JPH0650129Y2 - バニシ加工における自動工具着脱装置 - Google Patents

バニシ加工における自動工具着脱装置

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JPH0650129Y2
JPH0650129Y2 JP16826088U JP16826088U JPH0650129Y2 JP H0650129 Y2 JPH0650129 Y2 JP H0650129Y2 JP 16826088 U JP16826088 U JP 16826088U JP 16826088 U JP16826088 U JP 16826088U JP H0650129 Y2 JPH0650129 Y2 JP H0650129Y2
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burnishing
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roller
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保明 林
忠司 富田
寛 吉沢
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Toyoda Koki KK
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Toyoda Koki KK
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、ワークの加工面の表面を平滑仕上げするバニ
シ加工における自動工具着脱装置に関するものである。
〈従来の技術〉 ワークの加工面にローラを押し付けて滑らせ、表面層の
わずかな塑性変形によって表面を平滑にすると共に、硬
度を上昇し、圧縮力を残留させ、疲労強度と耐摩耗性を
向上させるバニシ加工は周知である。
〈考案が解決しようとする課題〉 バニシ加工はワークの形状によってローラの押し付け手
段が様々である。例えば等速ボールジョイントのアウタ
レースのような円筒状のワークの内径面をバニシングす
る場合には、昇降可能なバニシヘッドのスピンドルに着
脱可能に装着された工具をワークの上方から下方へ貫通
させ、ワークを水平方向の側方へ搬出するためにバニシ
ヘッドのスピンドルから前記ワークを貫通した工具を取
り外してバニシヘッドと工具とを分離し、バニシヘッド
を上昇してワークを搬出並びに搬入している間に工具を
再びスピンドルに装着して次の加工を行っている。この
工具の着脱は全て作業員による手作業で行っているた
め、加工能率並びに作業労力に影響を及ぼしており、工
具の分離、装着の自動化が課題となって入る。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、上記の課題に鑑みてなされたもので、その特
徴とする構成は、ワーク支持台と、このワーク支持台上
に設置したワークに対してバニシヘッドと一体に昇降動
するスピンドルと、このスピンドルに着脱可能に装着さ
れたローラホルダに前記ワークのバニシ加工面に圧接し
てバニンシングするバニシローラを有してなるバニシ加
工機において、前記スピンドルに、前記ローラホルダに
係脱するノッチと、ローラホルダをスピンドルより押出
すためのローラホルダ押出装置とを備え、前記ワーク支
持台側には昇降動可能なシャフト上に前記ローラホルダ
を一定位置にて支承し、かつ前記シャフトの昇降動によ
ってワーク内外に出没する工具ホルダを設けたローラホ
ルダ受渡装置を備えて成るものである。
〈作用〉 上記の構成により、バニシヘッドの下降動によるバニシ
加工完了後ワークを貫通しているローラホルダをローラ
ホルダ受渡装置で受け取り、ローラホルダ押出装置でス
ピンドルとローラホルダとを分離し、この分離したロー
ラホルダをローラホルダ受渡装置の下降動でワーク搬出
と干渉しない位置に退避させ、ワーク搬出後にローラホ
ルダ受渡装置を上昇してローラホルダをスピンドルに装
着する自動着脱動作を可能としたものである。
〈実施例〉 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第1図
において、1はバニシヘッドであり、図略の油圧シリン
ダにより昇降動する。2は前記バニシヘッド1に鉛直軸
線方向に固設されたスピンドルであり、その下端には第
2図で示すように複数のバニシローラ4が回転可能に取
り付けられているローラホルダ3が着脱可能に装着され
ている。このローラホルダ3の上端部外周には環状溝6
が設けられ、スピンドル2には前記環状溝6に係脱する
ノッチ7が設けられている。また、ローラホルダ3の側
面の上下位置には位置きめピン12、13が同位相で突設さ
れ、上方の位置きめピン12はスピンドル2の下端面に切
り欠かれている位置決め溝14に係合している。
前記スピンドル2にはローラホルダ押出し位置が設けら
れている。これは、スピンドル2の軸心にノックアウト
ピン8を昇降動自在に設け、その下端をローラホルダ3
の上端面に当接し、上端にはピストン9を固着し、この
ピストン9を常に上方に押し上げるスプリング10を備
え、ピストン9の上方には流体圧通路11を設けた構造で
ある。
前記バニシヘッド1の直下にはワーク支持台15が配置さ
れている。このワーク支持台15には案内筒16が前記スピ
ンドル2と同心で固設され、この案内筒16の上端に円筒
状のワーク18を設置するための環状のワークシート17が
固着されている。
前記案内筒16内にはローラホルダ受渡装置が設けられて
いる。これは図略の空圧シリンダにより昇降動するシャ
フト19が案内筒16内に案内され、このシャフト19の上端
面には前記ローラホルダ3を支持する工具ホルダ20が固
着されている。この工具ホルダ20にはローラホルダ3に
設けられている前記下方の位置決めピン13が係合する位
置決め溝21と、ワーク18、例えばジョイントのボール溝
に係合する位相決め部材23とが設けられた構造である。
24はバニシヘッド1に上下摺動可能かつフローティング
可能に支持された拘束ヘッドであり、この拘束ヘッド24
の内周の少なくとも3点等間隔位置に、ワーク18の上端
縁と外径面とに当接する拘束駒25が係合ブロック26を介
して半径方向に拡縮可能に配置されている。
次にローラホルダ3の着脱動作について説明する。第1
図で示すように、スピンドル2に装着されたローラホル
ダ3はノッチ7が環状溝6に係合され脱落が防止されて
いる。この状態でバニシヘッド1が下降動し、ワークシ
ート17上に設置されたワーク18を拘束駒25にて自動求心
し外径を拘束する。これと同時にローラホルダ3がワー
ク18内を貫通し、バニシローラ4にてワーク18の内径の
加工面をバニシングする。
このとき、シャフト19により上昇している工具ホルダ20
にローラホルダ3が受け取られ、下方位置決めピン13が
位置決め溝21に係合し、シャフト19は押し下げられる。
前記バニシヘッド1の下降端で流体圧通路11より流体圧
が供給され、ピストン9が受圧し、ノックアウトピン8
をスピンドル10の押し上げ力に抗して下降動し、ローラ
ホルダ3をスピンドル2より押し出して分離する。シャ
フト19は工具ホルダ20に支持され、かつ前記スピンドル
2より分離されたローラホルダ3の上端面がワークシー
ト17の上面より下方に位置するまで下降動し、また、バ
ニシヘッド1が上昇してワーク外径の拘束を解放したと
ころでワークシート17上の加工済のワーク18が水平方向
に搬出される。
その後、シャフト19が再び上昇し、バニシヘッド1が下
降する。このときノックアウトピン8は上昇端に戻され
ている。これにより、工具ホルダ20に支持されているロ
ーラホルダ3がスピンドル2に嵌合し、上方の位置決め
ピン12が位置決め溝14に係合してノッチ7が環状溝6に
係合され、ローラホルダ3は再びスピンドル2に装着
し、バニシヘッド1と一体になって上昇端に戻される。
これと同時にシャフト19は工具ホルダ20と共に再び下降
し、次のワーク18が水平方向にワークシート17上に搬入
され、その後シャフト19は工具ホルダ20と共に上昇す
る。このとき、位相決め部材23によりワークシート17上
のワーク18の位置決めを行い、次いで、前記のようなバ
ニシ加工が開始される。
〈考案の効果〉 以上のように本考案によると、バニシヘッドの昇降動に
よるバニシ加工サイクルにおいて、ローラホルダが自動
的に着脱され、しかも、バニシヘッド側より分離された
ローラホルダをワークの水平方向搬出入と干渉しない位
置に退避させるものであるから、ワーク搬出入ローダを
簡素化すると共に、バニシ加工の全自動化が図られ、生
産能率の向上と省力化が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2図は第1図
II−II線断面図である。 1…バニシヘッド、2…スピンドル、3…ローラホル
ダ、4…バニシローラ、7…ノッチ、8…ノックアウト
ピン、9…ピストン、10…スプリング、12、13…位置決
めピン、14…位置決め溝、15…ワーク支持台、16…案内
筒、17…ワークシート、18…ワーク、19…シャフト、20
…工具ホルダ、21…位置決め溝、23…位相決め部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワーク支持台と、このワーク支持台上に設
    置したワークに対してバニシヘッドと一体に昇降動する
    スピンドルと、このスピンドルに着脱可能に装着された
    ローラホルダに前記ワークのバニシ加工面に圧接してバ
    ニンシングするバニシローラを有してなるバニシ加工機
    において、前記スピンドルに、前記ローラホルダに係脱
    するノッチと、ローラホルダをスピンドルより押出すた
    めのローラホルダ押出装置とを備え、前記ワーク支持台
    側には昇降動可能なシャフト上に前記ローラホルダを一
    定位置にて支承し、かつ前記シャフトの昇降動によって
    ワーク内外に出没する工具ホルダを設けたローラホルダ
    受渡装置を備えて成るバニシ加工における自動工具着脱
    装置。
JP16826088U 1988-12-28 1988-12-28 バニシ加工における自動工具着脱装置 Expired - Fee Related JPH0650129Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0290055U JPH0290055U (ja) 1990-07-17
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