JPH06501948A - レチノイド様活性を有するクロマンおよびチオクロマン - Google Patents
レチノイド様活性を有するクロマンおよびチオクロマンInfo
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- JPH06501948A JPH06501948A JP3516762A JP51676291A JPH06501948A JP H06501948 A JPH06501948 A JP H06501948A JP 3516762 A JP3516762 A JP 3516762A JP 51676291 A JP51676291 A JP 51676291A JP H06501948 A JPH06501948 A JP H06501948A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
レチノイド様活性を有するクロマンおよびチオクロマン本発明は、レチノイド(
retinoid)様活性を有する新規化合物に関する。とりわけ、本発明は、
エチニル安息香酸部分と、2−置換テトラヒドロキノリニル、チオクロマニルま
たはクロマニル部分とを有する化合物に関する。酸部分は、アルコール、アルデ
ヒドもしくはケトンまたはその誘導体に変換してもよく、還元して−CH3とし
てもよい。
関連技術
4−(2−(4,4−ジメチル−6−X)−2−メチルビニル)安息香酸(Xは
テトラヒドロキノリニル、クロマニルまたはチオクロマニルである。)の構造を
有する、軟骨変性阻止に有用なカルボン酸誘導体が、1985年1月9日公開の
欧州特許出願第0133795号に開示されている。1986年4月2日公開の
欧州特許出願第176034A号には、エチニル安息香酸基を有するテトラヒド
ロナフタレン化合物が開示されており、米国特許第4739098号には、レチ
ノイン酸の酸含有部分の3つのオレフィン単位をエチニルフェニル基で置換する
ことが記載されている。
発明の概要
本発明は、式1
式I
ε式中、XはS、○てあり
R1−R3は水素または低級アルネルてあり。
R4およびR3は水素または低級アルキルであるが、R4およびR5は両方同時
には水素であり得ず。
R6は炭素数1〜6の低級アルキル、低級アルケニル、低級シクロアルキル、ま
たはハロゲンであり。
nはO〜5であり。
BはHl
−COOH,または薬学的に許容し得るその塩、エステルもしくはアミド、−C
H20H1またはそのエーテルもしくはエステル誘導体、−CHo、またはその
アセタール誘導体、−COR+(R+は炭素数1〜5のアルキル、シクロアルキ
ルまたはアルケニル基)、またはそのケタール誘導体である。]
で示される化合物に関する。
更に、本発明は、皮膚病、例えばアクネ、ダリエー病、乾癖、魚鱗癖、湿疹、ア
トピー性皮膚炎および上皮癌の処置のための式1の化合物の用途に関する。式1
の化合物は、関節炎疾患および他の免疫性疾患(例えば紅斑性狼瘉)の処置、創
傷治癒の促進、ドライアイ症候群の処置、並びに日光による皮膚損傷の回復にも
有用である。
本発明は、式1の化合物を薬学的に許容し得る賦形剤と共に含んで成る薬剤製剤
にも関する。
本発明は更に、式1の化合物の合成方法であって、ヨウ化第−銅およびPct(
PQ3)2CA’2(Qはフェニル)または同様の複合体の存在下に、式2で示
される化合物と、式3で示される化合物とを反応させることによって対応する式
1の化合物を得、
[式中、R1−R6は前記と同意義であり、X′はハロゲン、好ましくはIであ
り。
nは前記と同意義であり、Bは、Hlまたは保護された酸、アルコール、アルデ
ヒドもしくはケトンである。コ
または
Pd(PQ3)4(Qはフェニル)または同様の複合体の存在下に、式4[式中
、R1−R6およびXは前記と同意義である。]で示される亜鉛塩と、式3の化
合物とを反応させることによって対応する式1の化合物を得、または
式5
式5
[式中、nは0〜4である。:。
で示される化合物を同族体化することによって式1の酸を得、または式1の酸を
塩に変換し、または
酸付加塩を形成し:または
式1の酸をエステルに変換し、または
式1の酸をアミドに変換し、または
式1の酸をアルコールまたはアルデヒドに還元し、または式]のアルコールをエ
ーテルまたはエステルに変換し、または式1のアルコールをアルデヒドに酸化し
、または式1のアルデヒドをアセクールに変換し、または式1のケトンをケター
ルに変換する
ことを含んで成る方法に関する。
本発明において「エステル」とは、有機化学における古典的なエステルの定義に
含まれるすべての化合物を包含する。B(式1の)が−COOHの場合、エステ
ルとは、この基をアルコール、好ましくは炭素数1〜6の脂肪族アルコールで処
理して得られる生成物を包含する。Bが−CH20Hである化合物からエステル
を誘導する場合は、エステルとは、式ニーCH200CR(Rは、置換または不
置換脂肪族、芳香族または脂環式基であり、好ましくは脂肪族部分の炭素数1〜
6である)で示される化合物を包含する。
好ましいエステルは、炭素数10もしくはそれ以下の飽和脂肪族アルコールもし
くは酸、または炭素数5〜10の環式もしくは飽和脂環式アルコールおよび酸か
ら誘導する。特に好ましい脂肪族エステルは、低級アルキル酸またはアルコール
から誘導したものである。本発明において、低級アルキルとは、炭素数1〜6の
アルキル基を意味し、直鎖および分枝状のアルキル基を包含する。フェニルまた
は低級アルキルフェニルエステルも好ましい。
アミドとは、有機化学における古典的なアミドの!義を有する。アミドには、不
置換アミド並びに脂肪族および芳香族モノ−およびノー置換アミドが含まれる。
好ましいアミドは、炭素数10もしくはそれ以下の飽和脂肪族基または炭素数5
〜10の環式もしくは飽和指環式基から誘導するモノ−およびジー置換アミドで
ある。特に好ましいアミドは、低級アルキルアミンから誘導するアミドである。
フェニルまたは低級アルキルフェニルアミンから誘導するモノ−およびジー買換
アミドも好ましい。非置換アミドも好ましい。
アセタールおよびケタールは、基−CKを有し、Kは(−OR)2 (Rは低級
アルキル)であるか、またはKは−OR+ O(R+は炭素数2〜5の直鎖また
は分枝状低級アルキル)である。
薬学的に許容し得る塩は、塩を形成し得る官能基(例えば酸またはアミン基)を
有する本発明のいずれの化合物に対しても調製し得る。薬学的に許容し得る塩は
、親化合物の活性を保持しており、被投与体および環境に対して有害または不都
合な作用を及ぼさない塩である。
このような塩は、有機または無機の酸または塩基から誘導し得る。このような塩
は、−価または多価イオンから生成し得る。酸基に対して特に好ましいものは、
ナトリウム、カリウム、カルシウムおよびマグネシウムのような無機イオンであ
る。有機アミン塩は、アミン、特にアンモニウム塩、例えばモノ−、ジーおよび
トリーアルキルアミンまたはエタノールアミンから得られる。カフェイン、トロ
メタミンなどの分子から塩を生成することもできる。酸付加塩を形成し得るほど
充分に塩基性の窒素が存在する場合は、いずれの無機もしくは有機酸またはアル
キル化剤(例えばヨウ化メチル)と酸付加塩を形成してもよい。塩酸、硫酸また
はリン酸のような無機酸との塩が好ましい。多くの単純な有機酸、例えば−塩基
性、二塩基性または三塩基性酸のいずれかを使用することもてきる。
本発明の好ましい化合物は、エチニル基および基Bが、それぞれベンセン環の1
位および4位に結合しており(すなわち、化合物のフェニル部分はバラ置換され
ている)、nはOであり、Bは−COOH1そのアルカリ金属塩、有機アミン塩
もしくは低級アルキルエステル、または−CH20H,その低級アルキルエステ
ルもしくはエーテル、または−CHoもしくはそのアセタール誘導体である化合
物である。より好ましい化合物は、式6−で示される以下のような化合物である
。
エチル4−C(2,2,4,4−テトラメチルチオクロマン−6−イル)エチニ
ルコペンゾエート(化合物1: x=s、R3=H,R4=CH3、R5=CH
3、R”=C2H5);
4−[(2,2,4,4−テトラメチルチオクロマン−6−イル)エチニル]安
息香酸(化合物2; x=s、R3=H,R4=CH3、R5=CH,、R”=
H);エチル4−[(2,2,4,4−テトラメチルクロマン−6−イル)エチ
ニル]ベンゾエート(化合物3;X=O1Rs = H、R4= CH3、R,
=CH3、R”=C2H5);4−[(2,2,4,4−テトラメチルクロマン
−6−イル)エチニル]安息香酸(化合物4: X=OSR3=H,R4=CH
3、R5=CH3、R”=H)。
エチル4−[(2,2,4,4,7−ペンタメチルチオクロマン−6−イル)エ
チニル]ベンゾエート(化合物5 ; X ” S 、 Rs = CHs、R
4= CHs、R5=CH,、R′”C2H3);
4−[(2,2,4,4,7−ペンタメチルチオクロマン−6−イル)エチニル
]安息香酸(化合物6 ; X = S 、 R3= CH3、R4=CH3、
R5=CH3、R”=H)。
エチル4−[(2,2,4,4,7−ペンタメチルクロマン−6−イル)エチニ
ルコペンゾエート(化合物7:X=○、R3=CH,、R4=CH3、R5=C
H3、R”=C2H1):
4−E(2,2,4,4,7−ペンタメチルクロマン−6−イル)エチニル]安
息香酸(化合物8 : X = O、R3= CH3、R4=CH3、R,、=
CH3、R”=H)。
エチル4−[(2,4,4−トリメチル−6−チオクロマニル)−エチニル]ベ
ンゾニート(化合物56: X=SSR3=H,R4=H,R5”CH3、R”
=C2H,)。
4−(2,4,4−トリメチル−6−チオクロマニル)−エチニル安息香酸(化
合物57: X=SSR3=H,R4=H,R5=CH3、R”=H)。
本発明の化合物は、症状、器官特異的処置の必要性、投与量などを考慮して、全
身的に、または局所的に投与し得る。
皮膚病の治療においては、通例、薬剤を局所的に投与することが好ましいが、重
篤な嚢胞性アクネの治療のような場合には、経口投与を行ってもよい。局所投与
用の通常の剤形、例えば溶液、懸濁液、ケル、軟膏などのいずれを使用してもよ
い。このような局所投与用製剤の調製は、薬剤の分野における文献、例えば、レ
ミントンズ・ファーマンニーティカル・サイエンス(Remington’s
Pharma−ceutical 5cience)、第17版、マツグ・パブ
リッシング社(Mack Publish−ing Company +イース
トン、ベンノルベニア)に詳細に説明されている。本発明の化合物を局所投与す
るには、粉末またはスプレー(とりわけエアロゾル形のスプレー)として投与す
ることもてきる。
本発明の薬剤を全身的に投与する場合には、散剤、丸薬、錠剤など、またはン1
=+、、プ剤もしくはエリクンル剤の形管に調製して、経口投与することができ
る。
静脈内または腹腔内投与を行うには、化合物を、注射によって投与し得る溶液ま
たは懸濁液に:A製し得る。四則の形、または皮下徐放性製剤もしくは筋肉内注
射剤の形に調製することが有用である場合もある。
皮膚乾燥の処置のため、遮光のため、皮膚病を他の手段で治療するため、感染防
止のため、刺激や炎症の緩和のためなどの副次的な目的で、前記のような局所投
与用製剤に他の薬物を加えることができる。
本発明の化合物1種またはそれ以上の処置有効量を投与することによって、レチ
ノイン酸様化合物によって処置できることがわかっている皮膚病または他の症状
を処置することができる。処置濃度は、特定の症状を軽減するが、または病状の
進行を遅延させる濃度である。場合によっては、本発明の薬剤は、特定の症状の
発現を防止するために予防的に使用し得る可能性もある。処置濃度は症状にょっ
て様々であり、処!しようとする症状の重さ、および治療に対する患者の感受性
によって異なり得る。従って、通常の試験によって、場合に応じて処置濃度を決
定することが最もよい。例えばアクネまたは同様の皮膚病の処置においては、0
001〜5重量%、好ましくは約0.01〜1%の濃度の製剤が処置に有効であ
ると考えられる。全身的に投与する場合は、001〜100、好ましくは約01
〜10mg/kg体重/日の量が、多くの場合有効であり得る。
本発明の化合物のレチノイン酸様活性は、オルニチンデカルボキシラーゼにレチ
ノイン酸を作用させて行う従来のレチノイン酸活性測定法によって確認した。
レチノイン酸と細胞増殖抑制との相関に関する研究は、ヴエルマ(Verma)
およびボウトウエル(Boutwell)fカンサー・リサーチ(Cancer
Re5earch)、1977、旦ユ、2196〜2201]によって最初に
行なわれた。該文献には、ポリアミン生合成に先立ってオルニチンデカルボキシ
ラーゼ(ODC)活性が高まると記載されている。別に、ポリアミン合成の増加
が、細胞増殖に関連し得ることがわかっている。すなわち、ODC活性を阻害す
れば、細胞の過剰増殖を調節することができる。ODC活性上昇の原因はすべて
はわかってはいないが、12−O−テトラデカノイルホルボール−13−アセテ
ート(TPA)が○DC活性を誘導することがわかっている。レチノイン酸は、
TPAによるODC活性誘導を阻害する。
実質的にカンサー・リサーチ(35,1662〜1670.1975)に記載の
方法に従ったアッセイにより、本発明の化合物も、TPAによるODCの誘導を
阻害することがわかった。
レチノイン酸様活性の例として、実質的にヴエルマおよびボウトウエル(前掲書
)の方法に従うアッセイによると、本発明の好ましい化合物例(化合物1.3お
よび7)は、下記濃度(IC,。)で、TPA誘導ODC活性を80%阻害した
化合物 I C5of:nzof)
本発明の化合物は、種々の化学合成経路によって合成し得る。本発明を説明する
ために、式1の化合物が得られることがわかっている一連の工程の概要を説明す
る。当業者は、本明細書中に記載の条件は、式1で示されるいずれの化合物に対
しても一般化し得る特定の態様であることを容易に認識するであろう。更に、当
業者は、本明細書に記載の合成工程は、本発明の範囲から外れることなく変更お
よび/または調整し得ることを容易に認識するであろう。
Xは−S−であり、R4およびR5は水素または低級アルキルであり、R4およ
びR5は両方同時には水素でない式1の化合物は、反応式Iに従って合成する。
λ 皿 」。
1旦
反応式1中、R1−R3は水素または低級アルキル基であり、R6は式1のもの
と同1!義てあり、nは0〜5であり、Bは水素または保護された酸、アルコー
ル、アルデヒドもしくはケトンである。Xoは、nが0の場合はCI、Brまた
は■であり、好ましくはnが1〜5の場合にBrまたはIである。
Xは酸素であり、R4およびR3は水素または低級アルキルてあり、R4および
R5は両方同時にj=水素でない式1の化合物は、反応式2に従って合成する。
反応式2
%式%
反応式2中、R1〜R0,0、BおよびXoは、反応式1のものと同意義である
。
反応式1および2に示した工程について、次に説明する。
反応式1において、4−ブロモチオフェノール(化合物9)を、適当に置換した
アクリル酸から誘導した酸クロリド(化合物10)のようなアノル化剤でアンル
化する。アンル化は、不活性溶媒(例えばテトラヒドロフラン)中で、強塩基(
例えば水素化士トリウム)の存在下に行なう。アクリル酸部分にオレフィン性結
合を有する千オニステル(化合物11)が得られ、これを、フリーデル・クラフ
ッ型触媒(例えば塩化アルミニウム)の存在下に、適当な溶媒(例えば塩化メチ
レン)中で撹拌することによって閉環する。得られる2−オキソ−6−ブロモチ
オクロマン(化合物12)は通例、結晶の形態で単離する。
2−オキソ−6−ブロモチオクロマン(化合物12)を、アルキル置換基R4お
よびR5を有するグリニヤール試X(例えば、R4およびR6がメチルの場合、
メチルマグネシウムブロミド)で処理することによって、基R4および/または
R,(本発明によると、両方同時には水素であり得ない)を導入する。グリニヤ
ール試薬(例えばメチルマグネシウムブロミド)が過剰の場合、チオクロマン環
が開環し、4−ブロモチオフェノールの3級アルコール誘導体(化合物13)が
生成する。
所望の基R0〜R5を有するチオフェノール誘導体(化合物13)の閉環は、酸
性条件下で加熱することにより、好ましくは化合物13を水性酸中で加熱するこ
とにより行なう。所望のアルキル(または水素)置換基R1〜R6を有する得ら
れる6−ブロモチオクロマンは、反応式1中、化合物14として示した。
アセチレン(エチン)部分を分子中に導入するためには、!換6−ブロモチオク
ロマン(化合物14)を、ヨウ化第−銅および適当な触媒[通例、Pd(PQ3
)z(J’2(Qはフェニル)]の存在下に、トリメチルシリルアセチレンと反
応させる。この反応は通例、密閉管中で、ビス(トリフェニルホスフィン)パラ
ジウム(n)クロリド触媒、酸受容体(例えばトリエチルアミン)の存在下に、
不活性ガス(アルゴン)雰囲気中で加熱することによって行なう。得られる6−
ドリメチルノリルエチニルチオクロマンは、反応式1中に化合物15として示し
た。
反応式1に示すように、次の工程では、6−ドリメチルンリルエチニルチオクロ
マン(化合物15)からトリメチルシリル部分を除去して、環置換6−ニチニル
チオクロマン誘導体(化合物16)を得る。この工程は、塩基性条件下に、好ま
しくは不活性ガス雰囲気中で行なう。
フェニルまたは置換フェニル基を化合物16のアセチレン(エチン)部分に導入
するには、化合物16に、試薬X’ Q (CHz)n−B (式3.Qは、2
個またはそれ以上の置換基を有するフェニル基) (n、 X’およびBは、式
3に関する前記定義と同意義)をカップリングさせる。換言すれば、所望の置換
基[(CH2)n−B〕を有するか、または当業者既知の有機反応によって容易
に所望の置換基に変換し得る基(CH2)n Bを有するベンゼン核を持つハロ
ゲン置換フェニル化合物(式3)との反応によって、6−ニチニルチオクロマン
(化合物16)にフェニルまたは置換フェニル基を導入する。
6−ニチニルチオクロマン(化合物16)と試薬X’ Q (CHz)n Bと
のカップリングは、不活性カス(アルゴン)雰囲気中、密閉管内で、ヨウ化第−
銅、適当な触媒[通例、Pd(P Q3)2C121および酸受容体(例えばト
リエチルアミン)の存在下に加熱することによって直接行なう。
得られるジ置換アセチレン化合物(化合物18)は、本発明による目的化合物で
あるか、または塩形成、エステル化、エステル分解、同族体化、アミド形成など
のような工程によって目的化合物に容易に変換し得る。これらの工程については
、更に後述する。
化合物18は、6−ニチニルチオクロマン誘導体(化合物16)を、対応する金
属塩、例えば亜鉛塩(化合物17)にまず変換し、欠いてその塩(化合物17)
を、@、媒Pd(PQ3)4(Qはフェニル)または同様の複合体の存在下に、
試薬X’−Q−(CH2)n B (式3.Qはフェニルまたは置換フェニル基
)とカップリングさせることによっても得られる。
化合物18の誘導体形成は、反応式1において、「同族体および誘導体」(化合
物19)への変換として示した。
化合物18の誘導体形成もしくは保護基の脱離に関して、またはフェニル誘導体
X’ Q (CH2)n B(カップリング後に、直接本発明化合物を与えるも
の、または大発明化合物に容易に変換し得るもの)の調製に関して、以下、特に
説明する。
式2の化合物(反応式1中、化合物16)との反応に、保護されたフェニル誘導
体が必要である場合は、それを対応する酸、アルコール、ケトンまたはアルデヒ
ドから:A製し得る。二のような出発物質(保護された酸、アルコール、アルデ
ヒドまたはケトン)は、市販されているか、または文献に記載の方法により合成
し得る。カルボン酸は通例、塩化水素または塩化チオニルのような酸触媒の存在
下に、適当なアルコール溶液中で酸を還流することによってエステル化する。ま
た、ノンクロへキンルカルボシイミトおよびジメ千ルアミノピリジンの存在下に
、カルボン酸を適当なアルコールと縮合させてもよい。エステルは、常套の方法
で回収および精製する。アセタールおよびケタールは、マー壬(March)1
.−アト・\ンスド・オーガニック・ケミストリー(Advanced Org
anic Chemistry)j、第2版、マツグロー−ヒル・ブック社(M
cGraw−Hill Book Company)、8 ]、 0頁に記載の
方法により容易に得られる。アルコール、アルデヒドおよびケトンは、例えばマ
ツコーミー(McOmie)、プレナン・パブリンング・プレス(P lenu
mPublishing Press)、1973およびプロチクティング・グ
ループス(Proteet−ing G roups)、グリーン(Green
e)編、/ヨン・ワイリー・アンド・サンズ(J ohn Wiley & 5
ons)、1981に記載されているような既知の方法で、それぞれエーテルお
よびエステル、アセタールまたはケタールを形成することによって保護し得る。
カップリング反応の前にnの値を高めるためには(そのような化合物が市販され
ていない場合)、Bが−COOHであるフェニル誘導体を、アルントーアインユ
テルト反応条件下に連続的に処理することによるか、または他の同族体化方法に
より同族体化する。BがC○○Hではないフェニル誘導体を適当な手段により同
族体化してもよい。次いで、同族体化した酸を、前記のような方法でエステル化
し得る。
Bが酸基または池の基である式1の化合物を、前記のようなアルントーアイノユ
テルト法または他の方法による同族体化に付すことによっても、nが1〜5の化
合物を得ることができる。
式1で示される酸および塩は、対応するエステルから容易に得られる。アルカリ
金属塩基で塩基性ケン化することにより、酸が得られる。例えば、好ましくは不
活性ガス雰囲気中、室温で、約3モル過剰の塩基(例えば水酸化カリウム)と共
に、式1のエステルをアルカノールのような極性溶媒に溶解する。この溶液を1
5〜20時間撹拌し、冷却し、酸性化し、常套の方法で加水分解物を回収する。
アミドは、対応するエステルまたはカルボン酸から、当業者既知の適当ないずれ
のアミド化方法で生成してもよい。このような化合物を調製する一方法において
は、酸を酸クロリドに変換し、次いで水酸化アンモニウムまたは適当なアミンで
処理する。例えば、酸を塩基のアルコール溶液、例えばKOH(約10モル%過
料)エタノール溶液で、室温で約30分間処理する。溶媒を除去し、残渣をノエ
チルエーテルのような有機溶媒に溶解し、ジアルキルホルムアミドて処理し、次
いで10倍過剰の塩化オキサリルで処理する。これらは、すべて約−10〜士1
0℃の中程度の低温で行う。得られた溶液を低温で1〜4時間、好ましくは2時
間撹拌する。溶媒除去によって得られた残渣を不活性溶媒(例えばベンゼン)に
溶解し、約O℃に冷却し、濃水酸化アンモニウムで処理する。この混合物を低温
で1〜4時間撹拌する。生成物を従来の方法で回収する。
アルコールは、対応する酸を塩化チオニルまたは他の手段によって酸クロリドに
変換し[ンエイ・マーチ、「アドバンスト・オーガニック・ケミストリー」、第
2版、マツグロー−ヒル・ブック社]、次いで酸クロリドを水素化ホウ素ナトリ
ウムで還元する[マーチ、前掲書、1124頁]ことによって得られる。また、
低温において、エステルを水素化リチウムアルミニウムで還元してもよい。これ
らのアルコールを、ウィリアムソン反応条件下に適当なハロゲン化アルキルでア
ルキル化することによって、対応するエーテルが得られる[マーチ、前掲書、3
57頁コ。これらのアルコールを、酸触媒またはシンクロへキシルカルボンイミ
ドおよびツメチルアミノビリジンの存在下に適当な酸と反応させることによって
、エステルに変換し得る。
アルデヒドは、穏やかな酸化剤、例えば塩化メチレン中のピリンニウムジクロメ
ート [コレイ、イー・ンエイ(Corey、E 、J 、 )、ンュミット、
ノー(S cbmidt。
G)、テトラヘトoンーレターズ(Tet、Lett、 )、399.1979
]または塩化メチレン中のツメチルスルホキッド/塩化オキサリル[オムラ、ケ
イ(Omura。
K)、ズワーン、ディ(Swern、D、)、テトラヘドロン(Tetrahe
dron)、1978.34.1651]を用いて、対応する1級アルコールか
ら調製することができる。
ケトンは、適当なアルデヒドを、アルキルグリニヤール試薬または同様の試薬で
処理し、次いで酸化することによって調製し得る。
アセタールまたはケタールは、マーチ、前掲書、810頁に記載の方法により、
対応するアルデヒドまたはケトンから得られる。
Bが水素である化合物は、ハロゲンがIであることが好ましし)対応するハロゲ
ン化ベンゼン化合物から導かれる。
反応式2について説明すると、フェノール、または3位(メタ位)(こアルキル
換基(R3)を有する置換フェノール(化合物20)を、適当な置換アクlJ7
し酸層Xら誘導される酸クロリド(化合物10)のようなアンル化剤でアンル化
する。反応式2においても、反応式1と同様に、目的化合物の基R1およびR2
1t、このアクIJル酸誘導体(化合物10)により導入する。酸クロリド(化
合物10)(こよるア7ル化は、不活性溶媒(例えばテトラヒドロフラン)中、
強塩基(例えば水素化ナト1ノウム)の存在下に行なうことが好ましい。得られ
る置換フェニル−アク1ルートは、反応式2中、化合物21として示した。
置換フェニル−アク1ルート(化合物21)は、フリーデル・クラフ゛ン型反応
条件(塩化メチレンのような不活性溶媒中、AICI3触媒を使用)下1=閉環
して、4位にR1およびR2、(場合により)6位にR3を有する2−オキ゛ノ
クロマン化合物(化合物22)とする。反応式1における2−オキソチオクロマ
ン(化合物12)と同様に、反応式2の2−オキソクロマン(化合物22)をグ
リニヤール試薬との反応に付して、基R4およびR,を導入する。前記のように
、R4およびRsl:!、両方同時には水素であり得ない。R4およびR,がメ
チルである場合、グリニヤール試薬は、メチルマグネシウムクロリド[テトラヒ
ドロフラン(THF)l:溶解したちのコであることが好ましい。このグリニヤ
ール試薬に、例えば乾燥ジエチルエーテルのような適当な溶媒中の化合物22の
溶液を加える。3級アルコールるフェノール(クロマン環が開環している分子)
(反応式2中、化合物23)力く得られる。
既に所望の基R I− R sを有する化合物23を、酸性条件下で(例え(f
水性硫酸中で加熱することにより)閉環して、クロマン誘導体(化合物24)を
得る。合成経路(本発明化合物の製造のために好ましいものではある力(、これ
↓二限定される必要はない)のこの時点まで、千オクロマン(反応式1)および
クロマン誘導体(反応式2)のいずれの合成においても、同じまたは同様の工程
を行ない、異なる蝿は、反応式2においては出発物質であるフェノール誘導体が
ハロケン(例えばブロモ)置換基を有していない点のみである。
本発明のクロマン化合物の好ましい合成経路においてはハロゲン置換基か存在し
ないので、クロマン部分の6位にアセチレン(エチン)基を導入するための好ま
しい工程(反応式2)は、対応するチオクコマンにアセチレン部分を導入するた
めの工程(反応式1)とは異なっている。
すなわち、反応式2においては、フリーデル・クラフッ型条件下に、クロマン誘
導体(化合物24)の6位にアでチル基を導入する。この了セチル化は、ニトロ
メタン溶媒中、塩化アルミニウムの存在下に、塩化アセチルを用いて行なうこと
が好ましい。得られる6−アセチルクロマン誘導体は、化合物25として示した
。
アセチレン(三重)結合は、クロマン(化合物25)の6−アセチル部分をアセ
チレン部分に変換することによって、分子中に導入する。これは、好ましくは、
アセチル基のエノール化を起こすリチウムイソプロピルアミドで(低温、例えば
−78℃で)処理することによって行なう。中間体エノール化合物(反応式2中
に示さず)を、ノエチルクロロホスフエート(または同様の試薬)でエステル化
し、低温(例えば−78°C)でリチウムイソプロピルアミドと再度反応させる
ことによって三重結合を形成しく脱離反応によると考えられる)、6−ニチニル
クロマン誘導体(化合物26)を得る。
ここで、本発明は、前記のような、また:ま他の反応機構の理論によって制限さ
れることをi!IZするものてはないっ本発明の範囲を外れることなく、当業者
が、特定の串間体に合わせて合成条件を改良および調節し、本発明の複数の化合
物を製造することを更に可能にし、促進するために、反応機構理論の簡単な説明
を(適宜)行うものである。
反応式2の説明を続けると、6−ニチニルクロマン誘導体(化合物26)は、6
−ニチニルチオクロマン(化合物16)から対応する目的チオクロマン誘導体へ
の変換(反応式1参照)と同様の合成工程によって、本発明の目的化合物に変換
し得る。丁なわち、化合物26を、ヨウ北東−銅、適当な触媒こ通例、Pd(P
Q3)2C12(Qはフェニルなど)]、および酸受容体(例えばトリニチルア
ミン)の存在下に、試薬X’ Q (CI(z)n B (式3.Qはフェニル
または置換フェニル基)と共に加熱することが好ましい。この力.ノブリング反
応により、反応式1(二層して説明したのと同様に、目的とするクロマン化合物
(化合物28)が得られる力A1または保護、脱保護、エステル化、同族体化な
どにより目的化合物(=容易(こ変換できるような誘導体が得られる。同族体は
、反応式2において化合物28aとして示した。
また、6−ニチニルクロマン(化合物26)を、まず対応する金属(亜鉛)塩(
化合物27)に変換し、次いで、試KX’ Q (CH2)n B (式3.Q
I;!)、=/しまたは置換フェニル基)とカップリングしてもよい。この力・
ノブリング反応1ま、反応式1に関して説明した化合物18と同様の試薬との力
・ノブリングの場合と同様の条件下に行い得る。
反応式4
反応式3に関して説明すると、2−オキソ−6−プロモーチオクロマン(化合物
12)をグリニヤール試薬で処理することによって、R4またはR3の一方の置
換基がアルキルで、他方が水素である置換6−ブロモチオクロマン14を合成す
ることができる。すなわち、反応式1と同様に、2−オキソ−チオクロマン(化
合物12)を、アルキル置換基R4またはR5を有する過剰のグリニヤール試薬
(例えば、R4またはR5がメチルの場合、メチルマグネシウムプロミド)で処
理する。
ただし、反応温度は、比較的低い温度(例えば−14℃)を保つよう調節し、比
較的短時間(約05時間)反応を行う。このように調節したグリニヤール反応に
より、反応式3に示すように、4−ブロモチオフェノールのへミアセクール誘導
体(化合物49)を生成する。次いで、チオフェノール誘導体(化合物49)を
酸性条件下に(好ましくは水性酸中で)加熱することにより閉環して、不飽和チ
オオレフィン(化合物50)を得る。6−ブロモチオオレフィン(化合物50)
を、パラジウムスルフィド/カーボン触媒の存在下に、加圧下(約33psi)
に水素化することによって、還元する。R1、R2、R3、R4およびR6とし
て所望の水素およびアルキル置換基(RB$よびR5の一方は水素)モ有する6
−ブロモチオクロマン(化合物14)が得られる。
反応式4の6−プロモーチオクロマン14に関しては、反応式4に示すよう(二
、ヘミアセクール誘導体(化合物49)に、先に使用したのとは異なるグ1ノ二
で−ル試薬を作用させることにより、R1およびRsa換基(いずれもアルキル
相互に同じ基ではない)を導入する。このグリニヤール反応におL\て(峠チオ
クロマン環を開環して、4−プロモーチオフェノールの3級アルコール合物13
)を生成する。所望のR1、R2、R3、R4mよびR5置換基を有するチオフ
ェノール誘導体(化合物13)の閉環は、前記のように、酸性条件下(二加熱す
ることによって、好ましくは水性酸と共に加熱することによって行う。R1、R
2、R,、R4およびR,として所望のアルキルおよび水素置換基を有する6−
ブロモチオクロマン(化合物14)が得られる。
反応式6
%式%
反応式5において1叡.反応式3と同様に、R4およびR5置換基の一方がアル
キル、他方が水素である。反応式3において対応する2−オキソ−チオ−クロマ
ン(化合物12)と同様に、反応式5の2−オキソ−タロマン(化合物22)を
グリニヤール試工で処理して、R4およびR5置換基を導入する。温度と時間を
調節じて、反応式5に示すようにヘミアセクール誘導体(化合物51)を毘離す
ることができる。酸性条件下に(例えば水性酸中て加熱することにより)、ヘミ
アセクール(化合物51)を閉1して、対応するτレフイン誘導体(化合物52
)を生成する。次いで、反応式3の化合物49の還元と同様の条件を用いて、ま
たは、より一般的な還元方法によって、オレフノン誘導体を還元し得る。得られ
るり=マン誘導体は、反応式5の化合物24である。ここまでの合成経路(本発
明化合物の製造のために好ましいが、これに限定される必要はない)において、
千オクロマン(反応式3)およびクロマン誘導体(反応式5)のいずれの合成に
おいても、亘じまたは同様の二稈を行い、相異点は、反応式5にお1ブるラクト
ン出発物質はハロトc′例えばブ:モ置換基)を持たtいことのみである。
反応式6の化合物24においては、R4もR5もアルキルであるが、同じ基では
ない。化合物51に、先に使用したのとは異なるグリニヤール試薬を作用させる
ことにより、R4およびR5アルキル置換基を導入して、3級アルコール(化合
物23)を生成する。所望のR1、R2、R3、R4およびR5置換基を有する
3級アルコール(化合物23)を、前記と同様に酸性条件下に閉環して、クロマ
ン誘導体(化合物24)を得る。
R4およびR5置換基の一方がアルキルで、他方が水素である最終アセチレン生
成物、またはR4およびR5置換基がいずれもアルキルであるが、相互に同じ基
ではない最終生成物を得るためには、化合物14および24を、反応式1および
反応式2に示し1こものと実質的に同様の反応手順に付す。
下記の、本発明の特定の化合物例、並びに本発明の化合物およびある種の中間体
の合成工程例は、本発明を説明するためのものであって、本発明の範囲を制限す
るものではない。
無水エタノール100冨l中の4−ヨード安息香酸Log(40.32ミリモル
)の懸濁液に、塩化チオニル2mlを加え、混合物を3時間加熱還流した。溶媒
を減圧除去し、残渣をエーテル100mlに溶解した。エーテル溶液を飽和炭酸
水素ナトリウム溶液および飽和塩化ナトリウム溶液で洗い、硫酸ナトリウムで乾
燥した。
次イテ、溶媒を減圧除去し、残渣を原管(kugelrohr)蒸留(100℃
; 0. 5 、5mm)に付して、標記化合物を無色油状物として得た。
P〜IR(CDCJ3)・δ1.42(3H,t,J−7Hz)、4.4(2H
,Q,J−7Hz)、7.8(4H)。
前記手順を用いて、4−ヨード安息香酸の代わりに適当な酸を使用して、次のよ
うな化合物例を合成することができるエチル4−ヨードフェニルアでテート。
エチル3−<4−ヨードフェニル)プロピオネート。
エチル4−(4−ヨードフェニル)ブタノエート:エチル5−(4−ヨードフェ
ニル)ペンタノエート。
5−(4−ブロモフェニル)3.3−ジメチルチオアクリレート(化合物30)
アルゴン雰囲気中、乾燥THF30mi中のNaH1,92g(80ミリモル:
鉱油中60%懸濁液から3×15■lヘキサン洗浄により得たもの)の水冷溶液
に、乾燥THF60厘l中の4−ブロモチオフェノール15.1g(80ミリ七
)り溶液を、1時間にわたってゆっくり加えた。混合物を0℃で更に30分間攪
拌後、乾燥THF3011中のジメチルアクリロイルクロリド10、Ig(85
ミリモル)溶液で処理した。次いて冷却浴を取り除き、混合物を室温で40時間
攪拌した。反応混合物を、氷酢酸2dを含む水20081に注ぎ、有機相を分離
した。有機相を水2×75m1で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減
圧除去し、標記化合物を黄色油状物として得た。
PMR(CDC7!3) δ1.91(3H,s)、2.14(3HSs)、6
.03−6゜06(IH,m)、7.28(2H,d、J−8,6Hz)、7.
53(2H,d、J−8゜6Hz)。
4.4−ジメチル−6−ブロモ−2−オキソ−チオクロマン(化合物31)窒素
雰囲気中で撹拌しながら、塩化メチレン140富l中の塩化アルミニウム15、
9g(119ミリモル)水冷懸濁液に、塩化メチレン1001中の5−(4−ブ
ロモフェニル)3.3−ンメ千ルーチオアクリレート(化合物30)21.64
g(799ミリモル)溶液を加えた。次いで、この混合物を室温で72時間攪拌
後、氷/ブライン混合物250gに注いだ。混合物を塩化メチレンで抽出し、合
した有機抽出物を飽和塩化ナトリウム溶液で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥した
。溶媒を減圧除去し、残渣をヘキサンから再結晶して、標記化合物を白色結晶と
して得た。
PMR(CDC7!3) δ1.40(6H,s)、2.67(2H,s)、7
.3l−740(3H,m)。
MS正確な質量 m/e269.9714(計算値: Cl+ H+ + S
OB rとして269、9714)。
4−ブロモ−2−(1,1,3−トリメチル−3−ヒドロキシブチル)チオフェ
ノール(化合物32)
アルゴン雰囲気中、過塩素酸リチウム3.49g(32,8ミリモル)に、エー
テル中の3.0Mメチルマグネシウムプロミド35++1(105ミリモル)を
加えた。
この混合物に、4.4−ジメチル−6−ブロモ−2−オキソ−チオクロマン(化
合物31)2.961g(10,926ミリモル)の溶液を撹拌しながら滴下し
、反応混合物を70時間加熱還流した。次いで反応混合物を冷却し、氷100g
/濃硫酸8冨1a合物に注いだ。有機相を分離し、水相をエーテル2x25mA
’で抽出した。
有機相を合し、飽和炭酸水素ナトリウム溶液2X25mA’、水251Nおよび
飽和塩化ナトリウム溶液25mA’で順次洗い、硫酸マグネシウムで乾燥した。
溶媒を減圧除去し、残渣をフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、標記
化合物を淡黄色油状物として得た。
PMR(CDC1s) :δ1.05(6H,s)、1.52(6H,s)、2
.30(2H1S)、3.71(IH,s)、7.22(IH,dd、 J−8
,5Hz、 2.1Hz)、7゜28(IHSd、J−8,5Hz)、7.35
(IH,d、J−2,1Hz)。
メチルマグネシウムプロミドの代わりにエチルマグネシウムプロミドを用LNる
と、対応する4−ブロモ−2−(1,1−ジメチル−3−エチル−3−ヒドロキ
シペンチル)−チオフェノールが得られる。
2、2.4.4−テトラメチル−6−ブロモチオクロマン(化合物33)4−ブ
ロモ−2−(1,1,3−1−リフチル−3−ヒドロキシブチル)チオフェノー
ル(化合物32)500lg(1,49ミリモル)と20%硫酸8翼lとの混合
物を、24時間加熱還流した。巳の混合物をヘキサンで抽出し、有機抽出物を合
し、水、飽和炭酸水素ナトリウム、水、飽和塩化ナトリウムで順次洗(1、硫酸
マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧除去し、残渣をフラ・ソシニクロマトグラ
フイ−(シリカ;ヘキサン)により精製して、標記化合物を無色油状物として得
た。
PMR(CDC13)・61.35(6H,s)、1.40(6HSs)、1.
93(2H1S)、τ1τ(II(、dd、 J−8,4Hz、 2.1Hz)
、7.23(IHSd、 J−84Hz)、7.26(IHSd、 J−2,I
Hz)。
MS正確な質量 m/e284.022H計算値 C,3H,、SBrとして2
84.0234)。
2.2,44−子蓋ラメチル−6−ト:、1.ij火2恩Aヂぜトシ肚二iエヱ
E二詠イ化合物34)
トリエチルアミン15ml中の2.2.4.4−テトラメチル−6−ブロモチオ
クロマン(化合物33)600++g(2,11ミIIモル)溶液を厚肉管;二
人れ、脱気し、アルゴン雰囲気中、トリメチルフリルアセチレン1.4g(14
,3ミ1,1モル)、およびヨウ化第−銅75冨g(0,39ミリモル)とビス
(トリフェニルホスフィン)ノぐラジウム(II)クロリド150翼g(0,2
1ミリモル)との粉末混合物で処理した。
反応混合物を再度脱気し、アルゴン雰囲気下に管を密封した。混合物を100で
て24時間加熱し、室温に冷却した後、更にトリメチルンlJ7レアセチレン1
,4g(1,4,3ミ11モル)、およびヨウ化第−銅75@g(0,39ミi
ノモル)とビス(ド、1フェニルホスフィン)パラジウム(n)クロリド150
厘g(0,21ミ+)モル)との粉末混合物で処理した。次いて混合物を脱気し
、アルコ′ン雰囲気下1:、密封管中100℃で96時間加熱した、混合物を室
温;二冷却し、エーテル3×10−で抽出した、有機抽出物を合し7、水25x
tおよび飽和塩化ナト’Jウム溶液25m1で順次洗い、硫酸マク゛不/ウムで
乾燥した。溶媒を減圧除去し、残渣をフラッジュクニマロブラーイ−(1ノリカ
、ヘネサン、次し)で3%酢酸エチル/ヘキサン)で精製して、標記化合物を黄
色結晶固体として得た。
P〜IR(CDCA3) 60.23(9H,s)、1.36(6H,s)、1
.39(6H1S)、1.94(2H,s)、7.17(IH,ddSJ−8,
2Hz、 1.8Hz)、725(LH,d、J−1,8Hz)、7.30(I
H,d、J−8,2Hz)。
〜IS正確?;’[1:m/e302.1519(計算値: Cl8H26SS
iとして382 1524)。
LLし辷シェと止づニジ三嗟℃三二」がl工アルゴン雰囲気中、イソプロパツー
ル4ml中の2.2.4.4−テトラメチル−6−ドリメチルシリルーエチニル
チオクロマン(化合物34)527.6mg(1,75ミリモル)溶液に、IN
−KOHOH溶液4壱lえた。反応混合物を室温で20時間撹拌した後、イソプ
ロパツールを減圧除去した。残渣をエーテルで抽出し、合した抽出物を、水およ
び飽和塩化ナトリウム溶液で順次洗0、硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減
圧除去して、標記化合物を黄色油状物として得た。
pMR(CDC13戸δ1.34(6H,s)、1.37(6H,s)、1.9
1(2H1S)、2.99(LH,s)、7.17(LH,dd、 J−8,1
Hz、1.8Hz)、726(LH,dSJ−1,8Hz)、7.30(I H
,d、 J−8,1Hz)。
MS正確な質量 m/e230.1122(計算値 C+ s H+ s Sと
して2301129)。
エチル4−[(2,2,4,4−テトラメチル−チオクロマン−6−イル)−エ
チニ++ □砦→−−幣騨
ル]ベンゾエート(化合物1)
2、2.4.4−テトラメチル−6−ニチニルチオクロマン(化合物35)11
07翼9(0,481ミリモル)とエチル4−ヨードベンゾエート(化合物29
)142゜3u(0,516ミリモル)との、トリエチルアミン2111中の溶
液を厚肉ガラス管に入れ、アルゴン雰囲気中で脱気した。ヨウ化第−銅42講9
(0,221ミ1ノモル)とビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II
)クロリド63−9(0,09ミIJモル)との粉末混合物で処理した。混合物
をアルゴン雰囲気下ζ二再度脱気し、管を密封した。反応混合物を室温で40時
間撹拌した。トリエチルアミンを減圧除去し、残渣をフラッシュクロマトグラフ
ィー(ソリ力、3%酢酸エチル/ヘキサン)により精製して、標記化合物を淡黄
色固体として得た。
PMR(CDC1s) δ1.37−1.42(15H,m)、1.96(2H
,s)、438(2H,QSJ−7,0Hz)、7.25(IH,、dd、 J
−8,2Hz、 1.8Hz)、7.33(IHSd、J−1,8Hz)、7.
37(LH,d、J−8,2Hz)、7,65(2H,d、J−8,6Hz)、
8.01(2HSd、J−8,6Hz)。
MS正確な質量:m/e378.1636(計算値: C24H2602Sとし
て378.1653)。
適当なエチニルチオクロマン(反応式1の化合物]6)および適当なハロ置換フ
ェニルエステル(式31例えば化合物29に関して説明した方法により合成)を
用い、化合物1の合成方法に従って、以下の本発明化合物を合成し得る。
エチル4−[(2,2,4゜4,7−ペンタメチルチオクロマン−6−イル)−
エチニル]ベンゾエート:
エチル4−[(2,2,4,4−テトラメチル−7−エチルチオクロマン−6−
イル)−エチニル]ベンゾエート:
エチル4−[(2,2,4,4−テトラメチル−7−ブロビルチオクロマンー〇
−イル)−エチニル]ベンゾエート。
エチル4−[(2,2,4,4−テトラメチル−7−へキン用チオクロマン−6
−イル)−エチニル〕ベンゾエート。
エチル2−[4−((2,2,4,4−テトラメチルチオクロマン−6−イル)
エチニル)−フェニル]アセテート。
エチル2−44−((2,2,4,4,7−ペンタメチルチオクロマン−6−イ
ル)エチニル)−フェニル]アセテート。
エチル2−[4−((2,2,4,4−テトラメチル−7−二チルチオクロマン
ー6−イル)−エチニル)フェニル]アセテート。
エチル2−14−((2,2,4,4−テトラメチル−7−へキンルチオクロマ
ン=6−イル)エチニル)フェニル]アセテート。
エチル3−[4−((2,2,4,4−テトラメチルチオクロマン−6−イル)
−エチニル)フェニル]プロピオネート。
エチル3−[4−((2,2,4,4,7−ペンタメチルチオクロマン−6−イ
ル)−エチニル)フェニル]プロピオネート。
エチル3−C4−((2,2,4,4−テトラメチル−7−エチルチオクロマン
−6−イル)エチニル)フェニル]プロピオネート。
エチル3−[4−((2,2,4,4−テトラメチル−7−ヘキ/ルチオクロマ
ンー6−イル)−エチニル)フェニル〕プロピオネート。
エチル5−C4((2,2,4,4−テトラメチルチオクロマン−6−イル)エ
チニル)−フェニルコペンタノエート:
エチル5−[4−((2,2,4,4,7−ペンタメチルチオクロマン−6−イ
ル)−エチニル)フェニル]ペンタノエート:エチル5−[4−((2,2,4
,4−テトラメチル−7−エチルチオクロマン−6−イル)−エチニル)フェニ
ルコペンタノエート。
前記方法に従うか、またはそれに変更を加えることにより、上記化合物例(およ
び類似化合物)の位置異性体を合成することもできる。
フェニル3.3−ジメチルアクリレート(化合物37)酸素雰囲気中、乾燥TH
F’20m1中のN a H(鉱油中60%懸濁液からヘキサン3Xl□aA’
で洗うことにより得た)1.29g(54ミリモル)の水冷溶液に、乾燥THF
50il中のフェノール5g(53ミリモル)溶液をゆっくりと加えた。混合物
を、乾燥THF30++j’中のジメチルアクリロイルクロリド7g(59ミリ
モル)溶液で処理した。冷却浴を取り除き、混合物を更に2.5時間撹拌した。
反応混合物を、氷酢酸11Nを含む水150@lに注いだ。混合物をエーテル1
50m1で抽出し、エーテル抽出物を飽和塩化ナトリウム溶液で洗い、硫酸マグ
ネシウムで乾燥した。溶媒を減圧除去し、残渣をフラッシュクロマトグラフイ−
(ンリカ、5%エーテル/ヘキサン)で精製して、標記化合物を黄色油状物とし
て得た。
PMR(CDC13):61.99(3H,s)、2.24(3HSs)、5.
93(LH。
ブロードS)、7.10(2H,dSJ−7,8Hz)、7.22(IH,tS
J−7,8Hz)、7.38(2H,t、J−7,8Hz)。
4.4−ジメチル−2−オキソ−クロマン(化合物38)アルゴン雰囲気中、塩
化メチレン1601J中の塩化アルミニウム10.4g(78ミリモル)の水冷
懸濁液に、塩化メチレン40Kl中のフェニル3.3−ジメチルアクリレート(
化合物37) 7g(39,8ミリモル)溶液を、撹拌しながらゆつ(つと加え
た。冷却浴を取り除き、混合物を更に42時間撹拌した。混合物を、氷/ブライ
ン混合物に注ぎ、有機相を分離した。水相を塩化メチレンて抽出し、有機抽出物
を合し、飽和塩化ナトリウム溶液で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥した。
溶媒を減圧除去し、残渣をフラッシュクロマトグラフィー(ノリカ、10%ニー
チル/′ヘキサン)により精製して、標記化合物を無色油状物として得た。
PMR(CD(J!3) δ1.30(6H,s)、2.56(2H,s)、7
.06(LHldd、J−8,0Hz、1.4Hz)、7.16(IH,td、
J−8,0Hz、1 、4 Hz)、7.26(IH,td、J−8,0Hz、
1.7Hz)、7.33(LH,dd、J−8,OH2,1,7Hz)。
MS正確なN量 m/e176.0852(計算値 C11HI202として1
76゜窒素雰囲気中、水浴で冷却したTHF中の3.0Mメチルマグネシウムク
ロリド]1冨A(33ミリモル)に、乾燥エーテル35真l中の4.4−ジメチ
ル−2−オキソ−クロマン(化合物38)1.96g(11,1ミリモル)溶液
を加えた。冷却浴を取り除き、混合物を室温で72時間撹拌した。反応混合物を
氷100g、4硫酸3xIl′混合物に注ぎ、マグネシウム塩が溶解するまで撹
拌した。有機相を分離し、水相をエーテル2X50mlで抽出した。有機相を合
し、水、飽和炭酸水素ナトリウム溶液および飽和塩化ナトリウム溶液で順次洗い
、硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧除去し、残渣をフラッノユクロマト
グラフィ−(ンリカ、20%酢酸エチル/ヘキサン)で精製して標記化合物を淡
黄色固体として得た。
P〜IR(CDCf3) δ1.13(6H,s)、1.48(6H,s)、1
.89(LH5S)、2.23(2H,s)、6.60(IH,dd、J−7,
9Hz、1.4Hz)、683(LH,s)、6.84(IHS tdSJ−7
,9Hz、1.4Hz)、7.07(IHltdSJ−7,9Hz、1.6Hz
)、7.31(IH,dd、J−7,9Hz、1.6Hz)。
MS正確な質量 m/e208.1458(計算値:C13H2002として2
08窒素雰囲気中、2−(1,1,3−トリメチル−3−ヒドロキシブチル)フ
エ、ノール(化合物39)2.98g(14,3ミリモル)と20%硫酸4Qi
Aとの混合物を、4時間加熱還流した。混合物を室温で更に72時間撹拌後、水
5Qwlで希釈した。
混合物をヘキサン3×20m1で抽出した。有機抽出物を合し、水および飽和塩
化ナトリウム溶液で順次洗い、硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧除去し
て標記化合物を無色油状物として得た。
PMR(CD(J’3)・61.36(6H,s)、137(6H,s)、1.
83(2H1S)、6.71(LH,dd、J−8,2Hz、1.5Hz)、6
.92(LH,td、J−8,2Hz、1.5Hz)、7.09(IHS td
、J−8,2Hz、1..5Hz)、729(IH,dd、J−8,2Hz、1
.5Hz)。
2、2.4.4−テトラメチル−6−アセチルクロマン(化合物41)窒素雰囲
気中、ニトロメタン25mI中の2.2.4.4−テトラメチルクロマン(化合
物40)2g(10,53ミリモル)の水冷溶液に、塩化アセチル941m/(
11゜99ミリモル)、および続いて塩化アルミニウム1.59g(11,92
ミリモル)を加えた。冷却浴を取り除き、混合物を室温で16時間撹拌した。混
合物を水浴で再度冷却し、濃塩酸25m1で処理した。混合物を濾過し、残渣を
塩化メチレンで洗った。濾液を減圧濃縮し、残渣をフラソンユクロマトグラフィ
ー(ソリ的110%酢酸エチル/ヘキサン)により精製して、標記化合物を黄色
油状物として得た。
PMR(CDC43) 61.38(6H,s)、1.39(6H,s)、1.
87C2H1S)、2.56(3HX s)、6.83(IHSd、J−8,7
Hz)、7.71(LHlddS J−8,7Hz、2.1Hz)、7.98(
IH,d、J−2,IH2)。
MS正確な質量:m/e232.1468(計算値 C+3HzoO2として2
32窒素雰囲気中、乾燥THF8++7!中のンイソプロピルアミン522冨9
(5,17ミリモル)の冷却(−78℃)した溶液に、ヘキサン中の1,5Mn
−プチルリチウム3.2317(5,17ミリモル)をゆっくりと加えた。混合
物を一78℃で40分間撹拌した後、乾燥THF2m/中の2,2.4.4−テ
トラメチル−6−アセチルクロマン(化合物41)1.24g(5,17ミリモ
ル)溶液で処理した。混合物を一78℃で更に1時間撹拌し、ジエチルクロロホ
スフェート895++/(5,19ミリモル)で処理した。反応混合物を室温ま
で昇温し、THF中のリチウムジイソプロピルアミンの溶液[上述のように、ジ
イソプロピルアミン1.04g(10,34ミリモル)と、ヘキサン中の1.6
Mn−ブチルリチウム6、46@l(10,34ミリモル)とから調製コに、−
78℃で両頭針を用いて移した。冷却浴を取り除き、混合物を室温で16時間撹
拌した。混合物を氷水IQmrで処理し、10%塩酸でpH2に酸性化した。有
機相を分離し、水相をペンタン3X30肩lて抽出した。
有機抽出物を合し、希塩酸2X30sl、水、飽和炭酸水素ナトリウム溶液3×
30m1および飽和塩化ナトリウム溶液で順次洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し
た。
溶媒を減圧除去し、残渣をフランシュクロマトグラフィー(シリカ:2%酢酸エ
チル/ヘキサン)により精製して、標記化合物を淡黄色油状物として得た。
PMR(CD cz3) :δ1.31(6H,s)、1.32(6HSs)、
1.50(2H。
S)、3.00(IH,s)、6.72(IHSd、J−8,4Hz)、7.2
0(LHldd、J−8,4Hz、2.1Hz)、7.42(LH,、d、J−
2,1Hz)。
MS正確な質量 m/e214.1251(計算値 Cls H+ a Oとし
て2141357)。
エチル4−[(2,2,4,4−子トラメチルクロマン−6−イル)−エチニル
]ベンゾエート(化合物3)
2、2.4.4−テトラメチル−6−ニチニルクロマン(化合物42)233翼
9(1088ミリモル)とエチル4−ヨードベンゾエート(化合物29)308
−9(1,087ミリモル)との、トリエチルアミン1社中の溶液を厚内管に入
れ、アルゴン雰囲気中で脱気した。この混合物を、ヨウ化第−銅5019(0,
263ミリモル)とビス(トリフェニルホスフィン)バラノウム(II)クロリ
ド10019(0,142ミリモル)との粉末混合物で処理した後、管を密封し
た。反応混合物を、558Cて48時間加熱した。トリエチルアミンを減圧除去
し、残渣をフランシクロマトグラフィー(シリカ:5%酢酸エチル/ヘキサン)
により精製して、標記化合物を黄色油状物として得た。
PMR(CDC13):61.33(6H,s)、1.34(6H,s)、1.
37(3H。
tSJ−7,2Hz)、1.83(2HXs)、4.35(2HSQ、J−7,
2Hz)、675(IH,、dSJ−8,4Hz)、7.24(IH,ddSJ
−8,4Hz、2.1Hz)、7.46(IH,d、J−2,1Hz)、7.5
4(2H,d、J−8,1Hz)、7.99(2H,d、J−8,1Hz)。
MS正確な質量:m/e362.1880(計算値: C24H2,03として
3621881)。
3−メチル−フェニル3.3−ジメチルアクリレート(化合物44)鉱油中の6
0%水素化ナトリウム(3,22g;81ミリモル)懸濁液をヘキサン3XIQ
i7で洗い、乾燥THF30冨/で処理した。この混合物を水浴で冷却し、乾燥
THF8Qm/中のm−クレゾール8.6g(79,5ミリモル)溶液で処理し
た。
反応混合物を10分間撹拌後、乾燥THF40冨l中のジメチルアクリロイルク
ロリド10.5g(88,5ミリモル)溶液で処理した。反応混合物を室温で9
6時間撹拌し、水150m1/氷酢酸1*jl’混合物に注いだ。混合物を10
分間撹拌し、有機相を分離した。水相をエーテル2x50dで抽出した。有機相
を合し、水および飽和塩化ナトリウム溶液で順次洗い、硫酸マグネシウムで乾燥
した。溶媒を減圧除去し、フラッシュクロマトグラフィー(シリカ、10%酢酸
エチル/ヘキサン)により精製して、標記化合物を淡黄色油状物として得た。
PMR(CDC4s) δ1.9.)(3H,d、J−1,3Hz)、2.21
(3H,d。
J−1,2Hz)、2.34(3H,s)、5.90(LH,ブロードS)、6
.86−6゜93(2H,m)、7.01(H,d、J−7,2Hz)、7.2
4(IH,t、J−7,2Hz)。
2−(1,1,3−トリメチル−3−ヒドロキシブチル)−5−メチル−フェノ
−アルゴン雰囲気中、塩化メチレン200m1中の塩化アルミニウム13g<9
75ミリモル)の水冷懸濁液に、塩化メチレン100m1中の3−メチル−フェ
ニル3.3−/メチルアクリレート(化合物44)9.0g(47,4ミリモル
)溶液を滴下した。反応a合物を更に、0℃て30分間、および室温で15時間
撹拌した。反応混合物を氷水/′塩混合物200m1に注ぎ、有機相を分離した
。水相をエーテル50創′で抽出した。有機相を合し、水および飽和塩化ナトリ
ウム溶液で順次洗い、硫酸マグネシウムて乾燥した。溶媒を減圧除去し、残渣を
フラッノユクロマトグラフノー(ノリ力、5%酢酸エチル/ヘキサン)により精
製して、4.4.7−ドリメチルー2−オキソ−クロマンおよび44.5−トリ
メチル−2−オモソークロマンの約251異性体混合物を、淡黄色油状物として
得た。この2−オキソ−クロマン異性体混合物3.8g(20ミリモル)のニー
テルロ0寓l中の溶液に、アルゴン雰囲気中、0℃で、ニー千ル中03.0Mメ
チルマグネシウムプロミド2O−l(60ミリモル)を加えた。反応混合物を室
温で48時間撹拌し、氷/a硫酸11r混合物にさいた。有機相を分離し、水相
をエーテル2×5016で抽出した。
有機相を合し、水、飽和炭酸水素ナトリウム溶液、水および飽和塩化ナト11ウ
ム溶液で順次洗い、硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧除去し、残渣をフ
ラノノニクロマトグラフィ−()Iツカ、15%酢酸エチル/ヘキサン)により
精製して、標記化合物を無色油状物として得た。
PMR(CD CI’3) 61.14(6H,S)、1.45(6H,s入2
.19(3H1S)、2.21C2H,S)、6.39(LH,d、J−1,8
Hz)、6.67(LHldd、J−7,9Hz、1.8Hz)、7.16(I
H,d、 J−7,9H2)、7.44(11」、S)。
2.2.4.4.7−ベンタメ千ルークロマン(化合物46)窒素雰囲気中、2
−(1,1,3−トリメチル−3−ヒドロネンブチル)−5−メエルーフ二ノー
ル(化合物45)2.18g(11,7ミリモル)に、20%硫酸50m1を加
えた。反応混合物を13時間加熱還流した後、冷却した。有機相を分離し、水相
をニーモルで抽出した。有機抽出物を合し、水、飽和炭酸水素アト11ウム溶液
、水および飽和塩化ナトリウム溶液で順次洗い、硫酸マグネシウムで乾燥した。
溶媒を減圧除去して、標記化合物を黄色油状物として得た。
PMR(CD(J’3):δ1.32(6H,s)、1.34(6H,s)、1
.81(2H1S)、2.26(3H,s)、6.63(IH,s)、6.72
(IHSd、J−7,9Hz)、7.15(LH,d、J−7,9Hz)。
2、2.4.4.7−ペンタメチル−6−アセチル−クロマン(化合物47)ア
ルゴン雰囲気中、ニトロメタン30m1中の2.2.4.4.7−ペンタメチル
−タロマン(化合物46)1.96g(9,6ミリモル)の水冷溶液に、塩化ア
セチル1059g(13,5ミリモル)、および続いて塩化アルミニウム1.9
g(14,3ミリモル)を加えた。反応混合物を室温で14時間撹拌後、水浴で
冷却し、濃塩酸25dで処理した。混合物を室温に昇温し、エーテルおよび水で
希釈した。有機相を分離し、水相をエーテルで抽出した。有機抽出物を合し、水
、飽和炭酸水素ナトリウム溶液、水、および飽和塩化ナトリウム溶液で順次洗い
、硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧除去し、残渣をフラノノニクロマト
グラフィ=(ソリカニ5%酢酸エチル/ヘキサン)により精製して、標記化合物
を淡黄色油状物として得た。
PMR(CDCI、):δ1.36(6H,s)、1.37(6H,s)、1.
.86(2H1S)、2.49(3H,s)、2.56(3H,s)、6.65
(LH,s)、7.74(1アルゴン雰囲気中、乾燥THF5mA!中のジイソ
プロピルアミン455zq(45ミリモル)溶液に、ヘキサン中の1.5M n
−ブチルリチウム3mlを一78℃で加えた。この混合物を一78℃で更に45
分間撹拌した後、乾燥THFJii中の2、2.4.4.7−ペンタメチル−6
−アセチル−クロマン(化合物47)1.07g(43ミリモル)溶液で処理し
た。反応混合物を一78℃で1時間撹拌後、ジエチルクロロホスフェート776
19(4,5ミリモル)で処理した。混合物を室温に昇温し、乾燥THF 10
11A!中のリチウムジイソプロピルアミンの溶液[上述のように、ノイソプロ
ピルアミン910−9(9,0ミリモル)、およびヘキサン中の15Mn−ブチ
ルリチウム5m/(9,0ミリモル)を用いて調製]に、−78℃で両頭針を用
いて移した。混合物を室温で15時間撹拌し、氷水1 (bdl:注いだ。この
混合物を、10%塩酸でpH2に酸性化した。有機相を分離し、水相をペンタン
で抽出した。有機抽出物を合し、水、飽和炭酸水素ナトリウム溶液および飽和塩
化ナトリウム溶液で順次洗い、硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧除去し
、残渣を原管蒸留(82℃、0.3m−)により精製して、標記化合物を淡黄色
油状物として得た。
PMR(CDCJ!3):δ1.32(6H,s)、1.34(6H,s)、1
.81(2H1S)、2.36(3H,s)、3.18(IH,s)、6.64
(LH,s)、7.40(IH,s)。
MS正確な質量:m/e228.1520(計算値 Cl6H200として22
8゜1514)。
エチル4−[(2,2,4,4,7−ペンタメチルクロマン−6−イル)−エチ
ニルコペンゾエート(化合物7)
2、2.4.4.7−ペンタメチル−6−ニチニルークロマン(化合物48)2
0019(0,877ミリモル)とエチル4−ヨードベンゾエート(化合物29
)245.3冨9(0,888ミリモル)との、トリエチルアミン2R1中の溶
液に、窒素気流を15分間通した。次いで、アルゴン雰囲気中で混合物を、ビス
(トリフェニルホスフィン)パラジウム(n)クロリド10(bg(0,142
5ミリモル)とヨウ化第−銅5019(0,2625ミリモル)との微粉末混合
物で処理した。次いで、反応器に還流冷却器を取り付け、混合物をアルゴン雰囲
気中、55℃で72時間加熱した。
トリエチルアミンを減圧除去し、残渣をフラッシュクロマトグラフィ−(シリカ
。
5%酢酸エチル/ヘキサン)により精製して、標記化合物を黄色油状物として得
た。
PMR(CDCf3) 61.32(12H,s) 、1.37(6H,s)、
1.37(3H,t、J−7,0Hz)、]、、80(2H,s)、2.40(
3H,s)、4.36(2H1q、J−7,0Hz)、6.66(IH,s)、
7.42(IH,s)、754(2H,d。
J−8,6Hz)、7.99(2H,d、J−8,6Hz)。
MS正確な質量 m/e376.2038(計算値: C25H280,として
3762038)。
2、4.4−トリメチル−6−ブロモ−2−ヒドロキシ−チオクロマン(化合物
A」ユ
ニーチル中の3Mメチルマグネシウムブロミド62冨A(186ミリモル)およ
びTHF16017’中のセリウムクロリド(135℃の高減圧ラインで4日間
乾燥)68g(182,5ミリモル)の溶液に、乾燥THF20翼!中の4.4
−ジメチル−6−ブロモ−2−オキソ−チオクロマン5g(18,45ミリモル
)の溶液を、−14℃で加えた。混合物を15時間撹拌した後、濃硫酸IQi/
を含有する氷/水混合物300dに注いだ。相を分離し、水相をエーテル100
dで抽出した。有機相を合し、水2X250yll、飽和塩化ナトリウム溶液I
X100mlで洗い、硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧除去し、残渣を
フラッシュクロマトグラフィー(ノリ力、10%酢酸エチル/ヘキサン)により
精製して、標記化合物を黄色油状物として得た。
PMR(CDCA’s): δ1.35(3H,s)、1.47(3H,s)、
1.71(3H。
S)、2.09−2.18(AB二重線)、2.42(LH,s)、7.17−
7.24(2H,m)、7.27(LH,d、J=8.1Hz)。
2、4.4−トリメチル−6−ブロモ−4H−1−ベンゾチオピラン(化合物5
2.4.4−トリメチル−6−ブロモ−2−ヒドロキシチオクロマン(化合物4
9)2.03g(7,1ミリモル)および20%硫酸20m1の混合物を、4時
間加熱還流した。混合物をエーテルで抽出した。合した有機抽出物を、水2×2
5m1および飽和塩化ナトリウム溶液IX25mAで洗った後、硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。
溶媒を減圧除去し、残渣をフラッシュクロマトグラフィ−(ノリカ、ヘキサン)
により精製して、標記化合物を無色油状物として得た。
PMR(CDCI!3) 61.34(6H,s)、2.00(3HSd、J=
1.4Hz)、5.45(IH,d、J=1.4Hz)、7.19−7.38(
3H,m)。
2、4.4− ト1メチル−6−プロモーチオクロマン(化合物53)酢酸エチ
ル5Il中の2,4.4−トリメチル−6−ブロモ−(4H)−1−ベンゾチオ
ピラン(化合物50)50019(1,9ミリモル)の溶液を、10%0%パラ
ンラムスルフィト/カーボン5001処理し、次いで、バール(P arr)装
置内で、水素雰囲気(30psi)中で24時時間表うした。混合物をセライト
で濾過し、溶媒を減圧除去した。残渣をフラッシュクロマトグラフィー(シリカ
。ヘキサン)により精製して、標記化合物を無色油状物として得た。
PMR(CD(J3) 61.21(3H,s)、1.33(3H,d、 J
=6.6Hz)、1、36(3H,s)、1.64−1.89(2HSm)、3
.37−3.50(IH,m)、7.10(LH,dd、J=8.4Hz、2.
1Hz)、7.19(IH,d、8.4Hz)、7.20(LH,d、2.1H
z)。
2.4.4−1リメ千ルー6−ドリメチルノリルーエチニルーチオ々ロマン(化
合物54)
蒸留したトリメチルアミン1冨l中の2.4.4− トリメチル−6−プロモー
チオクロマン(化合物53)20119(74ミリモル)の溶液を、厚肉管に入
れ、脱気した。次いて、混合物をアルゴン雰囲気中で、トリメチルノリルアセチ
レン053m1C3,72ミリモル)、およびビス−トリフェニルホスフィンバ
ランラム(II)クロリド52mq<0.074ミリモル)とヨウ化第−銅28
m9(0,15ミリモル)との粉末混合物によって処理した。アルゴン雰囲気中
で管を密封した。混合物を55℃で72時間加熱した。混合物を室温に冷却し、
でライトで濾過し、残渣を塩1いチレンで洗った。濾液を減圧濃縮し、残渣をフ
ラッシュクロマトグラフノー(ノリ力・ヘキ伸ン)により精製して、標記化合物
を黄色油状物として得た。
PMR(CDCr3) δ0.24(9HSs’)、1.22(3HSs)、1
.33(3H。
d、 J=6.6Hz)、1.37(3H,s)、1.71(LH,t、J−1
3,0Hz)、186(LH,dd、J−13,0Hz、3.0Hz)、3.3
8−3.50(IH,z)、T07(LH,ddS J=8.1Hz、1.8H
z)、7.18(IH,d、J=1.8Hz)、7.26(LH,d、J=8.
1Hz)。
2.4.4−トリメチル−6−ニチニルーチオクロマン(化合物55)2、4.
4− トリメチル−6−ドリメチルンリルーエチニルーチオクロマン(化合物5
4)18619(0,647ミリモル)の溶液に、KOHエタノール溶液11m
1を加えた。反応混合物を室温で16時間撹拌した。次いで、エタノールを減圧
除去し、残渣をエーテルで抽出した。エーテル抽出物を合し、水および飽和塩化
ナトリウム溶液で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧除去し、残渣
を原管蒸留によって精製して、標記化合物を無色抽出物として得た。
PMR(CDCf3) 61.21(3H,s)、1.32(3H,d、J=6
Hz)、140(3HSs)、1.70(LH,t、J−13,0Hz)、1.
88(I H,dd、 J −13、0Hz、 3.0 Hz)、3.0(IH
,s)、3.39−3.51(IH,m)、7.13(IH,dd、J=9.1
Hz、2.1Hz)、7.21(LH,d、J−2,1Hz)、728(I H
Sd、 J−9,0Hz)。
2、4.4− トリメチル−6−ニチニルーチオクロマン(化合物55)55m
+9(026ミリモル)と、エチル4−ヨードベンゾエート(化合物29)70
.5■(026ミリモル)との、蒸留トリエチルアミン1.5m7!中の溶液を
、厚肉管に入れた。
わずかな減圧下に、混合物中にアルゴンを20分間通した。混合物に、ビス−ト
リフェニルホスフィンパラジウム(n)クロリド18票9(0,05:1ミリモ
ル)およびヨウ化第−銅9.719(0,051ミリモル)を加えた。次いで、
管を密封し、混合物を55℃で72時間撹拌した。次いで、混合物を室温に冷却
した。反応混合物を塩化メチレンで希釈し、少量のシリカで処理した。次いで、
溶媒を減圧除去し、残渣をフラッシュクロマトグラフィー(/リカ: 15%酢
酸エチル/′ヘキサン)に付して、標記化合物を白色結晶固体として得た。
PMR(CDCr3) 61.25(3H,s)、1.35(3H,d、 J
=6.6Hz)、1.37−1.44(6H,m)、1.75(IH,t、J=
13Hz)、1.88(LHlddSJ−13Hz、3.5Hz’)、3.40
−3.50(LH,m)、4.38(2H,q。
J = 7 Hz)、7.17(IHSddS J=8.1Hz、1.8Hz)
、7.26(IHSd。
J−1,5Hz)、7.33(LH,J=8.1Hz)、7.55(2H,d、
J =8.4Hz)、8.01(2H,dS J=8.4Hz)。
4−(2,4,4−トリメチル−6−チオクロマニル)−エチニル安息香酸(化
合物57)
エチル4−(2,4,4−トリメチル−6−チオクロマニル)−エチニルコベン
ゾエート(化合物56)3719(0,102ミリモル)と、水酸化カリウムの
エタノール溶液11++1との混合物を、室温で16時間撹拌した。溶媒を減圧
除去し、残渣を水に溶解し、IN塩酸で酸性化した。混合物をエーテルで3回抽
出した。有機抽出物を合し、水および飽和塩化ナトリウム溶液で洗い、硫酸マグ
ネシウムで乾燥した。溶媒を減圧除去し、標記化合物を橙色固体として得た。
PMR(CDCl2): 61.17(3H,s)、1.26(3H,dSJ=
6.3Hz)、1.34(3H1S)、1.58(IH,t、J=13.1Hz
)、1.92(IH,dd、 J=13.1Hz、2.4Hz)、3.33−3
.48(IH,m)、7.20(IHSd、J=8.1Hz)、7.21(IH
,s)、7.45(IH,dSJ=8.1Hz)、7.62(2H,d、 8.
4 Hz)、7.95(2H,d、J=8.4Hz)。
上記手順に従い、本発明の開示に照らして有機合成化学分野における通常の変更
を加え、および/または合成手順を適用して、以下の化合物例を更に合成するこ
とができる
2、 2.4.4−テトラメチル−6−アセチル−7−エチルクロマン。
2、2.4.4−テトラメチル−6−アセチル−7−プロピルクロマン。
2、2.4.4−テトラメチル−6−アセチル−7−プチルクロマン2、 2,
4. 4−テトラメチル−6−アセチル−7−ペンチルクロマン。
2、 2. 4. 4−テトラメチル−6−アセチル−7−へキシルクロマン。
2、2−7エチルー4.4−ツメチル−6−アセチル−2口マン:2、2−ジエ
チル−4. 4. 7−トリメチル−6−アセチル−クロマン;エチル4−[(
2. 2, 4. 4−テトラメチル−7−エチルクロマン−6ーイル)エチニ
ル]ベンゾエート:
エチル4−[(2. 2. 4. 4−テトラメチル−7−プロピルクロマン−
6ーイル)エチニル]ベンゾエート;
エチル4−[(2. 2, 4. 4−テトラメチル−7−ヘキシルクロマン−
6ーイル)エチニル]ベンゾエート:
エチル[2−(4−(2. 2. 4. 4−テトラメチルクロマン−6ーイル
)エチニル)フェニル]アセテート:
エチル[2−(4−(2. 2. 4. 4. 7−ペンタメチルクロマン−6
ーイル)エチニル)フェニル]アセテート;
エチル[2−(4−(2. 2, 4. 4−テトラメチル−7−エチルクロマ
ン−6ーイル)エチニル)フェニル]アセテート:エチル[2−(4−(2.
2. 4. 4−テトラメチル−7−へキシルクロマン−6ーイル)エチニル)
フェニル]アセテート:エチル3 −[4−((2. 2. 4. 4−テトラ
メチルクロマン−2−イル)エチニル)フェニル]プロピオネート:
エチル3−[4 −((2. 2. 4, 4. 7−ペンタメチルクロマン−
6ーイル)エチニル)フェニル]プロピオネート:
エチル3−E4−((2.2,4.4−テトラメチル−7−エチルクロマン−6
ーイル)エチニル)フェニル]プロピオネート;エチル3−[4 −((2,
2. 4. 4−テトラメチル−7−ベキジルクロマン−6ーイル)エチニル)
フェニル]プロピオネート。
エチル5 −[4−((2. 2. 4. 4−テトラメチルクロマン−6ーイ
ル)エチニル)フェニル]ペンタノエート。
エチル5−[4−((2. 2. 4, 4. 7−ペンタメチルクロマン−6
ーイlし)エチニル)フエニルコペンタノエート:
エチル5−[4 −((2. 2. 4. 4−テトラメチル−7−エチルクロ
マン−6ーイル)エチニル)フェニル]ペンタノエート;xチル5−口4 ((
2. 2. 4. 4−テトラメチルクロマン−6ーイル)エチニル)フェニル
]ペンタノエート。
エチル4−E(2.2−ジエチル−4.4−ジメチルクロマン−6ーイル)エチ
ニル]ヘンシェード、および
エチル4 C(2.2−ジエチル−4. 4. 7− )ダメチルクロマン−6
−イル)エチニルコベンゾエート。
前記方法に従うか、または前記開示に照らしてそれに変更を加えることにより、
上記化合物例の位置異性体を合tすることもできる。
局所投与用処方例
本発明の化合物は、種々の処方を用いて好ましく局所投与し得る。下記処方を使
用し得る
レチノイド(活性成分)01
BHT 0. 1
アル=−ルUSP 58.0
ポリニチレングリコール400SF 41.8レチノイド(活性成分)01
BHT O. 1
アル=−ルUSP 97.8
ヒドロキシプロピルセルロース 20
国際調査報告
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(51) Int、 C1,5識別記号 庁内整理番号A61K 31/38
ADU
(81)指定回 EP(AT、BE、CH,DE。
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BF、BJ、CF、CG、CI、CM、GA、 GN、 ML、 MR,SN、
TD、 TG)、 AU、 BB、 BG、 BR,CA、 FI、 HU、
JP、 KP、 KR。
LK、MC,MG、MW、No、PL、R○、SD、SI
Claims (35)
- 1.式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、XはSまたはOであり; R1、R2およびR3はそれぞれ、水素または低級アルキルであり;R4および R5は水素または低級アルキルであるが、(i)R4およびR5は両方同時に水 素であることはなく、(ii)R4およびR5は相互に同じ基ではなく;nは0 〜5の整数であり; R6は水素、炭素数1〜6の低級アルキル、低級アルケニルもしくは低級シクロ アルキル、またはハロゲンであり; Bは水素、 −COOH、または薬学的に許容し得るその塩、エステルもしくはアミド−CH 2OH、またはそのエーテルもしくはエステル誘導体、−CHO、またはそのア セタール誘導体、または−COR′′(R′′は炭素数1〜5のアルキル、シク ロアルキルまたはアルケニル基)、またはそのケタール誘導体である。〕 で示される化合物。
- 2.XはSである請求項1記載の化合物。
- 3.nは0、1または2である請求項2記載の化合物。
- 4.nは0である請求項3記載の化合物。
- 5.Bは−COOHまたは薬学的に許容し得るその塩、エステルもしくはアミド である請求項3記載の化合物。
- 6.R3は水素またはメチルである請求項3記載の化合物。
- 7.R4は水素である請求項2記載の化合物。
- 8.XはOである請求項1記載の化合物。
- 9.フェニル環は1位および4位でジ置換されており、nは0、1または2であ る請求項8記載の化合物。
- 10.nは0である請求項9記載の化合物。
- 11.Bは−COOHまたは薬学的に許容し得るその塩、エステルもしくはアミ ドである請求項9記載の化合物。
- 12.R3は水素またはメチルである請求項9記載の化合物。
- 13.R4は水素である請求項9記載の化合物。
- 14.薬学的に許容し得る賦形剤を含有する薬剤組成物中に組み込み、混合した 請求項1記載の1種またはそれ以上の化合物。
- 15.請求項14記載の薬剤組成物であって、哺乳動物の皮膚病の処置に有用な 組成物中に組み込み、混合した請求項1記載の1種またはそれ以上の化合物。
- 16.R4は低級アルキル、R5も低級アルキルであるが、R4とR5とは異な る基である請求項2記載の化合物。
- 17.R4は低級アルキル、R5も低級アルキルであるが、R4とR5とは異な る基である請求項8記載の化合物。
- 18.式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R1、R2およびR3はそれぞれ、水素または低級アルキルであり;R 4およびR5は水素または低級アルキルであるが、(i)R4およびR5は両方 同時に水素であることはなく、(ii)R4およびR5は相互に同じ基ではなく ;nは0〜5の整数であり; Bは−COOH、または薬学的に許容し得るその塩、エステルもしくはアミド、 −CH2OH、またはそのエーテルもしくはエステル誘導体、−CHO、または そのアセタール誘導体、または−COR′′(R′′は炭素数1〜5のアルキル 、シクロアルキルまたはアルケニル基)、またはそのケタール誘導体である。] で示される化合物。
- 19.nは0である請求項18記載の化合物。
- 20.Bは−COOHまたは薬学的に許容し得るその塩もしくはエステル誘導体 である請求項19記載の化合物。
- 21.R1、R2はメチル、R4は水素、R5はメチルである請求項19記載の 化合物。
- 22.R3はHまたはCH3である請求項21記載の化合物。
- 23.Bは−COOHまたは薬学的に許容し得るその塩である請求項21記載の 化合物。
- 24.R3はHである請求項23記載の化合物または薬学的に許容し得るその塩 。
- 25.BはCOOC2H5である請求項21記載の化合物。
- 26.R3はHである請求項25記載の化合物。
- 27.式(i): ▲数式、化学式、表等があります▼(I)[式中、XはSまたはOであり; R1、R2およびR3はそれぞれ、水素または低級アルキルであり;R4は低級 アルキルであり: R6は水素、炭素数1〜6の低級アルキル、低級アルケニルもしくは低級シクロ アルキル、またはハロゲンであり; nは0〜5の整数であり; Bは水素、 −COOH、または薬学的に許容し得るその塩、エステルもしくはアミド、−C H2OH、またはそのエーテルもしくはエステル誘導体、−CHO、またはその アセタール誘導体または−COR′′(R′′は炭素数1〜5のアルキル、シク ロアルキルまたはアルケニル基)、またはそのケタール誘導体である。] で示される化合物の製法であって、下記工程を含んで成る方法:式(ii): ▲数式、化学式、表等があります▼(II)[式中、R1、R2およびR3は前 記と同意義であり、XがSであればYはハロゲン、XがOであればYは水素であ る。] で示される化合物と、グリニヤール試薬R4−Mg−X′(X′はハロゲン)と を反応させて、式(iii): ▲数式、化学式、表等があります▼(III)[式中、R1、R2、R3、R4 、XおよびYは前記と同意義である。]で示される化合物を得;式(iii)の 化合物を、式(iv):▲数式、化学式、表等があります▼(IV)[式中、R 1、R2、R3、R4、XおよびYは前記と同意義である。]で示される化合物 に変換し; 式(iv)の化合物を飽和して、式(v):▲数式、化学式、表等があります▼ (V)[式中、R1、R2、R3、R4、XおよびYは前記と同意義である。] で示される化合物を得: 式(v)の化合物を式(i)の化合物に変換し、この変換は、式(vi):▲数 式、化学式、表等があります▼(VI)〔式中、R1、R2、R3、R4および Xは前記と同意義である。]で示される化合物と、式(vii): ▲数式、化学式、表等があります▼(VII)〔式中、X′はハロゲンであり、 R6、Bおよびnは前記と同意義である。]で示される化合物とを反応させるこ とによって行う。
- 28.XはSである請求項27記載の方法。
- 29.R4はCH3である請求項28記載の方法。
- 30.R1およびR2はCH3である請求項29記載の方法。
- 31.R3はHである請求項30記載の方法。
- 32.XはOである請求項27記載の方法。
- 33.式(i): ▲数式、化学式、表等があります▼(I)[式中、XはSまたはOであり; R1、R2およびR3はそれぞれ、水素または低級アルキルであり;R4および R5は低級アルキルであるが、R4およびR5は相互に同じ基ではなく;R6は 水素、炭素数1〜6の低級アルキル、低級アルケニルもしくは低級シクロアルキ ル、またはハロゲンであり; nは0〜5の整数であり: Bは水素、 −COOH、または薬学的に許容し得るその塩、エステルもしくはアミド、−C H2OH、またはそのエーテルもしくはエステル誘導体、−CHO、またはその アセタール誘導体、または−COR′′(R′′は炭素数1〜5のアルキル、シ クロアルキルまたはアルケニル基)、またはそのケタール誘導体である。] で示される化合物の製法であって、下記工程を含んで成る方法:式(ii): ▲数式、化学式、表等があります▼(II)[式中、R1、R2およびR3は前 記と同意義であり、XがSであればYはハロゲン、XがOであればYは水素であ る。] で示される化合物と、グリニヤール試薬R4−Mg−X′(X′はハロゲン)と を反応させて、式(iii): ▲数式、化学式、表等があります▼(III)[式中、R1、R2、R3、R4 、XおよびYは前記と同意義である。]で示される化合物を得: 式(iii)の化合物を、グリニヤール試薬R5−Mg−X′(R5およびX′ は前記と同意義)とを反応させて、式(iv): ▲数式、化学式、表等があります▼(IV)〔式中、R1、R2、R3、R4、 R5、XおよびYは前記と同意義である。]で示される化合物を得: 式(iv)の化合物を、式(v): ▲数式、化学式、表等があります▼(V)[式中、R1、R2、R3、R4、R 5、XおよびYは前記と同意義である。]で示される化合物に変換し; 式(v)の化合物を式(i)の化合物に変換し、この変換は、式(vi):▲数 式、化学式、表等があります▼(VI)[式中、R1、R2、R3、R4、R5 およびXは前記と同意義である。]で示される化合物と、式(vii): ▲数式、化学式、表等があります▼(VII)[式中、X′はハロゲンであり、 R6およびnは前記と同意義である。]で示される化合物とを反応させることに よって行う。
- 34.XはSである請求項33記載の方法。
- 35.XはOである請求項33記載の方法。
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