JPH0650183A - 自動車のブレ−キ装置 - Google Patents

自動車のブレ−キ装置

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JPH0650183A
JPH0650183A JP20478192A JP20478192A JPH0650183A JP H0650183 A JPH0650183 A JP H0650183A JP 20478192 A JP20478192 A JP 20478192A JP 20478192 A JP20478192 A JP 20478192A JP H0650183 A JPH0650183 A JP H0650183A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明はエキゾ−ストエンジンブレ−キと
圧縮圧力解放型エンジンブレ−キとを併用した際、排気
バルブなどが過圧縮された排気ガスの熱によって損傷さ
せられるのを防止した自動車のブレ−キ装置を提供する
ことにある。 【構成】排気工程時に排気管8に設けられたエキゾ−ス
トブレ−キバルブ9をシリンダ11によって閉じて排気
圧力を上昇させるエキゾ−ストエンジンブレ−キ2と、
圧縮工程時に上死点近傍で排気バルブ6を開いて膨脹力
を低減する圧縮圧力解放型エンジンブレ−キ3とがエン
ジン1に設けられたエンジンブレ−キ装置において、上
記エンジンの運転状態を検出するセンサ43と、このセ
ンサが検出するエンジンの運転状態による排気ガスの温
度が所定値以上になったときに上記シリンダを駆動して
上記エキゾ−ストバルブを全閉状態からわずかに開放さ
せるコントロ−ラ27とを具備したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はエキゾ−ストエンジン
ブレ−キと圧縮圧力解放型エンジンブレ−キとの併用に
よって制動力を向上させた自動車のブレ−キ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】とくに、トッラクなどの自動車において
は、制動力を高めるために、排気管にエキゾ−ストバル
ブを設けて排気圧力を上昇させることでエンジンの回転
力を低減する、エキゾ−ストエンジンブレ−キを設ける
ことが行われている。さらに最近では、上記エキゾ−ス
トエンジンブレ−キと併用して、圧縮工程の頂点付近で
瞬間的に排気バルブを開いて圧縮空気を逃がすことで、
それまでの圧縮の仕事量をそのままブレ−キ力として利
用してエンジンの回転力を低減する、圧縮圧力解放型エ
ンジンブレ−キを備えることで、滑らかで、強力な制動
力を得るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、エキゾ−ス
トエンジンブレ−キと圧縮圧力解放型ブレ−キとを併用
した場合、排気管はエキゾ−ストバルブによって閉じら
れているから、エンジンの回転数が高いと、排気ガスが
過圧縮状態となってその温度が過上昇する。その状態で
圧縮工程時に圧縮圧力解放型エンジンブレ−キによって
排気バルブを開いて圧縮空気の一部を逃がすと、高温度
の排気ガスに排気系が晒される。そのため、排気バルブ
やバルブシ−トなどの排気系が高温度の排気ガスによっ
て損傷させられる虞がある。
【0004】この発明は上記事情に基づきなされたもの
で、その目的とするところは、エキゾ−ストブレ−キと
圧縮圧力解放型ブレ−キとを併用した場合に、排気ガス
の温度が上昇し過ぎたならば、エキゾ−ストブレ−キバ
ルブをわずかに開くことで、排気ガスの過圧縮による、
温度の過上昇を防止するようにした自動車のブレ−キ装
置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明は、排気工程時に排気管に設けられたエキゾ
−ストブレ−キバルブを開閉駆動機構によって閉じて排
気圧力を上昇させるエキゾ−ストエンジンブレ−キと、
圧縮工程時に上死点近傍で排気バルブを開いて膨脹力を
低減する圧縮圧力解放型エンジンブレ−キとがエンジン
に設けられたエンジンブレ−キ装置において、上記エン
ジンの運転状態を検出する検出手段と、この検出手段が
検出するエンジンの運転状態による排気ガスの温度が所
定値以上になったときに上記開閉駆動機構を駆動して上
記エキゾ−ストバルブを全閉状態からわずかに開放させ
る制御手段とを具備したことを特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成によれば、排気ガスの温度が過上昇す
ると、エキゾ−ストブレ−キバルブがわずかに開いて排
気ガスの排出量を増大させるから、過圧縮による排気ガ
ス温度の過上昇を防止することができる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。図1はエンジン1に設けられたブレ−キ装置
を示し、このブレ−キ装置はエキゾ−ストエンジンブレ
−キ2と、圧縮圧力開放型エンジンブレ−キ3とを備え
ている。すなわち、同図中4は上記エンジン1のシリン
ダであり、このシリンダ4には図示しないクランクシャ
フトによって上下駆動されるピストン5が設けられてい
る。
【0008】上記シリンダ4には排気バルブ6によって
開閉される、排気ポ−ト7が形成され、この排気ポ−ト
7には排気管8が接続されている。この排気管8には上
記エキゾ−ストエンジンブレ−キ2を構成するエキゾ−
スブレ−キバルブ9が開閉自在に設けられている。
【0009】上記エキゾ−ストブレ−キバルブ9は開閉
駆動機構としてのシリンダ11によって開、半開および
閉の3つのポジションで駆動されるようになっている。
このシリンダ11は図2に示すようにシリンダ本体12
を備えている。この本体12は一端が閉塞され、他端が
開放した筒状をなしていて、閉塞端側が小径部12aに
形成され、開放端側が大径部12bに形成されている。
上記小径部12aの端面には第1の供給ポ−ト10aが
形成され、上記大径部12bの側面には第2の供給ポ−
ト10bが形成されている。各供給ポ−トには後述する
ごとく圧縮空気が供給される。
【0010】上記大径部12bの開放端は閉塞部材13
によって閉塞されている。この閉塞部材13には、一端
部を小径部12a内に突出させたガイドスリ−ブ14の
他端部が気密な状態でスライド自在に支持されている。
このガイドスリ−ブ14の他端部の上記大径部12b内
の空間部15に位置する部分には第1のピストン16が
取着されている。この第1のピストン16の一方の端面
が上記閉側部材13に接合した状態において、上記第1
のピストン16の他方の端面と、上記大径部12と小径
部12aがなす境界面17との間には所定のギャップが
形成されるよう、それぞれの寸法が設定されている。
【0011】上記閉塞部材13の上記空間部15側の一
端部の外径寸法は上記大径部12bの内径寸法よりも小
径に形成されている。それによって、それらの間には導
入部18が形成されている。この導入部18には上記大
径部12bに形成された第2の供給ポ−ト10bが連通
し、この第2の供給ポ−ト10bからは圧縮空気が供給
されるようになっている。第2の供給ポ−ト10bに圧
縮空気が供給されると、その圧力によって第1のピスト
ン16がガイドスリ−ブ14とともに上記ギャップに対
応したストロ−クS1 だけ駆動されることになる。
【0012】上記ガイドスリ−ブ14にはシリンダロッ
ド21が気密な状態でスライド自在に支持されている。
このシリンダロッド21の上記小径部12a内に突出し
た後端部には上記第1のピストン16よりも小径な第2
のピストン22が取着されている。この第2のピストン
22と上記第1のピストン16との間には、上記シリン
ダロッド21を突出方向に付勢したばね23が介装され
ている。
【0013】上記小径部12aの端面には、この小径部
12a内に圧縮空気を供給する上記第1の供給ポ−ト1
0aが形成されている。この第1の供給ポ−ト10aか
ら小径部12aに圧縮空気が供給されると、上記第2の
ピストン22が押圧されてシリンダロッド21が上記ば
ね23を圧縮しながら突出方向に駆動される。このシリ
ンダロッド21は第2のピストン22が上記ガイドスリ
−ブ14の端面に当接するまで駆動される。このときの
シリンダロッド21のストロ−クをS2 とする。
【0014】上記第1の供給ポ−ト10aから圧縮空気
が供給され、上記シリンダロッド21が突出方向にスト
ロ−クS2 だけ付勢された状態で、上記第2の供給ポ−
ト10bから圧縮空気が供給されると、上記シリンダロ
ッド21は上記第1のピストン16のストロ−クS1
け後退方向に戻る。つまり、シリンダロッド21のスト
ロ−クは(S2 −S1 )となる。したがって、シリンダ
ロッド21はストロ−ク0、ストロ−クS2 およびスト
ロ−ク(S2 −S1 )の3つのポジションで位置決めで
きるようになっている。
【0015】上記第1の供給ポ−ト10aは第1の切換
制御弁25を介して図示しない圧縮空気の供給源に接続
され、上記第2の供給ポ−ト10bは第2の切換制御弁
26を介して上記圧縮空気の供給源に接続されている。
これら切換制御弁25、26はコントロ−ラ27によっ
て後述するごとく開閉制御される。
【0016】上記シリンダロッド21の先端は上記排気
管8に回動自在に設けられた上記エキゾ−ストブレ−キ
バルブ9に連結されている。図3(a)〜(c)は上記
一対の開閉制御弁25、26とエキゾ−ストブレ−キバ
ルブ9の開度との関係を示す。図3(a)に示すように
第1の切換制御弁25が開いて第1のポ−ト10aから
圧縮空気が供給されると、シリンダロッド21がストロ
−クS1 だけ突出方向に駆動される。それによって、上
記バルブ9は起立方向に回動して排気管8を閉塞する。
このときの排気管8の開度δ1 は0.1 〜0.4mm である
が、この状態を閉状態とする。
【0017】上記シリンダロッド21がストロ−クS1
で駆動されているときに、第2の切換制御弁26も開い
て第2のポ−ト10bから圧縮空気が供給されると、図
3(b)に示すように上記シリンダロッド21がストロ
−クS2 だけ戻される。それによって、エキゾ−ストブ
レ−キバルブ9は水平方向へわずかに戻るから、排気管
8は全閉状態からわずかに開放される。このときの排気
管8の開度δ2 は1.75mmであり、この状態を半開状態と
する。
【0018】上記第1の供給ポ−ト10aと第2の供給
ポ−ト10bへの圧縮空気の供給が停止されると、シリ
ンダロッド21はシリンダ本体12に内蔵されたばね2
3の復元力によってストロ−ク0の状態まで戻るから、
図3(c)に示すようにエキゾ−ストブレ−キバルブ9
はほぼ水平な状態となり、排気管8は開放される。つま
り、エキゾ−ストエンジンブレ−キ2が作動していない
状態となる。この状態を開状態とする。
【0019】上記エンジン1の排気ポ−ト7に、この排
気ポ−ト7を閉塞する方向に付勢して設けられた排気バ
ルブ6は、図1に示すようにロッカア−ム31の一端を
介してプッシュロッド32により開閉駆動される。複数
の排気バルブ6の1つは上記圧縮圧力開放型エンジンブ
レ−キ3を形成するスレ−ブピストン33によって後述
するタイミングで開放される。
【0020】上記スレ−ブピストン33は、一端側から
エンジンオイルが供給される管路34の中途部にスライ
ド自在かつばね35によって上昇方向に付勢されて設け
られている。このスレ−ブピストン33には押圧ロッド
36が設けられ、この押圧ロッド36の下端が上記排気
バルブ6の上端に接合している。
【0021】上記管路34の他端には上記ロッカア−ム
31の他端に設けられたマスタピストン37がスライド
自在に挿入され、また管路34の一端側にはソレノイド
バルブ38とコントロ−ルバルブ39とが順次設けられ
ている。上記管路34の一端にはエンジンオイルの供給
ポ−ト41と、排出ポ−ト42とが形成されている。上
記ソレノイドバルブ38は上記コントロ−ラ27からの
信号によって駆動されるようになっている。
【0022】すなわち、上記ソレノイドバルブ38に
は、圧縮工程の上死点付近で上記コントロ−ラ27から
駆動信号が入力される。上記ソレノイドバルブ38が駆
動されると、上記供給ポ−ト41から管路34にはエン
ジンオイルが供給される。エンジンオイルは、コントロ
−ルバルブ39を通過してスレ−ブピストン33を押圧
する。それと同時にマスタピストン37を押圧し、ロッ
カア−ム31による排気バルブ6の押圧を規制する。
【0023】上記スレ−ブピストン33がエンジンオイ
ルによって加圧されて下降すると、押圧ロッド36が排
気バルブ6を押圧し、排気ポ−ト7を開放する。それに
よって、膨脹工程では、エンジン1のシリンダ4内の空
気圧が大幅に減圧されるから、上記エキゾ−ストエンジ
ンブレ−キ2の制動作用とともに有効なブレ−キ力を発
生させることができる。
【0024】上記コントロ−ラ27には上記エンジン1
の運転状態、この実施例ではエンジン1の回転数を検出
するセンサ43からの検出信号が入力される。コントロ
−ラ27は、上記エキゾ−ストエンジンブレ−キ2を図
3(a)に示す閉状態で作動させ、なおかつ上記圧縮圧
力開放型エンジンブレ−キ3を作動させている状態にお
いて、上記エンジン1の回転数が所定以上となると、上
記エキゾ−ストエンジンブレ−キ2の第2の切換制御弁
26に駆動信号を出力する。それによって、上記第2の
切換制御弁26からエキゾ−ストブレ−キバルブ9を開
閉するシリンダ11の第2の供給ポ−ト10bへ圧縮空
気が供給されるから、上記エキゾ−ストブレ−キバルブ
9が図3(b)に示すように半開状態となる。
【0025】上記エキゾ−ストブレ−キバルブ9が半開
状態に駆動されると、全閉状態に比べて排気ガスの流量
が増大するから、エンジン1の回転数が増大しても、排
気ガスが過圧縮されてその温度が上昇し過ぎるのを防止
できる。したがって、そのような状態で上記圧縮圧力開
放型エンジンブレ−キ3を作動させ、圧縮工程の上死点
近傍で圧縮空気の一部を排気ポ−ト7から逃がすように
しても、過圧縮状態から開放された排気ガスは温度が低
下しているから、その排気ガスの熱によって上記排気バ
ルブ6やバルブシ−ト(図示せず)などが損傷させられ
るようなことがない。
【0026】なお、上記コントロ−ラ27には、図1に
示すようにエキゾ−ストエンジンブレ−キ2のスイッチ
51を作動させたときの信号と、圧縮圧力開放型エンジ
ンブレ−キ3のスイッチ52を作動させたときの信号と
が入力される。そして、これらの信号が入力されている
ときにだけ、上記コントロ−ラ27は第2の切換制御弁
26を制御してエキゾ−ストブレ−キバルブ9の開度を
設定するようになっている。
【0027】図4(a)は、エンジン1の回転数NE が
所定の回転数N1 に上昇したとき、そのことを検出した
センサ43からの信号がコントロ−ラ27に入力される
ことで、エキゾ−ストブレ−キバルブ9を閉状態から半
開状態に制御されたときの吸収馬力の変化を示す。つま
り、吸収馬力は同図にXで示す値からYで示す値へ低下
する。
【0028】一方、エキゾ−ストブレ−キバルブ9を全
閉状態から半開状態することで、排気ガスの温度は、同
図(b)に示すようにAからBへ低下する。したがっ
て、排気ガスの温度が排気バルブ6などの限界温度Tに
近い排気温度Aとなったとき、つまりエンジン1が回転
数N1 に達したときに、コントロ−ラ27から第2の切
換制御弁26に駆動信号を出力させれば、排気ガスの過
圧縮が防止されて排気温度を低下させることができるか
ら、エンジン1が回転数N1 以上のときに圧縮圧力開放
型エンジンブレ−キ3を作動させても、排気バルブ6な
どの排気系が熱損するのが防止される。上記各エンジン
ブレ−キ2、3を作動させる5つの作動モ−ドを下記
[表1]に示す。
【0029】
【表1】
【0030】なお、第2の切換制御弁26を制御するエ
ンジンの回転数N1 に所定の範囲、例えば(N1 +α)
をもたせ、その上限で第2の切換制御弁26を作動さ
せ、下限で作動を解除すれば、上記第2の切換制御弁2
6の作動がハンチングするのを防止できる。
【0031】上記一実施例ではエンジンの回転数を検出
してエキゾ−ストブレ−キバルブの開度を制御したが、
排気ガスの温度を検出して制御するようにしてもよく、
要は排気ガスの温度を知ることができる、エンジンの運
転状態を検出すればよい。
【0032】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明は、エキゾ−
ストエンジンブレ−キと圧縮圧力解放型エンジンブレ−
キとがエンジンに設けられたブレ−キ装置において、上
記エンジンの運転状態を検出し、この検出信号によって
排気ガスの温度が所定値以上になったことを検出したな
らば、上記エキゾ−ストエンジンブレ−キのエキゾ−ス
トブレ−キバルブを全閉状態からわずかに開放させるよ
うにした。
【0033】そのため、エンジンの回転数が高くなって
排気ガスが過圧縮されその温度が上昇し過ぎると、上記
エキゾ−ストブレ−キバルブがわずかに開かれて排気ガ
スの過圧縮を解除し、その温度を下げるから、圧縮工程
の上死点近傍で排気バルブを開いて圧縮空気を逃がす、
圧縮圧力解放型エンジンブレ−キをエキゾ−ストエンジ
ンブレ−キとともに使用しても、上記排気バルブなどの
排気系が高温度の排気ガスによって損傷するのを防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の全体構成図。
【図2】同じくエキゾ−ストブレ−キバルブを開閉する
シリンダの断面図。
【図3】(a)〜(c)はそれぞれエキゾ−ストブレ−
キバルブの開度設定状態の説明図。
【図4】(a)はエンジン回転数と吸収馬力との関係を
示すグラフ、(b)はエンジン回転数と排気温度との関
係を示すグラフ。
【符号の説明】
1…エンジン、2…エキゾ−ストエンジンブレ−キ、3
…圧縮圧力開放型エンジンブレ−キ、6…排気バルブ、
8…排気管、9…エキゾ−ストブレ−キバルブ、11…
シリンダ(開閉駆動機構)、27…コントロ−ラ(制御
手段)、43…センサ(検出手段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気工程時に排気管に設けられたエキゾ
    −ストブレ−キバルブを開閉駆動機構によって閉じて排
    気圧力を上昇させるエキゾ−ストエンジンブレ−キと、
    圧縮工程時に上死点近傍で排気バルブを開いて膨脹力を
    低減する圧縮圧力解放型エンジンブレ−キとがエンジン
    に設けられたエンジンブレ−キ装置において、上記エン
    ジンの運転状態を検出する検出手段と、この検出手段が
    検出するエンジンの運転状態による排気ガスの温度が所
    定値以上になったときに上記開閉駆動機構を駆動して上
    記エキゾ−ストブレ−キバルブを全閉状態からわずかに
    開放させる制御手段とを具備したことを特徴とする自動
    車のブレ−キ装置。
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