JP3025659U - 3ポジションアクチュエータ - Google Patents

3ポジションアクチュエータ

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JP3025659U
JP3025659U JP1995013997U JP1399795U JP3025659U JP 3025659 U JP3025659 U JP 3025659U JP 1995013997 U JP1995013997 U JP 1995013997U JP 1399795 U JP1399795 U JP 1399795U JP 3025659 U JP3025659 U JP 3025659U
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JP
Japan
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diaphragm
negative pressure
stopper
stroke position
operating rod
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JP1995013997U
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English (en)
Inventor
雅博 島貫
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株式会社北原製作所
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】単一のアクチュエータによって、作動ロッドを
0ポジションから中間ストロークポジションを経て最終
ストロークポジションへと順次移動制御する。 【解決手段】ケーシング11内に、作動ロッド12を備
えた第1のダイヤフラム13を配設して第1の気密室1
4を形成し、第1のダイヤフラム13の負圧変移を作動
ロッド12の中間ストロークポジションで止めるストッ
パ22を備え、自身の負圧変移を規制するセルフストッ
パ23を備えた第2のダイヤフラム19を配設して第2
の気密室20を形成する。そして、ストッパ22まで第
1のダイヤフラム13が変移して当接した後、第1のダ
イヤフラム13をこの第2のダイヤフラム19に同動さ
せ、作動ロッド12を最終ストロークポジションまで移
動させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば、エンジン側へ向けられた空気流入路を開閉する空気量調整 ドア等、開閉状態を作動ロッド等のストロークポジションで行う機器等に適用さ れるアクチュエータの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、エンジン側に空気を送るために設けられている空気流入路には、これ を開閉して空気量を調整するために、空気量調整ドアが配設されている。この空 気量調整ドアは、一般に、空気流入路を全閉するか、全開するか、のいずれかで あるため、これを作動させるアクチュエータも、作動ロッドを0ポジションから 最終のストロークポジションへ一気に移動させれば良いように、単一のダイヤフ ラムを変移させる構造となっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、近年、空気流入路を全閉、半開、全開の3段階に調整できるような 空気量調整ドアも開発されてきている。ところが同ドアを作動させるためには、 その全閉状態である作動ロッドの0ポジションと全開状態である同ロッドの最終 ストロークポジションへの移動を一方のアクチュエータで行い、半開状態となる 作動ロッドの中間ストロークポジションへの移動を別のアクチュエータで行なう といった方式が取られている。したがって、この方式によれば、流入空気量の3 段階調整は可能となったが、2つのアクチュエータの選択的使用が必要となると いう新たな問題点が指摘されている。
【0004】 本考案は、上記の課題に鑑みてなされたもので、単一のアクチュエータによっ て、作動ロッドを0ポジションから中間ストロークポジションを経て最終ストロ ークポジションへと移動させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本考案のアクチュエータは、ケーシング内に、0から中間 を経て最終のポジションへとストロークする作動ロッドを備えた第1のダイヤフ ラムを配設して第1の気密室を形成するとともに、この第1のダイヤフラムの負 圧変移を作動ロッドの中間ストロークポジションで止めるストッパを備えるとと もに自身の負圧変移を規制するセルフストッパを備えた第2のダイヤフラムを配 設して第2の気密室を形成し、第1のダイヤフラムは、第1の気密室が負圧とな って第2のダイヤフラムのストッパまで変移して当接した後、第2の気密室の負 圧により第2のダイヤフラムが変移するとき、この第2のダイヤフラムと同動し て作動ロッドを最終ストロークポジションまで移動させることを特徴とする。
【0006】
【実施例】
以下、図示実施例につき本考案を説明する。 ケーシング11内には、作動ロッド12を備えた第1のダイヤフラム13が配 設されている。作動ロッド12は、例えば、エンジン側に向かう空気流入路を開 閉して流入空気量を調整する空気量調整ドア(図示せず)等に、同じく図示しな いリンク機構等を介して接続されるもので、同ドアの全閉状態である0ポジショ ン、半開状態である中間ストロークポジションおよび全開状態である最終ストロ ークポジションの3ポジションに移動可能である。この作動ロッドを備えた第1 のダイヤフラム13とケーシング11により、第1の気密室14が形成され、こ の気密室14は、第1の負圧ポート15と連通している。第1のダイヤフラム1 3には、ばねホルダ16が設けられており、このばねホルダ16とケーシング1 1内に設けられたばね受け17との間に、作動ロッド12を0ポジション方向に 付勢する圧縮ばね18が介挿されている。
【0007】 ケーシング11内には、また、第2のダイヤフラム19が配設されている。そ して、この第2のダイヤフラム19とケーシング11により、第2の気密室20 が形成され、この第2の気密室20は、第2の負圧ポート21と連通している。 第2のダイヤフラム19には、ストッパ22が設けられている。このストッパ2 2は、第1のダイヤフラム13が負圧変移したとき、作動ロッド12を中間スト ロークポジションに止める働きをするもので、第1のダイヤフラム13側のばね ホルダ16と当接可能である。また、第2のダイヤフラム19のストッパ22の 配設側とは反対側には、セルフストッパ23が設けられている。このセルフスト ッパ23は、第2のダイヤフラム19自身の負圧変移をケーシング11内面と当 接させることで規制するものである。そして、この第2のダイヤフラム19をば ね受け17に付勢すべく、セルフストッパ23とケーシング11の間には、圧縮 ばね24が介挿されている。
【0008】 以下に、空気流入路を開閉する空気量調整ドア(図示せず)に本考案アクチュ エータを接続した場合の動作を説明する。 第1の機密室14に負圧がかかっていない状態では、圧縮ばね18が第1のダ イヤフラム13をケーシング11の内面側に付勢しているため、作動ロッド12 は0ポジションにある。したがって、空気量調整ドアは全閉状態にある。
【0009】 真空ポンプ25を駆動させ、電磁弁26が選択開放されると、第1の負圧ポー ト15から第1の機密室14の空気が抜き取られて真空化(負圧化)していく。 すると、第1のダイヤフラム13が、作動ロッド12を伴って、圧縮ばね18の 弾発力に抗してそのばねホルダ16内面が第2のダイヤフラム19側のストッパ 22の先端に当接するまで変移する。これで、作動ロッド12は、中間ストロー クポジションまで移動するので、図示しないリンク機構を介した空気量調整ドア は、半開状態に保たれる。
【0010】 第1の機密室14を負圧状態に保ったままで、電磁弁27が解放され、第2の 負圧ポート21から、第2の気密室20の空気が抜かれて負圧化していくと、第 2のダイヤフラム19が圧縮ばね24の弾発力に抗して負圧側に変移する。この とき、第1のダイヤフラム13も第1の気密室14にて負圧を受けているので、 第2のダイヤフラム19側のストッパ22に当接したままで、この第2のダイヤ フラム19と同動する。そして、第2のダイヤフラム19は、そのセルフストッ パ23がケーシング11の内面に当接したとき、以後の移動を規制されて停止す る。これで、作動ロッド12が最終ストロークポジションに移動する。したがっ て、この作動ロッド12にリンク機構を介して接続された空気量調整ドアは、全 開状態となる。
【0011】 真空ポンプ25が駆動を停止し、各気密室14,20が正圧状態に戻ると、第 1のダイヤフラム13は、圧縮ばね18の弾発力により、ストッパ22との当接 を解いて元の状態に復帰し、第2のダイヤフラム19も、同じく圧縮バネ24の 弾発力により元の状態に復帰する。これで、作動ロッド12は、中間ストローク ポジションを経て0ポジションへと戻る。したがって、空気量調整ドアも、半開 状態を経て再び全閉状態に戻る。
【0012】 このように、第1気密室14、第2気密室20と順次負圧状態にすることで、 作動ロッド12を、0ポジションから中間ストロークポジションおよび最終スト ロークポジションに制御することができる。 なお、本実施例では、エンジン側に向かう空気流入路を開閉する空気量調整ド アに適用した例を示したが、これに限られるものではなく、広く、作動ロッド1 2のストロークポジションが0から中間を経て最終に至る動作を必要とする機器 類に適用することができる。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、ケーシング内に設けた第1のダイヤフ ラムを先ず負圧状態にして作動ロッドを0ポジションから中間ストロークポジシ ョンに移動させ、次いで第2のダイヤフラムを負圧状態にしたとき、第1のダイ ヤフラムを第2のダイヤフラムと同動させて、作動ロッドを最終ストロークポジ ションへと移動させるように構成したので、単一のアクチュエータによって、作 動ロッドを、0から中間を経て最終のストロークポジションに制御することがで きる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】 本考案による3ポジションアクチュエータの
断面図である。
【0015】
【符号の説明】
11 ケーシング 12 作動ロッド 13 第1のダイヤフラム 14 第1の気密室 15 第1の負圧ポート 16 ばねホルダ 17 バネ受け 18 圧縮ばね 19 第2のダイヤフラム 20 第2の気密室 21 第2の負圧ポート 22 ストッパ 23 セルフストッパ 24 圧縮ばね 25 真空ポンプ 26,27 電磁弁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーシング内に、0から中間を経て最終の
    ポジションへとストロークする作動ロッドを備えた第1
    のダイヤフラムを配設して第1の気密室を形成するとと
    もに、この第1のダイヤフラムの負圧変移を作動ロッド
    の中間ストロークポジションで止めるストッパを備える
    とともに自身の負圧変移を規制するセルフストッパを備
    えた第2のダイヤフラムを配設して第2の気密室を形成
    し、第1のダイヤフラムは、第1の気密室が負圧となっ
    て第2のダイヤフラムのストッパまで変移して当接した
    後、第2の気密室の負圧により第2のダイヤフラムが変
    移するとき、この第2のダイヤフラムと同動して作動ロ
    ッドを最終ストロークポジションまで移動させることを
    特徴とする3ポジションアクチュエータ。
JP1995013997U 1995-12-08 1995-12-08 3ポジションアクチュエータ Expired - Lifetime JP3025659U (ja)

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JP1995013997U JP3025659U (ja) 1995-12-08 1995-12-08 3ポジションアクチュエータ

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