JPH0650093U - 楽音発生装置 - Google Patents

楽音発生装置

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JPH0650093U
JPH0650093U JP9129492U JP9129492U JPH0650093U JP H0650093 U JPH0650093 U JP H0650093U JP 9129492 U JP9129492 U JP 9129492U JP 9129492 U JP9129492 U JP 9129492U JP H0650093 U JPH0650093 U JP H0650093U
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JP
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tone
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JP9129492U
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尋 富田
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トーンミックス時に簡単な操作で、音量バラ
ンスを調整できる楽音発生装置を提供することを目的と
している。 【構成】 音色スイッチが2個同時にオンされると(ス
テップS3)、オンされた音色スイッチに対応する音色
データを夫々A音色レジスタとB音色レジスタへストア
し(ステップS14)と、ミックスモードフラグを
「1」にセットして(ステップS15)、鍵盤の走査を
行なう(ステップS16)。鍵がオンされその鍵が所定
の鍵域内のときには(ステップS17、S18)、押鍵
位置に対応するデータを音量バランスデータとして音量
レジスタにストアする(ステップS19)。その後、鍵
走査して鍵のオンを検出し、ミックスモードであると
(ステップS6、S7、S8)、第1音源部及び第2音
源部に同時にオンされた音色データをセットし(ステッ
プS9)、Aレベル制御部及びBレベル制御部に上記音
量レジスタの音量バランスデータをセットして、発音さ
せる(ステップS10)。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、楽音発生装置に関し、詳細には、音色の異なる2つの楽音を同時に 混合して発生させる際に、簡単に音量バランスを調整可能とした楽音発生装置に 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、電子楽器等の楽音発生装置においては、音色の異なる2つの楽音を 同時に混合して発生させる、いわゆるトーンミックス機能を備えているものがあ る。
【0003】 このような従来の楽音発生装置のトーンミックス機能は、混合する2つの楽音 の音量バランスを設定することができないものが殆どであるが、この音量バラン スを設定できる楽音発生装置も、提案されている。
【0004】 従来の音量バランスを設定できる楽音発生装置においては、まず、混合する音 色を選択し、その後、音量バランス設定モードに設定し、複数の楽音制御パラメ ータの中から、音量バランスを制御するパラメータを選択し、音量バランスを設 定する操作子、例えば、ボリュウム等により音量バランスを設定している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のトーンミックス機能を備えた楽音発生装置にあっては、 混合する楽音の音量バランスを設定することはできるが、音量バランスを設定す るには、複雑で、難解な操作を必要とし、操作性が悪いという問題があった。
【0006】 そこで、本考案は、トーンミックス時の音量バランスを簡単な操作で行なうこ とができ、より音楽表現の自由度の高い楽音を簡単な操作で発生することのでき る楽音発生装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の楽音発生装置は、 発生すべき楽音の音高を指定するための演奏操作子を複数個配列した操作手段 と、 複数の音色データを同時に設定可能な音色設定手段と、 入力された音高情報に基づいて前記音色設定手段で設定された音色データのそ れぞれに対応した音色の楽音の発生を指示する楽音発生指示手段と、 前記楽音発声指示手段により発生の指示される楽音同士の音量のバランスを設 定する音量バランス設定手段と、 第1のモードと第2のモードとに切り換えるモード切換手段と、 前記第1のモードのときに前記演奏操作子のいずれかの操作に基づいて対応す る音高情報を前記楽音発生指示手段に入力させ、前記第2のモードのときに前記 演奏操作子のいずれかの操作に基づいて対応する音量バランス情報を前記音量バ ランス情報に設定する制御手段と、 を有することにより、上記目的を達成している。
【0008】 この場合、前記モード切換手段は、例えば、請求項2に記載するように、前記 音色設定手段が複数の音色を同時に設定したことを検出したときに、前記第2の モードに切り換え、この同時設定が解除されたとき、前記第1のモードに切り換 えるものであってもよい。
【0009】 また、前記操作手段は、例えば、請求項3に記載するように、鍵盤で構成され ていてもよい。
【0010】
【作用】
本考案によれば、 演奏操作子を複数個配列した操作手段により、発生すべき楽音の音高が指定さ れ、また、音色設定手段により、複数の音色データが同時に設定されると、楽音 発生指示手段が、入力された音高情報に基づいて、音色設定手段で設定された音 色データのそれぞれに対応した音色の楽音の発生を指示し、この楽音発声指示手 段により発生の指示された楽音同士の音量のバランスを、音量バランス設定手段 が、設定する。そして、モード切換手段が、第1のモードと第2のモードとに切 り換え、第1のモードのときに、制御手段が、演奏操作子のいずれかの操作に基 づいて、その操作に対応する音高情報を楽音発生指示手段に入力させ、第2のモ ードのときに、演奏操作子のいずれかの操作に基づいて、その操作に対応する音 量バランス情報を音量バランス情報に設定する。
【0011】 したがって、音色の異なる2つの楽音を同時に混合して発生させるというトー ンミックス時に、このトーンミックス時の音量バランスを、演奏操作子を操作す るという簡単な操作で、調整することができ、より音楽表現の自由度の高い楽音 を、簡単な操作で発生することができる。
【0012】 また、モード切換手段が、音色設定手段が複数の音色を同時に設定したことを 検出したときに、第2のモードに切換、この同時設定が解除されたとき、第1の モードに切り換えるので、モード切換を音色設定手段による音色設定の方法で行 なわせることができ、より一層操作性を向上させることができる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の楽音発生装置を実施例に基づいて説明する。
【0014】 図1〜図6は、本考案の楽音発生装置の一実施例を示す図である。
【0015】 図1は、その楽音発生装置1の全体ブロック構成図であり、楽音発生装置1は 、音色スイッチ群2、鍵盤3、マイコン4、第1音源部5、第2音源部6、Aレ ベル制御部7、Bレベル制御部8、混合部9、D/A変換器10、アンプ11及 びスピーカ12等を備えている。このように、楽音発生装置1は、2つの音源部 5、6を備えることにより、トーンミックス処理が可能であり、また、各音源部 5、6にそれぞれレベル制御部7、8を備えることにより、トーンミックス処理 時の各音色音の音量調整を可能としている。
【0016】 マイコン4は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memo ry)及びRAM(Random Access Memory) 等を備え、ROMには、楽音発生装置 1としての処理プログラムや各種システムデータ等が格納されている。マイコン 4のCPUは、音色スイッチ群2や鍵盤3の状態に応じて、ROM内のプログラ ムに従ってRAMをワークメモリとして使用して楽音発生装置1としての楽音発 生処理、特に、トーンミックス処理を行なう。すなわち、音色スイッチ群2の操 作状態に応じて、トーンミックス処理を行なうかどうか判断して、その判断結果 に応じて、鍵盤3の状態に応じた楽音情報を第1音源部5や第2音源部6に出力 し、トーンミックス処理のオン/オフ処理やこのトーンミックス処理のオン/オ フに応じて楽音情報のAレベル制御部7及びBレベル制御部8の音量レベルの制 御を行なう。このマイコン4のRAMあるいはマイコン4自体に設けられたレジ スタには、図2に示すように、A音色レジスタ、B音色レジスタ、モードフラグ レジスタ及び音量レジスタを備えており、これらの各レジスタを使用して、後述 する楽音発生処理を行なう。
【0017】 音色スイッチ群(音色設定手段)2は、図3に示すように、10個の音色スイ ッチT1〜T10を備えており、各音色スイッチT1〜T10には、例えば、図 4に示すように、ピアノ、ハープシコード、ビブラフォン、オルガン、フルート 、ギター、トランペット、オーボエ、バイオリン及びハープの各音色が割り当て られるとともに、各音色には、その音色番号が付与される。演奏者は、この音色 スイッチ群2の各音色スイッチT1〜T10を操作することにより、適宜音色を 設定することができる。特に、後述するように、音色スイッチ群2の音色スイッ チT1〜T10により同時に2個の音色を設定することにより、トーンミックス 処理を行なわせることができるとともに、トーンミックス時の音量設定を鍵盤3 を使用して行なえるようになる。
【0018】 鍵盤3は、複数配列されたの鍵(演奏操作子)、例えば、88鍵を備えており 、この鍵により発生すべき楽音の音高を指定する。
【0019】 第1音源部5及び第2音源部6は、マイコン4から供給される楽音情報に基づ いて楽音信号を発生し、それぞれAレベル制御部7及びBレベル制御部8に出力 する。
【0020】 Aレベル制御部7及びBレベル制御部8は、マイコン4の制御下で動作し、そ れぞれ第1音源部5及び第2音源部6から入力される楽音信号のレベルを調整し て、混合部9に出力する。
【0021】 混合部9は、Aレベル制御部7及びBレベル制御部8から入力される楽音信号 の混合処理を行ない、混合した楽音信号をD/A変換器10に出力する。
【0022】 D/A変換器10は、混合部9から入力されるディジタルの楽音信号をアナロ グの楽音信号に変換し、アンプ11に出力する。
【0023】 アンプ11は、入力されるアナログの楽音信号を増幅して、スピーカ12に出 力し、スピーカ12は、入力される楽音を外部に拡声出力する。
【0024】 次に作用を説明する。
【0025】 楽音発生装置1による楽音発生処理を図5のフローチャートに基づいて、以下 説明する。
【0026】 図5において、楽音発生装置1は、電源が投入されると、まず、イニシャライ ズ処理を行ない(ステップS1)、マイコン4内の各種レジスタの初期設定等を 行なう。このとき、図2に示した音量レジスタには、非トーンミックスモードで の音量バランス、すなわち「1」の値が設定され、また、モードフラグレジスタ は、「0」にセットされる。このモードフラグは、「1」のとき、トーンミック スモードを示している。また、A音色レジスタには、初期値として、所定の音色 データ、例えば、ピアノの音色データがセットされる。
【0027】 イニシャライズ処理を完了すると、音色スイッチ群2の走査を行ない(ステッ プS2)、音色スイッチ群2の各音色スイッチT1〜T10の状態をチェックす る(ステップS3)。この音色スイッチT1〜T10の状態変化に基づいて設定 モードであるかどうかの判定を行なう。すなわち、音色スイッチ群2の音色スイ ッチT1〜T10により設定モードの選択を行なうことができ、音色スイッチT 1〜T10のうち2個の音色スイッチが同時にオンされると、ミックスモードで の音色と音量を設定する音色・音量設定モード(第2のモード)が設定され、2 個以下の音色スイッチT1〜T10がオンされると、この音色・音量設定モード 以外のモード(第1のモード)が設定されるが、オンされた音色スイッチT1〜 T10が1個のときには、非ミックスモードでの音色設定する音色設定モードが 、また音色スイッチT1〜T10のうち1個もオンされないときには、設定モー ドを経ることなく、楽音発生処理に移行する。
【0028】 いま、音色スイッチがオフ状態であると、設定モードではないと判断し、ステ ップS6に移行して、鍵盤3の走査を行なう(ステップS6)。
【0029】 ステップS7で、鍵変化をチェックし、鍵変化がないときには、発生すべき音 高が指定されていないのであるから、ステップS2に戻って音色スイッチ群2の 走査から同様の処理を行なう。
【0030】 ステップS7で、鍵がオフからオンに変化すると、ミックスモードフラグが「 1」かどうかチェックし(ステップS8)、いま、ステップS1のイニシャライ ズ処理でミックスモードフラグは「0」に設定されており、またミックスモード に入っておらず、ミックスモードフラグは、「0」のままであるので、非ミック スモードであると判断して、ステップS11で、A音色レジスタの音色データを 第1音源部5にセットする。このA音色レジスタには、上述のように、ステップ S1のイニシャライズ処理において、初期値として、例えば、ピアノの音色デー タがセットされている。そして、Aレベル制御部7に「1」を、Bレベル制御部 8に「0」をセットし、各音源部5、6にオン指示を行なって(ステップS12 )、ステップS2に戻る。
【0031】 各音源部5、6は、音色データが与えられ、オン指示があると、その音色デー タに応じた楽音信号を発生し、対応するレベル制御部7、8に出力する。Aレベ ル制御部7及びBレベル制御部8は、「1」がセットされると、対応する音源部 5、6から入力さる楽音信号の音量レベルをマイコン4から与えられた最大レベ ルに調整して出力し、「0」がセットされると、対応する音源部5、6から入力 される楽音信号の音量レベルを「0」に調整して楽音信号の出力を行なわない。 そして、いま、Aレベル制御部7に「1」が、Bレベル制御部8に「0」がセッ トされているので、Aレベル制御部7のみが第1音源部5から入力される楽音信 号の音量レベルを最大レベルに調整して、混合部9に出力する。
【0032】 また、ステップS2から上記同様の処理を行なって、ステップS7で鍵がオン からオフに変化すると、ステップS13に移行して、ステップS13で、現在発 音中の消音処理を行なって、ステップS2に戻る。
【0033】 次に、ステップS3で、音色スイッチT1〜T10が1個だけオンされたと判 断すると、非ミックスモードでの音色設定モードであると判断して、オンされた 音色スイッチT1〜T10に対応する音色データをAレジスタにストアし(ステ ップS4)、ミックスモードフラグを「0」にセットする(ステップS5)。
【0034】 その後、ステップS6に移行して、上記同様の処理を行なう。すなわち、鍵盤 3を走査して(ステップS7)、鍵変化をチェックし(ステップS7)、鍵のオ ンを検出すると、ミックスモードフラグをチェックするが(ステップS8)、い ま、ミックスモードフラグは、ステップS5で「0」にセットされているので、 ステップS11に移行して、上記同様の非ミックスモード時の楽音発生処理を行 なって(ステップS11、S12)、ステップS2に戻る。
【0035】 ステップS3で、音色スイッチT1〜T10が2個オンされたと判断すると、 ミックスモードでの音色・音量設定モード(第2のモード)であると判断して、 オンさた2個の音色スイッチT1〜T10に対応する音色データをそれぞれA音 色レジスタとB音色レジスタにストアし(ステップS14)、音色の設定を行な う。その後、ミックスモードフラグを「1」にセットし、ミックスモードに設定 する(ステップS15)。そして、鍵盤3を走査し(ステップS16)、オン変 化した鍵があるかどうかチェックする(ステップS17)。オン変化した鍵がな いときには、音量設定が行なわれていないと判断して、ステップS2に戻る。
【0036】 そして、ステップS17で、オン変化した鍵があると、オン変化した鍵が予め 音量設定用の鍵域として設定された所定の鍵域内であるかどうかチェックする( ステップS18)。この鍵域としては、例えば、図6に示すように、C4の鍵か ら15鍵分を音量設定用の鍵の鍵域として設定し、C4の鍵を最小音量の鍵、C 4から15鍵目の鍵を最大音量の鍵とする。なお、この音量設定用の鍵域は、上 記鍵域に限るものでないことは、言うまでもない。
【0037】 ステップS18で、オン変化した鍵がこの所定鍵域内にないときには、音量設 定に誤りがあると判断して、ステップS2に戻り、音色スイッチ群2の走査から やり直す。
【0038】 ステップS18で、オン変化した鍵がこの所定鍵域内にあるときには、押鍵位 置に対応するデータをバランスデータとして音量レジスタにストアし(ステップ S19)、ステップS2に戻る。このバランスデータとしては、「1」から「0 」の間の値が設定される。
【0039】 ステップS2で、上記同様に、音色スイッチ群2を走査し、音色スイッチT1 〜T10がオフに変化すると、ステップS6に移行して、鍵盤3を走査する。
【0040】 そして、ステップS7で、鍵変化をチェックし、鍵のオン変化を検出すると、 ミックスモードフラグが「1」かどうかチェックする(ステップS8)。いま、 ステップS15でミックスモードフラグが「1」にセットされているので、ステ ップS9に移行して、まず、上記ステップS14でストアしたA音色レジスタの 音色データを第1音源部5にセットし、B音色レジスタの音色データを第2音源 部6にセットする(ステップS9)。そして、音量レジスタの内容、すなわちバ ランスデータをAレベル制御部7にセットするとともに、(1−音量レジスタ) の内容をBレベル制御部8にセットし、各音源部5、6にオン指示を行なって( ステップS10)、ステップS2に戻る。
【0041】 したがって、第1音源部5は、A音色レジスタに格納された音色により、楽音 を発生し、第2音源部6は、B音色レジスタに格納された音色により、楽音を発 生する。したがって、音色の異なる2つの楽音を発生させることがでる。そして 、第1音源部5の発生した楽音をAレベル制御部7で音量レジスタに格納された 音量バランスデータに応じてレベル調整し、第2音源部6の発生した楽音をBレ ベル制御部8で音量レジスタに格納された音量バランスデータを「1」から減算 した音量にレベル調整する。その後、各レベル制御部7、8でレベル調整した2 種類の音色の楽音を混合部9で混合し、D/A変換器10及びアンプ11を介し て、スピーカ12から発生させることができ、音色の異なる2つの楽音を同時に 混合して発生させるというトーンミックス処理を行なうことができるとともに、 鍵盤3の鍵により、トーンミックス時の2つの楽音の音量調整を行なうことがで きる。その結果、トーンミックス時の音量調整を鍵盤3により簡単に行なうこと ができ、より音楽表現の自由度の高い楽音を、簡単な操作で発生することができ る。
【0042】 また、音色スイッチT1〜T10を2個同時にオンすることにより、トーンミ ックス時の2個の音色を設定することができるとともに、トーンミックス時の音 色・音量を設定する音量・音色設定モード(第2のモード)に自動的に切り換え ることができ、より一層操作性を向上させることができる。
【0043】
【考案の効果】
本考案によれば、 演奏操作子を複数個配列した操作手段により、発生すべき楽音の音高を指定さ れ、音色設定手段により、複数の音色データが同時に設定されると、楽音発生指 示手段が、入力された音高情報に基づいて、音色設定手段で設定された音色デー タのそれぞれに対応した音色の楽音の発生を指示し、この楽音発声指示手段によ り発生の指示された楽音同士の音量のバランスを、音量バランス設定手段により 、設定する。そして、モード切換手段が、第1のモードと第2のモードとに切り 換え、制御手段が、この第1のモードのときに演奏操作子のいずれかの操作に基 づいてその操作に対応する音高情報を楽音発生指示手段に入力させ、第2のモー ドのときに演奏操作子のいずれかの操作に基づいてその操作に対応する音量バラ ンス情報を音量バランス情報に設定する。
【0044】 その結果、音色の異なる2つの楽音を同時に混合して発生させるというトーン ミックス時に、このトーンミックス時の音量バランスを、演奏操作子を操作する という簡単な操作で、調整することができ、より音楽表現の自由度の高い楽音を 、簡単な操作で発生することができる。
【0045】 また、モード切換手段が、音色設定手段が複数の音色を同時に設定したことを 検出したときに、第2のモードに切換、この同時設定が解除されたとき、第1の モードに切り換えるので、モード切換を音色設定手段による音色設定の方法で行 なわせることができ、より一層操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の楽音発生装置の一実施例のブロック構
成図。
【図2】図1のマイコン内の各種レジスタを示す図。
【図3】図1の音色スイッチ群の正面図。
【図4】図3の各音色スイッチに割り当てられる音色と
音色番号の一例を示す図。
【図5】楽音発生処理のフローチャート。
【図6】図1の鍵盤3の鍵に割り当てられる音量バラン
ス設定状態の説明図。
【符号の説明】
1 楽音発生装置 2 音色スイッチ群 3 鍵盤 4 マイコン 5 第1音源部 6 第2音源部 7 Aレベル制御部 8 Bレベル制御部 9 混合部 10 D/A変換器 11 アンプ 12 スピーカ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発生すべき楽音の音高を指定するための
    演奏操作子を複数個配列した操作手段と、 複数の音色データを同時に設定可能な音色設定手段と、 入力された音高情報に基づいて前記音色設定手段で設定
    された音色データのそれぞれに対応した音色の楽音の発
    生を指示する楽音発生指示手段と、 前記楽音発声指示手段により発生の指示された楽音同士
    の音量のバランスを設定する音量バランス設定手段と、 第1のモードと第2のモードとに切り換えるモード切換
    手段と、 前記第1のモードのときに前記演奏操作子のいずれかの
    操作に基づいて対応する音高情報を前記楽音発生指示手
    段に入力させ、前記第2のモードのときに前記演奏操作
    子のいずれかの操作に基づいて対応する音量バランス情
    報を前記音量バランス情報に設定する制御手段と、 を有する楽音発生装置。
  2. 【請求項2】 前記モード切換手段は、前記音色設定手
    段が複数の音色を同時に設定したことを検出したとき
    に、前記第2のモードに切り換え、この同時設定が解除
    されたとき、前記第1のモードに切り換えることを特徴
    とする請求項1記載の楽音発生装置。
  3. 【請求項3】 前記操作手段は、鍵盤で構成されたこと
    を特徴とする請求項1または請求項2記載の楽音発生装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004506225A (ja) * 2000-05-09 2004-02-26 ヴィエナ シンフォニック ライブラリー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 作曲装置

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