JPH06501956A - 3―アリール―または3―ヘテロアリール―β―カルボリン、その製造および薬剤としての使用 - Google Patents
3―アリール―または3―ヘテロアリール―β―カルボリン、その製造および薬剤としての使用Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3−アリール−または3−へテロアリール−β−カルポリン、その製造および薬
剤としての使用本発明は、新規の3−アリール−1または3−へテロアリール−
β−カルポリン、その製造および薬剤としての使用に関する。
多数の出版物、例えばヨーロッパ特許出願公開(EP−A)第110804号明
細書から、β−カルポリンは中枢神経系に作用を及ぼし、向精神薬として好適で
あることは公知である。意外なことに、3−位で本発明により置換されているβ
−カルポリンは、長い時間にわたって生体において活性があり、また同時にベン
ゾジアゼピン受容体に優れた親和性を有していることが明らかになった。
本発明による化合物は、式1
%式%
C4−アルコキシ、またはアミノ基で置換されていてもよいフェニル、ヘテロア
リールまたは○R5を表し、1個または2個が存在でき、
Rは、水素または01〜C1−アルキル、R2は、水素、Cユ〜C4−アルキル
、−0−C,−C。
−アルキルまたは置換又は非置換のフェニル−、ベシジルーまたはフェノキシ−
基および
R’は、水素、C8〜C,、−アルキル、03〜C1−シクロアルキル、または
置換又は非置換のフェニル−、ベンジル−、ヘテロアリール−またはベンゾ縮合
へテロアリール基を表し、
R4は、水素、C1〜C,−アルキル、C,−C,−アルコキシ−C8〜C,−
アルキルおよび
R3は、−個または数個のC〜C1−アルキル、C1〜C,−シクロアルキル、
ハロゲン、C3〜C6−アル:キシ−〇、〜C,−アルキル、フェニルまたはア
ミノ基で買換されていてもよい66〜C1−アリール−またはへテロアリール基
を表す]
を有し、さらにこれらの異性体および酸付加塩も表す置換基R′は、A環中の5
〜8位置、有利には、5−16−1または7−位置にあってもよい。
アルキル基は、それぞれ直鎮あるいは分枝頚状の基、例えばメチル、エチル、プ
ロピル、イソブコビル、ブチル、イソブチル、第二級ブチル、℃−ブチル、イソ
ペンチル、およびヘキシルを含む。
ハロゲンとは、それぞれフン素、塩素、臭素およびヨウ素である。
シクロアルキルは、それぞれシクロプロピル、シダロブチル、シクロペンチル、
シクロヘキシル、シクロヘプチル、および2−メチル−シクロプロピルであって
よ(、この際、炭lA原子数3〜5が有利である。
R5またはRAがヘテロアリール基を表す場合には、これは5−または6員環で
、1〜3個のへテロ原子、例えば窒素、酸素および/または硫黄を含む。例えば
下記の5−および6−員環がこれに該当する。ピリジン、ピリミジン、ピラジン
、ピリダジン、フラン、チオフェン、ビロール、チアゾール、イミダゾール、ト
リアジン。
有利なヘテロアリール基RAとしては、ピリジン、チオフェンおよびフランがこ
れに該当する。
R5がベンゾ縮合ヘテロアリール基を表す場合には、これは有利には1〜2の窒
素原子を有し、例えばキノリン、イソキノリン、キノキサリンまたはベンズイミ
ダゾールである。
フェニル−、ベンジル−、ヘテロアリール−およびベンゾ縮合したヘテロアリー
ル基R′の置換基は、それぞれの任意の位置に1ないし3個存在してよい。好適
な置換基は、ハロゲン、ニトロ、シアノ、C4〜C4−アルキル、C1〜C4−
アルコキシ、アミノ、C〜C1−アルコキシカルボニル、C1〜C1−アルキル
チ才およびトリフルオロメチルであり、この際、フェニルおよびベンジル基番二
対して、1個ないし2個のハロゲン置換基の場合が有利である。
有利なヘテロアリール基およびベンゾ縮合ヘテロアリール基R’としては、窒素
を含有するヘテロ環化合物がこれに該当し、これは必要ならば1個ないし2個の
ハロゲン、C3〜C4−アルキル、C1〜C4−アルコキシまたはトリフルオロ
メチル殊にハロゲンで置換されていて良い。
フェニル−、ベンジル−およびフェノキシ−基R2の置換基としては、R5に列
挙した芳香族の置換基、殊に、ハロゲン、例えば塩素および臭素が好適であるア
リールおよびヘテロアリール基R′は、単環または2環であって良く、環状原子
5〜12個、有利には環状原子5〜9個を有し、例えばフェニル、ビフェニル、
ナフチル、インデニルをアリール基として有し、またチェニル、フリル、ピラニ
ル、ピロリル、ピラゾリル、ピリジル、ピリミジニル、ピリダジニル、オキサシ
リル、イソキノリル、チアゾリル、インチアゾリル、1,3.4−才キサジアゾ
ール−2−イル、キノリル、イソキノリル、ベンゾ〔1〕チエニル、ベンゾフリ
ルを1〜3個のへテロ原子、例えば硫黄、酸素および/または窒素を有するヘテ
ロアリール基として有するものである。
アリール−およびヘテロアリール基R3の置換基は、1〜3個が存在してもよく
、殊には1個である。
有利な実施態様としては、下記のものが挙げられる。
RAがOR′を表し、ココテ、R5はC,−C,−フルキル、または1〜2個置
換されていてもよいフェニル−またはベンジル−基または5〜6員環でベンゾ縮
合していてもよい窒素1〜3個を有するヘテロ環化合物で、これは1〜2個が置
換されていてもよいものを表し、R3がハロゲンまたは01〜C4−アルコキシ
により置換されていてもよいフェニルまたは置換又は非置換の5〜6員環でヘテ
ロ原子1〜3個ををするヘテロ環化合物、例えば1,3.4−オキサジアゾール
−2−イル、チェニル、ピロリル、ピリジル、チアゾリル、オキサシリルまたは
ベンゾ縮合へテロ環化合物、例えばベンゾチェニルである。チアゾリル基の置換
基としては、01〜C9−アルキルおよびフェニルが有利と考えられ、1,3.
4−オキサジアゾリル基の置換基としては、C1〜C4−アルキル、01〜C1
−アルコキシ−01〜C,−アルキル、C,〜C7−シクロブロビルおよびアミ
ノが有利である。
キラル中心が存在する場合には、式Iの化合物は立体異性体の形で、かつその混
合物として存在していてもよい。
生理的に認容性の酸付加塩は、公知の無機および有機の酸、例えば塩酸、臭化水
素酸、硫酸、リン酸、ギ酸、酢酸、安息香酸、マレイン酸、フマル酸、コハク酸
、酒石酸、クエン酸、シュウ酸、グリオキシル酸から、ならびにアルカンスルホ
ン酸およびアリールスルホシ酸、例えばメタンスルホン酸、エタンスルホン酸、
ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸から誘導できる。
式Iの化合物ならびにその酸付加塩は、そのベンゾジアゼピン受容体への親和性
に基づいて薬剤として使用でき、ベンゾジアゼピンについて公知の性質である拮
抗物質的、反作動薬的(invers agonistische)および作動
薬的作用を示す。同時に、本発明による化合物は、作用の持続が長く、抗不安鎮
静の効能で優れている。ベンゾジアゼピン受容体への親和性は、放射性元素で標
識したフルニトラゼパムのベンゾジアゼピン受容体からの排除能力を測定して得
られる。抗不安鎮静作用の研究には、ポアジエ等[Boissier et a
l、 Eur。
J、 Pharzacol、 4.145−150 (1968)コの方法によ
る4枚板試験により試験される。これにより、腹腔内処置後の負荷マウスの運動
活動度を高める最小有効量(MED)が得られる。負荷しない場合の4枚板試験
における活動度の低下は、鎮静作用を示す。
式Iの化合物は、殊に抑うつと不眠を伴なう不安の治療に好適である。
本発明の化合物を薬剤として使用する際には、これを作用物質の他に経口または
非経口適用に適する医薬、有機および無機の不活性担体物質、例えば水、ゼラチ
ン、ゴム、アラビアゴム、乳糖、デンプン、ステアリン酸マグネシウム、タルク
、植物油、ポリアルキレングリコール等を含有する医薬製剤とする。
医薬製剤は、固体の形、例えば錠剤、糖衣錠、座薬、カプセルまたは液体の形、
例えば溶液、g、III液または乳液であってもよい。必要ならばこれらはさら
に助剤、例えば保存剤、安定剤、湿潤剤または乳化剤、浸透圧の増加またはM衡
のための塩を含んでいてもよい。
非経口適用のためには、殊に注射用溶液または!!!濁液、殊に、活性化合物の
ポリヒドロキシエトキシル化ヒマシ油中の水性溶液が好適である。
担体システムとしては、界面活性助剤、例えば胆汁酸の塩または動物または植物
性のリン脂質、さらにこれらの混合物ならびにリポソームまたはその成分が使用
できる。
経口適用のためには、殊に錠剤、糖衣錠またはカプセルが、タルクおよび/また
は炭化水素担持剤または一緒合剤、例えばラクトース、トウモロコシデンプン、
バレイショデンブンと一緒にされたものが好適である。
適用は、液状でも行うこともでき、例えばジュース剤として必要ならば甘味料を
加えることができる。
本発明による化合物を、活性物質0.05〜1001gの用量単位で、生理的に
認容性の担持剤の中に入れる。
本発明による化合物は、一般に、用量0.1〜300mg/日、有利には0.1
〜30mg/日、殊に有利には1〜20mg/日を、例えば抗不安鎮静薬として
ジアゼパムと同様にして使用する。
本発明による化合物の製造は、自体公知の方法で行う6例えば式lの化合物には
、以下のようにして到達する。
a)式II
〔式中
RAおよびR4は前記のものを表し、Halはハロゲンである〕の化合物を、ニ
ッケルまたは白金触媒の存在で、式III
R’−Me−X、 I I I
〔式中、
R3は前記のものを表し、
Meは金属原子、
Xはハロゲン、ヒドロキシルまたは01〜C,−アルキルおよび
nは1〜3を表す〕の金属有機化合物と一緒にしてアリール化するか、または
b)式IV
〔式中、RAおよびR4は前記のものを表す〕の化合物をオルトカルボン酸エス
テルで環化して、式1の化合物[R’は1,3.4−オキサジアゾール−2−イ
ル基を表し、これは01〜C2−アルキル、01〜C4−アルコキシ−〇、〜C
1−アルキル、フェニルまたはC5〜C1−シクロアルキルで置換されていても
よい〕とするか、あるいはブロムシアンで環化して式Iの化合物[R’は5−ア
ミノ−1,3,4−才キサジアゾール−2−イル基を表す〕とするか、または〔
式中、RAおよびR4は前記のものを表し、Zはハロゲンであり、R’は水素ま
たは保護基を表す〕の化合物をチオカルボン酸アミドで環化して、式Iの化合物
[R’は2−位置で置換されていてもよいチアゾール−4−イル基である]とし
、引き続き、必要ならば保護基を外すか、または
〔式中、RAおよびR4は前記のものを表す〕の化合物をトシルメチルイソシア
ニドで塩基の存在下に環化して式Iの化合物[R1はオキサゾール−5−イル基
である]とし、所望の場合には、引き続きベンジル基Rゝを外すか、またはヒド
ロキシル基を表すRAをエーテル化するか、または異性体を分離するかまたは酸
付加塩を形成させる。
製法a)によるアリール化は、溶液中または不活性、@列中の懸濁液中で、0℃
から反応混合物の沸騰点までの温度で行う。
溶剤としては1例えば環式および非環式のエーテル、例えばジエチルエーテル、
テトラヒドロフランおよびジオキサン、炭化水素、例えばトルエンおよびベンゼ
ンならびに非プロトン性で、極性の溶剤、例えばジメチルホルムアミド、ジメチ
ルアセトアミド、N−メチルピロリドン等が好適である。ホウ素の場合には、プ
ロトン性、@刑、例えばアルコールの添加は有害ではない。
ハロゲンHatとしては、殊に臭素およびヨウ素がこれに該当する。
一般式IIIの有機金属化合物は、金属原子としてリチウム、マグネシウム、亜
鉛、錫またはホウ素を含み、その際、置換基Xはそれぞれ金属原子の原子価によ
り、1〜3個存在することができ、ハロゲンとしてのXは、殊に塩素または臭素
である。
好適なニッケルおよびパラジウム触媒は、例えば1゜3−ジフェニルホスフィノ
プロパン一二ノケル−II−クロリド、ビスートリー〇−トリルホスフィン−パ
ラジウム−II−クロリド、ビス−トリフェニルホスフィン−パラジウム−11
−クロリド、テトラキス−トリフェニルホスフィン−パラジウム−(0)および
1.1゛ −ビス−ジフェニルホスフィノフェロセンパラジウム−II−クロリ
ドである。
製法b)による1、3.4−オキサジアゾールの製造は、β−カルボリン−3−
カルボン酸ヒドラジドをオルトカルボン酸エステルと一緒にしてa液または懸濁
液中で加熱し、引き続き環化を塩基例えばアルカリ金属アルコラード、例えばナ
トリウム−またはカリウムメチラート、−℃−ブチラードの存在で行う。
溶剤としては、相応するアルコールが好適である。
この反応は反応混合物の沸点までの温度で行い、約2〜10時間後に終了する。
5−アミノ−1,3,4−オキサジアゾールは、製法b)−二より、弐IVの化
合物をブロムシアンと一緒にし、プロトン性溶剤、例えばアルコールの中で高温
、有利には20〜50℃で環化し、引き続き塩基、例えばアンモニアで処理して
製造される。
製法C)によるチアゾール基の導入のためには、弐Vの化合物、殊には3−ブロ
ムアセチル−または3−タコロアセチル−β−カルポリンをチオカルボン酸アミ
ド、例えばチオホルムアミド、C1〜C1−アルキル−C3NH,、チオ安息香
酸アミドと一緒にプロトン性溶剤例えばアルコラードの中で還流しながら加熱す
る。
場合により存在するβ−カルポリンの9位における保護基、例えばアルカノイル
−、アリールスルホニル−、アルキリスルホニル−またはトリアルキルシリル−
保護基は、通例の方法、例えば塩基例えばアルカリ金属アルコラードまたは水酸
化物、または酸例えば希薄鉱酸またはフッ化物例えばフッ化セシウムで、室温ま
たは高い温度において処理することにより外される製法d)によるオキサゾール
の製造のためには、式Vlの3−カルボアルデヒド−β−カルポリンをトシルメ
チルイソシアニドと懸濁液または溶液中で反応させる。この反応は、塩基、例え
ばアルカリ金属炭酸塩またはアルカリ金属アルコラードの存在で、プロトン性溶
剤、例えばアルコール中で、反応混合物の沸点までの温度で行い、約1〜3時間
後に終了する。
基R8の離脱を希望する場合には、これはヨーロッパ特許公開(EP−A)第1
30140号明細書に記載の方法で、または水素化分解により行う。
必要ならば引き続いて行う遊離ヒドロキシ基のエーテル化は、ヨーロッパ特許公
開(EP−A)第237467号明細書に記載の方法で行う。すなわち反応性化
合物RA−Y [式中、Yは例えばハロゲン、トシラート、メジラードまたはト
リフラートを表す]を、塩基、例えばアルカリ金属アルコラードまたは一水酸化
物の存在で、極性溶剤例えばジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、ア
セトニトリルまたはアルコール中で、室温または高い温度で変換させ、必要なら
ば相間移動触媒の存在で行う。
異性体混合物は、通例の方法例えば晶出、グロマトグラフィーまたは塩形成によ
り、ジアステレオマーあるいは鏡像異性体に分割することができる。
生理的に認容性の酸付加塩の形成のためには、式Iの化合物を例えば少量のアル
コール中に溶かし、所望の酸の濃溶液を加える。
出発化合物の製造が記載されないでいない場合、これらは公知であるか、公知化
合物と類似しているかまたはここに記載の方法で製造できる。
式TIの3−ハロゲン−β−カルボリン誘導体は、ヨーロッパ特許出願公開(E
P −A )第110814号明細書に記載の方法で、またはサンドマイヤー
の変形法で、@刑としてのブロモホルム中で亜硝酸イソアミルを用いてポリエチ
レングリコールの存在で得られる式IVの化合物の製造は、β−カルポリン−3
−カルボン酸アルキルエステルをヒドラジン水和物と一緒に加熱することにより
得られる。
ヨーロッパ特許出願公開(EP−A)第54507号明細書に記載の方法による
3−ヒドロキシメチル−β−カルポリンの酸化により、式Vlの3−カルボアル
デヒド−β−カルポリンが得られるかまたはヨーロッパ特許出願公開(E P
−A )第305322号明細書に記載の合成により得られる。
下記の実施例で本発明の詳細な説明する出発物質の製造
A )6−ベンジルオキシ−4−メトキシメチル−β−カルポリシー3−カルボ
ン酸
これはヨーロッパ特許出願公開(EP−A>第161574号明細書に記載の方
法により、6−ベンジルすキシ−4−ストキシメチル−β−カルポリシー3−カ
ルボン酸イソブコビルエステルから製造される。融点 243℃5
B、)3−!−リス千ルシリルエチルオキシカルポニルマミノ−6−ペシジルオ
キシー4−メトモSメ千ルーβ−カルボリン
6−ベンジルオキシ−4−メトキシメチル−β−カルポリン−3−カルボン酸3
.62gを、ジメチルホルムアミド50m1中に透明に溶かし、リン酸ジフェニ
ルエステルアンド4.3gおよびトリエチルアミン1.4mlを加え、浴温度8
0℃で2時間アルゴン下に撹拌する。冷却の後、2−トリメチルシリルエタノー
ル2.9mlを加え、浴温度80℃で4時間加熱する。−晩装置した後、真空中
で濃縮させる。残留物を酢酸エステル中に入れ、飽和炭酸水素ナトリウム溶液お
よび食塩/S液でそれぞれ一回洗浄する。有機相を乾燥、濾過、濃縮させる。残
留物はさらに精製せずに次の工程に使用される。
C3)3−アミノ−6−ベンジルオキシ−4−メトキシメチル−β−カルポリン
3−トリメチルシリルエトキシカルボニルアミノ−6−ペンジルオキシ−4−メ
トキシメチル−β−カルポリン5gを、テトラヒドロフラン40m1中でテトラ
ブチルアンモニウムフロリド22m1と一緒に3時間50℃で加熱する。溶剤を
留去した後、酢酸エステル中に入れ、飽和炭酸ナトリウム溶液および食塩溶液に
よりそれぞれ一回洗浄する。有機相を、乾燥、濾過、濃縮させる。残留物を塩化
メチレン:エタノール=102を溶離液としてシリカゲルでグロマトグラフイ処
理する。相応する両分の蒸発濃縮の後に、シクロヘキサン/酢酸エステルと一緒
にして良く撹拌した後、3−アミノ−6−ベンジルオキシ−4−メトキシメチル
−β−カルポリン1.32gが得られる。
D、)3−ブロム−6−ベンジルオキシ−4−メトキシメチル−β−カルポリン
3−アミノ−6−ベンジルオキシ−4−メトキシメチル−β−カルポリンIgに
、ブロモホルム32m1中でHB r/水酢酸(33%)0.6mlおよびPG
E:oo5gを加える。9℃で亜硝酸イソアミル0.46m1を加え、30分間
この温度に保持する。引き続き、この混合物に臭化銅(I)0.56gを加える
。
混合物を1時間以内に室温まで昇温した後、塩化メチレンで希釈し、希アンモニ
ア溶液および水でそれぞれ1回抽出する。有機相を乾燥、濾過、濃縮させる。残
留物を、シリカゲルで塩化メチレン、エタノール=151を用いてクロマトグラ
フィ処理する。相応する両分を集めて濃縮させ、酢酸エステル/ヘキサンと一緒
に良(撹拌する。3−ブロム−6−ベンジルオキシ−4−メトキシメチル−β−
カルポリン0.54gが得られる。
E、)6−ベンジルオキシ−4−メトキシメチル−3−アセチル−9−トシル−
β−カルポリン6−ベンジルオキシ−4−メトキシメチル−9−トシル−β−カ
ルポリン−3−カルボン酸イソプロピルエステル8.4gを、純テトラヒドロフ
ラン500m1中に溶かし、−60℃に冷却する。この溶液にアルゴン雰囲気中
でメチルリチウムの1.5モルエーテル溶液15m1を滴加し、引き続き、さら
に4時間−60℃で撹拌する。室温まで昇温の後、反応混合物を飽和塩化アンモ
ニウムleI液と混合し、塩化メチレンで抽出し、乾燥、濃縮させる。得られた
粗生成物をシリカゲルでシクロヘキサン・酢酸エステル=8,2を用いてクロマ
トグラフィ処理する。6−ベンジルオキシ−4−メトキシメチル−3−アセチル
−9−トシル−β−カルボリン4.1g、融点173〜175℃が得られる。
F、)ブロム化
6−ベンジルオキシ−4−メトキシメチル−3−アセチル−9−トシル−β−カ
ルボリン2.29gを、フェニルトリメチルアンモニウムトリプロミドの2倍モ
ル量と一緒にして、純テトラヒドロフラン100m1中で4日間室温で撹拌する
0反応混合物を、濃縮乾眉させ、塩化メチレン内に入れ、飽和NaC1溶液を用
いて洗浄し、ジノコン(S i kkon)上で乾燥、濃縮させる。粗生成物を
シリカゲルでクロマトグラフィ処理する(シクロヘキサン 酢酸エステル−82
)。6−ベンジルオキシ−3−ブロモアセチル−4−メトキシメチル−9−トシ
ル−β−カルポリン1.9g、融点165℃(分解)が得られる。
G、)5−ベンジルオキシ−4−メトキシメチル−β−カルポリン−3−カルボ
ン酸−ヒドラシト5−ベンジルオキシ−4−メトキシメチル−β−カルポリン−
3−カルボン酸−エチルエステル1.56gを、ヒドラジン水和物(80%)2
0ml中で4時間加熱還流させる。冷却の後、沈澱する結晶を吸引濾過し、乾燥
させる。5−ベンジルオキシ−4−メトキシメチル−β−カルポリン−3−カル
ボン酸−ヒドラシト1.2g、融点212〜213℃が得られる。
同様の方法で、下記のものが製造される6−ベンジルオキシ−4−メトキシメチ
ル−β−カルポリ′、、−3−カルボン酸−ヒドラシト、融点228〜231℃
5−(4−フルオロベンジルオキシ)−4−メトキシメチル−β−カルポリン−
3−カルボン酸−ヒドラシト、融点218〜225℃
5−(4−クロロフェノキシ)−4−メトキシメチル−β−カルポリン−3−カ
ルボン酸−ヒドラシト、融点194〜19!3’C
5−インプロポキシ−4−メチル−β−カルポリシー3−カルボン酸−ヒドラシ
ト、融点240〜243 ’C6,7−シメトキシー4−エチル−β−カルポリ
ン−3−カルボン酸−ヒドラシト、融点253〜255°C6−ベンジル
3ーカルボン酸−ヒドラシト、融点265〜263°こ実施例1
6−ベンジルオキシ−3−フェニル−4−メトキシメチル−β−カルポリン
3−ブロム−6−ベンジル万キシー4ーメトキシメチル−β−カルポリン476
mgを、トルエンlomlおよびエタノール5ml中に装入し、テトラキス(ト
リフェニルホスフィン)−パラジウム(0)41mgを加え、5分間アルゴン中
で撹拌する。次に、フェニルホウ酸177mgおよび2モル炭酸ナトリウム溶液
1.5mlを加え、引き続き3時間95℃に加熱する。濃縮の後、多産の酢酸エ
ステル中に入れ、水および飽和食塩溶液によりそれぞれ1回洗浄する6乾燥、濾
過およびijllIlの後、再結晶させる。6−ベンジルオキシ−3−フェニル
−4−メトキシメチル−β−カルポリン3 7 2mg、融点205〜206℃
が得られる(エタノール、塩化メチレン、ヘキサン)。
同様の方法により下記のものが製造される。
5−ベンジルオキシ−4−メトキシメチル−3−(2−チニニル)−β−カルポ
リン、融点181〜191℃
5−ベンジルオキシ−4−メトキシメチル−3−り2−ピロリル)−β−カルポ
リン、 融点203〜205℃
6−ベンジルオキシ・−4−メトキシメチル−3−(2−チニニル)−β−カル
ポリン、融点179”S6−ベンジルオキシ−4−メトキシメチル−3−(3−
チェニル)−β−カルポリン、融点211〜213℃
6−ベンジルオキシ−4−メトキシメチル−3−(3−ピリジル)−β−カルポ
リン、融点195〜196℃
6−ベンジルオキシ−4−メトキシメチル−3−(2−ベンゾチェニル)−β−
カルポリン、融点224〜226℃
6−ベンジルオキシ−4−メトキシメチル−3−(2−メトキシフェニル)−β
−カルポリン、融点202〜20’C。
実施例2
6−ベンジル丁キシー4−メトキシメチル−3−(2−メチル−4−チアゾリル
)−β−カルポリンa、)
6−ベンジルオキシ−3−ブロモアセチル−4−メトキシメチル−9−トシル−
β−カルボリン0.530gを、エタノール50m1中でチオアセトアミド0゜
07gと一緒に3時間加熱還流させる。濃縮の後、残留物を、シクロヘキサンお
よび酢酸エステル=1+1を溶離剤としてシリカゲルでのクロマトグラフィ処理
する。6−ベンジルオキシ−4−メトキシメチル−3−(2−メチル−4−チア
ゾリル)−9−トシル−β−カルボリン0.260g、融点181〜182℃が
得られる。
同様の方法により下記のものが製造される:6−ペンジルオキシー4−メトキシ
メチル−3−(2−フェニル−4−チアゾリル)−9−トシル−β−カルポリン
、融点173〜175℃。
b、)
6−ベンジルオキシ−4−メトキシメチル−3−(2−メチル−4−チアゾリル
)−9−トシル−β−カルボリン0.260gを、ナトリウムアルコラード溶液
(メタノール30m1中にナトリウム0.015g)30mlと共に3時間加熱
還流させる。有機相の蒸発濃縮の後、ヘキサン+アセトン=1300+700を
用いてシリカゲルでのクロマトグラフィ処理する。6−ベンジルオキシ−4−メ
トキシメチル−3−(2−メチル−4−チアゾリル)−β−カルボリン0.18
0g、融点260(分解)が得られる。
同様の方法により下記のものが製造される6−ベンジルオキシ−4−メトキシメ
チル−3−(2−フェニル−4−チアゾリル)−β−カルポリン、融点134〜
135℃。
実施例3
6−ベンジルオキシ−4−メトキシメチル−3−(5−オキサジノル)−力ルボ
リン
メタノール30m1中の粉末炭酸カリウム1gの懸濁液に、6−ペシジルオキシ
ー4−メトキシメチル−β−カルポリン−3−カルボアルデヒド1.04gおよ
びトシルメチルイソシアニド0.68gを加える。
混合物を先ず2時間室温で撹拌し、引き続き1時間加熱還流させる。蒸発濃縮の
後、酢酸エステルlooml巾に入れ、有機相を1モル苛性ソーダ溶液それぞれ
50m1で2回洗浄し、乾燥、濾過および濃縮させる。
残留物をエーテルと一緒に良く撹拌すると、6−ペンジルオキシ−4−メトキシ
メチル−3−(5−オキサジノル)−β−カルポリン550mg、融点208〜
210’Cが得られる。
実施例4
5−ベンジルオキシ−4−メトキシメチル−3−(5−エチル−1,3,4−オ
キサジアゾール−2−イル)−β−カルポリン
メタノール20m1中の5−ベンジルオキシ−4−メトキシメチル−β−カルポ
リン−3−カルボン酸ヒドラジド0.3gの懸濁液に、オルトプロピオン酸トリ
エチルエステル1.6gを加え、引き続き4時間加熱還流させる。濃縮の後、残
留物をn−ブタノール20m1中でカリウム−t−ブチラード0.14gと混合
し、さらに5時間加熱還流させる。溶剤を留去した後に、塩化メチレン中に入れ
、飽和炭酸水素ナトリウム溶液および食塩溶液によりそれぞれ1回洗浄する。
有機相を乾燥、濾過、濃縮させる。残留物を塩化メチレン・エタノール=1.1
を用いてシリカゲルでのクロマトグラフィ処理する。5−ベンジルオキシ−4−
メトキシメチル−3−(5−エチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル
)−β−カルボリン0.236g、融点230〜233℃が得られる。
同様の方法により下記のものが製造される・6−ベンジルオキシ−4−メトキシ
メチル−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−β−
カルポリン、融点234〜235℃6.7−シメトキシー4−エチル−3−(5
−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−β−カルポリン、融点
265〜268℃
6−ベンジルオキシ−4−エチル−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジア
ゾール−2−イル)−β−カルポリン、融点259〜260℃
5−(4−クロロフェノキシ)−4−メトキシメチル−3−(5−エチル−1,
3,4−オキサジアゾール−2−イル)−β−カルポリン、融点257〜259
℃
5−(4−クロロフェノキシ)−4−メトキシメチル−3−(5−n−ブチル−
1,3,4−才キサジアゾール−2−イル)−β−カルポリン、 融点215〜
217℃
6−ベンジルオキシ−4−メトキシメチル−3−(5−メトキシメチル−1,3
,4−オキサジアゾール−2−イル)−β−カルポリン、融点180〜182℃
5−(4−クロロフェノキシ)−4−メトキシメチル−3−(5−メトキシメチ
ル−1,3,4−才キサジアゾール−2−イル)−β−カルポリン、融点216
〜218℃
6−ベンジルオキシ−4−メトキシメチル−3−(5−シクロプロピル−1,3
,4−オキサジアゾール−2−イル)−β−カルポリン、融点235〜237°
C5−イソプロピルオキシ−4−メチル−3−(5−シクロプロビル−1,3,
4−オキサジアゾール−2−イル)−β−カルポリン、融点228〜232℃5
−イソプロピルオキシ−4−メチル−3−(5−メトキシメチル−1,3,4−
才キサジアゾール−2−イル)−β−カルポリン、融点220〜222℃5−ベ
ンジルオキシ−4−メトキシメチル−3−(5−メトキシメチル−1,3,4−
オキサジアゾール−2−イル)−β−カルポリン、融点195〜198℃5−ベ
ンジルオキシ−4−メトモジメチル−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジ
アゾール−2−イル)−β−カルポリン、融点215〜216℃5−ベンジルオ
キシ−4−メトキシメチル−3−(5−H−”1,3.4−オキサジアゾール−
2−イル)−β−カルポリン、融点200〜205℃6−ベンジルオキシ−4−
メトキシメチル−3−(5−H−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−
β−カルポリン、融点233〜235℃5−(4−フルオロベンジルオキシ)−
4−メトキシメチル−3−(5−エチル−1,3,4−才キサジアゾール−2−
イル)−β−カルポリン、融点243〜6−ベンジルオキシ−4−メトキシメチ
ル−3−(5−アミノ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−β−カル
ポリン
6−ベンジルオキシ−4−メトキシメチル−β−カルポリン−3−カルボン酸ヒ
ドラジド0.376gに、メタノール10m1中でブロムシアンQ、106gを
加え、40〜45℃に1時間加熱する。冷却の後、反応混合物をアンモニア溶液
によりアルカリ性とし、沈澱物を吸引濾過し、水で洗浄、乾燥させる。シクロヘ
キサン/酢酸エステルと共に良く撹拌した後、6−ベンジルオキシ−4−メトキ
シメチル−3−(5−アミノ−1,3,4−丁キサジアゾールー2−イル)−β
−カルポリン0.372g、融点290〜293℃が得られる。
フロントベージの続き
(72)発明者 シュナイダー、ヘルベルトドイツ連邦共和国 D −1000
ベルリン15 ドウイスブルガー シュトラーセ 20(72)発明者 トウル
スキー、レコスラフドイツ連邦共和国 D−1000ベルリン20 シュバンダ
ウアー シュトラーセ シ
Claims (4)
- 1.式I ▲数式、化学式、表等があります▼I 〔式中、 RAは、ハロゲン、−CHR1−R2、ハロゲン、C1〜C4−アルコキシまた はアミノ基で置換されていてもよいフェニル、ヘテロアリールまたはOR5を表 し、1個または2個が存在でき、 R1は、水素またはC1〜C4−アルキル、R2は、水素、C1〜C4−アルキ ル、−O−C1〜C4−アルキルまたは置換又は非置換のフェニル−、ベンジル −またはフェノキシ−基およびR5は、水素、C1〜C6−アルキル、C3〜C 7−シクロアルキル、または置換又は非置換のフェニル−、ベンジル−、ヘテロ アリール−またはベンゾ縮合ヘテロアリール基を表し、 R4は、水素、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−アルコキシ−C1〜C3− アルキルおよびR3は、一個または数個のC1〜C4−アルキル、C3〜C7− シクロアルキル、ハロゲン、C1〜C4−アルコキシ−C■〜C3−アルキル、 フェニルまたはアミノ基で置換されていてもよいC6〜C12−アリール−また はヘテロアリール基を表す〕の化合物又はこれらの異性体および酸付加塩。
- 2.6−ベンジルオキシ−3−フェニル−4−メトキシメチル−β−カルポリン 5−ベンジルオキシ−4−メトキシメチル−3−(2−チエニル)−β−カルポ リン 5−ベンジルオキシ−4−メトキシメチル−3−(2−ピロリル)−β−カルポ リン 6−ベンジルオキシ−4−メトキシメチル−3−(2−ピリジル)−β−カルポ リン 6−ベンジルオキシ−4−メトキシメチル−3−(2−メトキシフェニル)−β −カルポリン6−ベンジルオキシ−4−メトキシメチル−3−(2−メチル−4 −チアゾリル)−β−方ルポリン6−ベンジルオキシ−4−メトキシメチル−3 −(5−オキサゾリル〕−β−カルポリン5−ベンジルオキシ−4−メトキシメ チル−3−(5−エチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−β−カ ルポリン 6,7−ジメトキシ−4−エチル−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジア ゾール−2−イル)−β−カルポリン 5−(4−クロロフェノキシ)−4−メトキシメチル−3−(5−メトキシメチ ル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−β−カルポリン5−イソプロ ピルオキシ−4−メチル−3−(5−シクロプロピル−1,3,4−オキサジア ゾール−2−イル)−β−カルポリン 5−(4−フルオロ−ベンジルオキシ)−4−メトキシメチル−3−(5−エチ ル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−β−カルポリン。
- 3.薬物製造のための請求項1に記載の化合物の使用。
- 4.式Iの化合物を製造する場合に、 a)式II ▲数式、化学式、表等があります▼II〔式中、 RAおよびR4は前記のものを表し、Halはハロゲンである〕の化合物をニッ ケルまたは白金触媒の存在で、式III R3−Me−XnIII 〔式中、 R3は前記のものを表し、 Meは金属原子、 Xはハロゲン、ヒドロキシルまたはC1〜C4−アルキルおよび nは1〜3を表す〕の有様金属化合物でアリール化するか、または b)式1V ▲数式、化学式、表等があります▼IV〔式中、RAおよびR4は前記のものを 表す〕の化合物をオルトカルボン酸エステルで環化して式Iの化合物〔R3は1 ,3,4−オキサジアゾール−2−イル基を表し、これはC1〜C4−アルキル 、C1〜C4−アルコキシ−C1〜C2−アルキル、フェニルまたはC3〜C7 −シクロアルキルで置換されていてもよい〕とするか、あるいはプロムシアンで 環化して式Iの化合物〔R3は5−アミノ−1,3,4−オキサジアゾール−2 −イル基を表す〕とするか、または c)式V ▲数式、化学式、表等があります▼V 〔式中、RAおよびR4は前記のものを表し、Zはハロゲンであり、R9は水素 または保護基を表す〕の化合物をチオカルボン酸アミドで環化して式Iの化合物 〔R3は2−位置で置換されていてもよいチアゾール−4−イル基である〕とし 、引き続き必要ならば保護基を外すか、または d)式VI ▲数式、化学式、表等があります▼VI〔式中、RAおよびR4は前記のものを 表す〕の化合物を塩基の存在でトシルメチルイソシアニドとで環化して式Iの化 合物〔R3はオキサゾール−5−イル基〕とし、また所望の場合には引き続きベ ンジル基R5を外すか、またはヒドロキシル基を表すR4を、エーテル化するか 、または異性体を分割するか、または酸付加塩を形成させることを特徴とする、 式Iの化合物の製法。
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