せずに判定できるような方法でそうしたDNA配列を 切断することができ、そして形質転換細胞の識別のために使用するのに適してい る、ひとつあるいは少数のエンドヌクレオチド識別部位で特徴づけられる宿主細 胞において自己増殖できる他のDNA配列である。標識は、例えば、テトラサイ クリン抵抗、ネオマイシン抵抗、あるいはアムビシリン抵抗である。rベクター Jという用語は、時々はクローニング伝播体に関しても用いられる。
表現伝播体はクローニング伝播体に類似しているが、しかし通常、ある種のコン トロール配列のコントロール下で宿主内で任意の構造遺伝子を表現できる伝播体 である。
Pen蛋白質を表現するためにPemゲノムを用いて形質変換された宿主はPe nポリペプチドおよび蛋白質の生産のためには特に有益である。
Pen蛋白質はPen蛋白質のアミノ酸配列全体で構成されている場合もあるし 、特定の決定基だけで構成されている場合もある。Pen遺伝子組み替え蛋白質 によって免疫化された動物は遺伝子組み替え、あるいは自然発生ポリペプチド上 に存在するエピトープに結合する抗体をつくりだす。したがって、Pen含有遺 伝子組み替え蛋白質の商業的な生産を行うことができる。
デ個体jという用語は、いずれかの動物、好ましくは哺乳動物、そして最も好ま しくはけっ歯頚、ネコ、イヌ、あるいはヒトを含んで意味するように用いられて いる。
検出可能なラベルは検出できる分子ならどれでもよい。
広く用いられている検出可能なラベルは”#P、”c、+”工。
Hおよび°°Sなどの放射性ラベルを含んでいる。ニック・トランスレーション 、#素あるいは化学的な手段によってビオチンでラベルしたヌクレオチドをDN AあるいはRNAに組み込むことができる6ビオチン化プローブはアビジン/ス トレプトアビジン、蛍光、酵素的、あるいはコロイド性金接合体などを用いて複 合化した後に検出される。核酸はまた、他の蛍光性化合物、免役検出可能蛍光性 誘導体、あるいはビオチン類似物を用いてラベルすることもできる。核酸は蛋白 質を取りつけることによってもラベルすることができる。放射性、、−ゼおよび ペロキシダーゼ)、あるいは−重鎖結合(ssB)蛋白質とクロス−リンクした を用いることも可能である。
新しい違って表現された遺伝子を遺伝子表現において知られている相違および同 系宿主動物において腫瘍を発生させる能力の違いに基づいて分離するために、5 LI2 T−リンパ腫細胞株から得られる二つのクローンが用いられた。(Ha ysら(1986) In5 J Cancer 38 : 597−601  ; MacLeodら(1984)Cancer Res 44 : 1784 −1790 : MacLeodら(1985) J Nat。
Cancer In5t 74 : 875−882 ; MacLeodら( 1986)Proc、 NatlAcad、 Sci、 USA 83 : 6 989−6993 HSiegalら(1987) J一旦1−Med 166  : 1702−1715 ; Weinrothら(+985) Cance r Res。
45 : 4804−4809 ; Wilkinsonら(+988) EM BOJ 7 : 101−109 および表現型の要約に間しては表1.)対照 的に、5L12,4@胞はTCR−アルファを除いてTCR/CD 3複合体の すべての構成成分に関するmRNAを表現する;そしていくつかの点で、これら の細胞は胸腺リンパ球の発達における中間段階における胸腺リンパ球と類似して いる。5L12.4細胞は腫瘍形成性は低いが、顕著な節外腫瘍を形成する。
5LI2.4細胞でだけ表現され、5L12.3M胞では表現されない遺伝子だ けを示すcDNAを分離するためには、サブストラクション・ハイブリダイゼー ション強化(enriched )プローブと従来の分画スクリーニングの組み 合わせが用いられた(別の資料: MacLeodら(1990) Ce1l  GroWth Differ、1 : 271−279にも述べられているよう にFilmusら(1989) Mo1. Ce1l。
影二L 8 :4243−4249と類似)。
DNA配列および遺伝子組み替えDNAを提供することによって、本発明はまた これらの配列を含んでいる、または欠いている細胞を識別するためのプローブお よび方法と、こうした配列を欠いている細胞にこれらの配列を提供する手段も提 供する。
加えて、本発明は正常のPem DNA配列を含んでいる細胞にアンチセンスR NA配列、あるいは本発明による新しい蛋白質をコード表現するRNAに結合す ることができ、その合成を阻止する該アンチセンスRNAをコード表現するDN Aを提供することで新しいPen配列の表現を抑制する手段を提供する。また、 この開示から、リガンドのそれらの蛋白質に対する結合を阻止し、そして薬品あ るいは他の試薬(ラベルなど)をこれらの蛋白質を表現する細胞に向かわせるた めに、本発明による蛋白質のいずれかに対する抗体を用いることができることも 当業者には明らかであろう。
本発明は新しいcDNA配列、遺伝子生成物(Pe+++)蛋白質、およびこの 新しいcDNA配列とそれに関連したPel11遺伝子蛋白質生成物の使月法を 提供する。cDNA配列は長さが838bl)で、bp91から720に延びた 単一の、長い、オープン解読わくを含んでおり、そして、210アミノ酸を含む 蛋白質の形成を予言する(図1およびSEQ、 ID、 Nct 1 )。図1 の右側の数字はヌクレオチド配列を示している。左側の数字は予言されたアミノ 酸の位置を示している。配列内に存在する第一のメチオニンに下線を付しである 。ポリアデニル化シグナル・コンセンサス配列: AATAAAにも下線を付し である。DNA配列の3′端末の(X)はポリ(A)テイルの14アデニレート 残基のストリングを示している。cAMP/cGMP依存キナーゼ(AG) 、 蛋白質キナーゼC(C)、およびカゼイン・キナーゼII (CK)に関する燐 酸化可能箇所は、キナーゼのそれぞれのSerあるいはThrを取り囲んでいる 適切なコンセンサス配列を識別するインテリジエネテイックス・プログラムを用 いて確認された。このコンセンサス・ポリアデニル化配列: AATAAAはポ リ(A)トラクトの50bp 5’に位置している。最初のメチオニン・コード ン(5′端末から91bp)は効率的な翻訳スタート箇所を提供するコザッグ・ コンセンサス配列(G/ XXATGG)によって取り囲まれている(Koza k 1986)。T7ボリメラーゼを用いて作成され、網状赤血球内溶解物内で 翻訳されたPemセンス・トランスクリプトは予言された分子量(23Kda  :データは示されず)の蛋白質分子をつくジノだす。したがって、第一のメチオ ニンはイン・ビトロ転写−翻訳実験で翻訳開始箇所としての役割を果す。Pem  cDNAクローン(838bp、ポ1バA)テイルを除く)の長さは除去され たポリ(A)テイルを持っていたPem トランスクリプト(0,9Kb)のサ イズと類似している(データなし)。したがって、Pen cDNAクローンは ほとんど全長である可能性がある。
Pem蛋白質は親水性で、リーダー配列、N−結合グリコシレーション部位、あ るいは蓑を越えて広がっている可能性のある領域を含んでいない5したがって、 Pemが分泌されたり細胞膜内に挿入されたりする可能性はないが、細胞内蛋白 質としての属性を有している。予言されたPem蛋白質は図1に付記されている ように蛋白質キナーゼC、カゼイン・キナーゼおよびcAMP/cGMP依存キ ナーゼによってSerおよびThrのリン酸化のためのコンセンサス配列を含ん でいる。DNAと予言されるアミノ酸配列を遺伝子バンク(GenBank)お よびスイスの蛋白質データベースで調べたところ、他の公知の遺伝子あるいは遺 伝子生成物との重大な類似性が見いだされなかったので、Penは新しい遺伝子 を表わしている。
上に本発明について全体的に述べたので、以下の具体的な事例を参照することの よって、より完全な理解が得られるであろう。これらの事例は説明のためのみに 提供されるのであって、特に具体的な指示がない限り、本発明を限定するための ものではない。
ス」U引上 細 の キャラクタリゼーション よび培A、 リンパ腫 株 T−リンパ腫細胞株5L12,1. SL+2.3.5L12.4およびそれら の間で形成される体細胞ハイブリッドの分離、キャラクタリゼーションおよび培 養条件はHaysら(1986) Tnt、 JCancer 38 : 59 7−601 ; MacLeodら(1984) Cancer Re544  : 1784−1790 ; MacLeodら(+985)J Nat、 C ancer In5t。
74 : 875−882 ; MacLeodら(1986)Proc、 N atl、 Acad、 Sci。
Res、 45 : 4804−4809に詳細に述べられており、これらはす べて本文書中に引用文献として組み込まれている。
SL]2.3および5L12.4細胞クローンの表現型を要約して表1に示す。
トランスクリプト表現、表面蛋白質表現、腫瘍形成性および腫瘍タイプはそれぞ れノーザン分析、フロー・サイトメトリー、およびクローンされた細胞の同系動 物へのイン・ビボ注射によって調べられた。TCR−β 1,0および1.3k b トランスクリプトはそれぞれ、(D)−J−CおよびV−D−J−C配列を コード表現する。グリコフルチコイド反応は1mMデキサメタシン内での細胞の 成長を手掛かりに調べられた。
以下余白 L SL12.4゛よびSL+2.3 クローンの5LI2.4 5L12.3 CD8 − − 表面 ThB + − R=溶解に抵抗性のある細胞 S=溶解に感受性が高い SAK 8細胞(Gasson and Bourgeois J、 Ce11 . Biol、96:409−415 (1983) )はGa55on博士か ら入手したものである。
リンパ腫細胞はIOパーセント牛脂仔血清、グルタミン、およびストレプトマイ シンで補ったダルベツコの修正イーグルス・メディア内で培養された。二つのヒ ト卵巣悪性腫瘍株2008 (Disaea らAm、 J 0bstet、  G necol、 1+4 :979−989 (1972) )およびC0L O316(Woods らCancer Res、 39 :4449−445 9 (1979)は5パーセント仔ウシ血清、グルタミン、および1パーセント フアンギーバクト(Fungi−bact)(カリフォルニア州すンタ・アナ、 アーヴイン・サイエンティフィック社)で補完したRPMIメディア1640内 で培養された。RNAを作成するためにこれらの細胞を用いた場合、1i1あた り5−8XIO°個の細胞程度の密度での指数関数的成長の最中に収穫された( Wilkinson and MacLeod EMBOJL7:l○l−10 9(+988) ) 、 BALB/Cマウスから取り出された膵臓リンパ腫は 3×10“細胞/111の密度でシードされ、RNAを収穫する前の2日間、l oug/zi ConAで刺激が与えられた。
B、SL+2.4細、と 1上皮里 の共著養5L12.4と胸腺上皮単1の共 培養の条件。簡単に説明すると、5L12.4細胞が、3日間の共培養期間後の 最終的な濃度がlX1O’細胞/mlとなるような密5度でシードされた。置あ るいはT E P Iは38百までには融合状態にあった。これらの細胞は10 パーセント拍仔性ウシ血清を含み、グルタミン〜 とペニシリン/ストレプトマ イシンで補完したダルベツコの修正イーグルス・メディアム内で37℃の温度下 で培養された。
C,202表 のための 株 20.2表現研究では、以下の供給源からの細胞株が用いられた。胎仔性悪性腫 瘍F9およびPCC4(Bernstineら(1973)シ!ムゴ蝕月、」二 足、玉配工里努よ70 : 3899−3903)、粘液分泌性腫瘍(pitu itary Tumor) ATt20 (Buonassisiら(1962 )均■旦、」呈り4−酎」亘、J立ムー里μ工48 : 1184−1192)  、胸腺上皮TEPI (Beardsleyら(1983) Proc Na tL Acad、旦ci工びMEFはFreshney (Freshney( 1983) In Cu1tureof AnimalCells、 Alan  R,Li5s、 Inc、 p99−110)によって調製された。B−細胞 ハイブリド−?PS、G8、B/T−リンパ腫WEHI−21、マクロファージ P38SDI、y4腺上皮置、バッフイルRBL−1、T−細胞ハイフリトーマ 2H1Ov、神経芽N4TGI、tmmS!9415、T−リンパ腫: 5L1 2,3. R54,2,5AK8 、 BW5147゜AKRl 、 EL−4 、体細胞ハイブリッド5L12.3 x 5L12,4、およびT−細胞ハイブ リドーマBO−4H,H9,1,これらの細胞は10パーセント胎仔性ウシ血清 、グルタミン、ペニシリンおよびストレプトマイシンで補完したダルベツコの修 正イーグルス・メディアム内で培養された。RNAを作成するために用いられた 細胞は1mlあたり5−8X10’細胞を含む培養−基から指数関数的増殖中に 収穫された。BALB/cマウスから得られた膵臓りンパ腫は上と同様に補強さ れたRPMJ内で3×!0°細胞/mlの密度でシードされ、RNAを収穫する 前に6゜24、48あるいは72時間、loug/ml ConAを用いて刺激 が与えられた。
11■1 クローニングおよびスクリーニングの 法二本領(ds) cDNA (Gub ler and Hoffman (1983) Gene 25 :263− 269)を作成するために5L12.4細胞からのポリ(A)+mRNAが鋳型 として用いられた。EcoRIリンカ−が予めメチル化されたds DNAに加 えられた。脱リン酸化されたラムダgtl。
アーム(Stratagene社)がcDNAに結合され、Stratagen e社の指示に従い、同社のパッケージング抽出液を用いてラムダ・ファージにパ ッケージ化した(Huynhらin D、 Glover (ed、)(198 4) DNA C1onin Techni ues : A Practic al A roach。
IRL Press、 0xford、 U、に、)。
サブストラクション・ハイブリダイゼーションは基本的にはHedrickらが  1984 Nature 308 : 149−153でおよびTimber lakeが(1980) Dev、Biol、 78 :497−503で述べ たような方法で行われた。一本領cDNAはloOug/mlのアクチノマイシ ンDの存在下で250mCの°’ P dCTP (Amersham社)を用 いてl0mgのポリ(A)+ 5LI24 RNAから作成され、68℃の温度 下、8ml容量の5L12.3細胞から得た25mgポリ(A)” RNAを用 いて1260(1リツトルあたり1molあたりのヌグレオチドx秒)の割合で 18時間をかけてハイブリダイズした。ハイブリダイゼーション後、ヒドロキシ アパタイト・カラムを通じてグロマトグラフィーにより、ss cDNAが回収 された。スタート時の5L12.4cDNA 1 ugから120ng (3X IO’cpmを含んでいる投入cDNAの12パーセント)程度が得られ、フィ ルター1個あたり20.000ラムダgtloプラークを含んでいる2つの15 0鵬ニトロセルロース・フィルターをプローブするために用いられた。SL+2 ,4ラムダgtloライブラリーから入手した2つの同じフィルター・リフトの うちの最初のものは5LI2.3 mRNAからの総cDNAを用いてプローブ され、第二のフィルター・リフトは上に述べたように作成された5L12.4サ ブストラクション強化cDNAを用いてプローブされた。用いられた基本方針は Filmusらが用いたものと類似していた。2回のスクリーニング(別個に作 成されたサブトラクト・プローブを使用)によって、プラーク精製ラムダ・ファ ージ・クローンが5L12.4固有のものと確認された。その後、そのクローン が5L12.4細胞からのmRNAだけにハイブリダイズし、5L12.3細胞 からのmRNAにはハイブリダイズしなかったことを確認するために、ノーザン 分析が行われた。cDNAインサートが制限酵素HindIIIおよびBglI rによる消化によってラムダDNAから取り除かれ、低融点アガロース(Sea  Kem社)内で分離され、HindIIIおよびBamHIによって消化され たプラスミド・ベクターpT7/T3 (Bethesda Re5earch Laboratory)にサブクローンされた。分離株のすべてにおいてEco Rrが破壊されたので、EcoRIを有するファージからインサートを回収する ことはできなかった(Kuziel ら(1987)樽旦且」旦届、ユ蛭よ15  + 3181)。
1里■ユ ノーザン・プロット グアジニン・イソチアネート法(Maniatis ら(1933)In Mo lecular C1onin : A Laborator Manual、  Co1d SpringHarbor Laboratory Press、  Co1d Spring Harbor、 New York :ただし、W ilkinsonら(1988) EMBOJ、7 : 101−109に記載 のように修正)によって、細胞株および組織から総細胞性RNAが分離された。
アクリジン・オレンジ染色法(Maniatisら(+983) In Mo1 ecular C1onin : A Laborator ManualCo ld Spring Harbor Laboratory Press、 C o1d Spring )Iarbor、 NewYork)およびアクチン、 CHO−Aおよび/またはサイクロフィリンcDNAによるハイブリダイゼーシ ョンにより、ル−ンあたりRNAが等しく負荷、伝達されていることが確認され た。
組織から得た細胞に関しては、塩化セシウム内での遠心分離後に得られたRNA ベレットがl0mM Tris (pH8) 、 0.5パーセントSDS、S mMEDTA内に再懸濁され、次いで、フェノール:クロロフォルム:イソ−ア ミル・アルコール(24:24:1)による2回の抽出と、クロロフォルム:2 −ブタノール:イソ−アミルアルコール(20:5:1)による2回の抽出が行 われた。 RNAプロットに関しては、LongのRNAが1パーセント・アガ ロース−ホルムアルデヒド・ゲル内で電気泳動され、ニドラン・メンプレイン( Maniatisら1982)に伝達された。
−二のノーザン・プロットは10パーセント・デキストラン・サルフェートおよ び50パーセント・ホルムアミドの存在下、42℃の温度下で12−18時間、 ランダム・オリゴマー・プライムした″′P−ラベルcDNAインサートを用い てハイブリダイズされた(MeinKothおよびWahl +984) 、ラ ベルされたプローブを取り除くために、RNAプロットが90℃の温度下で0. I X 5SPEおよび0.1パーセントSDSを用いて洗浄され(Mania tis ら(1982) ”Mo1ecular Cloning : A L aboratory Manual”。
Co1d Spring Harbor Laboratory Press、  Co1d Spring Harbor、 NelgYork) 、室温まで 冷却されるまで放置され、再びハイブリダイズされるまで真空下で放置された。
RNAのサイズはBRL RNA高および低分子量階梯による比較によって調べ られた。
11■土 サザーン・プロット 総細胞性DNAが細胞、T−リンパ腫およびマウス−ハムスタ一体細胞ハイブリ ッドから分離され、他の種からの組織は制限酵素Eco R,1,によって消化 された。消化DNAの20マイクロ・ダラムが0.7バーセント・アガロース・ ゲルの各レーンに与えられ、基本的には(MeinkouhおよびWahl ( 1984)Anal、Biochem、 13 : 267−284)に述べら れている方法でニドラン・サポート上にプロットされ、ノーザン・プロット分析 を行うために上記資料に述べられているようにハイブリダイズされ、洗浄された 。
−8202サザーン・プロット 20.2のサザーン・プロット分析は、以下に述べる点を除いては、上に述べた ように行われた。
SL+2.4細胞、マウスおよびハムスター肝臓と、体細胞ハイブリッドから分 離された。ヒヨコおよびヒト肝臓からのDNAはClonetec社(カリフォ ルニア州パロ・アルド)から購入した。このDNAは供給会社の設定した条件に 従って、例に記載されている制限酵素により消化された。消化されたDNAIO ugを0.8パーセント・アガロース・ゲルの各レーンに投入し、酢酸Tris 緩衝液内で最低48時間電気泳動され、ニドラン・サポート上にプロットされ、 プレイン・プロット分析に関して記載されている方法でハイブリダイズされ、洗 浄された。他の種からのDNAを含んだプロットは程度の厳格さで洗浄され、最 終的な洗浄は室温で2xSSPEを用いて実施された。
総細胞性DNAは記載(MBliatisら1982)の通りに分離され、制@ 酵素Eco R,I、によって消化された。消化されたDNAの20マイクログ ラムが0.7パーセント・アガロース・ゲルの各レーンに投入され、酢酸Tri s緩衝液内で電気泳動され、基本的には記載(Maniatisら1982)通 りの方法でニドラン・メンプレイン上にプロットされ、プレイン・プロットに間 して記載の通りに洗浄された。
遺m 以恍μノリと拡 制限エンドヌクレアーゼ・マツプがPem cDNAクローンから判定され、断 片がpT7T3にサブクローンされた:このプラスミドは塩化セシウム勾配上で 精製され、シーケナーゼ(Sequ6nase)試薬(U、 S、Bioche mica1社、オハイオ州クリープランド)を用いての二本鎖ジデオキシ・シー ケンシングによって直接配列決定された。この配列の一部はホスト・プラスミド に対するプライマーを用いて判定され、cDNAに対しては他の特殊なオリゴヌ クレオチド・プライマー(17マー)がUCSDガン・センター・コア分子生物 学施設(UC5D Cancer Center CoreMolecular  Biology Facility)内で作成された。両方のDNA鎖はその 全体性において配列決定され、すべての配列は同じ条件で実施された少なくとも 2回の反応で判定された。重複配列情報を集め、DNA配列の最初の分析を行う ためにミクロジエニア(Microgenia)およびインテリジェネティック ス(IntelliGenetics)社のコンピュータ・プログラムが用いら れた。予言された蛋白質の属性はインテリジェネティックス社からのプロサイト ・プログラムを用いて評価が行われた。
1呈五l PemのcDNA゛よび −白 Pew遺伝子によりコード表現される蛋白質のcDNAおよび蛋白質配列を決定 するために、分化および/または組織異常増殖に関与する遺伝子に対応する新し いcDNAがめられた。そ、の目的のために、成熟度および腫瘍形成属性が異な っている2つの密接に関連したT−リンパ腫細胞クローンである5L12.4お よび5L12.3 (MacLeod ら(1984) Cancer Res 、 44 :1784−1790)が選ばれた。10の細胞表面抗原および12 の特殊なmRNAを分析する前提で、これらの細胞クローンはT−細胞発達の異 なった段階、あるいは直線配列を示している(MacLeodら(1984)  Cancer Res、 44 : 1784−1790 ; MacLeod ら(1985)J Natl、 Cancer In5t、 74 :875− 882 ;MacLeodら(1986)Proc Natl、 Acad S ci USA 83:6989−6993;Haysら(1986) Int  J二Cancer 38 : 597−601 ; MacLeodら(199 0)Cell Growt、h Differ、1 : 27+−279) 。
ひとつのcDNAクローン、20.2は胎盤および胚内で表現されるトランスク リプトを識別し、Penと命名されている。
このcDNA配列は長さが838bpで、bp91から720まで延びているひ とつの長いオープン解読フレームを含んでおり、210のアミノ酸を含んでいる 蛋白質を予言する(図1)。図の右側の数字はヌクレオチド配列を示している。
左側の数字は予言されたアミノ酸位置を示している。配列内に存在する最初のメ チオニンに下線を付しである。ポリアデニル化信号配列AATAAAにも下線が 付しである。DNA配列の3′端末の(X)はポリ(A)テイルの14アデニレ ート残基のストリングを示している。cAMP/cGMP−依存キナーゼ(AG )、蛋白質キナーゼC(c)、およびカゼイン・キナーゼII (CK)に関し てリン酸化可能部位は、それらキナーゼ類のそれぞれに関するSerあるいはT hrを、取り巻く適切なコンセンサス配列を識別するインテリジェネテイックス 社のプログラムを用いて識別された。コンセンサス・ポリアデニル化配列A、A TAAAはボlバA)トラクトの50bp5′の位置にあることが確認された。
第一のメチオニン・コードン(5′端末から91bp)は効率的な翻訳スタート 部位を提供するKozakコンセンサス配列(G/AxXATGG)によって取 り囲まれている(Kozak (+986)皿44 + 283−292) 。
T 7ポリメラーゼを用いて作成され、網状赤血球溶解物内で翻訳されたPen センス・トランスクリプトは予言された分子量の蛋白質分子をつくりだす(23 Kda、データなし)。したがって、第一のメチオニンはイン・ビトロ転写−翻 訳実験における翻訳開始部位としての役割を果す。Pem cDNAクローンの 長さく838bp、ポリ(A)テイルを除く)はそのポリ(A)テイルが取り除 ぞかれたPem トランスグリブト(0,9kb)のサイズと類似している(デ ータなし)、シたがって、このPem cDNAがほとんど全長である可能性が ある。
このPem蛋白質は親水性で、リーダー配列を含んでおらず、また、N−結合グ リコシル化部位および膜を越えて広がっている可能性のある領域も含んでいない 。したがって、Pemは細胞膜内に分泌されたり挿入されたりする可能性はない が、細胞内蛋白質としての属性は有している。予言されたPem蛋白質は図1に 示されているように、蛋白質キナーゼC、カゼイン・キナーゼおよびCAMP/ CGMP−依存キナーゼによるSerおよびThrのリン酸化のコンセンサス配 列を含んでいる。遺伝−子バンクおよびスイス蛋白質データベースでのDNAお よび予言アミノ酸配列に間する調査では他の知られている遺伝子や遺伝子生成物 に対する類似性は認められなかったので、Pemは新しい遺伝子を示している。
スl五工 Pemトランスクリプトの 不死化され形質変換された細胞株におけるPCII!トランスクリプトの表現を 確かめるために、Pemトランスクリプトを表現する組織および細胞タイプを確 認する目的で、ノーザン分析が行われた。Peff1トランスクリプトはT−リ ンパ腫細胞株においては豊富であるが、それらは成熟した個体の胸腺、休止ある いは活性化膵臓リンパ腫、腸関連リンパ球組織、あるいは骨髄などでは検出でき ず、成熟した個体の脳、肝臓、大腸、そして卵巣でも検出されない。さらに、P em トランスクリプトは膵臓、心臓、肺、胃、腎臓あるいは胎盤では見いださ れなかった。
Pew cDNAクローンは形質変換された細胞株(SL12.4)からは分離 されたので、Pem遺伝子表現は他の不死化され、形質変換された株で評価が行 われたC図2)、、すべての株でPenmRNA表現を得る目的で、以下のマウ ス細胞株でPem mRNAの表現を評価するために′PでラベルしたPemイ ンサートを用いてノーザン・プロットがプローブされた:F9.PCC4(胎仔 性悪性腫瘍) ; ATt20 (胎盤) ;TEPI (胸腺上皮);悶E( 乳房上皮);3T3(不死化線維芽細胞);MEF(正常なマウス胎仔線維芽細 胞) ;5L12.4 (T−リンパ腫) ;PS、G8 (B細胞ハイブリド ーマ) ;WEHT−21(B/T−リンパ腫) 、P388Dl(マクロファ ージ)、置(胸腺上皮) 、RBL−1(好塩基球) 、2HIO(T−細胞ハ イブリドーマ) ; N4TG1 (神経芽);519415 (骨髄種);  5L12.3. R54,2,5AK8 、 BW514. 、 AKRl、E L−4(T−リンパ腫) ;5L12.3xSLI2,4 (体細胞ハイブリッ ド);およびBO−4)1.H,9,1(T−細胞ハイブリドーマ)。
すべてのレーンでのRNAの同様の負荷および伝達に関しては、+8sおよび2 8 S rRNAのアクリジン・オレンジ染色法と、そのプロットのほとんどの マウス細胞系で類似のレベルで存在しているトランスクリプトを認識する11P ラベル・サイクロフィリン(Cy)プローブ(Takahashi ら(198 9) Nature 337 :473−475 )によるハイブリダイゼーシ ョンによって評価が行われた。
複数の能力を有する(pluripo℃ent)幹細胞の特性を有する2つの悪 性腫瘍細胞株(F9およびPCO2)はPem遺伝子を表現するが、その量は明 確に異なっている。不死化された3T3線維芽はPeaを豊富に表現するが、正 常の胎仔性線維芽は少なくとも30分の1以下のPem mRNAを表現する。
 Pemは神経、胎盤、マクロファージ、および乳房上皮などからのすべての細 胞株で表現される。対照的に、Pemトランスクリプトは胸腺上皮細胞株とテス ト対象となったほとんどのB−およびT−細胞腫瘍およびハイブリドーマ細胞株 では基本的に検出不可能であるが、ひとつの8細胞ハイブリドーマ(PS、G8 )と2つの細胞株(EL 4および5L12.4)はPemトランスクリプトを 表現する(図2)、[J2はI、 I−kb トランスクリプトが最も顕著なト ランスクリプトであることを示しているが、いくつかの細胞は追加3−kb m RNAを表現する。1.1および3−kb トランスクリプトはポリ(A)指定 RNAで強化され、5L12.4細胞の細胞質対応部位内に存在している。
Pem遺伝子表現の直線配列上の特殊性については明確なパターンが認められず 、細胞株内でのmRNAの量に大きな偏差があるので、これらの遺伝子がランダ ムにイン・ビボでか、あるいはイン・ビトロ培養後のいずれかにランダムに失わ れたり、不活性化されたり、位置が変えられたりした可能性もある。これまでに 行われたサザーン分析では、Pen遺伝子が5L12.3 (Pen−)および 5L12.4 (Pem”)細胞の間で帯域強度あるいはサイズにおいて検出可 能なレベルの差を示さないこと、そして他の(Pem−) T−リンパ腫細胞株 であるSAK 8においても同様であることが示されている(MacLeodら (+990) CellGrowth Differ、1 :271−279)  、大量のPen mRNAを表現する細胞株のいくつかについて、DNAに関 するテストがかなりテストされてきているが(SL12,4. A丁し20.  F 9 、 MME。
N4TGI、および)”L4)、帯域強度(コピー数)やサイズにおける差は認 められなかった。したがって、これらの細胞株におけるPEM mRNA蓄積に おける差に遺伝子消去、大幅な遺伝子配列変更、あるいは遺伝子増幅が関与して いる可能性はなさそうである。
ス」l引l ゛にお(るPem i伝 Pem トランスクリプトは形質変換され不死化された細胞株および胎仔性悪性 腫瘍幹細胞には存在しているが、成熟した個体の組織には存在していないので( Ruddon (1987) GeneDerepression in Ca ncer Ce1ls、 Cancer Biolo 0xfordUnive rsity、 New York、 p431−436) 、 Pem遺伝子表 視のパターンはオンコツニータル遺伝子と類似している。Pe1Qがこのクラス の遺伝子に属していることをさらに確かめるために、マウスの発達のい(つかの 段階で、胎仔および胎仔外組織の両方でトランスクリプト・レベルが評価された 。RNAは図3に示されている妊娠時期に、胎仔、胎盤、および卵黄嚢から取り 出された。図3はPemトランスクリプトが胎仔発達の6日目の段階で早くも検 出可能であることを示している。妊娠6日目の胎仔は胎仔外組織を含んでいる。
P6m mRNAは7日目あるいは8日目から豊富になるが、9日日以後、かす かな信号は認められるものの、表現は急激に減少する(図3)。対照的に、Pe mトランスクリプトは妊Fi7日日あるいは8日目の胎盤および卵黄嚢ではほと んど検出できないが、9日目にはかなりのレベルに増大し、その後のすべての段 階でも増大する。妊娠IO0日目よび188日目胎仔、胎盤および卵黄嚢(図示 されず)は妊娠12日日日16日目の時点のPem mRNA表現と類似のパタ ーンを保有していた。これらのプロットは図2に示されるようにプローブされた 。胎仔および胎仔外組織内−のPem遺伝子表現パターンはふたつの重要な結論 を導く。(1)PemmRNAは胎仔において短い期間(7あるいは8日間)だ け高いレベルで蓄積されるが、後の段階でも特定の胎仔性直線配列に残る場合も ある;(2)胎仔のPew mRNAの表現は胎仔外組織において観察されるも のと相補的である。
叉l琺工 Pew lオンコツニータル伝 ・ るPenは胎仔形成の過程で発達段階固有 の形態で表現され、また多様な不死化され、形質変換された細胞株において表現 される6テスト対象となったいずれの成熟個体においても検出できるレベルには 表現されなかった。これらの異常な表現特性はオンコツニータル遺伝子に予想さ れるものであるから(Ruddon (1987) Gene Depress ion in Cancer Ce1ls、 Cancer%0xford U niversity Press、 New York、 p431−436)  、 Penは不死化細胞および/または初期のマウス発達に関与している細胞 の有益な標識である可能性がある。それらが胎盤および卵黄嚢の中で豊富になる のと同じ時期である妊娠9日目の胎仔で急激に減少するという観察結果は、Pe m十細胞が胎仔から胎仔外の対応部分に移動する可能性を示唆している。(細胞 内物質から得た)胎仔外中胚葉からの細胞は胎盤および卵黄嚢細胞を発生させる ので、したがって、そうした移行細胞に期待される特性を有しているのである。
Pen遺伝子は胎仔発達過程で具体的に表現されるが、それが成熟した個体でも 一定の役割を果している可能性も完全には排除できない。
l Pem遺伝子は成熟した個体の組織に存在している数値的には稀で、一過性 のプロジェニター細胞によって表現される可能性もある。成熟した個体と胎仔の 両方のプロジェニター細胞は形質変換/不死化プロセスの対象であると考えられ るから(Pierce and 5peers (1988) Cancer  Res 48 : 1996−2004) 、 PemmRNAが多数の不死化 され、形質変換された細胞株により表現されるという観察結果はこうした考え方 と一致している。不死化細胞でのPemの過剰表現あるいは構成的表現は、それ によって、細胞の継続的増殖に貢献している可能性もある。
Pewの過剰表現あるいは構成的表現によって誘発される異常な増殖を防止、あ るいはコントロールするために、その遺伝子の機能、あるいは機能的遺伝子生成 物の機能を抑制するために均質遺伝子組み替え遺伝子療法あるいは標的とされる 遺伝子の不活性化技術を用いることが可能であるかもしれない。こうした目的の ために、Pen遺伝子のゲノム性クローンが用いられる。Pem遺伝子はその遺 伝子内の、該遺伝子が機能的標識あるいは機能的標識の表現に関する能力をコー ド表現する力を不活性化する部位に選択的標識を挿入することで不活性化される 。突然変異した遺伝子は、次にエレクトロポレーション electro or ation あるいはマイクロインジェクションによって胎仔の幹細胞あるいは その確立された細胞株に移される。その選択的標識が適切に組み込まれている細 胞は選択され、個体の線維芽に移される。そのように伝達されたPem遺伝子の 対立遺伝子の片方あるいは両方で構成される個体を選択することも可能である。
本発明が上に述べたようなその目的を実施し、課題および利点、さらにはそれに 本質的に付随する課題や利点を達成できることは当業者には明らかであろう。こ こに述べられている構成成分、方法、手順および手法は現在の段階で好ましい実 施例を代表するものであり、具体例として示されているのであって、本発明の範 囲を限定するためのものではない。本発明の精神および以下の特許請求の範囲内 で、一定の変更や他の使用法が可能であることは、当業者には明らかであろう。
以下余白 −(1) 一般的情報 (i) 出願者: Carol MacLeod(u) 発明の名称: 新しい オンコツニータル遺伝子、遺伝子生成物、およびその利用法 (iii) 配列数:1 (1■) 通信用住所: (A) あて先: James F、 Weiler(B) 街路: One  Rivrway、 5uite 1560(C) 都市: )Iouston (D) 州: Texas (E) 国:米国 (F) 郵便番号: 77056 (V) コンピュータ読み出し可能形式%式% (B) コンピュータ: IBM PC/A丁(C) オペレーティング・シス テム: MS−DO5(D) ソフトウェア; WordPerfect(Vl ) 本出願日 (A) 出願番号 (B) 出願日 (C) 分類 (〜11) 先行出願日 (、A) 出願番号: 071590,894(B) 出願日・1990年10 月1日(vi) 弁理i−/代理(I:間″fる情報:(Aゝ 氏名: 、’3 )+eS F、 feel ’LerL B ′ 登録番号 :ミ9S40 、C) 参照 事・=整理番号: D−5237(、X) 通信、こ ¥′t  シ 情報、Aゝ 電話: 、T:3”521−6409V31 −ヤ・・・“ス : (713)622−1981fc) テ、ヅクス: (2) SEQ ID NO+ 1 :に関する情報(i) 配列特性・ (A) 長さ=838 (B) タイプ:核酸 (C)g特性二二重 (D) トポロジー二線状 (Li) 分子タイプ: cDNA−zRNA(■) オリジナル・ソールニ (A) 生物:マウス (B) 系統: AKRI Jackoson(C) 個別分離株:5LI2細 胞株 (D) 発達段階:骨髄−成熟した個体(E) ハブロタイブ: (F) 組織タイプ:リンパ腫 (G) 細胞タイプ二T−細胞 (H) 細胞株: SL;2,4クコーン(1) 小器官: (A) 図書館: ggtl。
(B) クローン、2Q、: (x) 出版情報 (A) 著者:Wilkinson、 et al。
(B) タイトル (C) 雑誌: Developmental Biology(D) ボリュ ーム:141 (E) 版::2 (F) ベージ:451−455 (G) 日付: (H) 資料番号: (I) 出願臼: (J) 出版日: 1990年10月1日(K) 関連情報: (xi) 配列説明:SEQ rDNo: 1 :−TGATTTGATCAC ATATGCCG GCTATGACAG CCCTTACTTT 760TC AAGAATTCAGCAATAAAG AGGTGGATTCCCAGTAT GTT 800TGTTCCATTA CCTCTATGAT TATTAAA ATA TTGATACA X 838以下余白 20.2 (PEM) cDNA GAA GAG CCA AACAGCCAT CTCCCT GCA CAG  TCCTTCAAG CTC421Glu Glu Pro Asn Ser  His Leu Pro Ala Gtn Ser Phe Lys Leu GAT GTG AAA GCA GAG GCT TTCTTCCAG GC T GGA GAG GGG AGA 21057 ASD Val LYS  Ala GIU Ala Phe Pile Gin Ala GIY Glu  Gly Ar(IGAT GAG CAA GGT GCA CAG GGC CAG CCT GGA GTG GGA GCG GTG 25271 As p Glu Gin Gly Ala Gln Gly Gln Pro Gl y Val Gly Ala ValAAG GAT AGT GGCACCA GG GCT GGT GGT GTG GAG CAG にAA CAA 3 78113 Lys Asp Ser Gly Thr Ar9 Ala Gl y Gly Val Glu Gin Glu GinAAT GAG CCA  Gn GCT GAG GGCACT GAG AGCCAG GAG AA T GGA 420127 Asn Glu Pro Val Ala Glu  Gly Thr Glu Ser Gin Glu Asn GlyAAT  CCT GGG GGT AGG CAG ATG CCCTCCAGG GC T CTA GGT TCG 462141 Asn Pro Gay Gly  Arq Gin Met Pro Ser Arq Ala Leu Gay  5erCn TTCAAG AAT TCA GCA ATA AAG AG G TGG An CCCAGT ATG 798TTT GTT CCA T rA CCT CT71’ Tl ’口′A汀A AAA TAT TGA T ACA(x) 8句0FIG、 IB IG 2 国際v4斎報告

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.Pem遺伝子によりコード表現されるPem蛋白質のアミノ酸配列で構成さ れる遺伝子組み替えポリペプチド。
  2. 2.実質的に純粋な形態の、特許請求の範囲第1項のポリペプチド。
  3. 3.該Pem蛋白質がT−リンパ腫細胞のDNAによりコード表現される、特許 請求の範囲第1または2項のポリペプチド。
  4. 4.該アミノ酸配列が図1に示される核酸配列によりコード表現される、特許請 求の範囲第1項のポリペプチド。
  5. 5.図1に示されるヌクレオチド配列で構成されるcDNAプローブ。
  6. 6.ハイブリダイジング条件下で、標的細胞群による特許請求の範囲第5項のプ ローブの培養ステップで構成される腫瘍性細胞を検出するための方法。
  7. 7.不活性化変異体Pem遺伝子を腫瘍性細胞内に挿入するステップで構成され る、腫瘍性細胞を処理するための方法。
  8. 8.特許請求の範囲第5項のcDNA配列のアミノ酸配列により構成されるポリ ペプチド。
  9. 9.実質的に純粋な形態の特許請求の範囲第8項のポリペプチド。
  10. 10.Pem蛋白質に関するコード表現を行うDNA配列で構成される表現伝播 体。
  11. 11.該表現伝播体が、操作可能な直線配列で、a)複製のオリジン b)プロモーター c)Pem蛋白質をコード表現するDNA配列で構成される宿主内で複製を行う ことができるプラスミドである、特許請求の範囲第10項の表現伝播体。
  12. 12.該表現伝播体が、操作可能な直線配列で、a)複製の原核生物オリジン b)原核生物プロモーター 。)Pem蛋白質をコード表現するDM配列で構成される原核生物宿主において 複製を行うことができるファージあるいはプラスミド。
  13. 13.該伝播体がpMSneo,pNEO/Tfr−NCおよびpMAM/ne o/Tfr−NCで構成されるグループから選択される特許請求の範囲第11項 の表現伝播体。
  14. 14.Pem蛋白質をコード表現するDNA配列で構成されるベクター。
  15. 15.該ベクターがプラスミド、ファージおよびコスミドで構成されるグループ から分離される、特許請求の範囲第14項のベクター。
  16. 16.該ベクターがATCCアクセス番号No.68304を有する特許請求の 範囲第15項のベクター。
  17. 17.遺伝子組み替えDNA分子で形質変換され、該遺伝子組み替えDNA分子 がPem蛋白質をコード表現するDM配列で構成される宿主。
  18. 18.大開菌である特許請求の範囲第17項の宿主。
  19. 19.a)T−細胞蛋白質をコード表現するDNA配列で宿主を形質変換し、 b)該DNA配列を表現し、そして c)該Pem蛋白質を回収する 諸ステップで構成されるPem蛋白質を生産するための方法。
  20. 20.免疫学的に有効な量のPem蛋白質で構成される、個体中でPem蛋白質 に対する抗体の生産を誘発するのに有益な医薬用組成物。
  21. 21.該Pem蛋白質が特許請求の範囲第19項の方法により生産される、特許 請求の範囲第20項の医薬用組成物。
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